JP2002162237A - 車両用ナビゲーション方法、車両用ナビゲーションシステム、車載ナビゲーション装置、及び該装置が読み取り可能なナビゲーション制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

車両用ナビゲーション方法、車両用ナビゲーションシステム、車載ナビゲーション装置、及び該装置が読み取り可能なナビゲーション制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002162237A
JP2002162237A JP2000360528A JP2000360528A JP2002162237A JP 2002162237 A JP2002162237 A JP 2002162237A JP 2000360528 A JP2000360528 A JP 2000360528A JP 2000360528 A JP2000360528 A JP 2000360528A JP 2002162237 A JP2002162237 A JP 2002162237A
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JP2000360528A
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English (en)
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Hiroshi Omura
博志 大村
Koji Hosoda
浩司 細田
Masao Ushio
將雄 牛尾
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報センター30から車両Vのナビゲーショ
ン装置1に広告情報等の情報を提供する場合に、その情
報を適切に絞り込むことで、乗員の利便性や安全性を向
上させると共に、通信量を出来る限り削減する。 【解決手段】 車両Vのナビゲーション装置1から該車
両Vの現在位置とリクエストコードとを情報センター3
0へ送信し、情報センター30からは上記車両Vの現在
位置とリクエストコードとに応じた情報を車両Vへ送信
し、車両Vにおいて、情報センター30から送信された
情報を受信すると共に、該受信した情報から所定の条件
に応じて情報を選択して、該選択した情報を、ディスプ
レイ5の地図上に重畳表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ナビゲーシ
ョン方法、車両用ナビゲーションシステム、車載ナビゲ
ーション装置、及び該装置が読み取り可能なナビゲーシ
ョン制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特に車
両と情報センターとの間で通信を行うものの技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−1855
99号公報に示されているように、車両と情報センター
との間で通信を行って、情報センターから車両へ各種情
報を提供するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両が走行
している箇所の周辺にある施設等の位置情報や広告情報
を、上記のように情報センターから車両(ナビゲーショ
ン装置)に提供し、上記情報をナビゲーション装置のデ
ィスプレイの地図上に重畳表示させるようにすれば、車
両の乗員には常に最新情報を提供できると共に、施設
(店)側としても有効な宣伝を行うことができるという
利点がある。
【0004】しかしながら、情報センターからナビゲー
ション装置へ一方的に多くの情報を送信してその全ての
情報をそのままディスプレイに表示したとしても、非常
に煩雑となって見難くなるだけであり、しかも、送信す
る情報量が多い分だけ通信時間が長くなってしまう。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記のように情報セン
ターから車両に広告情報等の情報を提供する場合に、そ
の情報を適切に絞り込むことで、乗員の利便性や安全性
を向上させると共に、通信量を出来る限り削減しようと
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、車両から該車両の現在位置とリク
エストコードとを情報センターへ送信し、情報センター
からは上記車両の現在位置とリクエストコードとに応じ
た情報を上記車両へ送信し、車両において、情報センタ
ーから送信された情報を受信すると共に、該受信した情
報から所定の条件に応じて情報を選択して、該選択した
情報を、ディスプレイの地図上に重畳表示させるように
した。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、車両と
情報センターとの間で通信を行うことにより、上記車両
において上記情報センターから送信された情報を受信し
て、該受信した情報を該車両のディスプレイの地図上に
重畳表示させる車両用ナビゲーション方法を対象とす
る。
【0008】そして、上記車両から該車両の現在位置と
リクエストコードとを上記情報センターへ送信するステ
ップと、上記情報センターから上記車両の現在位置とリ
クエストコードとに応じた情報を上記車両へ送信するス
テップと、上記車両において、上記情報センターから送
信された情報を受信すると共に、該受信した情報から所
定の条件に応じて情報を選択して、該選択した情報を上
記ディスプレイの地図上に重畳表示させるステップとを
含むものとする。
【0009】このことにより、車両の現在位置とリクエ
ストコード(例えば所定速度以上で走行しているときの
「高速モード」に対応するもの、乗員が設定するコンテ
ンツコード(「ガソリンスタンド」、「ホテル」等)に
対応するもの、経路誘導が行われているときの「目的
地」や「経路誘導路」に対応するもの等)が情報センタ
ーへ送信され、情報センターにおいて、その車両の現在
位置とリクエストコードとに応じて情報(例えばリクエ
ストコードが「目的地」に対応するものであるときに
は、その目的地と同種の広告情報等)が選択され、その
選択された情報が車両に送信される。そして、車両にお
いては、上記情報センターから送信された情報から、さ
らに所定の条件(例えばディスプレイの表示密度の大き
さや車両状態等)に応じて情報が選択され、この選択さ
れた情報がディスプレイの地図上に重畳表示される。こ
の結果、情報センターにおいては、車両へ送信する情報
を、車両の現在位置とリクエストコードとに応じて適切
に絞り込むことができ、通信量を削減することができる
と共に、車両においては、表示を見易くする等の観点か
ら表示する情報をさらに絞り込むことができ、乗員の利
便性や安全性を向上させることができる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、情報センターにおいて、予め車両の所有者の自宅
を記憶しておいて、上記車両から送信された車両の現在
位置が該車両の所有者の自宅近傍であるときには、車両
へ送信する情報に規制をかけるようにする。
【0011】すなわち、車両の現在位置が該車両の所有
者の自宅近傍であるときには、使用頻度がかなり高い道
路を走行しているので、車両へ情報を提供しても、その
情報の殆どを乗員が既に認識している可能性が高い。し
たがって、車両へ送信する情報に規制をかけても、大き
な問題になることはなく、通信量をより一層削減するこ
とができる。
【0012】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、車両において、情報センターから送信され
た情報のうち選択されなかった情報を記憶しておいて、
該記憶した情報の少なくとも一部が所定の条件に応じて
選択される情報となったときに、該選択される情報をデ
ィスプレイの地図上に重畳表示させるようにする。
【0013】こうすることで、情報センターから送信さ
れた情報を、無駄にすることなく有効に活かすことがで
きると共に、情報センターから同じ情報を送信しなくて
も済み、通信量をさらに削減することができる。
【0014】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れかの発明において、所定の条件は、ディスプレイにお
ける情報表示密度の大きさであるものとする。
【0015】このことにより、ディスプレイの表示を確
実に見易くすることができると共に、特に請求項3の発
明のように、選択されなかった情報を記憶しておけば、
表示縮尺が変更されたときに、情報センターとの通信を
行わなくても、その変更に直ぐに対応することができ
る。すなわち、情報表示密度は表示縮尺によって変わる
ものであり、表示縮尺の変更頻度は比較的高いので、情
報センターが情報表示密度に応じた情報を車両へ送信す
るようにすると、表示縮尺の変更に直ぐに対応すること
ができなくなる。しかし、この発明では、車両側で情報
表示密度に応じて情報を絞り込むので、表示縮尺の変更
に直ぐに対応することができ、乗員の利便性を向上させ
ることができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1〜4のいず
れかの発明において、情報センターから車両へ送信する
情報は、広告情報であるものとする。
【0017】このことで、車両の現在位置とリクエスト
コードとに応じて、乗員にとって有益と考えられる広告
情報を提供することができ、乗員の利便性を向上させる
ことができる。
【0018】請求項6の発明は、車両に搭載されたナビ
ゲーション装置と、上記車両外に設置され、上記ナビゲ
ーション装置と通信可能な情報センターとを備えた車両
用ナビゲーションシステムの発明である。
【0019】そして、この発明では、上記ナビゲーショ
ン装置は、地図を表示するディスプレイと、上記車両の
現在位置を検出する現在位置検出手段と、リクエストコ
ードを設定するリクエストコード設定手段と、上記現在
位置検出手段により検出された車両の現在位置とリクエ
ストコード設定手段により設定されたリクエストコード
とを、上記情報センターへ送信する送信手段とを有し、
上記情報センターは、上記送信手段により送信された車
両の現在位置とリクエストコードとを受信する受信手段
と、該受信手段により受信した車両の現在位置とリクエ
ストコードとに応じた情報を上記車両へ送信する情報送
信手段とを有しており、上記ナビゲーション装置は、さ
らに、上記情報センターから送信された情報を受信する
情報受信手段と、該情報受信手段により受信した情報か
ら所定の条件に応じて情報を選択する選択手段と、該選
択手段により選択された情報を上記ディスプレイの地図
上に重畳表示させる表示制御手段とを有しているものと
する。
【0020】また、請求項7の発明は、車両に搭載さ
れ、該車両外に設置された情報センターと通信可能に構
成された車載ナビゲーション装置の発明であり、この発
明では、さらに、請求項8の発明は、車両に搭載され、
該車両外に設置された情報センターと通信可能に構成さ
れた車載ナビゲーション装置が読み取り可能なナビゲー
ション制御プログラムを記録した記録媒体の発明であ
り、この発明では、地図を表示するディスプレイと、上
記車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、リク
エストコードを設定するリクエストコード設定手段と、
上記現在位置検出手段により検出された車両の現在位置
とリクエストコード設定手段により設定されたリクエス
トコードとを、上記情報センターへ送信する送信手段
と、上記情報センターから送信された、上記車両の現在
位置とリクエストコードとに応じた情報を受信する情報
受信手段と、上記情報受信手段により受信した情報から
所定の条件に応じて情報を選択する選択手段と、上記選
択手段により選択された情報を上記ディスプレイの地図
上に重畳表示させる表示制御手段とを備えているものと
する。
【0021】これら請求項6〜7の発明により、請求項
1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車
両用ナビゲーションシステムの全体構成を示し、このシ
ステムは、車両Vに搭載されたナビゲーション装置1
(車載ナビゲーション装置)と、この車両V外に設置さ
れ、上記ナビゲーション装置1と通信可能な情報センタ
ー30とを備えている。具体的には、この情報センター
30にはサーバ31(図3参照)が設置され、このサー
バ31には、無線通信アンテナ等を有する通信装置32
が接続されており、この通信装置32を介して上記ナビ
ゲーション装置1と情報センター30との間で信号が無
線により授受されるようになっている。
【0023】上記ナビゲーション装置1は、図2に示す
ように、各種信号の制御処理を行うCPU2を備えてい
る。このCPU2には、GPS人工衛星から送信される
GPS信号を受信して、車両Vの現在位置を検出する現
在位置検出センサ3と、車両Vの走行速度(車速)等の
各種車両状態を検出する車両状態検出センサ4と、各種
の情報を画面上に表示するディスプレイ5と、各種の情
報や音楽等を音声で報知するスピーカ6と、上記情報セ
ンター30のサーバ31に接続されている通信装置32
との間で信号の送受信を行う通信装置7と、地図を記憶
した地図メモリ8と、上記ディスプレイ5に表示された
アイコンを選択するジョイスティックやトラックボール
スイッチ等を含む操作スイッチ9(地図の表示縮尺の設
定をも行う)と、ナビゲーション制御プログラム等が記
録されたROM10(記録媒体)と、後述のモード設定
マップや広告信号等を記憶するRAM11とが信号の授
受可能に接続されている。
【0024】一方、上記情報センター30のサーバ31
には、図3に示すように、上記した通信装置32と、制
御処理プログラム等が記録されたROM33と、広告信
号等を記憶するRAM34と、広告データを蓄積した広
告データベース35と、ニュース、天気予報、占い等の
情報を蓄積したコンテンツデータベース36と、インタ
ーネットを介して他の車両Vのナビゲーション装置1と
の間で電子メールを行うための情報を蓄積したメールデ
ータベース37とが信号の授受可能に接続されている。
【0025】上記ナビゲーション装置1のCPU2は、
ROM10に記録されたナビゲーション制御プログラム
を読み取ってナビゲーション制御のための処理を実行す
る。この処理動作を図4及び図5により説明する。
【0026】先ず、最初のステップSA1で、現在位置
検出センサ3により車両Vの現在位置を検出し、次のス
テップSA2で、リクエストコード設定ルーチンを実行
する。このリクエストコード設定ルーチンにおいては、
具体的には、図6に示すように、ステップSA31で、
車両状態検出センサ4により車速を検出し、次のステッ
プSA32で、車両Vの現在位置と車両Vの走行モード
との関係を予め設定したモード設定マップをRAM11
から読み出し、次のステップSA33で、上記ステップ
SA1で検出した車両Vの現在位置と、上記ステップS
A32で読み出したモード設定マップと、上記ステップ
SA31で検出した車速とに応じて車両Vの走行モード
(高速モード、買物モード及び旅行モードのいずれか)
に対応するリクエストコードを設定する。すなわち、車
両Vが所定速度以上で走行しているときには「高速モー
ド」に対応するリクエストコードに、車両Vの乗員(所
有者)の自宅近傍を上記所定速度よりも遅い速度で走行
しているときには「買物モード」に対応するリクエスト
コードに、該「買物モード」以外の所を上記所定速度よ
りも遅い速度で走行しているときには「旅行モード」に
対応するリクエストコードにそれぞれ設定する。
【0027】上記ステップSA2の後はステップSA3
に進んで、リクエストコードが変更されたか、又は車両
Vが所定距離走行したか(車両Vの走行によりディスプ
レイ5に表示される地図の表示領域が所定量変更された
か)否かを判定する。
【0028】上記ステップSA3の判定がYESである
ときには、ステップSA4に進んで、通信装置7により
広告リクエスト信号を情報センター30へ送信してステ
ップSA5に進む一方、判定がNOであるときには、そ
のままステップSA5に進む。上記広告リクエスト信号
には、上記リクエストコード、車両Vの現在位置及びナ
ビゲーションID(各車両V毎に設定されている識別コ
ード)の各情報が含まれている。
【0029】尚、上記情報センター30では、後述の如
く、上記広告リクエスト信号を受けて、ナビゲーション
ID情報(広告リクエスト信号のナビゲーションID情
報と同じもの)と、広告リクエスト信号のリクエストコ
ードに応じた広告データと、リクエストコード情報(広
告リクエスト信号のリクエストコード情報と同じもの)
とを含む広告信号を車両Vへ送信(返信)するようにな
っている。上記広告データは、広告種情報(建物等を表
すマーク:図12のE1〜E11参照)、広告情報(実
際の広告の内容:図12のF1〜F4参照)、位置情報
(広告種情報及び広告情報を表示する地図上の位置に関
する情報)及び表示可能縮尺情報(広告種情報及び広告
情報を表示可能な地図の表示縮尺)からなっている。
【0030】上記ステップSA5では、自己のナビゲー
ションID情報を含む広告信号を受信したか否かを判定
する。このステップSA5の判定がYESであって広告
信号を受信したときには、ステップSA6に進んで、受
信した広告信号とその受信時刻とをRAM11に記憶し
てステップSA7に進む一方、判定がNOであって広告
信号を受信しなかったときには、そのままステップSA
7に進む。
【0031】上記ステップSA7では、RAM11に記
憶した広告信号のうち、所定時間(例えば1年)よりも
前に記憶したものが存在するか否かを判定する。このス
テップSA7の判定がYESであるときには、ステップ
SA8に進んで、所定時間よりも前に記憶した広告信号
のうち、現在、広告種情報及び広告情報をディスプレイ
5に表示中でないもの、又は、現在、表示可能縮尺の範
囲で表示縮尺を変更しても広告種情報及び広告情報が表
示される可能性がないものを選択する。そして、次のス
テップSA9で、上記ステップSA8で選択した広告信
号とその受信時刻とをRAM11から削除して、ステッ
プSA10に進む。一方、上記ステップSA7の判定が
NOであるときには、そのままステップSA10に進
む。尚、上記のように所定時間よりも前に記憶したもの
全てを直ぐにRAM11から削除しないで、現在ディス
プレイ5に表示中でないもの又は表示可能性がないもの
のみを削除するのは、表示されていた広告種情報及び広
告情報が突然なくなって乗員に違和感を与えないように
するためであり、RAM11の記憶容量が許す限り、削
除する広告信号は出来る限り少なくするようにしてもよ
い。
【0032】上記ステップSA10では、操作スイッチ
9に応じて地図の表示縮尺を設定し、次のステップSA
11で、車両Vの現在位置と上記ステップSA10で設
定した表示縮尺とに応じて表示地図を地図メモリ8から
読み出す。そして、次のステップSA12で、車両Vの
現在位置と表示縮尺と表示可能縮尺とリクエストコード
とに応じた広告データを有する広告信号をRAM11か
ら読み出し、次のステップSA13で、ディスプレイ5
に、上記ステップSA11で地図メモリ8から読み出し
た表示地図と車両Vの現在位置マークとを表示する。
【0033】次いで、ステップSA14で、表示広告選
択ルーチンを実行する。この表示広告選択ルーチンは、
上記ステップSA12においてRAM11から読み出し
た広告信号の広告データの広告種情報及び広告情報から
所定の条件に応じて広告種情報及び広告情報を選択する
ものであって、具体的には、図7の如く行われる。すな
わち、ステップSA41で、ステップSA12において
RAM11から読み出した広告信号(広告種情報及び広
告情報)のうち、所定の優先順位に基づき、ディスプレ
イ5の情報表示密度が所定レベルになるまでの広告種情
報及び広告情報を選択する。つまり、ステップSA12
においてRAM11から読み出した全ての広告信号にお
ける広告データの広告種情報及び広告情報を、上記ステ
ップSA13で表示した地図上に重畳表示したとする
と、表示縮尺によっては情報表示密度が大きくなりすぎ
て表示が見難くなる可能性があるが、そのようなことに
ならないように、上記RAM11から読み出した広告信
号の広告データの広告種情報及び広告情報から、例えば
車両Vの現在位置から近い順に見易さの限界レベルにな
るまでの広告種情報及び広告情報を選択する。
【0034】続いて、次のステップSA15で、ステッ
プSA13で表示した地図上において、ステップSA1
4で選択された広告種情報及び広告情報を有する広告デ
ータの位置情報に対応する位置(広告を出す店等が存在
する位置)に、該広告種情報及び広告情報を重畳表示す
る。
【0035】そして、ステップSA16で、情報センタ
ー30との他の通信制御ルーチン(情報センター30の
コンテンツデータベース36やメールデータベース37
への要求入力(送信)及びその要求入力に応じた出力報
知(受信)を含む)を実行し、次のステップSA17
で、その他の通常のナビゲーション制御ルーチンを実行
してリターンする。
【0036】尚、上記ステップSA3では、リクエスト
コードが変更されたか、又は車両Vが所定距離走行した
か否かを判定したが、この判定の代わりに、ディスプレ
イ5に表示された地図の表示領域に対応する広告データ
を有する広告信号がRAM11に記憶されていないか否
かを判定するようにしてもよい。つまり、上記広告信号
がRAM11に記憶されている間は、情報センター30
との通信を行わないで、その記憶された広告信号の広告
データの広告種情報及び広告情報を表示しておく。
【0037】一方、上記情報センター30のサーバ31
は、ROM33に記録された制御処理プログラムによ
り、図8に示す如く動作する。
【0038】すなわち、最初のステップSB1で、車両
Vのナビゲーション装置1から上記広告リクエスト信号
を受信したか否かを判定する。この判定がYESであっ
て広告リクエスト信号を受信したときには、ステップS
B2に進んで、その受信した広告リクエスト信号におけ
る車両Vの現在位置から所定距離(例えば1km)以内
の位置情報を有しかつリクエストコードに対応する広告
データ(上記のように広告種情報、広告情報、位置情報
及び表示可能縮尺からなる)を広告データベース35か
ら選択し、次のステップSB3で、上記ステップSB2
で選択した広告データのうち、同一のナビゲーションI
Dについて広告信号としてRAM34に記憶していない
広告データを選択する(上述の如く車両Vのナビゲーシ
ョン装置1が広告信号を所定時間記憶しているので、そ
の記憶している広告信号と同じものを返信しないように
するため、サーバ31としても送信した広告信号をRA
M34に記憶しておき(後述のステップSB5参照)、
そのRAM34に記憶していない新しい広告データを車
両Vへ提供するようにしている)。そして、次のステッ
プSB4で、ナビゲーションID情報と上記ステップS
B3で選択した広告データとリクエストコード情報とを
広告信号として返信し、次のステップSB5で、その広
告信号とその返信時刻とをRAM34に記憶してステッ
プSB6に進む。
【0039】一方、上記ステップSB1の判定がNOで
あって広告リクエスト信号を受信しなかったときには、
そのままステップSB6に進む。このステップSB6で
は、RAM34に記憶した広告信号のうち、所定時間
(上記ステップSA7の所定時間と同じ)よりも前に記
憶したものが存在するか否かを判定する。この判定がY
ESであるときには、ステップSB7に進んで、その所
定時間よりも前に記憶した広告信号とその返信時刻とを
RAM34から削除してステップSB8に進む一方、上
記ステップSB6の判定がNOであるときには、そのま
まステップSB8に進む。
【0040】上記ステップSB8では、通常の情報セン
ター制御ルーチン(車両Vからのコンテンツデータベー
ス36やメールデータベース37への要求入力(受信)
及びその要求入力に応じた結果出力(送信)を含む)を
実行してリターンする。
【0041】この実施形態では、ステップSA2によ
り、リクエストコードを設定するリクエストコード設定
手段21が構成され、現在位置検出センサ3により、車
両Vの現在位置を検出する現在位置検出手段が構成さ
れ、ナビゲーション装置1側の通信装置7により、上記
現在位置検出手段により検出された車両Vの現在位置と
上記リクエストコード設定手段21により設定されたリ
クエストコードとを、広告リクエスト信号として情報セ
ンター30へ送信する送信手段が構成されている。
【0042】また、情報センター30側の通信装置32
により、上記送信手段により送信された車両Vの現在位
置とリクエストコードとを受信する受信手段と、その受
信手段により受信した車両Vの現在位置とリクエストコ
ードとに応じた情報(広告信号の広告データ)を車両V
へ送信する情報送信手段とが構成されている。
【0043】さらに、上記ナビゲーション装置1側の通
信装置7は、情報センター30から送信された情報を受
信する情報受信手段をも構成している。また、ステップ
SA14により、上記情報受信手段により受信した情報
から所定の条件に応じて情報を選択する選択手段22が
構成されている。そして、CPU2は、その選択手段2
2により選択された情報をナビゲーション装置1のディ
スプレイ5の地図上に重畳表示させる表示制御手段を構
成している。
【0044】次に、上記実施形態の作用について説明す
ると、車両Vのナビゲーション装置1においては、車両
Vの現在位置とモード設定マップと車速とに応じて車両
Vの走行モードに対応するリクエストコードが設定さ
れ、そのリクエストコードと車両Vの現在位置とを含む
広告リクエスト信号が情報センター30へ送信される。
【0045】そして、情報センター30においては、上
記広告リクエスト信号を受信すると、その車両Vの現在
位置とリクエストコードとに応じた広告データが広告デ
ータベース35から選択され、その広告データを含む広
告信号を車両Vのナビゲーション装置1に返信する。
【0046】次いで、車両Vのナビゲーション装置1に
おいて、上記広告信号を受信すると、その広告信号(該
受信時よりも前に記憶した広告信号も含む)における広
告データの広告種情報及び広告情報から、所定の優先順
位に基づき、ディスプレイ5の情報表示密度が所定レベ
ル(見易さの限界レベル)になるまでのものが選択さ
れ、この選択された広告種情報と広告情報とが重畳表示
される。すなわち、仮に、リクエストコードとは関係な
く表示地図上に車両Vの現在位置に応じた全ての広告デ
ータの広告種情報及び広告情報が重畳表示されたとする
と、例えば図12に示すように、広告種情報E1〜E1
1(E1,E11:ショッピングモール、E2:教会、
E3,E10:レストラン、E4:観光地、E5:景勝
地、E6,E7:コンビニエンスストア、E8:駅、E
9:市役所)と広告情報F1〜F4とが重畳表示され、
非常に煩雑となって見難くなってしまう。しかし、この
実施形態では、リクエストコードが「買物モード」に対
応するものであるときには、例えば図9に示すように、
乗員の自宅近傍を走行しているので、ショッピングモー
ルの広告種情報E1及び広告情報F1等のように生活に
関係するものが情報センター30から送信されて表示さ
れ、観光地の広告種情報E4及び広告情報F4等は送信
されないために表示されない。また、レストランの広告
種情報E3は送信されて表示されるが、広告情報F3は
送信されない。
【0047】尚、図9では、情報表示密度が見易さの限
界レベルに達していない場合を示し、表示縮尺がさらに
小さくなって情報表示密度が見易さの限界レベルを越え
た場合には、例えば車両Vの現在位置から近い順に見易
さの限界レベルになるまでのものが選択表示されて、遠
いものは表示されなくなる(図10及び図11において
も同様)。但し、この段階で選択表示されなくても、こ
の選択表示されなかった広告種情報及び広告情報を含め
て情報センター30から送信されたものは全て記憶して
いるので、この記憶した広告種情報及び広告情報の少な
くとも一部が所定の条件に応じて選択されるものとなっ
たときには、該選択される広告種情報及び広告情報がデ
ィスプレイ5の地図上に重畳表示されることになる。
【0048】一方、リクエストコードが「旅行モード」
に対応するものであるときには、例えば図10に示すよ
うに、自宅から離れた観光地等をドライブしているとし
て、観光地の広告種情報E4及び広告情報F4等は送信
されて表示されるが、ショッピングモールの広告種情報
E1及び広告情報F1等は送信されない。
【0049】また、リクエストコードが「高速モード」
に対応するものであるときには、例えば図11に示すよ
うに、乗員(ドライバ)は広告情報F1〜F4を見る余
裕がないとして、広告情報F1〜F4は全て送信されな
いために表示されない。但し、有用と考えられる広告種
情報E4〜E8は送信されて表示される。
【0050】したがって、上記実施形態では、情報セン
ター30において、車両Vへ送信する広告信号の広告デ
ータを、車両Vの現在位置とリクエストコードとに応じ
て適切に絞り込むことができ、通信量を削減することが
できると共に、車両Vにおいても、表示を見易くする等
の観点から、ディスプレイ5の地図上に重畳表示する広
告種情報及び広告情報をさらに絞り込むことができ、乗
員の利便性や安全性を向上させることができる。
【0051】また、車両Vのナビゲーション装置1にお
いて、情報センター30から送信された広告信号(広告
種情報及び広告情報)のうち選択されなかった広告種情
報及び広告情報は、RAM11に記憶されていて選択さ
れるものとなったときには、該選択される広告種情報及
び広告情報がディスプレイ5の地図上に重畳表示される
ので、情報センター30から送信された情報を、無駄に
することなく有効に活かすことができると共に、情報セ
ンター30から同じ情報を送信しなくても済み、通信量
をさらに削減することができる。そして、情報センター
30ではなくて車両Vのナビゲーション装置1におい
て、ディスプレイ5における情報表示密度の大きさに応
じて広告種情報及び広告情報を選択するので、表示縮尺
が変更されたときに、情報センター30との通信を行わ
なくても、その変更に直ぐに対応することができる。す
なわち、情報表示密度は表示縮尺によって変わるもので
あり、表示縮尺の変更頻度は比較的高いので、情報セン
ター30が情報表示密度に応じた情報を車両Vのナビゲ
ーション装置1へ送信するようにすると、表示縮尺の変
更に直ぐに対応することができなくなる。しかし、この
実施形態では、ナビゲーション装置1側で情報表示密度
に応じて広告種情報及び広告情報を選択すると共に、選
択されなかったものも記憶しているので、表示縮尺の変
更に直ぐに対応することができ、乗員の利便性を向上さ
せることができる。
【0052】尚、上記実施形態では、ステップSA14
における表示広告選択ルーチンにおいて、ステップSA
12でRAM11から読み出した広告信号における広告
データの広告種情報及び広告情報のうち、所定の優先順
位に基づき、ディスプレイ5の情報表示密度が所定レベ
ルになるまでのものを選択したが、このように処理する
代わりに、図13のように処理してもよい。
【0053】すなわち、ステップSA51で、車両状態
検出センサ4により車速を検出し(ステップSA2のリ
クエストコード設定ルーチンで車速を検出しているが、
ここでは、車速が変化しても直ぐに対応できるように改
めて車速を検出する)、次のステップSA52で、その
車速が0か(停車か)、設定車速以下の低速か、又は該
設定車速よりも大きい高速か否かを判定する。この設定
車速は、上記リクエストコード設定時の所定速度よりも
大きい値に設定する(例えば所定速度を80km/h
に、設定車速を100km/hにそれぞれ設定する)。
【0054】上記ステップSA52において車速が0
(停車)であると判定されると、ステップSA53に進
んで、ステップSA12でRAM11から読み出した広
告信号(広告種情報及び広告情報)全てを選択する。ま
た、車速が低速であると判定されると、ステップSA5
3に進んで、RAM11から読み出した広告信号(広告
種情報及び広告情報)のうち、所定の優先順位の高い広
告種情報及び広告情報のみを選択する。さらに、車速が
高速であるときには、RAM11から読み出した広告信
号(広告種情報及び広告情報)を全て非選択とする。つ
まり、停車時には、情報センター30から送信された、
車両Vの現在位置及びリクエストコードとに応じた広告
データの広告種情報及び広告情報が全て表示され、低速
時には、その一部のみが表示され、高速時には、広告種
情報及び広告情報が全く表示されない。
【0055】また、表示広告選択ルーチンとして、図1
4のように処理してもよい。すなわち、ステップSA6
1で、乗員(ドライバ)の心理状態を検出する。この乗
員心理状態の検出は、例えばドライバの頭顔部を撮像す
るカメラを用いてドライバの視線方向を検出することに
より行い、ディスプレイ5の表示を殆ど見ないで前方を
見続けている場合には、ドライバの心理状態が緊張状態
にあると検出する。そして、次のステップSA62で、
ドライバの心理状態が緊張状態にあるか否かを判定し、
この判定がNOであるときには、ステップSA63に進
んで、ステップSA12でRAM11から読み出した広
告信号(広告種情報及び広告情報)全てを選択する一
方、判定がYESであるときには、ステップSA64に
進んで、RAM11から読み出した広告信号(広告種情
報及び広告情報)のうち、所定の優先順位の高い広告種
情報及び広告情報のみを選択する。つまり、ドライバの
心理状態が緊張状態ではなくてディスプレイ5の表示を
見る余裕があるときには、情報センター30から送信さ
れた、車両Vの現在位置及びリクエストコードとに応じ
た広告データの広告種情報と広告情報とが全て表示さ
れ、緊張状態にあるときには、その一部のみが表示され
る。
【0056】表示広告選択ルーチンにおける情報選択の
ための所定の条件としては、上記のディスプレイ5にお
ける情報表示密度の大きさ、車速及び乗員の心理状態に
限らず、車速以外の車両状態であってもよく、その他ど
のようなものであってもよい。但し、所定の条件とし
て、車両Vにおいて変化し易いものとしておくことが、
情報センター30との通信を行わなくてもその変化に直
ぐに対応できるという利点を有する点で有効である。
【0057】また、上記実施形態では、リクエストコー
ドの走行モードは、車両Vの現在位置とモード設定マッ
プと車速とに応じて自動で設定しているが、走行モード
を車両の乗員が手動で設定するモード切換スイッチを設
けて、そのモード切換スイッチにより設定された走行モ
ードに対応したリクエストコードを設定するようにして
もよい。
【0058】さらに、リクエストコードは、乗員が操作
スイッチ9により設定するコンテンツコードに対応する
ものであってもよい。具体的には、図15に示すよう
に、ディスプレイ5の表示を「広告配信コンテンツコー
ド設定」画面に変更して、乗員が操作スイッチ9により
「ガソリンスタンド」や「ホテル」等を選択できるよう
にしておく。そして、例えば「ガソリンスタンド」が選
択されると、「ガソリンスタンド」に対応するリクエス
トコードが情報センター30へ送信され、情報センター
30からは、そのリクエストコードに応じて「ガソリン
スタンド」のみの広告データを含む広告信号が車両Vへ
送信されることになる。また、「目的地」が選択される
と、情報センター30からは、その目的地と同種の広告
データを含む広告信号が車両Vへ送信され、「経路誘導
路近傍」が選択されると、目的地までの経路誘導路近傍
に位置する施設等の広告データを含む広告信号が車両V
へ送信される。
【0059】さらに、ナビゲーション装置1により経路
誘導が行われているときには、「経路誘導」に対応する
リクエストコードを自動で設定してそのリクエストコー
ドを情報センター30へ送信し、情報センター30から
は、目的地までの経路誘導路近傍に位置する施設等の広
告データ又は目的地と同種の広告データを含む広告信号
を車両Vへ送信するようにしてもよく、高速道路を走行
しているときには、「高速道路」に対応するリクエスト
コードを自動で設定してそのリクエストコードを情報セ
ンター30へ送信し、情報センター30からは、その高
速道路から直ぐにはアクセスすることが困難な位置にあ
る施設等の広告データは非選択とするようにしてもよ
い。
【0060】加えて、情報センター30において、予め
車両Vの所有者の自宅を記憶しておいて、車両Vから送
信された広告リクエスト信号における車両Vの現在位置
が該車両Vの所有者の自宅近傍であるときには、広告信
号として本来車両Vへ送信する広告データの一部又は全
てに規制をかけるようにしてもよい。つまり、車両Vの
現在位置が該車両Vの所有者の自宅近傍であるときに
は、車両Vの現在位置とリクエストコードとに応じて広
告データを選択するだけでなく、その中からさらに優先
順位の高いもののみを選択するか、又は全てを非選択と
する。このようにしても、乗員の使用頻度がかなり高い
道路を走行しており、車両Vへ情報を提供しても、乗員
が既に認識している情報である可能性が高いので、大き
な問題になることはなく、通信量をより一層削減するこ
とができる。
【0061】また、上記実施形態では、地図上に重畳表
示する情報を、広告種情報及び広告情報としたが、これ
に限らず、他のどのような情報であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用ナ
ビゲーション方法、車両用ナビゲーションシステム、車
載ナビゲーション装置、及び該装置が読み取り可能なナ
ビゲーション制御プログラムを記録した記録媒体による
と、車両から該車両の現在位置とリクエストコードとを
情報センターへ送信し、情報センターからは上記車両の
現在位置とリクエストコードとに応じた情報を上記車両
へ送信し、車両において、情報センターから送信された
情報を受信すると共に、該受信した情報から所定の条件
に応じて情報を選択して、該選択した情報を、ディスプ
レイの地図上に重畳表示させるようにしたことにより、
情報センターにおいて、車両へ送信する情報を、車両の
現在位置とリクエストコードとに応じて適切に絞り込む
ことができ、通信量を削減することができると共に、車
両においては、表示を見易くする等の観点から表示する
情報をさらに絞り込むことができ、乗員の利便性や安全
性の向上化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション
システムの全体構成を示す概略図である。
【図2】ナビゲーション装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】情報センターの構成を示すブロック図である。
【図4】ナビゲーション装置のCPUにおけるナビゲー
ション制御のための処理動作の前半部を示すフローチャ
ートである。
【図5】CPUにおけるナビゲーション制御のための処
理動作の後半部を示すフローチャートである。
【図6】リクエストコード設定ルーチンの具体的な処理
動作を示すフローチャートである。
【図7】表示広告選択ルーチンの具体的な処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】情報センターのサーバにおける制御処理動作を
示すフローチャートである。
【図9】リクエストコードが「買物モード」に対応する
ものであるときのディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【図10】リクエストコードが「旅行モード」に対応す
るものであるときのディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【図11】リクエストコードが「高速モード」に対応す
るものであるときのディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【図12】リクエストコードとは関係なく表示地図上に
車両の現在位置に応じた全ての広告種情報及び広告情報
が重畳表示された場合のディスプレイの表示例を示す図
である。
【図13】表示広告選択ルーチンの他の具体的な処理動
作を示すフローチャートである。
【図14】表示広告選択ルーチンのさらに他の具体的な
処理動作を示すフローチャートである。
【図15】コンテンツコードを設定するときのディスプ
レイの表示例を示す図である。
【符号の説明】
V 車両 1 車載ナビゲーション装置 2 CPU(表示制御手段) 3 現在位置検出センサ(現在位置検出手段) 5 ディスプレイ 7 通信装置(送信手段、情報受信手段) 10 ROM(記録媒体) 21 リクエストコード設定手段 22 選択手段 30 情報センター 32 通信装置(受信手段、情報送信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 F 29/10 29/10 A (72)発明者 牛尾 將雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB22 HC24 HC27 HD04 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC14 AC18 5B075 ND20 NK43 NK46 PQ02 PQ69 5H180 AA01 BB04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 FF32 FF40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両と情報センターとの間で通信を行う
    ことにより、上記車両において上記情報センターから送
    信された情報を受信して、該受信した情報を該車両のデ
    ィスプレイの地図上に重畳表示させる車両用ナビゲーシ
    ョン方法であって、 上記車両から該車両の現在位置とリクエストコードとを
    上記情報センターへ送信するステップと、 上記情報センターから上記車両の現在位置とリクエスト
    コードとに応じた情報を上記車両へ送信するステップ
    と、 上記車両において、上記情報センターから送信された情
    報を受信すると共に、該受信した情報から所定の条件に
    応じて情報を選択して、該選択した情報を上記ディスプ
    レイの地図上に重畳表示させるステップとを含むことを
    特徴とする車両用ナビゲーション方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用ナビゲーション方
    法において、 情報センターにおいて、予め車両の所有者の自宅を記憶
    しておいて、上記車両から送信された車両の現在位置が
    該車両の所有者の自宅近傍であるときには、車両へ送信
    する情報に規制をかけることを特徴とする車両用ナビゲ
    ーション方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両用ナビゲーシ
    ョン方法において、 車両において、情報センターから送信された情報のうち
    選択されなかった情報を記憶しておいて、該記憶した情
    報の少なくとも一部が所定の条件に応じて選択される情
    報となったときに、該選択される情報をディスプレイの
    地図上に重畳表示させることを特徴とする車両用ナビゲ
    ーション方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用
    ナビゲーション方法において、 所定の条件は、ディスプレイにおける情報表示密度の大
    きさであることを特徴とする車両用ナビゲーション方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両用
    ナビゲーション方法において、 情報センターから車両へ送信する情報は、広告情報であ
    ることを特徴とする車両用ナビゲーション方法。
  6. 【請求項6】 車両に搭載されたナビゲーション装置
    と、上記車両外に設置され、上記ナビゲーション装置と
    通信可能な情報センターとを備えた車両用ナビゲーショ
    ンシステムであって、 上記ナビゲーション装置は、地図を表示するディスプレ
    イと、上記車両の現在位置を検出する現在位置検出手段
    と、リクエストコードを設定するリクエストコード設定
    手段と、上記現在位置検出手段により検出された車両の
    現在位置とリクエストコード設定手段により設定された
    リクエストコードとを、上記情報センターへ送信する送
    信手段とを有し、 上記情報センターは、上記送信手段により送信された車
    両の現在位置とリクエストコードとを受信する受信手段
    と、該受信手段により受信した車両の現在位置とリクエ
    ストコードとに応じた情報を上記車両へ送信する情報送
    信手段とを有しており、 上記ナビゲーション装置は、さらに、上記情報センター
    から送信された情報を受信する情報受信手段と、該情報
    受信手段により受信した情報から所定の条件に応じて情
    報を選択する選択手段と、該選択手段により選択された
    情報を上記ディスプレイの地図上に重畳表示させる表示
    制御手段とを有していることを特徴とする車両用ナビゲ
    ーションシステム。
  7. 【請求項7】 車両に搭載され、該車両外に設置された
    情報センターと通信可能に構成された車載ナビゲーショ
    ン装置であって、 地図を表示するディスプレイと、 上記車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 リクエストコードを設定するリクエストコード設定手段
    と、 上記現在位置検出手段により検出された車両の現在位置
    とリクエストコード設定手段により設定されたリクエス
    トコードとを、上記情報センターへ送信する送信手段
    と、 上記情報センターから送信された、上記車両の現在位置
    とリクエストコードとに応じた情報を受信する情報受信
    手段と、 上記情報受信手段により受信した情報から所定の条件に
    応じて情報を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された情報を上記ディスプレイ
    の地図上に重畳表示させる表示制御手段とを備えている
    ことを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 車両に搭載され、該車両外に設置された
    情報センターと通信可能に構成された車載ナビゲーショ
    ン装置が読み取り可能なナビゲーション制御プログラム
    を記録した記録媒体であって、 上記ナビゲーション制御プログラムは、上記車両の現在
    位置とリクエストコードとを上記車載ナビゲーション装
    置から上記情報センターへ送信させ、上記情報センター
    から送信された、上記車両の現在位置とリクエストコー
    ドとに応じた情報を受信したときに、該情報から所定の
    条件に応じて情報を選択させて、該選択された情報のみ
    を車載ナビゲーション装置のディスプレイの地図上に重
    畳表示させるものであることを特徴とする記録媒体。
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