JP2009144845A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を単純化するとともに部品点数を削減して製造コストを安価にし、さらにストッパーの弾性体の耐久性等所定性能を確保しつつ、特性毎のチューニング幅を広げることにある。
【解決手段】内筒12と外筒13との間に弾性体16を介装されて形成された防振装置本体11と、前記外筒13に外装された第1ブラケット17と、前記内筒12に固定された第2ブラケット18とを具える防振装置であって、前記内筒および前記外筒の何れか一方に凹部39が形成されるるとともに、他方に前記内筒と外筒との間の弾性体と別個の弾性体41で囲繞されて前記他方からその半径方向に突出した突出部40が設けられ、前記凹部39および、その凹部内に前記別個の弾性体41を遊びを持って配置する前記突出部40により、前記外筒13および前記内筒12の間の相対変位を規制するストッパー42が形成されてなる防振装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、内筒と外筒との間に弾性体を介装されて形成された防振装置本体と、その外筒に外装される第1ブラケットと、前記内筒に固定される第2ブラケットとを具える防振装置に関するものである。
従来の上述の如き防振装置では、例えばエンジン等を第1ブラケットに取付けるとともに車体に第2ブラケットを取付けてエンジン等を支持する際、その第1ブラケットが長い筒状に形成されて、その第1ブラケットの一端部に外筒を圧入されるとともに、その第1ブラケットの他端部に半径方向内方へ延在するストッパー壁部が設けられ、そのストッパー壁部に内筒に設けられた当接部を当接させて内筒の軸線方向移動を規制することで、内筒の過大な軸線方向移動による弾性体の損傷を防止している。
しかしながら上記構成では、長い筒状のブラケットが必要となるためブラケットが大型化するという問題および、ストロークに応じて内筒が長くなって防振装置全体が軸線方向に大型化するという問題があり、この問題を解決する防振装置としては、例えば特許文献1記載のものが知られている。
この防振装置は、図2に示すように、内筒1と外筒2とを具えるとともに、それら内筒1と外筒2との間に弾性体3を介装されて形成された防振装置本体4を具え、さらに外筒2に外装された第1ブラケット5と、内筒1に固定された第2ブラケット6とを具えており、第2ブラケット6には貫通孔7が形成される一方、外筒2にはその半径方向へ突出するとともに弾性体3の一部で囲繞された突出部8が形成され、その突出部8が貫通孔7内に弾性体3の一部を遊びをもって配置することで、外筒2に対する内筒1の過大な軸線方向移動による弾性体3の損傷を防止するストッパー9が構成されている。
実開平6−73488号公報
しかしながら上記後者の防振装置では、外筒2にストッパー9の突出部8を形成してそれを内筒1と外筒2との間の弾性体3の一部で覆っているため、弾性体3の形状が複雑になって、外筒2を第1ブラケットに圧入して外筒2に第1ブラケットを外装することができない。このため外筒2を第1ブラケットにボルト10で固定する必要があり、構造が複雑になるとともに部品点数が増加し、製造コストが嵩むという問題があった。
また、上記後者の防振装置では、ストッパー9の突出部8を内筒1と外筒2との間の弾性体3の一部で覆って、それら内筒1と外筒2との間の弾性体3と突出部8を覆う弾性体3とを一体で加硫しているため、突出部8を覆う弾性体3の耐久性等の制約上、内筒1と外筒2との間の弾性体3の設計自由度が少なく、特性毎のチューニング幅が狭いという問題もあった。
この発明は上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明の防振装置は、内筒と外筒との間に弾性体を介装されて形成された防振装置本体と、前記外筒に外装された第1ブラケットと、前記内筒に固定された第2ブラケットとを具える防振装置であって、前記内筒および前記外筒の何れか一方に凹部が形成されるるとともに、他方に前記内筒と外筒との間の弾性体と別個の弾性体で囲繞されて前記他方からその半径方向に突出した突出部が設けられ、前記凹部および、その凹部内に前記別個の弾性体を遊びを持って配置する前記突出部により、前記外筒および前記内筒の間の相対変位を規制するストッパーが形成されてなるものである。
かかる防振装置にあっては、内筒および外筒の何れか一方に凹部が形成されるるとともに、それら内筒および外筒の他方に弾性体で囲繞されて他方からその半径方向に突出した突出部が設けられ、前記凹部および、その凹部内に弾性体を遊びを持って配置する前記突出部によりストッパーが形成されて、そのストッパーが外筒および内筒の間の相対変位を規制する。従ってこの発明の制振装置によれば、ストッパー用に防振装置本体と嵌合する長い筒状のブラケットが必要となることがないためブラケットをコンパクトに構成でき、またストロークに応じて内筒が長くなることがないため防振装置全体を軸線方向にコンパクトに構成できる。
しかもこの発明の制振装置によれば、ストッパーの突出部を外筒に形成せずブラケットに形成してそれを内筒と外筒との間の弾性体とは別個の弾性体で覆っているため、内筒と外筒との間の弾性体の形状を単純化し得て、外筒を第1ブラケットに容易に圧入することができるので、構造を単純するとともに部品点数を削減し得て、製造コストを安価にすることができる。また、ストッパーの突出部を内筒と外筒との間の弾性体とは別個の弾性体で覆っているため、それら内筒と外筒との間の弾性体と突出部を覆う弾性体とを別個に加硫できるので、突出部を覆う弾性体の耐久性等所定性能を確保しつつ、内筒と外筒との間の弾性体の設計自由度を高めることができ、これにより特性毎のチューニング幅を広げることができる。
なお、この発明の防振装置においては、前記凹部は貫通孔であると好ましい。貫通孔は有底の止り孔と比較して加工が容易だからである。
また、この発明の防振装置においては、前記第1ブラケットの外筒支持部が前記外筒に外装され、その外筒支持部は両端が開放された円筒状の貫通孔を有していると好ましい。両端が開放された円筒状の貫通孔は内周フランジを持つ孔より加工が容易だからである。
さらに、この発明の防振装置においては、前記第1ブラケットの前記外筒支持部の円筒状の貫通孔内に前記防振装置本体が圧入されていると好ましい。圧入による固定は、ねじ留め等と比較して生産性が向上するからである。
以下に、この発明の実施形態を実施例により、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の防振装置の一実施例の縦断面を示す断面図であり、図中、符号11はこの実施例の防振装置の防振装置本体、12は内筒、13は外筒、14はその外筒13の主部、15はその外筒13の副部、16は本体ゴムをそれぞれ示す。
すなわちこの実施例の防振装置は、例えば自動車の振動発生部であるエンジン(図示せず)と、その自動車の車体(図示せず)との間に介装されて、エンジンから車体への振動伝達を防止するもので、防振装置本体11を具え、その防振装置本体11は、内筒12および外筒13と、それら内筒12および外筒13の間に介装された、弾性体としてのゴム状弾性体からなる本体ゴム16とを具えており、この実施例の防振装置はさらに、第1ブラケットとしての、上記エンジンに取付けられる例えばアルミ鋳物製のエンジン側ブラケット17と、第2ブラケットとしての、上記車体に取付けられる例えば鋼板製の車体側ブラケット18とを具えている。
ここで内筒12は、車体側ブラケット18と別体に形成されて、一端部(図では下端部)をボルト19で車体側ブラケット18に締着固定されており、内筒12の他端部(図では上端部)には半径方向へ突出する環状フランジ20が、その内筒12と一体に形成されている。また、外筒13を構成する主部14および副部15は、各々概略円筒状をなしていて内筒12と中心軸線Cを共通するように配置されるとともに、括れ部を介して互いに一体に結合されている。
本体ゴム16は概略倒立裁頭円錐状をなし、主として外筒13の主部14内に収容されており、その本体ゴム16の大径の基部からは基部側延長部22が図では上方へ筒状に延長され、この基部側延長部22は外筒13の副部15内まで延在して、二枚の円板23,24からなる仕切り部25と、ゴム膜体26およびその外周部分に埋設されたリング金具27からなるダイヤフラム28とを液密に囲繞して固定している。そして本体ゴム16は主部14の内周面に、また基部側延長部22は副部15の内周面に、それぞれ加硫接着されている。
この一方、内筒12の、環状フランジ20が設けられた端部は、本体ゴム16の小径の先端部(図では下端部)内に埋設されており、本体ゴム16の小径の先端部からは先端部側延長部29が図では下方へ筒状に延長され、この先端部側延長部29は内筒12を密に覆うとともに先端部で軸線方向の切れ目により放射状に分割されて車体側ブラケット18を部分的に覆っている。そして本体ゴム16の先端部および先端部側延長部29は内筒12の外周面に加硫接着され、また先端部側延長部29の上記放射状の部分は車体側ブラケット18に例えば接着剤により接着されている。
本体ゴム16とダイヤフラム28とはそれらの内部に液室30を形成しており、この液室30内には、例えば水、シリコンオイルまたはエチレングリコール等の液体が封入されている。仕切り部25は、その液室30を本体ゴム16側の主液室31とダイヤフラム28側の副液室32とに仕切るとともに、仕切り部25の内部の周辺部に周方向に延在するように形成されたオリフィス33でそれら主液室31と副液室32とを連通させており、これにより液室30内の液体は、荷重を受けた本体ゴム16の変形に伴いオリフィス33を介して主液室31と副液室32との間で移動するので、防振装置本体11は液封入式防振装置として機能する。
さらに仕切り部25はその内部の中央部に、主液室31と副液室32とに開口を介して連通した収容室34を有し、この収容室34内には液室30内に収容された液体より僅かに比重が大きい材料からなる円板状のメンブラン35が円板23,24から僅かな隙間を空けて収容されており、このメンブラン35は、本体ゴム16が高い周波数で振幅が小さい荷重を受けてオリフィス33が目詰まりするような場合でも収容室34内で振動して主液室31と副液室32との間の液体の移動を可能にし、また本体ゴム16が低い周波数で振幅が大きい荷重を受けた場合は円板23または円板24に密接して主液室31または副液室32への開口を塞ぎ、液体をオリフィス33に通してオリフィス33を有効に機能させる。
エンジン側ブラケット17は、外筒13の主部14を支持する外筒支持部36を有し、その外筒支持部36は円筒状の内周面37を持ち、その内周面36は上記中心軸線Cの延在方向に貫通した貫通孔とされており、外筒13は、その主部14が外筒支持部36の円筒状の内周面37内に圧入されることで、エンジン側ブラケット17に固定され、これによりエンジン側ブラケット17は外筒13に外装されている。エンジン側ブラケット17はまた、外筒支持部36と一体に形成されてその外筒支持部36と直角に図では上下方向へ延在する板状部38を有し、その板状部38には外筒支持部36に対し防振装置本体11の内筒12が突出する側に、凹部としての矩形横断面形状の貫通孔(角孔)39が形成されている。
一方、車体側ブラケット18は、上記中心軸線Cを中心とした概略円板状に形成されるとともに周縁部に補強のためのフランジを形成され、さらにエンジン側ブラケット17の板状部38に向く部分に内筒12の半径方向すなわち中心軸線Cと直角な方向に突出する突出部40を形成され、その突出部40の先端部には、弾性体としてのゴム状弾性体からなる弾性当接部41が突出部40の周囲を覆うように加硫接着されて設けられている。そして突出部40の先端部は弾性当接部41とともに板状部38の貫通孔39内に挿通され、その弾性当接部41は貫通孔39の内周面に対し中心軸線Cの延在方向および中心軸線Cと直角な図では紙面と直角方向の板状部38の延在方向にそれぞれ所定の遊びをもって位置しており、これら貫通孔39および、その貫通孔39内に弾性当接部41を遊びを持って配置する突出部40によりストッパー42が形成されて、そのストッパー42が外筒13および内筒12の間の、中心軸線Cの延在方向および中心軸線Cと直角な板状部38の上記延在方向への相対変位を規制する。
なお、この実施例の防振装置を製造する際には、例えば、本体ゴム16を主部14の内周面に加硫接着するとともに基部側延長部22を副部15の内周面に加硫接着し、さらに本体ゴム16および先端部側延長部29を内筒12の環状フランジ20を含む外周面に加硫接着する工程を行った後、基部側延長部22内に仕切り部25およびダイヤフラム28を組み込むとともに液室30内に液体を充填してから副部15の、主部14に向く側と反対側の端部(図では上端部)を絞り成形して仕切り部25およびダイヤフラム28を液密に封入し、その後に主部14をエンジン側ブラケット17の支持部36内に圧入固定し、その一方で車体側ブラケット18の突出部40の先端部に弾性当接部41を加硫接着し、次いで内筒12に車体側ブラケット18を組み付けてから、先端部側延長部29の先端部を放射状に拡張して車体側ブラケット18に接着する。
かかる実施例の防振装置にあっては、例えばエンジン側ブラケット17を介してエンジンから外筒13の主部14に振動が加えられると、基本的には、その振動の荷重で本体ゴム16が弾性変形するとともにゴム内部で振動エネルギーを吸収して、その振動が車体側ブラケット18に伝達されるのを防止する。また、液室30内の液体が、荷重を受けた本体ゴム16の変形に伴いオリフィス33を介して主液室31と副液室32との間で移動することで、防振装置本体11が液封入式防振装置としても機能し、メンブラン35が高周波数から低周波数まで高範囲の周波数帯域に亘る振動の吸収を可能にする。
またその加えられた振動で主部14に対し内筒12が相対的に軸線Cに沿って変位すると、本体ゴム16が圧縮されるバウンド側(図では上方)への内筒12の変位および本体ゴム16が伸張されるリバウンド側(図では下方)への内筒12の変位に対し貫通孔39の図では上下の内壁面に弾性当接部41が当接することで、ストッパー42がそれ以上の変位を規制する。さらにその加えられた振動で主部14に対し内筒12が相対的に軸線Cと直角な板状部38の延在方向へ変位すると、貫通孔39の図では奥側および図示しない手前側の内壁面に弾性当接部41が当接することで、ストッパー42がそれ以上の変位を規制する。
従ってこの実施例の制振装置によれば、高範囲の周波数帯域に亘る振動を効果的に吸収することができ、しかも、外筒13および内筒12の間の過度の相対変位を規制するストッパー42用に防振装置本体11と嵌合する長い筒状のブラケットが必要となることがないためエンジン側ブラケット17をコンパクトに構成でき、またストロークに応じて内筒12が長くなることがないため防振装置全体を軸線方向にコンパクトに構成することができる。
しかもこの実施例の制振装置によれば、ストッパー42の突出部40を外筒13に形成せず車体側ブラケット18に形成してそれを内筒12と外筒13との間の弾性体としての本体ゴム16とは別個の弾性体としての弾性当接部41で覆っているため、内筒12と外筒13との間の本体ゴム16の形状を単純化し得て、外筒13をエンジン側ブラケット36に容易に圧入することができるので、構造を単純するとともに部品点数を削減し得て、製造コストを安価にすることができる。また、ストッパー42の突出部40を内筒12と外筒13との間の本体ゴム16とは別個の弾性体としての弾性当接部41で覆っているため、それら内筒12と外筒13との間の本体ゴム16と突出部40を覆う弾性当接部41とを別個に加硫できるので、弾性当接部41の耐久性等所定性能を確保しつつ、本体ゴム16の設計自由度を高めることができ、これにより制振装置の、特性毎のチューニング幅を広げることができる。
さらにこの実施例の防振装置によれば、エンジン側ブラケット17に凹部として形成するのが貫通孔39であるので、凹部を有底の止り孔とする場合と比較して車体側ブラケット18の加工を容易なものとすることができる。
また、この実施例の防振装置によれば、エンジン側ブラケット17の外筒支持部36が外筒13に外装され、その外筒支持部36は両端が開放された貫通孔としての円筒状の内周面37を有しているので、内周面37が位置決め用の内周フランジを持つ場合より加工を容易なものとすることができる。
さらに、この実施例の防振装置によれば、エンジン側ブラケット17の貫通孔としての円筒状の内周面37内に防振装置本体11の外筒13が圧入されて固定されているので、ねじ留め等での固定と比較して生産性を向上させることができる。
そしてこの実施例の防振装置によれば、エンジン側ブラケット17と車体側ブラケット18との間に直接ストッパー42が設けられているので、ストッパー42の弾性当接部41が貫通孔39の内壁面に当接して外筒13および内筒12の間の過度の相対変位を規制している状態でさらに力がエンジン側ブラケット17または車体側ブラケット18に加わった場合でも、外筒13がさらに押圧されまたは引っ張られるのを防止し得て、車体側ブラケット18の内周面37内からの防振装置本体11の脱落を防止することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限られるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、外筒13の主部14と副部15との外径を異ならせて、小径の側をエンジン側ブラケット17の外筒支持部36の内周面37に圧入するとともに大径の側をその外筒支持部36の端面に当接させて外筒13をエンジン側ブラケット17に対し位置決めするようにしても良く、あるいは外筒13の主部14をエンジン側ブラケット17の外筒支持部36の内周面37内に嵌挿して外筒支持部36にボルトで締着固定しても良い。またエンジン側ブラケット17の凹部は、有底の止り孔としても良い。
かくしてこの発明の制振装置によれば、ストッパー用に防振装置本体と嵌合する長い筒状のブラケットが必要となることがないためブラケットをコンパクトに構成でき、またストロークに応じて内筒が長くなることがないため防振装置全体を軸線方向にコンパクトに構成できる。
しかもこの発明の制振装置によれば、ストッパーの突出部を外筒に形成せずブラケットに形成してそれを内筒と外筒との間の弾性体とは別個の弾性体で覆っているため、内筒と外筒との間の弾性体の形状を単純化し得て、外筒を第1ブラケットに容易に圧入することができるので、構造を単純するとともに部品点数を削減し得て、製造コストを安価にすることができる。また、ストッパーの突出部を内筒と外筒との間の弾性体とは別個の弾性体で覆っているため、それら内筒と外筒との間の弾性体と突出部を覆う弾性体とを別個に加硫できるので、突出部を覆う弾性体の耐久性等所定性能を確保しつつ、内筒と外筒との間の弾性体の設計自由度を高めることができ、これにより特性毎のチューニング幅を広げることができる。
この発明の防振装置の一実施例の縦断面を示す断面図である。 従来の防振装置の一例の縦断面を示す断面図である。
符号の説明
1 内筒
2 外筒
3 弾性体
4 防振装置本体
5 第1ブラケット
6 第2ブラケット
7 貫通孔
8 突出部
9 ストッパー
10 ボルト
11 防振装置
12 内筒
13 外筒
14 主部
15 副部
16 本体ゴム
17 エンジン側ブラケット(第1ブラケット)
18 車体側ブラケット(第2ブラケット)
19 ボルト
20 環状フランジ
22 基部側延長部
23 円板
24 円板
25 仕切り部
26 ゴム膜体
27 リング金具
28 ダイヤフラム
29 先端部側延長部
30 液室
31 主液室
32 副液室
33 オリフィス
34 収容室
35 メンブラン
36 外筒支持部
37 内周面
38 板状部
39 貫通孔
40 突出部
41 弾性当接部
42 ストッパー

Claims (4)

  1. 内筒と外筒との間に弾性体を介装されて形成された防振装置本体と、
    前記外筒に外装された第1ブラケットと、
    前記内筒に固定された第2ブラケットとを具える防振装置であって、
    前記内筒および前記外筒の何れか一方に凹部が形成されるるとともに、他方に前記内筒と外筒との間の弾性体と別個の弾性体で囲繞されて前記他方からその半径方向に突出した突出部が設けられ、
    前記凹部および、その凹部内に前記別個の弾性体を遊びを持って配置する前記突出部により、前記外筒および前記内筒の間の相対変位を規制するストッパーが形成されてなる、防振装置。
  2. 前記凹部は貫通孔である、請求項1記載の防振装置。
  3. 前記第1ブラケットの外筒支持部が前記外筒に外装され、その外筒支持部は両端が開放された円筒状の貫通孔を有している、請求項1または2記載の防振装置。
  4. 前記第1ブラケットの前記外筒支持部の円筒状の貫通孔内には前記防振装置本体が圧入されている、請求項3記載の防振装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102705425A (zh) * 2012-06-13 2012-10-03 宁波拓普集团股份有限公司 一种新型液压悬置外罩
JP2014126064A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振ユニット
CN107841910A (zh) * 2017-11-11 2018-03-27 浙江纳仕通电气有限公司 可调型轨道交通减振降噪装置

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