JP5820230B2 - 除草器具 - Google Patents

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本発明は、雑草を取り除くための除草器具に関するものである。
除草器具(手持ち器具)は従前より多数提案されており、基本的には、雑草を挟持して引き抜く器具(特許文献1:実公昭60−13281号公報)、雑草の根の周囲の土壌に差し込み、回転掘削して雑草を引き抜く器具で、手動の器具(特許文献2:実開平3−58901号公報)及び機械駆動の器具(特許文献3:実開平6−50403号公報、特許文献4:登録実用新案3050027号公報)等が知られている。
実公昭60−13281号公報。 実開平3−58901号公報。 実開平6−50403号公報。 登録実用新案3050027号公報。
雑草の除去として、芝刈りのような切除を基本とする器具と、前記したような根の除去を基本とする器具が知られているが、切除(刈り込み)は一定期間毎に除草作業が必要であるが、根の除去は再繁殖の防止を目的とするものある。しかし雑草はその種子が飛来して繁殖を開始するので、根を除去したとしても、雑草の繁殖を完全に防止することはできない。
而も根の除去を行う回転掘削器具では、除草器具の先端の大きさでその除草範囲(掘削範囲)が決められてしまう。このため結果的に雑草1株毎の作業になってしまい、雑草繁殖防止効果とその作業性を考慮した場合に、必ずしも効率的な除草器具とは云い難い。
また作業者が雑草除去対象個所より離れた位置で作業を行わなければならない場合、或いは離れた位置での作業が容易な場合、例えば、路上からフェンス越しで雑草除去や、幅のある側溝越しでの雑草除去のような状況下での雑草除去作業は、前記した従前器具では対応できない。
そこで本発明は、除草作業を効率的に行うことができる新規な除草器具を提案したものである。
本発明(請求項1)に係る除草器具は、複数本の絡取枝を、先方部が基部より広がる形状に設けると共に、前記絡取枝が外力によって窄めることが可能な適度の可撓性又は可動性を備える絡取部と、前記絡取部を先方に突出して設けた把柄部とで構成され、前記把柄部が、筒状本体と、筒状本体内を貫通して絡取部と連結する駆動軸とを備えると共に、前記駆動軸の基端に回転付与部を連結してなることを特徴とするものである。
そして特に前記除草器具において、絡取枝を、細幅竹、炭素鋼線、樹脂被覆炭素鋼線、樹脂チューブ体、又は前記の組み合わせ等の適度の可撓性を備えた細棒状部材で形成したものである(請求項2記載の発明)。
而して先方が広がっている形状の絡取枝を、除去しようとする雑草に差し入れ、把柄部の駆動軸を回転させて絡取枝を雑草中で回転させると、雑草が絡取枝に絡みつくと共に、絡取枝が可撓性又は可動性を備えているので、窄んで絡取枝間に挟まれた雑草を確りと銜え込み、絡取枝と雑草が一体となる。そこで把柄部を持って強く引くと、雑草を根こそぎ引き抜くことができる。
従って絡取枝の広がっている範囲で雑草を捉え、絡取枝を回転させることで、広い範囲で捉えた雑草を、巻き取るようにして絡取枝と一体として雑草の引き抜きを行うものである。
特に前記のように絡取枝を、可撓性を備えた細棒状部材で形成すると、雑草を銜え込んだ絡取枝は、窄まって雑草を挟むと同時に絡取枝が雑草と共に捩じられ、より以上雑草の補足が確実になされものである。
尚器具の全体の長さを所定以上(例えば90cm以上)とすると、前記の雑草除去作業が立ち姿勢で実施できるものである。
また請求項3記載の発明に係る除草器具は、適宜長さの複数本の細棒状部材の基部を適宜な基部体に固着し、前記基部体を把柄部に装着してなるものである。
また請求項4記載の発明に係る除草器具は、基部体を把柄部に着脱自在に装着してなるもので、絡取枝の材質、長さ、開度(先方の広がり程度)の相違する絡取枝を備えた絡取部を備えておき、除草対象(雑草の種類、雑草の繁殖状態、繁殖場所等)に対応して適宜選択して使用することができる。
また請求項5記載の発明に係る除草器具は、先方を広げて設けられる絡取枝の基端側に、筒体又はリング体等の開度調整部を、絡取枝の先方への移動可能に外挿してなるもので、前記の開度調整部(筒体又はリング体)を絡取枝の基端側から先方に移動させると、先方が広がって設けられている絡取枝の先方外径(想定外径)が、前記移動によって小径側に移動するので、絡取枝の開度を調整することができ、この開度調整で雑草の種類に対応できる。
また請求項7記載の発明に係る除草器具は、回転付与部に、操作回転数より駆動軸回転数を増加させるギア部を付設してなるもので、回転付与部の回転操作よりも絡取部の回転が増速されて、雑草の絡み取り作業が効率化される。
また請求項8記載の発明に係る除草器具は、前記駆動軸を可撓軸とするもので、除去対象の雑草が建物の際や塀の境目などに繁殖している場合でも、絡取部を建物などに添わせることで、当該箇所の除草作業を確実に行える。
また請求項9記載の発明に係る除草器具は、把柄部に、絡取部を包み込むことが可能な内径を備え、且つ絡取枝方向にスライド自在となる排出部を備えてなるもので、雑草を絡み取って地面より引き抜いた後、排出部を絡取枝の先方にスライド移動させると、絡取枝に絡め取られた雑草を、絡取枝から排出することができる。
本発明の構成は前記のとおり、先方が広がる形状に配した複数本の可撓性又は可動性の絡取枝を備えた除草器具で、広がった範囲で雑草を捉えて絡み取るもので、根の除去を行う器具に比較して除草作業効率が高められるものである。
本発明の第一実施形態(第一実施例)の正面図。 同使用状態の説明図。 同絡取枝の作用の説明図。 同別例(第二実施例)を示す正面図。 同別例(第三実施例)を示す斜視図。 同別例(第四実施例)を示す正面図。 本発明の第二実施形態(第五実施例)の正面図。 同使用状態の説明図。 同別例の説明図(第六実施例)。 同別例の正面図(第七実施例)。 同回転付与部の詳細説明図。 本発明の第三実施形態(第八実施例)の正面図。 同絡着部の断面図。 同使用状態の説明図。
次に本発明の実施形態について説明する。本発明に係る除草器具は、絡取部と把柄部で構成されるもので、第一実施形態は、把柄部自体を捩じって除草操作を行うものであり、第二実施形態は、把柄部に駆動軸を備えるもので、第三実施形態は絡取枝に可動性構造を採用したものである。
図1乃図3に示した第一実施形態の第一実施例について説明する。この第一実施例器具は、絡取部1と把柄部2で構成されるもので、絡取部1は、可撓性を備えた細竹材又は細割竹材で形成した複数本(2〜6本程度)の絡取枝11を、先方が広がる形状で基部を束ねると共に、絡取枝11に筒体(開度調整部兼用排出部でリング体でも良い)12を、先基方移動自在に外挿したものである。
把柄部2は、前記の絡取部1の基部を装着固定した本体部21と、本体部21の捩じり動作を補助する回転把手(回転付与部)22とで構成されている。
而して図2に示すように、作業者(器具使用者)Aが片手で本体部21を保持し、他方の手で回転把手22を保持し、絡取枝11の先方を雑草繁殖個所(除草対象個所)の雑草Bの中に差し入れ、回転把手22を回転操作して除草作業を行うものである。
前記の作業では、雑草Bの繁殖状態(雑草の種類や生え具合等)に対応して筒体12の位置を調整する。即ち筒体12を先方にずらすと、絡取枝11の先方の広がり程度を小さくできるので、背の低い雑草に対して、恰も指で捕まえるにして捕捉でき、背の高い雑草に対しては、筒体12を基方に移動させて、絡取枝11の先方の広がり程度を大きくして、より広い範囲で雑草Bを捕捉するようにするものである。
そしてその除草は、先方の広がった範囲で絡取枝11間に入り込んだ雑草Bが、絡取枝11の回転によって絡取枝11に絡みつくと共に、絡取枝11が可撓性を備えているので、絡取枝11間が前記の雑草の絡まりと同時に窄まり、更に絡取枝11自体の捻じれも加わって雑草Bを確りと絡取枝11で銜え込み、絡取枝11と雑草が一体となり、そこで把柄筒状本体2を持って強く引き、雑草Bを根こそぎ引き抜くことでなされるものである。
更に雑草Bを引き抜いた後、筒体12を先方に押し出すと、絡取枝11に絡んでいる雑草Bが筒体(排出部として作用する)12によって絡取枝11から押し出されて排徐されることになる。
従って絡取枝11の広がっている範囲で雑草を捉え、絡取枝11を回転させることで、広い範囲で捉えた雑草Bを、巻き取るようにして絡取枝11と一体として、雑草Bの引き抜きを行うものである。勿論除去対象雑草Bは、地表近傍の雑草Bばかりではなく、例えば木の枝であっても、確りと挟んで当該枝を回転させて折り取ることも可能である。
尚前記の第一実施例の除草器具は絡取枝11として、細竹材又は細割竹材で形成した例を示したが、絡取枝11は、適宜太さの炭素鋼線(ピアノ線)、樹脂被覆炭素鋼線、樹脂チューブ体、又は前記の組み合わせを等の適度の可撓性を備えた細棒状部材を採用することができるものである。
また前記第一実施例は、筒体12が開度調整部と排出部を兼ねるような構成としたが、筒体12を二重筒構造として、外筒部分を排出部としても良い。
図4は、第二実施例(第一実施形態)で、もっとも単純な構造の器具の例で、細割竹材で形成した複数本の絡取枝11の基部を、先方が広がる形状となるように基部を束ねると共に、その基部を薄竹材で縛って把柄部2を形成してなるもので、前記第一実施例と同様に使用するものである。
図5は、第三実施例(第一実施形態)で、全体の長さを調整可能とした構造の例で、絡取部1aは、先方が広がった形状に配置している絡取枝11の基部を、基部体13に装着し、基部体13を把柄部2aに装着するようにしたものである。
把柄部2aは、筒状連結部23と差込把柄部24で構成され、筒状連結部23の先部側面に長孔25を穿ち、基部体13を挿入すると共に、基部体13に螺合したネジ体14で、基部体13を所望位置に固定するものである。
また差込把柄部24は、筒状連結部23の基端側に差し込み、所望の差し込み位置で固定するようにしたものである。尚差込把柄部24の基端には回転把手22aを設けてなる。
従って基体部13の挿入固定位置の選択によって、器具の全長調整の役割をなすと共に、筒状連結部23は、開度調整部としても機能する。また差込把柄部24の差込固定位置で、器具の全長調整がなされるものである。勿論器具の全長調整は前記の構造に限定されるものではなく、筒状連結部23を多重筒体としても良いし、その他の継ぎ足し構造を採用しても良い。
図6は、第四実施例(第一実施形態)で、把柄部2を本体部21と、本体部21の捩じり動作を補助する回転把手22と、本体部21の先端に連結したフレキシブルシャフトのような、撓曲自在の連結部25で構成され、前記連結部25の先端に絡取部1の基部体13を連結したものである。
而して前記除草器具は、前記の実施例と同様に作業者(器具使用者)Aが片手で本体部21を保持し、他方の手で回転把手22を保持し、絡取枝11の先方を雑草繁殖個所(除草対象個所)の雑草Bの中に差し入れ、回転把手22を回転操作して除草作業を行うものであるが、特に連結部25が撓曲自在であるので、除去対象の雑草Bが建物の際や塀の境目などに繁殖している場合でも、絡取部を建物などに添わせることで、当該箇所の除草作業を確実に行えるし、絡取枝11を地面に添わせるようにして絡め取ることもできる。
図7乃至図11は、絡取部3と把柄部4で構成されると共に、把柄部4に駆動軸42を備える第二実施形態であり、図7,8はその実施の一例(第五実施例)を示すものである。
この第五実施例は、絡取部3が絡取枝31と基部体32からなり、絡取枝31は、金属芯に樹脂体で被覆して形成し、適宜な可撓性を備えると共に、先方を基方より広げた形状で、その基部を基部体32に固着したものである。
把柄部4は、筒状本体41と筒状本体41内を貫通する駆動軸42で構成され、駆動軸42の先端に基部体32を連結するもので、且つ前記基部体32は、筒状本体41内に入り込むことができる大きさとしたものである。
更に駆動軸42は、上下左右に撓むことが可能な材質又は構造(例えばフレキシブルシャフト他)を採用しているものであり、且つ筒状本体41に対して前後移動可能に組み込まれ、筒状本体41の基端より突出する部分に回転把手(回転付与部)43を連結してなるものである。
而して前記実施例器具による除草作業は、第一実施形態の器具と同様に、図8(イ)に示すとおり、絡取枝31の先方を雑草繁殖個所(除草対象個所)の雑草Bの中に差し入れ、回転把手43を回転操作すると、絡取枝31の先方の広がった範囲で雑草Bを捉え、絡取枝31の回転によって絡取枝31に雑草Bが絡み付き、確りと絡取枝31で雑草Bを銜え込む。そこで器具を強く引くことで雑草Bが根こそぎ引き抜かれることになる(図8ロ)。
更に雑草Bを引き抜いた後、駆動軸42を筒状本体41方向に引き込むと、筒状本体41で、絡取枝31に絡んでいる雑草Bが絡取枝31から押し出されて排徐されることになる(図8ハ)。即ち筒状本体41が排出部を兼ねているものである。勿論筒状本体41を前後に二分割し、先方のみをスライド可能な排出部とし、基部を非スライド状態に組み込んで保持部分とするようにしても良い。
従って前記実施例では、絡取枝31の広がっている範囲で雑草を捉え、絡取枝を回転させることで、広い範囲で捉えた雑草を、巻き取るようにして絡取枝31と一体として雑草の引き抜きを行うものである。特に駆動軸42を採用すると共に、駆動軸42を可撓性としたもので、除去対象の雑草が建物の際や塀の境目などに繁殖している場合でも、絡取部3を建物や地面に添わせ、絡取部3を転がるように回転させ、地表を撫でるようにして雑草除去することで、当該箇所の除草作業を確実に行える。
図9は第六実施例(第二実施形態別例)で、絡取部3の着脱機構を設けたものである。即ち駆動軸42の先端に絡取部装着部44を設け、絡取枝31の材質・本数・先方開度が相違する複数の絡着部3,3aの予め形成し、絡着部3,3aの選択装着を可能としたものである。
その具体的構成は、例えば図示した通り絡取部装着部44は、先端の軸方向に形成した係止溝441と、係止溝441を包み込むように装着した抜止ナット442で構成し、絡取部3,3aの基部体32には、前記係止溝441と嵌合する連結板部321と、抜止ナット442に螺合する螺軸322を設けてなるものである。
このように絡取部3,3aの着脱構造を採用すると、除草対処個所の雑草繁殖状態に対応して、種々の形状・構造の各絡取部3,3aから選択して器具に装着し、除草作業を行うことができる。
図10、11は第七実施例(第二実施形態別例)で、増速機構を設けた器具である。この第六実施例は、絡取部3が絡取枝31と基部体32と筒体(開度調整部)33からなり、絡取枝31は、前記の各実施例と同様に適宜な可撓性を備えると共に、先方を基方より広げた形状で、その基部を基部体32に固着したもので、筒体33は基部体32の先方で絡取枝31の基方に外挿して前後移動可能に装着したもので、その全移動で絡取枝31の開度(先方の開き具合)を調整できるようにしたものである。
把柄部4は、筒状本体41と、筒状本体41内を貫通する駆動軸42と、駆動軸42の基部に連結したギア部45と、筒状本体41に外挿した筒状の排出部46とを備えてなる。
特にギア部45は、筒状本体41に固着したケース体451に、駆動軸42と連結した中心軸(出力軸)452に軸装した中心歯車453と、前記中心歯車453の周囲に配置され、ケース体451に軸支される固定軸(筒状本体と相対的に固定されている趣旨)454に軸装した遊星歯車455と、前記遊星歯車455と噛み合う内歯歯車456を内周面に形成し、且つケース本体451に回転自在に組み込んだ操作筒(回転付与部)457を備えた遊星歯車機構で構成されるものである。
而して片手で筒状本体41を保持し、操作筒(回転付与部)457を捩じる(回転付与する)と、駆動軸42は、前記の回転又は捩じりによって、その回転数又は捩じり角度以上に回転駆動することになる。
従って雑草B内に絡取枝31を差し入れた後、操作筒457の回転操作によって、絡取部3は、操作筒457を例えば180度捩じるだけ、雑草Bを絡め取ることができ、雑草Bの絡み取り作業が非常に効率化される。
尚前記ギア部を備える除草器具は、前記実施例に限定されるものではなく、適宜な増速ギア機構を、回転付与部(回転把手等)と駆動軸との間に介装するようにしても良い。
図12乃至図14は、絡取枝に可動性構造を採用した第三実施形態で(第八実施例)で、前記した他の実施形態と同様に、絡取部5と把柄部6で構成されるもので、絡取部5が絡取枝51と基部体52と開度調整筒体53からなり、絡取枝51は、基本的に非可撓性の細棒体であり、基部体52に、基部に渦巻きバネを付設し、或いは細棒体(絡取枝)51自体の基端を渦巻き状に形成する等して、先方が広がるように付勢させてなるものである。
基部体52は、後述する回転筒軸61と一体に連結したもので、開度調整筒体53を回転筒軸61の螺条部611に螺合して、絡取枝51の基部を包むように装着し、開度調整筒体53の先端内周面と絡取枝51の基部が当接するようにしたものである。
把柄部6は、回転筒軸61と筒状本体62と回動把手(回転付与部)63を備えているもので、筒状本体62は、内装貫通する回転筒軸61が任意に回転できるように保持する構造とし、回転把手63は、筒状本体62の基方に突出する回転筒軸61と連結し、回転筒軸61を回転駆動させるものである。
而して除草作業に際しては、開度調整筒体53の位置を前後移動させると、絡取枝51の先方の広がり程度(開度)が変化するので、除草対処の状態(雑草の繁殖状態)に対応して最適の開度に調整し、除草作業を行う。
除草作業は、作業者(器具使用者)が片手で筒状本体62を保持し、他方の手で回転把手63を保持し、絡取枝51を雑草繁殖個所(除草対象個所)の雑草の中に差し入れ(図14イ)、回転把手63を回転操作すると、絡取枝51の先方の広がった範囲で雑草Bを捉え、絡取枝51が回転すると、絡取枝51に雑草Bが絡み付く共に、前記の絡み付きによって絡取枝51が付勢力に抗して窄まり、雑草Bを確りと絡取枝51で銜え込む。そこで器具を強く引くことで雑草Bが根こそぎ引き抜かれることになる(図14ロ)
従ってこの第三実施形態においても、絡取枝51の広がっている範囲で雑草を捉え、絡取枝51を回転させることで、広い範囲で捉えた雑草Bを、巻き取るようにして絡取枝51と一体として雑草の引き抜きを行うものである。
1,1a 絡取部
11 絡取枝
12 筒体(開度調整部・排出部)
13 基部体
2,2a 把柄部
21 本体部
22,22a 回転把手(回転付与部)
23 筒状連結部
24 差込把柄部
25 連結部
3,3a 絡取部
31 絡取枝
32 基部体
321 連結板部
322 螺軸
33 筒体(開度調整部)
4 把柄部
41 筒状本体
42 駆動軸
43 回転把手(回転付与部)
44 絡取部装着部
441 係止溝
442 抜止ナット
45 ギア部
451 ケース体
452 中心軸(出力軸)
453 中心歯車
454 固定軸
455 遊星歯車
456 内歯歯車
457 操作筒(回転付与部)
46 排出部
5 絡取部
51 絡取枝
52 基部体
53 開度調整筒体
6 把柄部
61 回転筒軸
611 螺条部
62 筒状本体
63 回転把手(回転付与部)

Claims (9)

  1. 複数本の絡取枝を、先方部が基部より広がる形状に設けると共に、前記絡取枝が外力によって窄めることが可能な適度の可撓性又は可動性を備える絡取部と、前記絡取部を先方に突出して設けた把柄部とで構成され、前記把柄部が、筒状本体と、筒状本体内を貫通して絡取部と連結する駆動軸とを備えると共に、前記駆動軸の基端に回転付与部を連結してなることを特徴とする除草器具。
  2. 絡取枝を、細幅竹、炭素鋼線、樹脂被覆炭素鋼線、樹脂チューブ体、又は前記の組み合わせを等の適度の可撓性を備えた細棒状部材で形成してなる請求項1記載の除草器具。
  3. 適宜長さの複数本の細棒状部材の基部を適宜な基部体に固着し、前記基部体を把柄部に装着してなる請求項2記載の除草器具。
  4. 基部体を把柄部に着脱自在に装着してなる請求項3記載の除草器具。
  5. 先方を広げて設けられる絡取枝の基端側に、筒体又はリング体等の開度調整部を、絡取枝の先方への移動可能に外挿してなる請求項1乃至4記載のいずれかの除草器具。
  6. 回転付与部に、操作回転数より駆動軸回転数を増加させるギア部を付設してなる請求項1乃至5記載の除草器具。
  7. ギア部に同軸変速の遊星歯車機構を採用してなる請求項6記載の除草器具。
  8. 駆動軸が、可撓軸である請求項1乃至7記載のいずれかの除草器具。
  9. 把柄部に、絡取部を包み込むことが可能な内径を備え、且つ絡取枝方向にスライド自在となる排出部を備えてなる請求項1乃至8記載のいずれかの除草器具。
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