JP5912940B2 - 評価装置、評価方法、プログラム、ならびに、システム - Google Patents

評価装置、評価方法、プログラム、ならびに、システム Download PDF

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本発明は、適切な課題について評価するのに好適な評価装置、評価方法、プログラム、ならびに、システムに関する。
従来、情報処理装置において、ユーザが自ら課題を作成し、作成した課題を自身または他のユーザが回答して、課題に対する評価を競う装置が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが操作を求めるタイミングを作成したゲームを、他のユーザと行い、得点を競う技術が開示されている。
特開2001−62144号公報
上記のような情報処理装置において、他のユーザが実質的に回答することができないような、難易度が高すぎる課題が提示されることがある。このような場合、公正に評価を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、適切な課題について評価するのに好適な評価装置、評価方法、プログラム、ならびに、システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る評価装置は、
第1ユーザにより作成された課題を前記第1ユーザに提示する第1提示手段と、
前記作成された課題を第2ユーザに提示する第2提示手段と、
前記第1提示手段により提示された課題に対する前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対する前記第2ユーザの行動を評価する評価手段と、
前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする。
また、上記評価装置において、
前記決定手段は、前記類似度に基づいて、第2基準値を定め、当該第2基準値に基づき前記第2ユーザに与えるべき第2報酬をさらに決定する
ことを特徴とする。
また、上記評価装置において、
前記決定手段は、前記第1報酬を、前記第1基準値と前記第1ユーザの行動に対する評価とに基づいて決定し、前記第2報酬を、前記第2基準値と前記第2ユーザの行動に対する評価とに基づいて決定する
ことを特徴とする。
また、上記評価装置において、
前記決定手段は、前記類似度が高ければ高いほど前記第1基準値及び/又は前記第2基準値を増加させることにより、前記第1報酬と前記第2報酬とを決定する
ことを特徴とする。
あるいは、上記評価装置において、
前記決定手段は、前記類似度が高ければ高いほど増加する係数を第1基準値及び/又は第2基準値とし、前記第1ユーザの行動に対する評価及び/又は第2ユーザの行動に対する評価に乗じることにより、前記第1報酬と前記第2報酬とを決定する
ことを特徴とする。
また、上記評価装置において、
前記第1ユーザにより作成された課題は、操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングが設定され、
前記評価手段は、前記第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと前記操作すべき位置及び/又は前記操作すべきタイミングとの差を評価し、前記第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと前記操作すべき位置及び/又は前記操作すべきタイミングとの差を評価し、
前記決定手段は、前記第1ユーザの差についての評価と前記第2ユーザの差についての評価とに基づいて前記類似度を求める
ことを特徴とする。
あるいは、上記評価装置において、
前記評価手段は、前記第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと、前記第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングとの差を評価し、
前記決定手段は、前記評価された差に基づいて前記類似度を求める
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る評価方法は、
第1提示手段と、第2提示手段と、評価手段と、決定手段と、を備える評価装置が実行する評価方法であって、
前記第1提示手段が、第1ユーザにより作成された課題を前記第1ユーザに提示する第1提示工程と、
前記第2提示手段が、前記作成された課題を第2ユーザに提示する第2提示工程と、
前記評価手段が、前記第1提示手段により提示された課題に対する前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対する前記第2ユーザの行動を評価する評価工程と、
前記決定手段が、前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定する決定工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
第1ユーザにより作成された課題を前記第1ユーザに提示する第1提示手段、
前記作成された課題を第2ユーザに提示する第2提示手段、
前記第1提示手段により提示された課題に対する前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対する前記第2ユーザの行動を評価する評価手段、
前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定する決定手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るシステムは、
端末装置と、当該端末装置から通信可能なサーバ装置と、を含むシステムであって、
第1ユーザにより作成された課題を前記第1ユーザに提示する第1提示手段、
前記作成された課題を第2ユーザに提示する第2提示手段、
前記第1提示手段により提示された課題に対する前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対する前記第2ユーザの行動を評価する評価手段、
前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定する決定手段
の各手段を、前記端末装置又は前記サーバ装置のいずれか一方が備えることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、適切な課題について評価するのに好適な評価装置、評価方法、プログラム、ならびに、システムを提供することができる。
実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 典型的な情報処理装置の概要構成を示す図である。 リズムゲームを説明するための図である。 実施形態に係る評価装置の概要構成を示す図である。 課題テーブルを説明するための図である。 評価の差と類似度との関係を説明するための図である。 類似度と第1基準値との関係を説明するための図である。 類似度と第2基準値との関係を説明するための図である。 類似度と第1基準値/第2基準値との関係を説明するための図である。 実施形態に係る評価装置の各部が行う処理を説明するためのフローチャートである。
以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本発明の評価装置は、例えば、図1に示すシステム1において、適用可能である。
システム1は、端末装置200−1〜200−k(kは1以上の整数、以下、「端末装置200」という)とサーバ装置300とから構成される。端末装置200とサーバ装置300とは、インターネット400を経由して、接続される。
システム1において、評価装置は、例えば、端末装置200により実現される。または、評価装置は、サーバ装置300により実現されてもよい。あるいは、端末装置200及びサーバ装置300が評価装置の各機能を分担し、端末装置200及びサーバ装置300により評価装置が実現されてもよい。
(情報処理装置の概要構成)
以下、実施形態の端末装置200又はサーバ装置300が実現される情報処理装置10について説明する。
図2は、プログラムを実行することにより、本発明の実施形態に係る評価装置が実現される典型的な情報処理装置10の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
情報処理装置10は、処理制御部11と、無線通信部12と、通信コントローラ13と、サウンドアンプ14と、スピーカ15と、マイク16と、操作キー17と、加速度センサ18と、ディスプレイ19と、タッチパネル20と、カメラ21と、を備える。
処理制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、画像処理部11bと、音声処理部11cと、ROM(Read Only Memory)11dと、RAM(Random Access Memory)11eと、LCDコントローラ11fと、タッチパネルコントローラ11gと、を備える。
CPU 11aは、情報処理装置10の各構成要素と接続されており、情報処理装置10全体の動作を制御する。また、CPU 11aは、情報処理装置10の各構成要素と制御信号やデータのやりとりを行う。
画像処理部11bは、例えば、ROM 11dから読み出された画像データ、カメラ21により撮影された画像データ、または、CPU 11aで処理された画像データを加工処理した後、これらをRAM 11eに記憶させる。なお、画像処理部11bから画像データ等を、直接ディスプレイ19に出力することも可能である。
音声処理部11cは、例えば、ROM 11dから読み出された音声データや、CPU 11aで処理された楽曲データを加工処理した後、これらをRAM 11eに記憶させる。なお、音声処理部11cから音声データ等を、直接サウンドアンプ14に出力することも可能である。
ROM 11dは、例えば、ディスプレイ19に表示された項目等の選択を行うのに必要な制御プログラムやデータ等を記憶しており、これらはCPU 11a、RAM 11eなどに出力される。
RAM 11eは、画像処理部11bで加工された表示用の画像データや、CPU 11aがプログラムに従って各種処理を実行するためのワークデータ等を記憶しており、これらをCPU 11aやディスプレイ19等に出力する。
LCDコントローラ11fは、ディスプレイ19を制御し、所定の表示用画像を表示させる。例えば、LCDコントローラ11fは、RAM 11eに記憶された画像データを所定の同期タイミングで表示信号に変換し、ディスプレイ19に出力する。また、LCDコントローラ11fは、ディスプレイ19に所定の選択ボタン等を表示させる。
タッチパネルコントローラ11gは、タッチペンやユーザの指によるタッチパネル20への接触(タッチ操作)を検知・検出する。例えば、ディスプレイ19に所定の選択ボタン等が表示されている状態で、タッチパネル20への接触や解放(離れること)の検知及び、それらの位置を検出する。
無線通信部12は、他の携帯型端末機の無線通信部との間で、無線通信を行うユニットであり、情報処理装置10に内蔵されたアンテナ(図示せず)を介して所定のデータを送受信する。なお、無線通信部12は、所定のアクセスポイントとの間で、無線通信を行うこともできる。また、無線通信部12には、固有のMAC(Media Access Control)アドレスが付与されている。
通信コントローラ13は、無線通信部12を制御し、所定のプロトコルに従って、処理制御部11と他の情報処理装置との間で行われる無線通信の仲立ちをする。また、情報処理装置10を、近傍の無線アクセスポイント等を介してインターネットに接続する場合には、無線LAN(Local Area Network)に準拠したプロトコルに従って、無線アクセスポイント等との間で行われる無線通信の仲立ちをする。
サウンドアンプ14は、処理制御部11で生成された音声信号を増幅し、スピーカ15に供給する。また、スピーカ15は、例えば、ステレオスピーカ等からなり、サウンドアンプ14で増幅された音声信号に従って、所定の効果音や楽曲音、音声等を出力する。
マイク16は、ユーザの声等のアナログ信号を受け付け、受け付けた信号は音声処理部11cでミキシング等の処理がされる。
操作キー17は、情報処理装置10に適宜配置されたキースイッチ等からなり、操作にしたがって情報処理装置10のオンオフ等の所定の指示入力を受け付ける。
加速度センサ18は、情報処理装置10に内蔵されており、情報処理装置10の3軸方向の動きを測定する。例えば、ユーザによる情報処理装置10を移動・回転等を測定する。この測定結果は、処理制御部11へ供給され画像データを生成する処理などに使用される。なお、このような加速度センサ18の代わりに、角加速度センサや傾きセンサ等により、情報処理装置10の動きを測定してもよい。
ディスプレイ19は、LCD等からなり、LCDコントローラ11fの制御によって、所定の選択ボタン等を適宜表示する。
タッチパネル20は、ディスプレイ19の前面に重ねて配置され、タッチペンやユーザの指による入力を受け付ける。タッチパネル20は、例えば、感圧式のタッチセンサパネルからなり、タッチペン等の圧力を検知し、接触等のタッチ操作及びその位置(タッチ位置)等を検出する。なお、タッチパネル20は、例えば、静電容量の変化からユーザの指等の接触を検知・検出するものであってもよい。
カメラ21は、ユーザの指示に従い周辺の空間等を撮影し、撮影した映像を電気信号に変換する。カメラ21は、例えば、CMOS(Complimentary MOS)センサ等から構成される。
(ゲームの概要)
実施形態に係る評価装置が適用されるゲームの例について説明する。以下で説明するゲームは、再生される楽曲に合わせて所定の動作が求められるリズムゲームである。リズムゲームで用いられる楽曲は、情報処理装置10に格納されているものや、ネットワークを通じて配信されるものである。なお、本願の評価装置が適用されるゲームは、リズムゲームに限らない。例えば、クイズゲームやアクションゲーム等、ユーザの操作を指示するような課題を提示するゲームに適用することができる。
図3にリズムゲームのゲーム画像を示す。リズムゲームのゲーム画像には、複数種類のノートNTm(m=1〜M、M:任意)と、基準線SLとが含まれる。ノートNTmは、再生される楽曲のリズム等に同調して、y軸方向の上方から順次現れてそれぞれ下方まで移動、或いは、y軸方向の下方から現れて上方まで移動する。また、基準線SLは、ゲームの難易度等により、y軸方向に移動したり、x軸に対して傾いたりする。なお、ノートの移動方向は上下方向の移動に限らず左右方向等、いずれの方向にも移動可能である。
楽曲は、例えば、情報処理装置10に格納されたものであり、その中からユーザの指示に従って、あるいは、ランダムに選択される。また、ノートNTmについては、楽曲のリズム等に同調するように配置されたデータが予め用意されている。なお、ノートNTmは、選択された楽曲について自動的に生成され、もしくは、ユーザが自由に作成することもできる。例えば、ノートNTmを作成するモードに設定し、ユーザがタッチパネル20に対してタップやフリック等の操作を行うと、当該操作に対応するノートNTmが生成され、楽曲と対応づけて保存することができる。
ノートNTmの形状は複数種類あり、当該形状はユーザに求める動作に対応付けられている。例えば、ノートNT1、NT2、NT5は、画面に表示されたノートをタップする操作を求めるものである。また、ノートNT3は、その長さの分だけノートを長押しすることを求めるものである。また、ノートNT4は、画面に表示されたノートを矢印の方向にフリックする操作を求めるものである。このほか、ノートNTmには、画面をなぞる(トレース)する操作を求めるもの等もある。
ユーザは、ノートNTmが基準線SLに重なったタイミング(以下、「重複タイミング」という)で、ノートNTmが示す動作を行うことが求められる。すなわち、ノートNT2が基準線SLに重なったタイミングで、画面をタップすることが求められる。同様に、ノートNT3が基準線SLに重なったタイミングで、その長さの分だけ長押しをすることが求められる。また、ノートNT4が基準線SLに重なったタイミングで、画面を右(x軸のプラス方向)にフリックすることが求められる。
ユーザは、重複タイミングで、ノートNTmが示す操作を行うと、得点が加算される。一方、重複タイミングで、ユーザによる操作が無かった場合や、ノートNTmが示す操作が正確にされなかった場合、得点は得られず、又は得点が減算される。なお、操作のタイミングと重複タイミングとの誤差が小さいほど、高得点を得られるようにしてもよい。
なお、実施形態に係る評価装置が適用されるゲームは、リズムゲームに限らず、例えば、ダンスゲームやカラオケ等、ユーザの操作を必要とするものであればどのようなゲームでもよい。また、ユーザによる操作は、タップ等のタッチパネル対して行われる操作だけでなく、赤外線センサにより検知される操作やボタン操作、音声入力等でもよい。
以下、上記情報処理装置10において実現される実施形態の評価装置の概要構成について、図1乃至10を参照して説明する。
(実施形態に係る評価装置の概要構成)
実施形態に係る評価装置100は、図4に示すように、第1提示部101と、第2提示部102と、評価部103と、決定部104と、を備える。
第1提示部101は、第1ユーザにより作成された課題を第1ユーザに提示する。
ここで、第1ユーザにより作成された課題は、操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングが設定されたものであるとする。
すなわち、課題とは、例えば、図3に示すような、楽曲のリズムに合わせてノートNTmで示される操作を行うリズムゲームである。ユーザにより作成されたノートNTmには、タッチパネル20にタップ等の操作を求める位置及びタイミングが設定される。
例えば、ユーザAが、“楽曲1”のリズムゲームのノートNTmを作成したとすると、第1提示部101は、作成したノートNTmを“楽曲1”の再生に合わせて、ユーザAが操作する端末装置200のディスプレイ19に提示する。
なお、課題は、このように操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングが規定されたリズムゲームに限らず、所定時間内に特定の選択肢への入力を規定するクイズゲームや、所定時間内に一連の操作入力を必要とする格闘ゲーム等、様々な課題(特定の時間以内に特定の動作をさせる等)を含む。
実施形態において、処理制御部11及びディスプレイ19が協働して、第1提示部101として機能する。
第2提示部102は、作成された課題を第2ユーザに提示する。
例えば、第1ユーザが作成した課題は、第1ユーザの指示によりサーバ装置300のRAMに格納されるとする。例えば、ユーザAが“楽曲1”について作成したノートNTmの情報が、サーバ装置300のRAM 11eに格納される。
サーバ装置300のRAMには、例えば、図5で示す課題テーブル601aが格納される。課題テーブル601aには、ユーザID 601a1と、課題601a2と、が対応付けて登録される。
ユーザID 601a1は、課題を作成したユーザを識別するための識別子である。
課題601a2は、ユーザが作成した課題を識別するためのもので、楽曲名で表す。
例えば、ユーザBは、サーバ装置300にアクセスし、ユーザBが取り組むことが可能な課題のリストを表示するよう指示する。サーバ装置300は、課題テーブル601aを参照して、ユーザBに課題のリストを示す。ユーザBが、リストの中からユーザAにより作成された“楽曲1”の課題を選択すると、ユーザBが操作する端末装置200は、サーバ装置300からユーザAが作成した“楽曲1”のノートNTmの情報を取得する。そして、第2提示部102は、ユーザAが作成したノートNTmを、例えば、図3に示すように、ユーザBが操作する端末装置200のディスプレイ19に提示する。
なお、課題はサーバ装置300でなく、課題を作成した第1ユーザの端末装置200に格納され、第2ユーザは、第1ユーザの端末装置200に直接アクセスすることにより、課題を入手してもよい。
また、第1ユーザにより作成された課題の楽曲が、第2ユーザの端末装置200に格納されていない場合、第2提示部102が、当該楽曲の課題を第2ユーザに提示できないようにしてもよい。
あるいは、第2ユーザが選択した課題に対応する楽曲が、第2ユーザの端末装置200に格納されていない場合、第2ユーザの端末装置200は、サーバ装置300等から当該楽曲を取得するようにしてもよい。
なお、作成された課題が第2ユーザに提示されるための条件を設けてもよい。
例えば、第1ユーザが作成した課題に対する第1ユーザの行動の評価が所定の条件を満たした場合に、第2提示部102は、第1ユーザが作成した課題を第2ユーザに提示する。
例えば、“楽曲1”に対するノートNTmを作成しユーザAが、ノートNTmについての操作を行って所定の得点を得た場合のみ、第2提示部102がユーザBに提示できるようにする。ユーザAが所定の得点を得られなかった場合は、例えば、課題のリストに表示されず、ユーザBに提示されることはない。
なお、ユーザBにユーザAが作成した課題を提示しない手法はこれに限らない。例えば、ユーザAが課題をサーバ装置300にアップロードする段階で、アップロードが制限されてもよいし、ユーザBへ課題についての情報を提供する段階で、情報の開示が制限されてもよい。
このように構成することにより、作成したユーザ自身が課題に対して適切に行動することができないような、難易度の高い課題を第2ユーザに提示されるのを防ぐことができる。
実施形態において、処理制御部11及びディスプレイ19が協働して、第2提示部102として機能する。
評価部103は、第1提示部101により提示された課題に対する第1ユーザの行動を評価し、第2提示部102により提示された課題に対する第2ユーザの行動を評価する。
具体的には、評価部103は、第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと課題である操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングとの差を評価し、第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと課題である操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングとの差を評価する。
例えば、ユーザAが、ディスプレイ19に表示された、自らが作成したノートNTmに対してタップやフリック等の操作を行うと、評価部103は、ノートNTmに対して求められる操作の位置及びタイミングと、実際にユーザAが操作した位置及びタイミングとの差を求める。そして、差が小さいほど高い得点をつける。ユーザBについても、同様に、ユーザBが行った操作に基づいて得点をつける。
あるいは、評価部103は、第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと、第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングとの差を評価する。
例えば、評価部103は、ユーザA及びユーザBがタッチパネル20に対して行ったタップやフリック等の操作の位置やタイミングの情報を取得し、両者の操作の位置やタイミングが一致した回数・頻度を求める。
実施形態において、処理制御部11が評価部103として機能する。
決定部104は、第1ユーザの行動に対する評価と第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定する。
また、決定部104は、上記類似度に基づいて、第2基準値を定め、当該第2基準値に基づき前記第2ユーザに与えるべき第2報酬をさらに決定する。
なお、決定部104は、第1報酬を、第1基準値と第1ユーザの行動に対する評価とに基づいて決定し、第2報酬を、第2基準値と前記第2ユーザの行動に対する評価とに基づいて決定するようにしてもよい。本実施形態においては、第1報酬及び第2報酬を、第1基準値及び第2基準値に加え、第1ユーザの評価及び第2ユーザの評価に基づいて決定する。
ここで、第1基準値/第2基準値とは、第1ユーザの評価と第2ユーザの評価との類似度に基づいて定められる値であって、各ユーザの評価とは別に、評価が類似していることによって与えられる報酬を決定するためのものである。
まず、第1ユーザの行動に対する評価と第2ユーザの行動に対する評価との類似度は、具体的には、以下のように求められる。
決定部104は、第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングとの差についての評価と、第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングとの差についての評価とに基づいて類似度を求める。
例えば、ユーザAがノートNT2に対してしたタップの位置及びタイミングと、求められる位置及びタイミングとの差から、得点(評価)が“5”点と求められたとする。また、ユーザBがノートNT2に対してしたタップの位置及びタイミングと、求められる位置及びタイミングとの差から、得点が“10”点と求められたとする。
例えば、類似度を“0”から“10”の数値で表すとする。数値が大きいほど第1ユーザの評価と第2ユーザの評価は類似することを示す。類似度は、図6のグラフにより求められるとする。この場合、類似度は、第1ユーザの得点と第2ユーザの得点との差が小さいほど、大きい数値が求められる。例えば、ユーザAの得点“5”と、ユーザBの得点“10”の場合、類似度は“5”と求められる。
なお、類似度を求めるためのグラフは、図6のグラフに限らず、例えば、第1ユーザの評価と第2ユーザの評価との差が小さいほど類似度が大きくなるグラフであればどのようなグラフでもよい。
また、ユーザの評価の差に基づき、類似度を求める方法は、グラフで示されるような数式で算出する方法に限られず、ユーザの評価の差を示す数値と類似度との対応を規定したテーブルに基づいて算出することとしても良い。
あるいは、決定部104は、第1ユーザの操作した位置及び/又は操作したタイミングと、第2ユーザの操作した位置及び/又は操作したタイミングとの差に基づいて類似度を求めるようにしてもよい。
例えば、類似度は、図6のx軸を位置及びタイミングの一致した回数に置き換えたグラフにより求められるとする。そして、評価部103が、ユーザA及びユーザBがタッチパネル20に対して行ったタップやフリック等の操作の位置やタイミングの情報を取得したとする。この場合、評価部103は、ユーザAとユーザBとの操作の位置の差及びタイミングの差を求め、一致した回数・頻度を評価する。そして、決定部104は、一致した回数・頻度が多いほど、大きな数値の類似度が求められる。例えば、ユーザAとユーザBとの位置及びタイミングの一致した回数が“5”回である場合、類似度は“5”と求められる。
なお、一致した回数・頻度と類似度の関係は、図6と同様のグラフで示される形でもそれ以外の形式でも良い。例えば、一致した回数・頻度と類似度との対応を規定したテーブルに基づいて算出することとしても良い。
次に、第1ユーザに与えるべき第1報酬及び第2ユーザに与えるべき第2報酬は、具体的には、以下のように求められる。
決定部104は、類似度が高ければ高いほど第1基準値及び/又は第2基準値を増加させることにより、第1報酬と第2報酬とを決定する。
例えば、第1基準値は、図7のグラフに従い求められ、第2基準値は、図8のグラフに従い求められる。例えば、ユーザAとユーザBの評価との類似度が“5”であるとすると、第1基準値は“12.5”、第2基準値は“25”と求められる。
そして、決定部104は、ユーザAの操作に対する得点(例えば“20”)に第1基準値“12.5”を加算して求めた“32.5”を最終的にユーザAに与えられる得点(第1報酬)とする。また、決定部104は、ユーザBの操作に対する得点(例えば“15”)に第2基準値“25”を加算して求めた“40”を最終的にユーザBに与えられる得点(第2報酬)とする。
なお、第1基準値及び第2基準値を求めるグラフは上記に限らず、類似度が高ければ高いほど値が大きくなるようなグラフであればどのようなグラフでもよい。また、第1基準値及び第2基準値が求められる式は同じであってもよい。
なお、第1基準値及び第2基準値を求める方法は、グラフで示されるような数式で算出する方法に限られず、第1基準値・第2基準値と類似度との対応を規定したテーブルに基づいて算出することとしても良い。
あるいは、第1基準値及び第2基準値を、上記類似度に加え、第1ユーザ及び第2ユーザの課題に対する熟練度を考慮して求めるようにしてもよい。
例えば、熟練度が高い第1ユーザが適当な難易度と考えて課題を作成したとする。そのような課題であっても熟練度の低い第2ユーザにとっては、難易度が高く、ほとんど回答できないということが起こりうる。このような場合、評価の類似度は低く、熟練度の高い第1ユーザに与えられる報酬も低くなり、第1ユーザにとっては不合理な結果となる。
そこで、決定部104は、第1ユーザ及び第2ユーザの課題に対する熟練度を参照して、第1基準値及び第2基準値を求める。具体的には、サーバ装置300等に、第1ユーザ及び第2ユーザの課題に対する熟練度の情報が記憶されており、決定部104は、この情報を参照する。そして、決定部104は、第1ユーザと第2ユーザとの熟練度の差に基づいて、類似度に基づいて求められ第1基準値及び第2基準値を補正する。例えば、第1ユーザの熟練度が第2ユーザの熟練度より高いほど、第1基準値が高くなるよう補正する。
このように第1基準値及び第2基準値を決定することにより、ユーザの熟練度に起因した課題に対する難易度の違いを考慮して、第1ユーザに与える報酬を決定することができる。
あるいは、決定部104は、類似度が高ければ高いほど増加する係数を第1基準値及び/又は第2基準値とし、第1ユーザの行動に対する評価及び/又は第2ユーザの行動に対する評価に乗じることにより、第1報酬と第2報酬とを決定するようにしてもよい。
例えば、第1基準値及び第2基準値は、図9のグラフにより求められる。例えば、ユーザAの評価とユーザBの評価との類似度が“5”であるとすると、第1基準値及び第2基準値は“1.25”と求められる。そして、ユーザAの得点“20”に“1.25”を乗じて、第1報酬を“25”と求め、ユーザBの得点“15”に“1.25”を乗じて、第2報酬を“18.75”と求める。なお、第1基準値と第2基準値とは、異なるグラフに基づいて求められてもよい。
この他、第1基準値及び第2基準値は、以下のように求めてもよい。例えば、類似度に応じて第1ユーザに与えられる報酬及び第2ユーザに与えられる報酬の分配率を求める。例えば、第1ユーザ及び第2ユーザに与えられる報酬の総量を求め、類似度が高いほど、課題を作成した第1ユーザあるいは第2ユーザに分配される報酬が大きくなるようにしてもよい。
実施形態において、処理制御部11が決定部104として機能する。
実施形態によれば、第1ユーザが作成した課題に対する第1ユーザと第2ユーザの評価が類似するほど、第1ユーザに大きな報酬が与えられるので、第1ユーザにより第2ユーザが全く回答できないような課題が提示されることを防ぐことができる。また、課題を作成してない第2ユーザにも、評価の類似度が高いほど高い報酬が与えられるので、第2ユーザに自分の実力に見合った課題を選択するよう促すことができる。さらに、類似度のみでなく、課題に対する評価が高いほど最終的な報酬は高くなるので、非常に簡単な課題が提示されることを防ぐことができる。
(実施形態に係る評価装置の動作)
以下、実施形態に係る評価装置100が行う動作について説明する。評価装置100に電源が投入されると、評価装置100は、図10のフローチャートに示す処理を行う。以下、各処理について説明する。
第1提示部101は、第1ユーザにより作成された課題を第1ユーザに提示する。(ステップS101)。
例えば、第1提示部101は、ユーザAが作成したノートNTmを“楽曲1”の再生に合わせて、ユーザAが操作する端末装置200のディスプレイ19に提示する。
評価部103は、第1提示部101により提示された課題に対する第1ユーザの行動を評価する(ステップS102)。
例えば、ユーザAが、自らが作成したノートNTmに対してタップやフリック等の操作を行うと、評価部103は、ノートNTmによって示される求められる操作の位置及びタイミングと、実際にユーザAが操作した位置及びタイミングとの差を求め、得点をつける。
第2提示部102は、作成された課題を第2ユーザに提示する(ステップS103)。
例えば、ユーザBにより、ユーザAが作成したノートNTmが選択されると、第2提示部102は、当該ノートNTmを“楽曲1”の再生に合わせて、ユーザBが操作する端末装置200のディスプレイ19に提示する。
評価部103は、第2提示部102により提示された課題に対する第2ユーザの行動を評価する(ステップS104)。
例えば、ユーザBが、ユーザAが作成したノートNTmに対してタップやフリック等の操作を行うと、評価部103は、ノートNTmに対して求められる操作の位置及びタイミングと、実際にユーザBが操作した位置及びタイミングとの差を求め、得点をつける。
決定部104は、第1ユーザの行動に対する評価と第2ユーザの行動に対する評価との類似度を求める(ステップS105)。
例えば、第1ユーザの得点と第2ユーザの得点との差が小さいほど、類似度が高いことを示す値を求める。
決定部104は、類似度に基づいて第1基準値及び第2基準値を定める(ステップS106)。
例えば、決定部104は、類似度が高ければ高いほど第1基準値及び第2基準値について大きな値を定める。
そして、決定部104は、第1基準値と第1ユーザの行動に対する評価とに基づき、第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定し、第2基準値と第2ユーザの行動に対する評価とに基づき、第2ユーザに与えるべき第2報酬を決定する(ステップS107)。
例えば、決定部104は、ユーザAの操作に対する得点“20”に第1基準値“12.5”を加算した値“32.5”を第1報酬と決定する。また、決定部104は、ユーザBの操作に対する得点“15”に第1基準値“25”を加算した値“40”を第2報酬と決定する。
なお、本実施形態の評価装置100が行う処理は、上記のフローチャート示す順序に限らない。例えば、ステップS103の処理は、ステップS101と並行に行われ、ステップS104の処理は、ステップS102の処理と並行に行われてもよい。
本発明によれば、適切な課題について評価するのに好適な評価装置、評価方法、プログラム、ならびに、システムを提供することができる。
1 システム
200 端末装置
300 サーバ装置
400 インターネット
10 情報処理装置
11 処理制御部
11a CPU
11b 画像処理部
11c 音声処理部
11d ROM
11e RAM
11f LCDコントローラ
11g タッチパネルコントローラ
12 無線通信部
13 通信コントローラ
14 サウンドアンプ
15 スピーカ
16 マイク
17 操作キー
18 加速度センサ
19 ディスプレイ
20 タッチパネル
21 カメラ
100 評価装置
101 第1提示部
102 第2提示部
103 評価部
104 決定部
NT1〜NT5 ノート
SL 基準線

Claims (9)

  1. 第1ユーザにより作成され該第1ユーザの識別子が対応付けられた課題を前記第1ユーザの端末装置に提示させる第1提示手段と、
    前記作成された課題を第2ユーザの端末装置に提示させる第2提示手段と、
    前記第1提示手段により提示された課題に対して前記第1ユーザにより行われた端末装置に対する操作内容を取得し、該操作内容に基づき前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対して前記第2ユーザにより行われた端末装置に対する操作内容を取得し、該操作内容に基づき前記第2ユーザの行動を評価する評価手段と、
    前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定し、前記第1報酬は前記類似度が高いほど大きい、決定手段と、
    を備えることを特徴とする評価装置。
  2. 請求項1に記載の評価装置であって、
    前記決定手段は、前記類似度に基づいて、第2基準値を定め、当該第2基準値に基づき前記第2ユーザに与えるべき第2報酬をさらに決定する
    ことを特徴とする評価装置。
  3. 請求項2に記載の評価装置であって、
    前記決定手段は、前記第1報酬を、前記第1基準値と前記第1ユーザの行動に対する評価とに基づいて決定し、前記第2報酬を、前記第2基準値と前記第2ユーザの行動に対する評価とに基づいて決定する
    ことを特徴とする評価装置。
  4. 請求項2又は3に記載の評価装置であって、
    前記決定手段は、前記類似度が高ければ高いほど前記第1基準値及び/又は前記第2基準値を増加させることにより、前記第1報酬と前記第2報酬とを決定する
    ことを特徴とする評価装置。
  5. 請求項2又は3に記載の評価装置であって、
    前記決定手段は、前記類似度が高ければ高いほど増加する係数を第1基準値及び/又は第2基準値とし、前記第1ユーザの行動に対する評価及び/又は第2ユーザの行動に対する評価に乗じることにより、前記第1報酬と前記第2報酬とを決定する
    ことを特徴とする評価装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記第1ユーザにより作成された課題は、操作すべき位置及び/又は操作すべきタイミングが設定され、
    前記評価手段は、前記第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと前記操作すべき位置及び/又は前記操作すべきタイミングとの差を評価し、前記第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと前記操作すべき位置及び/又は前記操作すべきタイミングとの差を評価し、
    前記決定手段は、前記第1ユーザの差についての評価と前記第2ユーザの差についての評価とに基づいて前記類似度を求める
    ことを特徴とする評価装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記評価手段は、前記第1ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングと、前記第2ユーザが操作した位置及び/又は操作したタイミングとの差を評価し、
    前記決定手段は、前記評価された差に基づいて前記類似度を求める
    ことを特徴とする評価装置。
  8. 第1提示手段と、第2提示手段と、評価手段と、決定手段と、を備える評価装置が実行する評価方法であって、
    前記第1提示手段が、第1ユーザにより作成され該第1ユーザの識別子が対応付けられた課題を前記第1ユーザの端末装置に提示させる第1提示工程と、
    前記第2提示手段が、前記作成された課題を第2ユーザの端末装置に提示させる第2提示工程と、
    前記評価手段が、前記第1提示手段により提示された課題に対して前記第1ユーザにより行われた端末装置に対する操作内容を取得し、該操作内容に基づき前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対して前記第2ユーザにより行われた端末装置に対する操作内容を取得し、該操作内容に基づき前記第2ユーザの行動を評価する評価工程と、
    前記決定手段が、前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定し、前記第1報酬は前記類似度が高いほど大きい、決定工程と、
    を備えることを特徴とする評価方法。
  9. コンピュータを、
    第1ユーザにより作成され該第1ユーザの識別子が対応付けられた課題を前記第1ユーザの端末装置に提示させる第1提示手段、
    前記作成された課題を第2ユーザの端末装置に提示させる第2提示手段、
    前記第1提示手段により提示された課題に対して前記第1ユーザにより行われた端末装置に対する操作内容を取得し、該操作内容に基づき前記第1ユーザの行動を評価し、前記第2提示手段により提示された課題に対して前記第2ユーザにより行われた端末装置に対する操作内容を取得し、該操作内容に基づき前記第2ユーザの行動を評価する評価手段、
    前記第1ユーザの行動に対する評価と前記第2ユーザの行動に対する評価との類似度に基づいて、第1基準値を定め、当該第1基準値に基づき前記第1ユーザに与えるべき第1報酬を決定し、前記第1報酬は前記類似度が高いほど大きい、決定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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