JP5819047B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5819047B2
JP5819047B2 JP2010167839A JP2010167839A JP5819047B2 JP 5819047 B2 JP5819047 B2 JP 5819047B2 JP 2010167839 A JP2010167839 A JP 2010167839A JP 2010167839 A JP2010167839 A JP 2010167839A JP 5819047 B2 JP5819047 B2 JP 5819047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
fastener
pneumatic tire
hook
fasteners
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010167839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012025318A (ja
Inventor
丹野 篤
丹野  篤
桑島 雅俊
雅俊 桑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2010167839A priority Critical patent/JP5819047B2/ja
Priority to DE102011079760.2A priority patent/DE102011079760B4/de
Priority to US13/192,361 priority patent/US9016339B2/en
Priority to CN201110211984.4A priority patent/CN102371856B/zh
Publication of JP2012025318A publication Critical patent/JP2012025318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5819047B2 publication Critical patent/JP5819047B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0493Constructional details of means for attaching the control device for attachment on the tyre
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0061Accessories, details or auxiliary operations not otherwise provided for
    • B29D2030/0072Attaching fasteners to tyres, e.g. patches, in order to connect devices to tyres
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10495Pneumatic tire or inner tube
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10882Patches
    • Y10T152/10891Mechanically secured
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10882Patches
    • Y10T152/10918Bandages
    • Y10T152/10927Mechanically secured

Description

本発明は空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、空気入りタイヤの内面に物体を取付ける新規な方法を実現する空気入りタイヤに関する。
近年、空気入りタイヤの内周面に、さまざまな機能を有する物体を配設することが種々検討されてきている。
たとえば、生タイヤのインナーライナー等に、フック・アンド・ループ留め具あるいはフック・アンド・フック留め具等の、所謂、面ファスナーを用いてタイヤタグ(高周波識別タグ)あるいはチップ等を取付けるという取付け方法が提案されている(特許文献1)。
また、タイヤ内表面のトレッド部に対応する領域に面ファスナーを加硫接着し、そのタイヤ内表面に該面ファスナーを介して吸音材を取付けたという空気入りタイヤが提案されている(特許文献2)。
これら特許文献1、同2に提案されている面ファスナーは、取付け時において比較的強い係合力を実現し、また、取付け作業の際にも多少の位置的なズレなどを問題にせず面状での係合を実現できる点で好ましいものであった。
特表2005−517581号公報 特許第3916625号公報
一方で、これら特許文献に提案されている面ファスナーは、空気入りタイヤの内周面が湾曲した環状の曲面であること等により、面ファスナーの個々の係合素子の係合状態が理想的なものとならずに、端部や中央部などでその一部が浮いてしまい、得られる係合力の大きさにばらつき(該タイヤ内での位置的なばらつき。タイヤ間でのばらつき)を生じることがあり、期待どおりの係合力が得られないことがあった。
また、比較的、温度が高めの状況のもとで高速での転動による変形と圧縮が長時間繰り返されることにより、部分的な物理的劣化の発生とそれが進行していくことによる面ファスナー全体の係合力の経時的な劣化・低下が生じて、所望おりの係合力を長期間にわたって維持することが難しい場合があった。
上述したような点に鑑み、本発明の目的は、その内面に物体を係合させて取付けることができる空気入りタイヤであって、特に得られる係合力が大きくかつその大きさにばらつき(該タイヤ内での位置的なばらつき。タイヤ間でのばらつき)が生じることがほとんどなく、さらに比較的高温下かつ高速でのタイヤ転動に伴う変形と圧縮が長時間繰り返される過酷な使用条件によっても、その係合力に経時的な劣化や低下が生ずることが少なく、長期にわたって所望の係合力を維持できる空気入りタイヤを提供することにある。
上述した目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、下記(1)の構成を有する。
(1)タイヤ内面に、2つに分離できる一対の機械的留め具のうちの一方の留め具を有する空気入りタイヤであり、該一方の留め具が、少なくとも2つの部材からなるものであり、それら2つの部材がタイヤ補強材を挟んで加硫接着により該タイヤ内面に固定されて該一方の留め具を構成していることを特徴とする空気入りタイヤ。
また、かかる本発明の空気入りタイヤにおいて、以下の(2)〜(6)のいずれかの構成を有するのが好ましい
(2)タイヤ内面にある前記一方の留め具が、タイヤ内表面から最も突出している部分の高さが0mm〜3.5mmであり、かつ、タイヤ内部に露出している部分の外径が4mm〜12mmであることを特徴とする上記(1)記載の空気入りタイヤ。
(3)タイヤ内面に、前記一方の留め具の他に、面ファスナー部を有することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の空気入りタイヤ。
(4)タイヤ内面にある前記一方の留め具が、タイヤ内面に少なくとも2個設置され、タイヤ幅方向で該設置位置が実質的に同一である、単数または複数の列をなして配置されていることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
(5)タイヤ内面にある前記一方の留め具に係合する他方の留め具を有する物体を、それら2つの留め具を係合させることによりタイヤ内面に固定してなることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
(6)前記他方の留め具を有する物体が、(a)センサーを含む電子回路、(b)バランスウェイト、(c)ランフラット中子、(d)脱酸素剤、乾燥剤および/または紫外線検知発色剤を塗布または搭載した物体、(e)吸音材、(f)面ファスナー部材、のいずれか一つかまたはそれらの複数を組合せた物体であることを特徴とする上記(5)に記載の空気入りタイヤ。
請求項1にかかる本発明によれば、機械的留め具を介してその内面に物体を係合させて取付けることができる空気入りタイヤであり、得られる係合力が大きく、かつその係合力の大きさにばらつき(該タイヤ内での位置的なばらつき。タイヤ間でのばらつき)が生じることがほとんどなく、さらに、長時間繰り返される過酷な使用条件によっても、その係合力に経時的な劣化や低下が生ずることが少なく、長期にわたり所望の係合力を維持できる空気入りタイヤが提供される。
かかる本発明によれば、特に、タイヤ内面にある該一方の留め具が、少なくとも2つの部材からなるものであり、それら2つの部材がタイヤ補強材を挟んで加硫接着により該タイヤ内面に固定されて該一方の留め具を構成していることにより、その固定が強固であり、耐久性に優れ長期にわたり所望の係合力を維持できる空気入りタイヤが提供される。
請求項2にかかる本発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果を有する他に、留め具が、大きすぎずかつ小さすぎない適度な寸法のものであるので、タイヤ加硫時の高圧力負荷時でも該留め具が変形したりタイヤ内部に埋没することがなく、また、適度な寸法のため安定性が良く、過酷な長期の使用に対しても耐久性が高く、その点でもより長期にわたり所望の係合力を維持できる空気入りタイヤが提供される。
請求項3にかかる本発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果を有する他に、面ファスナーの係合力もプラスされるので、より安定的にかつ高度に係合力を発揮できる空気入りタイヤが提供される。特に、対となっている機械的留め具を係合させることによって、面ファスナー同士を所望どおりの最適な係合位置をもって係合させることが自動的にできることになり、両者(機械的留め具と面ファスナー)の係合力を最大限有効に発揮することができる空気入りタイヤが提供される。また、面ファスナーは一般的に価格・コスト面で低いので、両者を併用することは、上記のように係合精度・係合力の高さを実現しながら全体のコスト低減に寄与できるものである。
請求項4にかかる本発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果を有する他に、対となっている機械的留め具による係合力をより安定的にかつ高度に発揮できる空気入りタイヤが提供される。特に、タイヤ内面に取り付けたい所望の機能を有する物体の重量や容積がある程度大きな場合等に高い効果を発揮する。
請求項5もしくは請求項6にかかる本発明によれば、タイヤ内面に、所望の機能を有する物体を大きな係合力と優れたその耐久性を実現しつつ取付けた新規な空気入りタイヤが提供されるものである。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示した一部断面斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の空気入りタイヤに使用される2つに分離できる機械的留め具のうちの一方の留め具の代表的な形状を説明するためのものであり、さらに、それが2つの部材から構成されていることを説明する外観斜視モデル図である。 本発明の空気入りタイヤの一実施形態を説明する要部拡大図である。 (a)、(b)は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を説明するための要部拡大図であり、それぞれ、図2(a)、(b)のそれぞれで示した2つの部材をタイヤ補強材を挟んで固定して一方の留め具を構成する状態を説明する要部拡大図である。 本発明の空気入りタイヤの一実施形態を説明する要部拡大図であり、特にタイヤ内面に機械的留め具を取付ける手段として両面ファスナー部材を利用した場合の例、あるいは、本発明の空気入りタイヤに取付けられる物体として両面ファスナー部材である例を示したものである。 (a)〜(d)は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態として、一方の機械的留め具の各種の配置例を示した一部断面斜視図である。 (a)〜(d)は、本発明の空気入りタイヤに取付けられる物体をモデル的に説明する概略断面図である。 (a)は本発明の空気入りタイヤの実施例で採用した形態を説明する一部断面斜視モデル図、(b)は比較例で採用した形態を説明する一部断面斜視モデル図である。
以下、更に詳しく本発明の空気入りタイヤについて説明する。
本発明の空気入りタイヤは、図1にその構造をモデル的に示したように、空気入りタイヤ1のタイヤ内面2に、2つの留め具に分離できる一対の機械的留め具のうちの一方の留め具3を有することを特徴とする。
ここで、機械的留め具とは、2つの留め具に分離することができ、かつそれらを再度、物理的に係合させることができ、この係合と分離を繰返して自在に行える一対の留め具で構成されるものをいう。
その代表的なものとして、ホックあるいはスナップと呼ばれる機械的留め具があり、衣料業界等で一般に、より具体的には、スナップボタン、リングスナップ、リングホック、アメリカンスナップ、アメリカンホック、アイレットホック、バネホックおよびジャンパーホックと呼ばれるもの等を総称し、係合箇所の面積が全面積で無限である所謂「面ファスナー」とは相違して、係合箇所が小面積(例えば、好ましくは1〜115mm程度など。さらに好ましくは、4〜90mm程度)の、いわば点状の留め具をいう。
すなわち、例えば、1〜115mm程度等の小面積での係合であっても、機械的な雌雄構造等によって強い係合がなされるものをいい、それ自体は公知の構造のものであってよい。その材料は、金属を使用できる他、合成樹脂、ゴムなどを使用して形成することができる。
かかる空気入りタイヤは、その内面に取付けを所望する物体を、一対の機械的留め具を介して係合させて取付けるものなので、物理的に得られる係合力が大きく、かつその係合力の大きさにばらつき(該タイヤ内での位置的なばらつき。タイヤ間でのばらつき)が生じることがなく、さらに、長時間繰り返される過酷な使用条件によっても、その係合力に経時的な劣化や低下が生ずることが少なく、所望の係合力を長期にわたり維持すること、ひいては内面に取付けられた物体の機能を長期にわたり発揮させることができるのである。
その上、タイヤ内面と取付け物体の係合位置(係合点)の位置決めは、自動的に正確に行なわれることとなり、該物体の設置位置(設置点)に高度な正確さが要請される場合にも簡単に対応することができる。これは、タイヤ内面という狭い湾曲面状の立体空間内でのことであるので意義は大きい。また、面ファスナーの場合と比較して、係合力が大きくかつその係合力の経時的な低下・劣化も小さく、長期にわたり係合状態を正確かつ強固に維持することができるのである。
さらに、本発明において、タイヤ内面にある該一方の留め具3は、少なくとも2つの部材からなっていて、かつ、それら2つの部材がタイヤ補強材を挟んで加硫接着により該タイヤ内面に固定されて一方の留め具3を構成していることが重要である。図2(a)、(b)は、その一方の留め具3の代表的な形状を示して説明するためのものであり、さらに、それが2つの部材3a、3bから構成されていることを説明するモデル図である。
これら2つの部材3a、3bは一体的に固定されて、一対の機械的留め具のうちの一方の留め具3を形成し、図3に示したように、タイヤ内面2上には主に部材3aが露出している。
タイヤ内面2に設けられる留め具材3は、前述のように加硫接着によりタイヤ内面に接合されたものであることが、接合強度が大きくなるので重要である。また、留め具3は、その一部がタイヤ内面のゴムに埋設している形態にされて接合されているものが耐久性に優れ好ましい。
留め具3は、タイヤ内表面から最も突出している部分の高さHが0mm〜3.5mmであり、かつ、タイヤ内部に露出している部分の外径Dが4mm〜12mmであることが好ましい。タイヤ内表面から最も突出している部分の高さH、タイヤ内部に露出している部分の外径Dは、図3にモデルを示したとおりであり、高さHが3.5mmよりも大きいと、カーカスやベルト構造がタイヤ加硫時の圧力で留め具の部材3aもしくは3b側に押されて歪んでしまうことがあるので好ましくない。また、外径Dが4mm未満であるとタイヤ加硫時に、タイヤ内表面に対して角度が安定せず、留め具3の底面をタイヤ内周面に平行に設置することが難しくなり好ましくない。外径Dが12mmよりも大きいと、タイヤ転動時のタイヤ内面の変形/回復に追従することが難しくなり、故障を生じやすくなるので好ましくない。このような寸法の留め具3を用いる場合、その材料は金属製あるいは合成樹脂製(特に、好ましくはナイロンやポリエステル製)とすることが成形や加工が容易であり好ましい。
留め具の部材3aもしくは3bは、図4(a)、(b)に示したように、タイヤ補強材7を挟んで、留め具の他方の部材3bもしくは3aと一体化して留め具3を形成することが、留め具3のタイヤ内面への固定が強固となるので重要である。ここで、タイヤ補強材とは、具体的には、インナーライナー、カーカスなどのゴム、樹脂等からなるタイヤの構成部材以外のものであって、例えば、タイヤ内面に、留め具の両部材3aもしくは3bに挟まれて存在することを専用にされたゴム層、ゴム引き補強繊維層あるいは樹脂層、さらにそれらの複数を積層した層などの補強専用の部材である。そうした構成にすると、補強効果に加えて、一般にタイヤ内の空気遮断性能が向上し好ましい。
また、本発明の空気入りタイヤは、タイヤ内面に、機械的留め具のうちの一方の留め具3の他に、面ファスナー部を有することも好ましい。そのことを実現する態様を図5に示した。
留め具3は、面ファスナー部材10の一部表面に配設されている。面ファスナー部材10は、いわば両面ファスナーと言うべきもので、タイヤ側と物体側の両面に面ファスナーの係合素子を有している。一つの使い方として、この面ファスナー部材10をタイヤ内面に配設されている面ファスナーと係合させれば、留め具3を有したタイヤ内面を構成することができる。そして、該留め具3と面ファスナーの物体取付け側の係合素子を介して、所望の物体(図5で図示せず。図7で8)をタイヤ内面に取付けることができる。あるいは、他の使い方(考え方)として、タイヤ内面にもともと留め具3が形成されているものであれば、この面ファスナー部材10自体がタイヤ内面に取付けられる物体として、該面ファスナー部材10上の留め具3を用いてタイヤ内面に取付けることができる。その場合は、タイヤ側の面ファスナーの係合素子は必ずしも存在しなくてよく、タイヤ内面側の面ファスナーの係合素子の有無に対応させてその有無を決定すればよい。このような面ファスナー部材10自体をタイヤ内面に取付けられる物体と位置づける場合は、該物体は中間的に介在することになるので、さらに、所望の機能を有する任意の物体を面ファスナーを有するように構成し、さらに必要であれば、機械的留め具のうちの一方の留め具を利用して取付けるようにすれば良いものである。
いずれにしても、機械的留め具と面ファスナーの係合機能を双方ともに発揮させる場合には、特に、対となる留め具同士を正確に係合させることによって、同時に面ファスナー同士を好適な係合位置をもって係合させることが自動的に可能になるので、全体的な高い係合位置の精度を実現するとともに、両者が持つ係合力(その大きさと耐久性能)を最大限有効に発揮することができるので優れているものである。また、面ファスナーはコスト面で安いので、係合位置の精度・係合力の高さを実現しながら、全体のコスト低減にも寄与できるものである。
また、本発明において、タイヤ内面において、留め具3はタイヤ内面に少なくとも2個設置され、タイヤ幅方向でその設置位置が実質的に同一な、単数または複数の列をなして配置されていることが好ましい。その代表的な形態例を図6(a)〜(d)に示した。(a)は、センターに1列、(b)は左右両方のトレッド端付近にて各1列、(c)は一方のトレッド端付近のみに設けられた並列な2列、(d)は一方のトレッド端付近のみに設けられた千鳥配列のように移相をずらした2列、の例である。
これらの図に示したように列は何列あってもよい。また、留め具3を設置する領域は、タイヤの内面であれば良く、取付けられる物体の機能に応じて、トレッド部4に対応する領域、サイドウォール部5に対応する領域、さらにあるいはビード部6に対応する領域のいずれに設けるようにしてもよい。本発明者らの知見によれば、留め具3を設ける列は2列以上であることが好ましく、また、設置領域はトレッド部に対応した領域あるいはビード部に対応した領域が実際的であり好ましい。
留め具3を2列以上の列をなして設ける場合、列同士の間隔は150mm以下とするのが好ましく、また下限としては20mm〜30mm程度までとすることが好ましい。ただし、タイヤ内面に取付けられる所望の機能を有する物体の性状に応じても、好ましい列の間隔の大小、ピッチ、列本数などは変更されるべきものである。
なお、特に、扁平率45以下などのような低扁平サイズのタイヤの内面に留め具3を設置する場合には、トレッドセンター(赤道部)付近以外の領域に、設置位置を設けることが好ましい。トレッドセンター(赤道部)付近に留め具3を配置して、該位置に物体を取付けた場合、リム組み時の最終段階でホイールにタイヤを完全に嵌合させる時に、ホイールのフランジ部と該物体が緩衝する可能性が高いので、これを回避するために、むしろいずれか一方のトレッド端寄りに配置する方が、実際のリム組み作業上対処しやすいからである。
本発明者らの知見によれば、留め具3を設置する好ましい位置は、タイヤ周方向でいうと、少なくとも周上4箇所(90度間隔など)に設置すると良い。最も好ましくは90度間隔よりも小さい間隔で、全周にわたり断続して配置することである。その際、より好ましくは等間隔で配置することである。
留め具を付けて加硫する、ブラダーへ損傷を与えることを避けるために、該留め具の突出部にはカバーを付けて加硫するようにしてもよい。該カバーは該留め具と係合する一対の他方の留め具であってもよい。
また、前述したように、機械的留め具3に、凹型と凸型あるいは雌型と雄型の対のいずれをタイヤ側に設置するようにしてもよい。あるいは対の双方が混在して存在するように設置してもよい。
図7(a)〜(d)に、該取付けられる物体8の好ましい構造の各種例をモデル的に示した。物体8には、一対の機械的留め具のうちの他方の留め具9を予め設置したシート材(布・フィルム・ゴムシート等)11を、貼り付けるかあるいは該シート材11によって包被することによって、該物体8を構成できる(図7(a)〜(c))。図7(a)は物体8のタイヤ側の面だけを該シート材11によって包被している例、(b)は物体8の反タイヤ側の面の一部以外を除いて該シート材11によって包被している例、(c)は物体8の全部の面を該シート材11によって包被している例を示している。物体8が、例えばスポンジのように全体が柔らかいものの場合には、該物体の上面と下面間を挟んで留め具9を設置しても良い。この態様が図7(d)に示したものであり、シート材11は使用しなくても、あるいは適宜に使用してもよい。シート材11は、適宜な可撓性を有した布、フィルム、ゴムシート等を使用することが好ましい。
物体8は、その所望の特性に対応して決定されればよく、特に限定されるものではないが、例えば、(a)センサーを含む電子回路、(b)バランスウェイト、(c)ランフラット中子、(d)脱酸素剤、乾燥剤および/または紫外線検知発色剤を塗布または搭載した物体、(e)吸音材、(f)面ファスナー部材、のいずれか一つかまたはそれらの複数を組合せた物体である場合などが好ましいものである。特に、スポンジあるいは発泡合成樹脂材などの弾性多孔質材料からなる吸音材は、近年、タイヤ発生騒音の低減下が強く望まれているので、本発明で使用される物体として好ましいものである。また、面ファスナー部材も、さらにその面ファスナー部材が、他の物体を良好に取付けするための介在体として機能できるので、本発明で使用される物体として有用かつ好ましいものである。
該組合せのうち、特に、具体的効果が期待できるのは、(イ)バランスウェイトと吸音材、(ロ)吸音材と紫外線検知材、(ハ)吸音材と乾燥剤、(ニ)電子回路と乾燥剤、等の組合せである。すなわち、一方の物体(第1の物体)の持つ特別な機能を、その機能を長期にわたり安定して発揮させることを実現させるのに有効な機能物体として、第2の物体を併用することが、特に有効である。
以下、実施例と比較例により本発明の具体的構成と効果について説明する。
実施例1、比較例1
図8(a)に示した態様の本発明の実施例1と、図8(b)に示した比較例1の空気入りタイヤについて、それぞれ物体を係合させて、その係合力と係合力の耐久性について比較実験を行った。
実施例1のものは、一方のトレッド端付近のみにかつ全周にわたり等ピッチ(50mm)で留め具3(凸型)(金属製ホックの一方側の部材。係合箇所である凸状部における最大径部の直径は8mmで係合部の面積は33mm)が並列な2列で設けられていて、該2列の幅方向の留め具の端部から端部までの距離が30mm、留め具の露出している部分の直径Dが8mm、突出している高さHは2.5mmである。留め具は加硫接着により接合させた。
比較例1のものは、タイヤセンター部に幅30mmのテープ状に面ファスナー(フック材)12を、タイヤ内面の全周にわたり加硫接着により接合させたものである。
それぞれに取付ける物体は、幅100mm、厚さ20mmの吸音材(発泡ポリウレタン樹脂)とした。
物体の詳細は、実施例1のタイヤに対し取付ける物体として、全周にわたり等ピッチ(50mm)で留め具(凹型)(金属製ホックの一方側の部材)が並列な2列で設けられていて、該2列の幅方向の留め具の端部から端部までの距離が30mmのものを使用した。
比較例1のタイヤに取付ける物体としては、全周にわたり幅30mmのテープ状に面ファスナー(ループ材)を設けたものを使用した。
いずれも、吸音材(発泡ポリウレタン樹脂)は、織布で全体をカバーして、織布を挟んで留め具(凹型)を設置、あるいは面ファスナー(ループ材)を織布に接着剤により貼り付けたものである。
以上の方法により、それぞれの試験タイヤ内面に吸音材をそれぞれの係合法により係合させて取付けて、その後、吸音材を引き剥がすという試験を50回繰返した。
その引き剥がしをする際の抵抗力としての係合力の大小と、その係合力を初回、10回目、50回目で比較して係合力の劣化のレベルを求めた。
引き剥がしは、JIS L3416に準じた測定方法で、90度の角度で引き剥がすときのピール強力(g/cm)を求め、その値を指数化して比較評価した。
その結果を表1に示した。本発明によれば、比較例1のものに比較して係合力の絶対値が大きくかつその劣化も非常に小さいことがわかる。
Figure 0005819047
1:空気入りタイヤ
2:タイヤ内周面
3:留め具
3a:留め具の構成部材
3b:留め具の構成部材
4:トレッド部
5:サイドウォール部
6:ビード部
7:タイヤ部材又はタイヤ補強材
8:物体
9:留め具(物体側)
10:面ファスナー部材(両面ファスナー部材)
11:シート材(布・フィルム・ゴムシート等)
12:面ファスナー

Claims (6)

  1. タイヤ内面に、2つに分離できる一対の機械的留め具のうちの一方の留め具を有する空気入りタイヤであり、該一方の留め具が、少なくとも2つの部材からなるものであり、それら2つの部材がタイヤ補強材を挟んで加硫接着により該タイヤ内面に固定されて該一方の留め具を構成していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ内面にある前記一方の留め具が、タイヤ内表面から最も突出している部分の高さが0mm〜3mmであり、かつ、タイヤ内部に露出している部分の外径が4mm〜12mmであることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤ内面に、前記一方の留め具の他に、面ファスナー部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ内面にある前記一方の留め具が、タイヤ内面に少なくとも2個設置され、タイヤ幅方向で該設置位置が実質的に同一である、単数または複数の列をなして配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. タイヤ内面にある前記一方の留め具に係合する他方の留め具を有する物体を、それら2つの留め具を係合させることによりタイヤ内面に固定してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記他方の留め具を有する物体が、(a)センサーを含む電子回路、(b)バランスウェイト、(c)ランフラット中子、(d)脱酸素剤、乾燥剤および/または紫外線検知発色剤を塗布または搭載した物体、(e)吸音材、(f)面ファスナー部材、のいずれか一つかまたはそれらの複数を組合せた物体であることを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。
JP2010167839A 2010-07-27 2010-07-27 空気入りタイヤ Active JP5819047B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167839A JP5819047B2 (ja) 2010-07-27 2010-07-27 空気入りタイヤ
DE102011079760.2A DE102011079760B4 (de) 2010-07-27 2011-07-25 Luftreifen
US13/192,361 US9016339B2 (en) 2010-07-27 2011-07-27 Pneumatic tire
CN201110211984.4A CN102371856B (zh) 2010-07-27 2011-07-27 充气轮胎

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167839A JP5819047B2 (ja) 2010-07-27 2010-07-27 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012025318A JP2012025318A (ja) 2012-02-09
JP5819047B2 true JP5819047B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=45471247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010167839A Active JP5819047B2 (ja) 2010-07-27 2010-07-27 空気入りタイヤ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9016339B2 (ja)
JP (1) JP5819047B2 (ja)
CN (1) CN102371856B (ja)
DE (1) DE102011079760B4 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5626117B2 (ja) 2011-05-23 2014-11-19 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
US8596117B2 (en) * 2011-10-03 2013-12-03 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Attachment patch for mounting various devices
US20130133800A1 (en) * 2011-11-29 2013-05-30 Jean-Claude Patrice Philippe Griffoin System for attaching an electronic device or other item to a pneumatic tire
JP5924204B2 (ja) * 2012-09-13 2016-05-25 横浜ゴム株式会社 送信装置、空気入りタイヤ、及びタイヤ状態監視システム
JP6002562B2 (ja) * 2012-12-05 2016-10-05 横浜ゴム株式会社 面ファスナー付き空気入りタイヤ及びその製造方法
JP6255840B2 (ja) 2013-09-24 2018-01-10 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6318515B2 (ja) * 2013-09-24 2018-05-09 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤおよびその製造方法
JP6217360B2 (ja) * 2013-12-03 2017-10-25 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
EP3081401B1 (en) * 2013-12-13 2020-06-17 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire
JP6382529B2 (ja) * 2014-02-27 2018-08-29 株式会社ブリヂストン 機能部品取付台座、及び、タイヤ
JP5929975B2 (ja) 2014-07-23 2016-06-08 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP5929978B2 (ja) 2014-07-28 2016-06-08 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6484951B2 (ja) * 2014-08-04 2019-03-20 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6467857B2 (ja) * 2014-10-17 2019-02-13 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
KR101827743B1 (ko) * 2015-04-06 2018-02-09 박계정 스파이크가 결합된 타이어 구조의 제조방법
KR101730484B1 (ko) * 2015-04-06 2017-04-26 박계정 스파이크가 결합된 타이어 구조
WO2017105842A1 (en) 2015-12-15 2017-06-22 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Attachment mechanism for tire-mounted sensors
WO2017189718A1 (en) 2016-04-28 2017-11-02 Bridgestone Corporation Tire sealant composition
USD852128S1 (en) * 2017-05-31 2019-06-25 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Automobile tire with hook and loop fastener
USD852127S1 (en) * 2017-05-31 2019-06-25 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Automobile tire with hook and loop fastener
JP6946913B2 (ja) * 2017-10-06 2021-10-13 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ及びその製造方法
CN111565944B (zh) * 2017-12-29 2022-08-23 倍耐力轮胎股份公司 包括将物体锚固至轮胎的内表面的锚固元件的车辆车轮用轮胎及制造所述轮胎的方法
JP7205237B2 (ja) * 2019-01-09 2023-01-17 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
TWM609142U (zh) * 2019-11-27 2021-03-11 財團法人工業技術研究院 發電感測傳輸裝置
KR102218154B1 (ko) 2020-02-17 2021-02-23 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 비교체식 일체형 전자장치의 제조방법

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US363523A (en) * 1887-05-24 Robert j
US1057241A (en) * 1911-02-27 1913-03-25 Cinch Repair Kit Company Puncture-closing device.
US2509434A (en) * 1946-06-06 1950-05-30 Scovill Manufacturing Co Prong ring snap fastener attachment
JP4558959B2 (ja) * 2000-11-20 2010-10-06 本田技研工業株式会社 車輪の空気圧検知装置取付構造
AU2003208957A1 (en) 2002-02-18 2003-09-09 Bridgestone/Firestone North American Tire, Llc Attachment method for tire tag
JP2004168212A (ja) 2002-11-21 2004-06-17 Tokai Rubber Ind Ltd 車輪用吸音装置および該吸音装置を備えた車輪
US6962084B2 (en) * 2003-08-06 2005-11-08 Honeywell International Inc. Sensor with molded sensor diaphragm cover
JP4561287B2 (ja) * 2004-10-05 2010-10-13 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP3916625B2 (ja) 2004-08-05 2007-05-16 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
EP2460673B1 (en) 2004-10-05 2013-07-10 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire
DE102006010736A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-05 Stahlgruber Otto Gruber Gmbh & Co Kg Halterung zur Befestigung eines elektronischen Bauelements an einem Gummiartikel
DE202005005144U1 (de) 2005-03-31 2005-06-23 Stahlgruber Otto Gruber Gmbh & Co Kg Halterung zur Befestigung eines elektronischen Bauelements an einem Gummiartikel
JP4778786B2 (ja) 2005-12-12 2011-09-21 株式会社ブリヂストン 電子装置取付構造、及び空気入りタイヤ
JP5061699B2 (ja) * 2007-03-02 2012-10-31 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP2008230411A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Bridgestone Corp 電子装置取付構造及び空気入りタイヤ
DE102007014211A1 (de) * 2007-03-24 2008-09-25 Continental Aktiengesellschaft Container zur lösbaren Befestigung eines Elektronikmoduls an der Reifeninnseite eines Kraftfahrzeugreifens
JP4760760B2 (ja) * 2007-04-06 2011-08-31 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP4989449B2 (ja) * 2007-12-25 2012-08-01 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
CN102371856A (zh) 2012-03-14
JP2012025318A (ja) 2012-02-09
CN102371856B (zh) 2015-09-30
US9016339B2 (en) 2015-04-28
DE102011079760B4 (de) 2014-10-30
US20120024439A1 (en) 2012-02-02
DE102011079760A1 (de) 2012-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5819047B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5929009B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2012025319A (ja) 空気入りタイヤおよびその製造方法
US9022086B2 (en) Pneumatic tire
EP1777081A2 (en) Method for manufacturing low noise pneumatic tire
US9908372B2 (en) Pneumatic tire
JP5530258B2 (ja) 非空気圧タイヤ及びその製造方法
US10668776B2 (en) Noise reduction apparatus and pneumatic tire provided with same
JP6318515B2 (ja) 空気入りタイヤおよびその製造方法
CN111225804B (zh) 充气轮胎
JP2004534690A (ja) タイヤ用ランフラットインサート
WO2018235724A1 (ja) 制音部材付き空気入りタイヤ、タイヤ・リム組立体、及び制音部材
JP7024118B2 (ja) トランスポンダ付空気入りタイヤ
JP7004559B2 (ja) タイヤへの電子部品の固定構造、及び空気入りタイヤ
JP5929975B2 (ja) 空気入りタイヤ
US20170259630A1 (en) Pneumatic Tire
JP2006240598A (ja) モジュール取付用パッチ、及び、このモジュール取付用パッチを有する空気入りタイヤ
US10017009B2 (en) Pneumatic tire
CN109952213B (zh) 充气轮胎
JP5330676B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5943152B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2014058199A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140331

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140703

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141219

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150106

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5819047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250