JP5826290B2 - 地図表示制御装置およびこれを用いたナビゲーション装置 - Google Patents

地図表示制御装置およびこれを用いたナビゲーション装置 Download PDF

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Description

この発明は、異なる目的に対応する地図を表示する地図表示制御装置およびこれを用いたナビゲーション装置に関するものである。
特許文献1は従来の移動体の現在位置表示装置で、移動体の走行速度が低速域にあるときには町名レベルの地図情報を読み出して詳細度が高い地図を画面に写し出し、中速域にあるときには市名レベルの地図情報を読み出して詳細度が普通の地図を画面に写し出し、高速域にあるときには県名レベルの地図情報を読み出して詳細度の低い地図を画面に写し出すものである。
特許文献2も特許文献1と同様なもので、図2などに示されるように自車位置マーク24の周辺の地図に表示する各種データの情報量を増加キー16または減少キー17を適宜操作することにより、表示される各種データの量を手動調整可能なように構成したものである。
特開平2−130412号公報(第3頁右上欄第1行乃至第10行) 特開平2004−163525号公報(段落0024及び図2、図3あるいは段落0028及び図2、図4)
以上のように上述の特許文献1あるいは特許文献2では、地図情報の詳細度を変化させることを提案している。しかしながら、これらはいずれも、現在位置周辺の地図のみについて論じたものであり、地図の表示目的を変更すること、およびこれら各種地図の表示目的に応じて地図表示情報の密度を設定するというについては何ら開示も示唆もしないものであった。
即ち、地図表示制御装置がディスプレイに表示指示すべき情報は現在位置周辺表示に限られるものではなく、現在位置周辺表示、施設の検索後の所望の施設周辺表示、目的地設定後の目的地周辺表示、現在位置から目的地までの全体経路表示など、種々のものがあるが、それぞれの表示目的に応じて適切な地図表示情報の密度を設定することについてなんら考慮するものではなかった。
そこでこの発明は、使用者による目的に応じた地図への変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせてディスプレイに情報を表示すべく指示信号を出力することができるようにしたものである。
この発明に係る地図表示制御装置は、使用者による目的に応じた地図への変更指示が入力可能な指示入力部と、ディスプレイに表示する地図表示情報を含んだ地図情報を取得し、地図の目的に応じて地図表示情報の密度を設定可能であるとともに、変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて地図情報を処理する情報描画部と、情報描画部の指示に基づいて変更された地図を地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度でディスプレイに表示すべく指示信号を出力する表示制御部とを備え、情報描画部は、使用者が指示入力部を用いて指示した地図の目的に応じて、自動的に地図表示情報の密度を変更し、地図情報は、地図の縮尺を変更してもディスプレイに表示される地図表示情報の密度がほぼ同等になるように、異なる縮尺に対応する複数の地図情報として階層化され、かつ、各々の縮尺における地図情報は複数の区画から構成されており、情報描画部は、表示する地図の縮尺よりも狭域側の階層の地図情報を用いて各区画を圧縮してディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を上げ、表示する地図の縮尺よりも広域側の階層の地図情報を用いて各区画を拡大してディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を下げるものである。
またこの発明に係るナビゲーション装置は、ディスプレイに表示する地図表示情報を含んだ地図情報を格納する地図情報格納部と、使用者による目的に応じた地図への変更指示が入力可能な指示入力部と、地図の目的に応じて地図表示情報の密度を設定可能であるとともに、変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて地図情報を処理する情報描画部と、情報描画部の指示に基づいて変更された地図を地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度でディスプレイに表示すべく指示信号を出力する表示制御部と、この表示制御部からの指示信号を受けて情報を表示するディスプレイとを備え、情報描画部は、使用者が指示入力部を用いて指示した地図の目的に応じて、自動的に地図表示情報の密度を変更し、地図情報は、地図の縮尺を変更してもディスプレイに表示される地図表示情報の密度がほぼ同等になるように、異なる縮尺に対応する複数の地図情報として階層化され、かつ、各々の縮尺における地図情報は複数の区画から構成されており、情報描画部は、表示する地図の縮尺よりも狭域側の階層の地図情報を用いて各区画を圧縮してディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を上げ、表示する地図の縮尺よりも広域側の階層の地図情報を用いて各区画を拡大してディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を下げるものである。

この発明に係る地図表示制御装置においては、使用者による目的に応じた地図への変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせてディスプレイに情報を表示すべく指示信号を出力することができる。
また、この発明に係るナビゲーション装置においては、使用者による目的に応じた地図への変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせてディスプレイに情報を表示することができる。
この発明の実施の形態1を示す地図表示制御装置およびこれを用いた車載用ナビゲーション複合装置の構成を示す全体構成図である。 この発明の実施の形態1の地図表示装置が持つメニュー画面例と、各画面での操作による画面遷移の例である。 一般的に車載用ナビゲーション複合装置に使用されている階層化された地図情報を模式的に表した図である。 一般的に車載用ナビゲーション複合装置に使用されている階層化された地図情報の上層地図情報を用いて表示した地図と下層地図情報を用いて表示した地図とを示した一例である。 この発明の実施の形態1の上層地図情報を用いて表示した地図と下層地図情報を用いて表示した地図とを示した一例である。 この発明の実施の形態1のディスプレイ16の地図表示範囲と地図情報のパーセルとの関係の例を示す図である。 この発明の実施の形態1の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1の下層地図情報の4パーセルを圧縮してディスプレイの表示範囲に合わせた例を示す図である。 この発明の実施の形態1の経路全体の地図をリンクとノードで表した説明図である。 この発明の実施の形態2の上層地図情報の1/4パーセルを伸張してディスプレイの表示範囲に合わせた例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における地図表示制御装置およびこれを用いたナビゲーション装置の構成を示す全体構成図で、特に車載用ナビゲーション装置に適用した一例である。なお近年の車載用ナビゲーション装置としてはナビゲーション装置とAV(Audio Visual)装置とが連携した複合機が主流であるので、ここではナビゲーション装置とAV装置とが連携した車載用ナビゲーション複合装置を例示して説明する。
図1において詳細は後述するが、地図表示制御装置1は、地図表示制御装置全体の動作を制御するコントロールユニット2、GPS受信機3と自立航法センサ4の信号を受けて自車両の現在位置と進行方向を求める現在位置検出部5、交通情報を送受信する交通情報送受信部6、および各種情報を格納する情報格納部7を備えている。また、地図表示制御装置1は、コントロールユニット2からの指示に基づき情報格納部7の情報を更新する情報更新部8、外部からの地図に関する情報あるいはAVに関する情報を受ける情報入力部9、使用者の指示を受け付ける指示入力部10、および所望の施設や場所などを検索する施設検索部11を備えている。さらに、地図表示制御装置1は、使用者が望む地点に到達するのに望ましい経路を計算する経路計算部12、および使用者が走行中に迷うことがないよう所定の要所で進行すべき方向などについて誘導用情報を提供する誘導案内部13を備えている。また、地図表示制御装置1は、地図あるいは誘導用情報の描画のための情報処理を行うとともに車載用ナビゲーション複合装置が有する各種機能の設定などをメニューとして視覚的に提供するための情報処理を行う情報描画部14、この情報描画部14の情報処理結果を受けて外接されたディスプレイ16に表示指示を行う表示制御部15、AV情報あるいは誘導用情報などの音声に関する情報を受領し外接されたスピーカー18から音声出力するための音声制御部17を備えている。
GPS受信機3は、GPS衛星からの電波により自車両の現在位置を測定する衛星航法システムを適用するためのものである。自立航法センサ4は、各種センサにより自車両の現在位置や方位を検出して自立航法システムを適用するためのもので、自車両の方位を検出する方位センサや車輪の回転数を検出して走行距離を検出する走行距離センサなどにより構成されている。現在位置検出部5は、GPS受信機3および自立航法センサ4の信号を受け、衛星航法システムと自立航法システムとを併用し、かつ、後述の地図情報に基づきマップマッチングを行い、自車両の現在位置と進行方向を検出するためのものである。なおマップマッチングとは、例えば後述する地図情報の道路情報と右左折を含む自車両の走行軌跡などを勘案し、検出された自車両の現在位置と対比して一番確からしい位置を自車両の現在位置として割り出す一手法である。なお、この実施の形態1では、衛星航法システムと自立航法システムの両方を併用するハイブリッド方式を採用する場合を説明するが、いずれか一方のみの航法システムを採用するものであっても構わない。交通情報送受信部6は、逐次、もしくは所定のタイミングで交通情報を受信あるいは送信するものであって、FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコンにより提供される交通情報(VICS(Vehicle Information & Communication System)(登録商標)に代表される)を受信するものであり、各道路の渋滞状況、渋滞距離、通行規制、走行所要時間などを含む情報が得られる。また、交通情報送受信部6として、近年ではDSRC(Dedicate Short Range Communication)も採用されつつあり、路側機と車載器との間の双方向通信あるいは一方向通信に用いることで様々なサービスを使用者へ提供することができる。また交通情報送受信部6が交通情報を送信する送信機として機能する場合としては、自車両に関する情報、例えば現在位置や、走行速度、その他のプローブ情報と呼ばれる情報を送信する場合などがある。なお交通情報を双方向で授受しない場合は、交通情報送受信部6は、交通情報受信部に代えることができる。
情報格納部7は、ナビゲーション機能あるいはエンターテイメント機能などに必要な情報を格納するもので、その代表的なものとして地図情報を格納した地図情報格納部71と音声あるいは映像もしくはその両方の情報を格納したAV情報格納部72を備えており、これらはメモリ装置で構成されている。地図情報格納部71は、地図情報として予め定められた縮尺に対応する複数の地図情報を階層化して備えており、これらの地図情報は、地図表示情報を備えたものである。ここで地図表示情報とは、道路に関する「道路情報」、施設に関する「施設情報」(種別、名称、位置等)、「各種文字情報」(地名、施設名、交差点名、道路名など)、および施設・道路番号などを表す「各種アイコン情報」などのうちの少なくとも1つを含むものであり、ディスプレイ16に表示されるものである。なお地図情報格納部71には、地図情報として、誘導案内部13で用いるための誘導用情報(所定の要所の位置情報、当該要所での描画情報、更には音声案内情報など)、あるいはディスプレイ16には表示されないデータ情報(例えば、道路をリンクと呼ばれる線分と、ノードと呼ばれる点で表現した情報、当該リンクを走行するために要する負荷としてのリンクコストなど、あるいは、これら以外の多種多様な情報)なども含まれている。ここで情報格納部7の代表的なものとしてはHDD(Hard Disk Drive)が挙げられるが、これ以外にも半導体素子を用いたメモリ装置であっても良い。なお情報格納部7に格納されている地図情報あるいはAV情報は変更可能なものであり、コントロールユニット2の指示を受け情報更新部8により一部更新、一部追加、一部削除、全削除あるいは全面更新などの変更が可能である。
情報入力部9は、車載用ナビゲーション複合装置に地図情報あるいはAV情報を供給するものである。即ち情報入力部9は、外部からの情報を受けて情報格納部7の情報を更新するために用いることができる。あるいは、情報入力部9は、外部からの情報を受けて情報入力部9自身が情報格納部7として機能することもできる。ここで情報入力部9が受け入れる外部からの情報とは、具体的にいうと地図情報やAV情報である。情報入力部9は、これらを含んだCD−ROM、DVDなどに代表されるディスクメディアや、SDカードなどに代表される半導体メディアを受け入れる挿入部を備え、挿入部に装着されたメディアから上述の情報を読み込むものである。このときこれらのメディアの情報を情報格納部7に格納しても良いが、情報格納部7を設けず情報入力部9がメディアの情報を用いて情報格納部として機能するようにしても良い。なお情報入力部9の変形例としては、情報入力部9がUSBなどの接続端子であって、この接続端子と情報を有する携帯型のメディアを直接もしくは有線で接続することも考えられる。なおこの携帯型のメディアには携帯型の楽曲プレイヤーあるいはその機能を搭載したものが含まれていても良い。更に携帯電話あるいは携帯型タブレットなどの携帯型情報通信機器と情報入力部9とは、有線で繋がれていても良いが、物理的に接続されている必要はなく、無線で情報の授受をするものであっても良い。ここで無線とは有線に対して、線で接続されていないものという意味であり、その情報授受の方式(電波、光など)は問わない。
また情報入力部9は、別途設置された情報センターと情報の授受を行う通信機器を内蔵し、この通信機器により例えば、上述の地図情報、AV情報のいずれかの情報あるいは他の情報などを授受するものであっても良い。なおこの通信機器を内蔵する代わりに、上述の携帯型情報通信機器を用いるものであっても良い。
指示入力部10は、使用者による指示を受けて車載用ナビゲーション複合装置にその指示を入力するものである。使用者による諸々の指示は、車載用ナビゲーション複合装置に設けられたハードウエアのスイッチ、後述するディスプレイに設定され表示されるタッチスイッチ、あるいはハンドル等に設置されたリモコンもしくは別体のリモコンによる指示を認識する認識装置、もしくは、使用者の声による指示を認識する音声認識装置などによるものが挙げられる。
施設検索部11は、地図情報格納部71に格納された施設情報から所望の施設を検索するもので、指示入力部10で受けた使用者の指示に基づいて地図情報格納部71の地図情報を検索して所望の施設や場所などを検索するものである。施設検索部11で検索した結果は、ディスプレイ16などに表示され使用者に提示される。
経路計算部12は、自車両の現在位置から使用者が設定した地点(目的地あるいは経由地など)までの最適な経路(以下、推奨経路と称する)を計算するためのもので、現在位置検出部5から自車両の現在位置を入手するとともに、指示入力部10から入力された地点情報と、地図情報格納部71から入手した地図情報などに基づいて推奨経路を計算し、ディスプレイ16に表示指示し使用者に提示される。経路計算部12の経路計算の一例としては各道路を線分で表したリンクにそれぞれ割り当てられたリンクコストを累積し、最小のリンクコストとなる経路を演算する公知のダイクストラ法などが用いられる。なお、推奨経路の例としては、経路が最短となるもの(最短)、所要時間が最も短くなるもの(最速)、有料道路の費用も含め最も安価になるもの(安価)、最も燃費が良い経路を選択するもの(低燃費)、あるいは時間と費用のバランスが良い(標準)などを選択可能としても良い。また、それぞれの選択肢、例えば最短において、複数経路を提示するようにしても良い。この場合に提示される複数経路は、必ずしも全ての経路が最短ではないこともあるが、ある程度の許容量をもって提示するものとする。これは他の選択肢(最速、安価、低燃費、標準など)についても同様である。
誘導案内部13は、推奨経路を走行中に交差点あるいは分岐路などの進路変更すべき地点、間違えやすい地点あるいは複数車線を有する道路を走行中にその先の右左折を加味して予め所定の車線に車線変更しておくよう誘導する地点など所定の要所で使用者の運転操作を補助するためのものである。誘導案内部13は、現在位置検出部5から自車両の現在位置を入手し、経路計算部12から推奨経路を得るとともに地図情報格納部71から地図情報に含まれる誘導用情報を得て、自車両が当該所定の要所、例えば進路変更すべき交差点の所定距離だけ手前に到達した際に、例えば、当該交差点において進むべき方向を矢印や道路への塗色などにより可視的に付与し、かつ、拡大あるいは拡大変形した拡大案内図を出力指示する。もしくは進むべき方向を可視的に付与しかつ当該要所の実際の画像もしくはこれに類似した画像を出力指示するものである。
情報描画部14は、ディスプレイ16に文字や画像などの所望の各種情報を描画するための描画情報を出力指示するためのものであって、少なくとも使用者からの指示に基づき上述の地図情報を処理して所望の地図を描画する地図描画部141を含んでいる。またこの実施の形態1では、メニュー画面の状態を管理し、メニュー画面を描画するメニュー描画部142を含んでいる。
ここで具体的な動作については後述するが、地図描画部141は、地図情報格納部71、現在位置検出部5、施設検索部11、経路計算部12、誘導案内部13およびメニュー描画部142から必要な情報を取得し、ディスプレイ16に表示すべき情報を処理し、表示制御部15に対して処理結果を出力する。表示制御部15はこの出力を受け、表示制御部15に接続されたディスプレイ16に所望の地図を描画するよう指示出力する。ディスプレイ16は、表示制御部15の指示に基づき画面上に所望の情報の描画を行う。
またメニュー描画部142は、指示入力部10から得た使用者による指示に基づいてメニューを表示するもので、表示制御部15を介してディスプレイ16に所望のメニューを描画するよう指示する。このメニュー描画にはディスプレイ16の表示画面上に設定されるタッチスイッチの設定が含まれ、使用者がタッチスイッチを操作した場合には、その操作が指示入力部10で認識されるようになっている。
また表示制御部15は、AV情報格納部72に格納された画像情報をディスプレイ16に描画するよう出力指示することが出来る。
音声制御部17は、誘導案内部13からの誘導用情報を受けて音声にて出力するようスピーカー18に出力指示することができる。なおスピーカー18は複数本装備されており、音声制御部17は、そのうちの運転席に近いスピーカーから誘導用情報を出力するよう制御する。なおスピーカー18は全て同じものとは限らず、高音を主として出力するもの、中音を主として出力するもの、低音を主として出力するものなど、異なる構造のスピーカーで役割分担されていても良い。ここで誘導用情報の出力に用いられるスピーカーは、聞き取りやすさを考慮して、中音を主として出力するものが望ましい。あるいはAV情報出力用のスピーカー18とは別に、車載用ナビゲーション複合装置に誘導情報を出力するためのスピーカーを内蔵するものであっても良い。
また音声制御部17は、AV情報格納部72に格納された音声情報あるいは情報入力部9から得られた音声情報を各スピーカー18に適切な配分で出力指示するものである。更にAV情報格納部72もしくは情報入力部9から得られた情報がテレビ放送やDVDなどの音声情報と映像情報の両方を含むものであった場合は、音声制御部17は当該音声情報をスピーカー18に出力指示するとともに表示制御部15は映像情報をディスプレイ16に出力指示し協働して動作しエンターテイメント機能を実現する。
なお、上述では代表的な各機能をそれぞれコントロールユニット2とは独立して説明しているが、これらの各機能、例えば現在位置検出部5、情報更新部8、施設検索部11、経路検索部12、誘導案内部13、情報描画部14、表示制御部15および音声制御部17は、コントロールユニット2に内蔵されてもよく、例えばマイコンでこれらの機能を達成するようにしても良い。また情報描画部14と表示制御部15は、一体のものでもよい。
また車載用ナビゲーション複合装置は、地図情報格納部71に格納された地図情報に基づいて動作する独立方式でも良いし、必要なときに必要な範囲の地図情報を通信にて入手しこれをDRAMなどで構成される内部のワークメモリ装置に一時記憶して使用する通信方式でも良い。
次に図2を用いて実施の形態1の概念について説明する。
ここで図2では、2.1現在位置周辺の地図、2.4所望の施設周辺の地図および2.5経路全体の地図を例示して以下説明するが、これらは別々の地図を有しているという訳ではなく、単に表示対象を変更しているものである。
図2は、実施の形態1の地図表示装置が持つメニュー画面例と、各画面での操作による目的に応じた地図への変更指示、即ち画面遷移の例である。以下のメニュー画面の表示あるいは所望の地図の表示は、使用者からの変更指示を指示入力部10で受け、これに基づき情報描画部14で当該指示に応じた処理を実行し、表示制御部15から指示信号としてディスプレイ16に向けて与えられる。まず図2の2.1は地図表示の目的として現在位置周辺表示を選択して表示させている状態で、例えば自車両をほぼ中心として1km四方が表示された地図である。このときの自車両の現在位置は、GPS受信機3あるいは自立航法センサ4などの情報を基に現在位置検出部5にて演算される。なお実際のディスプレイ16の画面は通常、横長になっており表示範囲が正方形状(1km四方)となっているとは限らないが、本実施の形態1では説明を簡略化するため正方形状の表示と仮定して説明する。この2.1の現在位置周辺の地図は、車載用ナビゲーション複合装置の使用において表示機会が最も多い状態であると考えられる。ここで2.1の画面右下のメニューボタンはディスプレイ16の表示画面に設定されたタッチスイッチで、メニューボタンを押下することにより、2.1の現在位置周辺の地図の表示から、2.2の機能を選択するためのメニュー画面に遷移する。即ちこの実施の形態1では、指示入力部10への指示入力として、使用者によるタッチスイッチの操作を例示して説明する。
2.2のメニュー画面では、「施設検索」、「周辺施設検索」および「経路全体表示」の3つの機能を実行するタッチスイッチを例示するとともに、2.1の現在位置周辺の地図に戻るための「戻る」というタッチスイッチを用意している。なお車載用ナビゲーション複合装置で選択して表示する画面は2.2のメニュー画面に示されたものに限られるものではなく、目的地周辺、経由地周辺あるいは自宅周辺など多様なものを含めることが可能であることを付言しておく。
2.3は、2.2のメニュー画面において施設検索ボタンを押下し、施設検索を行った結果を表示する施設一覧画面である。施設検索の方法は、指示入力部10からの使用者の指示に沿って地図情報格納部71の施設情報を用いて施設種別や地理的位置を条件として絞り込んでいく方法など種々のものがあるが、ここでは詳述しない。この施設検索は施設検索部11により実行される。また施設検索して選択した所望の施設を使用者の指示により目的地として設定した場合は、自車両の現在位置から当該所望の施設までの推奨経路が経路計算部12で計算されるとともに、当該推奨経路中の所定の要所で必要な誘導について誘導案内部13にて計算される。これらの計算結果は、現在位置検出部5で得た自車両の現在位置とともに情報描画部14に与えられ、自車両が所定の要所に到達したときに地図表示中もしくは地図から誘導用情報に切り替えて適宜表示される。また誘導案内部13からの誘導用情報に基づき音声制御部17を介して一部のスピーカー18から所定の要所において音声による案内も行う。
2.4は、2.3の施設一覧画面においてABCレストランのタッチスイッチを押下することにより地図表示の目的として施設周辺表示を選択し、2.4の所望の施設周辺の地図を表示する画面に遷移した例を示す画面である。ここでは所望の施設であるABCレストランを中心とする地図を表示する。この地図は、例えばABCレストランの周辺に存在する駐車場を探すなどの用途に用いられる。施設周辺を表示するときは、より多くの地図表示情報を必要とするため、2.1の現在位置周辺の地図における地図表示情報の密度に比して地図表示情報の密度が高い地図になるよう、即ち、ディスプレイ16中の地図表示情報が多数表示されるよう自動的に表示する。これは、使用者により2.1の現在位置周辺の地図の表示から2.4の所望の施設周辺の地図の表示にする旨の変更指示があった場合、表示する地図を2.4の所望の施設周辺の地図の表示に変更するとともに地図表示の目的に応じて地図表示情報の密度も合わせて変更することにより達成される。
ここで地図の縮尺、即ちディスプレイの画面上の表示範囲と、地図表示情報の密度との関係について説明しておく。説明の簡略化のために、2.1の現在位置周辺の地図および2.4のABCレストラン周辺の地図の画面の表示範囲は、いずれも1km四方であったと仮定する。即ち2.1の現在位置周辺の地図および2.4のABCレストラン周辺の地図ともに、同じ階層の地図情報を用いてそのまま表示していたとする。このとき2.1の現在位置周辺の地図を表示している場合は、推奨経路や地図の見易さを考慮して地図表示情報が必要以上に多いものは望ましくない。他方、2.4のABCレストラン周辺の地図を表示している場合は、ABCレストラン周辺の駐車場などを探すため、2.1の現在位置周辺の地図の場合に比し、より細い道などの道路情報や地名などの文字情報、あるいは、より詳細な施設情報もしくは各種アイコン情報(ガソリンスタンド、銀行、コンビニエンスストア、駐車場など)に代表される更に詳細な地図表示情報を多数表示することが望ましい。即ち、2.1の現在位置周辺の地図を表示する場合にディスプレイ16に表示される地図表示情報の密度がちょうど良いとするならば、2.4のABCレストラン周辺の地図を表示する場合には地図表示情報が足りないということになる。
このとき地図の縮尺を変更してより詳細な地図を表示するように設定変更すればより詳細な地図表示情報が得られるものの、この場合、ディスプレイ16の画面に表示される地図の表示範囲が例えば500m四方になってしまい、多数の駐車場位置を同時に参照できなくなるため、その位置関係が把握しづらいということがある。
そこで、この実施の形態1は、2.1の現在位置周辺の地図および2.4のABCレストラン周辺の地図ともに同じ縮尺を選択していた場合、例えば使用者が、1km四方の地図を画面に表示する2.1の現在位置周辺の地図から、1km四方の地図を画面に表示する2.4のABCレストラン周辺の地図に画面に変更指示したときに、1km四方の地図を画面に表示した状態を維持したままで、かつ、2.1の現在位置周辺の地図よりも地図表示情報の密度を自動的に高めて表示することにより、より多くの各種アイコン情報、道路情報、施設情報、各種文字情報などの地図表示情報を表示して、使用者の操作を最小限にしつつ、より望ましい地図を自動的に得ることを可能としたものである。
次に上述の技術効果を達成するための概念について説明する。
上述の図1で説明した地図情報格納部71には道路情報、施設情報、アイコン情報あるいは文字情報などの地図表示情報を含んだ地図情報が格納されているが、これは予め定められた異なる縮尺に対応する複数の地図情報を階層化して格納されたものである。この地図情報は、下層側ほど縮尺の大きい地図(詳細な地図)に対応し、より多くの地図表示情報を有する。図3は、一般的に車載用ナビゲーション複合装置に使用されている階層化された地図情報を模式的に表した図である。ここでは2階層しか記載していないが、実際には広域から狭域にかけて予め定められた縮尺を有する階層の地図情報が10階層程度存在する。また、ディスプレイ16に表示される各階層の地図表示情報の密度は、ほぼ同等である。即ち、縮尺を大きくして地図を狭域にし、下層側の階層にするほど地図表示情報の量は増加する。しかしながら、下層側の階層にすればディスプレイ16の表示範囲が狭くなるため、結局、ディスプレイ16に表示される地図表示情報の量としてはあまり変わらない。
これを理解するために図4を例示する。
図4は、図3の地図情報に基づき上層地図情報(広域地図情報)を用いた地図の表示と下層地図情報(狭域地図情報)を用いた地図の表示とを示した一例である。図4によれば、縮尺を大きいものに変更し、単に上層地図情報を下層地図情報に変更しただけでは、上層地図情報を用いた地図では表示されていなかった地図表示情報を表示するようにはなるものの、表示される範囲が狭くなるので、ディスプレイ16上での地図表示情報の量、即ち地図表示情報の密度はほとんど同じであることが分る。
ここで、なぜ図4のような表示になるのか地図情報の構造に基づいて説明する。下層の地図情報は、図4の下層地図情報を用いた地図に示したように上層地図情報よりも多くの地図表示情報を含んでいる。例えば図4の東京駅の周辺には上層地図情報を用いた地図にはなかった種々のコンビニエンスストアのアイコンが表示されている。ここで、各階層の地図は、図3に示すようにパーセルと呼ばれる複数の区画の集合から成り立っているが、下層地図情報1パーセル(=500m四方)は上層地図情報1パーセル(=1km四方)をn枚(この例では4枚)に分割したうちの1枚である。このため、ディスプレイ16の表示範囲を仮に各階層の1パーセルとした場合、上層地図情報を用いた場合の表示範囲(1km四方)よりも下層地図情報を用いた場合の表示範囲(500m四方)が狭くなっている。従って小さい縮尺(1km四方)から大きい縮尺(500m四方)に変更して、上層地図情報から下層地図情報へ利用する地図を変更すると、上層地図情報を用いた場合にはなかった地図表示情報が表示されるようになるが、その反面、ディスプレイ16に表示される範囲が1km四方から500m四方へ狭くなるので表示される地図表示情報の密度としてはほとんど変わらない。
このため表示される範囲が狭くなるので所望の施設周辺の地図表示情報の位置関係を広く知ることが出来ないこととなる。
そこで実施の形態1は、図5に示すように地図の表示範囲(1km四方)を変えることなく地図表示情報の密度を高めることができるようにしたものである。
図5は、実施の形態1の上層地図情報を用いて表示した地図と下層地図情報を用いて表示した地図とを示した一例である。この図によれば、上層地図情報を用いて表示した地図と下層地図情報を用いて表示した地図の表示範囲は同じであるものの、下層地図情報を用いて表示した地図では上層地図情報を用いて表示した地図に比し、地図表示情報の密度が高くなっていることが分る。図5の下層地図情報を用いて表示した場合は、n枚の下層地図情報(図3の例では4枚)の区画を圧縮して、この圧縮した地図情報をディスプレイ16の1画面に表示することにより達成される。即ち、複数の区画を圧縮して画面に表示する。
実施の形態1で提案している手法では、図5のように地図表示情報の密度を異ならせるために、上層地図情報を用いて表示した地図と下層地図情報を用いて表示した地図を使い分ける。即ち表示すべく使用者が選択した地図表示の目的に応じて、上層地図情報を用いて表示した地図と、下層地図情報を用いて表示した地図を使い分けることにより、地図の目的に応じて地図表示情報の密度を設定することが可能となる。
例えば図2の2.1の現在位置周辺の地図を表示する場合は図5の上層地図情報を用いた地図の表示を行うとともに、使用者の変更指示により画面遷移して2.4の所望の施設周辺の地図を表示する場合には、画面遷移とともに図5の下層地図情報を用いた地図を自動的に表示すれば良い。これにより使用者は単に目的に応じた地図への変更指示を出すだけで、2.1の現在位置周辺の地図の表示を指示した場合は、推奨経路あるいは自車両周辺状況を確認するのに適当な地図表示情報を知得でき、快適な運転を行うことが出来る。このときの地図表示情報の密度は、例えば、2.1の現在位置周辺の地図の表示に現在用いられている縮尺に対応する地図情報の地図表示情報の密度のままとする。
他方、2.4の所望の施設周辺の地図の表示に変更指示した場合には、表示する地図を2.4の所望の施設周辺の地図に変更するとともに、現在使用している縮尺の地図情報よりも1つ下層側の下層地図情報の4パーセルを圧縮して1画面に表示する手法により、地図の表示範囲を維持したままで、地図表示情報の密度を高めることができる。このためABCレストラン周辺の駐車場を数多く表示することができ所望の駐車場を探すことが出来る。
なお、上述では、実施の形態1の理解を助けるために、2.1の現在位置周辺の地図の表示および2.4の所望の施設周辺の地図の表示ともに1km四方の地図表示をする縮尺の場合を例示して説明したが、それぞれの地図の縮尺、即ち表示範囲は使用者の望む範囲に自由に設定すればよい。
この実施の形態1は、使用者が目的に応じた地図への変更指示をした場合に、地図とともに地図表示情報の密度もその目的に応じたものに自動的に変更して表示させる。なお地図表示情報の密度は、表示する地図の目的に応じてそれぞれ予め設定されている。即ち、所望の施設周辺の地図の表示に遷移した場合には、地図の縮尺として使用者がいずれの縮尺を選択しても、選択した縮尺の地図情報よりも所定数(例えば1階層)だけ下層側の地図情報を所定パーセル数(例えば4パーセル)だけ自動的に圧縮して表示することさえ決めておけばよい。従って、縮尺を使用者が任意に変更したとしても実施の形態1の機能が失われることはない。
上述の例に従って説明するならば、所望の施設周辺の地図の表示として使用者が1km四方の地図を表示中に縮尺を変えて500m四方の地図の表示に変更したならば、500m四方の地図よりも1階層だけ下層の例えば250m四方を1パーセルとする地図情報の4パーセルを圧縮して、ディスプレイ16に表示すればよい。この考え方は、使用者がどのような縮尺を選択したとしても同様に適用される。
更に、上述ではディスプレイ16に所望の施設周辺の地図を表示するに際して、1つ下層側の地図情報を用いているが、ここで、下層側の地図情報は、現在選択中の地図情報よりも下層側であれば良く、何階層だけ下層側であるかは問わない。例えば2階層下の地図情報の複数パーセルを圧縮して表示しても良い。
なお上述の説明では、説明の簡略のためにディスプレイ16の表示範囲を1パーセルとして説明しているが、実際には図6に示すようにディスプレイ16の表示範囲と地図情報のパーセルとは、必ずしも一致するものではない。
図6は、ディスプレイ16の地図表示範囲と地図情報のパーセルとの関係の例を示す図である。この図よりディスプレイ16の表示範囲とパーセルとは、必ずしも一致するものではないことが分る。
更に自車両が移動するに従い、ディスプレイ16に表示されている地図は滑らかにスクロールしていくので、ディスプレイ16の地図表示範囲は地図情報の複数のパーセルをまたぐこともある。
ここで図2に戻り、他の部分の画面遷移について説明しておく。2.3の施設一覧画面の左下部に設定されたタッチスイッチ「戻る」および2.4の所望の施設周辺の地図の左下部に設定されたタッチスイッチ「戻る」は、いずれも2.2のメニュー画面で説明したタッチスイッチ「戻る」と同様の機能を有するもので、それぞれ1つ前の画面に戻るものである。
また2.4の所望の施設周辺の地図の右下部に設定されたタッチスイッチ「目的地」は、画面に表示されているカーソル「+」の示す位置を目的地に設定するためのスイッチである。例えば、2.4の「目的地」スイッチを押下することによりレストランABCを目的地に設定し、2.1の現在位置周辺の地図を表示しつつ推奨経路を計算し、計算された推奨経路をディスプレイ16上に表示することができる。
なお、図2では2.1の現在位置周辺の地図から2.4の所望の施設周辺の地図に直接遷移するタッチスイッチが示されていないが、例えば、2.1の現在位置周辺の地図、もしくは2.2のメニュー画面にタッチスイッチ「目的地周辺の地図表示」を設定して表示するようにしても良い。あるいは指示入力部10からの使用者指示に基づき、2.1の現在位置周辺の地図を表示した状態から使用者からスクロール操作の指示を受け取ったことをトリガとして、使用者が詳細な地図表示情報で周囲の地図表示情報を探していると判断し、このとき2.4の所望の施設周辺の地図と同等の地図表示密度の表示に変更して、図5の下側の地図の如く圧縮表示した状態の地図でマニュアルスクロール状態に遷移しても良い。これは所望の施設周辺に近づいたときに施設検索することなく、地図スクロールにより目で見て施設を探すときに役立つものである。
2.5は、計算された推奨経路の全体地図を表示する経路全体の地図である。2.2のメニュー画面に設定され表示されている「経路全体表示」ボタンを押下することで遷移する。このとき、自車両の現在位置から目的地までの残存距離により望ましい縮尺が自動的に選択される。即ち、自車両の現在位置と目的地とがディスプレイ16の画面に入る縮尺のうち、ディスプレイ16上で両者の距離が最も長くなる、即ち画面いっぱいを使う縮尺が自動的に選択される。自車両が走行するにつれ残存距離はどんどん減少するので、この縮尺は残存距離に応じて望ましい階層の地図情報が自動的に選択される。実施の形態1では、経路全体の地図における地図表示情報の密度は、選択された縮尺に対応する階層の地図情報の地図表示情報の密度のままとしている。
なお、2.5の経路全体の地図の右下に設定され表示されている「戻る」ボタンを押下することで2.2のメニュー画面に遷移する。もしくは、2.5にタッチスイッチ「現在位置周辺の地図表示」を設けて、直接、2.1の現在位置周辺の地図に遷移するようにしても良い。
次にフローチャートを用いて処理の流れを説明する。
図7は、地図表示制御装置1において、使用者による目的に応じた地図への変更指示を受けたことをトリガとして動作する画面描画処理のうち、その画面中に含まれる地図部分を描画する際の地図表示情報の密度を決定する処理のフローチャートである。
まずStep1の処理の開始は、指示入力部10を介した使用者からの変更指示の入力をトリガとして始まる。なお最初の電源投入時は初期設定として任意の地図、例えば2.1の現在位置周辺の地図を表示するようにしておいても良い。もちろん他の地図を初期地図としても良い。
指示入力部10を介した使用者からの変更指示の入力を受け、Step1で処理が開始されると、現在ディスプレイ16に描画すべき地図の指示が、図2の2.1の現在位置周辺の地図なのか否かをStep2にて判定する。
判定の結果、2.1の現在位置周辺の地図を表示する指示である場合は、Step6にて当該地図表示に適した地図表示情報の密度の地図描画の指示信号を表示制御部15から出力する。ここで現在位置周辺の地図の表示に適した地図表示情報の密度とは地図描画部141に設定されているものであって、例えば、現時点で2.1の現在位置周辺の地図の表示として選択している縮尺に対応する階層の地図情報の地図表示情報の密度をそのまま使うものである。
次にStep2にて2.1の現在位置周辺の地図を表示する指示ではないと判定された場合は、Step3にて図2の2.4の所望の施設周辺地図を表示する指示であるのか否かを判定する。
判定の結果、2.4の所望の施設周辺の地図を表示する指示である場合は、Step7により当該地図の表示に適した地図表示情報の密度の地図、即ち2.4の所望の施設周辺の地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて描画する指示を表示制御部15から出力する。ここで表示制御部15から出力される指示信号は情報描画部14で演算されたものである。
具体的には上述で説明したように、地図描画部141は、2.4の所望の施設周辺の地図で現在使用している縮尺の地図情報よりも所定数だけ下層側の地図情報を地図情報格納部71から入手し、この下層側の地図情報を所定の複数パーセル分だけ圧縮してディスプレイ16の画面に合わせて表示できるように処理する。これによりディスプレイ16における地図の表示範囲を変えることなく、地図表示情報の密度を高めることができる。
図8は、現在使用している縮尺に対応する地図情報よりも1つ下層側の地図情報の4パーセルを圧縮してディスプレイ16の表示範囲に合わせた例を示す図である。
図8において、2.4の所望の施設周辺の地図では、現在、1km四方を1画面とする縮尺が使用されているとする。そして2.4の所望の施設周辺の地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度は、使用されている縮尺よりも1つ下層側の地図情報を圧縮表示する旨が設定されているとする。
この前提において、2.4の所望の施設周辺の地図では1km四方を1画面とする縮尺が表示地図として選択されている場合は、その表示地図の地図情報よりも1つ下層側の500m四方を1パーセルとする地図情報を用いる。そしてこの1つ下層側の地図情報において1パーセルが500m四方の地図情報を4パーセル用い、これを4分の1まで圧縮することにより、現在使用している1km四方を1画面とする縮尺の表示範囲と同じになるように処理している。このStep7の処理は、使用者が2.4の所望の施設周辺の地図への変更指示をしたことにより自動的に行われる。これは使用者が地図表示の目的として2.4の所望の施設周辺の地図を選択したことにより使用者が地図表示情報の密度が高い地図を要求していると推定できるため、2.4の所望の施設周辺の地図への変更指示をしたときには地図描画部141において自動的に上述の処理をするよう構成しているためである。
なおこの実施の形態1では、変更した先の地図が2.4の所望の施設周辺の地図である場合は、その地図表示情報の密度の設定として自動的に、2.4の所望の施設周辺の地図で選択している縮尺の地図情報よりも1つ下層側の地図情報の4パーセルを圧縮して1画面にしている。しかしながら2.4の所望の施設周辺が都会か田舎かにより地図表示情報の密度を変化させたいことも生じうる。あるいは使用者の好みなどもあるため、表示する地図を変更する際に適用される地図表示情報の密度を、使用者が予め設定もしくは初期設定から修正できるように別途スイッチなどを設けておくことが望ましい。
例えば、「より詳細に」「より簡略に」の2種類のスイッチを設けて使用者が好みに応じて自動圧縮する地図情報の階層を調整できるようにしても良い。即ち、自動圧縮する地図情報の階層が現在使用している縮尺の地図情報よりも2つ下層側の地図情報を用いていたと仮定した場合、「より詳細に」というスイッチを1回押せば次回の変更指示からは現在使用している縮尺の地図情報よりも3つ下層側の地図情報を用いるとともに、「より簡略に」というスイッチを1回押した場合は次回の変更指示からは現在使用している縮尺の地図情報よりも1つ下層側の地図情報を用いるようにしても良い。なお、これらの処理によりディスプレイ16の表示範囲が変わることはない。
以上のように、使用者が2.1の現在位置周辺の地図の表示から2.4の所望の施設周辺の地図の表示に変更するよう指示することにより、使用者は図5の上層地図情報を用いた地図ではなく、図5の下層地図情報を用いた地図を自動的に得ることが出来る。
また、実施の形態1では地図情報格納部71が元々有している複数階層の地図情報を使い分けているだけなので、新たな地図情報などを別途用意する必要がない。従って、地図情報を格納するためのメモリ容量を増大させることもない。
なお、当然のことであるが、下層地図の4パーセルを単純に圧縮しただけでは、地図表示情報が重複あるいは集中して見辛い地図になる。
このため図5の下層地図情報を用いた地図表示のように、(1)地名、施設名、交差点名など各種文字情報、即ち文字の大きさ、(2)施設、道路番号などを表す各種アイコンの大きさ、(3)一般道、高速道などの道路線の太さとしての道路幅を狭く変更して見易い地図に変換している。即ち、各種アイコン、道路幅、文字のうち少なくともいずれか1つの大きさを調整している。なおここでは地図表示情報を小さくすることについて記載した。他方、後述する実施の形態2は地図情報を伸張するものであるから、実施の形態2ではこれらの地図表示情報を大きくしても良い。
さらに図5では採用していないが指示された地図の地図表示情報の密度に応じて地図表示情報のうち各種アイコンもしくは文字の少なくとのいずれか一方の表示位置を変更しても良い。また指示された地図の地図表示情報の密度に応じて地図表示情報のうち各種アイコンもしくは文字の少なくとのいずれか一方の表示角度を回転変移させて見易くなるようにしても良い。
図7のフローチャートに戻り、この実施の形態1において、Step2およびStep3により、2.1の現在位置周辺の地図の表示でもなく、さらに2.4の所望の施設周辺の地図の表示でもないということは、2.5の経路全体の地図を表示する指示が出されているということである。
従って、Step4では、現在位置検出部5で検出した自車両の現在位置と指示入力部10を介して設定した目的地との推奨経路を勘案し、自車両の現在位置から目的地までの推奨経路がディスプレイ6の画面内に収まり、かつディスプレイ16に表示される推奨経路ができるだけ大きくなる縮尺の地図情報、即ち画面いっぱいに使って表示できる縮尺の地図情報を選択する。この画面いっぱいに使って両者を表示できる縮尺の地図情報は、車両の走行に従って推奨経路が変化することに伴い変化する。
よって使用者が2.5の経路全体の地図を表示するよう変更指示を出しているときには、Step4により適切な縮尺の地図情報を自動で選択して表示するよう地図描画部141で演算し、表示制御部15から指示信号を出力する。これにより使用者は、いつでも適切な地図の表示範囲で自車両の現在位置と目的地との位置を確認できるとともに、その推奨経路を確認することが出来る。なお、このときの地図表示情報の量はそれほど要求されないと推定されるので、選択された縮尺の地図情報における地図表示情報の密度を用いても良い。
ここで、上述では画面いっぱいに使って自車両の現在位置と目的地およびその推奨経路を表示できる縮尺の地図情報を選択すると述べたが、これを具体的にどのように実現するのかについて説明しておく。
図9は、経路全体の推奨経路を線分であるリンクと点であるノードで表した説明図である。
図9は北半球において上側を北にした場合の地図である。このときノードAは経路全体において経度最小となる点で、ノードBは経度最大となる点である。同様にノードCは緯度最小となる点であり、ノードDは緯度最大となる点である。ここで、経路全体のうち、経度最小、経度最大、緯度最小および緯度最大の4点をとることで、図9に破線で示す矩形の領域が求められる。
従って、画面いっぱいに使って自車両の現在位置と目的地とを表示できる縮尺の地図情報を選択するには、図示の如くディスプレイ16の表示範囲が当該矩形よりも若干大き目となる縮尺を選択すればよい。マージンとしては、ディスプレイ16の表示範囲に対する矩形の大きさが、例えば95%以下になるようにすれば良い。
なおこの計算は、現在位置検出部5からの自車両の現在位置と、指示入力部10を介して設定された目的地の地点情報と、これらの情報に基づいて経路計算部12で計算された推奨経路と、当該推奨経路に対応するリンクとノードの情報を有する地図情報を地図情報格納部71から得て地図描画部141で行われる。また上述した如く、2.5の経路全体の地図は、目的地までの残存距離が短くなるほど縮尺が大きくなるが、地図表示情報の密度はその時点で使用されている縮尺の地図情報における地図表示情報の密度を用いればよい。
Step6、Step7あるいはStep4の処理が終われば、図7のフローチャートはStep5にて動作を終え、次回の使用者からの指示に備える。
なおStep5で現在選択している地図をラストメモリとして記憶しておき、次回の起動時に使用するようにしても良い。
なお、実施の形態1では地図の表示目的として代表的な3種類を用意したが、他の地図の表示目的として目的地周辺表示、自宅周辺表示、経由地周辺表示、市町村単位の広域地図表示など種々のものが考えられ、これらの地図の目的に応じた地図表示情報の密度をそれぞれ設定しておき、いずれかの地図に画面遷移した際に予め設定した地図表示情報の密度で自動的に表示するようにしても良い。
実施の形態2.
上述の実施の形態1では、表示中の地図で使用されている縮尺の地図情報よりも下層側の地図情報を複数パーセル用いて圧縮して表示し、ディスプレイ16の表示範囲を変えることなく地図表示情報の密度を高める例について説明した。
これに対し実施の形態2では、実施の形態1とは逆に、表示中の地図で現在使用されている縮尺の地図情報よりも上層側の地図情報を用いて、ディスプレイ16の表示範囲を変えることなく地図表示情報の密度を低くする例について説明する。
地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度を低くすることが望ましい例としては、ディスプレイ16上に表示される地図表示情報が多すぎて邪魔に感じる場合である。
例えば実施の形態1で説明した2.5の経路全体の地図の場合では、地図表示情報の密度の設定は、選択した縮尺の地図情報の地図表示情報の密度のままとした。しかしながら当該地図において地図表示情報はほとんど必要とされず、より密度が低いものが要求される可能性がある。
そこで実施の形態2では、2.5の経路全体の地図への変更指示があった場合には、地図の表示を変更するとともに地図表示情報の密度を、選択した縮尺の地図情報の地図表示情報の密度よりも自動的に低くすることとする。
図10は、現在選択している縮尺の地図情報(図示、中層の地図情報)よりも1つ上層側の地図情報(図示、上層の地図情報)の1/4パーセルを伸張してディスプレイ16の表示範囲に合わせた例を示す図である。ここで図10において上層の地図情報は2km四方を1パーセルとする地図情報であって、中層の地図情報は1km四方を1パーセルとする地図情報、そして下層の地図情報は500m四方を1パーセルとする地図情報である。
実施の形態2では、図10において太枠で囲った(a)経路全体の地図をディスプレイ16の画面に表示するに際し、地図表示情報の密度を低くするものである。即ち、現在選択している縮尺の地図情報が中層の地図情報であったとする。このとき地図表示制御装置は、1つ上層の地図情報の1パーセル(2km四方)のうち、その1/4に相当する1/4パーセル(1km四方)を切り出している。そして地図表示制御装置は、この1/4パーセルの地図情報をディスプレイ16の画面全体まで伸長してその画面に合わせて表示しているものである。従って、(a)経路全体の地図では、1つ上層の地図情報を用いて表示されることになるので、ディスプレイ16の表示範囲が変わることなく地図表示情報の密度を低くすることが出来る。
同様に(b)は現在位置周辺の地図をディスプレイ16の画面に合わせて表示した地図である。図10において中層の地図情報は1km四方を1パーセルとする地図情報であって、この場合は、1パーセルである1km四方をディスプレイ16の画面にあわせてそのまま表示するものである。なお(b)現在位置周辺の地図の縮尺は、1km四方を表示する縮尺が選ばれているものとする。
(c)は所望の施設周辺の地図をディスプレイ16の画面に合わせて表示した地図である。図10において下層の地図情報は500m四方を1パーセルとする地図情報であって、本来、500m四方をディスプレイ16の画面にあわせて表示するものである。しかしながら(c)の所望の施設周辺の地図を表示する場合は、実施の形態1で述べたとおり、地図表示情報の密度を高くするために1パーセルである500m四方を4つ集め、これを圧縮してディスプレイ16の画面に合わせて表示している。なお(c)所望の施設周辺の地図の縮尺は、1km四方を表示する縮尺が選ばれているものとする。
なお、図10から明らかなように、(a)経路全体の地図、(b)現在位置周辺の地図および(c)所望の施設周辺の地図ともに1km四方の表示範囲を有しているものの、表示に利用している地図情報の階層が異なるため、その地図表示情報の密度を変えることができるものである。
なお、2.5の経路全体の地図は、自車両の現在位置と目的地との残存距離の減少により、上述した矩形の大きさに基づいて自動選択される縮尺が大きく(狭域側に)なるが、自動選択された縮尺の地図情報よりも1つ上の階層の地図情報の一部を伸長するようにしておけば、常に地図表示情報の密度を低くした地図を得ることができる。
各種の地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度は、地図描画部141に予め各種の地図に対して設定しておいても良い。あるいは各種の地図の地図表示情報の密度は、推奨する初期値を地図描画部141に設定しておき、指示入力部10からの使用者の指示によりこれを調整できるようにしても良い。
なお実施の形態2の2.5の経路全体の地図は、実施の形態1の2.5の経路全体の地図に代えて使用することができる。
上述の実施の形態1および2では、地図情報格納部71に記憶されている地図情報は最新のものであるという前提で説明し、地図情報の更新についての説明は割愛した。しかしながら実際の地図情報としては、新たな施設や道路が設置されたりあるいは撤去されたりして、随時変化してゆくものである。
そこで、地図情報格納部71の地図情報の追加、一部更新、一部削除、全面削除もしくは全面更新などについて簡単に説明する。
上述したとおり情報格納部7に格納されている地図情報は変更可能なものであり、コントロールユニット2の指示を受け情報更新部8により一部更新、一部追加、一部削除、全面削除あるいは全面更新などの変更が可能である。ここで9は車載用ナビゲーション複合装置に地図情報あるいはAV情報を供給する情報入力部であることを既に説明した。
従ってコントロールユニット2は、上述の情報メディア(ディスクメディア、半導体メディア、携帯型メディアなど情報入力部9に情報を提供する機能を有するもの、もしくは後述の通信機能を使用して情報入力部9に情報を提供する機能を有するものを総称して、情報メディアと称する)から最新の地図情報を受け取る。
情報入力部9を介して情報メディアから地図情報を受け取ったコントロールユニット2は、使用者からの「全面更新」の指示を指示入力部10が受けた場合は、地図情報格納部71の地図情報を全て削除して、あるいは上書きして情報メディアに格納された地図情報を新たに書き込む。これらのデータ変更処理は、コントロールユニット2の指示を受け、情報更新部8が実行する。
また一部更新、一部追加あるいは一部削除等の「一部変更」の場合は、使用者の指示による「手動変更」あるいは「自動変更」の2つの手法がある。「手動変更」は、使用者が変更を希望する範囲、例えば市町村、県単位を選択して、当該選択された範囲の地図情報格納部71の地図情報を情報メディアに記録されている変更情報に基づいて、所望の範囲だけを修正すればよい。
「自動変更」は、変更する範囲の優先順位をコントロールユニット2に委ねるもので、例えば、第1に自車両の現在位置を中心として数km範囲(例えば10km)の変更があればこれを更新し、次に現在の推奨経路沿い数km範囲(例えば推奨経路の左右2km)に存在する変更を更新し、最後に目的地を中心として数km範囲(例えば10km)に存在する変更を更新するとともに自宅を中心として数km範囲(例えば10km)に存在する変更を更新する。なお、この方法では情報メディアから得られる変更情報を全て反映できるとは限らないが、少なくとも自車両の走行に関して必要な部分は更新されることになる。なお自動変更の優先順位や変更範囲などはこれに限られるものではない。
また上述では情報入力部9と情報メディアで情報を授受する手法について記載したが、情報メディアを通信機器として、別途設置された情報センターと地図情報を授受するようにしても良い。あるいは情報入力部9が、情報センターと情報の授受を行う通信機器を内蔵し、この通信機器により上述の地図情報、交通情報もしくはAV情報を授受するものであっても良い。またこの通信機器を内蔵する代わりに、上述の携帯型情報通信機器を情報メディアとして用いるものであっても良い。
なおこのとき車両側から情報センターに送る情報としては、現在、地図情報格納部71に格納されている地図情報のバージョンを送信し、情報センターにより新しい地図情報があるとき使用者の指示もしくは自動でダウンロードすればよい。
なお、上述では車載用ナビゲーション複合装置は、地図情報格納部71に格納された地図情報に基づいて動作する独立方式でも良いし、必要なときに必要な範囲の地図情報を通信にて入手しこれを一時記憶して使用する通信方式でも良いと説明した。
ここで必要な範囲の情報とは現在の自車両位置周辺、推奨経路および所望の施設周辺の地図情報などである。この場合は、情報センターから常に最新の地図情報を得て用いることになるので、古い地図情報を更新するという手間が省ける。例えば現在位置周辺地図を表示している場合には、自車両の現在位置を中心に現在使用している縮尺の地図情報の9パーセルの地図をダウンロードしてDRAMなどのワークメモリ装置に一時記憶して表示に用いるとともに、自車両の走行に応じて新たな範囲の地図を獲得し不要となった走行済みの部分の地図を消去するようにしても良い。なお、上述したディスプレイに表示する地図の自動圧縮、自動伸長のためには現在使用中の縮尺の地図情報だけでは足らず、自動圧縮もしくは自動伸長する部分に対応する範囲の下層地図情報もしくは上層地図情報もダウンロードが必要であることに留意する。
上述では地図情報の更新について中心に説明したが、AV情報格納部72に記憶されたAV情報の更新についても同様に、情報メディアの使用や通信により変更が可能である。
以上のように上述した実施の形態において、地図表示制御装置は、ディスプレイに表示する地図表示情報を含んだ地図情報を格納する地図情報格納部と、使用者による目的に応じた地図への変更指示が入力可能な指示入力部と、地図の目的に応じて地図表示情報の密度を設定可能であるとともに、変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて地図情報を処理する情報描画部と、情報描画部の指示に基づいて変更された地図を地図に応じて設定された地図表示情報の密度でディスプレイに表示すべく指示信号を出力する表示制御部とを備えているので、使用者による目的に応じた地図への変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせてディスプレイに情報を表示すべく指示信号を出力することができる。
また上述した実施の形態において、地図表示制御装置は、現在位置を検出するためのセンサからの信号に基づき現在位置を特定する現在位置検出部と、指示入力部による使用者の指示に基づき所望の施設を検索する施設検索部と、指示入力部からの指示に基づき少なくとも現在位置周辺の地図もしくは所望の施設周辺の地図をディスプレイに表示すべく地図情報を処理する情報描画部を備え、情報描画部は所望の施設周辺の地図の地図表示情報の密度を、現在位置周辺の地図の地図表示情報の密度より高くして表示するので、所望の施設周辺の地図の地図表示情報の相互の位置関係も含めて詳細に知ることができる。
また上述した実施の形態において、地図表示制御装置は、地図情報格納部は地図表示情報として各種アイコン、道路幅、文字を含み、情報描画部は指示された地図の地図表示情報の密度に応じて表示される地図表示情報のうち各種アイコン、道路幅、文字のうち少なくともいずれか1つの大きさを調整する、あるいは指示された地図の地図表示情報の密度に応じて文字の表示位置あるいは角度を調整するので、地図表示情報の密度を高くして表示しても見やすい表示の地図を得ることができる。
また上述した実施の形態において、地図表示制御装置は、情報描画部は、指示入力部からの指示により表示中の地図について縮尺を変更すべき指示が入力された場合であっても、縮尺の変更前の地図表示情報の密度を維持するので、表示中の地図の縮尺を変更しても所望の地図表示情報の密度を維持できる。
また上述した実施の形態において、地図表示制御装置は、地図情報格納部に格納されている地図情報は異なる縮尺に対応する複数の地図情報として階層化され、かつ、各々の縮尺における地図情報は複数の区画から構成されているものであって、情報描画部は、所望の施設周辺の地図を表示する指示を受けた場合には、所望の施設周辺の地図に対して使用されている縮尺の地図より詳細側の階層の地図情報を用いるとともに、詳細側の階層の地図情報において複数の区画を圧縮して画面に表示することにより地図表示情報の密度を高めるので、地図表示情報の密度を高めるために新たに地図情報を用意する必要がない。
また上述した実施の形態において、地図表示制御装置は、ディスプレイに表示する地図表示情報を含んだ地図情報を格納する地図情報格納部と、使用者による目的に応じた地図への変更指示が入力可能な指示入力部と、地図の目的に応じて地図表示情報の密度を設定可能であるとともに、変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて地図情報を処理する情報描画部と、情報描画部の指示に基づいて変更された地図を地図に応じて設定された地図表示情報の密度でディスプレイに表示すべく指示信号を出力する表示制御部と、この表示制御部からの指示信号を受けて情報を表示するディスプレイとを備えたので、使用者による目的に応じた地図への変更指示に基づき地図と地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせてディスプレイに情報を表示することができる。
以上、本発明の実施の形態およびその変形例について説明したが、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の組み合わせ、任意の構成要素の変形、置換もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
なお上述の実施の形態では、地図表示制御装置及びこれを用いたナビゲーション装置について説明したが、ナビゲーション装置としては車両、船舶、航空機などの移動体に搭載される移動体用ナビゲーション装置、これら移動体からの持ち出しあるいは搭載が可能なPND(Personal Navigation Device)や、人間(移動体の一種)が携行する携帯電話やタブレット等の携帯端末のナビゲーション機能を備えるものなど多様なものが存在する。また、上述の装置と協働して動作するオーディオ装置あるいはAV装置などにも適用できる。
1 地図表示制御装置、2 コントロールユニット、3 GPS受信機、4 自立航法センサ、5 現在位置検出部、6 交通情報送受信部、7 情報格納部、8 情報更新部、9 情報入力部、10 指示入力部、11 施設検索部、12 経路計算部、13 誘導案内部、14 情報描画部、15 表示制御部、16 ディスプレイ、17 音声制御部、18 スピーカー。

Claims (6)

  1. 使用者による目的に応じた地図への変更指示が入力可能な指示入力部と、
    ディスプレイに表示する地図表示情報を含んだ地図情報を取得し、前記地図の目的に応じて前記地図表示情報の密度を設定可能であるとともに、前記変更指示に基づき前記地図と当該地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて前記地図情報を処理する情報描画部と、
    該情報描画部の指示に基づいて前記変更された地図を当該地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度で前記ディスプレイに表示すべく指示信号を出力する表示制御部と
    を備え、
    前記情報描画部は、前記使用者が前記指示入力部を用いて指示した前記地図の目的に応じて、自動的に地図表示情報の密度を変更し、
    前記地図情報は、地図の縮尺を変更しても前記ディスプレイに表示される地図表示情報の密度がほぼ同等になるように、異なる縮尺に対応する複数の地図情報として階層化され、かつ、各々の縮尺における地図情報は複数の区画から構成されており、
    前記情報描画部は、表示する地図の縮尺よりも狭域側の階層の地図情報を用いて各区画を圧縮して前記ディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を上げ、表示する地図の縮尺よりも広域側の階層の地図情報を用いて各区画を拡大して前記ディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を下げる
    ことを特徴とする地図表示制御装置。
  2. 前記地図情報を格納する地図情報格納部をさらに備えることを特徴とする
    請求項1記載の地図表示制御装置。
  3. 現在位置を検出するためのセンサからの信号に基づき現在位置を特定する現在位置検出部と、
    前記指示入力部による使用者の指示に基づき所望の施設を検索する施設検索部と、
    前記指示入力部からの使用者の指示に基づき、使用者による目的に応じた地図として、少なくとも現在位置周辺の地図もしくは前記所望の施設周辺の地図を前記ディスプレイに表示すべく前記地図情報を処理する情報描画部を備え、
    該情報描画部は前記所望の施設周辺の地図の地図表示情報の密度を、前記現在位置周辺の地図の地図表示情報の密度より高くして表示することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の地図表示制御装置。
  4. 前記地図情報は地図表示情報として各種アイコン、道路幅、文字を含み、
    前記情報描画部は指示された前記地図の地図表示情報の密度に応じて表示される該地図表示情報のうち各種アイコン、道路幅、文字のうち少なくともいずれか1つの大きさを調整する、あるいは指示された前記地図の地図表示情報の密度に応じて前記文字の表示位置あるいは角度を調整することを特徴とする
    請求項3記載の地図表示制御装置。
  5. 前記情報描画部は、前記指示入力部からの指示により表示中の前記地図について縮尺を変更すべき指示が入力された場合であっても、前記縮尺の変更前の地図表示情報の密度を維持することを特徴とする
    請求項4記載の地図表示制御装置。
  6. ディスプレイに表示する地図表示情報を含んだ地図情報を格納する地図情報格納部と、
    使用者による目的に応じた地図への変更指示が入力可能な指示入力部と、
    前記地図の目的に応じて前記地図表示情報の密度を設定可能であるとともに、前記変更指示に基づき前記地図と当該地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度に合わせて前記地図情報を処理する情報描画部と、
    該情報描画部の指示に基づいて前記変更された地図を当該地図の目的に応じて設定された地図表示情報の密度で前記ディスプレイに表示すべく指示信号を出力する表示制御部と、
    この表示制御部からの指示信号を受けて情報を表示するディスプレイと
    を備え、
    前記情報描画部は、前記使用者が前記指示入力部を用いて指示した前記地図の目的に応じて、自動的に地図表示情報の密度を変更し、
    前記地図情報は、地図の縮尺を変更しても前記ディスプレイに表示される地図表示情報の密度がほぼ同等になるように、異なる縮尺に対応する複数の地図情報として階層化され、かつ、各々の縮尺における地図情報は複数の区画から構成されており、
    前記情報描画部は、表示する地図の縮尺よりも狭域側の階層の地図情報を用いて各区画を圧縮して前記ディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を上げ、表示する地図の縮尺よりも広域側の階層の地図情報を用いて各区画を拡大して前記ディスプレイに表示することによって地図表示情報の密度を下げる
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
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