JP5820345B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、EGR装置を備えたエンジンの技術に関する。
従来、ピストンの上面に設けられた燃焼室へ燃料を噴射し、該燃焼室内で燃料を燃焼させるエンジンが知られている。前記エンジンは、外部から吸入された空気(吸気)をエンジンの燃焼室内に導く吸気経路を備えており、前記吸気経路は、吸気を分配するための吸気マニホールドを備える(例えば特許文献1参照)。また、排気の一部を吸気経路に供給するEGR装置を備えたエンジンも公知となっている。EGR装置によって排気の一部を吸気経路に循環させることで、排気中の窒素酸化物を低減させ負荷増大時の燃費を向上させることが可能となる。
特開2011−12573号公報
前記エンジンにおいては、EGR装置は、排気を冷却するためのEGRクーラを有する。EGRクーラは、高温の排気を冷却して吸気と混合させるための装置であり、例えば、冷却水通路を有する水冷式のクーラが知られている。
ここで、冷却水としてエンジン全体を冷却する冷却水を用いている。例えば、メンテナンス時や、初期出荷時等においては、エンジン全体を冷却する冷却水を排出する場合がある。このような場合には、EGRクーラの冷却水通路内に存在する冷却水も排出される。しかし、EGRクーラの構造や配置によっては、冷却水が完全に排出されず冷却水通路内に残存することがあった。冷却水が、冷却水通路内に残存した場合、凍結等によりEGRクーラを破損する可能性があるため、従来はEGRクーラを取り外して、残存する冷却水を完全に排出していた。
そこで、本発明は係る課題に鑑み、エンジン全体を冷却する冷却水を排出した場合に、冷却水通路内に残った冷却水を排出できるエンジンを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、外部から吸入された空気をエンジン内へ導く吸気経路を有し、前記吸気経路に排気の一部を供給するEGR装置を備え、前記EGR装置は、前記排気を冷却水によって冷却するEGRクーラを有し、前記EGRクーラは、冷却水を通す冷却水通路を有し、前記冷却水通路の中間通路は、上部及び下部を凸とするU字形状に屈曲した複数の管を交互に連結した構成とし、前記U字形状の冷却水通路の下部には、上下方向に延びる複数の通路同士の間を連結する冷却水の排出孔を設け、前記エンジンの冷却水を排出した場合に、前記EGRクーラの冷却水通路の中間通路内の冷却水も排出されるように構成したものである。
請求項2においては、前記EGRクーラは、長手方向が上下方向となるように配置されたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、エンジン全体を冷却する冷却水を排出した場合に、冷却水通路内に残った冷却水を完全に排出することができる。冷却水通路内に残った冷却水を排出するために、EGRクーラを取り外す工程を省くことができる。
請求項2に記載の発明によれば、エンジン全体を冷却する冷却水を排出した場合に、冷却水通路下部に存在する冷却水を少なくすることができ、効率よく排出することができる。また、EGRクーラ上部に設けられた排気マニホールドからの放射熱の影響を軽減することができる。
エンジンの構成を示す正面図。 エンジンの構成を示す右側面図。 エンジンの構成を示す左側面図。 エンジンの作動態様を示す模式図。 EGRクーラの側面図。 EGRクーラの前面図。 EGRクーラの背面図。 EGRクーラ下部の一部断面拡大図。 第二の実施形態に係るEGRクーラの前面図。 第二の実施形態に係るEGRクーラの背面図。 第二の実施形態に係る冷却水通路の背面図。 吸気マニホールドの構成を示す斜視図。 吸気マニホールドの構成を示す平面図。 吸気マニホールドの構成を示す断面側面図。
まず、ディーゼルエンジン100について簡単に説明する。図1の紙面手前方向を前方として定義する。なお、図4中の矢印Faは、吸入された空気の流れ方向を示し、図4中の矢印Feは、排気の流れ方向を示している。また、図4中の矢印Rは、クランクシャフト14の回転方向を示している。
ディーゼルエンジン100は、図1から図3に示すように、主にエンジン主体部1と、吸気経路2と、排気経路3と、コモンレールシステム4と、で構成される。本発明の要部を構成するEGRクーラ36は、図3において、エンジンの左側面図にEGR分岐部23に連通して配置された構成を開示している。
エンジン主体部1は、燃料の燃焼による膨張エネルギーを利用して回転動力を発生させる。エンジン主体部1は、主にシリンダブロック11と、シリンダヘッド12と、ピストン13と、クランクシャフト14と、で構成される。
エンジン主体部1には、図1及び図4に示すように、シリンダブロック11に設けられたシリンダ11cと、該シリンダ11cに摺動可能に内設されたピストン13と、該ピストン13に対向するように配置されたシリンダヘッド12と、で作動室Wが構成されている。即ち、作動室Wとは、ピストン13の摺動運動によって容積が変化するシリンダ11cの内部空間を意味する。ピストン13は、コネクティングロッド15によってクランクシャフト14のピン部と連結されており、該ピストン13の摺動によってクランクシャフト14を回転させる。なお、エンジン主体部1の具体的な作動態様については後述する。
吸気経路2は、外部から吸入された空気をシリンダ11c内に導く。即ち、吸気経路2は、外部から吸入された空気を作動室Wに導く。吸気経路2は、空気が流れる方向に沿って、主にエアクリーナ(図示せず)と、吸気マニホールド22と、で構成される。
エアクリーナは、濾紙又はスポンジ等によって吸入された空気を濾過する。エアクリーナは、空気を濾過することで埃等の異物が作動室Wに混入するのを防止している。
吸気マニホールド22は、図示せぬエアクリーナによって濾過された空気を各作動室Wに分配する。本ディーゼルエンジン100は、複数の作動室Wが設けられた多気筒エンジンであることから、吸気マニホールド22は、各作動室W毎に設けられた吸気ポート12Ipの入口穴を覆うように形成されている。吸気ポート12Ipは、前後方向に平行に一列に並んで配置されており、隣接する吸気ポート12Ip・12Ipの間隔が等間隔となるように配置されている。なお、本ディーゼルエンジン100では、吸気ポート12Ipの入口穴がシリンダヘッド12の上面に設けられているため、吸気マニホールド22もシリンダヘッド12の上面に取り付けられている。
吸気マニホールド22の前後方向中央部には吸気入口22aが設けられている。吸気入口22aは、円筒形状に構成されており、吸気マニホールド22の中央上部から吸気マニホールド22内部まで連通している。吸気入口22aの下流側は、吸気マニホールド22内部の前後方向中央部に配置されている。このように構成することにより、前後方向中央部の吸気入口22aから入った吸気と、排気との混合気は図14の点描矢印に示すように、均等に各吸気ポート12Ip・12Ipへと流れることになり、吸気のムラを防止することが可能となる。
吸気入口22aには、吸気量を調整するためのバルブ27が設けられている。バルブ27は、本実施形態においては、流路断面積を変化させて流量を制御するスロットルバルブで構成されている。また、バルブ27は、本実施形態においては、吸気入口22aの流路断面とほぼ同じ直径の円盤を直交するバルブ軸27aで回転させて開閉するバタフライ式のスロットルバルブで構成されている。
排気経路3は、シリンダ11c内から排出された排気を排気口まで導く。即ち、排気経路3は、各作動室Wから排出された排気を排気口まで導く。排気経路3は、排気の流れる方向に沿って、主に排気マニホールド31と、排気浄化装置32と、で構成される。
排気マニホールド31は、各作動室Wから排出された排気を集合させる。本ディーゼルエンジン100は、複数の作動室Wが設けられた多気筒エンジンであることから、排気マニホールド31は、各作動室W毎に設けられた排気ポート12Epの出口穴と連通するように形成されている。なお、本ディーゼルエンジン100では、排気ポート12Epの出口穴がシリンダヘッド12の側面に設けられているため、排気マニホールド31もシリンダヘッド12の側面に取り付けられている。
排気浄化装置32は、排気に含まれる環境負荷物質を取り除く。排気浄化装置32には、酸化触媒担体(Diesel Oxidation Catalyst:以降「DOC」という)が内蔵されている。DOCは、排気ガスに含まれるCO(一酸化炭素)やHC(炭化水素)を酸化して無害化するとともに、粒子状物質であるSOF(有機可溶成分)を酸化して除去する。
コモンレールシステム4は、自由に噴射パターンを設定できる燃料噴射装置である。コモンレールシステム4は、主にサプライポンプ41と、レール42と、インジェクタ43と、で構成される。
サプライポンプ41は、燃料タンクから供給された燃料をレール42へ圧送する。サプライポンプ41は、複数のギヤを介して伝達されたクランクシャフト14の回転動力によって駆動される。サプライポンプ41は、駆動軸の回転によって摺動するプランジャを備え、該プランジャが加圧した燃料をレール42へ送り出す。
レール42は、サプライポンプ41から圧送された燃料を高圧のまま貯える。レール42は、略円筒形状に形成された金属管である。レール42は、リミッタバルブを備え、燃料の圧力が所定の値を超えないように設計されている。また、レール42には、複数の配管が取り付けられ、各インジェクタ43へ燃料を導くことができる。
インジェクタ43は、レール42から供給された燃料を適宜に噴射する。インジェクタ43は、噴射口を有する先端部が作動室W内に突出するようにシリンダヘッド12に取り付けられている。インジェクタ43は、例えばピエゾ素子やソレノイドで駆動するアーマチャを備え、駆動する時期や期間を調節することによって様々な噴射パターンを実現できる。
なお、本ディーゼルエンジン100においては、レール42における燃料の圧力変動を低減するため、サプライポンプ41の燃料圧送時期とインジェクタ43の燃料噴射時期を同期させている。
次に、図4を用いてディーゼルエンジン100の作動態様について簡単に説明する。なお、本ディーゼルエンジン100は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の各工程をクランクシャフト14が二回転する間に完結する4サイクルエンジンである。
吸気工程は、吸気バルブ12Ivを開弁するとともにピストン13を下方へ摺動させて、作動室W内に空気を吸い込む行程である。吸気バルブ12Ivは、図示せぬカムシャフトがプッシュロッドを押し上げ、該プッシュロッドがバルブアームを押すことで開弁される(図4参照)。前記カムシャフトは、複数のギヤを介して伝達されたクランクシャフト14の回転動力によって駆動される。
圧縮工程は、吸気バルブ12Ivを閉弁するとともにピストン13を上方へ摺動させて、作動室W内の空気を圧縮する行程である。吸気バルブ12Ivは、スプリングの付勢力によって閉弁される。バルブアームは、吸気バルブ12Ivによって押され、プッシュロッドは、バルブアームによって押し下げられる。
その後、圧縮されて高温高圧となった空気中にインジェクタ43から燃料が噴射される。すると、燃料は、ピストン13の上面に設けられた燃焼室C内で分散して蒸発し、空気と混合して燃焼を開始する。こうして、ディーゼルエンジン100は、ピストン13を再び下方へ摺動させる膨張行程に移行する。
膨張行程は、燃料が燃焼したことによる膨張エネルギーによってピストン13を押し下げる行程である。燃焼室C及び作動室W内に形成された火炎は、空気を膨張させてピストン13を押し下げる。なお、膨張行程では、ピストン13からコネクティングロッド15を介してクランクシャフト14に回転トルクが付与される。このとき、クランクシャフト14に取り付けられたフライホイル16によって運動エネルギーが保存されるため、クランクシャフト14は回転を持続する(図2参照)。こうして、ディーゼルエンジン100は、ピストン13を再び上方へ摺動させて排気行程に移行するのである。
排気工程は、排気バルブ12Evを開弁するとともにピストン13を上方へ摺動させて、作動室W内の既燃ガスを排気として押し出す行程である。排気バルブ12Evは、図示せぬカムシャフトがプッシュロッドを押し上げ、該プッシュロッドがバルブアームを押すことで開弁される(図4参照)。前記ガムシャフトは、複数のギヤを介して伝達されたクランクシャフト14の回転動力によって駆動される。
こうして、ディーゼルエンジン100は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の各工程をクランクシャフト14が二回転する間に完結する。ディーゼルエンジン100は、全ての作動室Wで上記の各行程を繰り返すことにより、連続して運転できるのである。
次に、本実施形態に係るEGR装置のEGRクーラについて図5から図7を用いて説明する。
吸気経路2は、吸気マニホールド22を備えている。また、吸気経路2に排気の一部を供給するEGR装置35を備えている。EGR装置35は、EGRクーラ36及びEGRバルブ37を有しており、排気経路3の中途部に設けられたEGR分岐部23から排気の一部を還流させる。排気経路3の排気マニホールド31から下流側に向かって、排気マニホールド31、EGR分岐部23、及び排気浄化装置32、の順でそれぞれ配置されている。該EGRクーラ36は、図3において、エンジンの左側面図にEGR分岐部23に連通して配置された構成を開示している。
EGR分岐部23から還流される排気は、EGRクーラ36、EGRバルブ37を通って、吸気マニホールド22内で吸気経路2から供給された吸気と混合され、吸気ポート12Ip・12Ip・・・へと送られる。
EGRクーラ36はEGR分岐部23の下流側に設けられており、エンジン主体部1の側面に配置されている。EGRクーラ36は、排気を冷却水によって冷却するための装置であり、排気を取り入れるための排気入口52、熱交換通路53、及び排気を排出するための排気出口54を有している。また、冷却水を取り入れるための冷却水入口55、冷却水通路56、及び冷却水を排出するための冷却水出口57を有している。排気入口52及び排気出口54は、EGRクーラ36の同一面上に設けられている。本実施形態においては、排気入口52はEGRクーラ36の下側に設けられており、排気出口54はEGRクーラ36の上側に設けられている。冷却水入口55及び冷却水出口57は、EGRクーラ36の同一面上であって、排気入口52及び排気出口54が設けられた面の反対側の面に設けられている。本実施形態においては、冷却水入口55及び冷却水出口57はともにEGRクーラ36の下側に設けられている。
熱交換通路53は、排気入口52と連結し、ディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた入口側通路53aと、排気出口54と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた出口側通路53bと、入口側通路53aと出口側通路53bとをつなぐ複数の中間通路53cとから構成されている。
入口側通路53aは、排気入口52と連結しており、断面視円形状に形成されている。入口側通路53aの上面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路53cとが連通している。出口側通路53bは、排気出口54と連結しており、断面視円形状に形成されている。出口側通路53bの下面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路53cとが連通している。
中間通路53cは、入口側通路53aと出口側通路53bとつなぐ通路であり、ディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に並んで複数設けられている。中間通路53cは、上部及び下部を凸とするU字形状の管を交互に連結した構成であり、言い換えれば、上下方向に延びる複数の通路の上下端をU字状に屈曲したパイプで連結した形状で構成されている。これにより、小さな空間でも排気の流れる距離をできるだけ確保することができ、熱交換の機会を増加させることができる。
このように熱交換通路53を構成したことにより、図6の黒塗り矢印で示す方向に排気が流れる。排気は、熱交換通路53を流れる間に冷却水通路56を流れる冷却水と熱交換を行い、冷却される。
冷却水通路56は、冷却水入口55と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた入口側通路56aと、冷却水出口57と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた出口側通路56bと、入口側通路56aと出口側通路56bとをつなぐ複数の中間通路56cとから構成されている。
入口側通路56aは、冷却水入口55と連結しており、断面視円形状に形成されている。入口側通路56aの上面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路56cとが連通している。出口側通路56bは、冷却水出口57と連結しており、断面視円形状に形成されている。冷却水通路56bの上面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路56cとが連通している。
中間通路56cは、入口側通路56aと出口側通路56bとをつなぐ通路であり、ディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に並んで複数設けられている。中間通路56cは、熱交換通路53の中間通路53cと前後方向に交互に配列されている。このように構成することにより、熱交換通路53の中間通路53cを流れる排気と、冷却水通路56の中間通路56cを流れる冷却水との間で熱交換が行われやすくなる。中間通路56cは、上部及び下部を凸とするU字形状の管を交互に連結した構成であり、言い換えれば、上下方向に延びる複数の通路の上下端をU字状に屈曲したパイプで連結した形状で構成されている。これにより、小さな空間でも冷却水が流れる距離をできるだけ確保することができる。
また、中間通路56cの下部には、上下方向に延びる複数の通路同士の間を連結する排出孔56dが複数設けられている。前記上下方向に延びる複数の通路は、全て同一の中間通路56cを構成するものである。排出孔56dは、中間通路56cの下部に設けられており、断面が、冷却水通路56の断面直径に比べて十分に小さい断面直径を有する円形状に形成されている。このように構成することにより、例えば、図8にしめすように、メンテナンス時や、初期出荷時において、エンジン全体を冷却する冷却水を排出した場合に、中間通路56cに冷却水が残った場合であっても、排出孔56dを通じて冷却水入口55もしくは冷却水出口57から排出される。また、通常の冷却時には、断面が、冷却水通路56の断面直径に比べて十分に小さい断面直径を有する円形状に形成されているため、排出孔56dを通じて移動する冷却水の量は無視することができ、冷却に支障をきたすことはない。
また、EGRクーラ36は、長手方向が上下方向と平行になるようにエンジン主体部1に取り付けられる。このように構成することにより、図3に示すように、排気マニホールド31に最も近くなる面が、EGRクーラ36を構成する面の中で比較して小さい面となるように配置される。これにより、排気マニホールド31近傍に放射された熱の影響が小さくなるため、効率よく冷却することが可能となる。また、下面の底面積が小さく構成されているので、メンテナンス時や、初期出荷時において、エンジン全体を冷却する冷却水を排出した場合に、中間通路56cに残る冷却水の量が少なくなる。このため、効率よく残った冷却水を排出することができる。
また、第二の実施形態に係るEGRクーラ36は図9から図11のように構成することもできる。図9から図11に示すように、EGRクーラ36は、排気を冷却水によって冷却するための装置であり、排気を取り入れるための排気入口52、熱交換通路53、及び排気を排出するための排気出口54を有している。また、冷却水を取り入れるための冷却水入口55、冷却水通路56、及び冷却水を排出するための冷却水出口57を有している。排気入口52及び排気出口54は、EGRクーラ36の同一面上に設けられている。本実施形態においては、排気入口52及び排気出口54はEGRクーラ36の上側に設けられている。冷却水入口55及び冷却水出口57は、EGRクーラ36の同一面上であって、排気入口52及び排気出口54が設けられた面の反対側の面に設けられている。本実施形態においては、冷却水入口55及び冷却水出口57はともにEGRクーラ36の下側に設けられている。
熱交換通路53は、排気入口52と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた入口側通路53aと、排気出口54と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた出口側通路53bと、入口側通路53aと出口側通路53bとをつなぐ複数の中間通路53cとから構成されている。
入口側通路53aは、排気入口52と連結しており、断面視円形状に形成されている。入口側通路53aの下面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路53cとが連通している。出口側通路53bは、排気出口54と連結しており、断面視円形状に形成されている。出口側通路53bの下面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路53cとが連通している。
中間通路53cは、入口側通路53aと出口側通路53bとつなぐ通路であり、ディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に並んで複数設けられている。中間通路53cは、下部を凸とするU字形状で構成されており、言い換えれば、上下方向に延びる二本の通路の下端をU字状に屈曲したパイプで連結した形状で構成されている。これにより、流路の直径をできるだけ大きくすることができ、一度に流れる排気量を増加させることができる。
このように熱交換通路53を構成したことにより、図14の黒塗り矢印で示す方向に排気が流れる。排気は、熱交換通路53を流れる間に冷却水通路56を流れる冷却水と熱交換を行い、冷却される。
冷却水通路56は、冷却水入口55と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた入口側通路56aと、冷却水出口57と連結しディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に平行に設けられた出口側通路56bと、入口側通路56aと出口側通路56bとをつなぐ複数の中間通路56cとから構成されている。
入口側通路56aは、冷却水入口55と連結しており、断面視円形状に形成されている。入口側通路56aの上面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路56cとが連通している。出口側通路56bは、冷却水出口57と連結しており、断面視円形状に形成されている。出口側通路56bの上面には、間隔をあけて複数の孔が設けられており、各孔と各中間通路56cとが連通している。
中間通路56cは、入口側通路56aと出口側通路56bとをつなぐ通路であり、ディーゼルエンジン100に取り付けた際の前後方向に並んで複数設けられている。中間通路56cは、熱交換通路53の中間通路53cと前後方向に交互に配列されている。このように構成することにより、熱交換通路53の中間通路53cを流れる排気と、冷却水通路56の中間通路56cを流れる冷却水との間で熱交換が行われやすくなる。中間通路56cは、上部を凸とするU字形状で構成されており、言い換えれば、上下方向に延びる二本の通路の上端をU字状に屈曲したパイプで連結した形状で構成されている。これにより、流路の直径をできるだけ大きくすることができ、一度に流れる排気量を増加させることができる。
また、中間通路56cの下部には、上下方向に延びる二本の通路の間を連結する排出孔56dが設けられている。前記上下方向に延びる二本の通路は、同一の中間通路56cを構成するものである。第二の実施形態においては、複数の冷却水通路56のうちのいずれか一本に排出孔56dが設けられている。なお、排出孔56dの位置や個数は本実施形態に限られるものではなく、例えば、複数の冷却水通路56にそれぞれ一つずつ排出孔56dを設ける構成としてもよい。また、各冷却水通路56に設けられる排出孔56dの個数を二個以上で構成してもよい。排出孔56dは、中間通路56cの下部に設けられており、断面が、冷却水通路56の断面直径に比べて十分に小さい断面直径を有する円形状に形成されている。
図11に示すように、シリンダブロック11と冷却水入口55との間に設けられた配管58が上方へ屈曲しており、冷却水出口57と図示せぬウォーターポンプとの間に設けられた配管59が下方へ屈曲して構成されている場合、メンテナンス時や、初期出荷時において、エンジン全体を冷却する冷却水を排出したときに、中間通路56cの入口側通路56aと連結する上下方向に延びる部分に冷却水が残ることがある。しかし、このような場合であっても、残った冷却水が、排出孔56dを通じて冷却水出口57側の配管59から排出される。また、通常の冷却時には、断面が、冷却水通路56の断面直径に比べて十分に小さい断面直径を有する円形状に形成されているため、排出孔56dを通じて移動する冷却水の量は無視することができ、冷却に支障をきたすことはない。
また、EGRクーラ36は、長手方向が上下方向と平行になるようにエンジン主体部1に取り付けられる。このように構成することにより、図3に示すように、排気マニホールド31に最も近くなる面が、EGRクーラ36を構成する面の中で比較して小さい面となるように配置される。これにより、排気マニホールド31近傍に放射された熱の影響が小さくなるため、効率よく冷却することが可能となる。また、下面の底面積が小さく構成されているので、メンテナンス時や、初期出荷時において、エンジン全体を冷却する冷却水を排出した場合に、中間通路56cに残る冷却水の量が少なくなる。このため、効率よく残った冷却水を排出することができる。
EGRバルブ37は、図12から図14に示すように、吸気マニホールド22に隣接して設けられており、本実施形態においては、吸気マニホールド22の前面に接するように設けられている。EGRバルブ37は、排気側から吸気側へと還流する排気量を調節する装置であり、例えば、低温時等にはEGRバルブ37を閉じることにより、排気が還流しないようにしている。
EGRバルブ37の下流側の面は、吸気マニホールド22に連通している。より詳細には、吸気マニホールド22の内部に、EGRバルブ37から排出される排気を導入するための導入通路22bを設け、EGRバルブ37の下流側の面が導入通路22bの上流側の面に連通している。導入通路22bの下流端は排出口22cが構成されている。
導入通路22bは、図14に示すように、吸気マニホールド22の内部に設けられている。本実施形態においては、吸気マニホールド22の上面の一部を上側に凸の略半円状に構成して、導入通路22bの上部の壁面とし、吸気マニホールド22の内部に下側に凸の略半円状の壁面を構成して、導入通路22bの下部の壁面とする。導入通路22bの断面は円形状になるように構成されており、下流にいくに従って断面直径が小さくなるように構成されている。このように構成することにより、排気を排出口22cから排出する際に、排気が拡散することなく排出することができる。
導入通路22bの排出口22cは、吸気マニホールド22の吸気入口22aの下流側近傍に配置している。詳細には、吸気マニホールド22の中央上部に設けられた吸気入口22aの下流側であって、吸気入口22aに略直交して配置されている。このように配置することにより、図14の黒塗り矢印に示すように、吸気入口22aから供給される吸気の流れに対して導入通路22bから排出される排気の流れが略直交する。このため、吸気と排気とを効率よく混合することができる。
また、吸気入口22aに配置されたバルブ軸27aは、吸気入口22aの流路方向と直交するように配置されており、また、導入通路22bの排気の流れに対して直交するように配置されている。このように構成することにより、図14の白塗り矢印に示すように、EGRバルブ37を通過する吸気の流れに乱れが発生し乱流となるため、導入通路22bから流入する排気と混合しやすくなり、混合効率をさらに向上させることができる。
なお、熱交換通路53の排気入口52及び排気出口54、並びに、冷却水通路56の冷却水入口55及び冷却水出口57の配置は本実施形態に限定するものではなく、例えば、排気入口52と排気出口54とをEGRクーラ36の異なる面に配置することも可能であるし、排気出口54をEGRクーラ36の下側に配置することも可能である。また、冷却水入口55と冷却水出口57とをEGRクーラ36の異なる面に配置することも可能であるし、冷却水出口57をEGRクーラの上側に配置することも可能である。
また、熱交換通路53の中間通路53c及び冷却水通路56の中間通路56cの本数及び形状は本実施形態に限定するものではなく、例えば、熱交換通路53の中間通路53cを4本以上で構成することもできるし、上下方向に延びる複数の通路の数を加減することも可能である。また、冷却水通路56の中間通路56cを4本以上で構成することもできるし、上下方向に延びる複数の通路の数を加減することも可能である。
また、バルブ27は、本実施形態ではバタフライ式のスロットルバルブで構成されているがこれに限定するものではなく、例えば、円筒や平板を流路に直行する方向にスライドさせるスライドバルブ式で構成することも可能である。
以上のように、ディーゼルエンジン100は、外部から吸入された空気をディーゼルエンジン100内へ導く吸気経路2を有し、吸気経路2に排気の一部を供給するEGR装置35を備え、EGR装置35は、排気を冷却水によって冷却するEGRクーラ36を有し、EGRクーラ36は、冷却水を通すための冷却水通路56を有し、冷却水通路56に、冷却水通路56内に残った冷却水を排出するための排出孔56dを設けたものである。このように構成することにより、ディーゼルエンジン100全体を冷却する冷却水を排出した場合に、冷却水通路56内に残った冷却水を完全に排出することができる。また、冷却水通路56内に残った冷却水を排出するために、EGRクーラ36を取り外す工程を省くことができる。
また、EGRクーラ36は、長手方向が上下方向となるように配置されたものである。このように構成することにより、ディーゼルエンジン100全体を冷却する冷却水を排出した場合に、冷却水通路56下部に存在する冷却水を少なくすることができ、効率よく排出することができる。また、EGRクーラ36上部に設けられた排気マニホールド31からの放射熱の影響を軽減することができる。
100 ディーゼルエンジン
1 エンジン主体部
2 吸気経路
3 排気経路
4 コモンレールシステム
22 吸気マニホールド
22a 吸気入口
22b 導入通路
27 バルブ
27a バルブ軸
35 EGR装置
36 EGRクーラ
37 EGRバルブ
52 排気入口
53 熱交換通路
54 排気出口
55 冷却水入口
56 冷却水通路
56d 排出孔
57 冷却水出口

Claims (2)

  1. 外部から吸入された空気をエンジン内へ導く吸気経路を有し、
    前記吸気経路に排気の一部を供給するEGR装置を備え、
    前記EGR装置は、前記排気を冷却水によって冷却するEGRクーラを有し、
    前記EGRクーラは、冷却水を通す冷却水通路を有し、
    前記冷却水通路の中間通路は、上部及び下部を凸とするU字形状に屈曲した複数の管を交互に連結した構成とし、
    前記U字形状の冷却水通路の下部には、上下方向に延びる複数の通路同士の間を連結する冷却水の排出孔を設け、
    前記エンジンの冷却水を排出した場合に、前記EGRクーラの冷却水通路の中間通路内の冷却水も排出されるように構成した
    ことを特徴とする特徴とするエンジン。
  2. 前記EGRクーラは、長手方向が上下方向となるように配置されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
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