JP2676696B2 - 地盤掘削装置 - Google Patents

地盤掘削装置

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JP2676696B2
JP2676696B2 JP18004993A JP18004993A JP2676696B2 JP 2676696 B2 JP2676696 B2 JP 2676696B2 JP 18004993 A JP18004993 A JP 18004993A JP 18004993 A JP18004993 A JP 18004993A JP 2676696 B2 JP2676696 B2 JP 2676696B2
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達男 伊藤
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連壁等を構築する際
に、連壁等を形成するための溝を地盤中に掘削するのに
好適な地盤掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、連壁は、構築すべき連壁の形状に
対応した連続溝を地盤中に形成して、該形成された連続
溝にコンクリート等を打設することにより構築される。
そこで、従来、連壁を構築する際は、該構築すべき連壁
の形状に対応した連続溝を地盤中に掘削し得るように、
構築すべき連壁に沿ってガイドレールを敷設し、ガイド
レール上には、該溝掘削専用の掘削用やぐらを、ガイド
レール上を走行自在に設け、該掘削用やぐらには、重さ
20〜40トン程度の掘削バケット等を、やぐらに吊下
する形で昇降自在に設けていた。そして、掘削バケット
を、連続溝を掘削すべき位置にやぐらを移動させて位置
決めし、掘削バケットを降下させて該掘削バケットの自
重を利用して地盤を掘削することにより、掘削バケット
の大きさに対応した所定の深さの単位溝を地盤中に掘削
形成していた。即ち、やぐらを適宜移動させて、この単
位溝を、構築すべき連壁に沿って連続して掘削すること
により、連続溝を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、連
壁を形成するための連続溝を地盤中に掘削するために
は、該連続溝を掘削するのに適した専用の掘削用やぐら
やガイドレールなどの大型設備を必要とするので、該や
ぐら等を構築するために多大な手間を要し、工期が長期
化するばかりか、該やぐらが特定の連壁専用なので、他
の建築現場に転用もできず、不経済であった。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、連壁
等を構築する際に、工期を大幅に短縮し、かつ経済的に
地盤を掘削し得る地盤掘削装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上下方
向に回動駆動自在なブーム(6)を有し、前記ブームの
先端部において、ワイヤ(9)を引出巻取駆動自在なク
レーン(2)において、前記ブームに、先端に刃先(1
2)が設けられた掘削手段(10)を、前記ワイヤを介
して吊下する形で設け、前記ブームに、第1の傾斜検出
手段(31)を、該ブームのブーム傾斜角度(Ab)を
検出し得る形で設け、前記ワイヤに、第2の傾斜検出手
段(32)を、該ワイヤのワイヤ傾斜角度(Aw)を検
出し得る形で設け、前記掘削手段に、第3の傾斜検出手
段(33)を、該掘削手段の掘削手段傾斜角度(Am)
を検出し得る形で設け、前記クレーンに、前記ワイヤを
引き出したワイヤ引出長さ(LLw)を検出し得るワイ
ヤ長さ検出手段(35)を設け、前記第1、第2及び第
3の傾斜検出手段が検出したブーム傾斜角度、ワイヤ傾
斜角度及び掘削手段傾斜角度と、前記ワイヤ長さ検出手
段が検出したワイヤ引出長さに基づいて、前記掘削手段
の刃先位置(CP)を演算し得る刃先位置演算手段(2
0)を、それら第1、第2及び第3の傾斜検出手段及び
ワイヤ長さ検出手段に接続して構成される。
【0006】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明は、汎用のクレー
ン(2)に吊下した掘削手段(10)の刃先位置(C
P)を、クレーンのブーム(6)、ワイヤ(9)及び掘
削手段の動きを検出した傾斜角度(Ab、Aw、Am)及
びワイヤ引出長さ(LLw)に基づいて刃先位置演算手
段(20)により演算させ、該演算された掘削手段の刃
先位置を基にして、掘削手段の刃先(12)を所望する
掘削位置に移動して掘削することができるように作用す
る。また、クレーン(2)を、掘削形成すべき連続した
溝に沿って走行駆動させることにより、クレーンに吊下
された掘削手段(10)を該掘削形成すべき連続した溝
に沿って移動させることができるように作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による地盤掘削装置が適用された掘
削装置により地盤を掘削する一実施例を示すものであ
り、基準水平距離を設定しているところを示す側面図、
図2は、図1に続く図であり、掘削するところを示す側
面図、図3は、図2に続く図であり、掘削した土砂を立
坑から排出するところを示す側面図、図4は、図3に続
く図であり、再び掘削するところを示す側面図、図5
は、図1に示した掘削装置の平面図、図6は、図1に示
した掘削装置のワイヤ傾斜計取付部材の詳細を示す図で
あり、(a)は、ワイヤ傾斜計取付部材の正面図であ
る。(b)は、ワイヤ傾斜計取付部材の平面図である。
図7は、掘削精度管理装置のブロック図、図8は、掘削
精度管理装置の表示部の表示内容の一例を示す図であ
る。
【0009】本発明による地盤掘削装置が適用された掘
削装置1は、図1に示すように、汎用のクレーン2、掘
削バケット10及び掘削精度管理装置20等から構成さ
れている。即ち、クレーン2は、図1に示すように、ク
ローラー等から成る走行駆動自在な走行本体3を有して
おり、走行本体3には、旋回本体4が、走行本体3に対
して旋回駆動自在に設けられている。旋回本体4の図中
右方には、2本のワイヤ9、9を並列に引出巻取駆動自
在なウインチ5が設けられており、ウインチ5には、エ
ンコーダ等から成る深度計35が設けられている。深度
計35は、ウインチ5から引き出されたワイヤ9、9の
ワイヤ引出長さLLwを検出する形で設けられており、
深度計35により検出されたワイヤ引出長さLLwに基
づいて、後述する掘削精度管理装置20により掘削バケ
ット10の偏心量e及び深度D等が演算される。
【0010】また、旋回本体4の図中左方には、図1に
示すように、ブーム6が枢着されており、ブーム6は、
ブーム回転中心P1を中心として上下方向(矢印A、B
方向)に回動駆動自在に設けられている。ブーム6の先
端部には、図1乃至図5に示すように、吊下滑車7、7
が、それぞれブラケット7aを介して、その回転中心を
一致させる形で回転自在に設けられており、吊下滑車
7、7には、ウインチ5から引出されたワイヤ9、9
が、それぞれ吊下滑車7の周上を移動し得る形で吊り下
げられている。それら吊下滑車7、7を通ったワイヤ
9、9の端部には、それぞれワイヤ支持部材8が設けら
れており、これらワイヤ支持部材8、8は、吊下滑車
7、7近傍のブーム6上に、ブーム6を挾む形で、ワイ
ヤ回転中心P2を中心として回転し得るようにベアリン
グ等を介して枢着されている。即ち、ウインチ5から引
出されたワイヤ9、9は、図1に示すように、これら吊
下滑車7、7とワイヤ支持部材8、8との間で、それら
吊下滑車7、7とワイヤ支持部材8、8によりブーム6
に対して支持される形で、垂れ下がることになり、クレ
ーン2は、ブーム6の先端部において、ワイヤ9、9を
引出巻取駆動自在である。また、ブーム6には、傾斜角
度を検出自在なブーム傾斜計31が、ブーム6の曲げに
よる影響を無視し得る位置に設けられており、ブーム傾
斜計31は、ブーム中心線CL1の水平方向に対する傾
きであるブーム傾斜角度Abを検出し得る形で設けられ
ている。但し、ブーム中心線CL1とは、ブーム6のブ
ーム回転中心P1とワイヤ支持部材8、8のワイヤ回転
中心P2とを結んだ線分であり、これらブーム回転中心
P1とワイヤ回転中心P2を結んだ線分の長さを、ブー
ム長さLbとする。
【0011】更に、ブーム6には、先端に刃先が設けら
れた掘削バケット10が、ワイヤ9、9の引出巻取によ
り昇降(矢印A、B方向)し得る形で吊下されて設けら
れている。即ち、掘削バケット10は、図1に示すよう
に、内部に掘削土砂を格納し得る重さ20〜40トン程
度の掘削本体11を有しており、掘削本体11の先端
(図中下方)には、角形断面状に掘削し得る開閉自在な
掘削刃12が、掘削刃12の刃先中心CPを掘削バケッ
ト10のバケット中心線CL3上に一致させる形で設け
られている。また、掘削本体11の後端部(図中上方)
には、半径rの懸垂滑車13、13が、バケット回転中
心P3を中心として回転し得る形で、それぞれブラケッ
ト13aを介して設けられており、懸垂滑車13、13
は、バケット回転中心P3を掘削バケット10のバケッ
ト中心線CL3上に一致させる形で設けられている。懸
垂滑車13、13には、吊下滑車7、7とワイヤ支持部
材8、8の間を接続する部分のワイヤ9、9が、掘削バ
ケット10をブーム6に対して支持する形で設けられて
おり、ワイヤ9、9は、それぞれ懸垂滑車13の周上を
移動し得る形で設けられている。よって、掘削バケット
10は、懸垂滑車13、13を介してワイヤ9、9に懸
垂させる形で、ブーム6に対して昇降自在に吊り下げら
れており、掘削バケット10は、ワイヤ9、9の引出巻
取される長さに比例した高さだけ昇降する。なお、図1
中には、掘削本体11の片面に設けられた、懸垂滑車1
3、ブラケット13a及びワイヤ9のみが図示されてお
り、図示されていない掘削本体11の裏面側(紙面奥
側)にも、同様に、懸垂滑車13、ブラケット13a及
びワイヤ9が設けられている。即ち、掘削本体11に
は、一対の懸垂滑車13、13、ブラケット13a、1
3a及びワイヤ9、9が、掘削本体11を挾む形で設け
られている。
【0012】また、ワイヤ9、9には、図1に示すよう
に、傾斜角度を検出自在なワイヤ傾斜計32が、後述す
るワイヤ傾斜計取付具40を介して設けられており、ワ
イヤ傾斜計32は、ワイヤ基準線CL2の鉛直方向に対
する傾きであるワイヤ傾斜角度Awを検出し得る形で設
けられている。但し、ワイヤ基準線CL2とは、ワイヤ
支持部材8、8のワイヤ回転中心P2と、ワイヤ9、9
と掘削バケット10の懸垂滑車13、13の接点C3と
を結んだ線分であり、これらワイヤ回転中心P2と接点
C3を結んだ線分の長さは、ワイヤ引出長さLLwの1
/2であり、ワイヤ吊下長さLw(Lw=1/2×LL
w)とする。即ち、ワイヤ傾斜計取付具40は、図6に
示すように、四角形枠状の取付本体41を有しており、
取付本体41には、傾斜計取付部41aが、2本の並列
なワイヤ9、9間に渡される形で形成されている。傾斜
計取付部41aの中央には、ワイヤ傾斜計32が、ワイ
ヤ9、9の中心線に沿う、即ちワイヤ基準線CL2に沿
う形で設けられており、ワイヤ傾斜計32は、ワイヤ基
準線CL2の鉛直方向に対する傾きであるワイヤ傾斜角
度Awを検出し得る形で設けられている。また、取付本
体41の四隅には、ワイヤ9を着脱自在なワイヤ把持部
材42がそれぞれ設けられており、各ワイヤ把持部材4
2は、ワイヤ9を着脱自在なように半割構造に形成され
ている。即ち、ワイヤ把持部材42は、ワイヤ9と係合
自在な、固定部材43及び着脱部材44を有しており、
これら固定部材43及び着脱部材44には、ワイヤ9と
係合し得るU字状の係合溝43a、44aがそれぞれ形
成されている。各固定部材43は、取付本体41の四隅
に、それぞれ係合溝43aを、把持すべきワイヤ9の伸
延方向に対応させる形で、即ち、一組の固定部材43、
43の係合溝43a、43aが一直線上に並ぶ形で設け
られており、各固定部材43には、ボルト45を螺着し
得る螺着穴43bが係合溝43aを挾む形で複数個設け
られている。各着脱部材44には、ボルト45が移動自
在な貫通穴44bが、着脱部材44の係合溝44aを固
定部材43の係合溝43aと対向一致させた状態で、固
定部材43の各螺着穴43bに対応する位置に穿設形成
されており、着脱部材44は、ボルト45、スプリング
46を介して、所定の押圧力で固定部材43に対して移
動自在に装着されている。
【0013】即ち、ワイヤ把持部材42は、各ボルト4
5の締付量を変化させてスプリング46のばね力を変化
させ、着脱部材44の固定部材43に対する押圧力を調
整することにより、これら固定部材43の係合溝43a
と着脱部材44の係合溝44aとの間で把持されるワイ
ヤ9との摩擦力を調整することが可能となる。よって、
ワイヤ把持部材42、42、42、42を介してワイヤ
9、9に取り付けられたワイヤ傾斜計取付具40は、ボ
ルト44の締付量を調整して所定の摩擦力でワイヤ9を
把持することにより、ワイヤ9、9の捩れにより、ワイ
ヤ傾斜計取付具40を回転させるような力が生じても、
前記所定の摩擦力以上の力が作用すると、ワイヤ傾斜計
取付具40がワイヤ9、9上を摺動してワイヤ9、9に
捩じれが生じていない位置に移動するので、ワイヤ傾斜
計取付具40は回転せず、即ち、ワイヤ傾斜計32は回
転せずにワイヤ基準線CL2に沿った位置を保持するこ
とができ、ワイヤ傾斜角度Awを正確に計測することが
可能となる。なお、ワイヤ9、9には、図6に示すよう
に、ストッパ47、47が、ワイヤ傾斜計取付具40が
所定の傾斜角度検出位置よりもずり落ちないように取り
付けられている。
【0014】更に、掘削バケット10には、図1に示す
ように、傾斜角度を検出自在なバケット傾斜計33が、
掘削バケット10のバケット中心線CL3の鉛直方向に
対する傾きであるバケット傾斜角度Amを検出し得る形
で設けられている。なお、バケット中心線CL3は、掘
削刃12の刃先中心CPと懸垂滑車13、13のバケッ
ト回転中心P3とを結んだ線分と等価であり、これら刃
先中心CPとバケット回転中心P3を結んだ線分の長さ
を、バケット長さLmとする。
【0015】また、ブーム傾斜計31、ワイヤ傾斜計3
2、バケット傾斜計33及び深度計35には、掘削精度
管理装置20が接続されており、それら傾斜計31、3
2、33は、掘削精度管理装置20に対して、それら傾
斜計31、32、33が検出した傾斜角度Ab、Aw、A
mと、深度計35が検出したワイヤ引出長さLLwを出力
し得る形で接続されている。掘削精度管理装置20は、
図7に示すように、主制御部21を有しており、主制御
部21には、入力部22、表示部23、掘削基準位置デ
ータメモリ25及び偏心量演算部26等が接続されてい
る。掘削精度管理装置20は、それらブーム傾斜計3
1、ワイヤ傾斜計32及びバケット傾斜計33が検出し
た傾斜角度Ab、Aw、Amと、深度計35が検出したワ
イヤ引出長さLLwに基づいて、掘削バケット10の掘
削刃12の刃先中心CPの位置、即ち、掘削すべき単位
溝62の掘削中心DLに対して掘削バケット10の刃先
中心CPが、水平方向(矢印A、B方向)にずれている
距離である偏心量eを算出し得る形で設けられている。
【0016】即ち、掘削装置1のクレーン2のブーム回
転中心P1を基準位置として、ブーム回転中心P1と掘
削中心DLとの間の水平方向(矢印C、D方向)の距離
である基準水平距離HD0と、ブーム回転中心P1と掘
削バケット10の掘削刃12の刃先中心CPとの間の水
平方向の距離である刃先水平距離HDとの差から、掘削
中心DLに対する刃先中心CPの偏心量e(即ち、e=
HD−HD0)を求めることができる。ここで、刃先水
平距離HDは、図1に示すように、ブーム6のブーム水
平距離HD1とワイヤ9のワイヤ水平距離HD2と懸垂
滑車13の半径rと掘削バケット10のバケット水平距
離HD3とを加算したもの(HD=HD1+HD2+r
+HD3)として基本的に表すことができる(当然のこ
とながら、多少の補正は行う必要がある)。このうちブ
ーム水平距離HD1は、ブーム長さLbとブーム傾斜角
度Abから、下記の数1により求めることができる。
【数1】 また、ワイヤ水平距離HD2は、ワイヤ吊下長さLw
(即ち、ワイヤ引出長さLLw)とワイヤ傾斜角度Awか
ら、下記の数2により求めることができる。
【数2】 更に、バケット水平距離HD3は、バケット長さLmと
バケット傾斜角度Amから、下記の数3により求めるこ
とができる。
【数3】 つまり、刃先水平距離HDは、下記の数4として基本的
に表すことができる。
【数4】 即ち、刃先水平距離HDは、ブーム長さLb、懸垂滑車
13の半径r及びバケット長さLmを定数とし、傾斜角
度Ab、Aw、Am及びワイヤ引出長さLLw(ワイヤ吊下
長さLw)を変数とする形で求めることができる。従っ
て、偏心量eは、下記の数5により基本的に求めること
ができる。
【数5】
【0017】即ち、掘削精度管理装置20の掘削基準位
置データメモリ25には、基準水平距離HD0が入力さ
れ、偏心量演算部26は、掘削基準位置データメモリ2
5に格納された基準水平距離HD0と、ブーム傾斜計3
1、ワイヤ傾斜計32、バケット傾斜計33及び深度計
35が検出したブーム傾斜角度Ab、ワイヤ傾斜角度A
w、バケット傾斜角度Am及びワイヤ引出長さLLw(ワ
イヤ吊下長さLw)に基づいて、上記の数式5から、偏
心量eを演算する。なお、基準水平距離HD0は、これ
から述べるように掘削バケット10の掘削刃12の刃先
中心CPを掘削中心DLに合わせて偏心量演算部26に
演算させることにより求めても良いし、外部からブーム
回転中心P1と掘削中心DLとの間の水平方向距離を測
量しても良い。
【0018】本発明は、以上のような構成を有するの
で、掘削装置1を用いて、連壁60を形成するための連
続溝61を掘削する場合は、まず、連壁60を構築すべ
き地盤70に、コンクリート等から成るガイドウォール
65を、図1乃至図5に示すように、ガイドウォール6
5の中心と構築すべき連壁60の中心とが一致するよう
に、該連壁60を構築すべき位置に沿って形成し、地表
付近の地盤70の崩落防止、初期掘削の掘削位置精度の
向上を図る。次に、掘削装置1の走行本体3を走行駆動
させて、連続溝61を構成する複数個の単位溝62のう
ち一本の単位溝62を掘削すべき掘削位置X(X1)ま
で移動させ、図1乃至図5に示すように、掘削装置1を
該掘削位置X(X1)に位置決めする。なお、走行本体
3の走行方向は、掘削形成すべき連続溝61に沿って
(図5中矢印E、F方向)走行し得るように停止させ
る。
【0019】次に、掘削位置X(X1)に位置決めした
掘削装置1は、ウインチ5及びブーム6を適宜作動させ
て、掘削バケット10の掘削刃12の刃先中心CPを、
ガイドウォール65の中心、即ち、形成すべき単位溝6
2の掘削中心DLに一致させる。これら刃先中心CPと
掘削中心DLが一致したら、ウインチ5及びブーム6を
停止させて固定すると共に、掘削精度管理装置20の入
力部22のイニシャルボタン22aを介して、主制御部
21に対して、該一致した時点でのブーム傾斜角度Ab
=Ab0、ワイヤ傾斜角度Aw=Aw0、バケット傾斜角度
Am=Am0及びワイヤ引出長さLLw=LLw0を基にし
て、基準水平距離HD0を演算して掘削基準位置データ
メモリ25に入力するように指令する。
【0020】すると、主制御部21は、それら一致した
時点での傾斜角度Ab0、Aw0、Am0及びワイヤ引出長さ
LLw0を、掘削基準位置データメモリ25に格納すると
共に、偏心量演算部26に対して、上記の数式4から刃
先水平距離HDを演算し、これら傾斜角度Ab0、Aw0、
Am0及びワイヤ引出長さLLw0に基づいて演算した刃先
水平距離HDを基準水平距離HD0として、掘削基準位
置データメモリ25に入力するように指示する。主制御
部21の指示を受けた偏心量演算部26は、それら傾斜
角度Ab0、Aw0、Am0及びワイヤ引出長さLLw0を掘削
基準位置データメモリ25から読み出して、これら傾斜
角度Ab0、Aw0、Am0及びワイヤ引出長さLLw0に基づ
いて、上記の数式4から刃先水平距離HDを演算し、求
めた刃先水平距離HDを基準水平距離HD0として掘削
基準位置データメモリ25に格納する。即ち、掘削精度
管理装置20のイニシャルボタン22aを操作すること
により、偏心量演算部26は、イニシャルボタン22a
が操作された時点での傾斜角度Ab0、Aw0、Am0及びワ
イヤ引出長さLLw0に基づいて演算した刃先水平距離H
Dを基準水平距離HD0として、掘削基準位置データメ
モリ25に入力する。なお、掘削基準位置データメモリ
25に格納された基準水平距離HD0は、偏心量eを演
算する基準値として使用されるので、原則として、掘削
装置1は、一本の単位溝62を掘削し終えるまで、掘削
位置X(X1)において走行本体3を固定した状態で掘
削する。
【0021】次に、このように、掘削バケット10の掘
削刃12の刃先中心CPと単位溝62の掘削中心DLを
一致させた状態で、ブーム6は固定したままでウインチ
5を作動させてワイヤ9、9を引き出して、掘削バケッ
ト10を、掘削刃12を開口させた状態で降下させる。
すると、掘削バケット10は、図2に示すように、掘削
本体11の自重により掘削刃12を地盤70中に食い込
ませる形で掘削し、掘削した土砂71を掘削本体11内
に格納する形で下方(矢印B方向)に向けて掘進して、
図5に示すように、角形断面状の単位溝62を形成して
いく。また、このように掘削バケット10を降下させて
地盤70を掘削する際に、掘削精度管理装置20により
演算される偏心量eを参考にして、掘削バケット10の
掘削刃12の刃先中心CPを、単位溝62の掘削中心D
Lに対して所定の範囲内で一致させつつ、地盤70を下
方(矢印B方向)に向けて掘削を進める。
【0022】即ち、掘削精度管理装置20の入力部22
を介して、主制御部21に対して、掘削バケット10の
掘削刃12の刃先中心CPの偏心量e等の掘削データ
を、表示部23に表示するように指令する。すると、主
制御部21は、偏心量演算部26に対して、偏心量eを
表示するように指示する。主制御部21の指示を受けた
偏心量演算部26は、掘削基準位置データメモリ25に
格納した基準水平距離HD0を読み出すと共に、ブーム
傾斜計31、ワイヤ傾斜計32、バケット傾斜計33及
び深度計35が検出したブーム傾斜角度Ab、ワイヤ傾
斜角度Aw、バケット傾斜角度Am及びワイヤ引出長さL
Lw(ワイヤ吊下長さLw)を読み込んで、これら基準水
平距離HD0とブーム傾斜角度Ab、ワイヤ傾斜角度A
w、バケット傾斜角度Am及びワイヤ引出長さLLw(ワ
イヤ吊下長さLw)に基づいて、前述した数式5から偏
心量eを演算し、偏心量eの演算結果を、それら演算に
用いた時刻のブーム傾斜角度Ab、ワイヤ傾斜角度Aw、
バケット傾斜角度Amと共に表示部23に出力する。ま
た、これらに加えて、偏心量演算部26は、ワイヤ引出
長さLLwに基づいて、掘削バケット10の深度D等を
演算して表示部23に出力する。なお、表示部23に
は、例えば、図8に示すように、それら偏心量e、ブー
ム傾斜角度Ab、ワイヤ傾斜角度Aw、バケット傾斜角度
Am及び深度Dが、数値及び図式化して表示される。
【0023】そこで、作業者が、表示部23に表示され
た、これら偏心量e、ブーム傾斜角度Ab、ワイヤ傾斜
角度Aw、バケット傾斜角度Am及び深度Dを参考にし
て、ブーム6を上下方向(矢印A、B方向)に適宜回動
駆動してブーム6の傾斜を変化させることにより、掘削
バケット10を、偏心量eを小さくする方向(矢印C、
D方向)に適宜移動させて、掘削刃12の刃先中心CP
を、単位溝62の掘削中心DLに一致させつつ、下方
(矢印B方向)に向けて掘進する。このように掘削バケ
ット10の偏心量eを調整しつつ、掘削することによ
り、掘削中心DLを中心として精度良く地盤70中に単
位溝62を掘削形成することができる。
【0024】そして、掘削バケット10の所定容量分だ
け掘削したら、図3に示すように、ウインチ5を作動さ
せてワイヤ9、9を巻き戻して、掘削バケット10を、
掘削刃12を閉じた状態で上昇させる。すると、掘削バ
ケット10は、単位溝62内から引き上げられるので、
掘削バケット10が単位溝62の外に引き上げられた
ら、ウインチ5を停止して、図5中二点鎖線で示すよう
に、掘削装置1の旋回本体4を180°旋回駆動させて
土砂排出位置に掘削バケット10を移動し、掘削刃12
を開口して土砂71を土砂排出位置に排出する。土砂7
1を排出し終えたら、掘削装置1の旋回本体4を−18
0°旋回駆動させて、掘削バケット10を、図5に示す
ように、単位溝62の上方に復帰させる。そして、再
び、掘削精度管理装置20により演算される偏心量eを
参考にして、掘削バケット10の掘削刃12の刃先中心
CPを、単位溝62の掘削中心DLに対して所定の範囲
内で一致させつつ、図4に示すように、地盤70を下方
(矢印B方向)に向けて掘進して、角形断面状の単位溝
62を形成していく。
【0025】そこで、このようにして、掘削及び土砂の
排出を繰り返すことにより、掘削位置X(X1)におい
て一本の単位溝62を掘削形成し終えたら、掘削装置1
は、走行本体3を、掘削形成すべき連続溝61に沿って
(図5中矢印E方向)走行駆動させて図5に示す新たな
掘削位置X(X2)に移動して、新たに単位溝62を掘
削する。即ち、このように掘削装置1を掘削形成すべき
連続溝61に沿って新たな掘削位置X(X2、X3、X
4、X5……)に順次移動して単位溝62を掘削するこ
とを繰り返すことにより、連続溝61を形成するために
必要な数だけ単位溝62を掘削して、連続溝61を、そ
れら単位溝62を連続させる形で形成することができ
る。形成された連続溝61には、適宜コンクリート等を
打設することにより、連壁60を形成することができ
る。
【0026】以上のように、掘削装置1は、汎用のクレ
ーン2に吊下された掘削バケット10の掘削刃12の刃
先中心CPの掘削中心DLからのずれである偏心量e
を、クレーン2のブーム6、ワイヤ9及び掘削バケット
10の動きを検出したブーム傾斜角度Ab、ワイヤ傾斜
角度Aw、バケット傾斜角度Am及びワイヤ引出長さLL
wに基づいて、掘削精度管理装置20の偏心量演算部2
6により演算させることにより求めることが出来る。従
って、該求められた偏心量eを基にして、掘削バケット
10の掘削刃12の刃先中心CPを、連壁60を形成す
るための連続溝61を構成する一本の単位溝62の掘削
中心DLに一致るすように制御することにより、汎用の
クレーン2を用いて地盤70を掘削して単位溝62を精
度良く掘削形成することが可能となる。また、クレーン
2の走行本体3を、掘削形成すべき連続溝61に沿って
走行駆動させることにより、クレーン2に吊下された掘
削バケット10を該掘削形成すべき連続溝61に沿って
移動させることができるので、連壁60を構築するため
に必要な数の単位溝62を連続して掘削することができ
る。よって、従来のように、連壁60を構築する場合等
のように、連壁60を形成するための連続溝61を掘削
するために専用の掘削用やぐらやガイドレールなどの大
型設備を必要とせず、それらやぐら等を構築するための
手間が掛からないので、工期を大幅に短縮化することが
可能となるばかりか、汎用のクレーン2を用いて地盤7
0を掘削して単位溝62を形成することが可能となるの
で、他の建築現場にクレーン2を転用することもでき、
経済的である。従って、掘削装置1は、連壁60等を構
築する際に、工期を大幅に短縮し、かつ経済的に地盤7
0を掘削することができる。
【0027】なお、上述の実施例においては、地盤70
を掘削する手段として汎用のクレーン2に掘削バケット
10を吊り下げて設けたが、地盤70を掘削し得れば何
でも良く、ビットが回転駆動する形で掘削する掘削装置
でも良い。また、上述の実施例においては、連壁60を
構築する場合について述べたが、地盤70を鉛直方向に
掘削する場合について全て適用し得ることは言及するま
でもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、上下方
向に回動駆動自在なブーム6等のブームを有し、前記ブ
ームの先端部において、ワイヤ9等のワイヤを引出巻取
駆動自在なクレーン2等のクレーンにおいて、前記ブー
ムに、先端に掘削刃12等の刃先が設けられた掘削バケ
ット10等の掘削手段を、前記ワイヤを介して吊下する
形で設け、前記ブームに、ブーム傾斜計31等の第1の
傾斜検出手段を、該ブームのブーム傾斜角度Ab等のブ
ーム傾斜角度を検出し得る形で設け、前記ワイヤに、ワ
イヤ傾斜計32等の第2の傾斜検出手段を、該ワイヤの
ワイヤ傾斜角度Aw等のワイヤ傾斜角度を検出し得る形
で設け、前記掘削手段に、バケット傾斜計33等の第3
の傾斜検出手段を、該掘削手段のバケット傾斜角度Am
等の掘削手段傾斜角度を検出し得る形で設け、前記クレ
ーンに、前記ワイヤを引き出したワイヤ引出長さLLw
等のワイヤ引出長さを検出し得る深度計35等のワイヤ
長さ検出手段を設け、前記第1、第2及び第3の傾斜検
出手段が検出したブーム傾斜角度、ワイヤ傾斜角度及び
掘削手段傾斜角度と、前記ワイヤ長さ検出手段が検出し
たワイヤ引出長さに基づいて、前記掘削手段の刃先中心
CP等の刃先位置を演算し得る掘削精度管理装置20等
の刃先位置演算手段を、それら第1、第2及び第3の傾
斜検出手段及びワイヤ長さ検出手段に接続して構成した
ので、
【0029】汎用のクレーンに吊下された掘削手段の刃
先位置を、クレーンのブーム、ワイヤ及び掘削手段の動
きを検出したブーム傾斜角度、ワイヤ傾斜角度掘削手段
傾斜角度及びワイヤ引出長さに基づいて刃先位置演算手
段により演算させ、該演算された掘削手段の刃先位置を
基にして、掘削手段の刃先を所望する掘削位置に移動し
て掘削することができるので、汎用のクレーンを用いて
地盤の所望する位置を掘削することが可能となる。ま
た、クレーンを、掘削形成すべき連続した溝に沿って走
行駆動させることにより、クレーンに吊下された掘削手
段を該掘削形成すべき連続した溝に沿って移動させるこ
とができるので、連壁60等を構築する場合等のよう
に、該連壁60を構築するために必要な数の単位溝62
を連続して掘削することができる。よって、従来のよう
に、連壁60を構築する場合等のように専用の掘削用や
ぐらやガイドレールなどの大型設備を必要とせず、それ
らやぐら等を構築するための手間が掛からないので、工
期を大幅に短縮化することが可能となるばかりか、汎用
のクレーンを用いて地盤を掘削することが可能となるの
で、他の建築現場にクレーンを転用することもでき、経
済的である。従って、連壁60等を構築する際に、工期
を大幅に短縮し、かつ経済的に地盤を掘削することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による地盤掘削装置が適用され
た掘削装置により地盤を掘削する一実施例を示すもので
あり、基準水平距離を設定しているところを示す側面図
である。
【図2】図2は、図1に続く図であり、掘削するところ
を示す側面図である。
【図3】図3は、図2に続く図であり、掘削した土砂を
立坑から排出するところを示す側面図である。
【図4】図4は、図3に続く図であり、再び掘削すると
ころを示す側面図である。
【図5】図5は、図1に示した掘削装置の平面図であ
る。
【図6】図6は、図1に示した掘削装置のワイヤ傾斜計
取付部材の詳細を示す図であり、(a)は、ワイヤ傾斜
計取付部材の正面図である。(b)は、ワイヤ傾斜計取
付部材の平面図である。
【図7】図7は、掘削精度管理装置のブロック図であ
る。
【図8】図8は、掘削精度管理装置の表示部の表示内容
の一例を示す図である。
【符号の説明】
2……クレーン(クレーン) 6……ブーム(ブーム) 9……ワイヤ(ワイヤ) 10……掘削手段(掘削バケット) 20……刃先位置演算手段(掘削精度管理装置) 31……第1の傾斜検出手段(ブーム傾斜計) 32……第2の傾斜検出手段(ワイヤ傾斜計) 33……第3の傾斜検出手段(バケット傾斜計) 35……ワイヤ長さ検出手段(深度計) Ab……ブーム傾斜角度(ブーム傾斜角度) Am……掘削手段傾斜角度(バケット傾斜角度) Aw……ワイヤ傾斜角度(ワイヤ傾斜角度) CP……刃先位置(刃先中心) LLw……ワイヤ引出長さ(ワイヤ引出長さ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に回動駆動自在なブームを有
    し、 前記ブームの先端部において、ワイヤを引出巻取駆動自
    在なクレーンにおいて、 前記ブームに、先端に刃先が設けられた掘削手段を、前
    記ワイヤを介して吊下する形で設け、 前記ブームに、第1の傾斜検出手段を、該ブームのブー
    ム傾斜角度を検出し得る形で設け、 前記ワイヤに、第2の傾斜検出手段を、該ワイヤのワイ
    ヤ傾斜角度を検出し得る形で設け、 前記掘削手段に、第3の傾斜検出手段を、該掘削手段の
    掘削手段傾斜角度を検出し得る形で設け、 前記クレーンに、前記ワイヤを引き出したワイヤ引出長
    さを検出し得るワイヤ長さ検出手段を設け、 前記第1、第2及び第3の傾斜検出手段が検出したブー
    ム傾斜角度、ワイヤ傾斜角度及び掘削手段傾斜角度と、
    前記ワイヤ長さ検出手段が検出したワイヤ引出長さに基
    づいて、前記掘削手段の刃先位置を演算し得る刃先位置
    演算手段を、それら第1、第2及び第3の傾斜検出手段
    及びワイヤ長さ検出手段に接続して構成した地盤掘削装
    置。
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