JP5817089B2 - 中栓付容器 - Google Patents

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Description

本発明は、中栓付きの容器に関し、特に中栓を装着したままでも詰め替え操作が可能な中栓付容器に関する。
容器本体と中栓と外蓋からなる容器としては、さまざまな形状、構造の容器が用いられている。特に中栓は容器の使用目的、内容物によって最適な形状、構造が検討されており、中栓の性能が容器の使い勝手を決定すると言っても過言ではない。
容器の内容物がなくなった時点で、別の詰替え容器から内容物を補充しようとする場合、従来は、容器の中栓を一旦取り外して詰替え操作を行うのが一般的であった。しかし内容物が液体でしかも素手で触れたくないようなものの場合、中栓を取り外す詰替え操作は煩わしいものとなる。
特許文献1に記載された中栓は、白髪染めに用いる2種類の薬剤を混合するための容器に用いる中栓である。白髪染めは素手で触れることが好ましくない内容物であるため、混合操作は保護手袋を着用して行われることが要請されている。このため手袋を着用していても誤りなく操作が行えるように、2種類の薬剤が入った容器を結合するに当たって、ねじ込み等の煩雑な操作を避け、第1の容器を第2の容器の中栓に押し込むだけの操作で結合できるようにしたものである。この中栓は、シリコンゴムや低密度ポリエチレン等の可撓性の材料で構成され、中央部に放射状に設けた、例えば十字状の切れ目を形成したものである。
このような可撓性の材料で構成された蓋は、以前から分析用容器などにおいても一般的に用いられていた。特許文献2に記載された分析用容器の密栓は、試験管のような容器に使用する密栓であって、弾性材料で構成され、中央部に放射状に設けられたスリットが形成されており、通常は密閉しているが、管状部材を挿入することによってスリットが開き試料の注入・取出しが短時間で容易に行えるものである。
一方、芳香剤や消臭剤等の容器においては、中栓に内溶液を吸い上げて空気中に揮散させるための芯材等がセットされているため、詰替え操作に当たっては、一旦芯材ごと中栓を外して液を補充せざるを得ず、特許文献1、2に開示されたような方法を用いることができなかった。特許文献3に記載された芳香発散装置は、このような容器の典型的な例である。芳香剤や消臭剤は、人が直接触れてもさほどの害はないものであるが、指先に付着すれば、強い香りが染みついたりして好ましくない場合もある。
実開平5-22352号公報 特開昭59-10349号公報 特開平5-277172号公報
本発明の解決しようとする課題は、芳香剤や消臭剤の容器のように、中栓の中央部に芯材などの部材を取り付けなければならない場合であっても、中栓を取り外すことなく詰替え操作が可能な新規な構造をもった中栓を備えた容器を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、容器本体と中栓と外蓋を少なくとも有する容器であって、中栓は容器本体の口部に嵌合するフランジ部と、フランジ部から漏斗状に陥没する壁面と、壁面の中心部に設けられ、内容液を吸い上げる吸い上げ芯を保持する吸い上げ芯固定筒を有し、前記壁面は、複数のスリットを有し、スリットは常時は閉じており、詰替え容器の円筒状の先端が挿入された時は、開くことを特徴とする中栓付容器である。
また、請求項2に記載の発明は、吸い上げ芯固定筒に保持された吸い上げ芯と、吸い上げ芯によって吸い上げられた内容液を空気中に拡散させる拡散パッドと、拡散パッドを保持する化粧蓋を有することを特徴とする請求項1に記載の中栓付容器。
請求項1に記載の中栓付容器は、容器本体と中栓と外蓋を少なくとも有する容器であって、中栓は容器本体の口部に嵌合するフランジ部と、フランジ部から漏斗状に陥没する壁面と、壁面の中心部に設けられ、内容液を吸い上げる吸い上げ芯を保持する吸い上げ芯固定筒を有し、前記壁面は、複数のスリットを有し、スリットは常時は閉じており、詰替え容器の円筒状の先端が挿入された時は、開くように構成したので、円筒状の先端を有する詰替え容器から内容物を補充する際に、中栓を取り除くことなく、詰替え操作を実施することができる。このため芳香剤などのように素手で触れることが好ましくないような内容物が収納された容器として好適に使用できる。
請求項3に記載の中栓付容器は、吸い上げ芯と、吸い上げ芯によって吸い上げられた内容液を空気中に拡散させる拡散パッドと、拡散パッドを保持する化粧蓋を有するので、芳香剤や消臭剤の容器として好適に使用できる。
請求項1および請求項3に記載の発明に係る中栓付容器の一実施態様を示した斜視図である。 図1に示した中栓付容器に、詰替え容器から内溶液を補充する操作を示した斜視図である。 図1に示した中栓付容器の中栓と詰替え容器のノズルとの関係を示した斜視図である。 図3に示した中栓に、詰替え容器のノズルを挿入した状態を示した斜視説明図である。
以下図面を参照しながら、本発明に係る中栓付容器について詳細に説明する。
図1は、請求項1および請求項3に記載の発明に係る中栓付容器の一実施態様を示した斜視図であり、芳香剤の容器である。本発明に係る中栓付容器10は、容器本体1と中栓2と外蓋3を少なくとも有する容器であり、中栓2には、芳香剤を毛細管現象によって吸い上げる吸い上げ芯11が保持されている。始めて使用する場合には、外蓋3を取り除き、化粧蓋12を容器本体1に被せる。化粧蓋12には、拡散パッド13が設置されており、拡散蓋14を開くことにより、吸い上げ芯11によって吸い上げられた芳香剤が拡散パッド13に浸み込み、外気に拡散する。
特に図示はしないが、吸い上げ芯11の先端が拡散パッド13の役割を担う場合もあり、その場合には、化粧蓋12や拡散パッド13は不要である。
図2は、図1に示した中栓付容器10に、詰替え容器20から内溶液を補充する操作を示した斜視図である。詰替え容器20は、中栓付容器10の中栓2に適合する円筒状のノズル21を備えている。詰替え操作に当たっては、詰替え容器20を手24で保持し、押し込み方向22に押し込むことによって、詰替え液が23のように流れ込む。この時、中栓2や、中栓2に保持された吸い上げ芯11は、取り外す必要がなく、取り付けたままの状態で詰替え操作が可能である。この操作においては、芳香剤が手に付着することもなく、従って素手でも十分に作業が可能である。
図3は、図1に示した中栓付容器10の中栓2と詰替え容器20のノズル21との関係を示した斜視図である。中栓2は容器本体の口部に嵌合するフランジ部4と、フランジ部4から漏斗状に陥没する壁面5と、壁面5の中心部に設けられ、内容液を吸い上げる吸い上げ芯11を保持する吸い上げ芯固定筒6を有し、壁面5は、複数のスリット7を有している。スリット7は常時は閉じており、詰替え容器20の円筒状の先端が挿入された時は、自動的に開くことを特徴とする。
図4は、図3に示した中栓2に詰替え容器20のノズル21を挿入した状態を示した斜視説明図である。ノズル21が押し込み方向22に押し込まれると、中栓2のスリット7が開いて、この隙間から23のように詰替え液が容器本体に流れ込む。詰替え容器20のノズル21は、中栓2の漏斗状の壁面5に押し込まれることにより、スリット7が開くように寸法を決めてある。また詰替え容器20は、逆さにした状態でも内容液が流出しないように、ノズル21の内部に弁が設けられていることが好ましい。この弁は、中栓2に挿入された時に、吸い上げ芯11によって開かれる。
1・・・容器本体
2・・・中栓
3・・・外蓋
4・・・フランジ部
5・・・壁面
6・・・吸い上げ芯固定筒
7・・・スリット
8・・・貫通孔
9・・・中栓カバー
10・・・中栓付容器
11・・・吸い上げ芯
12・・・化粧蓋
13・・・拡散パッド
14・・・拡散蓋
20・・・詰替え容器
21・・・ノズル
22・・・押し込み方向
23・・・詰替え液の流れ
24・・・手

Claims (2)

  1. 容器本体と中栓と外蓋を少なくとも有する容器であって、中栓は容器本体の口部に嵌合するフランジ部と、フランジ部から漏斗状に陥没する壁面と、壁面の中心部に設けられ、内容液を吸い上げる吸い上げ芯を保持する吸い上げ芯固定筒を有し、前記壁面は、複数のスリットを有し、スリットは常時は閉じており、詰替え容器の円筒状の先端が挿入された時は、開くことを特徴とする中栓付容器。
  2. 前記吸い上げ芯固定筒に保持された吸い上げ芯と、吸い上げ芯によって吸い上げられた
    内容液を空気中に拡散させる拡散パッドと、拡散パッドを保持する化粧蓋を有することを
    特徴とする請求項1に記載の中栓付容器。
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