JP2014093767A - 直交偏波共用・偏波面可変アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】直交偏波共用とその直交偏波面可変の複合機能を具備すると共に、簡易小型な構成でかつ偏波面可変制御が容易な機能アンテナを実現する。
【解決手段】
π/2型ハイブリッド回路が持つ信号対の位相差情報を振幅比に変換する機能と、π型あるいはπ/2型のハイブリッド回路が一般に持つ位相差πの信号対形成機能を組み合わせることによって,直交偏波共用と直交偏波面可変の複合機能を持つアンテナを実現する。即ち、二つのRF信号をハイブリッド回路によって位相差の差異がπラジアンの二つの信号対に変換し、さらに移相器によって等量の移相処理を行い、続いてπ/2型ハイブリッド回路によって位相差・振幅比変換を施す。この二つの信号対を直交偏波共用アンテナへ給電して、二つの信号に対応した直交偏波面を形成する。直交偏波は自律的かつ互いに独立に形成出来ると共に、その偏波面はRF移相処理だけで自在に可変設定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ波・ミリ波帯などの高周波帯アンテナを技術分野とし、特に直交偏波共用機能とその偏波面の連続可変機能の複合機能を具備するアンテナに関する。
ユビキタス社会の進展に伴い、マイクロ波・ミリ波帯などの高周波帯機能アンテナについても多様な機能が求められつつある。例えば、ポラリメトリックなワイヤレスセンサーや各種レーダー装置、および電磁波偏波も積極的に活用するMIMOなどの通信技術などがその代表的な事例である。
第8図(a)は、非特許文献1に示されているように、直交直線偏波の共用が可能な直交給電回路を用いた平面アレーアンテナである。エアブリッジとスロットラインを活用することによって、一層構造の誘電体基板で直交偏波の共用を実現している。
第8図(b)は、非特許文献2に示されているように、直交給電平面アレーアンテナとπ/2型ハイブリッド回路で構成した直交円偏波共用アンテナである。これにRF帯スイッチ機能を付加すれば、直交円偏波切り替え機能も実現できる。その他、偏波切り替えアンテナ技術としては、例えば非特許文献3のように、アンテナ素子単体における直交円偏波切り替え機能も報告されている。
偏波面の連続可変技術に関しては、例えば特許文献1の液晶を用いたミリ波帯の偏波面可変アンテナの発明がある。さらに、偏波面可変に関するシステム応用装置技術としては、例えば特許文献2や3がある。前者は、通信衛星利用のSNG装置のための偏波面検出技術に関する発明であり、後者は移動体衛星通信などへの適用を目指した偏波面制御方式とそのための校正技術に関する発明である(第8図(c))。
特許第3815613号 特許第3566419号 特許第4819848号
牛嶋優,西山英輔,相川正義,"直交給電回路を用いた多素子直線偏波共用マイクロストリップアレーアンテナ,"電子情報通信学会論文誌 B,vol.J94−B,No.9,pp.1181−1189,2011. F.Feng,E.Nishiyama,and M.Aikawa,"Broad−Band Circularly Polarized Ring−Slot Array Antenna for Simultaneous Use of the Orthogonal Polarizations,"IEICE Trans.Electron.,vol.E93−C,no.7,pp.1105−1110,July 2010. J.Kovitz,H.Rajagopalan,and Y.Rahmat−Samii,"A Novel Optimized Broadband Reconfigurable RHCP/LHCP E−shaped Patch Antenna,"Proceeding of 2012 IEEE AP−S International Symposium,July 2012.
(従来技術の問題点)
偏波面連続可変機能は、一般に直交偏波共用アンテナとそのために給電する信号対を形成する偏波面制御系により構成されている。特に衛星系の場合は精密かつ高度な制御を伴った装置構成となっている。即ち、アンテナを含めた装置規模や電力増幅器の非線形性などの補正あるいは変動要因が多く、そのために信号検出系と中間周波数帯まで含めた位相と振幅の制御系及びそのための高精度の校正技術が必要となる。特に直線偏波を用いる衛星系移動体通信分野では、偏波面検出機能と偏波面可変制御機能を併せ持つために、一層の簡易小型な装置構成技術が求められる。衛星系以外の分野でも、近年の偏波を活用する広範なワイヤレス応用技術の進展に伴って、偏波面制御技術はその機能高度化と簡易化が求められている。
(発明の目的)
本発明は、直交偏波の共用機能とその直交偏波面の連続可変機能の二つの機能を併せ持ち、かつそれを小型・簡易な構成で実現する技術を提供することを目的とする。
先ず、課題解決の第一の鍵はπ/2型ハイブリッド回路が持つ「位相差・振幅比変換」機能である。即ち、ある位相差θを持つ同振幅の信号対(以下、第一の信号対と呼ぶ。)をπ/2型ハイブリッド回路のアイソレーション関係にある2つの端子に入力すると、残る2つの端子にはその位相差θに対応した振幅比の同位相(又は逆位相)信号が得られる。これを直交偏波共用アンテナの2つの直交給電端子に入力すると、この振幅比に対応した偏波面が形成できる。従って、信号対の位相差θを増減にすることによって偏波面を自在に形成することができる。この機能は、偏波面形成および可変技術として一般に利用されている。
本発明では、さらに第一の信号対の位相差θにπラジアン異なる位相差を持つ第二の信号対(位相差:θ+π)を形成し、それを同じくπ/2型ハイブリッド回路へ入力すると、第一の信号対と直交した偏波面が自律的かつ互いに独立に形成できることにも着目した。
本発明の基本構成としては、直交偏波共用アンテナ、第一のハイブリッド回路であるπ/2型ハイブリッド回路、移相器および第二のハイブリッド回路からなる極めて簡易な構成となる。即ち、図1に示すように、直交偏波を励振する直交偏波共用アンテナ1の2つの入出力端子2、3にπ/2型ハイブリッド回路4のアイソレーション関係にある2つの入出力端子5、6を接続し、さらにπ/2型ハイブリッド回路の残る2つの入出力端子7、8に移相器9を接続し、その他端子を第二のハイブリッド回路10の端子11、12に接続し、その残る2つの端子13、14を本発明の直交偏波共用・偏波面可変アンテナの入出力端子(ポート1、ポート2)とした構成である(請求項1)。
本発明では、π/2型ハイブリッド回路が持つ「位相差・振幅比変換」機能とハイブリッド回路が持つ「位相差πの信号対形成」機能を組み合わせることによって、RF帯信号の簡単な位相情報処理だけで直交偏波共用とその偏波面可変の複合機能を実現することが本発明の核心である。前者は、信号対が同振幅であれば、その位相差θを振幅比情報とした同相(又は逆相)信号に変換する機能である。その位相差θの絶対値がπ/2未満であれば同相となり、π/2より大きい場合は逆相となる。その同相(又は逆相)信号を直交偏波共用アンテナへ給電することによって、360度全方位の偏波面を自在に形成することができる。
先ず、偏波面φと信号対位相差θの関係を示す。図2において、等振幅の信号対(S1,S2)の位相差をθとすると、π/2ハイブリッド回路4の出力信号S1’,S2’は、図2(b)のベクトルで示すように同位相(又は逆位相)となる。このS1’,S2’を直交偏波共用アンテナの垂直(V)端子、水平(H)端子にそれぞれ給電すると、互いに同相(又は逆相)であるから偏波面φ(θ)の直線偏波が形成される。なお、その振幅比に意味があるので、図2(b)のベクトルの大きさは相対表示である。同図(b)より、位相差θと偏波面φ(θ)の関係は次式となる。
Figure 2014093767
この(数1)において、第二の信号対の位相差をθ±πとすれば、
Figure 2014093767
ここで、(数1)、(数2)それぞれの右辺に関して、
Figure 2014093767
の関係がある。この(数3)は、第一の信号対の偏波面φ(θ)と第二の信号対の偏波面φ(θ±π)は、θの値に依存することなく、常に直交することを示している。
以上より、第一の鍵となる「位相差・振幅比変換」機能の動作原理とその特徴は、以下のようにまとめることが出来る。
(1)第一の信号対の位相差θをπラジアン移相した第二の信号対(位相差:θ+π)は 、π/2型ハイブリッド回路を通して直交偏波共有アンテナに給電すると、第一の 信号対の偏波と直交する。
(2)ここで位相差θの大きさを増減して偏波面を変えても、第一の信号対と第二の信号 対の偏波面は常に直交関係にある。
(3)上述の動作原理より、二つの信号対の位相差にπラジアンの差異が存在することだ けが偏波面直交の条件であり、互いに独立した信号として取り扱うことが出来る。 また、入出力回路系の可逆性があれば、この動作原理は、送信系・受信系のいずれ でも成立する。
次に、第二の鍵となるハイブリッド回路10の「位相差πの信号対形成」機能について説明する。この機能は、ポート1、2の信号に対応する第一の信号対と第二の信号対について、各信号対の信号間位相差にπだけ位相差を形成することである。この信号対間の位相差πは、ハイブリッド回路10を配置するだけで容易に実現できる。図3はその動作説明図である。図3(a)は、ラットレース回路などのπ型ハイブリッド回路の場合であり、ポート1、2は、それぞれ同相分岐合成端子、逆相分岐合成端子と設定している。同図で明らかなように、ポート1信号とポート2信号のそれぞれの入力信号対は、ハイブリッド回路10によって容易かつ正確に位相差πを形成することができる。また図3(b)に示すように、π/2型ハイブリッド回路の場合では、ポート1ならびに2の信号は、それぞれ±π/2の位相差で分配されるので、二つの信号対の位相差には実効的にπの差異を持つことなる。これは数理的にも以下のように検証することが出来る。即ち、π/2型ハイブリッド回路の伝送特性に対応する信号対の位相差θ±π/2を(数1)に代入すると、それぞれの偏波面φは以下のようになる。
Figure 2014093767
Figure 2014093767
この(数4)と(数5)の右辺の関係は、二つの信号対の偏波面φ(θ+π/2)とφ(θ−π/2)はθとは無関係に常に直交することを明示している。
上述のハイブリッド回路による位相差πの信号対形成に引き続いて、移相器9による共通かつ等量θの移相処理によって、位相差θとθ+πの信号対が形成できる。さらにπ/2型ハイブリッド回路4による前述の「位相差・振幅比変換」および直交偏波共用アンテナによって、(式1)、(式2)あるいは(式4)、(式5)に示す直交偏波面を形成することが出来る。そのRF帯信号ベクトル全体の変換フローを、図1中に模式的ベクトルで表示している。以上の基本動作は、請求項2の内容である。
以上、送信アンテナとしての基本動作の説明であるが、構成要素は移相器も含めて一般に可逆性が成り立つので受信系アンテナとしても基本動作は同じである。なお、移相器は、その移相範囲が2πラジアン程度に広く、また移相損失が無視できれば原理的には1個でもよい。
図4は、第二のハイブリッド回路10をπ型とし、2個の移相器(#1,#2)を用いた場合であり、その主な移相差θに対する偏波面φ(θ)を表1にまとめている。ここでの位相差θは、2個の移相器の移相差(#2−#1)として、0から2πラジアンまで変化したときの直交偏波面を逆正接の主値で示している。
Figure 2014093767
以上の特徴より、本発明は以下のような効果と展開可能性がある。
(1)直交偏波共用アンテナ、π/2型ハイブリッド回路、移相器及びハイブリッド回路 からなる極めて簡単な構造でありながら、直交偏波共用とその偏波面可変の二つの 機能複合化を容易かつ安定に実現することができる。
(2)限定された回路内の極めて簡易な移相処理である。そのために、正確かつ容易に直 交偏波面の可変制御が出来る。
(3)上記(2)の特徴に加えて、直交偏波の利用によって多様な応用展開が期待出来る 。即ち、空間軸をより積極的に活用する次世代通信システムや直交可変偏波面を積 極的に利用する新たな計測やセンシングなど、様々なワイヤレス応用技術への展開 が期待される。
本発明の請求項1、2の基本構成と基本機能、およびRF帯信号ベクトルの変換フローを示した図である。 本発明の第一の鍵となるπ/2型ハイブリッド回路の「位相差・振幅比変換」機能の説明図である。(a)は接続構成、(b)はベクトル関係図である。 本発明の第二の鍵であるハイブリッド回路の「位相差πの信号対形成」機能の説明図である。(a)はπ型、(b)はπ/2型ハイブリッド回路の場合である。 ハイブリッド回路にπ型を用いた場合の構成、及びその信号対ベクトルを示している。 発明をMIC構造で実施する場合に有効なハイブリッド回路の実施例を示している。(a)は広面結合のπ/2型ハイブリッド回路、(b)はπ型ハイブリッド回路(MICマジックT)の構成例である。 本発明の第一の実施例である。直交偏波共有の16素子パッチアレー、ブランチラインハイブリッド回路およびMICマジックTハイブリッド回路で構成した実施例である。 本発明の第二の実施例である。直交偏波共有の16素子スロットアレーアンテナ、広面結合のπ/2型ハイブリッド回路で構成した実施例である。 先行技術説明用の図である。(a)は直交直線偏波共用アレーアンテナ、(b)は直交円偏波共用アレーアンテナ、(c)は偏波面可変制御機能および偏波面検出機能を有するアンテナ装置である。
以下、本発明の実施の形態を図5〜図7に基づいて説明する。
本発明に用いる高周波帯ハイブリッド回路について、図5はMICの2次元構造に適した回路構成例を示している。(a)は広面結合線路15を用いたπ/2型ハイブリッド回路、(b)はπ型ハイブリッド回路である。いずれも入出力ポートが2次元配置構造に適しており、その分配合成特性も広帯域である。(a)は2層誘電体基板を用いる回路であるが、周知のブランチライン型などよりも広帯域にわたって良好な伝送特性であり、またコンパクトな構造でもある。(b)は、π型ハイブリッド回路の一種で「MICマジックT」とも呼ばれるタイプであり、これも広帯域かつ小型な回路である。同図(b)中の21、22は、それぞれマイクロストリップ・スロット結合線路20の直交伝送モードである偶モードと奇モードの電界模式図である。それぞれの伝送姿態を本発明のポート1、ポート2として用いることができる。以上の特徴により、両回路はMIC誘電体基板に一体集積化して本発明を実施する場合に適したハイブリッド回路である。
図6は、直交偏波共用アンテナとしてエアブリッジ24とスロットライン19を給電系回路に活用した16素子パッチアレーアンテナ1、ブランチラインのπ/2型ハイブリッド回路4、MICマジックT10および移相器9で構成した第一の実施例である。すべての構成要素を誘電体一層基板に一体集積化した事例である。この直交偏波共用アンテナの給電回路系は、一層基板構造で偏波共用アンテナを実現するためにエアブリッジとスロットマイクロストリップ結合線路の直交伝送姿態を積極的に活用している(非特許文献1)。この場合、移相器をモノリシック化(MMIC化)すれば、一層の小型化と回路特性の均衡化が期待できる。
図7は、直交偏波共用アンテナとしてスロットアンテナ25とスロットライン19を活用した16素子スロットアレーアンテナ1、π/2型の広面結合ハイブリッド回路4、10および移相器9で構成した第二の実施例である。この直交偏波共用アンテナでは、複雑な直交給電回路系を2層誘電体基板の共通接地導体で表裏分離して配線系を両面に配置すると共に、その共通接地導体にスロットアンテナとスロットラインを配置して両面の配線系と電磁結合している(非特許文献2)。この実施例も、すべての構成要素をMIC一体集積化した構成例であり、2層誘電体基板の特徴を活かして直交偏共用平面アンテナを構築している。
なお、構成要素であるπ/2ハイブリッド回路、移相器や第二のハイブリッド回路をモノリシック集積化することは、伝送特性の均衡化と製作歩留まりの向上、大幅な小型化・低コスト化に有効である。また、増幅器など送受信機能の一部も含めたさらなる高集積化は、機能アンテナ一体の送受信モジュールの機能・性能の一段の向上にもつながる。
ユビキタス社会の急速な進展に伴って、ワイヤレス技術のますますの高度化高性能化と装置の小型簡易化が求められている。本発明により、偏波面のダイナミックな可変制御とその直交偏波共用の機能複合を極めて簡易かつ小型な構成で実現することができる。これらの特徴は、MIMO技術などの通信分野や放送分野の送受信装置、ポラリメトリックセンサーやレーダー技術分野、さらには多元電磁計測応用やさまざまな産業展開が期待される。さらに、この直交偏波共用と偏波面可変の複合機能は、移動体通信や放送用移動体無線装置などにおける偏波面検出・可変制御の要素技術としても、その特徴を発揮することが期待される。
1 直交偏波共用アンテナ
2 直交偏波共用アンテナの垂直偏波入出力端子
3 直交偏波共用アンテナの水平偏波入出力端子
4 π/2型ハイブリッド回路(第一のハイブリッド回路)
5〜8 π/2型ハイブリッド回路の入出力端子
9 移相器
10 ハイブリッド回路(第二のハイブリッド回路)
11〜14 第二のハイブリッド回路の入出力端子(13、14は、ポート1、ポート2)
15 2層誘電体基板における広面結合線路
16 広面結合線路の結合スリット
17 誘電体基板(1層又は2層)
18 マイクロストリップライン
19 スロットライン
20 マイクロストリップ・スロット結合線路
21 マイクロストリップ・スロット結合線路の偶モード
22 マイクロストリップ・スロット結合線路の奇モード
23 パッチアンテナ
24 エアブリッジ
25 スロットアンテナ
26 偏波面検出装置、偏波面可変制御装置

Claims (2)

  1. 直交する偏波で送受信する直交偏波共用アンテナの二つの直交給電端子と第一のハイブリッド回路であるπ/2型ハイブリッド回路の二つの端子を接続し、前記π/2型ハイブリッド回路の残る二つの端子にそれぞれ移相器を接続し、前記移相器の他端子にπ型あるいはπ/2型の第二のハイブリッド回路の二つの端子を接続し、前記ハイブリッド回路の残る二つの端子を信号入出力端子であるポート1ならびにポート2としたことを特徴とする直交偏波共用・偏波面可変アンテナ。
  2. 請求項1において、前記ポート1およびポート2からの信号を前記第二のハイブリッド回路でそれぞれ等電力分割して、前記ポート1の信号に基づく第一の信号対および前記ポート2の信号に基づく第二の信号対を形成し、前記移相器によって前記第一の信号対の信号間位相差および第二の信号対の信号間位相差を等量増減し、さらに前記π/2型ハイブリッド回路を介して前記直交偏波共用アンテナへ給電することを特徴とした直交偏波共用・偏波面可変アンテナ。
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