JP5825176B2 - 携帯端末、音源位置制御方法および音源位置制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施例に係る音源位置制御システムの構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、音源位置制御システム9では、携帯端末1とヘッドフォン2とが接続する。携帯端末1とヘッドフォン2との接続は、無線であっても有線であっても良い。
図1に戻って、携帯端末1は、例えば携帯電話機に対応するが、これに限定されず、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯可能なパーソナルコンピュータであっても良い。また、携帯端末1は、記憶部10とジャイロセンサ11と加速度センサ12と地磁気センサ13と入力部14と出力部15とを有する。さらに、携帯端末1は、ハンドアクション計測部16と音源管理部17と定位処理部18と音源選択部19と増幅回路20とミキサ21とSW22と再生部23とを有する。
ヘッドフォン2は、耳に装着して音を聴くための装置である。さらに、ヘッドフォン2は、頭部姿勢検出装置31と出力装置32とを有する。頭部姿勢検出装置31は、ヘッドフォン2を装着している主体の頭部の姿勢データを検出し、検出した姿勢データを携帯端末1に送信する。例えば、頭部姿勢検出装置31は、ジャイロセンサを用いて、主体の頭部の姿勢データを検出するようにすれば良い。なお、頭部姿勢検出装置31は、ヘッドフォン2の内部に有すると説明したが、これに限定されず、ヘッドフォン2の外部に有するとしても良い。
次に、主体がハンドアクションで選択した音源がエリアを移動することによって音源管理テーブル102が変化する様子を示す。図4A〜図4Cは、音源管理テーブルの遷移を説明する図である。図4Aでは、主体(ここでは人)が音源S7を掴んで引く動作をした場合の遷移について説明し、図4Bでは、主体が音源S7を押し飛ばす動作をした場合の遷移について説明し、図4Cでは、初期状態から主体が音源S8を引く動作をした場合の遷移について説明する。
次に、音源位置制御処理の手順について、図5を参照して説明する。図5は、音源位置制御処理の手順を示すフローチャートである。なお、各音源の定位は、定位処理部18によって行われたものとする。
次に、ハンドアクションおよび頭部姿勢の検出について、図6を参照して説明する。図6は、ハンドアクションおよび頭部姿勢の検出を説明する図である。図6に示すように、主体Pが持っている携帯端末1の画面に、選択ボタンb1、掴むボタンb2、ナビ開始ボタンb3が表示されている。また、主体Pは、頭部姿勢検出装置31を備えるヘッドフォン2を頭部に装着している。
次に、実施例に係る音源位置制御方式を展示ナビゲーションシステムに用いた場合を、図7を参照して説明する。図7は、実施例に係る音源位置制御方式を展示ナビゲーションシステムに用いた場合を説明する図である。なお、展示会場となる部屋に合わせた音源管理テーブル102および音源データ101が予め展示ナビゲーションシステムのサーバ(図示せず)に登録されているとする。そして、音源管理テーブル102には、初期状態として、各展示1〜8に関わる音源がショーケースエリアに対応付けて管理されている。
上記実施例によれば、携帯端末1は、自端末の主体の動作および動作の方向を判定し、判定された動作および動作の方向に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御する。そして、携帯端末1は、音源の位置に基づいて、音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォン2に出力する。かかる構成によれば、携帯端末1は、空間に仮想的に定位された音源の位置を主体の動作によって制御するので、定位された音源の位置を主体が操作することができる。この結果、携帯端末1は、操作後の音源の位置に基づいた音源の音の再生をすることが可能となる。
なお、実施例では、ハンドアクション計測部16が、計測するハンドアクションとして、掴む動作、押す動作、引く動作、押し飛ばす動作を計測するとして説明した。しかしながら、ハンドアクション計測部16は、これらに限定されず、音源を移動させられる動作であってジャイロセンサ11、加速度センサ12、地磁気センサ13などを用いて計測可能な動作であればいかなる動作であっても良い。これにより、携帯端末1では、定位された音源の位置を、主体がきめ細かく操作することができる。
前記判定部によって判定された動作および動作の方向に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御する位置制御部と、
前記位置制御部によって制御された音源の位置に基づいて、音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォンに対して出力する再生部と
を有することを特徴とする携帯端末。
主体からの距離の長短に応じて空間が分割された複数の領域ごとに、主体を中心として複数の方向にそれぞれ定位される音源を管理する管理テーブルと、
前記管理テーブルに管理された音源の中から、前記判定部によって判定された動作の方向に対応する音源を選択し、前記判定部によって判定された動作に基づいて、選択した音源を、管理テーブルによって管理された領域から異なる領域へ移動させる移動部と
を有することを特徴とする付記2に記載の携帯端末。
自端末の主体の動作および動作の方向を判定し、
前記判定する処理によって判定された動作および動作の方向に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御し、
前記位置を制御する処理によって制御された音源の位置に基づいて、音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォンに対して出力する
処理を実行することを特徴とする音源位置制御方法。
自端末の主体の動作および動作の方向を判定し、
前記判定する処理によって判定された動作および動作の方向に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御し、
前記位置を制御する処理によって制御された音源の位置に基づいて、音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォンに対して出力する
処理を実行させることを特徴とする音源位置制御プログラム。
前記携帯端末は、
自端末の主体の動作および動作の方向を判定する判定部と、
前記判定部によって判定された動作および動作の方向に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御する位置制御部と、
前記位置制御部によって制御された音源の位置に基づいて、音源の音を再生する再生部とを有し、
前記ヘッドフォンは、
前再生部によって再生された音を出力する出力部
を有することを特徴とする音源位置制御システム。
2 ヘッドフォン
10 記憶部
101 音源データ
102 音源管理テーブル
11 ジャイロセンサ
12 加速度センサ
13 地磁気センサ
14 入力部
15 出力部
16 ハンドアクション計測部
17 音源管理部
18 定位処理部
19 音源選択部
20 増幅回路
21 ミキサ
22 SW
23 再生部
31 頭部姿勢検出装置
32 出力装置
Claims (5)
- 主体からの距離の長短に応じて空間が分割された複数の領域ごとに、主体を中心として複数の方位にそれぞれ定位される音源を管理する管理部と、
自端末の主体の動作および動作の方位を判定する判定部と、
前記判定部によって判定された動作および動作の方位に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御する位置制御部と、
前記位置制御部によって制御された音源が主体から最短距離の領域に定位される場合には、当該音源の音のみを再生し、該制御された音源が主体から最短距離の領域と最長距離の領域との間の中間領域に定位される場合には、最短距離の領域にいずれの音源も定位されていなければ、中間領域に定位された全ての音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォンに対して出力する再生部と
を有することを特徴とする携帯端末。 - 前記位置制御部は、前記判定部によって判定された動作の方位に基づいて、空間に仮想的に定位された音源を選択し、前記判定部によって判定された動作に基づいて、選択した音源の位置を移動させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記位置制御部は、
主体からの距離の長短に応じて空間が分割された複数の領域ごとに、主体を中心として複数の方位にそれぞれ定位される音源を管理する管理テーブルと、
前記管理テーブルに管理された音源の中から、前記判定部によって判定された動作の方位に対応する音源を選択し、前記判定部によって判定された動作に基づいて、選択した音源を、前記管理テーブルによって管理された領域から異なる領域へ移動させる移動部と
を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。 - コンピュータが、
主体からの距離の長短に応じて空間が分割された複数の領域ごとに、主体を中心として複数の方位にそれぞれ定位される音源を管理し、
自端末の主体の動作および動作の方位を判定し、
前記判定する処理によって判定された動作および動作の方位に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御し、
前記位置を制御する処理によって制御された音源主体から最短距離の領域に定位される場合には、当該音源の音のみを再生し、該制御された音源が主体から最短距離の領域と最長距離の領域との間の中間領域に定位される場合には、最短距離の領域にいずれの音源も定位されていなければ、中間領域に定位された全ての音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォンに対して出力する
処理を実行することを特徴とする音源位置制御方法。 - コンピュータに、
主体からの距離の長短に応じて空間が分割された複数の領域ごとに、主体を中心として複数の方位にそれぞれ定位される音源を管理し、
自端末の主体の動作および動作の方位を判定し、
前記判定する処理によって判定された動作および動作の方位に基づいて、主体の周囲の空間に仮想的に定位された音源の位置を制御し、
前記位置を制御する処理によって制御された音源が主体から最短距離の領域に定位される場合には、当該音源の音のみを再生し、該制御された音源が主体から最短距離の領域と最長距離の領域との間の中間領域に定位される場合には、最短距離の領域にいずれの音源も定位されていなければ、中間領域に定位された全ての音源の音を再生し、再生した音をヘッドフォンに対して出力する
処理を実行させることを特徴とする音源位置制御プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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