JP5822715B2 - 筆記具 - Google Patents

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Description

この発明は、軸筒もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口と筆記体との間の隙間によって生ずるがたつきを抑制することで、筆記の感触を向上させることができる筆記具に関する。
例えばノック操作により筆記体の先端部が出没する筆記具、複数の筆記体が軸筒内に収容され、いずれか1つの筆記体が選択的に繰り出される多機能ペンや多色ボールペンなどのように、軸筒に対して筆記体が軸方向に相対移動する筆記具においては、軸筒もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口の内径は、筆記体先端部の外径よりも僅かに大径となるように形成される。これにより、筆記体先端部の出没動作を円滑にすることができる。
ところで、前記した構成の筆記具においては、筆記体先端部の外径寸法に対して前記先端開口の内径寸法が大きすぎると、両者のクリアランス(隙間)によって筆記中にがたつきを感じて筆記の感触を悪くする。この筆記のがたつき感をなくすには筆記体先端部の外径寸法と、軸筒もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口の内径寸法との寸法差が少なくなるように加工精度を上げることで解消することができる。
しかしながら、現実においては量産における加工精度(成形ばらつきなど)を確保する事が非常に困難であり、これにより筆記体の繰り出しを不能にするなどの問題を抱えている。したがって、筆記体側の外径寸法と、前記先端開口の内径寸法との間には、ある程度のクリアランスを設ける必要もある。
一方、本件出願人は筆記圧による筆記芯のわずかな後退動作および筆記圧の解除による筆記芯の復帰(前進)動作を利用して、筆記芯を一方向に回転させることができる回転駆動機構を備えたシャープペンシルについて先に提案している。
この回転駆動機構を備えたシャープペンシルによると、一画文字を書くたびに筆記芯が回転駆動されるので、筆記芯の先端部は常に円錐形状にとがった状態に保たれ、常にほぼ同一の線幅をもって筆記をすることが可能となる。
この構成によるシャープペンシルにおいても、筆記芯をガイドするスライダーが、軸筒に取り付けられた口先部材との間で軸方向に相対移動すると共に、相対的な回転運動も伴うことになる。したがって、この種のシャープペンシルにおいても口先部材とスライダーとの間のクリアランスの存在により、筆記中においてがたつきが感ずるという問題が発生するものの、前記した量産における加工精度(成形ばらつきなど)の現実的な問題に配慮して、ある程度のクリアランスを設ける必要がある。
さらに、複数の筆記体を軸筒内に収容した多機能ペンや多色ボールペンにおいては、選択された筆記体の先端部が湾曲しつつ、軸筒の先端口もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の開口部より繰り出されるように作用する。したがって、この種の筆記具においても筆記中においてがたつきを感ずる他に、筆記体の出没の際に口先部材の開口部との摩擦による不快な感触や摩擦音が発生するなどの問題を招くことがある。
前記したような筆記中のがたつき感の発生を解消しようとする提案がなされており、特許文献1には軸筒の先端開口に軸方向に複数の切り込み溝を備えた樹脂製の筒体を嵌め込んだ筆記具の構成が開示されている。この構成によると、前記切り込み溝により分離された筒体の各片が弾性体となり、軸筒の先端口と筆記体との間において生ずるがたつき感を抑制することが可能であると記載されている。
実開平5−13790号公報
ところで、特許文献1に開示された筆記具によると、軸筒の先端開口に取り付けられる樹脂製の筒体は、軸方向に形成された切り込み溝により分離された筒体の各片が弾性体として機能するものであるため、前記筒体の成形時や、軸筒の先端開口への筒体の装着時における寸法公差などにより、前記各弾性片のばね力にばらつきが生じ易く、これにより筆記体のがたつき感の抑制に方向性が生ずるなどの問題が残される。
また、前記した樹脂製の筒体を、例えば多機能ペンや多色ボールペンなどの複式筆記具に利用した場合においても、同様に各弾性片のばね力のばらつきの影響を受けて、筆記体のがたつき感の抑制に方向性が生ずると共に、各筆記体の繰り出し感が不均一になるなど、商品価値を損ねる問題も発生し得る。
この発明は、従来の筆記具における前記した問題点を解消するためになされたものであり、どのような筆記具の持ち方をしても、筆記体のがたつきを均等に抑制することができ、多機能ペンや多色ボールペンなどに採用した場合においても、各筆記体の出没の際の異音の低減、および各筆記体の繰り出し感を均一にすることが可能な筆記具を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る筆記具は、軸筒の先端開口もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口において、筆記体を軸方向に摺動可能に支持する筆記具であって、前記先端開口に対峙する筆記体の外周面または前記先端開口の内周面に、多数の短繊維を植毛もしくは多数の短繊維を植毛してなる基材を取り付けたことを特徴とする。
この場合、一つの好ましい形態においては、前記筆記体として、筆記圧を利用して筆記芯を回転させることができる回転駆動機構を備えたシャープペンシルユニットが用いられ、前記筆記圧を受けて前記シャープペンシルユニット側のスライダーが軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口内を軸方向に摺動可能にかつ回転可能となるように支持されると共に、前記スライダーの外周面または口先部材の先端開口の内周面に、前記植毛もしくは植毛してなる前記基材を取り付けた構成が採用される。
そして、筆記芯の回転駆動機構を備えたシャープペンシルユニットを採用し、前記スライダーの外周面に前記植毛もしくは植毛してなる前記基材を取り付けてなる筆記具においては、前記植毛により模様が形成されていても良い。この場合より望ましくは、前記植毛による模様が、前記スライダーの回転により軸方向に移動するように視認される螺旋模様になされる。
一方、この発明に係る筆記具の好ましい他の形態においては、前記軸筒内に複数の筆記体が収容され、いずれか1つの筆記体の先端筆記部が前記軸筒の先端開口もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口より繰り出される複式筆記具に採用することができ、前記先端開口に選択的に対峙する各筆記体の外周面または前記先端開口の内周面に対して、前記植毛もしくは植毛してなる前記基材を取り付けた構成を採用することができる。
この場合、前記各筆記体の外周面に施される植毛が、前記各筆記体による筆記色に応じて、異なった色に着色されていることが望ましい。
前記したこの発明に係る筆記具によると、筆記体の外周面または前記筆記体を支持する先端開口の内周面に、多数の短繊維を植毛もしくは多数の短繊維を植毛してなる基材を取り付けた構成になされているので、植毛された短繊維により前記筆記体と先端開口との間の隙間を埋めることができる。
これにより、植毛された短繊維の柔軟性が作用して、前記筆記体と先端開口との間の隙間によるがたつき感の発生を効果的に抑制することができ、しかもどのような筆記具の持ち方をしても、がたつきを均等に抑制することが可能となる。
また、筆記体として筆記圧を利用して筆記芯を回転させることができる回転駆動機構を備えたシャープペンシルユニットを用いた場合においても同様に、筆記体側のスライダーと口先部材の先端開口との間の隙間によるがたつき感を効果的に抑制することができると共に、柔軟性を有する短繊維の作用によりシャープペンシルユニット側のスライダーの回転動作に障害を与えることなく、筆記芯の適正な回転駆動を保証することができる。
加えて、前記スライダーの外周面に前記植毛を施す場合において、前記植毛に模様を形成することで、前記スライダーと共に筆記芯も回転駆動を受ける様子を確認することが可能となる。
さらに、いずれか1つの筆記体の先端筆記部が前記軸筒もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口より繰り出される複式筆記具に採用した場合においても、植毛された短繊維の作用により、各筆記体の繰り出し感をほぼ均等に揃えることができると共に、各筆記体の出没の際に発生し得る異音を効果的に低減することにも寄与できる。
加えて前記した複式筆記具においては、各筆記体の外周面に施される植毛を、前記各筆記体による筆記色に応じて異なった色に着色することで、選択した筆記体を容易に識別することも可能となる。
この発明に係る筆記具を筆記芯の回転駆動機構を備えたシャープペンシルに採用した実施の形態について、その全体構成を示した外観図および断面図である。 図1に示す実施の形態において、一部を破断して主に筆記芯の回転駆動機構を示した斜視図である。 同じく筆記芯の回転駆動機構を示した一部断面図である。 図1〜図3に示すシャープペンシルに、この発明を実施した第1の実施の形態に係る口先部材、スライダー部分を示した断面図および外観図である。 同じく第2の実施の形態に係る口先部材の構成を示した断面図および外観図である。 筆記芯の回転駆動機構を備えた他の形態のシャープペンシルについて、その全体構成を示した外観図および断面図である。 図6に示すシャープペンシルに、この発明を実施した第3の実施の形態に係る口先部材、スライダー部分を示した断面図および外観図である。 第3の実施の形態においてスライダー部分に植毛を施す一例を示した模式図である。 同じく第4の実施の形態に係る口先部材の構成を示した断面図および外観図である。 同じく第5の実施の形態に係る口先部材、リング状基材を示した断面図および外観図である。 この発明に係る筆記具を複式筆記具に採用した実施の形態について、その全体構成を示した外観図および断面図である。 図11に示す複式筆記具に用いられるボールペンリフィール、シャープペンシルユニットに、この発明を実施した第6の実施の形態を示す外観図である。 図11に示す複式筆記具に、この発明を実施した第7の実施の形態に係る植毛部材を示した外観図である。 同じく第8の実施の形態に係る軸筒の先端開口部分を示した断面図および外観図である。 同じく第9の実施の形態に係る軸筒の先端開口部分、リング基材を示した断面図および外観図である。
以下、この発明に係る筆記具について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。先ず図1は筆記圧を利用して筆記芯を回転させることができる回転駆動機構を備えたシャープペンシルに、この発明を採用した例を示したものである。なお、図1(A),(B)は全体構成を示した外観図および断面図であり、図2は主に筆記芯の回転駆動機構を示した斜視図、図3は同じく筆記芯の回転駆動機構を示した一部断面図である。
図1〜図3において、符号1はその外郭を構成する軸筒を示しており、符号2は前記軸筒1の先端部に取り付けられた口先部材を示している。この口先部材2は、商品に応じて金属素材により形成された口金、または合成樹脂素材により形成されその表面にメッキが施されてなるいわゆる口プラが用いられる。
前記軸筒1内の中心部には筒状の芯ケース3が軸筒1と同軸状に収容されており、この芯ケース3の先端部にはチャック4が連結されている。
このチャック4には、その軸芯に沿って通孔4aが形成され、また先端部が三方に分割されて、分割された先端部の周囲がリング状に形成された締め具5内に遊嵌されるようにして装着されている。そして、リング状の前記締め具5は前記チャック4の周囲を覆うようにして配置された円筒状に形成された回転子6の先端部内面に装着されている。
前記口先部材2より突出するようにして先端パイプ7が具備されており、この先端パイプ7の基端部は前記口先部材2内に位置するスライダー8の先端部内面に嵌合されて取り付けられている。前記スライダー8は、その基端部(後端部)側が大径となるように円筒部が連続した階段状に形成されており、その基端部内面は前記した回転子6の先端部における周側面に嵌合されている。そして、前記スライダー8における内周面には、軸芯部分に通孔9aを形成したゴム製の保持チャック9が収容されている。
前記した構成により、芯ケース3よりチャック4内に形成された通孔4a、前記保持チャック9の軸芯に形成された通孔9aを介して、前記先端パイプ7に至る直線状の芯挿通孔が形成されており、この直線状の芯挿通孔内に図示せぬ筆記芯(替え芯)が挿通される。そして、前記した回転子6とチャック4との間の空間部には、コイル状のリターンバネ10が配置されている。
なお前記リターンバネ10の一端部(後端部)は前記芯ケース3の端面に、また前記リターンバネ10の他端部(前端部)は回転子6内に形成された環状の端面に当接した状態で収容されている。したがって前記リターンバネ10の作用により、回転子6内のチャック4は後退する方向に付勢されている。
図に示すシャープペンシルにおいては、軸筒1の後端部に配置された後述するノック部(ノックカバー)をノック操作することで、前記芯ケース3が軸筒1内において前進し、チャック4の先端部が締め具5から突出することで筆記芯の把持状態が解除される。そして、前記ノック操作の解除により、リターンバネ10の作用により芯ケース3およびチャック4は軸筒1内において後退する。
この時、筆記芯は保持チャック9に形成された通孔9aにおいて保持される。この状態でチャック4は後退してその先端部が前記締め具5内に収容されることで、筆記芯を再び把持状態にする。すなわち、前記したノック部(ノックカバー)のノック操作の繰り返しによるチャック4の前後動により筆記芯の解除と把持が行われ、これにより筆記芯はチャック4から順次前方に繰り出されるように作用する。
前記した回転子6は、その軸方向の中央部が径を太くした太径部になされ、その太径部の一端面(後端面)には第1のカム面6aが形成されており、太径部の他端面(前端面)には第2のカム面6bが形成されている。
一方、前記回転子6の後端部には、円筒状の上カム形成部材13が回転子6の後端部を覆うようにして軸筒1内に取り付けられており、前記上カム形成部材13の前端部には、前記回転子6における第1のカム面6aに対峙するようにして固定カム面(第1の固定カム面ともいう。)13aが形成されている。
さらに、図1においては図示が省略され、図2に示されているが、前記回転子6の外側に下カム形成部材14が配置され、この下カム形成部材14は軸筒1側に取り付けられている。そして、下カム形成部材14には前記回転子6における第2のカム面6bに対峙するようにして、固定カム面(第2の固定カム面ともいう。)14aが形成されている。
シャープペンシルの全体構成を示した図1において、円筒状に形成された前記上カム形成部材13の後端部内面には、円筒状のストッパー16が嵌合されており、このストッパー16の前端部と、円筒状に形成され軸方向に移動可能なトルクキャンセラー17との間にはコイル状のバネ部材18が装着されている。
前記バネ部材18は、前記トルクキャンセラー17を前方に付勢するように作用し、この付勢力を受けた前記トルクキャンセラー17に押されて前記回転子6は前方に向かうように構成されている。
また、軸筒1の後端部側内面には、円筒状に形成されたノック棒21が軸方向にスライド可能に収容されており、このノック棒21は、前記ストッパー16との間に配置されたバネ部材22によって、軸筒の後方に付勢されるようになされている。
また、ノック棒21の一部は前記芯ケース3の後端部に嵌合して、軸筒1内において前記芯ケース3と共に前後動できるように装着されている。そして、軸筒1の後端部においてクリップ23を一体に形成した筒体部23aが軸筒1内に嵌め込まれており、この筒体部23a内に形成された円環状の段部23bによって、前記ノック棒21が軸筒1の後端部側から抜け出ないように構成されている。
前記ノック棒21の後端部は環状に形成され、前記筒体部23aの後端部よりも若干後方に突出した状態に構成にされており、前記ノック棒21の後端部内面空間には消しゴム24が装着されている。そして、前記消しゴム24を覆うようにしてノック部を構成する透明もしくは半透明な樹脂素材により形成されたノックカバー25が、ノック棒21の後端部外周面を覆うようにして着脱可能に取り付けられている。
なお、前記ノック棒21における消しゴム24の装着位置には、筆記芯の補給口21aが形成されている。
前記した構成において、前記ノックカバー25を例えば親指等により押し込むノック操作を行うと、ノック棒21を介して芯ケース3を前方に押し出すように作用する。これにより、前記したとおりチャック4が前進して筆記芯を先端パイプ7より繰り出させるように作用する。そして前記ノック操作の解除によりノック棒21は、バネ部材22の作用により後退し、ノック棒21はクリップ23を支持する筒体部23aの内面に形成された段部23bによって係止される。
ところで、前記したシャープペンルの構成によると、チャック4が筆記芯を把持した状態で、前記回転子6はチャック4と共に軸芯を中心にして回転可能となるように前記軸筒1内に収容されている。そして、筆記がなされていない状態(筆記芯に筆記圧が加わらない場合)においては、前記バネ部材18の作用により前記トルクキャンセラー17を介して回転子6は前方に付勢されていて、図1〜図3に示す状態になされている。
一方、筆記がなされた場合、すなわち先端パイプ7から突出している図示せぬ筆記芯に筆記圧が加わった場合には、前記チャック4はバネ部材18の付勢力に抗して後退し、これに伴って回転子6も軸方向に後退する。したがって、図1および図2に示す回転子6に形成されている円環状の第1のカム面6aは同じく円環状に形成された第1の固定カム面13aに接合して噛み合い状態になされる。
前記第1のカム面6aは周方向に沿って連続的に鋸歯状になされており、また前記第1の固定カム面13aも周方向に沿って連続的に鋸歯状になされており、そのピッチは互いに同一となるように形成されている。
そして、対峙した状態の第1カム面6aと固定カム面13aは、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されており、前記したように第1のカム面6aが第1の固定カム面13aに接合して噛み合い状態になされることによって、回転子6は第1カム面6aの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を受ける。
このようにして第1のカム面6aが第1の固定カム面13aに接合して噛み合い状態になされた状態においては、前記第1のカム面6aと第1の固定カム面13a同様に周方向に沿って連続的に鋸歯状にカム面が形成された回転子6側の第2カム面6bと前記第2の固定カム面14aが、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されている。
したがって一画の筆記が終わり、筆記芯に対する筆記圧が解かれた場合には、前記したバネ部材18の作用により回転子6は軸方向に前進し、回転子6に形成された第2カム面6bが、下カム形成部材14側の第2の固定カム面14aに噛み合う。これにより回転子6は第2カム面6bの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を再び受ける。
以上のとおり、図1〜図3示したシャープペンシルによると、筆記圧を受けることによる回転子6の軸方向への往復運動に伴って、回転子6は第1カム面6aおよび第2カム面6bの一歯(1ピッチ)に相当する回転駆動を受け、チャック4を介してこれに把持された筆記芯も同様に回転駆動される。
したがって、筆記芯は自身が受ける回転運動と筆記による摩耗とにより、先端部が常に円錐形状になされる。それ故、書き進むにしたがって筆記芯が偏摩耗するのを防止させることができ、安定した線幅による筆記が可能となる。
以上のとおり、図1〜図3示したシャープペンシルにおいては、前記した第1カム面6aおよび第2カム面6bを備えた回転子6、第1の固定カム面13aを備えた上カム形成部材13、第2の固定カム面14aを備えた下カム形成部材14等により、筆記芯の回転駆動機構を構成している。
ところで、前記した構成のシャープペンシルによると、筆記芯に加わる筆記圧により、筆記芯と共に前記チャック5、回転子6、スライダー8等を含む構成要素がわずかに後退し、筆記圧の解除により前記バネ部材18の作用により前記構成要素は前進動作する。これにより、回転駆動機構を構成する前記回転子6が回転運動を受け、前記構成要素と共に筆記芯は回転運動を受けることになる。
すなわち、この実施の形態によれば、前記スライダー8は、前記口先部材2との間で軸方向に相対移動すると共に、相対的な回転運動も伴うことになる。
したがって、前記口先部材2の先端開口と前記スライダー8との間に、設計上においては多少の隙間を設ける必要が生じ、この隙間の存在により筆記中においてがたつきを感ずるという問題が発生する。
そこで、この実施の形態においては、口先部材2の先端開口に対峙する筆記体側の外周面、すなわち前記スライダー8の外周面に多数の短繊維(パイル)を植毛(以下、フロッキー加工ともいう。)した構成が採用されている。
多数の短繊維を対象物に植毛する一つの手段として、静電植毛が知られている。この静電植毛は、植毛しようとする対象物の表面に予め接着剤を塗布し、植毛(付着)させたい短繊維(パイル)を電極板上に配置し、前記対象物と電極板との間に直流の高電圧を印加するようになされる。
前記対象物に例えば陽極(プラス)電位を、前記電極板に負極(マイナス)電位を印加すると、前記短繊維に分極が生じ、短繊維のマイナス電荷が前記対象物に引き付けられて植毛され、前記接着剤の硬化によりその植毛状態が機械的に保持される。
前記した静電植毛を利用すると、植毛された各短繊維の頂端部が同極(プラス電位)になされるために、各短繊維の頂端部同志が反発し合う作用が生じ、これにより各短繊維は植毛面に対して夫々垂直に立つようにして植毛される。
この場合、植毛される対象物としては、織編物、不織布、木材、金属、ゴム、合成樹脂素材などが利用できる。
また、前記した短繊維(パイル)としては、天然繊維および合成繊維を利用することができ、レーヨン、ポリアミド、ポリエステル、カーボン繊維、および綿繊維やこれらの複合繊維などを利用することができる。
このうち、この発明に係る筆記具においては、レーヨン、ポリアミド、ポリエステル繊維などを採用することができ、その繊維長は、0.3mm〜5mm程度のものが好適に利用できる。
図4は、合成樹脂により成形されたスライダー8の外周面にフロッキー加工を施した第1の形態を示しており、このフロッキー加工Fは、前記したように口先部材2の先端開口2aに対峙するスライダー8の外周面に対して施される。
前記した構成によれば、フロッキー加工Fによる短繊維によって、前記スライダー8と口先部材2の先端開口2aとの間の隙間を埋めることができる。また、フロッキー加工された短繊維の柔軟性が作用して、前記スライダー8と口先部材2の先端開口2aとの間の隙間によるがたつき感の発生を効果的に抑制することができ、しかも筆記具をどのような持ち方をしても、偏りなく前記がたつき感を抑制することが可能となる。
さらに、前記した回転駆動機構の作用により筆記芯およびスライダー8等が一方向に回転作用を受けた場合、フロッキー加工による前記短繊維が前記回転方向に対して後ろ向きに若干倒れるように作用し、これによりスライダー8の回転動作に障害を与えることなく、筆記芯の適正な回転駆動を保証することができる。
図5は、第2の実施の形態を示したものであり、これは図1〜図3に示すシャープペンシルにおいて、口先部材2の先端開口2aの内周面に、前記したフロッキー加工Fを施した例を示している。この場合には、図4に示すようにスライダー8の外周面へのフロッキー加工は不要となる。
この図5に示す第2の実施の形態においても、図4に示した第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に図6は、筆記芯の回転駆動機構を備えた図1、図2とは異なる形態のシャープペンシルの例を示したものである。なお図6においては、すでに説明した図1〜図3に示す各部と同一の機能を果たす部分を同一符号で示している。
この図6に示すシャープペンシルは、筆記芯の回転駆動機構がユニット化されて、シリンダ部材19内に収容されており、ユニット化された回転駆動機構は、軸筒の後半部に配置されている。
前記シリンダ部材19内には、すでに説明した回転子6、上カム形成部材13、下カム形成部材14が収容されており、図1〜図3に基づいて説明した筆記芯の回転駆動機構と同様の動作がなされるように構成されている。
そして、回転駆動機構を構成する前記回転子6に対して、中継パイプ12を介してチャック4およびスライダー8等が連結されている。
この図6に示す構成においても、図1〜図3に示す例と同様に、筆記芯に加わる筆記圧に基づいて、スライダー8は口先部材2の先端開口2a内を軸方向に移動すると共に回転駆動される。したがって、口先部材2の先端開口と前記スライダー8との間に、設計上において同様に多少の隙間が存在する。
そこで図7に、第3の実施の形態として示したようにスライダー8の外周面にフロッキー加工Fが施されており、これにより図4に示した第1の実施の形態と同様の作用効果を享受することができる。
なお、図7に示す実施の形態においては、口先部材2の前端部よりも突出する位置における前記スライダー8の外周面にもフロッキー加工Fが施されている。したがって、このフロッキー加工Fに伴って短繊維(パイル)に模様を付けることで、筆記動作に伴い筆記芯がスライダー8と共に回転する様子を確認することが可能となる。
図8は、フロッキー加工Fに伴って短繊維(パイル)に模様を付ける場合の一例を模式的に示したものであり、これは植毛される対象物34(この例においてはスライダー8)に螺旋模様を付ける例を示している。
図8(A)に示すように、支持軸32によって回転可能に軸支されたローラ31には、その円筒面に沿って螺旋状突出部33が形成されている。この螺旋状突出部33に対して接着剤が塗布されており、(B)に示すようにこのローラ31に対して植毛される対象物34が当接される。
この状態で(C)に示すように前記ローラ31は支持軸32を中心にして回転され、このローラ31の回転にしたがって対象物34も回転作用を受ける。これにより、対象物34の外周面には転写されるごとく接着剤が塗布される。そして、(D)に示すように前記ローラ31および対象物34が一回転したところで、接着剤の塗布動作が終了する。
これによれば、対象物34の外周面には螺旋状の接着剤の塗布パターンf1が形成され、この状態で対象物34に前記した静電植毛を実行することで、対象物34には螺旋状に植毛されたフロッキー加工が施される。
なお、前記した静電植毛にあたり、予め短繊維(パイル)に着色等を施しておくことで、螺旋状の植毛が目立ち易くなり、筆記に伴うスライダー8の回転動作が、あたかも軸方向に移動するように視認することができる。
図9は、図6に示したシャープペンシルに採用した第4の実施の形態を示したものであり、これは口先部材2の先端開口2aの内周面に、前記したフロッキー加工Fを施した例を示している。この場合には、図7に示すようにスライダー8の外周面へのフロッキー加工は不要となる。
この図9に示す第4の実施の形態においても、図4に示した第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また図10は、図6に示したシャープペンシルに採用した第5の実施の形態を示したものである。これは例えばゴム素材により形成されたリング状の基材36が用いられ、このリング状の基材36の内周面に前記したフロッキー加工Fを施したものが利用される。
すなわち、内周面にフロッキー加工Fが施された前記基材36は、口先部材2の先端開口2aの内周面に対して必要に応じて接着剤を利用して嵌め込まれる。
この第5の実施の形態においても、前記した第4の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に図11は、この発明を複式筆記具に採用した実施の形態について、その全体構成を示したものであり、この図11に示した筆記具は筆記体としてインク色の異なる3本のボールペンユニットが軸筒内に収容された例を示している。
この筆記具(多色ボールペン)の外郭を構成する軸筒は、先軸1Aおよび後軸1Bにより構成されており、後軸1Bの後端部に軸方向に沿って形成された3本のスリット孔1Cには、それぞれスライドノブ41が軸方向にスライド可能に配置されている。
また、各ボールペンユニット42は、後軸1B内に配置されたユニット支持部材44に穿設された貫通孔内にそれぞれ軸方向に移動可能となるように装着されており、前記各ボールペンユニット42の後端部は、前記した各スライドノブ41の前端部にそれぞれ嵌合されて取り付けられている。
そして、前記ユニット支持部材44と各スライドノブ41との間にはリターンバネ45がそれぞれ装着されている。これにより、前記スライドノブ41の操作により、いずれか1つのボールペンユニット42の筆記チップが先軸1Aの先端開口1aから繰り出される場合に、すでに繰り出されていたボールペンユニット42は、前記リターンバネ45の作用により軸筒内に後退するように動作する。
前記した複式筆記具においては、いずれか1つのボールペンユニット42を選択した場合に、すでに説明したとおり、選択されたボールペンユニット42の先端部が湾曲しつつ、軸筒(先軸1A)の先端開口1a内を擦りながらから繰り出される。この時、前記した擦れによる不快な感触や摩擦音が発生するなどの問題を招くことがある。
図12は、図11に示した複式筆記具における前記問題点を解消するためになされた第5の実施の形態を示したものである。
すなわち、図12(A)に示すように、軸筒から選択的に繰り出されるボールペンユニット42における先軸1Aの先端開口1aに対峙する周面には、フロッキー加工Fが施されている。
この構成によると、前記したフロッキー加工Fにより、先に説明した擦れによる不快な感触や摩擦音が発生するなどの問題を解消することができると共に、筆記中のがたつき感も解消することができる。
また、図11に示した多色ボールペンに採用する場合には、各ボールペンユニット42による筆記色に応じて、フロッキー加工Fがなされる短繊維(パイル)に例えば黒、赤、青などの着色を施しておくことで、繰り出されたボールペンユニット42による筆記色を直観的に把握することができる。
ところで、図11に示した筆記具は、いずれもボールペンユニット42を備えた多色ボールペンを構成しているが、いずれか1つのボールペンユニット42に代えて、図12(B)に示すようなシャープペンシルユニット43を採用し、多機能ペンを構成することもできる。この場合においても、図12(B)に示すように、シャープペンシルユニット43における先軸1Aの先端開口1aに対峙する周面に、フロッキー加工Fが施されることで、同様の作用効果を得ることができる。
なお図12は、ボールペンユニット42もしくはシャープペンシルユニット43の周面に対して直接フロッキー加工Fを施した例を示しているが、例えば図13に示すように織編物、不織布などにより構成された円筒状の基材36の外周面にフロッキー加工Fを施したものを利用することができる。
すなわち図13(A)に示すフロッキー加工を施した円筒状の基材36は、ボールペンユニットに対して必要に応じて接着剤を利用する等して装着するものであり、これにより図12(A)に示した例と同様の機能を果たすボールペンユニット42を得ることができる。また、図13(B)に示すフロッキー加工を施した円筒状の基材36は、シャープペンシルユニットに対して必要に応じて接着剤を利用する等して装着するものであり、これにより図12(B)に示した例と同様のシャープペンシルユニット43を得ることができる。
なお、図13に示す例は織編物あるいは不織布などを予め円筒状に形成し、これを基材36として、その外周面にフロッキー加工を施しているが、織編物あるいは不織布などを例えば短冊状にしたものの片面にフロッキー加工を施すことも可能である。
すなわち、片面にフロッキー加工が施された短冊状の基材を、接着剤などを利用して必要な部分に巻き付けるなどの操作により同様の構成を得ることもできる。
図14は、図11に示した筆記具に採用した第8の実施の形態を示したものであり、これは先軸1Aの先端開口1aの内周面に、前記したフロッキー加工Fを施した例を示している。この場合には、図12に示すようにボールペンユニット42もしくはシャープペンシルユニット43の外周面へのフロッキー加工は不要となる。
この図14に示す第8の実施の形態においても、図12に示した第6の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また図15は、図11に示した筆記具に採用した第9の実施の形態を示したものである。これは例えばゴム素材により形成されたリング状の基材36が用いられ、このリング状の基材36の内周面に前記したフロッキー加工Fを施したものが利用される。
すなわち、内周面にフロッキー加工Fが施された前記リング状基材36は、先軸1Aの先端開口1aの内周面に対して必要に応じて接着剤を利用して嵌め込まれる。
この第9の実施の形態においても、図12に示した第6の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 軸筒
1A 先軸
1B 後軸
1C スリット孔
1a 先端開口
2 口先部材
2a 先端開口
6 回転子
6a 第1カム面
6b 第2カム面
7 先端パイプ
8 スライダー
13 上カム形成部材
14 下カム形成部材
19 シリンダ部材
21 ノック棒
23 クリップ
24 消しゴム
25 ノックカバー
31 ローラ
32 支持軸
33 螺旋状突出部
36 基材
41 スライドノブ
42 ボールペンユニット
43 シャープペンシルユニット
44 ユニット支持部材
45 リターンバネ
F 植毛加工(フロッキー加工)
f1 接着層の塗布パターン

Claims (6)

  1. 軸筒の先端開口もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口において、筆記体を軸方向に摺動可能に支持する筆記具であって、
    前記先端開口に対峙する筆記体の外周面または前記先端開口の内周面に、多数の短繊維を植毛もしくは多数の短繊維を植毛してなる基材を取り付けたことを特徴とする筆記具。
  2. 前記筆記体として、筆記圧を利用して筆記芯を回転させることができる回転駆動機構を備えたシャープペンシルユニットが用いられ、前記筆記圧を受けて前記シャープペンシルユニット側のスライダーが軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口内を軸方向に摺動可能にかつ回転可能となるように支持されると共に、前記スライダーの外周面または前記口先部材の先端開口の内周面に、前記植毛もしくは植毛してなる前記基材を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載された筆記具。
  3. 前記スライダーの外周面に対して、前記植毛もしくは植毛してなる前記基材を取り付けてなる筆記具であって、前記植毛により模様が形成されていることを特徴とする請求項2に記載された筆記具。
  4. 前記植毛による模様が、前記スライダーの回転により軸方向に移動するように視認される螺旋模様になされていることを特徴とする請求項3に記載された筆記具。
  5. 前記軸筒内に複数の筆記体が収容され、いずれか1つの筆記体の先端筆記部が前記軸筒の先端開口もしくは軸筒に取り付けられた口先部材の先端開口より繰り出される複式筆記具であって、前記先端開口に選択的に対峙する各筆記体の外周面または前記先端開口の内周面に、前記植毛もしくは植毛してなる前記基材を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載された筆記具。
  6. 前記各筆記体の外周面に施される植毛を、前記各筆記体による筆記色に応じて、異なった色に着色したことを特徴とする請求項5に記載された筆記具。
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