JP5824789B2 - 光スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、光通信システムや装置間接続システムに用いられる光スイッチに関する。
光ファイバ通信システムにおいては、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術が普及してきており、今後、波長毎のパス設定の柔軟性向上が期待されている。このような波長パスネットワークを実現していく上で、波長多重された光信号の伝送路と波長毎の光信号の送受信を行う光送受信器との間に、波長毎の光信号の経路を柔軟に設定する機能が必須と考えられる。
このような機能を実現する手段としては、例えば、特許文献1に光合分波器と光スイッチで構成される波長多重分離用光回路を用いる手段が記載されている。特許文献1に記載されている光合分波器と光スイッチから成る光回路構成を図14に示す。この光回路は、伝送路と光送信器の間に置かれる場合と伝送路と光受信器の間に置かれる場合でほぼ同様の構成が用いられるが、以下、光送信側に置かれる場合を例にとり説明する。光合分波器91は、伝送路側はNポート(図14ではN=4、R1〜R4)、光スイッチ側はMポート(図14ではM=4、Q1〜Q4)を有するアレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)である。また、光スイッチ92は、光合分波器側も光送受信器側もMポート(図14ではM=4、Q1〜Q4、P1〜P4)を有するマトリクス光スイッチである。伝送路側の4ポートは光信号を送出するポート(Q1〜Q4)であり、光送信器側の4ポート(P1〜P4)は光信号を受け付けるポートである。受付ポートにはそれぞれ光送信器が接続されている。4×4マトリクス光スイッチ92は、図15に示すように、2入力2出力の光スイッチ101〜116を多段接続することによって構成され、光入出力ポート121〜128を備えている。このような光スイッチの接続に関しては、例えば、非特許文献1に記載がある。
図15の2入力2出力の光スイッチとしては、図16に示すマッハ・ツェンダ型光スイッチが用いられる。この光スイッチは、シリコン基板131上にゲルマニウムをドーピングした石英で成るコア132とこれよりも約1%低い屈折率を有する石英で成るクラッド133とで光導波路が形成されている。この光導波路を用いて、入力ポート137、138の2本、出力ポート139、140の2本を有するマッハ・ツェンダ型光スイッチが形成される。2本の光導波路を近接させ光結合を生じさせる方向性結合器141、142では光分岐・光合流の役割を果たす。入力ポート137または138から光信号を入射する場合、方向性結合器141で分岐され、142で合流・干渉する。干渉する際の光の位相差に応じて、入力ポート137からの光信号を全て出力ポート140に導く状態(クロス状態)、入力ポート137からの光信号を全て出力ポート139に導く状態(バー状態)、入力ポート137および138の両方からの光信号を出力ポート140に導く状態(合波状態)の3通りの状態を選択することができる。この合波状態では、入力ポート137および138の両方からの光信号は、約1/2ずつ出力ポート139、140から出力される。方向性結合器142で光が干渉する際の位相差は、ヒータ136に電流を印加し、ヒータ直下の光導波路に局部的に熱を印加して屈折率を変化させることによって制御する。図17に、ヒータの出力を横軸に、入力ポート137から光信号を入力し出力ポート140から出力された光強度を縦軸にあらわしたグラフを示す。ヒータ136に熱印加を行わない場合(図17のAの場合)がクロス状態、ヒータ136に電力Bの熱印加を行う場合が合波状態、ヒータ136に電力Cの熱印加を行う場合がバー状態である。
特許文献1に記載されている光回路構成では、光スイッチにおいて、図17に示すように、クロス状態、バー状態、合波状態の3通りの設定を用いる。これにより、AWGとマトリクス光スイッチを接続する各ポートにおいて1ポートあたり複数波長の光信号が通過することを可能とし、光回路内における波長パス設定の制約が生じないようにしている。例えば図14で、第1の波長の光信号をP1に送出し、第2の波長の光信号をP2に送出する場合、この2つの光信号は、AWGとマトリクス光スイッチの接続部において同じポートQ1を通過させたい場合があるが、マトリクス光スイッチ内の所定の光スイッチを合波状態に設定することにより、これが可能となる。図17の、クロス状態、バー状態の光路切替では、ほとんど損失が生じない。しかし、図17の、合波状態では、それぞれの光信号の強度は約1/2に減少することになる。
また、光受信側で用いられる場合には、複数波長の光信号がAWGとマトリクス光スイッチを接続する部分で同一のポートを通過させる必要が生じた場合、マトリクス光スイッチ内の所定の光スイッチにおいて、光強度を約1/2ずつに分けるように制御される。これを分波状態と称することとする。光受信器に光信号を入力する際には、さらに波長可変フィルタに通して分波することにより、目的の波長を受信できる。この場合も光送信側と同様に、分波状態でそれぞれの光信号の強度は約1/2に減少することになる。
また、非特許文献2には、位相調整機構付非対称マッハツェンダ光スイッチが記載されており、低損失で合波と分波を行える。
特願2009−233510号公報
郷他著、「Journal of Lightwave Technology」、第1巻、p.1192−1199、1999年 C. Kostrewa他著、「IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL.9、NO.11, NOVEMBER 1997」
特許文献1の光スイッチを用いると、光路切替は低損失であるが、合波・分波する際に損失が大きいという課題があった。その理由は、合波状態では入力ポート137および138の両方からの光信号は、約1/2ずつ出力ポート139、140から出力されるためである。分波する場合も、合波状態を経るため同じ理由となる。
また、非特許文献2の光スイッチを用いると、合波・分波は低損失であるが、複数波長の光信号に対して一括して光路切替が行えないという課題があった。
本発明の目的は、光路切替と合波・分波のどちらの状態でも低損失な光スイッチを提供することにある。
本発明の光スイッチは、第1の光導波路と、第2の光導波路と、第1の光導波路と第2の光導波路とが接続して形成される第1の光カプラと、第2の光カプラと、第2の光導波路の第1の光カプラと第2の光カプラに挟まれた部分に設けられた光路長制御手段と、を備え、光路長制御手段は、光路長制御手段を通過する2つの波長の光に対して、出射側の第2の光カプラを通過する同じ波長の光の位相が等しくなるように制御する機能と、第2の光カプラを通過する際の、第1の光導波路と第2の光導波路とを通過した同じ波長の光の位相差を、一方の波長の光は0、他方の波長の光はπに制御する機能と、を有することを特徴とする。
また、本発明の光スイッチは、第1の光導波路と、第2の光導波路と、第3の光導波路と、第1の光導波路と第2の光導波路とが接続して形成される第1の光カプラと、第2の光カプラと、第1の光カプラと第2の光カプラとで挟まれた部分の第2の光導波路と、第3の光導波路とが、接続して順に形成される第3の光カプラ、第4の光カプラ、第5の光カプラ、第6の光カプラと、第2の光導波路、又は、第3の光導波路のどちらか一方の、第3の光カプラと第4の光カプラに挟まれた部分に配置された第1の位相制御器と、第2の光導波路、又は、第3の光導波路のどちらか一方の、第5の光カプラと第6の光カプラに挟まれた部分に配置された第2の位相制御器と、を備え、第1の光カプラと第2の光カプラとに挟まれた部分の、第1の光導波路の光路長と第2の光導波路の光路長とが等しく、第4の光カプラと第5の光カプラとに挟まれた部分の第2の光導波路と第3の光導波路との光路長差が所定の長さ以上である、ことを特徴とする。
本発明によれば、光路切替と合波・分波のどちらの状態でも低損失な光スイッチを提供することができる。
本発明を実施するための形態の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例1、2の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例1、2の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例3の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例3の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例3の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 本発明の実施例4の光スイッチを示す平面図である。 従来の波長多重分離用光回路の構成図である。 従来の波長多重分離用光回路における光スイッチの構成図である。 従来の波長多重分離用光回路に用いられる光スイッチの構成図である。 従来の波長多重分離用光回路に用いられる光スイッチの動作説明図である。
本発明の光スイッチについて図1を参照しながら説明する。
本発明の光スイッチは、第1の光導波路1と、第2の光導波路2と、第1の光導波路と第2の光導波路とが接続して形成される第1の光カプラ3と、第2の光カプラ4と、第2の光導波路2の第1の光カプラ3と前記第2の光カプラ4に挟まれた部分に設けられた光路長制御手段2aと、を備え、光路長制御手段2aは、光路長制御手段2aを通過する2つの波長の光に対して、出射側の第2の光カプラ4を通過する同じ波長の光の位相が等しくなるように制御する機能と、第2の光カプラ4を通過する際の、第1の光導波路1と第2の光導波路2とを通過した同じ波長の光の位相差を、一方の波長の光は0、他方の波長の光はπに制御する機能と、を有することを特徴とする。
ここで、光の波長とは、その光の強度がピークとなる波長を指している。つまり、2つの波長の光とは、光の強度がピークとなる波長が2つある光を指す。
また、光カプラとしては方向性結合器や多モード干渉結合器を用いることができる。図1では、第1の光導波路1と第2の光導波路2が近接しており光カプラが方向性結合器の場合を示しているが、第1の光導波路1と第2の光導波路2が接続される多モード干渉結合器であっても良い。
第1の光カプラ3を伝播する異なる2つ波長の光は、それぞれ、第1の光カプラ3で分岐され、第1の光導波路1と、第2の光導波路2及び光路長制御手段2aを伝播する。
ここで、2つの波長の光のうち短い波長の光をλmin、長い波長の光をλmaxとする。更に、短い波長の光のうち第1の光カプラ3で分岐され、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた第1の光導波路1を伝播する光をλmin1、第2の光導波路2及び光路長制御手段2aを伝播する光をλmin2とする。同様に、長い波長の光のうち第1の光カプラ3で分岐され、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた第1の光導波路1を伝播する光をλmax1、第2の光導波路2及び光路長制御手段2aを伝播する光をλmax2とする。
第1の光路長制御状態では、以下のように位相を制御する。光路長制御手段2aでλmin2を制御し、第2の光カプラ4におけるλmin2とλmin1の位相差が0となるようにする。更に、光路長制御手段2aでλmax2を制御し、第2の光カプラ4におけるλmax2とλmax1の位相差が0となるようにする。つまり、λmin2とλmin1の位相差と、λmax2とλmax1の位相差はともに0となる。
したがって、マッハ・ツェンダ光スイッチの原理により、λminとλmaxが共にクロス状態で光路が切り替えられる
第2の光路長制御状態では、以下のように位相を制御する。光路長制御手段2aでλmin2を制御し、第2の光カプラ4におけるλmin2とλmin1の位相差が0となるようにする。更に、光路長制御手段2aでλmax2を制御し、第2の光カプラ4におけるλmax2とλmax1の位相差がπとなるようにする。
したがって、マッハ・ツェンダ光スイッチの原理により、λminがクロス状態で光路が切り替えられ、λmaxはバー状態で光路が切り替えられ異なる光路切替状態となる。
この場合、第1の光導波路1の左端からλminが、第2の光導波路2の左端からλmaxが入力されると、λminがクロス状態で、λmaxがバー状態で光路が切り替えられるため、λmin、λmaxはともに第2の光導波路2の右端から出力され、合波が実現されている。
また、第1の光導波路1の左端からλmin、λmaxが入力されると、λminがクロス状態で、λmaxがバー状態で光路が切り替えられるため、λminは第2の光導波路2の右端から出力され、λmaxは第1の光導波路1の右端から出力され分波が実現されている。
以上の合波、分波では、λmin、λmaxは第1の光導波路1のみから、又は、第2の光導波路2のみから出力されるため特許文献1にあるように強度は約1/2にはならず、低損失となる。
また、第2の光路長制御状態では、光路長制御手段2aでλmin2を制御し、第2の光カプラ4におけるλmin2とλmin1の位相差がπとなり、第2の光カプラ4におけるλmax2とλmax1の位相差が0となるように制御し、λminがバー状態、λmaxがクロス状態で光路が切り替えられる場合も同様に合波と分波が実現できる。
以上の通り、光路切替と合波・分波のどちらの状態でも低損失な光スイッチを提供することができる。
本発明の光スイッチについて図2、3を参照しながら説明する。
本発明の光スイッチは、第1の光導波路1と、第2の光導波路2と、第3の光導波路5と、第1の光導波路1と第2の光導波路2とが接続して形成される第1の光カプラ3と、第2の光カプラ4と、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4とで挟まれた部分の第2の光導波路2と、第3の光導波路5とが、接続して順に形成される第3の光カプラ6、第4の光カプラ7、第5の光カプラ8、第6の光カプラ9と、第2の光導波路2、又は、第3の光導波路5のどちらか一方の、第3の光カプラ6と第4の光カプラ7に挟まれた部分に配置された第1の位相制御器10と、第2の光導波路2、又は、第3の光導波路5のどちらか一方の、第5の光カプラ8と第6の光カプラ9に挟まれた部分に配置された第2の位相制御器11と、を備え、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4とに挟まれた部分の、第1の光導波路1の光路長と第2の光導波路2の光路長とが等しく、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第2の光導波路2と第3の光導波路5との光路長差が所定の長さ以上である。
図2では、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第3の光導波路5は第2の光導波路2よりも所定の長さ以上長くなっている。
また、図3に示す光スイッチでは、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の、第3の光導波路5は第2の光導波路2よりも所定の長さ以上短くなっている。
図2、3では、第3の光カプラ6、第4の光カプラ7、第5の光カプラ8、第6の光カプラ9は、第1の光カプラ3に近いものから順に並んでいるが、第2の光カプラ4に近いものから順に第3の光カプラ6、第4の光カプラ7、第5の光カプラ8、第6の光カプラ9としてもよい。
以下では、図2の光スイッチの動作について説明する。
光スイッチの第1の動作として、第1の位相制御器10と第2の位相制御器11の制御状態により、λmin2とλmax2が第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第2の光導波路2を伝播する場合を説明する。
λmin2とλmax2は、第1の光カプラ3で分岐され第2の光導波路2を伝播し、第3の光カプラ6で分岐される。そして、第3の光カプラ6と第4の光カプラ7で挟まれた部分の第2の光導波路2及び第3の光導波路5を伝播し第1の位相制御器10によって制御され、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第2の光導波路2を伝播する。そして、第5の光カプラ8で分岐され、第5の光カプラ8と第6の光カプラ9で挟まれた部分の第2の光導波路2及び第3の光導波路5を伝播し、第2の位相制御器11によって制御され、第2の光カプラ4へ伝播する。
ここで、第3の光カプラ6と、第4の光カプラ7と、第3の光カプラ6と第4の光カプラ7で挟まれた部分の第2の光導波路2と第3の光導波路5と、第1の位相制御器10はマッハ・ツェンダ型の光スイッチを構成している。
同様に、第5の光カプラ8と、第6の光カプラ9と、第5の光カプラ8と第6の光カプラ9で挟まれた部分の第2の光導波路2と第3の光導波路5と、第2の位相制御器11はマッハ・ツェンダ型の光スイッチを構成している。
従って、第2の光導波路2のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分、又は、第3の光導波路5のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分のどちらかを経由するかの経路の切替は、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11で行うことができる。
図2では、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4とに挟まれた部分の、第1の光導波路1の光路長と第2の光導波路2の光路長は等しいため、第2の光カプラ4におけるλmin2とλmin1の位相差が0となる。更に、第2の光カプラ4におけるλmax2とλmax1の位相差も0となる。つまり、λmin2とλmin1の位相差と、λmax2とλmax1の位相差はともに0となる。
光通信や光スイッチ等の技術分野において、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4とに挟まれた部分の、第1の光導波路1の光路長と第2の光導波路2の光路長が等しいとは、以下の程度のことを言う。つまり、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4とに挟まれた部分の、第1の光導波路1の光路長と第2の光導波路2の光路長との差が第1の光カプラ3を伝播する2つの波長の光のうち短い波長よりも短い程度のことである。
したがって、マッハ・ツェンダ光スイッチの原理により、λminとλmaxがクロス状態で光路が切り替えられる
光スイッチの第2の動作として、第1の位相制御器10と第2の位相制御器11の制御状態により、λmin2とλmax2が第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第3の光導波路5を伝播する場合を説明する。
この第2の動作では、λmin2とλmax2が第1の位相制御器10によって制御され、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第3の光導波路2を伝播する点が第1の動作と異なる。
図2では、第1の光カプラ3と第2の光カプラ4とに挟まれた部分の、第1の光導波路1の光路長と第2の光導波路2の光路長が等しく、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第2の光導波路2と第3の光導波路5との光路長差が所定の長さ以上である。
そのため、第2の光カプラ4におけるλmin2の位相とλmin1の位相の位相差が0で、第2の光カプラ4におけるλmax2とλmax1の位相差がπとなる。
したがって、マッハ・ツェンダ光スイッチの原理により、λminがクロス状態でλmaxがクロス状態で光路が切り替えられる。
この場合、第1の光導波路1の左端からλminが、第2の光導波路2の左端からλmaxが入力されると、λminがクロス状態で、λmaxがバー状態で光路が切り替えられるため、λmin、λmaxはともに第2の光導波路2の右端から出力され、合波が実現されている。
また、第1の光導波路1の左端からλmin、λmaxが入力されると、λminがクロス状態で、λmaxがバー状態で光路が切り替えられるため、λminは第2の光導波路2の右端から出力され、λmaxは第1の光導波路1の右端から出力され分波が実現されている。
以上の合波、分波では、λmin、λmaxは第1の光導波路1のみから、又は、第2の光導波路2のみから出力されるため特許文献1にあるように強度は約1/2にはならず、低損失となる。
また、第2の光カプラ4におけるλmin2の位相とλmin1の位相の位相差がπで、第2の光カプラ4におけるλmax2とλmax1の位相差が0となる場合もある。
また、図3の光スイッチでも図2の光スイッチと同様な動作が可能である。
以上の通り、光路切替と合波・分波のどちらの状態でも低損失な光スイッチを提供することができる。
本発明の光スイッチについて図2、3を参照しながら説明する。
本発明の光スイッチは、実施例1の光スイッチの構成(図2、又は図3)に加えて、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第2の光導波路2と第3の光導波路5との光路長差ΔLと、第1の光カプラ3を伝播する異なる2つの波長の光のうち長い波長λmaxと短い波長λminとが下記式1の関係を満たしている。
2・ΔL≧(λmin・λmax)/(λmax−λmin) ・・・(式1)
図2を用いて説明すると、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の第3の光導波路5は第2の光導波路2よりも長く、式1の関係を満たしている。
また、図3に示す光スイッチでは、第4の光カプラ7と第5の光カプラ8とに挟まれた部分の、第3の光導波路5は第2の光導波路2よりも短く、式1の関係を満たしている。
以下では、図2に示す光スイッチで式1を満たす条件のとき、異なる2つの波長の光のうち長い波長λmaxと短い波長λminとで異なる光路切替状態となる理由を以下に説明する。
文献「レーザ入門、清水 忠雄 監訳、森北出版株式会社、p.27−p.29、1992年発行」を引用すると、レーザ発振の場合の自由スペクトル領域(フリースペクトラルレンジ)は、周波数間隔Δν、光速c、レーザの鏡の間隔Lを用いて、Δν=c/(2L)で与えられる。つまり、周波数がΔνごとに、光の干渉が強めあう。又、Δν/2ごとに、光の干渉が強めあい、打ち消しあうことになる。
この式を本発明に用いると、上記の2Lは、本発明の図2の光スイッチの光導波路の光路長差ΔLに対応することになる。
周波数間隔Δνに対応する周波数をν1、ν2(ν1>ν2、Δν=ν1―ν2)とすると、周波数ν1、ν2は波長λ’、λ’(λ’<λ’)を用いて、ν1=c/λ’、ν2=c/λ’と変換できる。
従って、周波数間隔Δνは、
Δν=ν1―ν2=(c/λ’)―(c/λ’)となる。
更に、(c/λ’)―(c/λ’)=c/ΔLとなり、cで割ることにより、
(λ’−λ’)/(λ’・λ’)=1/ΔLが得られる。
ここで、λ’−λ’=Δλとおくと、自由スペクトル領域(フリースペクトラルレンジ)は、Δλ=(λ’・λ’)/ΔLと表現される。
つまり、波長がΔλごとに、光の干渉が強めあう。又、Δλ/2ごとに、光の干渉が強めあい、打ち消しあうことになる。
光の干渉が強めあう場合、干渉し合う光の位相差は0であり、光スイッチでは、クロス状態として現れる。
光の干渉が打ち消しあう場合、干渉し合う光の位相差はπであり、この干渉の違いは、光スイッチでは、バー状態として現れる。
従って、第1の光カプラ3を伝播する異なる2つの波長の光について、λmax−λminがΔλ(m+1/2)(ただしmは0以上の整数)であれば、第2の光カプラ4において、λmax1とλmax2とλmin1とλmin2の、一方の位相差が0でクロス状態となり、他方の位相差がπでバー状態となる。これを式で表すと、λmax−λmin≧Δλ/2=λmin・λmax/(2ΔL)となる。この式を変形して、
2・ΔL≧(λmin・λmax)/(λmax−λmin) ・・・(式1)
を導くことができる。
本発明の実施例3について、以下に説明する。実施例3では、異なる2つの波長の光λmin、λmaxを用いて、実施例2の光スイッチでの動作を説明する。
図4では、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11が稼動している。この条件で、第2の光導波路2の左側の端から入力した光:λmin、λmaxが第1の光カプラ3で分岐され、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第2の光導波路2のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流する場合、光は第1の光導波路1の右側の端からλmin、λmaxが出力される。λmin、λmaxの光路切替は、ともにクロス状態であり、波長が異なってもクロス状態で光路が切り替えられる。つまり、波長に依存せず、同じクロス状態で光路が切り替えられる。ここで、クロス状態とは、第2の光導波路2の左側の端から入力された光が、第1の光導波路1の右側の端から出力される状態、又は、第1の光導波路1の左側の端から入力された光が、第2の光導波路2の右側の端から出力される状態である。
図5では、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11が稼動していない。この条件で、第1の光導波路1の左側の端から入力した光:λmax、第2の光導波路2の左側の端から入力した光:λminが第1の光カプラ3で分岐され、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第3の光導波路5のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流する場合、第1の光導波路1の右側の端からλmin、λmaxが出力される。光路切替はλminがクロス状態、λmaxがバー状態であり、異なる波長で異なる状態(クロス状態、バー状態)となった結果、合波ができている。ここで、バー状態とは、第2の光導波路2の左側の端から入力された光が、第2の光導波路2の右側の端から出力される状態、又は、第1の光導波路1の左側の端から入力された光が、第1の光導波路1の右側の端から出力される状態である。
図6では、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11が稼動していない。この条件で、第2の光導波路1の左側の端から入力した光:λmin、λmaxが第2の光導波第1の光カプラ3で分岐され、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第3の光導波路5のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流する場合、第1の光導波路1の右側の端からλminが、第2の光導波路2の右側の端からλmaxが、出力される。つまり、λminがクロス状態、λmaxがバー状態となった結果、分波ができている。
この動作は、図3の場合でも同様である。
光導波路として、シリコン基板上にクラッドに石英を用いコアにシリコンを用いて形成した光導波路、石英ガラスでコアとクラッドを形成した光導波路、化合物半導体でコアとクラッドを形成した光導波路、有機材料でコアとクラッドを形成した光導波路等を用いることができる。
また、位相制御器には熱印加、電圧印加、キャリア注入によって位相を制御する構成を用いることができる。
例えば石英系の光導波路は、シリコン基板上に、SiClやGeClなどの原料ガスの加水分解反応を利用した石英膜をクラッドとして堆積し、その上にコアの石英膜を堆積して、反応性イオンエッチングにより目的の形状に加工、そのコアの上にクラッドの石英膜を堆積することにより形成できる。その光導波路上に、薄膜ヒータを成膜することにより、熱印加型の位相制御器を形成できる。
以上の光路の切替、合分波において生じる損失は、光導波路の伝播損失によるものだけであるため低損失であり、特許文献1のように合分波の際に光強度が1/2(損失3dB)となることはなく、損失を低く抑えることができる。
本発明の実施例4である、光スイッチについて図7を参照しながら説明する。図7では、図2の構成に加え、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分の上に第3の位相制御器12を備えている。また、図1、図3に第3の位相制御器12を加えても良い。
次に、異なる2つの波長の光λmin、λmaxを用いて、光スイッチの機能について説明する。
図8では、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第2の光導波路2のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流し、干渉が生じる。この場合、異なる波長で同じ光路切替となる。
ここでは、各位相制御器の条件を、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11が稼動あり、第3の位相制御器12は非稼動としている。この条件で、第2の光導波路2の左側の端から入力した光:λmin、λmaxが第1の光カプラ3で分岐され、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第2の光導波路2のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流する場合、第1の光導波路1の右側の端からλmin、λmaxが出力される。つまり、異なる波長で、同じ光路切替:λmin、λmaxともにクロス状態となる。
図8とは異なり、各位相制御器の条件を、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11、第3の位相制御器12が稼動ともできる。この場合、第2の光導波路2の左側の端から入力した光:λmin、λmaxが第1の光カプラ3で分岐され、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第2の光導波路2のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流する場合、第2の光導波路2の右側の端からλmin、λmaxが出力される。つまり、異なる波長で、同じ光路切替:λmin、λmaxとなり、ともにバー状態である。
図9〜12では、第1の光導波路1のうち第1の光カプラ3と第2の光カプラ4に挟まれた部分、及び、第3の光導波路5のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分を経由する。その後、第2の光カプラ4で合流し、干渉が起きる。
図9では、各位相制御器の条件を、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11、第3の位相制御器12が非稼動としている。この場合、第2の光導波路2の左側の端から入力されたλmin、第1の光導波路1の左側の端から入力されたλmaxは、第1の光導波路2の右側の端からλmin、λmaxが出力される。λminがクロス状態、λmaxがバー状態であり、合波ができている。
図10では、各位相制御器の条件を、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11が非稼動、第3の位相制御器12が稼動としている。この場合、第2の光導波路2の左側の端から入力されたλmin、第1の光導波路1の左側の端から入力されたλmaxは、第2の光導波路1の右側の端からλmin、λmaxが出力される。λminがバー状態、λmaxがクロス状態であり合波ができている。
図11では、各位相制御器の条件を、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11、第3の位相制御器12が非稼動としている。この場合、第2の光導波路2の左側の端から入力されたλmin、λmaxは、第1の光導波路1の右側の端からλminが、第2の光導波路2の右側の端からλmaxが出力される。λminがクロス状態、λmaxがバー状態であり分波ができている。
図12では、各位相制御器の条件を、第1の位相制御器10、第2の位相制御器11が非稼動、第3の位相制御器12が稼動としている。この場合第2の光導波路2の左側の端から入力されたλmin、λmaxは、第1の光導波路1の右側の端からλmaxが、第2の光導波路2の右側の端からλminが出力される。λminがバー状態、λmaxがクロス状態であり分波ができている。
図13では、図2の構成に加え、第2の光導波路2のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分の上に第4の位相制御器13が、第3の光導波路5のうち第4の光カプラ7と第5の光カプラ8に挟まれた部分の上に第5の位相制御器14が配置されている。図2の構成の代わりに図3の構成を用い、上記の第4の位相制御器13、第5の位相制御器14を配置しても良い。
この構成でも、図7の構成の光スイッチについて複数の波長切替について説明した機能が、第3の位相制御器12の代わりに、第4の位相制御器13又は第5の位相制御器14を用いて同様に実現できる。
1. 第1の光導波路
2. 第2の光導波路
2a. 光路長制御手段
3. 第1の光カプラ
4. 第2の光カプラ
5. 第3の光導波路
6. 第3の光カプラ
7. 第4の光カプラ
8. 第5の光カプラ
9. 第6の光カプラ
10. 第1の位相制御器
11. 第2の位相制御器
12. 第3の位相制御器
13. 第4の位相制御器
14. 第5の位相制御器

Claims (4)

  1. 第1の光導波路と、第2の光導波路と、第3の光導波路と、
    前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とが接続して形成される第1の光カプラと、第2の光カプラと、
    前記第1の光カプラと前記第2の光カプラとで挟まれた部分の前記第2の光導波路と、前記第3の光導波路とが、接続して順に形成される第3の光カプラ、第4の光カプラ、第5の光カプラ、第6の光カプラと、
    前記第2の光導波路、又は、前記第3の光導波路のどちらか一方の、前記第3の光カプラと前記第4の光カプラに挟まれた部分に配置された第1の位相制御器と、
    前記第2の光導波路、又は、前記第3の光導波路のどちらか一方の、前記第5の光カプラと前記第6の光カプラに挟まれた部分に配置された第2の位相制御器と、を備え、
    前記第1の光カプラと前記第2の光カプラとに挟まれた部分の、前記第1の光導波路の光路長と前記第2の光導波路の光路長とが等しく、
    前記第4の光カプラと前記第5の光カプラとに挟まれた部分の前記第2の光導波路と前記第3の光導波路との光路長差が所定の長さ以上であり、
    前記第1の位相制御器および前記第2の位相制御器は、前記第2の光カプラを通過する際の、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とを通過した同じ波長の光の位相差を0とする第1の状態と、
    前記第2の光カプラを通過する際の、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とを通過した波長の光の位相差を、一方の波長の光は0、他方の波長の光はπとする第2の状態と、
    を切替制御する機能を有する
    ことを特徴とする光スイッチ。
  2. 前記光路長差ΔLと、前記第1の光カプラを伝播する2つの波長の光のうち長い波長λmaxと短い波長λminとが下記式1の関係を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の光スイッチ。
    2・ΔL≧(λmin・λmax)/(λmax−λmin) ・・・(式1)
  3. 前記第1の光導波路の前記第1の光カプラと前記第2の光カプラに挟まれた部分に第3の位相制御器を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光スイッチ。
  4. 前記第2の光導波路の前記第4の光カプラと前記第5の光カプラに挟まれた部分に配置された第4の位相制御器と、
    前記第3の光導波路の前記第4の光カプラと前記第5の光カプラに挟まれた部分に配置された第5の位相制御器と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光スイッチ。
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