JP5817278B2 - ロータリーカッタ装置及び印刷装置 - Google Patents
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Description
一方、保持体は、第2平刃を支持する固定側保持部を備えている。第2平刃は、取付面方向が回転軸心と平行となるように固定側保持部によって支持される。このとき、仮に第2平刃の第2刃先部が回転軸心と平行に配置されていたとすると、上記のようにして回転軸心を中心とする円筒形の上記第1回転軌跡を回転してくる第1刃先部の全領域が、ほぼ同じタイミングで第2刃先部に近接し突き合わされることになる。このため、当該突き合わせ部位に被切断物を導入したとしても、それら第1刃先部及び第2刃先部の全領域が同一のタイミングで被切断物に切り込むこととなる結果、せん断に要する力が非常に大きくなり、円滑に切断を行うことができない。
まず、ラベル作成装置本体1の構成を、図1、図2、図3(a)、及び図3(b)を用いて説明する。ラベル作成装置本体1は、筐体2と、透明樹脂製の上カバー5と、筐体2の前側に配置される電源ボタン7等から構成されている。
上記ラベル作成装置本体1の制御系を図4により説明する。図4において、ラベル作成装置本体1には、上記搬送経路におけるラベル用テープ3Aの有無を検出するセンサ239と、上記サーマルヘッド31への通電を制御する印刷駆動回路205と、上記プラテンローラ26を駆動するプラテンローラ用モータ208を制御するプラテンローラ駆動回路209と、印刷駆動回路205、プラテンローラ駆動回路209等を介し、ラベル作成装置本体1全体の動作を制御するための制御回路210と、が設けられている。
次に、本実施形態の要部である上記ロータリーカッタ装置について、図7〜図11により説明する。図7、図8、図9、図10、及び図11に示すように、ロータリーカッタ装置610は、筐体612と、回転体620と、保持体630と、を備えている。そして、ロータリーカッタ装置610は、上記サーマルヘッド31により印字形成された状態のラベル用テープ3Aに対し、上記第1平刃621と、第2平刃631との協働によって直線的な切断を行う。筐体612は、一方側(この例では右側)に第1壁面613を有し、他方側(この例では左側)に第2壁面614を有している。また、筐体612は、第1壁面613と第2壁面614との間を接続する接続部611を備える。
回転体620は、一方側の第1ブラケット622と、他方側の第2ブラケット623と、第1ブラケット622と第2ブラケット623との間を接続するようにかつ回転軸心Oまわりに回転可能に筐体612に設けられた回転軸650と、回転軸650に設けられ、回転刃としての第1平刃621を取り付けた平刃取付部624と、を備えている。なお、回転軸650及び平刃取付部624が各請求項記載の回転側支持部を構成している。
保持体630は、固定刃としての第2平刃631を備えた板状の保持部632を有している。また、保持部632は左右両端部に延出部634,634を備えており、この延出部634,634を介し、揺動支持機構635(揺動支持手段。図8(b)参照)によって筐体612に対し揺動可能に支持されている。
一方、筐体612の第2壁面614側の下方には、回転体620の駆動手段として機能するモータ638が設けられている。これに対応して、第2壁面614の外面には、第2壁面614を貫通したモータ638の駆動軸651(図8(b)参照)と第2壁面614を貫通した回転体620の回転軸650との間を作動連結可能な、ギア列からなる駆動伝達機構639が設けられている。モータ638は、第1平刃621の第1刃先部621bが上方から上記第2平刃631の第2刃先部631bに近接してゆく方向に、駆動伝達機構639を介して回転体620を回転する(図11(b)参照)。これにより、回転体620と保持体630との間に挿入されたラベル用テープ3Aが、(搬送停止することなく)走行状態で切断される。
上記ロータリーカッタ装置610の動作を図12及び図13により説明する。前述したように、本実施形態では、上記回転体620が回転したときに第1刃先部621bの描く、回転軸心Oを中心とする円筒形の回転軌跡(第1回転軌跡)の外縁線に対し、第2平刃631の第2刃先部631bが斜交する位置関係となる。この結果、当該回転軌跡を回転してくる第1刃先部621bは、その直線形状のうちの一端部(この例では左端部)がまっ先に第2刃先部631bへ近接した後、回転の進行に伴い、第2刃先部631bへ近接する部位が左端部から右方へ向かって徐々に直線的に移行していく。図12(a)〜図12(e)、図13(a)〜図13(e)は、このときの挙動を順次表している。
3A ラベル用テープ(被印刷物、被切断物)
500 ラベル作成装置(印刷装置)
610 ロータリーカッタ装置
612 筐体
620 回転体
621 第1平刃(回転刃)
621b 第1刃先部
650 回転軸
624 平刃取付部
630 保持体
631 第2平刃(固定刃)
631b 第2刃先部
632 保持部
635 揺動支持機構(揺動支持手段)
800 回転カム
Claims (3)
- 筐体と、
前記筐体に対し回転可能に支持され、直線状に伸びる第1刃先部を有する第1平刃を備えた回転体と、
前記筐体に支持され、直線状に伸びる第2刃先部を有し、前記第1平刃と協働して被切断物を切断する第2平刃を備えた保持体と、
を有し、
前記回転体は、
回転軸心のまわりに回転可能となるように前記筐体に設けられ、前記第1刃先部が前記回転軸心と平行となるように前記第1平刃を支持する回転側支持部を備えており、
前記保持体は、
前記第2平刃の取付面方向が前記回転軸心と所定間隔を介し平行となるように、かつ、前記第2平刃の取付面方向と直交する方向から見たとき、前記第2刃先部を含む直線と前記回転軸心とが所定の角度を持って配設されるように、前記第2平刃を保持可能な固定側保持部
を備えているロータリーカッタ装置であって、
前記保持体が前記回転体全体の第2回転軌跡に対して遠近可能となるように、前記固定側保持部を前記筐体に対し揺動可能に支持する揺動支持手段を有し、
前記回転体は、
前記保持体に設けた被接触部に接触することで前記第2刃先部が前記第2回転軌跡から離脱するように前記保持体を移動させる第1周方向領域、及び、前記被接触部と非接触状態となって前記保持体を解放状態とする第2周方向領域、を備えた、回転カムを備える
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 請求項1記載のロータリーカッタ装置において、
前記固定側保持部は、
前記回転体が回転したときに前記第1刃先部の描く円筒形の第1回転軌跡が、前記第2刃先部に対して接触するように、前記第2平刃を保持する
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 被印刷物を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記被印刷物に対し、所望の印字を行う印字手段と、
前記搬送経路に設けられたロータリーカッタと、
を有し、
前記ロータリーカッタは、
筐体と、
前記筐体に対し回転可能に支持され、直線状に伸びる第1刃先部を有する第1平刃を備えた回転体と、
前記筐体に支持され、前記搬送手段により搬送される前記被印刷物の搬送面内において直線状に伸びるように配置された第2刃先部を有し、前記第1平刃と協働して前記被印刷物を切断する第2平刃を備えた保持体と、
を有し、
前記回転体は、
回転軸心のまわりに回転可能となるように前記筐体に設けられ、前記第1刃先部が前記回転軸心を中心とした円筒形の第1回転軌跡を描くように前記第1平刃を支持する回転側支持部
を備えており、
前記保持体は、
前記第2平刃の取付面方向が前記回転軸心と所定間隔を介し平行となるように、かつ、前記第2平刃の取付面方向と直交する方向から見たとき、前記第2刃先部を含む直線と前記回転軸心とが所定の角度を持って配設されるように、前記第2平刃を保持可能な固定側保持部
を備えている印刷装置であって、
前記ロータリーカッタは、
前記保持体が前記回転体全体の第2回転軌跡に対して遠近可能となるように、前記固定側保持部を前記筐体に対し揺動可能に支持する揺動支持手段を有し、
前記回転体は、
前記保持体に設けた被接触部に接触することで前記第2刃先部が前記第2回転軌跡から離脱するように前記保持体を移動させる第1周方向領域、及び、前記被接触部と非接触状態となって前記保持体を解放状態とする第2周方向領域、を備えた、回転カムを備える
ことを特徴とする印刷装置。
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JP2011155885A JP5817278B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | ロータリーカッタ装置及び印刷装置 |
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---|---|---|---|
JP2011155885A JP5817278B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | ロータリーカッタ装置及び印刷装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011155885A Expired - Fee Related JP5817278B2 (ja) | 2011-07-14 | 2011-07-14 | ロータリーカッタ装置及び印刷装置 |
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