JP4492646B2 - 車両機能実行システム、車両側装置、携帯機、記憶媒体、情報センタ - Google Patents

車両機能実行システム、車両側装置、携帯機、記憶媒体、情報センタ Download PDF

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Description

本発明は、ドライバが設定した車両の状態をICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶しておき、その車両状態を設定した車両以外の車両でもその車両状態を利用可能なシステムにおいて、ユーザが利用していなかった機能や新機能をユーザに知らせる技術に関する。
従来より、ドライバが設定した車両の状態をICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶しておき、その車両状態を設定した車両以外の車両でもその車両状態を利用可能な情報提供システムが知られている。
この種の情報提供システムでは、ユーザが知っている機能のうちユーザが必要とする機能については車両状態が継承される。
また、この種の情報提供システムの中には、自動車にICカードを利用できる車載機器を搭載し、運転者が乗車の際に設定できる乗車運転環境形態事項の設定値をICカードから車載機器によって読み出して乗車運転環境形態を設定することによって、運転者が乗車の毎に乗車運転環境形態を設定することがなく、他人所有の自動車(レンタカー、リースカー、乗り換え新車等)であっても乗車運転環境形態を直ちにマイカーに設定することができるシームレス型利用環境情報の提供処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、運転者が乗車の際に設定できる乗車環境運転形態事項の設定値が予め記憶されているICカードを乗車する自動車の車載機器にセットし、ICカードに記憶されている乗車運転環境形態事項設定値を車載機器によって読み出し、この読み出した乗車運転環境形態事項設定値によってICカード所有者の乗車環境運転形態事項を自動設定するようにする。
特開2002−120670公報
しかし、上述のような情報提供システムにおいては、上述のようにユーザが知っている機能のうちユーザが必要とする機能については車両状態が継承されるが、ユーザが一度必要でないと判断した機能については、ユーザが抱いた何らかの不満をその機能が解決してくれる場合を除き、今後利用されない可能性が高い。また、ユーザが抱いた何らかの不満をその機能が解決してくれる場合でも、ユーザがその機能が存在することを思い出さない限り、その機能が今後利用されることはない。さらに、ユーザが知らない機能やソフトのアップグレードなどで追加された新機能については、その存在をユーザに認識してもらわない限り、ユーザに利用されない可能性が高い。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが利用していなかった機能や新機能をユーザに知らせる技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る車両機能実行システム(1:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)においては、第一の記憶手段(32)が、ユーザが過去に使用した車両である「使用済み車両」に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶しており、第二の記憶手段(11)が、使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である「使用中車両」(1)に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶している。読出手段(12)が、使用中車両へユーザが搭乗した際に、第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す。そして、比較手段(12)が、読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する。さらに、比較手段によって第一の設定データと第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合には、許容手段(12)が、読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、第一の機能の実行を許容する。このことにより、ユーザが利用していなかった機能や新機能の実行を許容することでこれらの機能をユーザに知らせることができる。
なお、上述の第一の機能または第二の機能としては複数の機能がそれぞれ存在することが考えられる。
また、第一の機能の実行を許容することを報知することが考えられる。具体的には、請求項のように、許容手段によって第一の機能の実行が許容される旨を報知手段(21)に報知させる報知制御手段(12)を備えることが考えられる。このように構成すれば、例えば、実行が許容される機能をナビゲーション装置のディスプレイなどで表示したり音声で知らせたりすることにより、機能の実行の許容をユーザが認識しやすくできる。
また、第一の機能の実行については、ユーザの意向に応じてその実行を許容することが考えられる。具体的には、請求項1,2のように、操作手段(21)を介してユーザの意向を受け付ける受付手段(12)を備え、受付手段が受け付けたユーザの意向が肯定判断である場合には、許容手段が、第一の機能の実行を許容し、一方、受付手段が受け付けたユーザの意向が否定判断である場合には、許容手段が、第一の機能の実行を許容しないことが考えられる。このように構成すれば、第一の機能の実行の許容についてユーザの意向を反映させることができる。
この場合、ユーザの意向によって第一の機能の実行が所定回数許容されなかった場合に、その機能に関する設定データの更新を以後行わないことが考えられる。具体的には、請求項のように、受付手段が受け付けたユーザの意向に応じた第一の機能の実行の許容の取り消しが許容手段によって所定回数実行された場合には、第一の記憶手段が、第一の設定データの記憶内容の更新を以後行わないことが考えられる。このように構成すれば、特定の機能についてキャンセルが所定回数行われた場合、その機能がユーザにとって不要な機能と判断し、ユーザの嗜好に合った機能の実行を許容し、ユーザの嗜好に合わない機能の実行を排除することができる。
また、上述のように第一の機能の実行を許容した後に、第一の機能の実行の継続については、ユーザの意向に応じてその実行の継続を許容することが考えられる。具体的には、請求項のように、第一の機能の実行を許容した後に、受付手段が受け付けたユーザの意向が肯定判断である場合には、許容手段が、第一の機能の実行を引き続き許容し、一方、受付手段が受け付けたユーザの意向が否定判断である場合には、許容手段が、第一の機能の実行の許容を取り消すことが考えられる。このように構成すれば、第一機能の実行の許容を継続または取消しについてユーザの意向を反映させることができる。
ところで、上述のように比較手段によって第一の設定データと第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合には、許容手段が、その差分が存在する機能のうち所定条件を満たす機能についてはその機能を実行することが考えられる(請求項)。このように構成すれば、差分が存在する機能すべてを実行する場合に比べて、ユーザの嗜好に合った機能の実行を許容することができる。
この場合、上述の所定条件の具体例としては、例えば乱数による数値が所定値以上であることなどが挙げられる。具体的には、請求項のように、乱数を生成する乱数生成手段(13)を備え、許容手段が、乱数生成手段によって生成された乱数の値が所定値以上である場合に前記所定条件を満たすと判断することが考えられる。このように構成すれば、機能を常に実行するのではなく、所定値の設定により、所定の確率で機能の実行を許容するようにすることができる。例えば第一の設定データと第二の設定データとを比較した結果、追加することになった機能については、所定値を大きくすることでその機能の実行を許容する確率を高くすると、その機能がユーザに使用してもらえる機会が増えて効果的である。なお、新規機能が追加された場合などその機能を積極的に試してもらうため、追加になった機能については必ずその実行を許容するといったことも考えられる。
また、第一の設定データと第二の設定データとを比較した結果、両者の何れかに新機能が追加されている場合にも、比較手段が、両者に差分が存在すると判断することが考えられる(請求項)。このように構成すれば、新規機能が追加された場合にその機能を積極的にユーザに使用してもらうことができる。
ところで、季節や時間、時間帯、天気、位置などのシーン条件が変化されたときには、ユーザが利用していなかった機能や新機能の実行が容認されやすいと思われるため、そのようなタイミングを見計らって、上述の比較処理を実行することが考えられる。具体的には、請求項のように、比較手段が、シーン条件が変更された際に、第一の設定データと第二の設定データとの比較を実行することが考えられる。このように構成すれば、機能を常に実行するのではなく、ユーザが利用していなかった機能や新機能の実行が容認されやすいと思われるシーン条件が変化した際に限定して、機能の実行を許容するようにすることができる。
なお、上述の車両機能実行システムは、車両に搭載される車両側装置と、ユーザが携帯可能な携帯機と、を備え、前記車両側装置と前記携帯機との間で各種データを送受信可能な車両機能実行システムとしても構成可能である。この場合、前記携帯機が、ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段を有し、前記車両側装置が、前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、を有することを特徴とする(請求項)。
また、上述の車両機能実行システムは、車両に搭載される車両側装置と、ユーザが携帯可能な携帯機と、情報センタと、を備え、前記車両側装置と前記携帯機と前記情報センタとの間で各種データを送受信可能な車両機能実行システムとしても構成可能である。この場合、前記情報センタが、ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段を有し、前記車両側装置が、前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、を有することを特徴とする(請求項)。なお、前記情報センタが、ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段と、乱数を生成する乱数生成手段と、を有し、前記車両側装置が、前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、を有し、さらに、前記許容手段が、前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合において、その差分が存在する機能のうち所定条件を満たす機能についてはその機能の実行を許容し、そして、前記許容手段が、前記乱数生成手段によって生成された乱数の値が所定値以上である場合に前記所定条件を満たすと判断するようにしてもよい(請求項)。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は第一実施形態の車両機能実行システム100の全体構成を示すブロック図である。また、図2は設定値の通知例を示す説明図である。
[車両機能実行システム100の構成の説明]
図1に示すように、車両機能実行システム100は、車両1に搭載される車両側装置10と、ユーザが携帯可能な携帯機30と、を備え、車両側装置10と携帯機30との間で各種データを送受信可能である。
[車両1の構成の説明]
車両1は、車両側装置10、エアコン15、ドアロック16、シート17、チルト・テレスコピック18、ミラー19、ワイパ20、ナビゲーション装置21、オーディオ22などを備えている。なお、エアコン15、ドアロック16、シート17、チルト・テレスコピック18、ミラー19、ワイパ20、ナビゲーション装置21、オーディオ22などはそれぞれが車両側装置10の設定記憶制御部12と接続され、設定記憶制御部12との間で各種データを送受信可能である。
[車両側装置10の構成の説明]
まず、車両1が備える車両側装置10について説明する。
車両側装置10は、記憶部11、設定記憶制御部12、乱数発生部13、携帯機通信部14、を備える。なお、記憶部11、乱数発生部13、携帯機通信部14はそれぞれが設定記憶制御部12と接続され、設定記憶制御部12との間で各種データを送受信可能である。
記憶部11は、不揮発性メモリで構成され、各種データを記憶するのに利用される。具体的には、記憶部11は、使用中車両としての車両1に搭載される機能に関する設定データおよびシーン条件を記憶する。
このうち設定データには、図5(a)に例示するように、機能と、設定項目と、機能番号と、設定値と、キャンセル回数とを関連付けたレコードが登録されている。一例を挙げると、設定データには、機能としての「ドアロック」と、設定項目としての「車速オートロック」と、機能番号としての番号「1001」と、設定値として「有効」と、キャンセル回数としての数値「1」とが関連付けたレコードが登録されているという具合である。また、設定データには、キーIDが設定されている。
また、シーン条件には、図5(b)に例示するように、現在の季節や時間、天気、位置などを示す情報が登録されている。一例を挙げると、現在は季節が冬であり、年月日および時刻が2007年1月1日12時30分であり、現在位置が東経○○°、北緯△△°であり、天候が雪であるといった具合である。また、シーン条件には、キーIDが設定されている。
なお、記憶部11は第二の記憶手段に該当する。また、記憶部11が記憶する設定データは、請求の範囲における「第二の設定データ」に該当し、この設定データに登録された機能は、特許請求の範囲における「第二の機能」に該当する。
設定記憶制御部12は、CPU、ROM、RAM、SRAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。
また、設定記憶制御部12は、記憶部11が記憶する設定データに登録されている機能ごとの設定値に基づき、エアコン15など車両1が備える車両側装置10以外の構成が所定の機能の実行を許容する。一例を挙げると、設定記憶制御部12は、図5(a)に例示する設定データにおいて、ドアロック機能については、設定項目としての「車速オートロック」が「有効」と設定されていることから、車両1の速度が所定の車速に達した際に、ドアロック16が車両1のドアをロック状態とすることを許容するといった具合である。
なお、設定記憶制御部12は、読出手段、比較手段、許容手段、報知制御手段および受付手段に該当する。
乱数発生部13は、乱数を発生して出力する機能を有する。なお、乱数発生部13は乱数生成手段に該当する。
携帯機通信部14は、携帯機30の通信部31と通信を行う機能を有する。
[車両1のその他の構成の説明]
次に、車両1が備える車両側装置10以外の車載機器について順に説明する。なお、以下に挙げる車載機器は、その機能が上述の設定データに登録可能な機器であり、設定データに登録可能な機能としては、ドアロック(2回操作アンロックなど)、ナビの設定(表示方法など)、オーディオの設定(サラウンド設定など)、エアコンの設定(イオン吹き出しなど)などが挙げられる。
エアコン15は、コンプレッサやヒータ、ファン等で構成され、指定された運転設定に応じて、車両室内の温度や湿度、清浄度等を調節する機能を有する。また、エアコン15は、運転設定を示す信号および車両室内の温度や湿度、清浄度等の実績値を示す信号を出力する機能を有する。
ドアロック16は、搭乗者の操作に応じてドアを施錠する構成である。また、ドアロック16は、ドアロックの状態を示す信号を出力する機能を有する。
シート17は、使用者が着座するための略正方形の座部と、座部の後端に配置されて後傾可能な背凭れと、その前後方向の位置や背凭れの角度等を電動で調節可能に構成されている。また、シート17は、前後方向の位置や背もたれの角度等を運転席の位置情報として出力する機能を有する。
チルト・テレスコピック18は、ハンドルの位置情報として上下方向の角度及び軸方向の伸縮量に基づく調節位置を取得して出力する機能を有する。
ミラー19は、車両室内に設置されるルームミラーであり、ルームミラーの調節角度(上下方向の調節角度と左右方向の調節角度)を検出して出力する機能を有する。
ワイパ20は、レインセンサ20aからの出力信号に基づき、天候に応じて自動的に作動する機能を有する。また、ワイパ20は、ワイパの動作状態および動作速度を検出して出力する機能を有する。
ナビゲーション装置21は、ナビゲーションECU、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波をGPSアンテナ21aを介して受信してその受信信号を出力するGPS受信機、地図データベースを記録したDVD−ROM等を中心に構成された電子制御装置であり、地図上における車両の位置を特定し、経路案内等の処理を行う機能を有する。また、ナビゲーション装置21は、各種情報を表示可能な表示部(図示省略)およびユーザが操作するための操作部(図示省略)を備える。また、ナビゲーション装置21は、各種演算結果を出力する機能を有する。なお、ナビゲーション装置21は報知手段および操作手段に該当する。
オーディオ22は、信号切替器や信号増幅器等から構成され、入力された音声信号を増幅して外部のスピーカ(図示省略)へ出力するよう構成される。また、オーディオ22は、出力レベルを示す信号を出力する機能を有する。
[携帯機30の構成の説明]
携帯機30は、通信部31と記憶回路32とを備え、通信部31と記憶回路32とが互いに接続され、各種データを送受信可能である。
通信部31は、車両側装置10の携帯機通信部14と通信を行う機能を有する。
記憶回路32は、不揮発性メモリで構成され、ユーザが過去に搭乗した車両(使用済み車両)に搭載される機能に関する設定データなどの各種データを記憶するのに利用される。設定データには、図5(a)に例示するように、機能と、設定項目と、機能番号と、設定値と、キャンセル回数とを関連付けたレコードが登録されている。また、設定データには、キーIDが設定されている。また、記憶回路32は、記憶する設定データを読み出したり更新したりする機能を有する。なお、記憶回路32は第一の記憶手段に該当する。また、記憶回路32が記憶する設定データは、特許請求の範囲における「第一の設定データ」に該当し、この設定データに登録された機能は、特許請求の範囲における「第一の機能」に該当する。また、携帯機30は記憶媒体に該当する。
[車両側設定値記憶処理(1)の説明]
次に、車両側装置10の設定記憶制御部12により実行される車両側設定値記憶処理(1)を図3のフローチャートを参照して説明する。この処理は、車両側装置10の電源が投入された際に繰り返し実行される。
まず、イグニションがオンであるか否かを判断する(S105)。イグニションがオフであると判断された場合にはイグニションがオンであると判断されるまで待機し(S105:NO)、イグニションがオンであると判断された場合には(S105:YES)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあるか否かを判断する(S110)。当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にないと判断された場合には当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断されるまで待機し(S110:NO)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断された場合には(S110:YES)、携帯機30の記憶回路32が記憶する設定値(設定データ、図5(a)参照)を携帯機30から受信する(S115)。そして、受信した設定データを参照して、各種車載機器に関する新規機能があるか否かを判断する(S120)。
各種車載機器に関する新規機能がないと判断された場合において(S120:NO)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」よりも小さいときには(S125:YES)、先に携帯機30から受信した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S130、図5(a)参照)。具体的には、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、携帯機30の記憶回路32から読み出した設定データに基づいて機能の実行を許容する。一例を挙げると、図5(c)の設定データでは、車速オートロック機能については、使用済み車両(図5(c)の「車両1」が相当)では搭載されていない機能だったが、使用中車両(図5(c)の「車両2」が相当)では新規機能として搭載されており、設定値として「無効」または「有効」の何れかを選択可能になっている。また、ナビゲーション装置21の表示方式については、使用済み車両(図5(c)の「車両1」が相当)では「2D」表示となっているが、使用中車両(図5(c)の「車両2」が相当)では「3D」表示が新規機能として新たに搭載されており、設定値として「2D」表示または「3D」表示の何れかを選択可能になっている。そして、S135に移行する。一方、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」以上であるときには(S125:NO)、そのままS135に移行する。
また、各種車載機器に関する新規機能があると判断された場合において(S120:YES)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」よりも小さいときには(S180:YES)、先に携帯機30から受信した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S185、図5(a)参照)。具体的には、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の何れかに新機能が追加されているために両者に差分が存在すると判断し、新機能の追加を含めて両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、携帯機30の記憶回路32から読み出した設定データに基づいて新規機能を含む諸機能の実行を許容する。そして、S135に移行する。一方、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」以上であるときには(S180:NO)、そのままS135に移行する。
S135では、記憶部11が記憶するシーン条件(図5(b)参照)を参照して、季節や時間、天気、位置などのシーン判定を行う。一例を挙げると、現在は季節が冬であり、年月日および時刻が2007年1月1日12時30分であり、現在位置が東経○○°、北緯△△°であり、天候が雪であるといった具合である。続いて、記憶部11が記憶する設定データを参照し(S140)、設定内容を通知する(S145)。具体的には、例えば、設定内容として実行が許容される機能をナビゲーション装置21のディスプレイなどで表示したり音声で知らせたりする。そして、設定変更をキャンセルするか否かを判断する(S150)。具体的には、図2に例示するように、例えばオートミラー機能などの機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断する。設定変更をキャンセルすると判断された場合には(S150:YES)、該当する設定項目におけるキャンセル回数の値を数値「1」増加させ(S190、図5(a)参照)、S160に移行する。一方、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には(S150:NO)、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へ書き込みを行い(S155)、S160に移行する。
S160では、イグニションがオフであるか否かを判断する。イグニションがオンであると判断された場合には。イグニションがオフとなるまで待機し(S160:NO)、イグニションがオフであると判断された場合には(S160:YES)、設定データを読み込む(S165)。
続いて、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあるか否かを判断する(S170)。当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にないと判断された場合には当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断されるまで待機し(S170:NO)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断された場合には(S170:YES)、先に読み込んだ設定データを携帯機30へ送信する(S115)。
そして、本処理を終了する。
[携帯機側設定値記憶処理(1)の説明]
次に、携帯機30により実行される携帯機側設定値記憶処理(1)を図4のフローチャートを参照して説明する。この処理は、携帯機30の電源が投入された際に実行される。
まず、当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあるか否かを判断する(S205)。当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にないと判断された場合には当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあると判断されるまで待機し(S205:NO)、当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあると判断された場合には(S205:YES)、車両側装置10にて設定データへの書き込みがあったか否かを判断する(S210)。車両側装置10にて設定データへの書き込みがあったと判断された場合には(S210:YES)、車両側装置10から更新後の設定データを受信し(S220)、その受信した更新後の設定データを、記憶回路32が記憶する設定データへ書き込み(S225)、S205に戻る。
一方、車両側装置10にて設定データへの書き込みがなかったと判断された場合には(S210:NO)、当該携帯機30において設定データの読み出しを行うか否かを判断する(S215)。当該携帯機30において設定データの読み出しを行うと判断された場合には(S215:YES)、記憶回路32が記憶する設定データを読み出し(S230)、その読み出した設定データを車両側装置10へ送信する(S235)。そして、S205に戻る。一方、当該携帯機30において設定データの読み出しを行わないと判断された場合には(S215:NO)、そのままS205に戻る。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態の車両機能実行システム100によれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、携帯機30の記憶回路32が、使用済み車両に搭載される機能(第一の機能)に関する設定データ(第一の設定データ)を記憶しており、車両側装置10の記憶部11が、使用中車両である車両1に搭載される機能(第二の機能)に関する設定データ(第二の設定データ)を記憶している。車両側装置10の設定記憶制御部12が、使用済み車両を使用した後に使用中車両へ搭乗した際に、携帯機30の記憶回路32が記憶する設定データを読み出すとともに、車両側装置10の記憶部11が記憶する設定データを読み出す。そして、設定記憶制御部12が、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、携帯機30の記憶回路32から読み出した設定データに基づいて機能の実行を許容する。このことにより、ユーザが利用していなかった機能や新機能の実行を許容することでこれらの機能をユーザに知らせることができる。
(2)また、第一実施形態の車両機能実行システム100によれば、車両側設定値記憶処理(1)において、S130またはS185にて記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更した後に、その記憶部11が記憶する設定データを参照して(S140)、設定内容を通知する(S145)。このように、例えば、実行が許容される機能をナビゲーション装置21のディスプレイなどで表示したり音声で知らせたりすることにより、機能の実行の許容をユーザが認識しやすくできる。
(3)また、第一実施形態の車両機能実行システム100によれば、車両側設定値記憶処理(1)において、例えばオートミラー機能などの機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断し(S150)、設定変更をキャンセルすると判断された場合には(S150:YES)、該当する設定項目におけるキャンセル回数の値を数値「1」増加させ(S190、図5(a)参照)、一方、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には(S150:NO)、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へ書き込みを行う(S155)。このことにより、車両機能の実行の許容についてユーザの意向を反映させることができる。
(4)また、第一実施形態の車両機能実行システム100によれば、車両側設定値記憶処理(1)において、二つの設定データを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合には、その差分が存在する機能のうち所定条件を満たす機能についてはその機能を実行する。この場合、所定条件としては、下記のように乱数発生部13によって生成された乱数の値が所定値以上である場合に所定条件を満たすと判断する。
(4−1)各種車載機器に関する新規機能がないと判断された場合において(S120:NO)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」よりも小さいときには(S125:YES)、先に携帯機30から受信した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S130、図5(a)参照)。
(4−2)各種車載機器に関する新規機能があると判断された場合において(S120:YES)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」よりも小さいときには(S180:YES)、先に携帯機30から受信した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S185、図5(a)参照)。
このことにより、差分が存在する機能すべてを実行する場合に比べて、ユーザの嗜好に合った機能の実行を許容することができる。また、車両機能を常に実行するのではなく、所定値の設定により、所定の確率で機能の実行を許容するようにすることができる。例えば二つの設定データを比較した結果、追加することになった機能については、所定値を大きくすることでその機能の実行を許容する確率を高くすると、その機能がユーザに使用してもらえる機会が増えて効果的である。なお、新規機能が追加された場合などその機能を積極的に試してもらうため、追加になった機能については必ずその実行を許容するといったことも考えられる。
(5)また、第一実施形態の車両機能実行システム100によれば、車両側設定値記憶処理(1)において、各種車載機器に関する新規機能があると判断された場合において(S120:YES)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」よりも小さいときには(S180:YES)、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の何れかに新機能が追加されている場合には両者に差分が存在すると判断し、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、携帯機30の記憶回路32から読み出した設定データに基づいて新規機能を含む諸機能の実行を許容する。このことにより、新規機能が追加された場合にその機能を積極的にユーザに使用してもらうことができる。
(6)また、第一実施形態の車両機能実行システム100によれば、車両側設定値記憶処理(1)において、記憶部11が記憶するシーン条件(図5(b)参照)を参照して(S135)、季節や時間、天気、位置などのシーン判定を行う。そして、シーン条件が変更された際に、二つの設定データを比較する。このことにより、車両機能を常に実行するのではなく、ユーザが利用していなかった機能や新規機能の実行が容認されやすいと思われるシーン条件が変化した際に限定して、車両機能の実行を許容するようにすることができる。
[第二実施形態]
上記第一実施形態の車両機能実行システム100は、車両1に搭載される車両側装置10と、ユーザが携帯可能な携帯機30と、を備え、車両側装置10と携帯機30との間で各種データを送受信可能に構成されている。これに対して、第二実施形態の車両機能実行システム200は、車両2に搭載される車両側装置40と、ユーザが携帯可能な携帯機30と、情報センタ50と、を備え、車両側装置40と携帯機30と情報センタ50との間で各種データを送受信可能に構成されていることを特徴とする。
以下に、第二実施形態の車両機能実行システム200が備える構成について説明する。なお、図7は第二実施形態の車両機能実行システム200の全体構成を示すブロック図である。
また、本第二実施形態では、多くの部分は第一実施形態と共通なので、第一実施形態と同じ符号を使用してその詳細な説明を省略する。
[車両2の構成の説明]
車両2は、車両側装置40、エアコン15、ドアロック16、シート17、チルト・テレスコピック18、ミラー19、ワイパ20、ナビゲーション装置21、オーディオ22などを備えている。なお、エアコン15、ドアロック16、シート17、チルト・テレスコピック18、ミラー19、ワイパ20、ナビゲーション装置21、オーディオ22などはそれぞれが車両側装置40の設定記憶制御部12と接続され、設定記憶制御部12との間で各種データを送受信可能である。
[車両側装置40の構成の説明]
車両側装置40は、記憶部11、設定記憶制御部12、乱数発生部13、携帯機通信部14、移動体通信機23を備える。なお、記憶部11、乱数発生部13、携帯機通信部14、移動体通信機23はそれぞれが設定記憶制御部12と接続され、設定記憶制御部12との間で各種データを送受信可能である。
移動体通信機23は、中継器41およびネットワーク42を介して、情報センタ50の制御部51と通信を行う機能を有する。
[携帯機30の構成の説明]
携帯機30は、通信部31と記憶回路32とを備え、通信部31と記憶回路32とが互いに接続され、各種データを送受信可能である。
[情報センタ50の構成の説明]
情報センタ50は、ドライバの過去の購買履歴や飲食履歴等の情報を管理する機能を有し、制御部51とデータベース52とを備え、制御部51とデータベース52とが互いに接続され、各種データを送受信可能である。
制御部51は、CPU、ROM、RAM、SRAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。また、制御部51は、中継器41およびネットワーク42を介して、車両側装置10の移動体通信機23と通信を行う機能を有する。
データベース52は、不揮発性メモリで構成され、ユーザが過去に搭乗した車両(使用済み車両)に搭載される機能に関する設定データなどの各種データを記憶するのに利用される。設定データには、図5(a)に例示するように、機能と、設定項目と、機能番号と、設定値と、キャンセル回数とを関連付けたレコードが登録されている。また、設定データには、キーIDが設定されている。なお、本実施形態では、データベース52が記憶する設定データは、特許請求の範囲における「第一の設定データ」に該当し、この設定データに登録された機能は、特許請求の範囲における「第一の機能」に該当する。
なお、データベース52は本実施形態では第一の記憶手段に該当する。
[車両側設定値記憶処理(2)の説明]
次に、車両側装置40の設定記憶制御部12により実行される車両側設定値記憶処理(2)を図8のフローチャートを参照して説明する。この処理は、車両側装置40の電源が投入された際に繰り返し実行される。
まず、イグニションがオンであるか否かを判断する(S305)。イグニションがオフであると判断された場合にはイグニションがオンであると判断されるまで待機し(S305:NO)、イグニションがオンであると判断された場合には(S305:YES)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあるか否かを判断する(S310)。当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にないと判断された場合には当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断されるまで待機し(S310:NO)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断された場合には(S310:YES)、キーIDを読み出す(S315)。具体的には、携帯機30の記憶回路32が記憶する設定データに含まれるキーIDを携帯機30から受信する。そして、読み出したキーIDを情報センタ50へ送信する(S320)。さらに、情報センタ50のデータベース52が記憶する設定値(設定データ、図5(a)参照)を情報センタ50から受信する(S325)。そして、受信した設定データを参照して、各種車載機器に関する新規機能があるか否かを判断する(S330)。
各種車載機器に関する新規機能がないと判断された場合において(S330:NO)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」よりも小さいときには(S335:YES)、先に携帯機30から受信した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S340、図5(a)参照)。具体的には、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、携帯機30の記憶回路32から読み出した設定データに基づいて機能の実行を許容する。そして、S345に移行する。一方、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」以上であるときには(S335:NO)、そのままS345に移行する。
また、各種車載機器に関する新規機能があると判断された場合において(S330:YES)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」よりも小さいときには(S385:YES)、先に携帯機30から受信した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S390、図5(a)参照)。具体的には、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の何れかに新機能が追加されている場合には両者に差分が存在すると判断し、新規機能が追加された場合も含めて両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、携帯機30の記憶回路32から読み出した設定データに基づいて新規機能を含む諸機能の実行を許容する。そして、S335に移行する。一方、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」以上であるときには(S385:NO)、そのままS345に移行する。
S345では、記憶部11が記憶するシーン条件(図5(b)参照)を参照して、季節や時間、天気、位置などのシーン判定を行う。一例を挙げると、現在は季節が冬であり、年月日および時刻が2007年1月1日12時30分であり、現在位置が東経○○°、北緯△△°であり、天候が雪であるといった具合である。続いて、記憶部11が記憶する設定データを参照し(S350)、設定内容を通知する(S355)。具体的には、例えば、設定内容として実行が許容される機能をナビゲーション装置21のディスプレイなどで表示したり音声で知らせたりする。そして、設定変更をキャンセルするか否かを判断する(S360)。具体的には、図2に例示するように、例えばオートミラー機能などの機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断する。設定変更をキャンセルすると判断された場合には(S360:YES)、該当する設定項目におけるキャンセル回数の値を数値「1」増加させ(S395、図5(a)参照)、S370に移行する。一方、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には(S360:NO)、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へ書き込みを行い(S365)、S370に移行する。
S370では、イグニションがオフであるか否かを判断する。イグニションがオンであると判断された場合には。イグニションがオフとなるまで待機し(S370:NO)、イグニションがオフであると判断された場合には(S370:YES)、設定データを読み込む(S375)。続いて、情報センタ50へキーIDおよび設定データを送信する(S380)。そして、本処理を終了する。
[携帯機側設定値記憶処理(2)の説明]
次に、携帯機30により実行される携帯機側設定値記憶処理(2)を図9(a)のフローチャートを参照して説明する。この処理は、携帯機30の電源が投入された際に実行される。
まず、当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあるか否かを判断する(S410)。当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にないと判断された場合には当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあると判断されるまで待機し(S410:NO)、当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあると判断された場合には(S410:YES)、記憶回路32が記憶する設定データに含まれるキーIDを読み出し、その読み出したキーIDを車両側装置10へ送信する(S420)。そして、S410に戻る。
[センタ側設定値記憶処理(1)の説明]
次に、情報センタ50の制御部51により実行されるセンタ側設定値記憶処理(1)を図9(b)のフローチャートを参照して説明する。この処理は、情報センタ50の電源が投入された際に実行される。
まず、当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にあるか否かを判断する(S505)。当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にないと判断された場合には当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にあると判断されるまで待機し(S505:NO)、当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にあると判断された場合には(S505:YES)、車両側装置10にて設定データへの書き込みがあったか否かを判断する(S510)。車両側装置10にて設定データへの書き込みがあったと判断された場合には(S510:YES)、車両側装置10から更新後の設定データを受信し(S520)、その受信した更新後の設定データを、データベース52が記憶する設定データへ書き込み(S525)、S505に戻る。
一方、車両側装置10にて設定データへの書き込みがなかったと判断された場合には(S510:NO)、当該情報センタ50において設定データの読み出しを行うか否かを判断する(S515)。当該情報センタ50において設定データの読み出しを行うと判断された場合には(S515:YES)、データベース52から設定データを読み出し(S530)、その読み出した設定データを車両側装置10へ送信する(S535)。そして、S505に戻る。一方、当該情報センタ50において設定データの読み出しを行わないと判断された場合には(S515:NO)、そのままS505に戻る。
[第二実施形態の効果]
(1)このように第二実施形態の車両機能実行システム200によれば、第一実施形態の車両機能実行システム100と同様の作用効果を奏する。
[第三実施形態]
上記第二実施形態の車両機能実行システム200は、車両側装置40が乱数発生部13を備えている。これに対して、第三実施形態の車両機能実行システム300は、車両側装置60が乱数発生部13を備えておらず、情報センタ50が、乱数発生部53を備えることを特徴とする。
以下に、第三実施形態の車両機能実行システム300が備える構成について説明する。なお、図10は第二実施形態の車両機能実行システム300の全体構成を示すブロック図である。
また、本第三実施形態では、多くの部分は第一実施形態および第二実施形態と共通なので、第一実施形態および第二実施形態と同じ符号を使用してその詳細な説明を省略する。
[車両3の構成の説明]
車両3は、車両側装置60、エアコン15、ドアロック16、シート17、チルト・テレスコピック18、ミラー19、ワイパ20、ナビゲーション装置21、オーディオ22などを備えている。なお、エアコン15、ドアロック16、シート17、チルト・テレスコピック18、ミラー19、ワイパ20、ナビゲーション装置21、オーディオ22などはそれぞれが車両側装置60の設定記憶制御部12と接続され、設定記憶制御部12との間で各種データを送受信可能である。
[車両側装置60の構成の説明]
車両側装置60は、記憶部11、設定記憶制御部12、携帯機通信部14、移動体通信機23を備え、第二実施形態の車両側装置40とは異なり、乱数発生部13を備えていない。なお、記憶部11、携帯機通信部14、移動体通信機23はそれぞれが設定記憶制御部12と接続され、設定記憶制御部12との間で各種データを送受信可能である。
[携帯機30の構成の説明]
携帯機30は、通信部31と記憶回路32とを備え、通信部31と記憶回路32とが互いに接続され、各種データを送受信可能である。
[情報センタ50の構成の説明]
情報センタ50は、ドライバの過去の購買履歴や飲食履歴等の情報を管理する機能を有し、制御部51と、データベース52と、乱数発生部53と、を備え、データベース52および乱数発生部53はそれぞれが制御部51と接続され、制御部51との間で各種データを送受信可能である。
乱数発生部53は、乱数を発生して出力する機能を有する。なお、乱数発生部53は本実施形態では乱数生成手段に該当する。
[車両側設定値記憶処理(3)の説明]
次に、車両側装置60の設定記憶制御部12により実行される車両側設定値記憶処理(3)を図11(a)のフローチャートを参照して説明する。この処理は、車両側装置60の電源が投入された際に繰り返し実行される。
まず、イグニションがオンであるか否かを判断する(S605)。イグニションがオフであると判断された場合にはイグニションがオンであると判断されるまで待機し(S605:NO)、イグニションがオンであると判断された場合には(S605:YES)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあるか否かを判断する(S610)。当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にないと判断された場合には当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断されるまで待機し(S610:NO)、当該車両側装置10が携帯機30と通信状態にあると判断された場合には(S610:YES)、キーIDを読み出す(S615)。具体的には、携帯機30の記憶回路32が記憶する設定データに含まれるキーIDを携帯機30から受信する。
そして、記憶部11が記憶するシーン条件(図5(b)参照)を参照して、季節や時間、天気、位置などのシーン判定を行う(S620)。一例を挙げると、現在は季節が冬であり、年月日および時刻が2007年1月1日12時30分であり、現在位置が東経○○°、北緯△△°であり、天候が雪であるといった具合である。続いて、シーン条件およびキーIDを情報センタ50へ送信する(S625)。さらに、情報センタ50のデータベース52が記憶する設定値(設定データ、図5(a)参照)を情報センタ50から受信する(S630)。そして、受信した設定データ(設定内容)を通知する(635)。具体的には、例えば、設定内容として実行が許容される機能をナビゲーション装置21のディスプレイなどで表示したり音声で知らせたりする。
続いて、設定変更をキャンセルするか否かを判断する(S640)。具体的には、図2に例示するように、例えばオートミラー機能などの機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断する。設定変更をキャンセルすると判断された場合には(S640:YES)、設定変更が不可である旨を情報センタ50へ送信し(S675)、S650に移行する。一方、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には(S660:NO)、設定変更が可能である旨を情報センタ50へ送信し(S645)、S650に移行する。
続くS650では、情報センタ50から設定データを受信したか否かを判断する。情報センタ50から設定データを受信していないと判断された場合には、情報センタ50から設定データを受信したと判断されるまで待機し(S650:NO)、一方、情報センタ50から設定データを受信したと判断された場合には(S650:YES)、受信した設定データを、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へ書き込む(S655)。
続いて、イグニションがオフであるか否かを判断する(S660)。イグニションがオンであると判断された場合には。イグニションがオフとなるまで待機し(S660:NO)、イグニションがオフであると判断された場合には(S660:YES)、設定データを読み込む(S665)。続いて、情報センタ50へキーIDおよび設定データを送信する(S680)。そして、本処理を終了する。
[携帯機側設定値記憶処理(3)の説明]
次に、携帯機30により実行される携帯機側設定値記憶処理(3)を図11(b)のフローチャートを参照して説明する。この処理は、携帯機30の電源が投入された際に実行される。
まず、当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあるか否かを判断する(S710)。当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にないと判断された場合には当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあると判断されるまで待機し(S710:NO)、当該携帯機30が車両側装置10と通信状態にあると判断された場合には(S710:YES)、記憶回路32が記憶する設定データに含まれるキーIDを読み出し、その読み出したキーIDを車両側装置10へ送信する(S720)。そして、S710に戻る。
[センタ側設定値記憶処理(2)の説明]
次に、情報センタ50の制御部51により実行されるセンタ側設定値記憶処理(2)を図12のフローチャートを参照して説明する。この処理は、情報センタ50の電源が投入された際に実行される。
まず、当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にあるか否かを判断する(S805)。当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にないと判断された場合には当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にあると判断されるまで待機し(S805:NO)、当該情報センタ50が車両側装置10と通信状態にあると判断された場合には(S805:YES)、車両側装置10にて設定データへの書き込みがあったか否かを判断する(S810)。車両側装置10にて設定データへの書き込みがあったと判断された場合には(S810:YES)、車両側装置10から更新後の設定データおよびキーIDを受信し(S820)、その受信した更新後の設定データおよびキーIDを、データベース52が記憶する設定データへ書き込み(S825)、S805に戻る。
一方、車両側装置10にて設定データへの書き込みがなかったと判断された場合には(S810:NO)、当該情報センタ50において設定データの読み出しを行うか否かを判断する(S815)。当該情報センタ50において設定データの読み出しを行わないと判断された場合には(S815:NO)、そのままS805に戻る。
一方、当該情報センタ50において設定データの読み出しを行うと判断された場合には(S815:YES)、キーIDおよび設定データを車両側装置60から受信し(S830)、データベース52から設定データを読み出す(S835)。
受信したキーIDおよび設定データと読み出した設定データとを参照して、各種車載機器に関する新規機能があるか否かを判断する(S840)。
各種車載機器に関する新規機能がないと判断された場合において(S840:NO)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」よりも小さいときには(S845:YES)、先に車両側装置60から受信した設定データに基づいて、データベース52が記憶する設定データの該当箇所を変更する(S850、図5(a)参照)。具体的には、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、データベース52が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、車両側装置10の記憶部11から読み出した設定データに基づいて機能の実行を許容する。そして、S855に移行する。一方、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.05」以上であるときには(S845:NO)、そのままS855に移行する。
また、各種車載機器に関する新規機能があると判断された場合において(S840:YES)、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」よりも小さいときには(S885:YES)、先に車両側装置60から受信した設定値に基づいて、データベース52が記憶する設定値の該当箇所を変更する(S890、図5(a)参照)。具体的には、読み出された二つの設定データを比較し、その比較した結果、両者の何れかに新規機能が追加されている場合には両者に差分が存在すると判断し、新規機能が追加された場合も含めて両者の間に差分が存在すると判断された場合に、二つの設定データを合成した設定データを生成し(図5(c)参照)、その生成した設定データに基づいて、データベース52が記憶する設定データの該当箇所を変更することで、車両側装置60の記憶部11から読み出した設定データに基づいて新規機能を含む諸機能の実行を許容する。そして、S855に移行する。一方、乱数発生部13が発生された乱数Xが数値「0.5」以上であるときには(S885:NO)、そのままS855に移行する。
S855では、先に車両側装置60から受信したシーン条件(図5(b)参照)を参照して、季節や時間、天気、位置などのシーン判定を行う。一例を挙げると、現在は季節が冬であり、年月日および時刻が2007年1月1日12時30分であり、現在位置が東経○○°、北緯△△°であり、天候が雪であるといった具合である。続いて、先に車両側装置60から受信した設定データを参照し(S860)、設定内容を通知する(S865)。具体的には、例えば、設定内容として実行が許容される機能をナビゲーション装置21のディスプレイなどで表示したり音声で知らせたりする。そして、設定変更をキャンセルするか否かを判断する(S870)。具体的には、図2に例示するように、例えばオートミラー機能などの機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断する。設定変更をキャンセルすると判断された場合には(S870:YES)、該当する設定項目におけるキャンセル回数の値を数値「1」増加させ(S895、図5(a)参照)、S880に移行する。一方、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には(S870:NO)、データベース52が記憶する設定データの該当箇所へ書き込みを行い(S875)、S880に移行する。
S880では、データベース52が記憶する設定データを読み出し、その読み出した設定データを車両側装置60へ送信する。そして、S805に戻る。
[第三実施形態の効果]
(1)このように第三実施形態の車両機能実行システム300によれば、第一実施形態の車両機能実行システム100と同様の作用効果を奏する。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記第一実施形態では、車両側設定値記憶処理(1)において、例えばオートミラー機能などの機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断し(S150)、設定変更をキャンセルすると判断された場合には(S150:YES)、該当する設定項目におけるキャンセル回数の値を数値「1」増加させるが(S190、図5(a)参照)、キャンセル回数の値が所定回数と等しくなった場合には、携帯機30の記憶回路32が、その機能に関する設定データの更新を以後行わないようにしてもよい。このようにすれば、特定の機能についてキャンセルが所定回数行われた場合、その機能がユーザにとって不要な機能と判断し、ユーザの嗜好に合った機能の実行を許容し、ユーザの嗜好に合わない機能の実行を排除することができる。
(2)上記第一実施形態では、車両側設定値記憶処理(1)において、車両側設定値記憶処理(1)において、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断し(S150)、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には(S150:NO)、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へ書き込みを行うが(S155)、このように機能の実行を許容した後に、さらに、機能に関する設定変更をキャンセルするか否かを選択する旨をナビゲーション装置21の表示装置に表示させ、設定変更をキャンセルするか否かのユーザによる選択結果を受け付け、その受け付けたユーザによる選択結果に基づいて設定変更をキャンセルするか否かを判断するようにしてもよい。この場合、設定変更をキャンセルすると判断された場合には、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へその旨の書き込みを行い、一方、設定変更をキャンセルしないと判断された場合には、記憶部11が記憶する設定データの該当箇所へその旨の書き込みを行う。このようにすれば、車両機能の実行の許容を継続または取消しについてユーザの意向を反映させることができる。
(3)また、上述のように設定データを更新した場合には、その更新内容を履歴として保存し、ユーザが変更された設定内容を気に入らなかった場合には、その履歴を呼び出してその設定をキャンセルし、更新前の設定内容に戻すようにしてもよい。なお、その場合には、更新前の設定内容をさらに一定期間は変更されないようにするとよい。また、その一定期間が過ぎると設定内容が変更可能となるが、更新がユーザによってその都度キャンセルされるようであれば(例えば3回連続してキャンセルされたなど)、その設定項目については設定の更新をそれ以降は行わないようにしてもよい。
(4)また、上記実施形態では、使用済み車両の機能と使用中車両の機能とを比較しているが、これには限られず、同一の車両に関して、下記のようにシーンが異なる場合の機能を比較するようにしてもよい。
(4−1)ナビの機能の「踏切案内」は、普段よく通る道では案内せず、通る機会の少ない場所では案内する。
(4−2)コンライトを、雨が降っている状況では常時点灯にして周囲からの認知度を上げる。
(4−3)午後は疲労が溜まっていると考えられるので、シートポジションをステアリングに近づける。
(4−4)春は花粉が飛散するので、空気清浄機を作動する。
(4−5)雪や雨の時は、晴れの日に比べてクルーズコントロールの設定車速を下げる。
また、この場合には、図6に例示するようなシーン別設定切替テーブルを参照して、季節や時間、天気、場所などのシーンごとに登録された機能について設定内容(設定項目および設定値)に応じて機能の実行を許容することが考えられる。
第一実施形態の車両機能実行システム100の全体構成を示すブロック図である。 設定値の通知例を示す説明図である。 車両側装置10の設定記憶制御部12により実行される車両側設定値記憶処理(1)の手順を示すフローチャートである。 携帯機30により実行される携帯機側設定値記憶処理(1)の手順を示すフローチャートである。 (a)は設定データを示す説明図であり、(b)はシーン条件を示す説明図であり、(c)は車両間の機能差分がある場合の選択値を例示する説明図である。 シーン別の設定切替テーブルを示す説明図である。 第二実施形態の車両機能実行システム200の全体構成を示すブロック図である。 車両側装置40の設定記憶制御部12により実行される車両側設定値記憶処理(2)の手順を示すフローチャートである。 (a)は携帯機30により実行される携帯機側設定値記憶処理(2)の手順を示すフローチャートであり、(b)は情報センタ50により実行されるセンタ側設定値記憶処理(1)の手順を示すフローチャートである。 第三実施形態の車両機能実行システム300の全体構成を示すブロック図である。 (a)は車両側装置60の設定記憶制御部12により実行される車両側設定値記憶処理(3)の手順を示すフローチャートであり、(b)は携帯機30により実行される携帯機側設定値記憶処理(3)の手順を示すフローチャートである。 情報センタ50により実行されるセンタ側設定値記憶処理(2)の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3…車両、10,40,60…車両側装置、11…記憶部、12…設定記憶制御部、13,53…乱数発生部、14…携帯機通信部、15…エアコン、16…ドアロック、17…シート、18…チルト・テレスコピック、19…ミラー、20…ワイパ、20a…レインセンサ、21…ナビゲーション装置、21a…GPSアンテナ、22…オーディオ、23…移動体通信機、30…携帯機、31…通信部、32…記憶回路、41…中継器、42…ネットワーク、50…情報センタ、51…制御部、52…データベース、100,200,300…車両機能実行システム

Claims (13)

  1. ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段と、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、
    操作手段を介してユーザの意向を受け付ける受付手段と、
    を備え
    前記許容手段は、前記受付手段が受け付けたユーザの意向が肯定判断である場合には前記第一の機能の実行を許容し、一方、前記受付手段が受け付けたユーザの意向が否定判断である場合には前記第一の機能の実行を許容せず、
    前記第一の記憶手段は、前記受付手段が受け付けたユーザの意向に応じた前記第一の機能の実行の許容の取り消しが前記許容手段によって所定回数実行された場合に、前記第一の設定データの記憶内容の更新を以後行わないこと
    を特徴とする車両機能実行システム。
  2. ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段と、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、
    操作手段を介してユーザの意向を受け付ける受付手段と、
    を備え、
    前記許容手段は、前記受付手段が受け付けたユーザの意向が肯定判断である場合には前記第一の機能の実行を許容し、一方、前記受付手段が受け付けたユーザの意向が否定判断である場合には前記第一の機能の実行を許容せず、
    さらに、前記許容手段は、前記第一の機能の実行を許容した後に、前記受付手段が受け付けたユーザの意向が肯定判断である場合には前記第一の機能の実行を引き続き許容し、一方、前記受付手段が受け付けたユーザの意向が否定判断である場合には前記第一の機能の実行の許容を取り消すこと
    を特徴とする車両機能実行システム。
  3. ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段と、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、
    を備え、
    前記許容手段は、前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合において、その差分が存在する機能のうち所定条件を満たす機能についてはその機能の実行を許容し、
    さらに、
    乱数を生成する乱数生成手段を備え、
    前記許容手段は、前記乱数生成手段によって生成された乱数の値が所定値以上である場合に前記所定条件を満たすと判断すること
    を特徴とする車両機能実行システム。
  4. 請求項3に記載の車両機能実行システムにおいて、
    前記比較手段は、前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の何れかに新機能が追加されている場合にも両者に差分が存在すると判断することを特徴とする車両機能実行システム。
  5. ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段と、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、
    を備え、
    前記比較手段は、シーン条件が変更された際に、前記第一の設定データと前記第二の機能に関する第二の設定データとの比較を実行すること
    を特徴とする車両機能実行システム。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の車両機能実行システムにおいて、
    前記許容手段によって前記第一の機能の実行が許容される旨を報知手段に報知させる報知制御手段を備えることを特徴とする車両機能実行システム。
  7. 車両に搭載される車両側装置と、ユーザが携帯可能な携帯機と、を備え、前記車両側装置と前記携帯機との間で各種データを送受信可能な車両機能実行システムであって、
    前記携帯機は、ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段を有し、
    前記車両側装置は、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、を有すること
    を特徴とする車両機能実行システム。
  8. 車両に搭載される車両側装置と、ユーザが携帯可能な携帯機と、情報センタと、を備え、前記車両側装置と前記携帯機と前記情報センタとの間で各種データを送受信可能な車両機能実行システムであって、
    前記情報センタは、ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段を有し、
    前記車両側装置は、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、を有すること
    を特徴とする車両機能実行システム。
  9. 車両に搭載される車両側装置と、ユーザが携帯可能な携帯機と、情報センタと、を備え、前記車両側装置と前記携帯機と前記情報センタとの間で各種データを送受信可能な車両機能実行システムであって、
    前記情報センタは、
    ユーザが過去に使用した車両である使用済み車両に搭載される第一の機能に関する第一の設定データを記憶する第一の記憶手段と、
    乱数を生成する乱数生成手段と、を有し、
    前記車両側装置は、
    前記使用済み車両を使用した後にユーザが使用する車両である使用中車両に搭載される第二の機能に関する第二の設定データを記憶する第二の記憶手段と、
    前記使用中車両へユーザが搭乗した際に、前記第一の記憶手段が記憶する第一の設定データを読み出すとともに、前記第二の記憶手段が記憶する第二の設定データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第一の設定データと第二の設定データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合に、前記読出手段によって読み出された第一の設定データに基づき、前記第一の機能の実行を許容する許容手段と、を有し、
    さらに、
    前記許容手段は、前記比較手段によって前記第一の設定データと前記第二の設定データとを比較した結果、両者の間に差分が存在すると判断された場合において、その差分が存在する機能のうち所定条件を満たす機能についてはその機能の実行を許容し、
    そして、
    前記許容手段は、前記乱数生成手段によって生成された乱数の値が所定値以上である場合に前記所定条件を満たすと判断すること
    を特徴とする車両機能実行システム。
  10. 請求項7〜請求項9の何れかに記載の車両機能実行システムに用いられる車両側装置。
  11. 請求項7〜請求項9の何れかに記載の車両機能実行システムに用いられる携帯機。
  12. 請求項11に記載の携帯機として機能する記憶媒体。
  13. 請求項8または請求項9の何れかに記載の車両機能実行システムに用いられる情報センタ。
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