JP5814081B2 - 掘削装置 - Google Patents
掘削装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5814081B2 JP5814081B2 JP2011245319A JP2011245319A JP5814081B2 JP 5814081 B2 JP5814081 B2 JP 5814081B2 JP 2011245319 A JP2011245319 A JP 2011245319A JP 2011245319 A JP2011245319 A JP 2011245319A JP 5814081 B2 JP5814081 B2 JP 5814081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excavator
- inclination
- tilt
- automatic control
- display monitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 title claims description 8
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
また、公知例は、圧接板およびアクチュエータを掘削機に設けるので、構造が複雑となる課題がある。
本願は、簡単な構成で掘削機の傾斜を修正するようにしたものである。
請求項2の発明は、前記表示モニタ40は、手動操作または自動制御との切替状態と、手動操作時の操作指示情報と、自動制御に設定画面とを表示する構成とした掘削装置としたものである。
請求項2の発明では、掘削機5の傾斜修正を行う際に、表示モニタ40にて手動操作と自動制御との切替選択でき、手動操作を選択すると、手動操作時の掘削機5の傾斜修正操作のやり方を指示情報として表示するので、適切かつ容易に手動傾斜修正操作をすることができ、また、自動制御を選択したときには、自動制御の設定画面を表示するので、設定操作を容易にすることができ、操作性および作業性を向上させることができる。
テーブル3には掘削機(チェン式カッター)5を吊設するクレーン6を設ける。クレーン6は基部ブーム7に対して移動ブーム8を伸縮自在に構成する。移動ブーム8は一つあるいは複数設けても良い。10は移動ブーム8を伸縮駆動する伸縮用モーター(図12)である。
しかして、前記掘削機5には、該掘削機5の左右方向(掘削溝の長手方向)の傾斜であるX方向(+−X方向)傾斜の傾斜角度と(例えば、図2)、前記掘削機5の前後方向(掘削溝の幅方向)の傾斜であるY方向(+−Y方向)傾斜の傾斜角度(例えば、図3)とを検出(計測)する傾斜検出装置30を設ける(図12)。傾斜検出装置30はコントローラ31に接続し、コントローラ31にX方向およびY方向の傾斜情報を送出する。コントローラ31には前記駆動モーター23を接続し、コントローラ31は傾斜検出装置30のX方向情報に基づいて駆動モーター23の正逆回転方向の切替を制御する構成とする。
そのため、掘削機5が左傾斜になったときには(図4)、掘削体21を左回転させ(図5)、掘削機5が右傾斜になったときには(図6)、掘削体21を右回転させて(図7)、X方向傾斜を修正する。
即ち、掘削地盤の硬軟(強弱)により掘削抵抗は変化し、この掘削抵抗の弱い側の、掘削機5の軸心に対して前後方向(掘削溝の幅方向)に傾斜することがあり、図3のように、掘削機5の上部が前側に倒れると前傾斜(+Y方向傾斜)となり、掘削機5の上部が後側に倒れると後傾斜(−Y方向傾斜)となる。
そのため、掘削機5が前傾斜(+Y方向傾斜)になったときには、移動ブーム8を縮小させ、掘削機5が後傾斜(−Y方向傾斜)になったときには、移動ブーム8を伸長させて、Y方向傾斜を修正する。
前記表示モニタ40の表示構成は任意であるが、図8の表示モニタ40の表示状態の一例では、X方向とY方向の傾斜角度を表示する。
また、図10は、表示モニタ40の他の表示状態の例を示し、作業状態を表示しており、傾斜自動制御と手動操作との選択を行える。
また、図11は、表示モニタ40の他の表示状態の例を示し、姿勢制御の設定画面を表示している。
地上走行車1を走行させて掘削現場に至り、掘削現場の掘削箇所に、地上走行車1のクレーン6に取付けたリーダー26の下部を設置する。
次に、クレーン6のワイヤー25の下端に掘削機5の上部を取付け、ワイヤー25を繰り出して掘削機5をリーダー26に対して下降させ、掘削作業を開始する。
この掘削作業の開始に際し、例えば、クレーン6を旋回させることにより、地面に接地しているリーダー26の上部を左右に振って、掘削機5のX方向の傾斜を修正して初期設定する。
この場合、地上走行車1の操縦部(図示省略)等の所定位置に、掘削機5の傾斜情報を表示する表示モニタ40を設けているので、表示モニタ40の表示を視認しつつ操作して、掘削機5を所定位置に所定姿勢で位置させて、掘削作業を開始する。
表示モニタ40は、掘削機5の姿勢修正操作すると、操作に応じた掘削機5の姿勢を表示する。
したがって、掘削作業開始準備を頗る容易に、かつ、掘削作業精度を向上させられる。
この場合、掘削機5あるいはリーダー26の所定部位には、X方向の傾斜角度と、Y方向の傾斜角度とを検出(計測)する傾斜検出装置30を設け、傾斜検出装置30はコントローラ31に接続し、コントローラ31には駆動モーター23を接続しているので、傾斜検出装置30のX方向の傾斜情報に基づいてコントローラ31は掘削機5が設定より傾斜していると判定すると、駆動モーター23の正逆回転方向の切替を自動制御して、掘削機5の作業姿勢を正常状態に保持する。
反対に、掘削体21が左回転の場合、掘削機5の下部が左側に位置する右傾斜(−X方向傾斜)となる(図6)ので、掘削体21を右回転させて、X方向の傾斜を修正する。
このように、掘削作業中の掘削機5の作業姿勢は、自動制御により修正され、掘削溝の掘削精度を向上させられる。
即ち、図3のように、掘削機5の上部が前側に倒れると前傾斜(+Y方向傾斜)となり、掘削機5の上部が後側に倒れると後傾斜(−Y方向傾斜)となるが、掘削機5が設定より前傾斜(+Y方向傾斜)になったときには、移動ブーム8を縮小させ、掘削機5が後傾斜(−Y方向傾斜)になったときには、移動ブーム8を伸長させて、Y方向を修正する。
また、図9の表示モニタ40の他の表示状態の例では、X方向とY方向の傾斜角度と、掘削機5の回転方向と、クレーン6の状態を表示しているので、適切な修正方向を表示でき、一層、詳細な掘削作業姿勢の監視を行え、傾斜修正精度を向上させられる。
また、図11は、表示モニタ40の他の表示状態の例では、姿勢制御の設定画面を表示しているので、地盤等の作業条件に応じて、適切な掘削姿勢を設定して、この設定した目標作業姿勢となるように、自動傾斜修正制御を行え、操作性および作業性を向上させられる。
また、駆動モーター23の正逆転の回転方向を切り替える回転方向切替スイッチ41と、クレーン6の伸縮スイッチ42と、起伏スイッチ43を設けているので、手動による傾斜修正も行える。
Claims (2)
- 地上走行車1に設けたクレーン6に吊設したリーダー26に、縦状のポスト15の上部の駆動スプロケット16とポスト15の下部の従動スプロケット18との間に掘削体21を所定間隔おいて複数並設した無端チェン20を掛け回して構成した掘削機5をワイヤー25により昇降自在に吊設し、前記掘削機5に該掘削機5の左右方向および前後方向の掘削姿勢の傾斜を検出する傾斜検出装置30を設け、該傾斜検出装置30の左右方向の傾斜情報に基づいて掘削作業中の前記掘削機5の前記無端チェン20の回転方向を切り替えることにより左右方向の傾斜を修正し、前記傾斜検出装置30の掘削機5の前後方向の傾斜情報に基づいて掘削作業中の前記クレーン6を伸縮あるいは起伏させて前後方向の傾斜を修正し、この傾斜修正は手動操作または自動制御で行い、前記地上走行車1の操縦部の所定位置に、掘削機5の傾斜情報のみならず自動制御による傾斜修正状態を表示する表示モニタ40を設けた掘削装置。
- 請求項1において、前記表示モニタ40は、手動操作または自動制御との切替状態と、手動操作時の操作指示情報と、自動制御に設定画面とを表示する構成とした掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011245319A JP5814081B2 (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | 掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011245319A JP5814081B2 (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | 掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013100690A JP2013100690A (ja) | 2013-05-23 |
JP5814081B2 true JP5814081B2 (ja) | 2015-11-17 |
Family
ID=48621515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011245319A Active JP5814081B2 (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | 掘削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5814081B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4843742A (en) * | 1986-06-13 | 1989-07-04 | Continuous Concrete Casting Pty. Limited | Trenching apparatus and methods of forming inground retaining walls |
JPH04203021A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-23 | Tokyu Constr Co Ltd | 杭打ち装置 |
JP2557313B2 (ja) * | 1993-05-26 | 1996-11-27 | 財団法人土木研究センター | チェーンカッター方式削溝機の傾斜防止方法およびその装置 |
JP2676696B2 (ja) * | 1993-06-25 | 1997-11-17 | 三井建設株式会社 | 地盤掘削装置 |
JP3314283B2 (ja) * | 1993-08-03 | 2002-08-12 | 中央自動車興業株式会社 | 杭打機におけるリーダの旋回位置微調整装置 |
JP3550936B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2004-08-04 | コベルコ建機株式会社 | 地中連続溝の掘削方法 |
JP2007146554A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Sanwa Kizai Co Ltd | 矢板埋設機およびそれを用いた矢板埋設工法 |
JP5543716B2 (ja) * | 2009-02-12 | 2014-07-09 | 三和機材株式会社 | 地中連続壁造成用の掘削装置 |
JP5526893B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2014-06-18 | 株式会社大林組 | 懸垂式掘削機の姿勢制御装置 |
-
2011
- 2011-11-09 JP JP2011245319A patent/JP5814081B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013100690A (ja) | 2013-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102025124B1 (ko) | 작업 기계의 작업 지원 시스템 | |
JP5706050B1 (ja) | 作業車両 | |
JP5706051B1 (ja) | 作業車両 | |
CN101268234A (zh) | 挖掘机用铲斗装配件 | |
JP2011043002A (ja) | 掘削支援装置 | |
JP2004044375A (ja) | 作業機械の掘削アセンブリ用の制御システム | |
JP2014055407A (ja) | 操作支援装置 | |
WO2018199069A1 (ja) | 作業機械および作業機械の制御方法 | |
JP6518271B2 (ja) | 地形測定機 | |
WO2019181159A1 (ja) | 建設機械 | |
US9617710B2 (en) | Work vehicle and method for controlling work vehicle | |
KR102378264B1 (ko) | 작업 기계 | |
JP2006291700A (ja) | 作業機械位置合わせシステム、及び作業機械の位置合わせを維持する方法 | |
EP4101990A1 (en) | Operating machine and method for controlling operating machine | |
JP2009275395A (ja) | 杭施工装置 | |
JP5814081B2 (ja) | 掘削装置 | |
JP7060330B2 (ja) | アースドリル機 | |
KR101801474B1 (ko) | 건설 작업용 기기, 이를 포함하는 건설 작업용 어태치먼트 및 건설 장비 | |
KR20200042299A (ko) | 굴삭기의 버킷용 틸팅로테이터의 자동 제어시스템 및 제어방법 | |
JP7413949B2 (ja) | アタッチメントの目標速度変更システム | |
CN116096969A (zh) | 作业机械 | |
JP2006262771A (ja) | 走行機に連結される作業機 | |
KR101489946B1 (ko) | 굴삭기용 안전 작업대 | |
JP5615598B2 (ja) | 杭打機 | |
JP5643594B2 (ja) | 海底鉱床掘削機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5814081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |