JP6235894B2 - シャープペンシル - Google Patents
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Description
そこで、本件出願人は筆記芯に加わる筆記圧を利用して、筆記芯を除々に一方向に回転させることができる回転駆動機構を備えたシャープペンシルについて、先に提案をしている。
これによると、筆記しつつ回転駆動機構による回転動作を確認することができるので、ユーザに対して興味もしくは書く楽しみを抱かせることができ、シャープペンシルとしての製品の差別化にも貢献できるなど、独自の作用効果を果たすことができる。
したがって、軸筒の透明素材を介して視認できる回転部材はその大きさに制限があり、しかも透明素材を介して見るために、前記した回転動作を確認し難いという問題がある。
また回転動作として見える部材が、軸筒を保持する手指により隠されて、見える角度が限定される場合もあり、このために前記した独自の作用効果を充分に発揮させることは難しい。
さらに折り曲げ部材は可変する事もでき、使用者の好みの角度に調整が可能となる。
しかも回転表示体の大きさにも制限を受けることがなく、回転表示体は筆記の邪魔にならない程度の寸法に設定することができる。これによりユーザは筆記中における筆記芯の回転動作を確実に把握することが可能となる。
さらに前記回転表示体は、例えば先端パイプに対して着脱可能に装着されるので、ユーザの好みに応じて、容易に取り外すこともできる。
図1および図2はシャープペンシルの前半部を示したものであり、図1はその主要部を破断して示した斜視図であり、また図2は上半部を断面状態で示した側面図である。
一方、前記回転カム6の後端部には、円筒状の上カム形成部材13が回転カム6の後端部を覆うようにして軸筒1内に取り付けられており、前記上カム形成部材13の前端部には、前記回転カム6における第1のカム面6aに対峙するようにして固定カム面(第1の固定カム面ともいう。)13aが形成されている。
また図3および図4においては、筆記芯をガイドする先端パイプ7を利用して、後述する回転表示体31を装着した例を示している。
図3および図4に示されたように円筒状に形成された前記上カム形成部材13の後端部内面には、円筒状のストッパー16が軸筒1内に嵌合されて取り付けられており、このストッパー16の前端部と、円筒状に形成されて軸方向に移動可能なトルクキャンセラー17との間にはコイル状のクッションスプリング18が装着されている。
そして、軸筒1の後端部においてクリップ23を一体に形成した筒体部23aが軸筒1内に嵌め込まれており、この筒体部23a内に形成された円環状の段部23bによって、前記ノック棒21が軸筒1の後端部側から抜け出るのを阻止するように構成されている。
なお、前記ノック棒21における消しゴム24の装着位置には、筆記芯の補給口21aが形成されている。
そして、対峙した状態の第1カム面6aと固定カム面13aは、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されており、前記したように第1のカム面6aが第1の固定カム面13aに接合して噛み合い状態になされることによって、回転カム6は第1カム面6aの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を受ける。
したがって、筆記芯は自身が受ける回転運動と筆記による摩耗とにより、先端部が常に円錐形状になされる。それ故、書き進むにしたがって筆記芯が偏摩耗するのを防止させることができ、安定した線幅による筆記が可能となる。
そこで、この実施の形態においては前記した軸筒1外に露出して配置され、前記回転カム6の回転運動に連動して回転する構成部材、すなわち先端パイプ7に対して、図3および図4に示したように回転表示体31が着脱可能に装着され、筆記芯の回転状態が確認できるように構成されている。
図5に示したように前記回転表示体31には、先端パイプ7に挿通される貫通孔31aが形成され、この貫通孔31aを利用して前記回転表示体31が、前記先端パイプ7に対して着脱可能に装着されている。
そして折曲げ部材31cは、図5に示されたように、円錐台状に形成されたカバー部材の一部が切除された形で4枚の折曲げ部材31cに分割され、これにより傘形の折曲げ部材31cは、回転方向に沿った外形形状が変化するように構成されている。
そして、ユーザは筆記動作に伴って回転する回転表示体31を直接見ることができ、また回転表示体31は回転方向に沿った外形形状が変化するので、その回転状態を確実に把握することができる。
また、前記した回転表示体31は、先端パイプ7から引き抜くことで容易に取り外すことが可能であり、またユーザの好みに応じて容易に装着することも可能である。
すなわち、図5に示した第1形態は4枚の折曲げ部材31cが備えられたものであるのに対して、図6に示した第2形態は2枚の折曲げ部材31cが備えられた構成が採用されている。この第2形態の回転表示体31においても前記した第1形態と同様の作用効果を得ることができる。
この図7に示す回転表示体31によると、筆記動作に伴って筆記芯と共に前記した切除部31fが軸回りに回転移動するので、回転表示体31の回転状態を確実に把握することができ、前記した第1および第2の回転表示体と同様の作用効果を得ることができる。
図8に示す回転表示体31の第4の形態においては、先端パイプ7が挿通される貫通孔31aが穿設された中央部材31bの外側に、円錐台状の折曲げ部材31cが形成され、この折曲げ部材31cの外側に円環状の面(段部)31eを介して円錐台状の第2折曲げ部材31dが一体に形成されている。
そして、第2折曲げ部材31dに表面側の一部に三角形状の突出部31gが、回転表示体31と一体に形成されている。
2 口先部
3 芯ケース
4 チャック
5 締め具
6 回転カム
7 先端パイプ
8 スライダー
9 保持チャック
10 チャックスプリング
13 上カム形成部材
14 下カム形成部材
16 ストッパー
17 トルクキャンセラー
18 クッションスプリング
21 ノック棒
22 軸スプリング
23 クリップ
24 消しゴム
25 ノックカバー
31 回転表示体
31a 貫通孔
31b 中央部材
31c 折曲げ部材
31d 第2折曲げ部材
31e 円環状の面
31f 切除部
31g 三角状突出部
31h 翼状突起
31i 軸方向突出部
Claims (1)
- 軸筒内に筆記芯を一方向に回転駆動させる回転駆動機構が備えられたシャープペンシルであって、
前記軸筒外に露出して配置され、前記筆記芯をガイドする先端パイプに挿通される貫通孔が形成され、前記貫通孔を利用して、前記筆記芯の回転と同方向に回転する回転表示体が、前記先端パイプに対して着脱可能に装着されたことを特徴とするシャープペンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013263225A JP6235894B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013263225A JP6235894B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | シャープペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015116786A JP2015116786A (ja) | 2015-06-25 |
JP6235894B2 true JP6235894B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=53529969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013263225A Active JP6235894B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | シャープペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6235894B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074076U (ja) * | 1993-06-04 | 1995-01-20 | 昌美 及川 | 繰出鉛筆 |
JP5798780B2 (ja) * | 2011-04-07 | 2015-10-21 | 三菱鉛筆株式会社 | シャープペンシル |
-
2013
- 2013-12-20 JP JP2013263225A patent/JP6235894B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015116786A (ja) | 2015-06-25 |
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