JP5814490B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理を実行するグループ編成部と、グループごとに仮想会議室を割り当てる会議室管理部と、仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付部と、グループに属する参加者の仮想会議室における挙動と討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理を実行する討論状況判定部と、参加者の挙動と参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理を実行する参加者類別部とを備え、前記グループ編成部は、前記討論状況判定部の討論状況判定結果と前記参加者類別部の類別結果とグループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理を実行する情報処理装置。

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体に関し、具体的には、仮想会議室の提供に関する。
特開2012−74808号公報
学生が実際に企業に集まり業務を体験するインターンシップが知られている。近年では、インターネットなどの通信網を利用して、遠隔地から参加可能なウェブインターンシップを実施している企業がある。このようなウェブインターンシップは、実際に企業に集まることが困難な地域に住んでいる学生や、時間を取ることが難しい学生にとって利便性が高い。
ウェブインターンシップでは、仮想会議室を用いて、参加者間で議論させる課題を課すことがある。仮想会議室を用いるシステムとしては、例えば特許文献1に示すものが知られている。このようなシステムを用いて仮想会議を実施した場合、主催者側(例えば会社側の人事担当者)が参加者の素質や性格などを把握するためには、実際に仮想会議室の発言内容を確認して判断する必要があった。
ところが、参加者が多くなるにつれて参加者を評価する工数が増大し、適正な評価が行われない可能性がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、仮想会議室を用いた議論に参加する参加者の適正な評価を行うことができる環境を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理を実行するグループ編成部と、前記グループごとに仮想会議室を割り当て、参加者の発言の位置づけを表す発言位置づけ情報を収集し、前記仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに設け、管理者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に前記識別子を更新する会議室管理部と、前記仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付部と、グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動と前記討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理を実行する討論状況判定部と、少なくとも前記発言位置づけ情報を利用して判定する参加者の挙動と前記参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理を実行する参加者類別部とを備え、前記グループ編成部は、前記討論状況判定部の討論状況判定結果と前記参加者類別部の類別結果と前記グループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理を実行するものである。
これにより、例えば、企業が主催したウェブインターンに参加する参加者を人事担当者が評価する際に、企業が欲する人材に応じたグループ編成を実現し、効率のよい人材評価を行うための環境が提供される。
また、会議室の議論の様子が会議室ごとに識別子を用いて表示される。
更に、会議室に入室しない状態において、会議室ごとの新規発言数が増えたことを把握することができる。
上記した情報処理装置における前記参加者類別部は、グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動としての発言率を用いて該参加者に対する前記参加者類別処理を実行することが望ましい。
これにより、一部の参加者に発言が偏っている場合などに、その状態が検出される。
上記した情報処理装置における前記討論状況判定部は、グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動としての発言者数に基づいて前記討論状況判定処理を実行することが望ましい。
これにより、例えば、参加者一人が主に発言している場合などに、当該参加者の適切な評価ができない可能性があることを管理者が把握することができる。
上記した情報処理装置における前記会議室管理部は、前記仮想会議室ごとの議論の様子が表現されるように、会議室一覧の表示制御を行うことが望ましい。
これにより、会議室の議論の様子が会議室一覧の表示態様に反映される。
上記した情報処理装置における前記会議室管理部は、前記仮想会議室に入室していない状態で視認可能な前記識別子を表示することが望ましい。
これにより、会議室に入室していない状態で会議室の議論の状況を把握す
ることができる。
上記した情報処理装置における前記会議室管理部は、前記仮想会議室ごとに数値化された活発度に基づいて前記識別子を設定することが望ましい。
これにより、会議室ごとの活発度が会議室に入室しない状態において表示される。
上記した情報処理装置における前記会議室管理部は、参加者の発言ごとに他の参加者が賛否を表現可能な操作子を提供し、該操作子が操作されることによって得られた賛否を集計して管理し表示することが望ましい。
これにより、参加者の発言が同意を得られたものであるか否かを把握することができる。
本発明に係る情報処理方法は、情報処理装置に実行させる情報処理方法であって、一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理と、前記グループごとに仮想会議室を割り当てる処理と、参加者の発言の位置づけを表す発言位置づけ情報を収集する処理と、前記仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに設け、管理者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に前記識別子を更新する処理と、前記仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付処理と、グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動と前記討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理と、少なくとも前記発言位置づけ情報を利用して判定する参加者の挙動と前記参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理と、前記討論状況判定処理の結果と前記参加者類別処理の結果と前記グループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理と、を実行するものである。
この情報処理方法により、効率のよい人材評価を行うための環境を提供するための処理が実行される。
本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法として実行する処理を演算処理装置に実行させるプログラムである。
本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶した記憶媒体である。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、効率のよい人事評価手法を提供できる。
本発明の実施の形態の全体の構成を示す図である。 本実施の形態の仮想会議室サーバのブロック図である。 本実施の形態のコンピュータのブロック図である。 本実施の形態の参加者DBの例を示す図である。 本実施の形態のグループDBの例を示す図である。 本実施の形態のログDBの例を示す図である。 本実施の形態の条件DBの例を示す図である。 参加者が閲覧する仮想会議室の画面を示す図である。 管理者が閲覧する仮想会議室の画面を示す図である。 管理者が閲覧する仮想会議室一覧の画面を示す図である。 管理者が条件を設定する際に閲覧する判定基準設定画面を示す図である。 メイン処理の例を示すフローチャートである。 第1の編成処理の例を示すフローチャートである。 討論状況判定処理の例を示すフローチャートである。 参加者類別処理の例を示すフローチャートである。 第2の編成処理の例を示すフローチャートである。 参加者が発言内容の位置づけを選択する選択画面の例を示す図である。
本実施の形態においては、ウェブインターンシップを実施する企業が仮想会議室を用いて参加者に議論をさせる例を説明する。仮想会議室を提供し、参加者の評価の一助となる様々な機能を提供する情報処理装置としては、仮想会議室サーバを例に挙げる。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.全体構成>
<2.ハードウエア構成>
<3.各種データベース>
<4.各画面>
<5.処理の流れ>
[5−1.第1の編成処理]
[5−2.討論状況判定処理]
[5−3.参加者類別処理]
[5−4.第2の編成処理]
<6.変形例>
[6−1.変形例1]
[6−2.変形例2]
[6−3.変形例3]
[6−4.変形例4]
<7.まとめ>
<8.プログラム及び記憶媒体>
<1.全体構成>

本実施の形態の仮想会議室サーバ1を含むネットワークシステム全体の構成を図1及び図2を用いて説明する。
尚、以下の説明においては、仮想会議室サーバ1を利用する主催者側の人物(例えば、人事担当者)を管理者として説明する。
図1に示すように、本実施の形態の仮想会議室サーバ1は、通信ネットワーク2を介して、参加者端末3,3,3・・・、管理者端末4と相互に通信可能な状態に接続されている。
仮想会議室サーバ1は、仮想会議室を用いた会議や討論に参加する参加者を必要に応じていくつかのグループに分ける機能を提供する。また、各グループに対して仮想会議室を割り当てる機能を提供する。更に、仮想会議室の議論の様子を所定の指標に従って評価して表示する機能を有する。この機能を提供するにあたっては、所定の指標を設定するための入力操作を受け付ける機能も有する。
更に、討論における参加者の挙動の傾向を予め定められた指標に基づいて判定し、管理者(例えば会社側の人事担当者)に提示する機能を有する。管理者に提示された判定結果は、討論に参加している参加者の素質や性格を評価するための一助となる。
仮想会議室サーバ1は、上記した各種の機能を提供するために、様々なDB(Database)を管理する。例えば、仮想会議室を用いた討論に参加する参加者の情報が記憶される参加者DB100A、編成されたグループの情報が記憶されるグループDB100B、仮想会議室で行われた討論における各参加者の発言内容などが記憶されるログDB100C、仮想会議室の議論の状況を評価するための所定の指標や、参加者の挙動の傾向を判定するための指標に関する情報が記憶される条件DB100Dなどである。
各DBについての詳細は、後述する。
仮想会議室サーバ1の構成を、図2を参照してより詳細に述べる。
仮想会議室サーバ1は、グループ編成部1a、会議室管理部1b、入力受付部1c、討論状況判定部1d、参加者類別部1e、表示制御部1f、通信制御部1gを備える。
グループ編成部1aは、仮想会議に参加する各参加者をいくつかのグループに振り分けて編成する編成処理を実行する。 編成処理としては、第1の編成処理と第2の編成処理を後述する。
会議室管理部1bは、編成された各グループに対して仮想会議室を割り当てる。また、各仮想会議室の討論の状況や、各参加者の挙動を収集し、それらの情報を識別子として画面上に表示する処理を実行する。
入力受付部1cは、仮想会議室の議論の状況を評価するための所定の指標(討論判定基準)や、参加者の挙動の傾向を判定するための指標(参加者判定基準)を決定するための情報入力を随時受け付ける。例えば、積極的に意見を述べる参加者であるか否かを判定するための閾値としての参加者の発言数(書き込み数)の入力を受け付ける入力受付処理を実行する。
また、入力受付処理では、第2の編成処理を行うための再編基準の入力も受け付ける。
討論状況判定部1dは、入力受付部1cで取得した各指標(討論判定基準など)と参加者の仮想会議室における挙動(発言者数など)に基づいて、仮想会議室における討論の状況を判定する。具体的には、活発に意見が交わされているか否か、或いは、対立する主張がぶつかり合っているか否か、また或いは、特定の参加者のみ発言している状況であるか否か、などを判定する。尚、入力受付部1cで取得した指標だけでなく、予め定められた指標に基づいて各種判定を行ってもよい。
参加者類別部1eは、参加者の仮想会議室における挙動と指標(参加者判定基準)に基づいて、参加者の素質や性格を判定する。具体的には、積極的に討論に参加する性格なのか、或いは、他人の意見に追従する性格なのか、などを判定する。
表示制御部1fは、参加者が使用する参加者端末3や管理者が使用する管理者端末4の画面上に、仮想会議室一覧や、各種ボタン等の操作子を表示させる機能を有する。また、各仮想会議室に入室した際の書き込み一覧を時系列で表示させる機能を有する。
通信制御部1gは、仮想会議室サーバ1がネットワーク2を介して参加者端末3,3,3・・・、管理者端末4とデータを送受信する際に必要となる各機能を有する。
図1の構成において、通信ネットワーク2の構成は特に限定されるものではなく、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが想定される。
また通信ネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線などの有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。
図1に示す参加者端末3は、ウェブインターンシップに参加する参加者が使用する端末である。
管理者端末4は、上記の各種サービスを享受するユーザが使用する情報処理装置である。
参加者端末3や管理者端末4では、必要に応じて各種の送受信処理などが実行される。 また、参加者端末3や管理者端末4は、例えば、通信機能を備えたPC(Personal Computer)やフィーチャーフォンやPDA(Personal Digital Assistants)、或いは、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスなどである。
<2.ハードウエア構成>

図3は、図1に示した仮想会議室サーバ1、参加者端末3、及び管理者端末4のハードウエアを例示する図である。それぞれのサーバや端末におけるコンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力装置106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、通信ネットワーク2を介しての通信処理や機器間通信を行う通信部109が接続されている。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、仮想会議室サーバ1、参加者端末3、及び管理者端末4のそれぞれにおいて後述する情報処理や通信が実行される。
尚、仮想会議室サーバ1、参加者端末3、及び管理者端末4を構成するそれぞれの情報処理装置は、図3のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、システム化された複数のコンピュータ装置によって構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LANなどによりシステム化されていてもよいし、インターネットなどを利用したVPN(Virtual Private Network)などにより遠隔地に配置されたものでもよい。
<3.各種データベース>

参加者DB100Aには、企業が実施するウェブインターンシップに参加する参加者の情報が記憶される。
具体的には、例えば図4に示すように、参加者情報として、参加者ID(Identification)やログインPW(Password)、参加者の氏名や住所や連絡先(電話番号やメールアドレス)などが記憶される。また、上記した指標(例えば、参加者判定基準)に基づいて判定された参加者の素質や性格などが評価情報として記憶される。これらの評価情報は、0,1で表されるフラグであってもよいし、文字列であってもよい。
グループDB100Bには、グループ編成部1aによって編成された各グループの情報が記憶される。
具体的には、例えば図5に示すように、グループIDと、当該グループに属する参加者の参加者IDと、当該グループに割り当てられた仮想会議室の会議室IDと、当該グループ内で行われた討論に対し上述した指標(例えば、討論判定基準)を用いて付与された評価情報が記憶される。
尚、評価情報は、討論前は情報が記憶されておらず、討論中、或いは、討論が終了した後に所定の手順に基づいて評価情報が記憶される。
ログDB100Cには、仮想会議室で行われた討論の内容が記憶される。
具体的には、例えば図6に示すように、仮想会議室の会議室IDと、議題に紐付けられた、討論IDと、仮想会議室に入室を許可されたグループのグループIDとが記憶される。尚、仮想会議室は実在する会議室と異なり、ほぼ無制限に生成することができる。そのため、討論を行うグループと議題を一意に特定可能な会議室IDを生成することもできる。この場合には、討論IDとグループIDは記憶されなくてもよい。
更に、ログDB100Cには、仮想会議室においてなされた発言情報なども記憶される。具体的には、図6に示すように、発言した時刻情報、発言した参加者ID、その発言内容、発言内容に対する肯定票数、否定票数を記憶する。
条件DB100Dには、討論状況判定部1dが仮想会議室における討論の状況を判定する際に用いる条件(討論判定基準)や、参加者類別部が各参加者の素質や性格を判定する際に用いる条件(参加者判定基準)などが記憶される。これらの条件は、ウェブインターンシップを実施する企業の人事担当者などによって入力された条件である。
具体的には、例えば図7に示すように、条件ID、グループID、対象種別、条件種別、判定式、ラベルなどが記憶される。条件IDは、一つの条件に対して付与される固有のIDである。
グループIDは、条件を適用する対象を特定可能な情報として記憶される。尚、会議室IDや討論IDによって条件を適用する対象を特定できる場合には、グループIDの替わりに会議室IDや討論IDを記憶してもよい。
対象種別とは、条件を適用する種別を表す情報であり、具体的には、「グループ」と「参加者」の二種類の何れかが記憶される。対象種別が「グループ」となっている条件は、仮想会議室における討論の状況を判定する際に用いる条件とされ、討論全体で算出される数値を判定するための閾値などである。例えば、条件ID=C0001とされた条件は、当該討論(或いはグループ)が「活発」であるか否かを判定するための条件である。
条件種別とは、討論の状況を判定するために用いる指標が記憶される。具体的には、「発言数」や「肯定数」、「否定数」などである。ここで、「肯定」と「否定」について説明する。仮想会議室サーバ1が提供する仮想会議室では、発言ごとに参加者がその発言を肯定するか否かを意思表明可能な操作子(例えばボタンなど)が提供される。従って、他の参加者の同意を得られるような発言に対しては、「肯定」ボタンが押されやすく、反対に他の参加者の同意を得られない発言に対しては、「否定」ボタンが押されやすくなる。「肯定数」とは「肯定」ボタンが押下された回数を表し、「否定数」とは「否定」ボタンが押下された回数を表す。
判定式とは、条件に合致するか否かを判定するための式である。
ラベルとは、判定式に合致した場合に対象に付与されるものである。
例えば、条件ID=C0001とされた条件では、1分間における発言数が8件以上であるグループに対して、「活発」というラベルが付与される。また、条件ID=C0003とされた条件では、発言1件あたりの否定数が3以上である場合、対立する意見が交わされていると判断できるため、「白熱」というラベルが付与される。更に、条件ID=C0016とされた条件では、発言1件あたりの肯定数が0.4を越えた場合、即ち、一つの仮想会議室の全発言数が10件であるときに4件以上の発言に対して肯定ボタンを押下した場合(4/10=0.4≧0.4)、その参加者には「調和的」のラベルが付与される。また更に、条件ID=C0018とされた条件では、ある参加者の発言1件あたりの被肯定数(=肯定ボタンを押下された回数)が参加者一人あたり0.4以上である場合、即ち、参加者が5人の仮想会議室においてある参加者が行った10件の発言に対する被肯定数が延べ20件以上の場合(20/(5×10)=0.4≧0.4)、そのある参加者には「正論」のラベルが付与される。
尚、討論判定基準や参加者判定基準を作成する際の管理者の工数を削減するために、よく使用される条件については、予め登録しておいてもよい。その際には、後述する判定基準設定画面で、それぞれの条件のON/OFFを設定できるようにしてもよい。
<4.各画面>

続いて、参加者端末3及び管理者端末4に表示される各画面について説明する。
先ず、参加者端末3を介して参加者に提示される画面について図8を参照して説明する。
図8に示すように、参加者は、参加者端末3を介して、自分が属するグループに割り当てられた仮想会議室の発言の内容などを閲覧することができる。この画面は、例えば、HTMLファイルを解釈して表示可能なウェブブラウザや専用のソフトウェアによって閲覧可能となる。
画面の右上には、ウィンドウの大きさ変更やソフトウェアの終了を行うための操作子5,5,5が配置されている。その下には、参加者一覧が表示される参加者表示領域6と、討論の内容が表示される内容表示欄7と、発言内容を入力する入力欄8と、発言を行う発言ボタン9が配置されている。
また、個々の発言内容の右部には、それぞれ対応した肯定ボタン10と否定ボタン11が配置されている。
内容表示欄7には、発言内容と共に、時間情報と発言者情報が表示される。
次に、上記の仮想会議室の様子を管理者端末4を介して閲覧したときの画面について、図9を参照して説明する。
図9に示すように、管理者は、管理者端末4を介して、各グループ内で行われている仮想会議室での討論の様子を閲覧することができる。管理者端末4に表示される画面は、例えば、HTMLファイルを解釈して表示可能なウェブブラウザや専用のソフトウェアによって閲覧可能となる。
画面の構成は、操作子5,5,5と、参加者一覧が表示される参加者表示領域6と、討論の内容が表示される内容表示欄7と、発言内容を入力する入力欄8と、発言を実行する発言ボタン9が配置されている。
入力欄8と発言ボタン9は、例えば、討論の方向性を修正する際や問題提起などを管理者が行う際に用いられる。
個々の発言内容の右部には、それぞれの発言に対して図8の肯定ボタン10を押下した参加者の人数を表す数値と、否定ボタン11を押下した参加者の人数を表す数値が記載される集計表示欄12が配置されている。従って、管理者は各発言が賛同を得られたものであるか否かを見分けることができる。
続いて、管理者端末4を介して閲覧可能な仮想会議室一覧画面について図10を参照して説明する。
仮想会議室一覧画面は、討論などが行われている仮想会議室の一覧を確認することができる画面であり、図10に示すように、操作子5,5,5と、会議室の一覧が表示される会議室一覧表示領域13と、参加者の一覧が表示される参加者一覧表示領域14とを備えている。
会議室一覧表示領域13には、会議室情報15,15,・・・と、それぞれの仮想会議室に入室するための操作子として機能する入室ボタン16,16,・・・が配置されている。
尚、会議室情報15が入室ボタン16としての機能を備えたボタンとして機能してもよい。即ち、入室ボタン16に表示される文字情報として会議室の情報が表示されてもよい。
会議室情報15としては、例えば、会議室ごとに付与された会議室番号15aと、参加者数15bと、会議室ごとの参加者を格付けしたランキング情報15cと、会議室の状態などを後述する処理で判定した結果を表す状態アイコン15d,15d,・・・が表示される。
会議室情報15は、所定の条件でくくることが可能な各会議室の情報が記載される。所定の条件とは、例えば、仮想会議室サーバ1が提供する仮想会議室を利用している主催企業としてA社とB社の2社がある場合、「A社が主催する討論に使用される会議室」や「B社が主催する会議に使用される会議室」などの条件である。具体的には、A社の関係者やA社が主催する討論に参加する参加者は、「A社が主催する討論に使用される会議室」の一覧のみ閲覧が可能となる。また、B社の関係者やB社が主催する会議に参加する参加者は、「B社が主催する会議に使用される会議室」のみ閲覧が可能となる。
所定の条件でくくられた会議室のみが表示されることにより、不必要な情報が表示されることが抑制され、情報が拡散してしまうことを防止することができる。
ランキング情報15cは、何らかの指標に基づいて討論に参加している参加者を格付けした情報とされる。何らかの指標とは、例えば、総発言数や、直近の所定時間における発言数、或いは、肯定ボタン10を押下された回数(被肯定回数)などである。
状態アイコン15dとしては、発言数が所定以上の会議室に付与されるものや、異なる意見が対立している会議室に付与されるものや、直近の所定時間における発言数が多い会議室に付与されるものなどがある。各処理については、後述する。
参加者一覧表示領域14には、参加者の格付けに用いる指標を選択できるドロップボックスなどの操作子17と、参加者一覧情報18が配置されている。
参加者一覧情報としては、例えば、各仮想会議室に参加している参加者のランク情報18a、ユーザ名18b、参加している会議室情報18cが表示される。
参加者一覧情報は、操作子17によって選択された指標を元に格付けされて表示される。例えば、操作子17で選択された指標が「総発言数」である場合には、総発言数が多い参加者から順に表示される。また、指標が「直近の発言数」である場合には、直近の所定の時間において発言数が多い参加者から順に表示される。
尚、会議室一覧表示領域に表示される各仮想会議室の表示順は、操作子17によって選択された指標を元に並び替えられてもよい。
次に、管理者が討論判定基準や参加者判定基準を設定する際に仮想会議室サーバ1が提供する判定基準設定画面19を図11を参照して説明する。
条件設定画面19には、条件設定領域20と条件一覧表示領域21が設けられている。
条件設定領域20には、条件の対象種別設定欄22と、条件種別設定欄23と、値入力欄24と、等号不等号設定欄25と、ラベル入力欄26と、条件追加ボタン27とが配置されている。
対象種別設定欄22とは、図7で説明した対象種別を設定するための入力欄であり、設定可能な項目(「グループ」や「参加者」)の何れかを選択可能に表示される。
条件種別設定欄23とは、図7で説明した条件種別を設定するための入力欄であり、設定可能な項目(「総発言数」や「単位時間あたりの発言数」など)の何れかを選択可能に表示される。
値入力欄24は、討論状況を判定するための閾値を入力する欄である。
等号不等号設定欄25は、等号や不等号の何れかを選択可能に表示される。値入力欄24と等号不等号設定欄25に入力された情報を元に、図7の判定式を生成することができる。
ラベル入力欄26は、条件に合致したグループや参加者に対して付与するラベル名を入力する欄である。
条件追加ボタン27は、上記の各入力欄に入力された情報を元に討論判定基準や参加者判定基準を作成するためのボタンである。尚、入力された情報に不備がある状態で条件追加ボタン27が押下された場合には、各判定基準を作成せずに警告のための画面などを表示して管理者に注意喚起してもよい。
尚、「単位時間あたりの発言数」などの項目に用いる「単位時間」を任意に入力できるようにしてもよい。これにより、柔軟な条件を設定することができる。
条件一覧表示領域21には、現時点で設定されている討論判定基準や参加者判定基準が表示される。
<5.処理の流れ>

続いて、全体の処理の流れ(メイン処理)について、図12を参照して説明する。
先ず、仮想会議室サーバ1のグループ編成部1aはステップS101において、第1の編成処理を行う。第1の編成処理では、参加者の情報に基づいて、グループ分けを行う。詳細は、後述する。
そして、会議室管理部1bはステップS102において、仮想会議室割り当て処理を実行する。仮想会議室割り当て処理では、ステップS101におけるグループの編成結果に基づいて、一つのグループにつき一つの仮想会議室の割り当てを行う。このとき、参加者に対しては、割り当てた仮想会議室に入室するための通知処理が行われる。通知処理では、例えば、割り当てられた仮想会議室へ入室するためのパスワードの通知や、仮想会議室へのアクセス情報(Uniform Resource Locatorなど)の通知が行われる。
参加者は、上記の情報を元に、自身に割り当てられた仮想会議室へアクセス(または入室)することが可能となる。
次に、討論状況判定部1dはステップS103において、参加者が討論している会議室の状況を判定する討論状況判定処理を実行する。詳細は後述するが、討論状況判定処理では、管理者によって予め指定された指標(例えば図7に示す各条件)などに基づいて、仮想会議室や参加者の状況を判定する処理を実行する。この処理により、管理者は仮想会議室の雰囲気や参加者の性格などを把握することができる。
続いて、参加者類別部1eはステップS104において、参加者類別処理を実行する。参加者類別処理では、図7に示すような各条件(例えば管理者によって設定される条件など)に基づいて、参加者を類別する処理を実行する。この処理により、参加者の素質や性格などが判定される。
更に、グループ編成部1aはステップS105において、第2の編成処理を実行する。ここでは、ステップS103の討論状況判定処理の結果やステップS104の参加者類別処理の結果に応じて、参加者を再度グループに振り分ける処理を実行する。これにより、例えば、積極的に討論に参加する人材を一人だけ求めている場合などには、積極的に討論に参加する傾向のある参加者のみを集めた特別なグループを作成することにより、その中から特に積極的な参加者を探すことができる。
また、例えば、積極的に討論に参加する人材を複数人求めている場合などには、ステップS104において積極的な性格と判定された参加者を平均的に各グループに振り分けることも考えられる。
また更に、ステップS101の第1の編成処理において、討論への参加が積極的でない参加者が集まったグループに一人だけ積極的な参加者が振り分けられてしまった場合、他の参加者が発言をしない中、一人で場を盛り上げようと無理に発言をしてしまった可能性がある。この場合、適正に素質や性格が判定されなかった可能性があるため、第2の編成処理において、様々な素質や性格の参加者がバランスよく振り分けられたグループに振り分けることにより、当該参加者を適正に評価することができる。
参加者のグループへの振り分けは、管理者の設定した条件に基づいて行ってもよい。具体的には後述するが、一定の性格(例えば、討論に積極的に参加する性格)を有した参加者を一つのグループにまとめるなどの設定に基づいて行う。
次に、会議室管理部1bはステップS106において、仮想会議室割り当て処理を実行する。ステップS106の仮想会議室割り当て処理は、ステップS102の処理と同様の処理となる。
続いて、討論状況判定部1dはステップS107において、討論状況判定処理を実行する。この処理は、ステップS103の討論状況判定処理と同様の処理となる。
そして、参加者類別部1eはステップS108において、参加者類別処理を実行する。この処理は、ステップS104の参加者類別処理と同様の処理となる。
即ち、図12に示した一連の処理は、ステップS101の編成処理からステップS104の参加者類別処理の各処理を2サイクル回すこととなる。尚、参加者の評価の精度を上げるために、更にサイクルを回してもよい。
[5−1.第1の編成処理]
次に、図12のステップS101の第1の編成処理について、図13を参照して説明する。
第1の編成処理では、先ず、ステップS201において、グループ編成部1aは参加者の情報を取得する処理を実行する。具体的には、例えば、ユーザによって予め入力されたユーザ情報を取得する処理を実行する。
続いて、グループ編成部1aはステップS202において、管理者の指定した振り分け指定情報に基づいて参加者を各グループに振り分ける処理を実行する。
具体的には、例えば、管理者による参加者の年齢と性別をばらばらにしたいという指定に沿って、年齢と性別が各グループでばらばらになるように参加者を振り分ける。
以上の二つのステップにより、第1の編成処理及び第2の編成処理を実行する。
尚、第1の編成処理においては、参加者の情報などを用いずに無作為に(即ちランダムに)振り分けてもよい。この場合には、無作為に振り分けることが管理者によって指定されてもよい。
第1の編成処理によって振り分けられた各グループ情報は、グループDB100Bに記憶される。
第1の編成処理の後は、各参加者はそれぞれ図8に示した画面を介して、仮想会議室における討論に参加することができる。更に、管理者は、図9に示した画面を介して、仮想会議室における討論の状況を把握することができる。また、各参加者が仮想会議室において発言した内容は、図6に示すログDB100Cに記憶される。
[5−2.討論状況判定処理]
続いて、図12のステップS103及びステップS107の討論状況判定処理について、図14を参照して説明する。
討論状況判定処理では、先ずステップS301において討論状況判定部1dは、所定の待機時間が経過したか否かを判定する。所定の待機時間が経過していない場合は、再度ステップS301を実行する。
所定の待機時間が経過している場合は、討論状況判定部1dはステップS302において、直近の所定時間における会議室ごとの統計情報を取得する処理を実行する。
ステップS301及びステップS302の処理を具体的に説明すると、例えば、所定の待機時間が1分とされ、直近の所定時間が10分とされている場合には、1分ごとに直近10分間の会議室ごとの統計情報を取得する。統計情報とは、会議室全体の各統計値だけでなく、状況に応じて参加者個人の統計値を取得してもよい。
また、このとき、直近の所定時間の統計情報だけでなく、それまで仮想会議室で行われた発言全てを対象とした統計情報を取得してもよい。この場合には、図6のログDB100Cに記憶されたデータから統計情報を算出する。
即ち、統計情報とは、例えば、仮想会議室ごとの総発言数や総肯定回数、総否定回数、総被肯定回数、総被否定回数、或いは、直近10分間の発言数や、肯定回数、否定回数、被肯定回数、被否定回数、更には、参加者個人の総発言数や直近10分間の発言数なども含まれる。尚、これらの統計情報を算出する際には、条件DB100Dに記憶された各条件に基づいて実行してもよい。即ち、後述する会議室への識別子の付与に必要な統計情報のみを算出するようにしてもよい。
尚、取得した統計情報を元に、それぞれの会議室の討論状況を数値化して保持してもよい。具体的には、例えば、単位時間あたりの発言数と、発言した参加者数(ユニークな参加者の数)とを仮想会議室ごとに取得し、それらの値から「活発度」を算出し、保持してもよい。例えば、「単位時間あたりの発言数」×(「発言した参加者数」−2)を「活発度」とする。これにより、「発言した参加者数」が3人以上である場合に、活発度が正の数となるため、一人で多くの発言を行った状態を「活発」であると判定してしまうことを防止できる。
また、討論状況判定処理では、管理者の操作に応じた統計情報を算出してもよい。具体的には、例えば、管理者が仮想会議室に入室し、討論を閲覧した後に退室した場合、退室後の発言数が一定数を越えた場合に、当該仮想会議室を「確認する必要あり」と判定してもよい。
上記した討論状況を数値化した結果や判定の結果は、図5に示したグループDB100Bの評価の欄に記憶される。
続いて、討論状況判定部1dはステップS303において、仮想会議室ごとに識別子を付与する処理を実行する。具体的には、図10に示す状態アイコン15dを仮想会議室ごとに付与する処理を実行する。これにより、管理者は仮想会議室に入室することなく、会議室の様子を簡易的に視認することが可能となる。尚、アイコン15dを各会議室に付与する際には、図7に示した討論判定基準や参加者判定基準を参照する。
次に、討論状況判定部1dは、ステップS304において、討論が終了したか否かを判定する。討論の終了判定は、例えば、仮想会議室ごとに予め設定された終了時間と現在時刻とを比較することにより行ってもよいし、参加者が全員退室したことを確認することによって行ってもよい。
討論が終了している場合には、当該仮想会議室に対する討論状況判定処理を終了する。討論が終了していない場合には、再度ステップS301を実行する。
ここで、各仮想会議室に付与する状態アイコン15dの具体例を説明する。
直近の所定時間における発言数が多い場合には、活発な討論がなされていると判定することができる。
また、総否定数が多く、且つ被否定数が多い参加者が複数いる場合には、対立意見が存在し、活発で熱い討論がなされていると判定することができる。
更に、総否定数が少ない場合には、対立意見が少なく、円滑に議論が進んでいる状況であると判定することができる。
更にまた、一人の参加者の発言率のみが高い場合には、活発な討論がなされておらず、その人の評価を適切に行うことができない状況であると判定することができる。
[5−3.参加者類別処理]
続いて、図12のステップS104及びステップS108の参加者類別処理について、図15を参照して説明する。
参加者類別処理では、先ずステップS401において参加者類別部1eは、参加者ごとの統計情報を取得する処理を実行する。
参加者ごとの統計処理とは、例えば、参加者個人の総発言数や、総肯定回数、総否定回数、総被肯定回数、総被否定回数などである。尚、これらの数値は、ステップS103やステップS107の討論状況判定処理で取得した統計情報を流用してもよい。
次に、参加者類別部1eはステップS402において、ステップS401で取得した統計情報に基づいて各参加者を類別する処理を実行する。この処理では、管理者が入力した値(図7に示した参加者判定基準)を元に判定を行ってもよい。具体的には、例えば、参加者を「積極的」と判定するための総発言数(または単位時間あたりの発言数)の閾値を管理者が予め入力し、閾値に基づいて判定する。
また、グループ内における発言率を用いて参加者を類別してもよい。具体的に例えば、一人の参加者の発言率(仮想会議室における全発言数に占める当該参加者の発言数の割合)が著しく高い場合には、当該参加者を「判定不能」としてもよい。この状況は、前述したように、評価を適切に行うことができない状況である可能性が高いためである。
尚、管理者ごとに異なる閾値(または参加者判定基準)を用いることにより、参加者を柔軟に評価することができる。
上記した判定の結果は、図4に示した参加者DB100Aの評価の欄に記憶される。
また、管理者は、図9の管理者画面を介して上記判定結果を確認することができる。具体的には、例えば、図9に示した参加者表示領域6において表示される識別子を介して確認することができる。
[5−4.第2の編成処理]
次に、図12のステップS105の第2の編成処理について、図16を参照して説明する。
第2の編成処理では、先ずステップS501においてグループ編成部1aは、グループごとの討論状況判定結果を取得する。具体的には、先のステップS103で実行した討論状況判定処理の結果をグループDB100Bから取得する。
続いて、グループ編成部1aはステップS502において、参加者ごとの類別結果を取得する。具体的には、先のステップS104の参加者類別処理において取得した参加者ごとの判定結果を参加者DB100Aから取得する処理を実行する。尚、更にユーザの入力情報(年齢や性別など)を取得してもよい。
次に、グループ編成部1aはステップS503において、管理者から入力されたグループ再編基準を条件DB100Dから取得する処理を実行する。再編成基準とは、参加者を第2の編成処理で振り分ける際の条件であり、例えば、発言数が多い参加者を一つのグループに振り分けるのか、或いは、各グループに均等に振り分けるのかが指定された条件などである。また他にも、参加者類別処理の各判定結果が似ている参加者を一つのグループに振り分ける条件なども考えられる。
続いて、グループ編成部1aはステップS504において、ステップS502とステップS503で取得した情報(判定結果や基準)に基づいて、参加者を各グループに振り分ける処理を実行する。具体的には、例えば、ステップS503で参加者類別処理の各判定結果が似ている参加者を一つのグループに振り分けると指定された場合には、参加者類別処理の判定結果がn個以上一致している参加者を「似ている」と判定し、同一のグループに振り分けることなどが考えられる。
振り分けた各グループの情報は、グループDB100Bに記憶される。
尚、第2の編成処理が実行されるタイミングとしては、例えば、第1の編成処理の後の討論が終了した後、所定時間内であってもよいし、管理者が指定した所定の時間であってもよい。
<6.変形例>
[6−1.変形例1]
図8及び図9に示した内容表示欄7に表示される各参加者の発言は、対応した肯定ボタン10が押下された回数(或いは割合)に応じて文字色を変えて表示してもよい。具体的には、例えば、肯定ボタン10が押下された回数が参加者の過半数を超えた場合に文字色を青色で表示するなどである。
また、個々の発言に対応した否定ボタン11が押下された回数(或いは割合)に応じて文字色を上記とは別の色に変えて表示してもよい。具体的には、否定ボタン11が押下された回数が参加者の過半数を超えた場合に文字色を赤色で表示するなどである。
[6−2.変形例2]
参加者が図8に示した発言ボタン9を押下して入力欄8に表示された発言内容を発言する際に、発言の位置づけを選択させてもよい。
具体的には、例えば、発言ボタン9を押下した後に、図17に示す選択画面29を提示してもよい。図17の選択画面29には、第1選択肢30と第2選択肢31と選択を完了するOKボタン32が表示される。第1選択肢は30は、発言の位置づけを設定しない場合に選択される選択肢であり、第2選択肢31は、発言の位置づけを設定する場合に選択される選択肢である。
第2選択肢31は、対象参加者候補33と位置づけ候補34から一つずつ文字列が選択されることによって、意味のある文章となる。
対象参加者候補33から選択できる文字列は、当該仮想会議室に入室している参加者(若しくは、当該仮想会議室において発言履歴のある参加者)となる。従って、参加者は対象参加者候補33から対象の参加者を選択することによって、これから投稿しようとしている発言が何れの参加者を対象としたものなのかを選択することができる。
位置づけ候補34から選択できる文字列は、発言の位置づけを表すものである。具体的には、「肯定」や「否定」や「補足」などである。従って、参加者は位置づけ候補34から発言の位置づけを選択することによって、これから投稿しようとしている発言がどのような位置づけであるのかを選択することができる。
即ち、対象参加者候補33と位置づけ候補34から適切な選択肢を選択することにより、これから投稿する発言が、Aさんの発言を肯定するものなのか、或いはBさんの発言を否定するものなのかを選択することができる。
これにより、仮想会議室サーバ1は発言の内容から当該発言の位置づけを判定することなく、発言を行った参加者の性格などを判定するための材料(肯定数や被肯定数など)を収集することができる。
[6−3.変形例3]
図10に示した会議室情報15は、仮想会議室の状況に応じて表示態様が異なってもよい。即ち、例えば、活発な討論が行われている仮想会議室とそうでない仮想会議室で表示態様を変えてもよい。具体的には、会議室情報15の文字色や線色、文字の大きさ、形、背景色、背景画像などを変えることによって、会議室の状態の把握が容易となる。
[6−4.変形例4]
図7や図11に示した討論判定基準や参加者判定基準は、判定式一つにつき一つのラベルが対応付けられていたが、複数の判定式に一つのラベルが対応付けられてもよい。
具体的には、例えば、「発言1件あたりの肯定数≧0.4」と、「発言1件あたりの否定数≦0.05」の二つの判定式に対して、ラベル「追従的」を対応付けてもよい。複数の判定式に一つのラベルを対応付けることによって、より多様な判定を行うことができる。
<7.まとめ>

これまで説明してきたように、仮想会議室サーバ1は、一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理を実行するグループ編成部1aと、グループごとに仮想会議室を割り当てる会議室管理部1bと、仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付部1cと、グループに属する参加者の仮想会議室における挙動と討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理を実行する討論状況判定部1dと、参加者の挙動と参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理を実行する参加者類別部1eとを備えている。
また、グループ編成部1aは、討論状況判定部1dの討論状況判定結果と参加者類別部1eの類別結果とグループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理を実行する。
これにより、会社の人事担当者の参加者評価の目的に沿ったグループ編成を実現し、効率のよい人事評価手法を提供できる。
また、図15のステップS402で説明したように、参加者類別部1eは、グループに属する参加者の仮想会議室における挙動としての発言率を用いて該参加者に対する参加者類別処理を実行する。
これにより、一部の参加者に発言が偏っている場合などに、その状態が検出される。従って、第2の編成処理の際に発言が突出して多かった参加者を適切に評価できるグループへ振り分けることができる。
また、全体構成で説明したように、討論状況判定部1dは、グループに属する参加者の仮想会議室における挙動としての発言者数に基づいて討論状況判定処理を実行する。
これにより、例えば、参加者一人が主に発言している場合などに、当該参加者の適切な評価ができない可能性があることを把握することができる。また、討論が活発であるか否かの判定を正しくすることが可能となる。
更に、変形例3で説明したように、会議室管理部1bは、仮想会議室ごとの議論の様子が表現されるように、会議室一覧の表示制御を行う。具体的には、例えば、討論状況判定部1dが会議室ごとに付与した状態アイコン15dを、主催者が識別可能な状態で表示させる。
これにより、会議室の議論の様子が会議室一覧の表示態様に反映される。従って、会議室に入室しなくても会議室の状況を把握することができる。
更にまた、図14のステップS303で説明したように、会議室管理部1bは、仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに表示する。
これにより、会議室の議論の様子が会議室ごとに識別子を用いて表示される。
従って、各会議室に付与された識別子を見ることで各会議室の状況を把握することができる。
加えて、図10で説明したように、会議室管理部1bは、仮想会議室に入室していない状態で視認可能な識別子を表示する。即ち、討論状況判定部1dが仮想会議室ごとに付与した状態アイコン15dを、会議室管理部1bが主催者に閲覧可能な状態で表示する。
これにより、会議室に入室していない状態で会議室の議論の状況を把握することができる。
また、図14のステップS302で説明したように、会議室管理部1bは、仮想会議室ごとに数値化された活発度をに基づいて識別子を表示する。
これにより、会議室ごとの活発度が会議室に入室しない状態において表示される。
従って、入室しない状態で会議室ごとの議論が活発であるか否かを把握することができる。
更に、図14のステップS302で説明したように、会議室管理部1bは、主催者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に識別子を更新する。
これにより、会議室に入室しない状態において、会議室ごとの新規発言数が増えたことを把握することができる。
従って、主催者が入室して議論を閲覧する会議室を決定するための基準を提供することができる。
更にまた、図9で説明したように、会議室管理部1bは、参加者の発言ごとに他の参加者が賛否を表現可能な操作子を提供し、討論状況判定部1dは、該操作子が操作されることによって得られた賛否を得られた賛否を集計して管理し表示する。
これにより、参加者の発言が同意を得られたものであるか否かを把握することができる。
従って、参加者の評価を行う際や、第2の編成処理する際の参考とすることができる。
<8.プログラム及び記憶媒体>
以上、本発明の仮想会議室サーバ1を説明してきたが、実施の形態のプログラムは、仮想会議室サーバ1における処理を演算処理装置(CPUなど)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理を演算処理装置に実行させる。
また、グループごとに仮想会議室を割り当てる処理を演算処理装置に実行させる。
更に、仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付処理を演算処理装置に実行させる。
更にまた、グループに属する参加者の仮想会議室における挙動と討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理を演算処理装置に実行させる。
加えて、参加者の挙動と参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理を演算処理装置に実行させる。
更に、討論状況判定処理の結果と参加者類別処理の結果とグループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理を演算処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、演算処理装置に対して、図11乃至図16で説明した各処理を実行させるプログラムである。
このようなプログラムにより、上述した仮想会議室サーバ1を実現できる。
そしてこのようなプログラムはコンピュータ装置などの機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROMなどに予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的或いは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータなどにインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
1 仮想会議室サーバ、1a グループ編成部、1b 会議室管理部、1c 入力受付部、1d 討論状況判定部、1e 参加者類別部、1f 表示制御部、1g 通信制御部、2 通信ネットワーク、3 参加者端末、4 管理者端末、100A 参加者DB、100B グループDB、100C ログDB、100D 条件DB、

Claims (10)

  1. 一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理を実行するグループ編成部と、
    前記グループごとに仮想会議室を割り当て、参加者の発言の位置づけを表す発言位置づけ情報を収集し、前記仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに設け、管理者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に前記識別子を更新する会議室管理部と、
    前記仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付部と、
    グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動と前記討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理を実行する討論状況判定部と、
    少なくとも前記発言位置づけ情報を利用して判定する参加者の挙動と前記参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理を実行する参加者類別部とを備え、
    前記グループ編成部は、前記討論状況判定部の討論状況判定結果と前記参加者類別部の類別結果と前記グループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理を実行する
    情報処理装置。
  2. 前記参加者類別部は、グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動としての発言率を用いて該参加者に対する前記参加者類別処理を実行する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記討論状況判定部は、グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動としての発言者数に基づいて前記討論状況判定処理を実行する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記会議室管理部は、前記仮想会議室ごとの議論の様子が表現されるように、会議室一覧の表示制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記会議室管理部は、前記仮想会議室に入室していない状態で視認可能な前記識別子を表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記会議室管理部は、前記仮想会議室ごとに数値化された活発度に基づいて前記識別子を設定する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記会議室管理部は、参加者の発言ごとに他の参加者が賛否を表現可能な操作子を提供し、該操作子が操作されることによって得られた賛否を集計して管理し表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける第1の編成処理と、
    前記グループごとに仮想会議室を割り当てる処理と、
    参加者の発言の位置づけを表す発言位置づけ情報を収集する処理と、
    前記仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに設け、管理者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に前記識別子を更新する処理と、 前記仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける入力受付処理と、
    グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動と前記討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する討論状況判定処理と、
    少なくとも前記発言位置づけ情報を利用して判定する参加者の挙動と前記参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する参加者類別処理と、
    前記討論状況判定処理の結果と前記参加者類別処理の結果と前記グループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける第2の編成処理と、を実行する
    情報処理方法。
  9. 一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける手順と、
    前記グループごとに仮想会議室を割り当てる手順と、
    参加者の発言の位置づけを表す発言位置づけ情報を収集する手順と、
    前記仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに設け、管理者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に前記識別子を更新する手順と、
    前記仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける手順と、
    グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動と前記討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する手順と、
    少なくとも前記発言位置づけ情報を利用して判定する参加者の挙動と前記参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する手順と、
    討論状況の判定結果と参加者の類別結果と前記グループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける手順とを
    演算処理装置に実行させるプログラム。
  10. 一又は複数の組織における仮想会議に参加する各参加者を複数のグループに振り分ける手順と、
    前記グループごとに仮想会議室を割り当てる手順と、
    参加者の発言の位置づけを表す発言位置づけ情報を収集する手順と、
    前記仮想会議室ごとの議論の様子を表す識別子を会議室ごとに設け、管理者の最終閲覧時点以降の発言数を表す新規発言数が所定数を越えた場合に前記識別子を更新する手順と、
    前記仮想会議室における討論状況を判定するための討論判定基準と、参加者を類別するための参加者判定基準と、参加者を再編成するためのグループ再編基準の入力を随時受け付ける手順と、
    グループに属する参加者の前記仮想会議室における挙動と前記討論判定基準に基づいて、該グループの討論状況を判定する手順と、
    少なくとも前記発言位置づけ情報を利用して判定する参加者の挙動と前記参加者判定基準に基づいて、該参加者を判定して類別する手順と、
    討論状況の判定結果と参加者の類別結果と前記グループ再編基準に基づいて参加者をグループに再び振り分ける手順とを
    演算処理装置に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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