JP2014119591A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置によって画像を形成していないときは、付勢手段から加わる負荷を低減させるプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】 プロセスカートリッジは像担持体と、現像剤担持体と、前記像担持体を支持する像担持体フレームと、前記像担持体フレームに対し移動可能で前記現像剤担持体を支持する現像フレームと、像担持体フレームと現像フレームに現像剤担持体を像担持体に付勢するための付勢力を加える第1付勢手段と、像担持体フレームか現像フレームのいずれか一方に回転可能に設けられる移動部材と、を備える。そして移動部材は、第1付勢手段と接触して第1付勢手段による付勢力を所定の大きさとする第1の位置と、付勢手段による付勢力を前記所定の大きさよりも低減させるか、第1付勢手段による付勢力をなくす第2の位置の間を回転することを特徴とするプロセスカートリッジ。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置とする)、及び画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに関するものである。
ここで画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザービームプリンタ)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサなどが含まれる。
またプロセスカートリッジとは、像担持体と、少なくとも帯電手段、現像手段を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
ここで画像形成装置本体とは、電子写真画像形成装置のプロセスカートリッジを除く部分をいう。
従来、画像形成装置のプロセスカートリッジにおいては、像担持体(以下、感光体ドラムとする)を回転可能に支持する感光体ユニットと、現像剤担持体(以下、現像ローラとする)を回転可能に支持する現像ユニットからなる構成が知られている。感光体ユニットと現像ユニットとは、感光体ドラムの周面と現像ローラの周面が対向する位置関係を所定の作用状態に保持するように合体する。
接触現像方式を採用する構成の場合は、感光体ユニットと現像ユニットに作用する圧縮バネ等の付勢手段により、感光体ドラムと現像ローラとは、所定の接触圧を持って当接するよう構成される(特許文献1参照)。
また、ジャンピング現像方式(非接触現像方式)の場合、現像ローラの感光体ドラムへの作用状態において、現像ローラと感光体ドラムとは所定の間隙量をもって保持される。この状態を保持するために、圧縮バネ等の付勢手段により現像ローラは感光体ドラムに付勢されている。
特開2003−215876
画像形成の際に、感光体ドラムと現像ローラを所定の接触圧で当接させるか、あるいは所定の間隙を有した状態に保持するために、従来は、加圧バネ等の付勢手段によって、付勢力をプロセスカートリッジに常時加えている。この付勢手段の付勢力によって、画像形成の際には、感光体ドラムと現像ローラを所定の位置関係に保持している。
この結果、付勢手段を取り付けているプロセスカートリッジの取付部およびその周辺は経時的に塑性変形しやすくなる。このような塑性変形するのを抑えるため、付勢手段を支持する取付部を大型化したり、取付部に金属のような高強度材料を使用したりして、取付部の強度アップを行う場合があった。その結果、プロセスカートリッジやそれを装着する画像形成装置本体の大型化、それに伴うコストアップを招く可能性があった。
本発明は上記課題を解決することを目的とする。すなわち画像形成装置によって画像を形成していないときは、付勢手段から加わる負荷を低減させるプロセスカートリッジを提供することを目的とする。またこのようなプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
像担持体と、
現像剤担持体と、
前記像担持体を支持する像担持体フレームと、
前記像担持体フレームに対し移動可能で前記現像剤担持体を支持する現像フレームと、
前記像担持体フレームと前記現像フレームに前記現像剤担持体を前記像担持体に付勢するための付勢力を加える第1付勢手段と、
前記像担持体フレームか前記現像フレームのいずれか一方に回転可能に設けられる移動部材と、
を備え、
前記移動部材は、前記第1付勢手段と接触して前記第1付勢手段による付勢力を所定の大きさとする第1の位置と、前記付勢手段による付勢力を前記所定の大きさよりも低減させるか、前記第1付勢手段による付勢力をなくす第2の位置の間を回転することを特徴とする。
本発明は上記課題を解決することを目的とする。画像形成装置によって画像を形成していないときは、付勢手段から加わる負荷を低減させるプロセスカートリッジを提供することができる。またこのようなプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供することができる。
(a)現像ユニットと感光体ユニットの離間構成を示す長手方向一端側から見た側面図。(b)現像ユニットと感光体ユニットの離間構成を示す長手方向一端側から見た側面図。 プロセスカートリッジを装着した電子写真画像形成装置の構成を示す模式説明図。 プロセスカートリッジの構成を示す模式説明図。 現像ユニットと感光体ユニットの分解斜視図。 (a)現像ローラ21と感光体ドラム7の軸線を含む断面図。(b)現像ローラ21と感光体ドラム7の軸線を含む断面図。(c)現像ローラ21と感光体ドラム7の軸線を含む断面図。 プロセスカートリッジの着脱過程を示す長手方向一端側から見た斜視図。 プロセスカートリッジの着脱過程を示す長手方向一端側から見た側面図。 移動部材への作用を示す長手方向一端側から見た側面図。 実施例2における現像ユニットの付勢構成を示す長手方向一端側から見た側面図。 離間手段の説明図。
<実施例1>
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明において、プロセスユニットの一例として、感光体ドラムを有するプロセスカートリッジを示す。プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に装着する方向と交差(ほぼ直交)する方向であり、記録媒体の表面と略平行であり、かつ、記録媒体の搬送方向と交差(略直交)する方向である。また長手方向は感光体ドラムの軸線と平行な方向でもある。なお、プロセスカートリッジの長手方向のことを以下の説明で、単に長手方向と呼ぶ場合がある。
また、プロセスカートリッジの左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体を上から見て左または右である。また、プロセスカートリッジの上面とはプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。
まず、プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置について、図2及び図3を参照して具体的に説明する。なお、図2はプロセスカートリッジを装着した電子写真画像形成装置の構成を示す模式説明図、図3はプロセスカートリッジの構成を示す模式説明図である。
(全体構成)
この電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ等、以下「画像形成装置」という)Aは、図2に示すように、光学手段としての光学系1から、像担持体である感光体ドラム7に、画像情報に基づいた情報光が照射される。これにより、感光体ドラム7には静電潜像が形成され、この静電潜像を現像剤(以下「トナー」という)tで現像してトナー像を形成する。そしてトナー像の形成と同期して、給紙部(カセット)3aから、ピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cによって、記録媒体(記録紙、OHPシート、布等)2を一枚ずつ分離給送する。搬送ガイド3fに沿って搬送された記録媒体2には、転写手段としての転写ローラ4に電圧印加することによって、プロセスカートリッジBの感光体ドラム7に形成されたトナー像が転写される。さらにトナー像を転写された記録媒体2は搬送ガイド3gに沿って定着手段5へ搬送される。この定着手段5は、駆動ローラ5aと、ヒーター5bを内蔵すると共に支持体5cによって回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回転体5dからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着する。転写トナー像を定着した記録媒体2は排出ローラ3dで搬送され、反転搬送経路を通して排出部6へ排出される。
(プロセスカートリッジ構成)
プロセスカートリッジBは、感光層を有する電子写真感光体である感光体ドラム7と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。プロセス手段としては、例えば感光体ドラム7を帯電させる帯電手段、感光体ドラム7に形成された静電潜像を現像する現像手段、感光体ドラム7に残留するトナーtをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。
本実施形態例のプロセスカートリッジBでは、図3に示すように、第1ユニット10(以下感光体ユニット10とする)と第2ユニット20(以下現像ユニット20とする)からなる。感光体ユニット10は、少なくとも感光体ドラム7と、帯電手段である帯電ローラ8と、クリーニング手段であるクリーニングブレード11とを備える。現像ユニット20は、少なくとも現像ローラ21と、現像ブレード22を備える。現像ローラ21は現像剤(トナーt)を担持し感光体ドラム7に形成された潜像を現像剤(トナーt)を用いて現像する現像剤担持体である。
プロセスカートリッジBの画像形成プロセスにおいては、感光体ドラム7を回転駆動し、帯電ローラ8に電圧を印加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電する。この帯電した状態の感光体ドラム7に対して、前記光学系1からの画像情報に基づいた情報光(光像)が露光開口9bを通して露光されて、感光体ドラム7表面に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像ユニット20によって現像するように構成している。
一方、現像ユニット20は現像フレーム23を有し、トナー収容部24内のトナーtをトナー送り手段である回転可能な撹拌部材25で送り出す。そして、固定の磁石部材26を内側に配置した現像ローラ21は、現像フレーム23に回転自在に支持される。現像ローラ21の表面には現像ブレード22によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層が形成され、そのトナーを静電潜像に応じて感光体ドラム7に転移させることによってトナー像を形成して可視像化する。すなわち、現像ローラ21はトナーtを担持して感光体ドラム7との対向領域に搬送する。
そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写する。転写後に、感光体ドラム7に残留したトナーは感光体ユニット10に設けられたクリーニングブレード11によって掻き落とされると共に、スクイシート12によって除去トナー収納部13外への漏出を防いでいる。感光体ユニット10は、像担持体フレーム14を有し、感光体ドラム7、帯電ローラ8およびクリーニングブレード11は、像担持体フレーム14に支持されている。
(現像ユニット20と感光体ユニット10の合体構成)
図4は、現像ユニット20と感光体ユニット10の分解斜視図である。現像ユニット20の長手方向両端部には、現像ユニット20から感光体ユニット10の方向に延伸した一対の吊腕である第1吊腕部23a、第2吊腕部23bが設けられる。第1吊腕部23a、第2吊腕部23bそれぞれの先端側には、現像ユニット20を感光体ユニット10に対して回動自在に支持するための一対の支持軸である第1支持軸23c、第2支持軸23dが設けられる。第1支持軸23cの軸心と第2支持軸23dの軸心を結ぶ直線は、現像ローラ21の回動軸中心線と略平行になるよう配置される。感光体ユニット10を構成する像担持体フレーム14および支持部材15には、前述の第1支持軸23cを支持するための第1軸受部15aと、第2支持軸23dを支持するための第2軸受部14aが設けられる。ここで、支持部材15は、前述のように第1軸受部15aにおいて第1支持軸23cを軸支するとともに、ドラム軸受部15bにおいて感光体ドラム7を回動自在に支持するよう構成される。支持部材15は、ビス等の不図示の締結手段により、像担持体フレーム14に一体的に取付けられ、感光体ユニット10の一部を構成する。現像ユニット20は、前述の第1支持軸23cおよび第2支持軸23dを中心に回動可能に像担持体フレーム14に支持され、後述する付勢手段により、現像ローラ21を感光体ドラム7への作用位置に位置決めする。
(現像ローラ21の作用状態)
現像ローラ21の長手方向両端部には第1位置決め部材21a、第2位置決め部材21bが配置され、第1位置決め部材21a及び第2位置決め部材21bが感光体ドラム7と当接することにより、現像ローラ21は感光体ドラム7への作用位置に位置決めされる。このとき、現像ローラ21の感光体ドラム7への作用状態は、現像方式によって2種類に大別される。
図5(a)〜(c)は現像ローラ21と感光体ドラム7の軸線を含む断面図であって現像ローラ21の感光体ドラム7に対する配置を示す。
接触現像方式の場合、図5(a)に示すように、現像ローラ21は金属軸の外周部に弾性体を成形したものが用いられる。このときの弾性体としては、単層または複数層から形成されたソリッドゴムが用いられる。この場合、第1位置決め部材21a及び第2位置決め部材21bの感光体ドラム7との当接部は、現像ローラ21の外径より小さくする。これにより、第1位置決め部材21a及び第2位置決め部材21bが感光体ドラム7と当接した作用状態において、図5(b)に示すように現像ローラ21は前述の弾性体部分が弾性変形しながら感光体ドラム7と接触する。
ジャンピング現像方式の場合、図5(c)に示すように現像ローラ21は、アルミニウム合金等からなるシリンダー状で、外周面に画像形成に必要な表面処理を施して内部に固定の磁石部材26を配置したものが用いられる。この場合、第1位置決め部材21a及び第2位置決め部材21bの感光体ドラム7との当接部は、現像ローラ21の外径より大きくする。これにより、第1位置決め部材21a及び第2位置決め部材21bが感光体ドラム7と当接した作用状態において、現像ローラ21と感光体ドラム7は、所定の間隙量をもって配置される。
(現像ユニット20の付勢構成)
図1(a)および図1(b)は現像ユニット20の付勢構成を示す、長手方向一端側から見た側面図である。
(付勢手段の説明)
現像フレーム23に設けられた付勢手段取付部23eには、第1付勢手段30が取付けられる。ここでは第1付勢手段30は圧縮コイルバネ(押圧バネ)であり、付勢手段取付部23eはコイル内径部に延伸する凸形状である。付勢手段取付部23eの外形は、コイル内径に対して圧入可能な寸法にすることにより、第1付勢手段30の一端側30aは現像フレーム23に対して固定されている。
(移動部材の説明)
第1付勢手段30の他端側30bと対向する位置には、移動部材40が設けられる。ここで移動部材40はカム部材であり、像担持体フレーム14に設けられた支持部14bに回転可能に支持される。移動部材40の外形部には、圧縮コイルバネである第1付勢手段30の他端側30bと当接して、コイル部30cの縮退量を少なくとも2種類設定することが可能な第1カム面40aと第2カム面40bが設けられる。
本実施例では第1付勢手段30を現像フレーム23に取付けて、移動部材40は像担持体フレーム14に設けているが、第1付勢手段30を像担持体フレーム14に取付けて、移動部材40を現像フレーム23に設けてもよい。
(移動部材の動作の説明)
図1(a)に示すように、移動部材40の第1カム面40aが第1付勢手段30の他端側30bと当接すると、第1付勢手段30のコイル部30cが縮退してバネ高さ(バネの長さ)はZ1になる。一方、図4(b)に示すように、移動部材40の第2カム面40bが第1付勢手段30の他端側30bと当接すると、第1付勢手段30のコイル部30cが所定量縮退してバネ高さはZ2になる。バネ高さはZ1<Z2であり、バネ高さがZ1のとき、すなわち第1カム面40aが第1付勢手段30の他端側30bと当接するときの方が大きな付勢力が発生する。この第1カム面40aが他端側30bと当接するときの付勢力は、現像ローラ21が感光体ドラム7への作用位置に位置決めされるのに必要な値(所定の大きさ)となるよう設定する。この現像ローラ21の感光体ドラム7に対する作用位置への位置決めは、少なくとも画像形成時に必要である。
(移動部材の位置による付勢手段による付勢力の低減の説明)
一方、非画像形成時には、上述の現像ローラ21の感光体ドラム7に対する作用位置への位置決めは必須ではない。そこで図1(b)に示すように、移動部材40を支持部14b中心に回動して、第2カム面40bが第1付勢手段30の他端側30bと当接するように設定する。このとき、コイル部30cの縮退量は第1カム面40aが当接するときより小さくなり、第1付勢手段30による付勢力も小さくなる。
なお、図1(a)に示すように、第1カム面40aが第1付勢手段30と接触するときの移動部材40の位置を第1の位置と定義する。また第2カム面40bが第1付勢手段30と接触するときの移動部材の位置を第2の位置と定義する。移動部材40は第1の位置から第2の位置に移動することも、第2の位置から第1の位置へ移動することも可能である。
移動部材40が第1の位置にあるとき、第1付勢手段30による付勢力が、現像ローラ21を作用位置に位置決めるのに必要な大きさ(これを「所定の大きさ」と呼ぶ)になる。また移動部材40が第2の位置にあるとき、第1付勢手段30による付勢力は前記「所定の大きさ」よりも低減する。
上述のような第1付勢手段30と移動部材40を用いた構成は、長手方向他端側にも用いる。
(付勢力の低減による効果)
上述のように非画像形成時に、移動部材40の位置を第2カム面40bと第1付勢手段30の他端側30bとが当接するように設定する。これにより、運搬時や保管時には、第1付勢手段30による付勢力が画像形成時に必要な値(現像ローラ21を感光体ドラム7への作用位置に位置決めするために必要な大きさ)より小さい状態にできる。
接触現像の場合、上述の付勢力低減により、現像ローラ21の感光体ドラム7への当接圧低減が可能となり、現像ローラ21の感光体ドラム7との接触部における変形を低減できる。そしてそれにより、現像ローラ21に変形しにくい材料を用いることが不要になり、材料コストを低減することができる。
また、第1付勢手段30による付勢力を小さくすることで、移動部材40や支持部14bを含む像担持体フレーム14に加わる荷重を小さくすることができる。また、支持部材15および付勢手段取付部23eを含む現像フレーム23に加わる荷重を小さくすることができる。すなわち、プロセスカートリッジの保管中や非画像形成時に、第1付勢手段30から、強い力が長期間にわたりプロセスカートリッジに作用することを抑え、第1付勢手段30による荷重によってプロセスカートリッジの各部が永久変形してしまうのを抑制できる。
これにより、第1付勢手段30の荷重を受ける部分の強度を低くすることができる。第1付勢手段30の荷重を受ける部品を大型化したり、金属のような高強度材料を使用したりして、部品の強度をアップする必要がなくなる。これにより、プロセスカートリッジやこれを備える画像形成装置の小型化やコストダウンが可能となる。
(プロセスカートリッジBの画像形成装置本体Aへの着脱)
図6は、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体Aに着脱する過程を示す長手方向一端側の部分斜視図である。なお、画像形成装置Aから、プロセスカートリッジを除いた部分を画像形成装置本体(装置本体)A1と呼ぶ。
また、図7は、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体A1に着脱する過程を示す長手方向一端側から見た側面図である。なお、プロセスカートリッジBの着脱過程を示すために、図7において、画像形成装置本体A1に設けられたカートリッジガイド部材60は、プロセスカートリッジBの着脱に関連する部分のみを図示している。
プロセスカートリッジBの長手方向両端部には、着脱の際に画像形成装置本体A1にガイドされる被ガイド手段が設けられる。長手方向一端側においてこの被ガイド手段は、位置決め部としての第1被ガイド部14cと、回転方向規制部としての第2被ガイド部14dである。第1被ガイド部14cは感光体ドラム7の回動中心と同軸で長手外側に突出している。そして第2被ガイド部14dも長手外側に突出している。また、前述のように像担持体フレーム14に回動可能に支持されたカム部材である移動部材40の長手外側には、移動部材40と一体的に回動するピニオン(ギア)40cが設けられる。
カートリッジガイド部材60は、プロセスカートリッジBの長手方向一端側側面と対向して配置され、第1被ガイド部14cが嵌入する第1ガイド溝61と、第2被ガイド部14dが嵌入する第2ガイド溝62が形成される。
図8(a)は、プロセスカートリッジBが装着を完了した状態を示しており、第1被ガイド部14cはガイド位置決め部61bに嵌入し、第2被ガイド部14dはガイド位置決め部62bに嵌入している。そしてプロセスカートリッジBは画像形成可能な位置に配置されたことになる。このとき移動部材40の第2カム面40bが下方に位置し、第1付勢手段30の他端側30bと当接している。すなわち、第1付勢手段30による付勢力は画像形成時に必要な値、すなわち現像ローラ21を感光体ドラム7への作用位置に位置決めするために必要な付勢力より小さい状態になっている。
プロセスカートリッジBを取出す際には、前述の装着軌跡と逆の過程を辿る。第1被ガイド部14cは第1ガイド溝61内をガイド位置決め部61b側からガイド溝入口61a側に進み、第2被ガイド部14dは第2ガイド溝62内をガイド位置決め部62b側からガイド溝入口62a側に進む。
ここでは、長手方向一端側側面におけるプロセスカートリッジBの着脱動作を説明したが、同様の構成を長手方向他端側にも用いる。
(画像形成装置本体A1内での移動部材移動手段70の移動部材40への作用)
図6および図7、図8(a)〜(c)に示すように、画像形成装置本体AのプロセスカートリッジB装着方向奥側には、移動部材40を移動するための移動部材移動手段70が配置されている。移動部材移動手段70は、ステッピングモータ(不図示)の回転運動と連動して並進運動を行う。このステッピングモータ(不図示)の回転を移動部材移動手段70の並進運動へ変換するためには、ステッピングモータにより回転させたカムを用いてもよいし、ピニオンを用いてもよい。なお、移動部材40と一体的に設けられたピニオン40cを回動するために、移動部材移動手段70にはピニオン40cとかみ合うラック71が設けられる。
ピニオン40cとラック71はともにギアの一種であって、ラック71が直線移動することで、ピニオン40cが回転移動する構成となっている。つまりピニオン40cは移動部材40を回転するための力をラック71から受ける被作用部である。ラック71は、ピニオン40cとかみ合って(ピニオン40cに作用して)、ピニオン40cを回転させる作用部である。
プロセスカートリッジBが装着完了位置に配置された後、移動部材移動手段70は図8(b)中矢印T方向に並進運動する。これによりピニオン40cとともに移動部材40が図8(b)中矢印R方向に回動し、第2カム面40bと第1付勢手段30他端側30bが当接した状態から、第1カム面40aと第1付勢手段30他端側30bが当接した状態になる。このとき第1付勢手段30による付勢力は画像形成時に必要な値、すなわち現像ローラ21を感光体ドラム7への作用位置に位置決めするために必要な付勢力になっている。
画像形成終了後には、移動部材移動手段70は前述の矢印T方向と逆方向に並進運動する。これによりピニオン40cとともに移動部材40が図8(b)中矢印Rと反対方向に回動し、第1カム面40aと第1付勢手段30他端側30bが当接した状態から、第2カム面40bと第1付勢手段30他端側30bが当接した状態になる。このとき第1付勢手段30による付勢力は画像形成時に必要な値、すなわち現像ローラ21を感光体ドラム7への作用位置に位置決めするために必要な付勢力より小さい状態になっている。
(本体内で付勢力を低減する効果)
上述のように、画像形成装置本体A1に対してプロセスカートリッジBが装着を完了した状態で、第1付勢手段30による付勢力を低減可能になっている。これにより、プロセスカートリッジBを使用開始した後に長期にわたって使用しない場合や、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体A1に装着した状態で物流を行った場合でも、第1付勢手段30による付勢力を小さい状態にできる。つまり、非画像形成時には、第1付勢手段30の付勢力を、現像ローラ21を感光体ドラム7への作用位置に位置決めするために必要な大きさよりも小さい状態にできる。
そして、非画像形成時に、第1付勢手段30による付勢力を小さくすることで、現像ローラ21と感光体ドラム1を離間させた際に、現像フレーム23や像担持体フレーム14、支持部材15に作用する荷重を低減させられる。これにより、非画像形成時に現像ローラ21と感光体ドラム1を離間させても、現像フレーム23や像担持体フレーム14等を変形させにくくすることができる。以下、詳しく説明する。
本実施例では、図10に示すように、画像形成装置本体A1に、現像ローラ21と感光体ドラム1を離間状態に保持する離間手段51を有する。離間手段51は、非画像形成時にはM1方向に移動することで現像フレーム23を押圧する。離間手段51が第1付勢手段30による付勢力を超える力を現像フレーム23の力受け部23hに加えることで、現像フレーム23は、現像ローラ21と感光体ドラム7を離間する位置に移動する。
なお画像形成時には、離間手段51はM2方向に移動し、現像ローラ21と感光体ドラム1が画像形成時の位置に移動可能な状態にする。
プロセスカートリッジBが画像形成装置本体A1に装着された状態で長時間使用しない場合には、この離間手段51によって現像ローラ21が感光体ドラム1から離間している。
例えば接触現像方式においては、現像ローラ21が感光体ドラム7と長期にわたって接触することがない。つまり現像ローラ21が感光体ドラム7との接触圧によって変形することをより確実に抑制することができる。
また現像ローラ21と感光体ドラム7を離間することで非画像形成時に現像ローラ21上のトナーが感光体ドラム7に付着することを抑制することができる。また画像形成をしていない非画像形成時に、画像形成装置Aの準備動作等のために、感光体ドラム7を回転させる場合がある。このとき、現像ローラ21と感光体ドラム7を離間しているので、感光体ドラム7が摩耗しない。そのため感光体ドラム7の寿命を延ばすことができる。
またジャンピング現像方式に場合においても、現像ローラ21と感光体ドラム7を離間することで、プロセスカートリッジの運搬時において、現像ローラ21と感光体ドラム7が傷つくのを抑えることができる。というのも、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着して運搬する際に、現像ローラ21と感光体ドラム7を画像形成の位置に保持したままでは、現像ローラ21と感光体ドラム7の間の間隙量は数百μm程度である。仮に、この状態でプロセスカートリッジBに衝撃等がかかった場合、現像ローラ21と感光体ドラム7の少なくとも一方が撓んで、現像ローラ21と感光体ドラム1が当接する場合がある。このキズ付を抑制するうえで現像ローラ21と感光体ドラム7を画像形成時よりも離間しておくのが望ましい。
ここで、離間手段51が現像ローラ21を感光体ドラム7から離間する際(図10参照)には、現像フレーム23を移動させた分だけ、現像ローラ21と感光体ドラム7を離間していないとき(図1(b))より第1付勢手段30は縮む。そして第1付勢手段30が縮んだ分だけ、第1付勢手段の付勢力は大きくなる。
しかし、図1(b)に示す非画像形成時には、移動部材40が第2の位置にあることから、もともと第1付勢手段30の付勢力は小さい。そのため図1(b)の状態から、図10の状態になることで、第1付勢手段30の付勢力が多少増加したとしても、第1付勢手段30が移動部材40や支持部14bに加える負荷はそれほど大きくならない。つまり、移動部材40が第1の位置にある状態(図1(a)参照)と、移動部材40が第2の位置にある状態(図1(b)参照)とを比べたときに、後者の方が現像ローラ21を感光体ドラム1から離間した際における第1付勢手段30の付勢力を小さく保つことができる。
このため離間手段51を用いて、現像ローラ21を感光体ドラム1から離間しても、第1付勢手段30が移動部材40や支持部14bを介して現像フレーム23や像担持体フレーム14、支持部材15に与える負荷、荷重を小さくできる。よってこれら移動部材40、支持部14b、現像フレーム23、像担持体フレーム14、支持部材15が第1付勢手段30の付勢力によって変形してしまうのを抑制することができる。
また離間手段51が、第1の付勢手段30の付勢力に抗して現像フレーム23を移動させる際には、離間手段51自身や現像フレーム23の力受け部23hにも力が加わる。しかし、移動部材40を第2の位置にして第1付勢手段30の付勢力を低減させていれば、現像ローラ21と感光体ドラム7を離間する際に離間手段51と力受け部23hに加わる力も低減する。よって力受け部23hや離間手段51が変形してしまうことを抑制できる。また離間手段51をM1方向(図10参照)に動かすために必要な駆動力が低減する、よって離間手段51を動かすために画像形成装置本体A1に設けなくてはならないモータ等を小型化することも可能になる。
<実施例2>
本発明の第2実施形態に係るプロセスカートリッジの実施形態について説明する。本実施例の画像形成装置及びプロセスカートリッジにおいて、第1実施形態と同一機能や同一構成を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
(現像ユニット20の付勢構成)
図9(a)および図9(b)は現像ユニット20の付勢構成を示す、長手方向一端側から見た側面図である。
(付勢手段の説明)
現像フレーム23に設けられた付勢手段取付部23fには、第2付勢手段150が取付けられる。ここでは第2付勢手段150は圧縮コイルバネであり、付勢手段取付部23fはコイル内径部に延伸する凸形状である。付勢手段取付部23fの外径は、コイル内径に対して圧入可能な寸法にすることにより、第2付勢手段150の一端側150aは現像フレーム23に対して固定されている。また、現像フレーム23に設けられた付勢手段取付部23eには、第1付勢手段130が取付けられる。
(移動部材の説明)
第1付勢手段130の他端側130bと第2付勢手段150の他端側150bとの間に、移動部材140が設けられる。すなわち、移動部材140を挟んで、前記第1付勢手段130と第2付勢手段150は反対側にある。
ここで移動部材140はカム部材であり、像担持体フレーム14に設けられた支持部14bに回動可能に支持される。移動部材140の外形部にはカム面140aが設けられる。前述の移動部材140の支持部14bを中心とする回動により、カム面140aが第1付勢手段130の他端側130bと当接する位置(第1の位置)と、カム面140aが第2付勢手段150の他端側150bと当接する位置(第2の位置)とを選択可能である。ここで移動部材140はカム部材であり、像担持体フレーム14に設けられた支持部14bに回動可能に支持される。移動部材140の外形部にはカム面140aが設けられる。前述の移動部材140の支持部14bを中心とする回動により、カム面140aが第1付勢手段130の他端側130bと当接する位置(第1の位置)と、カム面140aが第2付勢手段150の他端側150bと当接する位置(第2の位置)とを選択可能である。
図9(a)に示すようにカム面140aが第1付勢手段130と当接しているとき(移動部材130が第1の位置にあるとき)、移動部材140と第2付勢手段150は離間している。
また図9(b)に示すようにカム面140aが第2付勢手段150と当接しているとき(第2の位置にあるとき)、移動部材140と第1付勢手段130は離間している。そのため図9(b)の状態では第1付勢手段130による付勢力がプロセスカートリッジに加わらない。
(付勢受け部の動作の説明)
図9(a)に示すように、付勢受け部140のカム面140aが第1付勢手段130の他端側130bと当接すると、第1付勢手段130のコイル部130cが縮退してバネ高さはZ5になる。そして第1付勢手段130の付勢力の作用により、現像ユニット20には第2支持軸23d中心に矢印P方向のモーメントが発生して、現像ローラ21は感光体ドラム7への作用位置に位置決めされる。つまり現像ローラ21は感光体ドラム7へ向けて付勢される。
この第1カム面140aが他端側130bと当接するときの付勢力は、現像ローラ21が感光体ドラム7への作用位置に位置決めされるのに必要な値となるように設定する。一方、図9(b)に示すように、付勢受け部140のカム面140aが第2付勢手段150の他端側150bと当接すると、第2付勢手段150のコイル部150cが縮退してバネ高さはZ6になる。そして第2付勢手段150の付勢力の作用により、現像ユニット20には第2支持軸23d中心に図中矢印Y方向のモーメントが発生して、現像ローラ21と感光体ドラム7とは作用位置より離間した状態を保持する。
ここでは、長手方向一端側側面におけるプロセスカートリッジBの着脱動作を説明したが、同様の構成を長手方向他端側にも用いる。
(本構成の効果)
本構成によれば、移動部材140の位置をカム面140aが第1付勢手段130の他端側と当接する状態から上述と同様の離間をさせるより、離間時の付勢力が小さい状態で長期保管を行うことが可能となる。前述の長期保管時に第1付勢手段130による付勢力を作用させないことで、移動部材140や支持部14bを介して現像フレーム23や像担持体フレーム14、支持部材15に作用する荷重と荷重による変形とを低減することができる。これにより、強度アップのために部品を大型化したり、金属のような高強度材料を使用することによる装置の大型化やコストアップが不要となり、小型化やコストダウンが可能となる。
また、第2付勢手段150によって離間状態を保持することができるため、第1実施例のように離間手段51(図10参照)が不要である。
また、プロセスカートリッジBを単体で物流させる際に、現像ローラ21と感光体ドラム7の離間状態を移動部材140によって保持することができる。原図おローラ21と感光体ドラム7を離間する離間部材を別途追加する必要がない。プロセスカートリッジB使用時に離間部材をユーザーが取外す工数を削減することがき、ユーザビリティ向上が可能となる。
なお、現像ローラ21と感光体ドラム7を離間する際には、第2付勢手段150によって、付勢手段取付部23fや、移動部材140に力が加わる。しかし第2付勢手段150が現像ローラ21と感光体ドラム7を離間する際に、第1付勢手段130はプロセスカートリッジBに力を加えていない。そのため、第2付勢手段150によって現像ローラ21と感光体ドラム7を離間するのに必要な力は大きくなく、第2付勢手段150によって、付勢手段取付け部23fや移動部材140等が大きく変形することはない。
7 感光体ドラム
14 像担持体フレーム
21 現像ローラ
23 現像フレーム
30 第1付勢手段
40 移動部材

Claims (14)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    像担持体と、
    現像剤担持体と、
    前記像担持体を支持する像担持体フレームと、
    前記像担持体フレームに対し移動可能で前記現像剤担持体を支持する現像フレームと、
    前記像担持体フレームと前記現像フレームに前記現像剤担持体を前記像担持体に付勢するための付勢力を加える第1付勢手段と、
    前記像担持体フレームか前記現像フレームのいずれか一方に回転可能に設けられる移動部材と、
    を備え、
    前記移動部材は、前記第1付勢手段と接触して前記第1付勢手段による付勢力を所定の大きさとする第1の位置と、前記付勢手段による付勢力を前記所定の大きさよりも低減させるか、前記第1付勢手段による付勢力をなくす第2の位置の間を回転することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記第1付勢手段は押圧バネであって、前記移動部材が第1の位置にあるとき、前記移動部材が第2の位置にあるときよりも短くなることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記移動部材はカムであることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記プロセスカートリッジは更に、
    前記像担持体フレームと前記現像フレームに前記現像剤担持体と前記像担持体を離間するための力を加える第2付勢手段を備え、
    前記移動部材は前記第2の位置にあるとき、前記第2付勢手段に接触して、前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第1付勢手段と前記第2付勢手段は、前記移動部材を挟んで反対側に位置することを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記移動部材は、前記第1の位置にあるとき前記第1付勢手段と接触しかつ前記第2付勢手段と離間し、前記第2の位置にあるとき前記第1付勢手段と離間し前記第2付勢手段と接触することを特徴とする請求項4又は5に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記移動部材は、回転するための力を受ける被作用部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記被作用部はギアであることを特徴とする請求項7のプロセスカートリッジ。
  9. 前記プロセスカートリッジは更に、前記現像剤担持体を前記像担持体から離間するための力を受ける力受け部を備えることを特徴とする請求項請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジと、
    前記プロセスカートリッジを着脱可能な装置本体と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    請求項7に記載のプロセスカートリッジと、
    前記プロセスカートリッジを着脱可能な装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、前記被作用部に作用する作用部と、
    を備え、
    前記作用部を前記被作用部に作用させて前記移動部材を前記第1の位置と前記第2の位置とに回転させることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記被作用部および前記作用部はギアであることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記被作用部はピニオンであり、前記作用部はラックであることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記現像剤担持体を前記像担持体から離間するための離間手段を有し、
    前記移動部材を前記第2の位置に回転させた状態で、前記現像剤担持体を前記像担持体から離間することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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