JP5822439B2 - 耐熱性および時効硬化特性に優れた低Crステンレス鋼およびその鋼からなる自動車排ガス経路部材 - Google Patents

耐熱性および時効硬化特性に優れた低Crステンレス鋼およびその鋼からなる自動車排ガス経路部材 Download PDF

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本発明は、自動車エンジンの排ガス経路部材であるエキゾーストマニホールド、触媒コンバータ、フロントパイプに用いられる低Crステンレス鋼に関するものである。
現在の自動車は、使用温度域に合わせてType444鋼(特許文献1:特許第2696584号)、Type429鋼(特許文献2:特許第2896077号)を使い分けて使用しており、Type429鋼は比較的安価であるため、幅広く使用されている。
これらの鋼材は、オーステナイト系ステンレス鋼に比べて高温強度は低いものの熱膨張係数が小さいため、高温で使用される環境では熱疲労特性や耐スケール剥離性に優れるという利点がある。
しかし、フェライト単相組織であるがゆえに、低温での靭性が低いという欠点がある。特に製造時においては温度低下によりスラブや板の状態で割れ等が発生する可能性もあることから、出来るだけ材料温度の低下を抑制して製造する必要があり、製造性を低下させる要因にもなっている。
これらの要求に対しこれまで下記の文献に示されるような種々の材料が提案されているが、これらは板(熱延板や冷延焼鈍板)の状態での靭性を改善しているものの、スラブの段階での靭性については言及しておらず、スラブの状態での靭性を抜本的に改善した材料は提案されていない。
特許文献2(特許第2896077号)は耐高温酸化に優れたフェライト系ステンレス鋼に関するものであり、900℃での耐酸化性、高温強度を満足する成分系が示されている。加工性(常温伸び)や冷延焼鈍板の低温靭性については記載されているものの、スラブ靭性についての記載はない。
特許文献3(特許第3397167号)は耐熱性に優れたフェライト系ステンレス鋼に関するものであり、600、850℃の引っ張り強さ、850℃での熱疲労特性、耐酸化性を満足する成分系が示されている。また、加工性(常温伸び)の特性は示されているものの、靭性に関してはスラブ、板ともに記載されていない。
特許文献4(特開2002−285292号)は、製造工程での脆性割れや欠陥が生じないフェライト系ステンレス鋼に関するものであり、介在物を分散させることでスラブの当軸晶率を上昇させ、熱延鋼板の靭性および冷延鋼板の伸び、リジングを改善した成分系が開示されているが、スラブ靭性に関しての記載はない。また、排ガス経路部材に要求されている耐熱性に関する記載はない。
一方、製造条件の規制によりスラブの靭性を確保する方法は、特許文献5(特開昭62−56517号)、特許文献6(特開平11−61246号)等で提案されており、主として脆化相の生成する温度域を回避するものである。
しかし、製造条件のみの変更は、スラブの靭性をマルテンサイト系やオーステナイト系ステンレス鋼のレベルまで向上させるのは困難であるとともに、生産性の低下を引き起こすおそれもある。
特許第2696584号 特許第2896077号 特許第3397167号 特開2002−282292号 特開昭62−56517号 特開平11−61246号
以上に示したように、これまで開示された鋼と同等もしくはそれ以上の耐熱性を有し、製造工程での靭性を確保した材料は提案されておらず、製造コストを可能な限り抑えた鋼の開発が望まれている。
本発明は、部品温度で最高800℃となる排ガス流路部材に好適な耐熱性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供するものである。
また、それに加え、スラブ靭性および冷延焼鈍板の加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供するものである。
上記の目的を達成するため、本発明においては鋼材の化学組成および使用される環境を以下のように定める。
請求項1に記載の発明は、
C:0.08質量%以下、Si:0.20〜0.80質量%未満、Mn:0.30〜1.50質量%、Ni:2.0質量%以下、Cr:11.0から16.0質量%、N:0.08質量%以下、Nb:0.20〜0.80質量%、Cu:0.60〜2.50質量%、残部がFe及び不可避的不純物からなり、さらに下記(1)式で示される値が0以上0.5以下、(2)式で示される値が50以上75以下、(3)式で示される値が800以下を同時に満足し、鋳造組織では体積%で5%以上60%以下のマルテンサイト相と残部フェライトの組織であり、最終焼鈍後の組織はフェライト単相組織であることを特徴とする、耐熱性および時効硬化特性に優れた低Crステンレス鋼である。
Nb≧8(C+N)・・・(1)
420C−11.5Si+7Mn+23Ni−11.5Cr+470N−25Nb+9Cu+189・・・(2)
35Cr+73Si+170Nb−250C−280N−115Ni−66Mn−18Cu+310・・・(3)
ただし、各項はその合金元素の含有量(質量%)である。
請求項2に記載の発明は、
さらにV:0.20質量%以下、Al:0.10質量%以下、Mo:0.50質量%以下、B:0.0005〜0.02質量%の少なくとも一種以上を含有し、さらに下記(1)式で示される値が0以上0.5以下、(2)’式で示される値が50以上75以下、(3)’式で示される値が800以下を同時に満足することを特徴とする、請求項1に記載の低Crステンレス鋼である。

Nb≧8(C+N)・・・(1)
420C−11.5Si+7Mn+23Ni−11.5Cr+470N−25(Nb+V)+9Cu−12Mo−52Al+189・・・(2)’
35Cr+73Si+170Nb−250C−280N−115Ni−66Mn−18Cu−290V+60Mo+749Al+310・・・(3)’
ただし、各項はその合金元素の含有量(質量%)である。
請求項3に記載の発明は、自動車エンジンの排ガス経路の構成部材に使用される、請求項1,2に記載の低Crステンレス鋼である。
請求項4に記載の発明は、当該部材はエンジン作動中に800℃以下の温度に昇温され、エンジン停止後に前記昇温温度から400℃まで平均冷却速度0.1〜30℃/秒で冷却されるものである、請求項3に記載の低Crステンレス鋼板からなる、自動車排ガス経路部材である。
本発明に係る鋼材によれば、従来鋼と同等もしくはそれ以上の耐熱性を有し、製造工程での靭性を確保した排気系部材を得ることが出来る。
本発明においては、従来のSUS429系鋼に対し、主にCuを有効に活用するとともに相バランスを適正化することにより、スラブの靭性、熱疲労特性の双方が飛躍的に向上することを知見し、本発明に至った。主な構成を以下に示す。
1)スラブなどの鋳造組織の状態において若干のマルテンサイト相を存在させると、フェライト単相の場合と比べてスラブの靭性が格段に改善される。具体的には、体積%で5体積%以上60%以下とすることが好ましい。ただし、自動車排ガス部品として使用するときにマルテンサイト相が残存していると耐熱性、加工性が低下するため、最終焼鈍後の状態においてはフェライト単相組織とする。また、高温で保持されるとオーステナイト相が析出し、熱疲労特性が低下するおそれがあるため、使用温度800℃においてそれが生じないよう、オーステナイト変態開始温度を規制する。
2)800℃での高温強度を確保するために、(1)式を0以上、0.5以下に規定する。
3)室温でのスラブの靭性および製品での耐熱性、加工性を確保するためには、(2)式(γmaxの指標)を50以上、75以下に規制する必要がある。(2)式が50未満では、スラブの段階での金属組織がマルテンサイトが5体積%未満のフェライト組織となり、室温での靭性が確保できないため製造性を損ねる。一方、75を超えると製品の状態においてマルテンサイト相が残存することになるため、耐熱性、加工性が低下する。
ここで、V,Al,Moを更に含有する場合は、その影響を考慮してγmaxの指標を(2)’式のように改める。
4)使用中のオーステナイト相生成を抑制するためには、(3)式に定めるAC点の指標を800℃以下とする。(3)式が800℃を超えると使用中にオーステナイト相が生成し、熱ひずみに変態ひずみが加わるため、熱疲労特性の大幅な低下をきたす。
ここで、V,Al,Moを更に含有する場合は、その影響を考慮してAC点の指標を(3)’式のように改める。
5)上限温度800℃までの熱疲労特性を向上させるためには、600℃前後の中温強度を強化することが有効である。その温度域での強度改善には、Cu系の析出物を利用する。600℃での耐力を170MPaとするためには、0.6質量%のCuを含有させることが必要である。ここで、170MPaとは、SUS429系の600℃耐力の約1.2倍に相当する。
以下、鋼材の組成を定めた理由を示す。
C:0.08質量%以下
N:0.08質量%以下
CおよびNは、一般的には高温強度を高める元素である。しかし、含有量が多くなると延性が低下し、成形時の脆性割れも生じやすくなる。また、高温強度向上に重要な雇用Nbを減少させることになる。このため、C,Nはいずれも0.08質量%以下に限定する。

Ni:0.20質量%以下
Niは、フェライト系ステンレス鋼の靭性改善に有効な場合があり。成形時の脆性割れ防止に寄与しうる。しかし、多量に含有させるとオーステナイト系相の析出によって異常酸化の誘発や熱疲労特性低下を招く。このためNi含有量は0.20質量%いかに限定する。
Cr:11.0〜16.0質量%
Crは、フェライト相を安定化するとともに、高温材料に重視される耐酸化性の改善に寄与する。ただし、過剰のCr含有は鋼材の脆化や加工性劣化を招く。このためCr含有量は11.0〜16.0質量%と限定する。
Cu:0.60〜2.50質量%
中温域の強度を向上させる。特に600℃近傍では鋼中に微細に析出するため、有効である。
Nb:0.20〜0.80質量%
800℃までの高温強度向上に非常に有効な元素であり、固溶強化元素として働く。なお、過剰な添加は靭性の低下をもたらすため、(1)式により制限する。
Si:0.20〜0.80質量%未満
耐酸化性向上に寄与するが、過剰の添加はスラブ靭性及び加工性を低下させるため、0.8質量%未満に限定する。
Mn:0.30〜1.50質量%
Siと同様に耐高温酸化性向上元素として寄与し、特にスケール剥離抑制に効果がある。ただし、過剰な添加は靭性の低下をもたらすため、1.5質量%を上限とする。
Mo:0.50質量%以下
高温強度に寄与するが、過剰の添加は靭性を低下させるため、上限値を規制する。
Al,V,B:それぞれ0.10質量%以下、0.20質量%以下、0.0005〜0.02質量%
耐酸化性の改善に寄与するが、過剰の添加は靭性を低下させるため、上限値を規制する。
表1に示す化学組成の鋼材を溶製し、400kgのスラブとした。このスラブを1300℃にて30分均熱処理を施し、その後850℃まで2hで炉冷し水冷した。このスラブを熱冷延焼鈍し、板厚2mmtの焼鈍板を得た。
スラブのマルテンサイト量および割れの有無は、冷却後のスラブを切断し、バフ研磨により鏡面に研磨した後王水にてエッチングし、金属組織のマルテンサイト相とフェライト相をデジタル画像処理装置により二値化させ、マルテンサイト相の面積率を求めた後、カラーチェックにて割れの有無を観察することにより確認した。
600℃耐力は、板厚2.0mmtの板材を高温引張り試験することにより測定した。JISG0567に準拠して600℃にて行い、0.2%耐力を求めた。
熱疲労特性は、スラブから切り出した鋼片を熱間鍛造することにより丸棒試験片を作成し、試験に供した。下限温度200℃、上限温度750℃とし、上限温度での保持時間は0.5min、拘束率は25%とした。破損繰り返し数(試験中の最大引張り応力が10サイクル目の応力の75%まで低下したときの繰り返し数)を導出し、1500サイクル以上を可(○)と評価した。
常温での加工性は、板厚2mmtの板材を常温で引張り試験を行うことにより評価した。JISZ2241に準拠して引張り試験を破断まで行い、破断後の試験片を突き合わせて破断時の伸びを測定した。全伸びELが30%以上のものを良好(○)とし、30%未満のものを×として評価した。
耐酸化性は、板厚2mmtの板材を用い、高温酸化試験を実施することにより評価した。評価は900℃、100hで行い、試験後の重量変化を測定することにより行い、スケール剥離のないものを○として評価した。
試験結果を表2に示す。
Figure 0005822439
Figure 0005822439
以上の結果より、発明鋼はスラブ(鋳造組織)での割れが認められず、製造性に優れていることがわかる。また、600℃における耐力が170MPa以上と高温強度に優れる一方で熱疲労寿命も長く、スケール剥離もないため、排気系部材として使用した際の各特性に優れていることが確認できた。さらに、常温での加工性にも優れているため、複雑な形状の排気系部材に加工することも可能である。
本発明に係る鋼材は従来鋼と同等もしくはそれ以上の耐熱性を有し、製造工程での靭性も優れているため、自動車エンジンの排ガス経路部材であるエキゾーストマニホールド、触媒コンバータ、フロントパイプ等の排気系部材に最適である。

Claims (4)

  1. C:0.08質量%以下、Si:0.20〜0.80質量%未満、Mn:0.30〜1.50質量%、Ni:2.0質量%以下、Cr:11.0から16.0質量%、N:0.08質量%以下、Nb:0.20〜0.80質量%、Cu:0.60〜2.50質量%、残部がFe及び不可避的不純物からなり、さらに下記(1)式で示される値が0以上0.5以下、(2)式で示される値が50以上75以下、(3)式で示される値が800以下を同時に満足し、組織がフェライト単相組織であることを特徴とする、耐熱性および時効硬化特性に優れた低Crステンレス鋼焼鈍板
    Nb−8*(C+N)・・・(1)
    420C−11.5Si+7Mn+23Ni−11.5Cr+470N−25Nb+9Cu+189・・・(2)
    35Cr+73Si+170Nb−250C−280N−115Ni−66Mn−18Cu+310・・・(3)
    ただし、各元素記号はその合金元素の含有量(質量%)である。
  2. さらにV:0.20質量%以下、Al:0.10質量%以下、Mo:0.50質量%以下、B:0.0005〜0.02質量%の少なくとも一種以上を含有し、さらに下記(1)式で示される値が0以上0.5以下、(2)’式で示される値が50以上75以下、(3)’式で示される値が800以下を同時に満足することを特徴とする、請求項1に記載の低Crステンレス鋼焼鈍板
    Nb−8*(C+N)・・・(1)
    420C−11.5Si+7Mn+23Ni−11.5Cr+470N−25(Nb+V)+9Cu−12Mo−52Al+189・・・(2)’
    35Cr+73Si+170Nb−250C−280N−115Ni−66Mn−18Cu−290V+60Mo+749Al+310・・・(3)’
    ただし、各項はその合金元素の含有量(質量%)である。
  3. 自動車エンジンの排ガス経路の構成部材に使用される、請求項1又は2に記載の低Crステンレス鋼焼鈍板
  4. 当該部材はエンジン作動中に800℃以下の温度に昇温され、エンジン停止後に前記昇温温度から400℃まで平均冷却速度0.1〜30℃/秒で冷却されるものである、請求項3に記載の低Crステンレス鋼焼鈍板からなる、自動車排ガス経路部材。

    (以下余白)
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