JP5526893B2 - 懸垂式掘削機の姿勢制御装置 - Google Patents
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Description
この懸垂式掘削機は、掘削機本体と、掘削機本体の姿勢を垂直に保つ姿勢制御装置とを備えたものであって、例えば、クローラクレーン又は吊り上げ及び吊り下げ機に搭載されて使用され、クローラクレーン又は吊り上げ及び吊り下げ機に長ストロークの油圧シリンダを介して掘削機本体を吊り下げ、掘削機本体の下部のロータリーカッターを回転させながら、油圧シリンダによって掘削機本体に荷重を付加することにより、地盤に溝を掘削することができる。
すなわち、本発明は、フレームの下部に掘削手段が設けられ、該掘削手段によって地盤に溝を掘削する懸垂式掘削機の姿勢制御装置であって、前記フレームに設けられて、前記フレームの外面から前記溝の幅方向に伸縮して、前記フレームの前記溝の幅方向の姿勢を制御する幅方向姿勢制御用アクチュエータと、前記フレームに設けられて、前記フレームの外面から前記溝の長手方向に伸縮して、前記フレームの前記溝の長手方向の姿勢を制御する長手方向姿勢制御用アクチュエータとを備え、前記幅方向姿勢制御用アクチュエータ、及び前記長手方向姿勢制御用アクチュエータは、前記フレームに取り付けられるとともに、前記フレームの外面から前記溝の幅方向又は長手方向に伸縮可能なケーシングと、該ケーシング内に設けられて、該ケーシングを前記フレームの外面から前記溝の幅方向又は長手方向に伸縮させるジャッキとからなり、前記ケーシングは、前記フレームに取り付けられる内ケーシングと、該内ケーシングの外面側に摺動自在に設けられる外ケーシングと、前記内ケーシングの外面と前記外ケーシングの内面との間をシールし、前記ケーシング内に密封された空間を形成するシール部材とからなり、前記ジャッキは、前記空間内に収容されるとともに、前記内ケーシング側に取り付けられるシリンダと、該シリンダから出没可能な先端が前記外ケーシング側に取り付けられるロッドとからなることを特徴とする。
また、ケーシングの伸縮が不能になるようなことはないので、地盤に掘削した溝内から懸垂式掘削機を引き上げることが困難になるようなこともない。
さらに、ケーシング内にジャッキを収容した簡単な構成のものであるので、設備費を大幅に削減することができる。
図1〜図8には、本発明による懸垂式掘削機の姿勢制御装置の一実施の形態が示されている。本実施の形態の懸垂式掘削機の姿勢制御装置40は、例えば、クローラクレーン65のワイヤー66に吊り下げられて使用される懸垂式掘削機(以下、掘削機1という。)の姿勢制御に有効なものである。
また、ロータリーカッター20、20の上部に造成用安定液を入れることにより、造成用安定液がロータリーカッター20、20で攪拌されて、ロータリーカッター20、20の下方(掘削機1の引き上げによって空洞になる箇所)に送り込まれるので、良質なソイルセメント壁75を構築することができる。
3 上面 5 下面
6 外面(幅方向) 7 外面(長手方向)
8 吊部 10 空気供給管
11 空気噴射管 12 噴射孔
13 掘削用安定液供給管 14 掘削用安定液吐出管
15 先端開口 16 造成用安定液供給管
17 造成用安定液吐出管 18 先端開口
19 掘削手段 20 ロータリーカッター
21 ドラム 22 ブレード
22´ ブレード 23 板面
24 左半部 25 板面
26 右半部 27 板面
30 カッタービット 31 第1ブレード列
32 第2ブレード列 33 第3ブレード列
34 第4ブレード列 35 第5ブレード列
36 第6ブレード列 40 姿勢制御装置
41 幅方向姿勢制御用アクチュエータ 42 長手方向姿勢制御用アクチュエータ
43 ケーシング 44 内ケーシング
45 基板 46 外ケーシング
47 圧接板 48 凹部
49 内板 51 空間
52 溝 53 シール部材
54 U形パッキン 55 ダストシール
56 ジャッキ 57 シリンダ
58 ロッド 59 先端
61 固定ねじ 62 頭部
65 ボルト 66 ワイヤー
70 地盤 71 溝
72 幅方向の内面 73 長手方向の内面
75 ソイルセメント壁
Claims (3)
- フレームの下部に掘削手段が設けられ、該掘削手段によって地盤に溝を掘削する懸垂式掘削機の姿勢制御装置であって、
前記フレームに設けられて、前記フレームの外面から前記溝の幅方向に伸縮して、前記フレームの前記溝の幅方向の姿勢を制御する幅方向姿勢制御用アクチュエータと、前記フレームに設けられて、前記フレームの外面から前記溝の長手方向に伸縮して、前記フレームの前記溝の長手方向の姿勢を制御する長手方向姿勢制御用アクチュエータとを備え、
前記幅方向姿勢制御用アクチュエータ、及び前記長手方向姿勢制御用アクチュエータは、前記フレームに取り付けられるとともに、前記フレームの外面から前記溝の幅方向又は長手方向に伸縮可能なケーシングと、該ケーシング内に設けられて、該ケーシングを前記フレームの外面から前記溝の幅方向又は長手方向に伸縮させるジャッキとからなり、
前記ケーシングは、前記フレームに取り付けられる内ケーシングと、該内ケーシングの外面側に摺動自在に設けられる外ケーシングと、前記内ケーシングの外面と前記外ケーシングの内面との間をシールし、前記ケーシング内に密封された空間を形成するシール部材とからなり、
前記ジャッキは、前記空間内に収容されるとともに、前記内ケーシング側に取り付けられるシリンダと、該シリンダから出没可能な先端が前記外ケーシング側に取り付けられるロッドとからなることを特徴とする懸垂式掘削機の姿勢制御装置。 - 前記ロッドの先端は、前記外ケーシング側に相対的に回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の懸垂式掘削機の姿勢制御装置。
- 前記掘削手段は、ロータリーカッター或いはバケットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の懸垂式掘削機の姿勢制御装置。
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