JP5816493B2 - 防振装置 - Google Patents
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Description
このような防振装置では、外側部材の軸方向に沿う荷重が入力され、内側部材と外側部材とが本体ゴムを介して相対的に変位する際に、ストッパゴムがキャビンに当接することで、内側部材と外側部材との変位が規制されるようになっている。
本発明の構成によれば、ストッパゴムの内周面全域が本体ゴムの外周面に連設されているため、本体ゴムとストッパゴムとの間には、軸方向に窪む凹溝等による隙間は形成されない。そのため、ストッパゴム自体の径方向の内側への変形を規制することができ、ストッパゴムの剛性を高めることができる。その結果、本体ゴムの変形量を抑制して、本体ゴムの耐荷重性及び耐久性を確実に向上させることができる。
本発明の構成によれば、先行突部が振動発生部及び振動受部のうち何れか一方の被当接面に当接して、先行突部が軸方向の他端側に向けて弾性変形することで、ストッパゴムのストッパ面が径方向の内側に引っ張られるように弾性変形する。これにより、外側部材が振動発生部及び振動受部のうち何れか一方に接近するに従い、ストッパ面の内周部分が外周部分を支点にして軸方向の他端側に向けて弾性変形する。
この場合、本発明の構成のように、ストッパ面を、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次軸方向一端側から他端側に向けて延びる傾斜面に形成することで、ストッパ面を径方向に沿って平坦に形成した場合に比べて、ストッパ面と被当接面との当接時における被当接面に対するストッパ面の傾斜を抑えることができる。その結果、振動発生部及び振動受部のうち何れか一方の被当接面とストッパゴムとの接触面積を向上させ、耐荷重性及び耐久性を確実に向上させることができる。
なお、本実施形態では、図1に示す符号Lは後述する外側部材6の中心軸線を示しており、以下、単に軸線Lと記す。そして、この軸線Lに沿う方向を単に軸方向、軸線Lに垂直な方向を径方向、軸線L回りの方向を周方向とする。また、図1における軸方向下側は、バウンド側、つまり防振装置1を設置した際に静荷重(初期荷重)が入力される方向とである。一方、図1における軸方向上側は、リバウンド側、つまり静荷重の入力方向の反対側である。以下の説明においては、上述したバウンド側を下側、リバウンド側を上側とする。
具体的に、防振装置1は、キャビン2に連結される内側部材5と、車体3に連結されるとともに、内側部材5を径方向の外側から囲繞する筒状の外側部材6と、内側部材5と外側部材6とを弾性的に連結する弾性体7と、外側部材6を下方から覆うように配設されるとともに、弾性体7との間に液室8を形成するためのエンド部9と、を備えている。
まず、フランジ部22は、上面視で矩形状に形成され、その各角部に上下方向に沿って貫通する図示しない貫通孔が形成されている。そして、これら各貫通孔内にボルトが挿通されることで、外側部材6が車体3に連結されるようになっている。
下側筒部24は、内側部材5よりも下方に向けて突出している。具体的に、下側筒部24は、上側筒部23に比べて薄肉に形成されており、その上端部の内周面が上側筒部23の外周面にカシメまたは溶接で固定されている。したがって、上側筒部23の下端縁は、下側筒部24における径方向の内側で下方を向いた状態で配置されている。
本体ゴム31は、その内周面全域が内側部材5における外周面全域に加硫接着される一方で、外周面の下部が外側部材6における上側筒部23の内周面に加硫接着されている。本体ゴム31における下端部には、その外周縁から下方に向けて延在する薄肉円筒状の被覆体33が連設されている。被覆体33は、外周面が上側筒部23の下端縁、及び下側筒部24の内周面を径方向の内側から被覆するように加硫接着されている。
天板部42の外周縁には、下方に向けて延在する周壁部44が形成されている。この周壁部44は、外側部材6(被覆体33)との間に径方向に隙間を空けた状態で配置されており、周壁部44と外側部材6との間の隙間は、液室8内のうち減衰板41に対して上側空間と下側空間とを連通させるオリフィス通路45を構成している。そして、減衰板41は、内側部材5の上下動に応じて液室8内を上下動可能に構成されている。なお、静荷重入力時において、減衰板41の天板部42は、被覆体33を間に挟んだ状態で上側筒部23の下端縁に当接している。
例えば、走行中や作業中の衝撃によって車体3側から防振装置1に上下方向に沿った荷重が入力されると、本体ゴム31が上下方向に沿って弾性変形するとともに、内側部材5と外側部材6とが上下方向に相対的に変位する。すると、内側部材5の変位に応じて減衰板41が液室8内を上下方向に沿って移動する。これにより、液室8内の液体はオリフィス通路45を通して減衰板41の上側空間と下側空間との間を往来することで、液室8内が攪拌され、その攪拌により車体3からの振動が減衰される。
その結果、本体ゴム31の上端縁とストッパゴム32のストッパ面36とが径方向に沿って平坦となり、この平坦となった本体ゴム31の上端縁及びストッパゴム32のストッパ面36全体に、キャビン2の下面が当接することになる。これにより、本体ゴム31とストッパゴム32とが同時に圧縮され、内側部材5に対する外側部材6の相対移動が規制される。
この構成によれば、荷重が入力された際に、先行突部35が下方に向けて弾性変形するとともに、この変形に追従して本体ゴム31の下端縁が下方に向けて膨出することで、本体ゴム31の下端縁における引張変形を抑制できる。その結果、耐荷重性及び耐久性を向上させ、本体ゴム31への亀裂等の発生を抑制できるため、防振・緩衝性能を長期に亘って維持できる。
さらに、本体ゴム31の下端縁が下方に向けて膨出することで、液室8内の液体を流動させ易くなり、防振・緩衝性能の向上も図ることができる。
さらに、ストッパ面36を、径方向の内側から外側に向けて漸次下方に向けて延在する傾斜面に形成することで、ストッパ面36を径方向に沿って平坦に形成した場合に比べて、ストッパ面36とキャビン2の下面との当接時に、キャビン2の下面に対するストッパ面36の傾斜を抑えることができる。その結果、キャビン2とストッパゴム32との接触面積を向上させ、耐荷重性及び耐久性を向上させることができる。
例えば、上述した実施形態では、外側部材6の下端開口部をエンド部9により閉塞するとともに、内側部材5に減衰板41を固定し、内側部材5の移動に応じて減衰板41が液室8内を移動することで、振動を減衰させる構成について説明したが、これに限られない。例えば、液室8内の液圧変化により弾性変形可能なダイヤフラムにより外側部材6の下端開口部を閉塞するとともに、液室8内を本体ゴム31側の主液室とダイヤフラム側の副液室とに区画する仕切部材を設け、これら主液室と副液室とを仕切部材に形成されたオリフィス通路を介して連通させる構成としても構わない。
この場合には、内側部材5と外側部材6とが相対的に変位すると、オリフィス通路を通って液室8内の液体が主液室と副液室との間で往来することで、オリフィス通路を流通する液体に液柱共振が生じる。このため、防振装置に入力された振動は、オリフィス通路における液柱共振によって減衰される。
また、減衰板41の天板部42を湾曲面に形成しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、フランジ部22を外側部材6の上端縁に形成した場合について説明したが、これに限らず、外側部材6の上下方向における任意の位置に形成することが可能である。
2…キャビン(振動受部)
3…車体(振動発生部)
5…内側部材
6…外側部材
22…フランジ部
31…本体ゴム
32…ストッパゴム
35…先行突部
36…ストッパ面
Claims (3)
- 振動発生部及び振動受部のうちの何れか一方に連結される内側部材と、
前記振動発生部及び前記振動受部のうちの何れか他方に連結され、前記内側部材を径方向の外側から囲繞するとともに、液体が封入される液室を形成する筒状の外側部材と、
前記内側部材と前記外側部材とを連結する本体ゴムと、
前記外側部材に、径方向の外側に向けて突設されたフランジ部と、
前記フランジ部上に配設され、軸方向の一端側を向いて前記振動発生部及び前記振動受部のうちの何れか一方に当接または近接するストッパ面を有するストッパゴムと、を有する防振装置であって、
前記本体ゴムにおける軸方向の一端面には、前記フランジ部の内側で前記ストッパゴムの前記ストッパ面よりも軸方向の一端側に突出する先行突部が設けられるとともに、前記本体ゴムの軸方向における他端は、軸方向に沿う縦断面視で軸方向の一端側に向けて窪む凹曲面状に形成され、前記液室に面していることを特徴とする防振装置。 - 前記ストッパゴムにおける内周面の軸方向全域が、前記本体ゴムにおける外周面に連設されていることを特徴とする請求項1記載の防振装置。
- 前記ストッパ面は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次軸方向一端側から他端側に向けて延びていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の防振装置。
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