JP5812751B2 - プロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
以下にプロセスカートリッジを装着する電子写真方式の画像形成装置本体について簡単に説明した後、プロセスカートリッジの構成について詳細に説明する。
図1は本実施例の画像形成装置の概略構成を説明するための図である。画像形成装置100は、少なくとも回転可能な感光体としての円筒形状の感光ドラム7と、感光ドラムに接触して帯電する帯電ローラ8を含むプロセスカートリッジ1が装着可能である。また、プロセスカートリッジ1は装置本体から電力を受ける電気接点と、駆動力を受けるカップリング部を備える。
続いて、装置本体100に着脱可能なプロセスカートリッジ1について詳しく説明する。
本実施例の画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ1は記録材上に転写されずに感光体上に残留する転写残トナーの電荷を調整して現像装置で回収するクリーナレス方式を採用した。当然、感光体上の転写残トナーを除去する除去部材としてのクリーニングブレードを備える構成であってもよい。図2は本実施例に係るプロセスカートリッジの斜視図である。また、図3は本実施例に係るプロセスカートリッジの断面図である。
以下に、本実施例で用いた帯電ローラについて詳しく述べる。本実施例の帯電ロ−ラ8は、φ8mmの芯金と、その外側に、φ14mmのエチレンプロピレンゴムやニトリルゴムやエピクロロヒドリンゴム等に添加剤を加え抵抗値を調整した弾性層から成っている。また、本実施例のプロセスカートリッジにおいて、長手方向の名が差感光体表面を均一に帯電するために、長手方向の接触長さが312mmの帯電ロ−ラ8を感光ドラム7に付勢する力は7.7N必要であった。
続いて、装置本体に装着されたプロセスカートリッジが本体からの回転駆動力を受けて、帯電ローラと感光体をスペーサにより離間させた状態から帯電ローラと感光体を当接させた状態へ移行させる機構について説明する。
図4の(a)は、本実施例のスペーサ21が組み込まれ、感光ドラム7に当接した状態の斜視図である。また、図4の(b)は図4の(a)のA−A断面で感光ドラム7と帯電ロ−ラ8とは離間した状態のプロセスカートリッジを切断した断面図である。また、図5の(a)はスペーサ21の側面図であり、図5の(b)はスペーサ21の斜視図である。図4の(b)に示すようにスペーサは工場出荷時に、帯電ローラの軸と遊嵌軸支しつつも感光ドラムと当接して、帯電ローラと感光ドラムを離間した状態を維持する。このスペーサの形状について5つの項目に分けて説明する。
スペーサの感光ドラムと当接する部位(当接部)21aは感光ドラムの曲率に倣うように凹形状になっている。このスペーサの感光体と帯電ローラを離間させるために感光ドラムへと当接する凹形状の曲率半径は感光ドラムの曲率半径よりも大きくしてあり、多少の振動を受けても所定の位置(静的安定位置)へと戻るように構成されている。具体的には、スペーサ21の円弧形状部21aは感光ドラム7の円筒表面に接するように、「感光ドラム7の円筒外径」/2の半径となるように構成した。
スペーサは帯電ローラの回転軸を軸支(支持)する支持部(内周部21f)を備える。支持部は組立て性を良好にするためにU字形状を採用している。スペーサ21が帯電ロ−ラ8の軸受として機能する位置の時に、開口部21gが感光ドラム7に向かうようにその方向を位置付ける。
スペーサは装置本体からの駆動力を受けて、帯電ローラと感光体が離間した離間状態から当接した当接状態へと回動する。そのための構成として、スペーサは装置本体からの駆動力を受けて回転するギアと噛合するギア部を備える。具体的には、スペーサのギア部はギア24と歯合する。スペーサのギア部は欠け歯に形状になっており、感光体と帯電ローラが当接した後にはスペーサのギア部とギアは系合しないような形状になっている。
本実施例において、スペーサ21は離間部材としての機能に加えて、軸支した帯電ローラを感光体へ付勢する付勢力を受ける軸受としての機能も備える。そのため、スペーサが感光体と帯電ローラを離間した状態において、スペーサはバネと当接する。また、離間状態から当接状態へとスペーサが回転する間についてもバネはスペーサと接触し続ける。
E:当接状態においてバネと当接する平面部について
本実施例において、帯電ローラと感光体が当接した状態において帯電ニップを安定させるために帯電ローラの軸に加えられる付勢力はスペーサ21に加わる。そこで、本実施例のスペーサ21は帯電ローラと感光ドラムが当接した当接状態において、付勢部材と当接する平面部を備える。
本実施例の離間部材としてのスペーサは帯電ローラ軸の軸受としての機能と帯電ローラと感光体を離間させるスペーサとしての機能を兼ね備えている。帯電ローラと感光体が当接した状態において、スペーサの平面部21eに付勢部材としてのバネが当接し、スペーサを介して帯電ローラを感光体へと付勢する。ここで、バネはスペーサが離間状態から当接状態に移行する間、スペーサに感光体へ向けて力を加える。以下に、離間状態と当接状態の付勢力について説明する。なお、本実施例において付勢部材としてバネを用いたが、ゴムのような弾性部材を用いてもよい。
本実施例のプロセスカートリッジにおいて、感光体表面を均一に帯電するために、帯電ロ−ラ8を感光ドラム7に付勢する力は、本事例の場合、7.7N必要であった。つまり、帯電ロ−ラ8に加えるバネ25の付勢力は、感光ドラム7の両端に各1部品と帯電ロ−ラ8とスペーサ21の2部品の合計重量から生じる力を加味し、バネ25の1部材当たり4.75N加えることが望ましい。そこで本実施例の付勢部材としてのバネ25は、線径φ0.45mm、内径φ3.5mm、自由長10.4mm、有効槇数5.5のばね鋼から成り、端部形状を平らに加工したクロ−ズドエンド形状のコイルばねを使用した。
前述のように、本実施例において感光体表面を均一に帯電するために帯電ロ−ラ8を感光ドラム7に付勢する力は、本実施例の場合、7.7N必要であった。また、感光ドラム7と帯電ロ−ラ8とが当接する位置(図8の(d)当接状態)でのバネ25の長さLdを6.4mmに設定している。このように、当接状態のバネ長さを離間状態のバネ長さよりも長くすることで、スペーサの回動に伴いバネの復元力を弱めている。
まず、離間状態のバネとスペーサの接触面積は、当接状態のバネとスペーサの接触面積よりも小さい。さらに、当然円弧部で回動に伴いバネに与える摩擦力は、平面部を水平移動させたときに平面部がバネに与える摩擦力よりも小さくすることによりスペーサ回動によるバネ姿勢変動を抑制することができる。具体的には、円弧部の表面粗さは平面部の表面粗さよりも平滑することが好ましい。
続いて、図6を用いて、スペーサ21とバネ25をカートリッジ枠体17に組み付けるについて説明する。
§4.{離間状態から当接状態への動作説明}
以下に、図8を用いて本体からの駆動を受けてスペーサ21がどのように動作するかを説明する。続いて、図9を用いてスペーサの回動状態と付勢部材としてのバネの姿勢について説明する。
図8の(a)〜図8の(d)は、スペーサ21の動きを順に示した動作説明図である。図8の(a)はスペーサ21が組み込まれ、帯電ロ−ラ8が感光ドラム7から離間した離間状態の図である。図8の(a)に示す状態では、スペーサ21はバネ25から力を受けて、感光ドラム7とギア22に押し付けられながら帯電ロ−ラ8と感光ドラム7を安定した状態で離間させている。
以下に、スペーサの回動に伴うバネの姿勢について図9を用いて説明する。離間状態においてバネはスペーサの円弧部と当接する。スペーサは本体からの駆動力を受けて帯電ローラの回転軸を中心に回動する。この際、スペーサはスペーサの円弧部の接線方向に沿ってバネに力を加えることとなり、結果としてバネの姿勢は不安定になる。
7 感光ドラム(像担持体)
8 帯電ロ−ラ(帯電部材)
17 カートリッジ枠体(枠体)
21 スペーサ(離間部材)
21a バネ当接部(被付勢部)
21b ギア部(駆動受け部)
21c 凹部(感光体当接部)
22 ギア(駆動部材)
25 バネ(弾性部材・付勢部材)
Claims (5)
- 回転可能な感光体と、前記感光体と当接して前記感光体を帯電する帯電ローラと、前記帯電ローラの回転軸を軸支し、前記帯電ローラと前記感光体を離間するスペーサと、前記スペーサと当接し、前記帯電ローラを前記感光体へ向けて付勢する付勢部材と、前記スペーサに設けられ、前記帯電ローラと前記感光体とが離間する位置から前記帯電ローラの軸を中心に回転して前記帯電ローラと前記感光体とが当接する位置へ前記帯電ローラを移動させるための駆動力を画像形成装置本体から受ける駆動受け部と、を有する画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
前記スペーサは、前記帯電ローラと前記感光体とが離間しているときに前記付勢部材が当接する円弧部と、前記帯電ローラの回転軸の中心からの距離が前記円弧部までの距離もよりも小さくなるような位置に設けられ、前記帯電ローラと前記感光体とが当接しているときに前記付勢部材が当接する平面部と、を有し、前記感光体と前記帯電ローラが当接する当接状態時に前記付勢部材がスペーサへ加える付勢力は前記感光体と前記帯電ローラが離間する離間状態時に前記付勢部材がスペーサへ加える付勢力よりも小さいことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記感光体は円筒形状の感光ドラムであって、前記スペーサは、前記帯電ローラと前記感光ドラムを離間させた状態において前記感光ドラムと当接する凹部を備え、前記感光ドラムと前記帯電ローラが当接した状態において前記スペーサの平面部とプロセスカートリッジの容器の付勢部材と当接する面は略平行となることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記感光体の回転方向において前記帯電ローラの上流側に配置され、被転写材へと転写されずに感光体上に残留したトナーの電荷を調整する補助帯電ローラと、画像形成装置本体からの回転駆動力を受けて回転する前記補助帯電ローラの回転軸に設けられたギアと、を有し、前記駆動力受け部は前記帯電ローラと前記感光ドラムを離間した状態で前記ギアと噛合してギアからの駆動力を受けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記付勢部材により前記感光ドラムへと付勢された前記帯電ローラは、前記感光ドラムに従動して回転することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記付勢部材は円筒形状の巻きバネであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のプロセスカートリッジ。
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