JP5822635B2 - アンテナ給電回路 - Google Patents

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Description

この発明は、主としてVHF帯、UHF帯、マイクロ波帯およびミリ波帯で用いられる直交2偏波2周波数帯共用アンテナ給電回路に関するものである。
複数の周波数帯を使用する円偏波アンテナ給電回路では、それぞれの周波数帯を分離する分岐部と、偏波成分ごとに分離・合成する回路からなる構成がよく用いられる(例えば、特許文献1の図1参照)。このような回路は、分岐部と、分岐部における分岐導波管にそれぞれ接続されたフィルタと、フィルタにそれぞれ接続され、通過する電波の位相差が互いに90度となる位相補正回路と、位相補正回路に接続されたマジックTと、マジックTから出力された電波を合成するH面T分岐回路およびE面T分岐回路とで構成される。
従来のアンテナ給電回路では、位相補正回路とマジックTを用いることで、隣り合う2個の分岐導波管を合成することにより、向かい合う2個の分岐導波管を合成する場合に比べ小型化を図っている。導波管どうしが干渉しないように複雑に迂回をさせる必要がないため、導波管を平面上に配置した構成が可能であり(例えば,特許文献1の図11,12,15参照)、図18に示されるように、3層の導波管(分岐部101、フィルタ102a〜102d、位相補正回路103a,103b、104a,104b、マジックT105a,105bの層と、E面T分岐106の層と、H面T分岐107の層)で構成される。なお、図18では、層ごとに網掛けの濃度を変えて3層を表記している。
分岐部における向かい合う2個の導波管を合成する場合は、導波管どうしが干渉しないように迂回をさせ、T分岐回路で偏波成分を合成し、90度ハイブリッドで偏波成分を分離する(例えば、非特許文献1の図2参照)。このような回路は、特許文献1に示されたような装置に比べ回路要素数は少ないが、導波管どうしが干渉しないように迂回をさせることにより大型化する。
例えば、このような回路を平面上に配置した場合、図19に示されるように導波管どうしが干渉しないようにする必要があり、3層(2個のT分岐回路107a,107bと90度ハイブリッド108)で構成した場合は90度ハイブリッド108が中心部から離れた外側に配置されるため占有面積が大きくなる。なお、図19では層ごとに網掛けの濃度を変えて3層分を表記している。
特開2009−27591号公報
Clency Lee-Yow,"High performance antenna feeds and components for space application,"The 1st European Conference on Antennas and Propagation(EUCAP 2006),ESA SP-626,October. 2006.
従来のアンテナ給電回路は、位相補正回路とマジックTを用いて偏波成分を分離し、T分岐を用いて各偏波を合成している。このため、分岐部とH面T分岐回路およびE面T分岐回路を干渉しないように小形に配置するためにはそれぞれを異なる層で構成しなければならず、分岐部の層、H面T分岐回路の層、E面T分岐回路の層と合計3層とする必要があった。
また、分岐部における向かい合う2個の導波管を合成する場合は導波管どうしが干渉しないように複雑に迂回をさせる必要があり、導波管の平面上の配置が難しく大型化する問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、導波管の層数を削減することにより加工工程を減らし、これにより加工費用を低減することを目的とする。
この発明に係るアンテナ給電回路は、主導波管と、主導波管の側面から主導波管の軸方向に対して垂直な90度毎の方向に分岐する第1,第2,第3及び第4の分岐端子と、第1,第2,第3及び第4の分岐端子にそれぞれ接続された第1,第2,第3及び第4の低域通過形フィルタと、第1及び第2の低域通過形フィルタに接続される第1及び第2の入力端子と、出力端子としての第5及び第6の分岐端子とを有し、第1及び第2の入力端子から入力される第1及び第2の低域通過形フィルタからの信号を合成して第5及び第6の分岐端子から出力する第1の90度ハイブリッドと、第3及び第4の低域通過形フィルタに接続される第3及び第4の入力端子と、出力端子としての第7及び第8の分岐端子とを有し、第3及び第4の入力端子から入力される第3及び第4の低域通過形フィルタからの信号を合成して第7及び第8の分岐端子から出力する第2の90度ハイブリッドと、第5及び第7の分岐端子から出力された電波を合成する第1のT分岐回路と、第6及び第8の分岐端子から出力された電波を合成する第2のT分岐回路とを備えたものである。
この発明のアンテナ給電回路は、第1及び第2の90度ハイブリッドと第1及び第2のT分岐回路を用い、隣接する分岐端子からの信号を90度ハイブリッドで合成・分離するようにしたので、導波管の層数を削減することにより加工工程を減らし、これにより加工費用を低減することができる。
この発明の実施の形態1によるアンテナ給電回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路の回路構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路の分岐部の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路のフィルタを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路の90度ハイブリッドを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路のE面T分岐を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路の入力端子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ給電回路の入力端子を交差させずに接続導波管のレイアウトにより交差させた例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ給電回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ給電回路の位相補正回路の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ給電回路の位相補正回路の出力が位相差180度の場合の説明図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ給電回路の位相補正回路の出力が位相差0度の場合の説明図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ給電回路の回路構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ給電回路の位相補正回路を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ給電回路のH面T分岐を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5によるアンテナ給電回路の回路構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態5によるアンテナ給電回路の90度ハイブリッドを示す斜視図である。 従来のアンテナ給電回路の回路構成を示す説明図である。 従来のアンテナ給電回路の他の例の回路構成を示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるアンテナ給電回路を示す構成図である。
このアンテナ給電回路は、直交2偏波2周波数帯共用アンテナ給電回路であり、アンテナ側端子1、高周波数帯信号の端子2、低周波数帯右旋円偏波信号の端子3、低周波数帯左旋円偏波信号の端子4、アンテナ5、分岐部6、フィルタ(LPF)7a,7b,7c,7d、90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐9,10を備え、アンテナ5以外の回路で、高周波数帯信号と低周波数帯右旋円偏波信号、低周波数帯左旋円偏波信号を分離するアンテナ給電回路11を構成している。
アンテナ側端子1は、アンテナ給電回路11にアンテナ5を接続するための端子であり、高周波数帯信号の端子2は、アンテナ給電回路11から高周波数帯信号を出力するための端子である。また、低周波数帯右旋円偏波信号の端子3は、低周波数帯右旋円偏波信号を出力するための端子であり、低周波数帯左旋円偏波信号の端子4は、低周波数帯左旋円偏波信号を出力するための端子である。アンテナ5は、ホーンアンテナといったアンテナである。分岐部6は、アンテナ5で受信した電波の分岐部である。低域通過形フィルタ7a,7b,7c,7dは、分岐部6で分岐された電波に対して低周波数帯信号のみ通過させるフィルタである。尚、以下、低域通過形フィルタ7a〜7dは、単にフィルタ7a〜7dという。90度ハイブリッド8aは、フィルタ7a,7bからの信号を合成し、90度ハイブリッド8bは、フィルタ7c,7dからの信号を合成する合成器である。E面T分岐9は、90度ハイブリッド8a,8bにおける一方の出力端子からの信号を合成し、E面T分岐10は、90度ハイブリッド8a,8bにおける他方の出力端子からの信号を合成する合成器である。また、E面T分岐9の出力は低周波数帯右旋円偏波信号の端子3に、E面T分岐10の出力は低周波数帯左旋円偏波信号の端子4に接続されている。
次に実施の形態1の動作について説明する。
アンテナ5からアンテナ側端子1を介して入力された高周波数帯信号と低周波数帯信号は、後述する共軸端子と分岐端子を有する分岐部6で分離され、高周波数帯信号は共軸端子から高周波数帯信号の端子2に、低周波数帯信号は分岐端子に出力される。
分岐端子に出力された低周波数帯信号は、フィルタ7a〜7dを通過後に、90度ハイブリッド8a,8bに入力される。このとき、隣り合う分岐端子から出力される信号は90度の位相差があるため、90度ハイブリッド8a,8bで合成されてひとつの端子に出力される。低周波数帯信号が円偏波の場合、右旋円偏波と左旋円偏波では隣り合う分岐端子から出力される信号の位相差は90度,−90度と逆であるため、90度ハイブリッド8a,8bからはそれぞれ異なる端子に出力される。また、2つの90度ハイブリッド8a,8bから出力される信号は逆相であるため、それぞれの円偏波信号はE面T分岐9とE面T分岐10で合成され、それぞれ低周波数帯右旋円偏波信号の端子3と低周波数帯左旋円偏波信号の端子4に出力される。
従って、高周波数帯の信号と低周波数帯の右旋円偏波信号および低周波数帯の左旋円偏波信号を分離することができる。
以上説明したように、実施の形態1のアンテナ給電回路によれば、使用できる周波数帯域幅に制約が生じる位相補正回路とマジックTを用いる従来の回路構成に比べ、これらの回路を用いないため、広帯域化に有利という効果がある。また、T分岐のみや、T分岐と90度ハイブリッドを用いる回路構成と比べた場合、本回路構成では隣り合う分岐端子を合成することができ、対向する分岐端子を合成する際に不可欠な配線の立体交差が不要となるため、小型化できるという効果もある。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2に係わる直交2偏波2周波数帯共用アンテナ給電回路の回路構成を示す説明図である。
図において、分岐部6〜E面T分岐10は図1の構成に対応する構成であり、入力端子12a,12b,12c,12dは、それぞれ90度ハイブリッド8a,8bの入力端子を示している。すなわち、入力端子12a,12bは90度ハイブリッド8aの入力端子、入力端子12c,12dは90度ハイブリッド8bの入力端子である。
分岐部6、フィルタ7a〜7d、90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐9,10はそれぞれ導波管を用いて構成されており、図3は分岐部6、図4はフィルタ7a〜7d、図5は90度ハイブリッド8a,8b、図6はE面T分岐9,10、図7は、入力端子12a〜12d、図8は、入力端子12a〜12dを交差させずに接続導波管のレイアウトにより交差させた例を示している。
また、このような構成を備えた本実施の形態のアンテナ給電回路は、図2に示すように、分岐部6とフィルタ7a〜7dが同一の層であり、90度ハイブリッド8a,8bとE面T分岐9,10が、分岐部6およびフィルタ7a〜7dとは別の同一の層に形成されている。
分岐部6は、図3に示されるように、共軸導波管(主導波管)13の側面からその軸方向に対して垂直な90度毎の方向に分岐導波管(第1,第2,第3,第4の分岐端子)14a〜14dが接続される。また、分岐部6は、共軸導波管13の軸方向に対して分岐導波管14a〜14dの幅の広い面が平行になるように配置される。なお、図3では共軸導波管13と分岐導波管14a〜14dは結合孔を介して接続される場合について示しているが、結合する形状は他の構造でもよい。また、共軸導波管13は矩形でも円形でもよく、矩形から円形または円形から矩形に変換される構造でもよい。
フィルタ(第1,第2,第3,第4の低域通過形フィルタ)7a〜7dは、図4に示されるようにコルゲート形を用いれば、加工も容易である。なお、スタブ形や結合形などを用いてもよい。これらフィルタ7a〜7dは、それぞれ入力側が分岐導波管14a〜14dに接続され、出力側が入力端子12a〜12dに接続されている。
90度ハイブリッド(第1及び第2の90度ハイブリッド)8a,8bは、図5に示されるように、導波管の幅の狭い面を結合させるショートスロット形カプラを用いれば加工も容易であり、マジックTに比べ広帯域化も容易である。図では結合部に円柱形ポストを装荷した例を示しているが、ポストとして機能すれば他の形状でもよい。これら90度ハイブリッド8a,8bのうち、90度ハイブリッド8a(第1の90度ハイブリッド)は、入力端子12a,12bを介してフィルタ7a,7bに接続され、その出力端子として第5及び第6の分岐端子を有し、90度ハイブリッド8b(第2の90度ハイブリッド)は、入力端子12c,12dを介してフィルタ7c,7dに接続され、その出力端子として第7及び第8の分岐端子を有している。
E面T分岐9,10は図6に示されるとおりであり、2つの信号が図中の手前の端子と奥の端子から位相差180度、すなわち逆相で入力された場合に合成されて図中の上面の端子に出力される。ここで、E面T分岐9(第1のT分岐回路)は、第5及び第7の分岐端子から出力された電波を合成し、E面T分岐10(第2のT分岐回路)は、第6及び第8の分岐端子から出力された電波を合成するよう構成されている。
また,90度ハイブリッド8a,8bの入力端子12a〜12dを、図7に示されるように配置すれば、小形に、かつ、干渉しないように2層で構成することが可能である。フィルタ7a〜7dは、幅の広い面が共軸導波管13(の軸)方向に平行で、90度ハイブリッド8a,8bは幅の広い面が共軸導波管13(の軸)方向に垂直であるが、広帯域に変換することができる。なお、入力端子12a〜12dを交差させた場合とさせない場合で通過位相を揃える必要がある。そこで、図8に示されるように、90度ハイブリッド8a,8bの入力端では交差させずに接続導波管のレイアウトにより交差させてもよい。この場合は通過位相を揃えるのがより容易になるという効果もある。
さらに、分岐部6、フィルタ7a〜7d、90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐9,10は、いずれも片面側から削した金属ブロックを組み合わせることで構成が可能であり、本実施の形態のように2層構成の場合は金属ブロック3枚で構成が可能となる。
次に、実施の形態2の動作について説明する。
図1に示すようなアンテナ5からアンテナ側端子1を介して入力された高周波数帯信号と低周波数帯信号は、共軸導波管13と分岐導波管14a〜14dを有する分岐部6で分離され、高周波数帯信号は共軸導波管13から高周波数帯の端子2に、低周波数帯信号は分岐導波管14a〜14dに出力される。
分岐導波管14a〜14dに出力された低周波数帯信号はフィルタ7a,7b,7c,7dを通過後に90度ハイブリッド8a,8bに入力される。このとき、隣り合う分岐導波管14a〜14dから出力される信号は90度の位相差があるため、90度ハイブリッド8a,8bで合成されてひとつの端子に出力される。低周波数帯信号が円偏波の場合、右旋円偏波と左旋円偏波では隣り合う分岐導波管14a〜14dから出力される信号の位相差は90度,−90度と逆であるため、90度ハイブリッド8a,8bからはそれぞれ異なる端子に出力される。それぞれの円偏波信号はE面T分岐9とE面T分岐10で合成され、図1に示すような低周波数帯右旋円偏波信号の端子3と低周波数帯左旋円偏波信号の端子4に出力される。
従って、高周波数帯の信号と低周波数帯の右旋円偏波信号および低周波数帯の左旋円偏波信号を分離することができる。
以上のように、実施の形態2のアンテナ給電回路によれば、主導波管と、主導波管の側面から主導波管の軸方向に対して垂直な90度毎の方向に分岐する第1,第2,第3及び第4の分岐端子と、第1,第2,第3及び第4の分岐端子にそれぞれ接続された第1,第2,第3及び第4の低域通過形フィルタと、第1及び第2の低域通過形フィルタに接続され、第1及び第2の低域通過形フィルタからの信号を合成して第5及び第6の分岐端子から出力する第1の90度ハイブリッドと、第3及び第4の低域通過形フィルタに接続され、第3及び第4の低域通過形フィルタからの信号を合成して第7及び第8の分岐端子から出力する第2の90度ハイブリッドと、第5及び第7の分岐端子から出力された電波を合成する第1のT分岐回路と、第6及び第8の分岐端子から出力された電波を合成する第2のT分岐回路とを備えたので、主導波管、分岐端子及び低域通過形フィルタの層と、第1及び第2の90度ハイブリッドと第1及び第2のT分岐回路の層の、2層のみで形成できるため、従来に比べて層数を低減でき、加工費用を低減することができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係わる直交2偏波2周波数帯共用アンテナ給電回路の回路構成の説明図である。図において、アンテナ給電回路11aにおけるアンテナ側端子1〜90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐10は図1の構成と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、H面T分岐15は、90度ハイブリッド8a,8bからの出力信号が同相である場合に合成を行う合成器である。さらに、位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは、フィルタ7a,7bまたはフィルタ7c,7dの出力に対して位相補正を行う回路である。
次に実施の形態3の動作について説明する。
アンテナ5からアンテナ側端子1を介して入力された高周波数帯信号と低周波数帯信号は、図3に示すような共軸端子(共軸導波管13)と分岐端子(分岐導波管14a〜14d)を有する分岐部6で分離され、高周波数帯信号は共軸端子から高周波数帯の端子2に、低周波数帯信号は分岐端子に出力される。
分岐端子に出力された低周波数帯信号は、フィルタ7a〜7dと位相補正回路16a〜16d,17a〜17dを通過後に90度ハイブリッド8a,8bに入力される。位相補正回路は図10に示すように経路上に配置することにより、2つの信号の位相差を90度とするものである。このため、図11に示すように2個ずつ配置すると位相差を180度、図12に示すように配置すると位相差を0度とすることができる。
隣り合う分岐端子から出力される信号は90度の位相差があり、また、低周波数帯信号が円偏波の場合、右旋円偏波と左旋円偏波では隣り合う分岐端子から出力される信号の位相差は90度,−180度と逆であるため、90度ハイブリッド8a,8bからはそれぞれ異なる端子に出力される。このとき、低周波数帯右旋円偏波信号は90度ハイブリッド8a,8bからの出力信号は逆相のためE面T分岐10で、また、低周波数帯左旋円偏波信号は90度ハイブリッド8a,8bからの出力信号は同相のためH面T分岐15で合成され出力される。
したがって、高周波数帯の信号と低周波数帯の右旋円偏波信号および低周波数帯の左旋円偏波信号を分離することができる。このとき位相補正回路16a〜16d,17a〜17dを用いることにより、実施の形態2で説明したような入力端子12a,12b,12c,12dを交差させる必要がなく、特性の差異が低減して広帯域化に有利という効果がある。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4に係わる直交2偏波2周波数帯共用アンテナ給電回路の回路構成の説明図である。図中、分岐部6〜90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐10およびH面T分岐15〜位相補正回路17a〜17dは図9の構成に相当している。ここで、H面T分岐15は第3のT分岐回路であり、位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは、第1及び第2の位相補正回路を構成している。また、図14は位相補正回路16a〜16d,17a〜17d、図15はH面T分岐15の構成例である。
次に実施の形態4の動作について説明する。
図9に示すようなアンテナ5からアンテナ側端子1を介して入力された高周波数帯信号と低周波数帯信号は、共軸導波管と分岐導波管を有する分岐部6で分離され、高周波数帯信号は共軸導波管から高周波数帯の端子2に、低周波数帯信号は分岐導波管に出力される。
分岐導波管に出力された低周波数帯信号は、フィルタ7a〜7dと位相補正回路16a〜16d,17a〜17dを通過後に90度ハイブリッド8a,8bに入力される。図14に示される位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは、図10から図12に示された機能を実現するものである。すなわち、図11の配置が、フィルタ7a,7bに接続され、これらフィルタ7a,7bからの信号の位相差が180度となるよう位相補正を行う第1の位相補正回路に相当し、図12の配置が、フィルタ7c,7dに接続され、これらフィルタ7c,7dからの信号の位相差が0度となるよう位相補正を行う第2の位相補正回路の構成に相当する。したがって、低周波数帯右旋円偏波信号は90度ハイブリッド8a,8bからの出力信号は逆相のためE面T分岐10、低周波数帯左旋円偏波信号は90度ハイブリッド8a,8bからの出力信号は同相のためH面T分岐15で合成され出力される。
このとき、分岐導波管14a〜14dとフィルタ7a〜7dの層と、90度ハイブリッド8a,8bとH面T分岐15およびE面T分岐10の層の2層のみに配置できるため、従来に比べて層数が低減できるという効果がある。
また、位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは2個ずつ用いることにより、対称に配置できるため、周波数特性も等価になり、広帯域化に有利となる効果もある。
なお、H面T分岐15は図15に示されるとおりであり、2つの信号が図中の手前の端子と奥の端子から位相差0度、すなわち同相で入力された場合に合成されて図中の右側の端子に出力される。
さらに、分岐部6、フィルタ7a〜7d、90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐10、H面T分岐15、位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは、いずれも片面側から削した金属ブロックを組み合わせることで構成が可能であり、本実施の形態のように2層構成の場合は金属ブロック3枚で構成が可能となる。
以上説明したように、実施の形態4のアンテナ給電回路によれば、主導波管と、主導波管の側面から主導波管の軸方向に対して垂直な90度毎の方向に分岐する第1,第2,第3及び第4の分岐端子と、第1,第2,第3及び第4の分岐端子にそれぞれ接続された第1,第2,第3及び第4の低域通過形フィルタと、第1及び第2の低域通過形フィルタに接続され、第1及び第2の低域通過形フィルタからの信号の位相差が180度となるよう位相補正を行う第1の位相補正回路と、第1の位相補正回路からの信号を合成して第5及び第6の分岐端子から出力する第1の90度ハイブリッドと、第3及び第4の低域通過形フィルタに接続され、第3及び第4の低域通過形フィルタからの信号の位相差が0度となるよう位相補正を行う第2の位相補正回路と、第2の位相補正回路からの信号を合成して第7及び第8の分岐端子から出力する第2の90度ハイブリッドと、第5及び第7の分岐端子から出力された電波を合成する第1のT分岐回路と、第6及び第8の分岐端子から出力された電波を合成する第3のT分岐回路とを備えたので、主導波管、分岐端子、低域通過形フィルタ及び第1及び第2の位相補正回路の層と、第1及び第2の90度ハイブリッドと第1及び第3のT分岐回路の層の、2層のみで形成できるため、従来に比べて層数を低減できるという効果がある。
また、実施の形態4のアンテナ給電回路によれば、第1及び第2の90度ハイブリッドは幅の狭い面で結合するショートスロット形導波管カプラであり、第1のT分岐回路は導波管H面T分岐であり、第3のT分岐回路は導波管E面T分岐であり、これら第1及び第2の90度ハイブリッド、第1のT分岐回路、第3のT分岐回路は、それぞれ削加工された複数の金属ブロックを組み合わせることにより構成したので、2層のみで形成することができると共に、容易に形成することができる。
実施の形態5.
図16はこの発明の実施の形態5に係わる直交2偏波2周波数帯共用アンテナ給電回路の回路構成を示す説明図である。図において、分岐部6〜90度ハイブリッド8a,8b、E面T分岐10、H面T分岐15、位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは図9の構成と同一である。また、90度ハイブリッド18a,18bは、幅の広い面で結合する導波管カプラであり、その構成を図17に示す。
このように構成された実施の形態5のアンテナ給電回路における基本的な動作は実施の形態3と同様である。さらに、90度ハイブリッド18a,18bは、図17に示すように導波管の幅の広い面で結合する導波管カプラを用いることにより、分岐部6、フィルタ7a〜7d、位相補正回路16a〜16d,17a〜17d、90度ハイブリッド18a,18b、E面T分岐10、H面T分岐15をすべて同一の層に形成することが可能である。このため、さらに層数が従来に比べて低減できるという効果がある。
また、分岐部6、フィルタ7a〜7d、90度ハイブリッド18a,18b、E面T分岐10、H面T分岐15、位相補正回路16a〜16d,17a〜17dは、いずれも片面側から削した金属ブロックを組み合わせることで構成が可能であり、本実施の形態のように1層構成の場合は金属ブロック2枚で構成が可能となる。
なお、図17では90度ハイブリッド18a,18bとして円形の孔で結合する場合について示したが、他の形状でもよい。
以上説明したように、実施の形態5のアンテナ給電回路によれば、第1及び第2の90度ハイブリッドは幅の広い面で結合する導波管カプラであり、第1のT分岐回路は導波管H面T分岐であり、第3のT分岐回路は導波管E面T分岐であり、これら第1及び第2の90度ハイブリッド、第1のT分岐回路、第3のT分岐回路は、それぞれ削加工された複数の金属ブロックを組み合わせることにより構成したので、全てを同一の層で形成することができると共に、容易に形成することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 アンテナ側端子、2 高周波数帯信号の端子、3 低周波数帯右旋円偏波信号の端子、4 低周波数帯左旋円偏波信号の端子、5 アンテナ、6 分岐部、7a,7b,7c,7d フィルタ、8a,8b,18a,18b 90度ハイブリッド、9,10 E面T分岐、11,11a アンテナ給電回路、12a〜12d 入力端子、13 共軸導波管、14a〜14d 分岐導波管、15 H面T分岐、16a〜16d,17a〜17d 位相補正回路。

Claims (5)

  1. 主導波管と、
    前記主導波管の側面から当該主導波管の軸方向に対して垂直な90度毎の方向に分岐する第1,第2,第3及び第4の分岐端子と、
    前記第1,第2,第3及び第4の分岐端子にそれぞれ接続された第1,第2,第3及び第4の低域通過形フィルタと、
    前記第1及び第2の低域通過形フィルタに接続される第1及び第2の入力端子と、出力端子としての第5及び第6の分岐端子とを有し、前記第1及び第2の入力端子から入力される前記第1及び第2の低域通過形フィルタからの信号を合成して前記第5及び第6の分岐端子から出力する第1の90度ハイブリッドと、
    前記第3及び第4の低域通過形フィルタに接続される第3及び第4の入力端子と、出力端子としての第7及び第8の分岐端子とを有し、前記第3及び第4の入力端子から入力される前記第3及び第4の低域通過形フィルタからの信号を合成して前記第7及び第8の分岐端子から出力する第2の90度ハイブリッドと、
    前記第5及び第7の分岐端子から出力された電波を合成する第1のT分岐回路と、
    前記第6及び第8の分岐端子から出力された電波を合成する第2のT分岐回路とを備えたことを特徴とするアンテナ給電回路。
  2. 前記第1及び第2の90度ハイブリッドは幅の狭い面で結合するショートスロット形導波管カプラであり、前記第1及び第2のT分岐回路は導波管E面T分岐であり、これら前記第1及び第2の90度ハイブリッドと前記第1及び第2のT分岐回路は、削加工された複数の金属ブロックを組み合わせることにより構成したことを特徴とする請求項1記載のアンテナ給電回路。
  3. 主導波管と、
    前記主導波管の側面から当該主導波管の軸方向に対して垂直な90度毎の方向に分岐する第1,第2,第3及び第4の分岐端子と、
    前記第1,第2,第3及び第4の分岐端子にそれぞれ接続された第1,第2,第3及び第4の低域通過形フィルタと、
    前記第1及び第2の低域通過形フィルタに接続され、当該第1及び第2の低域通過形フィルタからの信号の位相差が180度となるよう位相補正を行う第1の位相補正回路と、
    前記第1の位相補正回路に接続される第1及び第2の入力端子と、出力端子としての第5及び第6の分岐端子とを有し、前記第1及び第2の入力端子から入力される前記第1の位相補正回路からの信号を合成して前記第5及び第6の分岐端子から出力する第1の90度ハイブリッドと、
    前記第3及び第4の低域通過形フィルタに接続され、当該第3及び第4の低域通過形フィルタからの信号の位相差が0度となるよう位相補正を行う第2の位相補正回路と、
    前記第2の位相補正回路に接続される第3及び第4の入力端子と、出力端子としての第7及び第8の分岐端子とを有し、前記第3及び第4の入力端子から入力される前記第2の位相補正回路からの信号を合成して前記第7及び第8の分岐端子から出力する第2の90度ハイブリッドと、
    前記第5及び第7の分岐端子から出力された電波を合成する第1のT分岐回路と、
    前記第6及び第8の分岐端子から出力された電波を合成する第3のT分岐回路とを備えたことを特徴とするアンテナ給電回路。
  4. 前記第1及び第2の90度ハイブリッドは幅の狭い面で結合するショートスロット形導波管カプラであり、
    前記第1のT分岐回路は導波管H面T分岐であり、
    前記第3のT分岐回路は導波管E面T分岐であり、
    これら前記第1及び第2の90度ハイブリッド、前記第1のT分岐回路、前記第3のT分岐回路は、それぞれ削加工された複数の金属ブロックを組み合わせることにより構成したことを特徴とする請求項3記載のアンテナ給電回路。
  5. 前記第1及び第2の90度ハイブリッドは幅の広い面で結合する導波管カプラであり、
    前記第1のT分岐回路は導波管H面T分岐であり、
    前記第3のT分岐回路は導波管E面T分岐であり、
    これら前記第1及び第2の90度ハイブリッド、前記第1のT分岐回路、前記第3のT分岐回路は、それぞれ削加工された複数の金属ブロックを組み合わせることにより構成したことを特徴とする請求項3記載のアンテナ給電回路。
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