JP5816532B2 - 対基板作業支援装置 - Google Patents
対基板作業支援装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5816532B2 JP5816532B2 JP2011248812A JP2011248812A JP5816532B2 JP 5816532 B2 JP5816532 B2 JP 5816532B2 JP 2011248812 A JP2011248812 A JP 2011248812A JP 2011248812 A JP2011248812 A JP 2011248812A JP 5816532 B2 JP5816532 B2 JP 5816532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- quality
- substrate
- board
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
電気回路を構成する回路基板に対して対基板作業機によって行われる対基板作業を支援するための対基板作業支援装置であって、
前記対基板作業機によって行われた対基板作業の作業結果についての検査データを基に、その対基板作業の品質を示す品質指標として、作業部位に依らない対基板作業機全体の前記品質指標である作業機品質指標と、対基板作業機の部分的な品質指標であって1以上の作業部位からなる部位グループについての前記品質指標である部位グループ品質指標とを算出する品質指標算出部と、
その品質指標算出部によって算出された前記品質指標を表示装置に表示させる表示処理部と
を備え、
その表示処理部が、前記作業機品質指標と前記部位グループ品質指標との両者を、それらが一画面に含まれるように表示させるように構成されたことを特徴とする。
前記対基板作業機によって行われた対基板作業の作業結果についての検査データを基に、その対基板作業の品質を示す品質指標として、1以上の作業部位からなる部位グループについての前記品質指標である部位グループ品質指標を算出する品質指標算出部を備えた対基板作業支援装置。
前記品質指標算出部が、前記部位グループ特定部によって特定された前記部位グループについての前記品質指標を、前記部位グループ品質指標として算出するように構成された(1)項または(2)項に記載の対基板作業支援装置。
前記部位グループ特定部が、前記複数の作業用デバイスのうちの1つが対基板作業において関与する1以上の作業部位からなる部位グループを、前記部位グループとして特定するように構成された(3)項に記載の対基板作業支援装置。
前記品質指標算出部が、それら複数の部位グループの各々の前記部位グループ品質指標を算出するように構成された(3)項または(4)項に記載の対基板作業支援装置。
前記部位グループ特定部が、前記複数の作業用デバイスのうちの複数のものの各々が関与する1以上の作業部位からなる部位グループを、前記複数の部位グループとして認定するように構成された(5)項に記載の対基板作業支援装置。
前記部位グループ特定部が、その条件変動認識部によって認識された前記作業条件変動が作業結果に影響を及ぼす可能性のある1以上の作業部位からなる部位グループを、前記部位グループとして認定するように構成された(3)項ないし(6)項のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
前記表示処理部が、その作業機品質指標と前記部位グループ品質指標との両者を表示させるように構成された(11)項に記載の対基板作業支援装置。
前記表示処理部が、前記品質指標を、前記品質指標変動監視部によってそれの値が設定程度を下回ったと認識されたことを条件に表示させるように構成された(11)項ないし(13)項のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
前記表示処理部が、前記品質指標算出部によって算出された前記複数の部位グループの各々の前記部位グループ品質指標を、それらの値の高低に従って配列表示させるように構成された(11)項ないし(14)項のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
i)電気回路製造ラインの全体構成
図1に示すように、電気回路製造ライン20(以下、単に、「製造ライン20」と略す場合がある)は、上流側から順に、基板投入器22,はんだ印刷機24,印刷作業結果検査機26,第1搬送経路切換器28,部品装着機30,第2搬送経路切換器32,装着作業結果検査機34,リフロー炉36,最終検査機38が、並んで配置されており、複数の基板が、それら機器を順次通過して、電気回路の製造が行われる。はんだ印刷機24,部品装着機30,リフロー炉36が、対基板作業機であり、それぞれが行うはんだ印刷作業,部品装着作業,部品固定作業が、対基板作業である。
はんだ印刷機24は、図2に示すように、角パイプを主体に構成されたベースフレーム50を有しており、そのベースフレーム50に支持されて配設された基板コンベア装置52,基板保持・昇降装置54(図では、スクリーン56に隠れて一部しか現われていない),スクリーン保持装置58,スキージ装置60,クリーニング装置62等によって構成されている。
印刷作業結果検査機26は、内部構造の図示は省略するが、基板コンベア装置と、検査ヘッドと、その検査ヘッドを移動させるヘッド移動装置とを含んで構成されている。基板コンベア装置は、はんだが印刷された基板を上流側から搬入して下流側に搬出するとともに、所定の検査位置に定置させる機能を有している。検査ヘッドは、検査位置に定置させられた基板の表面の情報を得るための作業ヘッドである。ヘッド移動装置は、いわゆるXY型の移動装置であり、検査ヘッドを基板搬送方向に平行な方向(X方向)に移動させるX方向移動機構と、その機構自体をX方向に直角な方向(Y方向)に移動させるY方向移動機構とを含んで構成されており、基板の上方において、検査ヘッドを、基板の表面に平行な一平面に沿って移動させる。
部品装着機30は、基板に部品を装着するための作業機であり、先に説明したように、ベース40と、6つの装着モジュール42と、モジュール統括コントローラ44とを含んで構成されている。図4は外装パネルを外した状態の装着モジュール42を示しており、この図を参照しつつ説明すれば、装着モジュール42は、モジュールベース100と、モジュールベース100に上架されたビーム102と、モジュールベース100に配設された基板コンベア装置104と、当該モジュール42の正面側においてモジュールベース100に交換可能に取り付けられてそれぞれが部品供給デバイス(作業用デバイスの一種である)として機能する複数の部品フィーダ106と、基板コンベア装置104と複数の部品フィーダ106との間においてモジュールベース100に固定されたベース固定式の部品カメラ108と、複数の部品フィーダ106のいずれかから供給される部品を保持してその部品を基板Sに装着するために離脱させる装着ヘッド110(「作業ヘッド」の一種である)と、ビーム102に配設されて装着ヘッド110を移動させるヘッド移動装置112とを含んで構成されている。
装着作業結果検査機34は、内部構造の図示は省略するが、印刷作業結果検査機26と同様、基板コンベア装置と、検査ヘッドと、その検査ヘッドを移動させるヘッド移動装置とを含んで構成されている。基板コンベア装置は、部品が装着された基板を上流側から搬入して下流側搬出するとともに、所定の検査位置に定置させる機能を有している。基板コンベア装置およびヘッド移動装置は、印刷作業結果検査機26のものと同様の構成となっているが、検査ヘッドは、印刷作業結果検査機26のものとは異なる構成となっている。装着検査結果検査機34が備える検査ヘッド、つまり、装着検査ヘッドは、基板表面と基板に装着された部品の上面とを上方から撮像する撮像装置としての基板カメラを主要構成要素として構成されたものであり、その基板カメラによって、二次元的な撮像データが取得される。
リフロー炉36は、装着作業結果検査機34から搬入された基板、つまり、部品が装着された基板を搬出口まで搬送するコンベア装置と、コンベア装置によって搬送される基板を加熱するための熱風式,赤外線式等のヒータとを含んで構成されている。部品が装着された基板が、コンベア装置で搬送される最中に、ヒータによって加熱されることで、クリームはんだが溶融し、搬出口付近で冷却(自然冷却)されることによって、そのはんだが凝固して、部品が固定される。コンベア装置による基板の搬送速度、炉内の温度プロファイル(基板が炉内を搬送される際の搬送位置変化に対する基板加熱温度の変化の様子)等は、製造される基板の大きさ,部品数,クリームはんだの種類等に応じて、任意に設定可能とされている。ちなみに、リフロー炉36による部品固定作業に関しては、固定された部品およびそれに対応するはんだランドが作業部位として扱われる。
vii)最終検査機
最終検査機38は、装着作業結果検査機34と略同様の構成とされている。検査ヘッドが有する基板カメラによって取得された撮像データに基づいて、部品固定位置についてズレ量である固定位置ズレ量、詳しくは、X方向およびY方向の位置ズレ量,回転方向の位置ズレ量(回転角度若しくは方位におけるズレ量)を取得し、部品の欠品,部品立ち(いわゆる「チップ立ち」)の発生を確認する。部品の欠品,部品立ちの発生を確認した場合は、その発生の事実をもってその作業部位が作業不良であると認定、つまり、その作業部位が不良部位であると認定する。一方、部品固定位置の位置ズレに関しては、ある部品の上記固定位置ズレ量が、その部品について規定された限界値(不良判定用限界値)を超えている場合に、その部品、つまり、その作業部位が不良部位であると認定する。本最終検査機38は、それらに加え、凝固したはんだについての検査をも実行する。具体的に言えば、上記撮像データに基づいて、各部品が載置されているはんだランドの各々の外形寸法の正規の外形寸法に対する差(外形寸法ズレ量)、簡単に言えば、はんだランドの形状不良を確認する。例えば、はんだがダレてはんだランドの面積が過多となった場合には、隣接するはんだランドと繋がり、電気回路がショート等してしまうことになり、はんだランドの外形は、そのような観点から検査され、はんだランドどうしが互いに接触している場合に、それらのはんだランドが不良部位であると認定する。その不良部位と作業不良の内容等の不良情報を、操作パネルのディスプレイ等を介して、オペレータに報知する。オペレータは、上記報知された情報に基づいて、リフロー炉36の搬送速度,温度プロファイルを調整する。なお、部品の固定位置についての不良は、リフロー炉36による部品固定作業の不良だけではなく、部品装着機30による部品装着作業の作業品質の低下によっても引き起こされる。したがって、その意味において、最終検査機38は、リフロー炉36による部品固定作業の作業結果のみならず、部品装着装置30による装着作業の結果を検査する検査機としても機能するものとなっている。つまり、最終検査機38は、装着作業結果検査機としても、また、固定作業結果検査機としても機能するものとなっている。
viii)ラインコントローラ
ラインコントローラ46は、製造ライン20を統括して制御する機能を主機能とする制御装置であり、現時点において各機器によって作業されている基板の把握、基板が製造ライン20による電気回路の製造予定数および製造実績数,製造ライン20の製造タクト等の管理、各機器について共通した設定項目についてのオペレータの入力操作による設定処理等を行う。なお、各機器は、現在自身が作業を行っている基板の基板IDを認識する機能を有している。各機器は、自身が対基板作業を行う基板の基板IDを把握しており、ラインコントローラ46は、各機器からの基板ID情報を基に、製造ライン20を通過する基板を管理している。なお、ラインコントローラ46は、そのような機能の他に、オペレータを管理する機能をも有し、オペレータ自身によって入力されたオペレータIDに基づいて、誰が現在製造ライン20のオペレータであるかを把握している。
電気回路製造支援装置10は、汎用コンピュータによって構成されており、その汎用コンピュータが所定のプログラムを実行することによって実現される。支援装置10は、製造ライン20によって製造される電気回路の品質面における支援を行う。詳しく言えば、先に説明したように、それぞれが対基板作業機であるはんだ印刷機24,部品装着機30,リフロー炉36による対基板作業の作業不良については、印刷作業結果検査機26,装着作業結果検査機34,最終検査機38によって検出されるため、本支援装置10は、製造される電気回路の品質に対する高い信頼性を維持すべく、不良と認定される基準に達しないまでの品質低下を把握するための支援処理を行う。簡単に言えば、品質低下の判断のための指標として、後に説明する「品質指標」を算出し、その算出された品質指標のうちのいくつかをオペレータに対して表示するとともに、品質低下が生じている場合には、その旨をオペレータに告知する。その一方で、品質低下の態様に応じた改善処置を決定し、その品質改善処置に関する情報をオペレータに知らせる。以下に、支援処理において用いられる情報,データおよび品質指標を説明した上で、支援処理を構成する各種の処理について説明し、その後で、本支援装置10の機能構成について説明する。
支援処理において用いられる情報,データは、大きくは、2つに類別することができる。その1つは、作業条件変動を認識するための情報である「作業機関連情報」であり、もう1つは、品質変動を監視するためのデータである「検査データ」である。ちなみに、それらの情報,データは、支援処理にあたって、支援装置10が有する情報・データ格納部に格納される。以下に、それぞれについて、順次説明する。
作業機関連情報は、上記条件変動依拠監視モードにおいて作業条件変動を認識するための情報であり、簡単に言えば、対基板作業機が1つの基板に対して対基板作業を行った際、どのようなデバイスや資材が使用されたか,どのような動作が行われたか,当該作業機の状態がどのような状態であったか等を表す情報である。作業機関連情報は、2つに類別することができる。その1つは、対基板作業機が実際に行った作業に関する情報(作業実績情報)であり、もう1つは、対基板作業機に対して実際に行われた処置に関する情報(処置情報)である。作業機関連情報は、主に、各対基板作業機が1つの基板に対して対基板作業を完了した都度、その対基板作業機から支援装置に送信される。なお、先に説明したオペレータに関する情報も作業機関連情報の一種であり、そのような情報は、ラインコントローラ46から送信される。
本支援装置10では、上記検査データを基に、対基板作業の品質を示す指標である品質指標を算出し、その算出された品質指標の変動を監視することにより、不良と認定される基準に達しないまでの品質低下を判断する。品質指標は、対基板作業機ごとの品質指標(作業機品質指標)と、いずれかの対基板作業機によって対基板作業が行われた特定の1以上の作業部位からなる部位グループについての品質指標(部位グループ品質指標)との両方が算出され、それらの両方が監視される。品質指標として、具体的には、工程能力指数が採用されている。以下に、工程能力指数,作業機品質指標,部位グループ品質指標等について、個々に詳しく説明する。
工程能力指数CpKは、品質管理の分野で常用されている品質指標であり、作業若しくは作業結果の安定度を示す安定度指標と考えることができる。工程能力指数は、作業部位ごとの作業結果の正規の結果に対するズレを基に、統計的手法によって導き出せる。具体的には、例えば、部品装着作業では、装着された各部品の上記装着位置ズレを基に、はんだ印刷作業では、各はんだランドの上記印刷位置ズレ量,面積ズレ量,体積ズレ量を基に、部品固定作業では、固定された各部品の上記固定位置ズレ量を基に、導き出すことができる。
CpK=MIN{(USL−μ)/3σ,(μーLSL)/3σ]
MIN{ , }:{ }の中の最も小さいものを意味する関数
USL:ズレ量のプラス方向の許容値(許容上限値)
LSL:ズレ量のマイナス方向の許容値(許容下限値)
μ:算出対象ロットにおける各作業部位のズレ量の平均値
σ:算出対象ロットにおける各作業部位のズレ量の標準偏差
ちなみに、上記許容上限値USL,許容下限値LSLは、正規の結果を示す標準値からの差が上述した不良判定用限界値よりも小さく設定されている。また、算出対象ロットは、1の工程能力指数CpKを算出するための基準となる作業部位のロットであり、1ロットを構成する作業部位の数は、上記作業機品質指標,部位グループ品質指標についてそれぞれ設定されている。
作業機品質指標は、対基板作業機自体の作業品質を示す品質指標であり、本支援装置10では、その作業機品質指標として、対基板作業機ごと、つまり、はんだ印刷機24,部品装着機30の装着モジュール42,リフロー炉36の各々ごとに、その各々の工程能力指数(以下、「作業機工程能力指数CpKM」という場合がある)が算出される。算出対象ロットは、1枚の基板に含まれるすべての作業部位によって構成される。詳しく言えば、はんだ印刷作業の場合は、1枚の基板に印刷されたすべてのはんだランドの各々によって、部品装着作業の場合は、1枚の基板に装着されたすべての部品の各々によって、部品固定作業の場合は、1枚の回路基板に固定されたすべての部品の各々によって、それぞれ、算出対象ロットが構成される。つまり、作業機工程能力指数CpKMは、対基板作業機自体の対基板作業における基板単位の工程能力指数と考えることができる。
部位グループ品質指標は、特定の1以上の作業部位からなる部位グループの作業品質を示す品質指標である。部位グループは、任意に設定可能である。例えば、作業部位の大きさ,基板における位置,対基板作業機が備える複数の作業用デバイスのいずれが対基板作業に関与したか等によって、部位グループを設定することができる。本支援装置10では、具体的には、はんだ印刷作業に関しては、比較的面積の小さい1以上のはんだランドからなるグループ(小面積グループ),比較的面積の大きい1以上のはんだランドからなるグループ(大面積グループ),最も近接した2つのはんだランドからなるグループ(近接グループ),X方向Y方向のそれぞれにおける基板の両端の各々に最も近い1以上のはんだランドからなるグループ(最端グループ),基板の最も中央に位置する1以上のはんだランドからなるグループ(中央グループ)が、それぞれ設定されている。また、部品装着作業に関しては、装着モジュール42に配備,装着されている部品供給デバイスである部品フィーダ106,部品保持デバイスである吸着ノズル118,124に対応し、各部品フィーダ106ごとに、その部品フィーダ106から供給されて装着された1以上の部品からなるグループ(フィーダグループ)が、各吸着ノズル118,124ごとに、その部品の各々ごとに、その吸着ノズル118,124によって保持されて装着された1以上の部品からなるグループ(ノズルグループ)が、それぞれ設定されている。さらに、部品固定作業に関しては、比較的小さい1以上の部品からなるグループ(小部品グループ),比較的大きい1以上の固定された部品からなるグループ(大部品グループ),X方向Y方向のそれぞれにおける基板の両端の各々に最も近い位置に固定された1以上の部品からなるグループ(最端グループ),基板の最も中央に近い位置に固定された1以上の部品からなるグループ(中央グループ)が、それぞれ設定されている。
先に説明したように、作業部位ごとの作業結果の正規の結果に対するズレには、いろいろな項目のズレが含まれる。具体的には、はんだ印刷作業に関しては、印刷位置についてのX方向およびY方向の位置ズレ,回転方向の位置ズレ,面積ズレ,体積ズレといった項目のズレが、部品装着作業に関しては、装着位置についてのX方向およびY方向の位置ズレ,回転方向の位置ズレといった項目のズレが、部品固定作業に関しては、固定位置についてのX方向およびY方向の位置ズレ,回転方向の位置ズレといった項目のズレが、それぞれ含まれる。上記作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPは、上記いくつかの項目のズレの各々に基づいて算出された項目ごとの工程能力指数CpKの各々を、作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPとして扱うこともできる。つまり、1つ対基板作業機,1つの部位グループに対して、複数の作業機工程能力指数CpKM,複数の部位グループ工程能力指数CpKPを算出して、それらの各々を監視することも可能である。一方、1つ対基板作業機,1つの部位グループに対して算出された複数の作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPを、平均したり、それらの最も小さい値のものを採用する等して、1つ対基板作業機,1つの部位グループに対して1つの作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPを算出し、その算出された1つの作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPを、監視することも可能である。本支援装置10では、上記最も小さい値のものを、1つの作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPとして算出し、それを監視するように構成されている。
作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKP(以下、それらを区別する必要がないときには、「工程能力指数CpK」を総称する場合がある)の各々に対しては、工程能力指数CpKごとに、品質低下と判断される限界程度(品質低下限界値CpK0)が設定されている。この品質低下限界値CpK0(例えば、0.7〜1.30程度)を下回った場合に、作業機工程能力指数CpKMに対応する対基板作業機によって行われる対基板作業の全体品質や,部位グループ工程能力指数CpKPに対応する部位グループを構成する作業部位についての作業品質が低下したと判断される。ちなみに、工程能力指数の高低の程度を示す程度指標として、工程能力指数CpKの算出の都度、それの品質低下限界値CpK0に対する百分率(対限界百分率)も計算される。なお、この対限界百分率も、工程能力指数CpKPをも、対基板作業の品質を示す品質指標と考えることができ、詳しくは、対作業機工程能力指数CpKMについての対限界百分率を、作業機品質指標と、部位グループ工程能力指数CpKPについての対限界百分率を、部位グループ品質指標と、それぞれ考えることができる。
工程能力指数CpKは、支援装置10が有する情報・データ格納部に設定されている作業機工程能力指数格納テーブル,部位グループ工程能力指数格納テーブルに、格納される。作業機工程能力指数格納テーブルは、図6(a)に示すようなテーブルであり、各対基板作業機について、その各対基板作業機に対応して、現時点での作業機工程能力指数CpKM,対限界百分率%CpKが格納される。なお、後に説明する品質低下フラグFQの値も、それらに付随して格納される。なお、図において、〔GPX〕,〔NXT1〕〜〔NXT6〕,〔REF〕は、それぞれ、はんだ印刷機24,部品装着機30の各装着モジュール42,リフロー炉36を示す記号であるが、以下、それらのいずれかを示す場合における対基板作業機の記号として、〔&&&&〕を用いる場合がある。また、図では、工程能力指数CpK,対限界百分率%CpK,品質低下フラグFQについては、具体的な数値に代えて、〔・・・〕,〔**%〕,〔※〕で示されている。ちなみに、品質低下フラグFQについては、品質低下であると判断された場合に“1”が、品質低下ではない場合には、“0”が格納される。さらに、作業機工程能力指数格納テーブルでは、基板ごとの履歴情報として、前回までに行った設定枚数分の基板に対する作業機工程能力指数CpKM が、工程能力指数履歴領域に、現時点での作業機工程能力指数CpKM等に付随して格納される。
上記作業機品質指標である作業機工程能力指数CpKMは、常時、すべての対基板作業機に対して、監視対象とされるが、上記部位グループ品質指標である部位グループ工程能力指数CpKPは、先に説明したように、常時監視モードと、条件変動依拠監視モードとによって、監視対象として特定される部位グループが異なる。部位グループ特定処理は、モードに応じて、監視対象となる部位グループを特定するための処理である。この部位グループ特定処理は、図7にフローチャートを示す部位グループ特定プログラムが実行されることによって行われる。このプログラムは、いずれかの対基板作業機が1の基板に対して対基板作業を完了したことをトリガとして、その対基板作業について、開始され、その対基板作業を行う対基板作業機が、はんだ印刷機24,部品装着機30,リフロー炉36のいずれであっても、当該プログラムの実行によって、その対基板作業機に応じた処理がなされる。
品質指標算出処理は、それぞれが作業機品質指標,部位グループ品質指標である上記作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPを算出するための処理である。この処理は、図8にフローチャートを示す品質指標算出プログラムが実行されることによって行われる。このプログラムは、いずれかの検査機、つまり、印刷作業結果検査機26,装着作業結果検査機34,最終検査機38のいずれかによって、1つの基板に対して行われたはんだ印刷機24によるはんだ印刷作業,部品装着機30による部品装着作業,リフロー炉36による部品固定作業のいずれかの作業結果についての検査が終了したことをトリガとして、そのいずれかの対基板作業機による対基板作業の結果について、開始される。ちなみに、装着作業結果検査機34による検査が終了した場合には、それぞれが部品装着機として機能する部品装着機30を構成する6つの装着モジュール42の各々による部品装着作業の結果について、開始される
品質指標変動監視処理は、上記品質指標算出処理において算出された上記作業機工程能力指数CpKM,部位グループ工程能力指数CpKPの値の変動を監視し、対基板作業の作業品質の低下を発見するための処理である。この品質指標変動監視処理は、品質指標変動監視プログラムが、品質指標算出プログラムが実行された都度、そのプログラムに引き続き実行されることによって行われる。
品質改善処置決定処理は、対基板作業機およびそれにおいて監視対象とされている部位グループについての作業品質が低下した場合に、その品質を改善するための品質改善処置を決定するための処理である。この品質改善処置決定処理は、上記品質指標変動監視処理が実行された都度行われる。詳しく説明すれば、作業機工程能力指数格納テーブルにおいて、対象作業機の上記品質低下フラグFQの値が“1”とされている場合に、情報・データ格納部に、その対基板作業機についての品質改善処置テーブルが設定され、また、対象作業機についての部位グループ工程能力指数格納テーブルにおいて、上記品質低下フラグFQの値が“1”とされている部位グループが存在する場合に、情報・データ格納部に、その存在する部位グループごとに、品質改善処置テーブルが設定される。なお、対象作業機の品質低下フラグFQの値が“0”となっている場合、部位グループの品質低下フラグFQの値が“0”となっている場合において、対象作業機,その部位グループについての品質改善処置テーブルが既に設定されているときには、その設定されている品質改善処置テーブルは、情報・データ格納部から削除される。
本支援装置10は、表示装置として機能する携帯端末49に、詳しくは、それのディスプレイに、支援処理に関する情報を表示させる。オペレータは、その表示された情報に基づいて、対基板作業の作業品質を認識し、品質が低下している場合に、種々の品質改善処置の実施を図る。表示処理は、この携帯端末49へ支援処理に関する情報を表示させるための処理、詳しく言えば、携帯端末49の操作に従って、携帯端末49の表示画面を形成するためのデータ(以下、「画面用データ」という場合がある)を作成して送信する処理を行う。携帯端末49には、後に説明するいくつかの画面を表示可能とされている。携帯端末49のディスプレイは、タッチパネルとなっており、そのディスプレイから画面の切り替え操作が可能である。いくつかの画面のいずれかを表示させる旨の操作がなされた場合に、その操作情報が、支援装置10に送信され、その送信された操作情報に応じた画面を表示させるべく、支援装置10は、その画面に対応した画面用データを作成し、携帯端末49に送信する。携帯端末49は、その送信されてきた画面用データに基づいて、操作が意図するその画面をディスプレイに表示させるのである。以下に、携帯端末49に表示されるいくつかの画面の各々について、その各々の画面の表示内容および画面用データについて説明する。
携帯端末49には、表示される情報の異なる各種の画面が設定されている。その画面の1つが、図11(a)に示す作業機品質表示画面である。この画面には、当該電気回路製造ライン20に配備されている各対基板作業機の品質指標等が表示される。この画面には、はんだ印刷機24,部品装着機30の6つの装着モジュール42,リフロー炉36に対応して、8段の表示領域が設けられている。最上段の表示領域から順に、当該電気回路製造ライン20における基板搬送方向に従って、各対基板作業機に領域が割り当てられている。各表示領域には、画面左側から順に、対基板作業機の種別を示すアイコン,対基板作業機名(ID),作業機工程能力指数CpKMおよび対限界百分率%CpKのグラフ,作業機工程能力指数CpKMの変動グラフが表示されている。作業機品質表示画面におけるそれらのグラフ(グラフィック表示の一種である)は、オペレータにとって、対基板作業機の作業品質を感覚的に把握するのに役立っている。
いずれかの表示領域を選択して画面を切り替える操作を行うことで、その表示領域に対応する対基板作業機についての部位グループ品質表示画面が表示される。この部位グループ品質表示画面は、図11(b)に示すようなものであり、最上段に、対基板作業機それ自体についての表示領域が設けられ、2段目から下に、その対基板作業機において監視対象部位グループとして特定されたいくつかの部位グループについての表示領域が設定される。対基板作業機の表示領域には、左から順に、対基板作業機の種類を示すアイコン,対基板作業機名(ID),作業機工程能力指数CpKMおよび対限界百分率%CpKのグラフが表示される。ここまでは、作業機品質表示画面の各表示領域と同じ表示内容であるが、作業機工程能力指数CpKMおよび対限界百分率%CpKのグラフの右側に、品質改善処置選択インジケータが、さらにそれの右側に品質改善処置完了インジケータが、表示される。一方、部位グループについての表示領域の各々には、対基板作業機についての表示領域と同様に、左から順に、対基板作業機の種類を示すアイコン,部位グループ名(ID),部位グループ工程能力指数CpKPおよび対限界百分率%CpKのグラフ,品質改善処置選択インジケータ,品質改善処置完了インジケータが表示される。
品質改善処置画面は、作業品質が低下している対基板作業、若しくは、部位グループに対しての品質改善処置を選択する際や、その選択された品質改善処置を実施する、若しくは、実施が完了した際に表示される画面である。品質改善処置画面は、部位グループ品質表示画面において、品質低下が生じている対基板作業機、若しくは、部位グループのいずれかを選択して、画面を切り替える操作を行うことで、表示される。
本支援装置10の表示処理によれば、上述したように、作業機品質表示画面において、8つの対基板作業機が製造ライン20内の配置に従って上から順に並んで表示されるが、それらが作業機工程能力指数CpKM若しくは対限界百分率%CpKの低い順に並ぶように表示させる表示処理を行うようにしてもよい。
以上説明した支援処理を行う支援装置10は、その支援処理を構成する種々の処理に対応して、種々の機能部を有していると考えることが可能である。具体的には、図12に示すような機能構成を有していると考えることができる。詳しく説明すれば、支援装置10は、それぞれが内部バス150によって互いに繋がる仮想的な機能部である情報・データ入手部152,条件変動認識部154を内部に含む部位グループ特定部156,品質指標算出部158,品質指標変動監視部160,品質改善処置決定部162,表示処理部164,対携帯端末通信部166,情報・データ格納部168を有している。そして、支援装置10は、LAN48を介して、それぞれが対基板作業機であるはんだ印刷機24,部品装着機30,リフロー炉36と、また、印刷作業結果検査機26,装着作業結果検査機34,最終検査機38と繋がっている。さらに、携帯端末49とも無線通信で繋がっている。
次に、支援装置10によって行う支援処理のいくつか具体例を、図11に示す作業機品質表示画面,部位グループ品質表示画面,品質改善処置画面の表示内容を中心に説明する。なお、具体例は、はんだ印刷機24に対する支援処理と、部品装着機30に対する支援処理とに関するものを挙げ、それらの説明は、区別して行う。いずれの対基板作業機に対する支援処理も。常時監視モード下での処理と、条件変動依拠監視モード下での処理とでは異なり、その両方について説明する。ちなみに、それら2つのモードに関して言えば、電気回路製造ライン20を構成するすべての対基板作業機に対して、いずれか1つのモード下で支援処理を行わなければならないわけではなく、対基板作業機ごとに、いずれか1つのモードを選択して、その選択されたモード下での支援処理が可能とされている。
i)常時監視モード下での支援処理
常時監視モード下での支援処理では、先に説明した小面積グループ,大面積グループ,近接グループ,最端グループ,中央グループのすべてが監視対象部位グループとして特定され、それらすべてについての品質指標の変動が監視される。オペレータは、作業機品質表示画面を見て、はんだ印刷機24の品質がある程度低下していると判断した場合は、はんだ印刷機24の部位グループ品質表示画面に切り替える。部位グループ品質表示画面には、品質指標の値が設定程度を下回った部位グループについての品質指標が、作業品質の低い順に並べられて表示されるため、その表示によって、はんだ印刷機24の品質低下の要因を容易に推測することができる。
条件変動依拠監視モード下での支援処理では、要認識作業条件変動が認識された場合に、先に説明したすべての部位グループが監視対象部位グループとして特定され、それらすべてについての品質指標の変動が監視される。その場合、部位グループ品質表示画面に、それらの部位グループについての品質指標が表示される。オペレータは、その部位グループ品質表示画面を見て、それらの部位グループについて、作業品質の低下が生じているか否かを認識する。
i)常時監視モードの下での支援処理
先に説明したように、それぞれが作業用デバイスである部品フィーダ106,吸着ノズル118,124に対応して、複数のフィーダグループ,複数のノズルグループが設定されており、常時監視モード下での支援処理では、それら複数のフィーダグループ,複数のノズルグループのすべてが監視対象部位グループとして特定され、それらすべてについての品質指標の変動が監視される。オペレータは、作業機品質表示画面を見て、いずれかの装着モジュール42の品質指標がある程度低下していると判断した場合は、その装着モジュール42についての部位グループ品質表示画面に切り替える。部位グループ品質表示画面には、品質指標の値が設定程度を下回ったフィーダグループ,ノズルグループの品質指標が表示され、オペレータは、その部位グループ品質表示画面を見ることにより、その装着モジュール42の品質指標の低下の要因が、いずれの部品フィーダ106に関するものであるか、或いは、いずれの吸着ノズル118,124に関するものであるかを、容易に認識することができる。つまり、いずれの作業用デバイスが関係する品質の低下であるかを容易に判断することができるのである。
条件変動依拠監視モード下での支援処理では、要認識作業条件変動が認識された場合に、具体的に言えば、ある部品フィーダ106とその部品フィーダ106から供給される部品との少なくとも一方が交換された場合、若しくは、ある吸着ノズル118,124に対して清掃,曲がりの修正,交換等が行われた場合に、その部品フィーダ106から供給されて装着される部品についての部位グループ、若しくは、その吸着ノズル118,124によって装着される部品についての部位グループが、監視対象部位グループとして特定され、その部位グループの品質指標の変動が監視される。その場合、部位グループ品質表示画面に、その部位グループについての品質指標が表示される。オペレータは、その部位グループ品質表示画面を見て、それらの部位グループについて、作業品質の低下が生じているか否かを認識する。
Claims (9)
- 電気回路を構成する回路基板に対して対基板作業機によって行われる対基板作業を支援するための対基板作業支援装置であって、
前記対基板作業機によって行われた対基板作業の作業結果についての検査データを基に、その対基板作業の品質を示す品質指標として、作業部位に依らない対基板作業機全体の前記品質指標である作業機品質指標と、対基板作業機の部分的な品質指標であって1以上の作業部位からなる部位グループについての前記品質指標である部位グループ品質指標とを算出する品質指標算出部と、
その品質指標算出部によって算出された前記品質指標を表示装置に表示させる表示処理部と
を備え、
その表示処理部が、前記作業機品質指標と前記部位グループ品質指標との両者を、それらが一画面に含まれるように表示させるように構成された対基板作業支援装置。 - 当該対基板作業支援装置が、複数の対基板作業機の各々によって行われる対基板作業を支援するためのものであり、
前記表示処理部が、
前記複数の対基板作業機の各々の前記作業機品質指標が一画面に含まれるような表示画面を表示させるとともに、
その表示画面において前記複数の対基板作業機のうちのいずれかが選択された場合に、その選択された対基板作業機の前記作業機品質指標と、その対基板作業機についての前記部位グループ品質指標との両者を、それらが一画面に含まれるように表示させるように構成された請求項1に記載の対基板作業支援装置。 - 当該対基板作業支援装置が、さらに、前記品質指標算出部によって算出された前記品質指標の変動を監視する品質指標変動監視部を備え、
前記表示処理部が、前記品質指標を、前記品質指標変動監視部によってそれの値が設定程度を下回ったと認識されたことを条件に表示させるように構成された請求項1または請求項2に記載の対基板作業支援装置。 - 前記表示処理部が、前記品質指標算出部によって算出された前記品質指標を、前記対基板作業機によって対基板作業が行われた回路基板の数の進捗に伴う変動を示すグラフィック表示にて表示させるように構成された請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
- 当該対基板作業支援装置が、さらに、前記部位グループを特定する部位グループ特定部を有し、
前記品質指標算出部が、前記部位グループ特定部によって特定された前記部位グループについての前記品質指標を、前記部位グループ品質指標として算出するように構成された請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。 - 当該対基板作業支援装置が、さらに、前記対基板作業機による対基板作業の作業条件の変動である作業条件変動を認識する条件変動認識部を備え、
前記部位グループ特定部が、その条件変動認識部によって認識された前記作業条件変動が作業結果に影響を及ぼす可能性のある1以上の作業部位からなる部位グループを、前記部位グループとして認定するように構成された請求項5に記載の対基板作業支援装置。 - 前記品質指標算出部が、前記品質指標として、工程能力指数を算出するように構成された請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
- 前記対基板作業機が、前記対基板作業として回路基板に電気部品を装着する部品装着作業を実行する部品装着機であり、装着された電気部品の各々を前記作業部位として扱う請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
- 前記対基板作業機が、前記対基板作業として回路基板にクリームはんだを印刷するはんだ印刷作業を実行するはんだ印刷機であり、印刷されたはんだランドの各々を前記作業部
位として扱う請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の対基板作業支援装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011248812A JP5816532B2 (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | 対基板作業支援装置 |
PCT/JP2012/063279 WO2012165277A1 (ja) | 2011-05-31 | 2012-05-24 | 対基板作業支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011248812A JP5816532B2 (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | 対基板作業支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013105897A JP2013105897A (ja) | 2013-05-30 |
JP5816532B2 true JP5816532B2 (ja) | 2015-11-18 |
Family
ID=48625236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011248812A Active JP5816532B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-11-14 | 対基板作業支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5816532B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101692802B1 (ko) * | 2014-06-20 | 2017-01-17 | 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 | 기판 작업 장치, 기판 작업 방법 및 기판 작업 시스템 |
EP3240390B1 (en) * | 2014-12-22 | 2019-06-26 | FUJI Corporation | Device for managing work performed on substrate |
JP6557854B2 (ja) * | 2015-04-09 | 2019-08-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装装置における動作パラメータの設定支援システム |
JP6706732B2 (ja) * | 2016-03-15 | 2020-06-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 下受けピン配置支援システムおよび下受けピン配置支援方法ならびに下受けピン配置支援管理装置 |
JP6959128B2 (ja) * | 2017-12-19 | 2021-11-02 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品実装装置 |
JP6870031B2 (ja) * | 2019-06-19 | 2021-05-12 | 名古屋電機工業株式会社 | クリームはんだ印刷工程検査システム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042968A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Hitachi Industries Co Ltd | 基板検査結果表示装置 |
JP2004214394A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 実装品質分析方法 |
JP3870910B2 (ja) * | 2003-01-31 | 2007-01-24 | オムロン株式会社 | 実装間違い検査方法およびこの方法を用いた基板検査装置 |
JP4697069B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2011-06-08 | オムロン株式会社 | 基板検査のための基準値の設定方法、およびその方法を用いた装置ならびにプログラム |
-
2011
- 2011-11-14 JP JP2011248812A patent/JP5816532B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013105897A (ja) | 2013-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5781835B2 (ja) | 電気回路製造支援装置および電気回路製造支援方法 | |
JP5816532B2 (ja) | 対基板作業支援装置 | |
WO2012165276A1 (ja) | 対基板作業支援装置および対基板作業支援方法 | |
JP5781834B2 (ja) | 対基板作業検査支援装置 | |
JP5753699B2 (ja) | 印刷作業支援装置 | |
JP6835878B2 (ja) | 生産管理装置 | |
JP5760153B1 (ja) | 基板作業装置、基板作業方法および基板作業システム | |
JP5819709B2 (ja) | 対基板作業支援装置および対基板作業支援方法 | |
JP2013045872A (ja) | 実装部品検査装置及び実装部品検査方法 | |
JP5775807B2 (ja) | 情報提供装置、情報提供方法および部品実装システム | |
WO2012165277A1 (ja) | 対基板作業支援装置 | |
JP2004140162A (ja) | 電子回路部品実装機のメンテナンス方法,電子回路部品実装機の運転状況監視方法および電子回路生産支援システム | |
CN109478054B (zh) | 基板生产管理装置及基板生产管理方法 | |
JP5730050B2 (ja) | 部品エラー表示装置 | |
JP6962913B2 (ja) | 部品実装システム | |
CN114830848B (zh) | 元件安装线 | |
JP6200708B2 (ja) | 対基板作業システム | |
JP5467370B2 (ja) | 部品実装方法 | |
JP4567801B2 (ja) | 部品装着装置 | |
JP7061703B2 (ja) | 生産管理方法 | |
JP7407347B2 (ja) | 部品実装装置 | |
JP7332492B2 (ja) | 部品実装装置および部品実装システム | |
JP2024005780A (ja) | 表面実装機の管理プログラム、管理装置、管理方法及び部品実装システム | |
JP7474862B2 (ja) | 部品実装システム | |
WO2023012981A1 (ja) | 部品実装システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5816532 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |