JP5822284B1 - フォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】車体の左右方向の長さを小さくでき、車体をコンパクトにすること。【解決手段】ドライブサスペンション4は、車体の上下方向6cに延設されると共に、ドライブユニット1を車体の下方向に付勢するスプリング41と、スプリング41の内側に挿入されるロッド40と、下端がスプリング41の下端と同じ位置に配置されると共に、上端がロッド40の下端の下に配置される制限棒42と、スプリング41の付勢力を調節するためのスプリング調節手段43と、ロッド40の位置を調節するためのロッド調節手段44と、を備え、制限棒42の上端がロッド40の下端に当接することで、ドライブユニット1及びキャスタユニット2の揺動を制限する。【選択図】図3

Description

本発明は、ドライブ輪の揺動を緩衝するドライブサスペンションを備えたフォークリフトに関する。
例えば、車体の前方向および左右方向の三方向に旋回可能なフォークを備えた三方向スタッキングフォークリフトがある(例えば、特許文献1参照)。三方向スタッキングフォークリフトは、荷を保管するラックの間を走行し、両側のラックに積まれた荷をフォークで荷役する。
図5の通り、フォークリフトは、車体の後部に、ドライブ輪10を有するドライブユニット1と、ドライブ輪10から車体の左右方向に離れて配置されたキャスタ輪20を有するキャスタユニット2と、ドライブユニット1とキャスタユニット2とを連結するリンク機構3と、を備える。
リンク機構3は、車体の左右方向に延設されると共に、互いに平行に配置されたアッパーリンク30及びアンダーリンク31と、アッパーリンク30及びアンダーリンク31を回転可能に連結する中間リンク32と、を備える。すなわち、リンク機構3は、いわゆる平行四辺形リンクからなる。そのため、リンク機構3は、ドライブユニット1とキャスタユニット2とが車体の上下方向に互いに反対に揺動する。
アッパーリンク30は、軸30aを介して車体に回転可能に支持されると共に、軸30bを介してドライブユニット1に回転可能に支持される。アンダーリンク31は、軸31aを介して車体に回転可能に支持される。中間リンク32は、一端がアッパーリンク30の軸30bに、他端がアンダーリンク31の軸31bに回転可能に連結されている。
フォークリフトは、さらに、ドライブユニット1の揺動を緩衝するドライブサスペンション4’を備える。ドライブサスペンション4’は、車体の上下方向に延設されると共に、ドライブユニット1を車体の下方向に付勢するスプリング41’を備える。ドライブサスペンション4’は、さらに、スプリング41’と同一軸に延設されるロッド45a’と、スプリング41’の上端に配置されるシート45b’と、を備える。
スプリング41’の下端は、アンダーリンク31の軸31aと軸31bとの間に配置される。ロッド45a’は、下端でシート45b’を押すことで、スプリング41’の付勢力を調節する。ドライブサスペンション4’は、さらに、ロッド45a’に螺合されると共に、車体に固定された位置決めフレーム45c’と、位置決めフレーム45c’の上に配置された緩み止めナット45d’と、を備える。
ドライブサスペンション4’は、位置決めフレーム45c’に対してロッド45a’を軸周りに回転することで、ロッド45a’を軸方向に移動して、シート45b’を介してスプリング41’の付勢力を調節できる。
フォークリフトは、さらに、キャスタユニット2の揺動を吸収するためのキャスタサスペンション21を備える。ところで、三方向スタッキングフォークリフトは、車体の左右両端側の高い位置の荷を積み下ろしするので、車体の両端側に大きな負荷がかかり、車体が傾きやすい。そのため、フォークリフトは、車体が所定量を超えて傾かないようにするための制限機構5を備える。
制限機構5は、車体に固定された制限フレーム50を備える。制限機構5は、さらに、アンダーリンク31の上端から車体の左右方向に延設されたプレート部52と、アンダーリンク31の下端から車体の上下方向に延設された突部53と、を備える。制限フレーム50は、プレート部52と突部53との間に配置される。
制限機構5は、さらに、プレート部52に螺合されると共に、車体の上下方向に延設されたボルト部51を備える。そして、ボルト部51の下端と制限フレーム50との間に、所定距離L1の間隙が設けられる。
車体のキャスタユニット側に大きな負荷がかかると、制限機構5は、プレート部52が制限フレーム50に当接することで、車体が所定距離L1を超えて傾かないようにできる。制限機構5では、ボルト部51の軸周りの回転によって、ボルト部51を軸方向に移動できる。それによって、ボルト部51の下端と制限フレーム50との間の間隙の所定距離L1を調節できる。
上記の通り、フォークリフト、特に三方向スタッキングフォークリフトは、ドライブサスペンション4’の他に、制限機構5をアンダーリンク31に備える必要があるので、車体の左右方向の長さが大きくなり、車体をコンパクトにできないという問題があった。
特開2006−321598号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記の問題に鑑みて、車体の左右方向の長さを小さくでき、車体をコンパクトにできるフォークリフトを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトは、
車体と、
一対のフォークと、
ドライブ輪を有するドライブユニットと、
ドライブ輪から車体の左右方向に離れて配置されたキャスタ輪を有するキャスタユニットと、
ドライブユニットとキャスタユニットとが車体の上下方向に互いに反対に揺動するように、ドライブユニットとキャスタユニットとを連結するリンク機構と、
ドライブユニットの振動を緩衝するドライブサスペンションと、を備えたフォークリフトにおいて、
ドライブサスペンションは、
車体の上下方向に延設されると共に、ドライブユニットを車体の下方向に付勢するスプリングと、
スプリングと同一軸に延設されると共に、スプリングの内側に挿入されるロッドと、
スプリングと同一軸に延設され、下端がスプリングの下端と同じ位置に配置されると共に、上端がロッドの下端の下に配置される制限棒と、
スプリングの付勢力を調節するためのスプリング調節手段と、
ロッドの位置を調節するためのロッド調節手段と、を備え、
制限棒の上端がロッドの下端に当接することで、ドライブユニット及びキャスタユニットの揺動を制限し、
スプリング調節手段は、
ロッドと同一軸の貫通孔を有し、スプリングの上端に配置されると共に、貫通孔を通じてロッドを貫通するシートと、
シートの上に載置されると共に、ロッドに螺合される位置決めナットと、
位置決めナットの上に載置されると共に、ロッドに螺合される緩み止めナットと、を備え、
ロッドを固定して位置決めナットを軸周りに回転すると、シートがスプリングの軸方向に移動し、
ロッド調節手段は、
車体に固定されると共に、ロッドに螺合される位置決めフレームと、
位置決めフレームの上に載置されると共に、ロッドに螺合される緩み止めナットと、を備え、
位置決めフレームに対してロッドを軸周りに回転すると、ロッドがスプリングの軸方向に移動する。
好ましくは、
リンク機構は、
車体の左右方向に延設されると共に、互いに平行に配置されたアッパーリンク及びアンダーリンクと、
アッパーリンクとアンダーリンクとを回転可能に連結する中間リンクと、を備え、
アッパーリンクは、ドライブユニットに回転可能に連結されると共に、車体に回転可能に支持され、
アンダーリンクは、キャスタユニットに連結されると共に、車体に回転可能に支持され、
ドライブサスペンションは、ドライブユニットの上に配置される。
好ましくは、
フォークリフトは、旋回可能なフォークを備えた三方向スタッキングフォークリフトからなる。
本発明に係るフォークリフトは、車体の左右方向の長さを小さくできるので、車体をコンパクトにできる。
三方向スタッキングフォークリフトを示す側面図。 三方向スタッキングフォークリフトを示す平面図。 車体の後部を示す図。 ドライブサスペンションを説明するための図。 従来のフォークリフトを示す図。
以下、図面に基づいて、本発明に係るフォークリフトについて説明する。
図1及び図2の通り、本実施形態に係るフォークリフトは、三方向スタッキングフォークリフトである。フォークリフトは、車体6と、車体6に立設されたマスト7と、マスト7に昇降自在に支持されたキャリッジ8と、キャリッジ8に設けられた一対のフォーク80と、を備える。車体6は、運転席のオペレーターがフォークリフトを操作するための操作レバー60を備える。
マスト7は、ストラドルレッグ61から車体の上下方向6cに延設された一対のアウターマスト70と、アウターマスト70の内側に沿って昇降可能なミドルマスト71と、ミドルマスト71の内側に沿って昇降可能なインナーマスト72と、からなる。
マスト7は、ミドルマスト71及びインナーマスト72がアウターマスト70に対して昇降する三段式マストで構成される。アウターマスト70の下部は、マストサポート62を介してストラドルレッグ61に固定される。フォークリフトは、マスト7と車体6との間に、車体の前後方向6aに延設されると共に、マスト7を支持するサポートアーム63を備える。
キャリッジ8は、リフトブラケット82を介して、インナーマスト72に支持される。キャリッジ8は、リフトブラケット82に支持されるサポート部83と、サポート部83の上部に取り付けられたヘッド部84と、を備える。ヘッド部84は、車体の上下方向6cに延設された旋回軸81を軸支する。
リフトブラケット82は、車体の左右方向6bに延設された上下2本のシフト用レール85を備える(図2)。シフト用レール85とサポート部83とはスライド可能に係合しているので、キャリッジ8は、車体の左右方向6bに移動可能である。
なお、車体の前後方向6a、左右方向6b及び上下方向6cは、互いに直行している。
フォークリフトは、車体6の後部に、ドライブ輪10及びキャスタ輪20を備える(図1)。図3の通り、ドライブ輪10とキャスタ輪20とは、車体の左右方向6bに離れて配置される。ドライブ輪10は、ドライブユニット1に設けられる。ドライブユニット1は、ドライブ輪10を駆動するためのドライブモーター及び減速機構(不図示)などを備える。キャスタ輪20は、キャスタユニット2に設けられる。キャスタユニット2は、キャスタ輪20を支持するサポート部などを備える。
フォークリフトは、ドライブユニット1とキャスタユニット2とが車体の上下方向6cに互いに反対に揺動するように、ドライブユニット1とキャスタユニット2とを連結するリンク機構3を備える。すなわち、リンク機構3によって、ドライブユニット1が車体の上方向又は下方向に移動すると、キャスタユニット2は車体の下方向又は上方向に移動する。フォークリフトは、さらに、キャスタユニット2の振動を緩衝するためのキャスタサスペンション21を備える。
リンク機構3は、車体の左右方向6bに延設されると共に、互いに平行に配置されたアッパーリンク30及びアンダーリンク31を備える。アッパーリンク30は、その一端側に設けられた軸30aを介して、車体6に回転可能に支持される。アッパーリンク30の他端側に設けられた軸30bが、連結アーム11を介して、ドライブユニット1に設けられた軸1aに回転可能に連結される。
アンダーリンク31は、その中央に設けられた軸31aを介して、車体6に回転可能に支持される。アンダーリンク31は、その一端側にキャスタユニット2が取り付けられる。アンダーリンク31の他端側に設けられた軸31bは、中間リンク32を介して、アッパーリンク30に設けられた軸30bに回転可能に連結される。
フォークリフトは、ドライブユニット1の振動を緩衝するドライブサスペンション4を備える。ドライブサスペンション4は、ドライブユニット1に設けられたベース部400の上に設置される。
図4の通り、ドライブサスペンション4は、圧縮スプリング41を備える。スプリング41は、車体6の上下方向6cに延設されると共に、ドライブユニット1を車体6の下方向に付勢する。ドライブサスペンション4は、さらに、ロッド40を備える。ロッド40は、スプリング41と同一軸に延設されると共に、スプリング41の内側に挿入される。
ドライブサスペンション4は、さらに、スプリング41と同一軸に延設される制限棒42を備える。スプリング41の下端41a及び制限棒42の下端42aはベース部400に取り付けられ、同じ位置に配置される。制限棒42の上端42bは、ロッド40の下端40aの下に配置される。通常時では、制限棒42の上端42bとロッド40の下端40aとの間に、所定距離L1の間隙が設けられる。
ドライブサスペンション4は、さらに、スプリング41の付勢力を調節するためのスプリング調節手段43と、ロッド40の位置を調節するためのロッド調節手段44と、を備える。
スプリング調節手段43は、シート430を備える。シート430は、ロッド40と同一軸の貫通孔430aを有し、スプリング41の上端41bに配置されると共に、貫通孔430aを通じてロッド40を貫通する。
スプリング調節手段43は、さらに、位置決めナット431及び緩み止めナット432を備える。位置決めナット431は、シート430の上に載置されると共に、ロッド40に螺合される。緩み止めナット432は、位置決めナット431の上に載置されると共に、ロッド40に螺合される。
ロッド40を固定して位置決めナット431を軸周りに回転すると、位置決めナット431をロッド40に沿って移動できるので、シート430をスプリング41の軸方向に移動できる。シート430の移動によって、スプリング41の長さL2を調節し、それによって、スプリング41の付勢力を調節できる。さらに、緩み止めナット432を位置決めナット431の上に当接することで、位置決めナット431の回転移動を規制して、スプリング41の長さL2(付勢力)の調節を確実に行うことができる。
ロッド調節手段44は、位置決めフレーム440を備える。位置決めフレーム440は、車体6に固定されると共に、ロッド40に螺合される。ロッド調節手段44は、さらに、緩み止めナット441を備える。緩み止めナット441は、位置決めフレーム440の上に載置されると共に、ロッド40に螺合される。
位置決めフレーム440に対してロッド40を軸周りに回転すると、ロッド40をスプリング41の軸方向に移動できる。ロッド40の移動によって、制限棒42の上端42bとロッド40の下端40aとの間の間隙の距離L1を調節できる。さらに、緩み止めナット441を位置決めフレーム440の上に当接することで、ロッド40の回転移動を規制して、間隙の距離L1の調節を確実に行うことができる。
車体のキャスタユニット2側に大きな負荷がかかると、キャスタユニット2が下がると共に、ドライブユニット1が上がる。そのとき、ドライブユニット1と共に制限棒42の上端42bが、ロッド40の下端40aに当接することで、ドライブユニット1及びキャスタユニット2の揺動を制限できるので、車体6が所定距離L1を超えて傾かないようにできる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもで
きる。例えば、以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせて実
施することもできる。
別の実施形態において、ドライブサスペンション4は、アンダーリンク31の軸31aと軸31bとの間に設けられても良い。
本発明に係るフォークリフトの効果について説明する。
(1)ドライブサスペンション4は、車体6の上下方向6cに延設されると共に、ドライブユニット1を車体6の下方向に付勢するスプリング41と、スプリング41と同一軸に延設されると共に、スプリング41の内側に挿入されるロッド40と、スプリング41と同一軸に延設され、下端42aがスプリング41の下端41aと同じ位置に配置されると共に、上端42bがロッド40の下端40aの下に配置される制限棒42と、スプリング41の付勢力を調節するためのスプリング調節手段43と、ロッド40の位置を調節するためのロッド調節手段44と、を備え、制限棒42の上端42bがロッド40の下端40aに当接することで、ドライブユニット1及びキャスタユニット2の揺動を制限する。
従って、ドライブサスペンション4が、ドライブユニット1及びキャスタユニット2の揺動を制限できるので、フォークリフトは、ドライブサスペンションの他に、制限機構を備える必要がない。従って、本発明に係るフォークリフトは、従来のフォークリフトに比べて、車体の左右方向6bの長さを小さくでき、車体6をコンパクトにできる。
(2)スプリング調節手段43は、ロッド40と同一軸の貫通孔430aを有し、スプリング41の上端41bに配置されると共に、貫通孔430aを通じてロッド40を貫通するシート430と、シート430の上に載置されると共に、ロッド40に螺合される位置決めナット431と、位置決めナット431の上に載置されると共に、ロッド40に螺合される緩み止めナット432と、を備え、ロッド40を固定して位置決めナット431を軸周りに回転すると、シート430がスプリング41の軸方向に移動し、ロッド調節手段44は、車体6に固定されると共に、ロッド40に螺合される位置決めフレーム440と、位置決めフレーム440の上に載置されると共に、ロッド40に螺合される緩み止めナット441と、を備え、位置決めフレーム440に対してロッド40を軸周りに回転すると、ロッド40がスプリング41の軸方向に移動する。
従って、スプリング調節手段43によって、スプリング41の長さL2(スプリング41の下端41aと上端41bとの距離)を設定すると共に、ロッド調節手段44によって、制限棒42の上端42bとロッド40の下端40aとの間の間隙の距離L1を設定すると、ドライブ輪10のタイヤのすり減りによって、スプリング41の長さL2がΔLだけ長くなっても、間隙の距離L1もΔLだけ長くなる。すなわち、「L2−L1」は常に一定なので、一度、長さL2と距離L1とを設定すると、長さL2がΔLだけ長くなっても、スプリング調節手段43で、スプリング41の長さL2を調節するだけで、間隙の距離L1も調節できる。
従来のフォークリフトでは、図5の通り、ドライブサスペンション4’のスプリング41’の調節と共に、制限機構5のボルト部51の調節が必要であるが、本発明に係るフォークリフトでは、スプリング41の長さL2と間隙の距離L1とを同時に調節できるので、手間が少ない。さらに、緩み止めナット432,441によって、スプリング41の長さL2(付勢力)及び間隙の距離L1の調節を確実に行うことができる。
(3)ドライブサスペンション4は、ドライブユニット1の上に配置される。
そのため、従来のフォークリフトに比べて、本発明のフォークリフトは、車体6の左右方向の長さを小さくでき、車体をコンパクトにできる。
(4)フォークリフトは、旋回可能なフォーク80を備えた三方向スタッキングフォークリフトからなる。
三方向スタッキングフォークリフトは、車体の左右両端側の高い位置の荷を積み下ろしするので、車体の両端側に大きな負荷がかかり傾き易いが、ドライブサスペンション4を備えることで、車体の傾きを制限できると共に、車体をコンパクトにできる。
1 ドライブユニット
10 ドライブ輪
2 キャスタユニット
20 キャスタ輪
3 リンク機構
30 アッパーリンク
31 アンダーリンク
32 中間リンク
4 ドライブサスペンション
40 ロッド
40a ロッドの下端
41 スプリング
41a スプリングの下端
41b スプリングの上端
42 制限棒
42a 制限棒の下端
42b 制限棒の上端
43 スプリング調節手段
430 シート
430a 貫通孔
431 位置決めナット
432 緩み止めナット
44 ロッド調節手段
440 位置決めフレーム
441 緩み止めナット
6 車体
6b 車体の左右方向
6c 車体の上下方向
80 フォーク

Claims (3)

  1. 車体と、
    一対のフォークと、
    ドライブ輪を有するドライブユニットと、
    ドライブ輪から前記車体の左右方向に離れて配置されたキャスタ輪を有するキャスタユニットと、
    前記ドライブユニットと前記キャスタユニットとが前記車体の上下方向に互いに反対に揺動するように、前記ドライブユニットと前記キャスタユニットとを連結するリンク機構と、
    前記ドライブユニットの振動を緩衝するドライブサスペンションと、を備えたフォークリフトにおいて、
    前記ドライブサスペンションは、
    前記車体の上下方向に延設されると共に、前記ドライブユニットを前記車体の下方向に付勢するスプリングと、
    前記スプリングと同一軸に延設されると共に、前記スプリングの内側に挿入されるロッドと、
    前記スプリングと同一軸に延設され、下端が前記スプリングの下端と同じ位置に配置されると共に、上端が前記ロッドの下端の下に配置される制限棒と、
    前記スプリングの付勢力を調節するためのスプリング調節手段と、
    前記ロッドの位置を調節するためのロッド調節手段と、を備え、
    前記制限棒の上端が前記ロッドの下端に当接することで、前記ドライブユニット及び前記キャスタユニットの揺動を制限し、
    前記スプリング調節手段は、
    前記ロッドと同一軸の貫通孔を有し、前記スプリングの上端に配置されると共に、前記貫通孔を通じて前記ロッドを貫通するシートと、
    前記シートの上に載置されると共に、前記ロッドに螺合される位置決めナットと、
    前記位置決めナットの上に載置されると共に、前記ロッドに螺合される緩み止めナットと、を備え、
    前記ロッドを固定して前記位置決めナットを軸周りに回転すると、前記シートが前記スプリングの軸方向に移動し、
    前記ロッド調節手段は、
    前記車体に固定されると共に、前記ロッドに螺合される位置決めフレームと、
    前記位置決めフレームの上に載置されると共に、前記ロッドに螺合される緩み止めナットと、を備え、
    前記位置決めフレームに対して前記ロッドを軸周りに回転すると、前記ロッドが前記スプリングの軸方向に移動する
    ことを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記リンク機構は、
    車体の左右方向に延設されると共に、互いに平行に配置されたアッパーリンク及びアンダーリンクと、
    前記アッパーリンクと前記アンダーリンクとを回転可能に連結する中間リンクと、を備え、
    前記アッパーリンクは、前記ドライブユニットに回転可能に連結されると共に、前記車体に回転可能に支持され、
    前記アンダーリンクは、前記キャスタユニットに連結されると共に、前記車体に回転可能に支持され、
    前記ドライブサスペンションは、前記ドライブユニットの上に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記フォークリフトは、旋回可能な前記フォークを備えた三方向スタッキングフォークリフトからなる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフト。
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