JP2022093549A - 現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像カートリッジにおいて、現像ローラのシャフトを利用することなく、現像ローラを位置決めできる構造を提供する。【解決手段】この現像カートリッジは、現像剤を収容可能な筐体を有する。筐体は、第1方向における一端部と他端部とを有する。また、筐体は、第1回動軸部63を有する。第1回動軸部63は、第1方向において、現像ローラ30よりもアジテータシャフトから離れて位置する。また、第1回動軸部63は、第2方向に延びる。現像ローラとアジテータと筐体とは、第1回動軸部63を中心として回動可能である。この構造により、現像ローラ30のシャフトではなく、現像ローラ30とは別の第1回動軸部63を利用して、現像ローラ30を位置決めできる。【選択図】図5

Description

本開示は、現像カートリッジに関する。
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置には、現像カートリッジが用いられる。現像カートリッジは、現像ローラを有する。従来の現像カートリッジは、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1の現像カートリッジは、ドラムユニット(プロセスフレーム)に装着される。ドラムユニットは、感光ドラムを有する。ドラムユニットに現像カートリッジが挿入されると、感光ドラムと現像ローラとが向かい合う。そして、現像カートリッジが装着されたドラムユニットが、画像形成装置の内部に収容される。
特開2011-59510号公報
ドラムユニットに現像カートリッジが装着されると、現像カートリッジは、現像ローラのシャフトによって、ドラムユニットのフレームに位置決めされる。これにより、感光ドラムに対して現像ローラが位置決めされる。
本発明の目的は、現像カートリッジにおいて、現像ローラのシャフトを利用することなく、現像ローラを位置決めできる構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、現像剤を収容可能な筐体であって、第1方向における一端部と他端部とを有する筐体と、前記現像剤を撹拌可能なアジテータであって、第2方向に延びるアジテータシャフトを有するアジテータと、前記第1方向において前記アジテータシャフトよりも前記一端部の近くに位置する現像ローラであって、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な現像ローラと、前記第1方向において前記現像ローラよりも前記アジテータシャフトから離れて位置し、前記第2方向に延びる第1回動軸部と、を備える現像カートリッジであって、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部を中心として回動可能であることを特徴とする。
本願の第2発明は、第1発明の現像カートリッジであって、前記第1方向における前記現像ローラと前記第1回動軸部との間隔は一定距離であることを特徴とする。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部の径は、前記現像ローラの外周面の径よりも小さいことを特徴とする。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、前記第1方向において、前記現像ローラから第1距離離れ、前記現像カートリッジは、さらに、前記第1方向において、前記第1回動軸部から前記第1距離よりも大きい特定距離離れた押圧受け面を備え、前記押圧受け面が押圧力を受けると、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として回動することを特徴とする。
本願の第5発明は、第4発明の現像カートリッジであって、前記押圧受け面は、前記第1方向において、前記現像ローラよりも前記他端部の近くに位置することを特徴とする。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、第1ローラであり、前記第1ローラは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能であることを特徴とする。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動可能であることを特徴とする。
本願の第8発明は、第7発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着されるときに、前記第1湾曲面が、前記ドラムユニットのフレームと接触した状態で、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動することを特徴とする。
本願の第9発明は、第7発明または第8発明の現像カートリッジであって、前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第10発明は、第1発明から第6発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記押圧受け面が前記押圧力を受けた後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が、前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第11発明は、第10発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第12発明は、第11発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、前記第1湾曲面が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第13発明は、第10発明から第12発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記感光ドラムから前記現像ローラを離す方向の離間力を受ける受け面をさらに備えることを特徴とする。
本願の第14発明は、第1発明から第13発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記筐体は、前記第1回動軸部を含むことを特徴とする。
本願の第15発明は、第1発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、前記第2方向における前記筐体の一端部に位置し、前記現像カートリッジは、前記第1方向において前記現像ローラよりも前記アジテータシャフトから離れて位置し、前記第2方向に延びる第2回動軸部であって、前記第1回動軸部から前記第2方向に離れて位置する第2回動軸部をさらに備え、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として回動することを特徴とする。
本願の第16発明は、第15発明の現像カートリッジであって、前記第1方向における前記現像ローラと前記第1回動軸部との間隔は一定距離であり、前記第1方向における前記現像ローラと前記第2回動軸部との間隔は一定距離であることを特徴とする。
本願の第17発明は、第15発明または第16発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部の径は、前記現像ローラの外周面の径よりも小さく、前記第2回動軸部の径は、前記現像ローラの外周面の径よりも小さいことを特徴とする。
本願の第18発明は、第15発明から第17発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、前記第1方向において、前記現像ローラから第1距離離れ、前記第2回動軸部は、前記第1方向において、前記現像ローラから第2距離離れ、前記現像カートリッジは、さらに、前記第1方向において、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部から前記第1距離および前記第2距離よりも大きい特定距離離れた押圧受け面を備え、前記押圧受け面が押圧力を受けると、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として回動することを特徴とする。
本願の第19発明は、第18発明の現像カートリッジであって、前記押圧受け面は、前記第1方向において、前記現像ローラよりも前記他端部の近くに位置することを特徴とする。
本願の第20発明は、第15発明から第19発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、第1ローラであり、前記第2回動軸部は、第2ローラであり、前記第1ローラは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能であり、前記第2ローラは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能であることを特徴とする。
本願の第21発明は、第15発明から第20発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動可能であることを特徴とする。
本願の第22発明は、第21発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、前記第2回動軸部は、第2湾曲面を有し、前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着される場合、前記第1湾曲面と前記第2湾曲面とが、前記ドラムユニットのフレームと接触した状態で、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動することを特徴とする。
本願の第23発明は、第21発明または第22発明の現像カートリッジであって、前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第24発明は、第15発明から第19発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記押圧受け面が前記押圧力を受けた後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が、前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第25発明は、第24発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第26発明は、第25発明の現像カートリッジであって、前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、前記第2回動軸部は、第2湾曲面を有し、前記第1湾曲面および前記第2湾曲面が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする。
本願の第27発明は、第24発明から第26発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記感光ドラムから前記現像ローラを離す方向の離間力を受ける受け面をさらに備えることを特徴とする。
本願の第28発明は、第15発明から第27発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記筐体は、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を含むことを特徴とする。
本願の第29発明は、第7発明から第13発明または第21発明から第27発明のいずれか1発明の現像カートリッジであって、前記現像ローラは、回転軸に沿って第2方向に延びる現像ローラシャフトを有し、前記現像ローラシャフトと前記ドラムユニットとは、非接触であることを特徴とする。
本願の第1発明~第29発明によれば、現像ローラのシャフトではなく、現像ローラとは別の第1回動軸部を利用して、現像ローラを位置決めできる。
また、第4発明および第5発明によれば、押圧受け面が受ける押圧力が、てこの原理により増幅されて、現像ローラに伝達される。
また、第15発明~第28発明によれば、第1回動軸部と、第1回動軸部から第2方向に離れた第2回動軸部とを用いて、現像ローラを位置決めできる。これにより、現像ローラをより精度よく位置決めできる。
第1実施形態:現像カートリッジおよびドラムユニットの斜視図である。 第1実施形態:現像カートリッジの部分分解斜視図である。 第1実施形態:現像カートリッジを装着するとき様子を示した図である。 第1実施形態:現像カートリッジを装着するとき様子を示した図である。 第1実施形態:現像カートリッジを装着するとき様子を示した図である。 第1実施形態:離間動作時の様子を示した図である。 第2実施形態:現像カートリッジの部分斜視図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
以下では、アジテータと現像ローラとが並ぶ方向を「第1方向」と称する。また、現像ローラの回転軸が延びる方向を「第2方向」と称する。第1方向と第2方向とは、互いに交差(好ましくは直交)する。なお、ドラムユニットの構造も、ドラムユニットに現像カートリッジが装着された状態における「第1方向」「第2方向」を用いて、説明する。
<1.第1実施形態>
<1-1.現像カートリッジおよびドラムユニットの構造>
図1は、第1実施形態の現像カートリッジ1およびドラムユニット9の斜視図である。現像カートリッジ1およびドラムユニット9は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる。画像形成装置の例としては、レーザプリンタやLEDプリンタが挙げられる。ドラムユニット9は、画像形成装置に対して着脱可能である。すなわち、ドラムユニット9は、交換可能なカートリッジである。図1に示すように、ドラムユニット9のフレーム90は、4つのカートリッジ保持部91を有する。また、ドラムユニット9は、カートリッジ保持部91毎に、感光ドラム92を有する。各感光ドラム92は、第2方向に延びる回転軸について回転可能である。また、各感光ドラム92は、回転軸を中心とする円筒状の外周面を有する。
現像カートリッジ1は、カートリッジ保持部91に対して着脱可能である。本実施形態では、1つのドラムユニット9に、4つの現像カートリッジ1が装着される。4つの現像カートリッジ1は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)の現像剤を収容する。ただし、ドラムユニット9に装着される現像カートリッジ1の数は、1~3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
図2は、現像カートリッジ1の部分分解斜視図である。図1および図2に示すように、現像カートリッジ1は、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60を有する。
ケーシング10は、現像剤を収容可能な筐体である。ケーシング10は、第1外表面11と第2外表面12とを有する。第1外表面11は、ケーシング10の第2方向の一端に位置する。第2外表面12は、ケーシング10の第2方向の他端に位置する。ケーシング10は、第1外表面11と第2外表面12との間で第2方向に延びる。ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60は、第1外表面11に位置する。また、ケーシング10の内部には、収容室13が設けられる。現像剤は、収容室13に収容される。
また、ケーシング10は、第1方向における一端部15と他端部16とを有する。ケーシング10の一端部15の近傍には、開口部14が設けられている。収容室13と外部とは、開口部14を介して連通する。
アジテータ20は、アジテータシャフト21と撹拌羽根22とを有する。アジテータシャフト21は、第2方向に延びる回転軸について回転可能である。撹拌羽根22は、アジテータシャフト21から径方向外側へ向けて広がる。アジテータシャフト21の少なくとも一部と、撹拌羽根22とは、収容室13内に位置する。アジテータシャフト21の第2方向の一端部は、ギア部40に含まれるアジテータギア42に対して、相対回転不能に固定される。したがって、アジテータシャフト21および撹拌羽根22は、アジテータギア42と共に回転する。撹拌羽根22が回転すると、収容室13内の現像剤が撹拌される。
現像ローラ30は、第2方向に延びる回転軸について回転可能なローラである。現像ローラ30は、ケーシング10の開口部14に位置する。すなわち、現像ローラ30は、第1方向において、アジテータシャフト21よりも一端部15の近くに位置する。ドラムユニット9のカートリッジ保持部91に現像カートリッジ1が装着されると、現像ローラ30の外周面は、感光ドラム92の外周面に接触する。
本実施形態の現像ローラ30は、現像ローラ本体31と現像ローラシャフト32とを有する。現像ローラ本体31は、第2方向に延びる円筒状の部材である。現像ローラ本体31の材料には、例えば、弾性を有するゴムが用いられる。現像ローラシャフト32は、現像ローラ本体31を第2方向に貫通する円柱状の部材である。現像ローラシャフト32の材料には、金属または導電性を有する樹脂が用いられる。現像ローラ本体31は、現像ローラシャフト32に対して、相対回転不能に固定される。
現像ローラシャフト32の第2方向の一端部には、ギア部40に含まれる現像ローラギア43が装着される。より詳細には、現像ローラシャフト32の第2方向の一端部は、現像ローラギア43に対して、相対回転不能に固定される。したがって、現像ローラギア43が回転すると、現像ローラシャフト32も回転し、現像ローラシャフト32と共に現像ローラ本体31も回転する。
なお、現像ローラシャフト32は、現像ローラ本体31を第2方向に貫通していなくてもよい。例えば、一対の現像ローラシャフト32が、現像ローラ本体31の第2方向の両端から、第1方向にそれぞれ延びていてもよい。具体的には、現像ローラシャフト32が、現像ローラ本体31の第2方向の両端に、それぞれ別部品として接着または溶着されていてもよい。
また、現像カートリッジ1は、図示を省略した供給ローラを有する。供給ローラは、現像ローラ30とアジテータ20との間に位置する。また、供給ローラは、第2方向に延びる回転軸について回転可能である。現像カートリッジ1が駆動力を受けると、ケーシング10内の収容室13から、供給ローラを介して、現像ローラ30の外周面に、現像剤が供給される。その際、供給ローラと現像ローラ30との間において、現像剤は摩擦帯電される。一方、現像ローラ30の現像ローラシャフト32には、バイアス電圧がかけられている。このため、現像ローラシャフト32と現像剤との間の静電気力によって、現像ローラ本体31の外周面に、現像剤が引き付けられる。
また、現像カートリッジ1は、図示を省略した層厚規制ブレードを有する。層厚規制ブレードは、現像ローラ本体31の外周面に供給された現像剤を、一定の厚みに成形する。その後、現像ローラ本体31の外周面の現像剤は、ドラムユニット9の感光ドラム92へ供給される。このとき、現像剤は、感光ドラム92の外周面に形成された静電潜像に応じて、現像ローラ本体31から感光ドラム92へ移動する。これにより、感光ドラム92の外周面において、静電潜像が可視像化される。
ギア部40は、ケーシング10の第1外表面11に位置する。ギア部40は、上述したアジテータギア42および現像ローラギア43を含む複数のギアと、カップリング41とを有する。カップリング41は、締結穴411を有する。現像カートリッジ1が装着されたドラムユニット9が、画像形成装置内に収納されると、画像形成装置の駆動シャフトがカップリング41の締結穴411に挿入される。そして、駆動シャフトの回転が、カップリング41を介して、アジテータギア42および現像ローラギア43を含む複数のギアに伝達される。
図2では、ギア部40に含まれる各ギアの歯の図示が省略されている。なお、ギア部40に含まれる複数のギアは、歯の噛み合いによって回転力を伝達するものであってもよく、摩擦によって回転力を伝達するものであってもよい。例えば、複数のギアは、歯の代わりにゴム製の外周面を有するものであってもよい。
ギアカバー50は、ケーシング10の第1外表面11に、例えばねじ止めで固定される。ギアカバー50は、ケーシング10および軸受プレート60と共に、現像カートリッジ1の筐体の一部を構成する。ギア部40の複数のギアの少なくとも一部は、ギアカバー50に覆われる。ギアカバー50の外表面は、第2方向に延出する延出部51を有する。延出部51の先端には、円孔52が設けられている。カップリング41は、円孔52に嵌まる。したがって、カップリング41の締結穴411は、ギアカバー50から外部に露出する。
軸受プレート60は、第2方向において、ケーシング10とギアカバー50との間に位置する。軸受プレート60は、ケーシング10およびギアカバー50と共に、現像カートリッジ1の筐体の一部を構成する。上述したカップリング41および現像ローラギア43は、軸受プレート60とギアカバー50との間に位置する。上述したアジテータギア42は、ケーシング10と軸受プレート60との間に位置する。軸受プレート60は、平板部61、軸受突起62、および第1回動軸部63を有する。平板部61は、第2方向に対して垂直に広がる。軸受突起62は、平板部61からギアカバー50へ向けて、第2方向に突出する。カップリング41は、軸受突起62に支持されつつ回転する。
現像カートリッジ1の筐体は、第2方向の一端部に、第1回動軸部63を有する。詳細には、第1回動軸部63は、軸受プレート60の第1方向の一端部に位置する。また、第1回動軸部63は、第1方向において、現像ローラ30よりもアジテータシャフト21から離れて位置する。第1回動軸部63は、平板部61から、ケーシング10とは反対側へ向けて、第2方向に突出する。第1回動軸部63は、第1湾曲面631を有する。第1湾曲面631は、第2方向に延びる軸を中心とする、円筒状の外周面である。
また、現像カートリッジ1の筐体は、第2方向の他端部に、第2回動軸部17を有する。詳細には、ケーシング10が、第2方向の他端部に、第2回動軸部17を有する。第2回動軸部17は、ケーシング10の第2外表面12の第1方向の一端部に位置する。また、第2回動軸部17は、第1方向において、現像ローラ30よりもアジテータシャフト21から離れて位置する。第2回動軸部17は、第2外表面12から第2方向に突出する。第2回動軸部17は、第2湾曲面171を有する。第2湾曲面171は、第2方向に延びる軸を中心とする、円筒状の外周面である。
第1回動軸部63と第2回動軸部17とは、第2方向に離れて位置する。ただし、第1回動軸部63の少なくとも一部と、第2回動軸部17の少なくとも一部とは、第2方向に視たときに、重なる位置にある。また、第1回動軸部63と第2回動軸部17とは、ともに円柱状であり、同一の径を有する。第1回動軸部63および第2回動軸部17の径は、現像ローラ30の外周面の径よりも小さい。また、第1方向における現像ローラ30と第1回動軸部63との間隔は、一定距離である。また、第1方向における現像ローラ30と第2回動軸部17との間隔も、一定距離である。
ドラムユニット9のカートリッジ保持部91に現像カートリッジ1を装着するときには、ドラムユニット9のフレーム90に、第1回動軸部63の第1湾曲面631と、第2回動軸部17の第2湾曲面171とが接触する。そして、後述する第1押圧部97および第2押圧部98から受ける外力に応じて、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第1回動軸部63および第2回動軸部17を中心として、ドラムユニット9に対して回動する。
<1-2.ドラムユニットに対する現像カートリッジの装着動作>
続いて、ドラムユニット9のカートリッジ保持部91に対して、現像カートリッジ1を装着するときの動作について説明する。
図1に示すように、ドラムユニット9のフレーム90は、カートリッジ保持部91毎に、第1ガイド面93、第1接触受け面94、第2ガイド面95、および第2接触受け面96を有する。第1ガイド面93、第1接触受け面94、第2ガイド面95、および第2接触受け面96は、第1方向および第2方向に対して交差(好ましくは直交)する第3方向において、感光ドラム92と向かい合う。
第1ガイド面93および第1接触受け面94は、カートリッジ保持部91の第2方向の一端部に位置する。第1ガイド面93および第1接触受け面94は、第2方向に広がる。また、第1ガイド面93および第1接触受け面94は、感光ドラム92に向けて突出する。具体的には、第1ガイド面93は、第1接触受け面94に近づくにつれて、感光ドラム92へ近づくように傾斜する。第1接触受け面94は、第1ガイド面93に近づくにつれて、感光ドラム92へ近づくように傾斜する。
第2ガイド面95および第2接触受け面96は、カートリッジ保持部91の第2方向の他端部に位置する。第2ガイド面95および第2接触受け面96は、第2方向に広がる。また、第2ガイド面95および第2接触受け面96は、感光ドラム92に向けて突出する。具体的には、第2ガイド面95は、第2接触受け面96に近づくにつれて、感光ドラム92へ近づくように傾斜する。第2接触受け面96は、第2ガイド面95に近づくにつれて、感光ドラム92へ近づくように傾斜する。
また、図1に示すように、ドラムユニット9のフレーム90は、カートリッジ保持部91毎に、第1押圧部97および第2押圧部98を有する。第1押圧部97は、カートリッジ保持部91の第2方向の一端部に位置する。また、第1押圧部97は、第1ガイド面93よりも、第1接触受け面94から離れて位置する。第2押圧部98は、カートリッジ保持部91の第2方向の他端部に位置する。また、第2押圧部98は、第2ガイド面95よりも、第2接触受け面96から離れて位置する。
図3~図5は、カートリッジ保持部91に対して現像カートリッジ1を装着するとき様子を示した図である。図3~図5に示すように、第1押圧部97は、コイルばね971と押圧部材972とを有する。コイルばね971は、第3方向に伸縮可能な弾性部材である。コイルばね971の第3方向の一端は、ドラムユニット9のフレーム90に接続される。コイルばね971の第3方向の他端は、押圧部材972に接続される。コイルばね971は、自然長よりも第3方向に圧縮されている。
また、コイルばね971は、第1長さと、第1長さよりも短い第2長さとの間で、第3方向に伸縮する。コイルばね971が第1長さのときには、押圧部材972は、第1位置に位置する。コイルばね971が第2長さのときには、押圧部材972は、第1位置よりもコイルばね971の一端に近い第2位置に位置する。押圧部材972は、第3方向において、コイルばね971から離れる向きに突出する押圧面973を有する。
なお、第2押圧部98も、第1押圧部97と同様に、コイルばねと、押圧面を有する押圧部材とを有する。
カートリッジ保持部91に現像カートリッジ1が挿入されると、図3のように、まず、第1回動軸部63が、フレーム90の第1ガイド面93に接触する。同様に、第2回動軸部17が、フレーム90の第2ガイド面95に接触する。続いて、現像カートリッジ1がさらに挿入されると、図4のように、第1回動軸部63が、第1ガイド面93に沿って移動する。そして、図5のように、第1回動軸部63の第1湾曲面631が、第1接触受け面94に接触する。同様に、第2回動軸部17が、第2ガイド面95に沿って移動する。そして、第2回動軸部17の第2湾曲面171が、第2接触受け面96に接触する。
続いて、ギアカバー50の延出部51の外表面のうち、第3方向の一方の面(以下「第1押圧受け面」と称する)54が、第1押圧部97に接触する。具体的には、第1押圧受け面54が、押圧面973に接触する。これにより、コイルばね971の長さが、第1長さから第2長さへ収縮する。そして、第1押圧受け面54は、第1押圧部97から第3方向の押圧力を受ける。また、ケーシング10の第2方向の他端部においても、第3方向の一方の面(以下「第2押圧受け面」と称する)19が、第2押圧部98に接触する。これにより、第2押圧受け面19は、第2押圧部98から第3方向の押圧力を受ける。
なお、第1押圧受け面54は、第1方向において、第1回動軸部63よりも他端部16の近くに位置する。また、第1押圧受け面54は、第1方向において、現像ローラ30よりも他端部16の近くに位置する。第2押圧受け面19は、第1方向において、第2回動軸部17よりも他端部16の近くに位置する。また、第2押圧受け面19は、第1方向において、現像ローラ30よりも他端部16の近くに位置する。
この第1押圧受け面54および第2押圧受け面19が受ける押圧力は、第1回動軸部63および第2回動軸部17を中心とする回動方向に沿った力の成分を有する。このため、第1押圧受け面54および第2押圧受け面19が受ける押圧力によって、現像カートリッジ1は、第1回動軸部63および第2回動軸部17を中心として、図5中の破線矢印の向きに回動する。すなわち、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第1回動軸部63および2回動軸部17を中心として回動する。これにより、現像ローラ30が、感光ドラム92に接近する。そして、図5のように、感光ドラム92の外周面に、現像ローラ30の外周面が接触する。その結果、感光ドラム92に対する現像カートリッジ1の位置および姿勢が固定される。そして、感光ドラム92の外周面と、現像ローラ30の外周面とが、互いに接触した状態に維持される。
以上のように、本実施形態の現像カートリッジ1は、ドラムユニット9のフレーム90に現像ローラシャフト32を用いて位置決めするのではなく、現像ローラシャフト32とは別の第1回動軸部63および第2回動軸部17を利用して、現像ローラ30を位置決めする。現像ローラシャフト32とドラムユニット9のフレーム90とは、非接触である。すなわち、現像ローラシャフト32とドラムユニット9のフレーム90とは、直接的な接触もしておらず、他の部材を介した間接的な接触もしていない。このため、現像ローラシャフト32の寸法精度に依存することなく、現像ローラ30を位置決めできる。
従来、感光ドラムに対する現像ローラの位置決めには、多数の部品が関わっていた。具体的には、感光ドラムの外周面、ドラムユニットのフレームに設けられた感光ドラムの軸受、当該フレームに設けられた現像ローラシャフトのためのガイド溝が、感光ドラムに対する現像ローラの位置決めに関わっていた。また、現像ローラシャフト、場合によっては現像ローラシャフトに取り付けられたカラー、現像ローラの軸受、および現像ローラの外周面も、感光ドラムに対する現像ローラの位置決めに関わっていた。これに対し、本実施形態の構造では、感光ドラム92の表面と、軸受プレート60の第1回動軸部63および第2回動軸部17と、現像ローラ30の外周面とによって、感光ドラム92に対する現像ローラ30の位置決めを行うことができる。このため、位置決めに関わる部品点数が減少する。その結果、各部品の公差に起因する位置決めの誤差を、抑えることができる。
また、従来、フレームの上記ガイド溝は、感光ドラムが並ぶ方向に沿って設けられていた。このため、従来の構造では、隣り合う感光ドラムの間隔を広くとる必要があった。これに対し、本実施形態の構造では、フレーム90にガイド溝を設ける必要がない。したがって、隣り合う感光ドラム92の間隔を、従来よりも狭くすることができる。
ここで、図5に示すように、第1回動軸部63から現像ローラ30までの第1方向の距離を、第1距離d1とする。また、第1回動軸部63から第1押圧受け面54までの第1方向の距離を、第1特定距離ds1とする。同様に、第2回動軸部17から現像ローラ30までの第1方向の距離を、第2距離d2とする。また、第2回動軸部17から第2押圧受け面19までの距離を、第2特定距離ds2とする。
図5のように、第1特定距離ds1は、第1距離d1よりも大きい。同様に、第2特定距離ds2は、第2距離d2よりも大きい。このため、第1押圧受け面54および第2押圧受け面19が受ける押圧力は、てこの原理により増幅されて、現像ローラ30に伝達される。したがって、現像ローラ30の外周面を、感光ドラム92の外周面に、より強く接触させることができる。
なお、上記の通り、この実施形態では、第1回動軸部63が、第1ガイド面93に接触した後に、第1接触受け面94に接触する。また、第2回動軸部17が、第2ガイド面95に接触した後に、第2接触受け面96に接触する。しかしながら、第1回動軸部63は、第1ガイド面93に接触することなく、感光ドラム92の外周面に接触した後に、第1接触受け面94に接触してもよい。また、第2回動軸部17は、第2ガイド面95に接触することなく、感光ドラム92の外周面に接触した後、第2接触受け面96に接触してもよい。
本実施形態では、現像カートリッジ1の筐体の一部を構成する軸受プレート60に、第1回動軸部63が含まれている。このため、軸受プレート60とは別に、第1回動軸部63を有する部材を設ける必要がない。これにより、現像カートリッジ1の部品点数を抑制できる。また、本実施形態では、現像カートリッジ1の筐体の一部を構成するケーシング10に、第2回動軸部17が含まれている。このため、ケーシング10とは別に、第2回動軸部17を有する部材を設ける必要がない。これにより、現像カートリッジ1の部品点数を抑制できる。ただし、第1回動軸部63および第2回動軸部17は、現像カートリッジ1の筐体とは別の部材に設けられていてもよい。
<1-3.現像カートリッジの離間動作>
ドラムユニット9に現像カートリッジ1を装着した後、画像形成装置は、現像ローラ30を一時的に感光ドラム92から引き離す、いわゆる「離間動作」を行うことができる。以下では、この離間動作について、説明する。図6は、離間動作を実行したときの様子を示した図である。
図6に示すように、ギアカバー50は、離間ボス55を有する。離間ボス55は、延出部51の外表面のうち、第3方向において第1押圧受け面54とは反対側の面から、第3方向に突出する。離間ボス55は、第1方向において、第1回動軸部63よりも他端部16の近くに位置する。また、離間ボス55は、第1方向において、現像ローラ30よりも他端部16の近くに位置する。
一方、ドラムユニット9は、離間レバー99を有する。離間レバー99は、第2方向に延びる回転軸を中心として回転可能である。離間動作時には、画像形成装置からの駆動力によって、離間レバー99が回転する。そうすると、図6のように、離間レバー99の先端が、離間ボス55の端面(受け面)に接触する。そして、離間レバー99の先端が、離間ボス55の端面を第3方向に押圧する。
この離間ボス55の端面が受ける押圧力(離間力)は、第1回動軸部63および第2回動軸部17を中心とする回動方向に沿った力の成分を有する。このため、離間ボス55が受ける押圧力によって、現像カートリッジ1は、第1回動軸部63および第2回動軸部17を中心として、図6中の破線矢印の向きに回動する。すなわち、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第1回動軸部63および2回動軸部17を中心として回動する。これにより、現像ローラ30の外周面が、感光ドラム92の外周面から、第3方向に離れた離間状態となる。
<2.第2実施形態>
続いて、第2実施形態の現像カートリッジ1について、説明する。
第2実施形態の現像カートリッジ1は、第1ローラ71および第2ローラを有する点が、第1実施形態と相違する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同等の部分については、第1実施形態と同一の符号を付して、重複説明を省略する。
図7は、第2実施形態の現像カートリッジ1の部分斜視図である。図7に示すように、第2実施形態では、軸受プレート60が、第1ローラシャフト64を有する。第1ローラシャフト64は、軸受プレート60の第1方向の一端部に位置する。すなわち、第1ローラシャフト64は、第1方向において、現像ローラ30よりもアジテータシャフト21から離れて位置する。また、第1ローラシャフト64は、平板部61から、ケーシング10とは反対側へ向けて、第2方向に突出する。
同様に、ケーシング10は、第2ローラシャフト(図示省略)を有する。第2ローラシャフトは、ケーシング10の第2外表面12の第1方向の一端部に位置する。すなわち、第2ローラシャフトは、第1方向において、現像ローラ30よりもアジテータシャフト21から離れて位置する。また、第2ローラシャフトは、ケーシング10の第2外表面12から、第2方向に突出する。
第1ローラ71は、円筒状の外周面(第1湾曲面)を有するローラである。第2ローラ(図示省略)は、円筒状の外周面(第2湾曲面)を有するローラである。第1ローラ71および第2ローラの外周面の径は、現像ローラ30の外周面の径よりも小さい。第1ローラ71は、第1ローラシャフト64に支持されつつ、第2方向に延びる回転軸について回転可能である。第2ローラは、第2ローラシャフトに支持されつつ、第2方向に延びる回転軸について回転可能である。第1ローラ71および第2ローラは、第1方向において、現像ローラ30よりもアジテータシャフト21から離れて位置する。
第1ローラ71と第2ローラとは、第2方向に離れて位置する。ただし、第1ローラ71の少なくとも一部と、第2ローラの少なくとも一部とは、第2方向に視たときに、重なる位置にある。また、第1ローラ71の外周面および第2ローラの外周面は、同一の径を有する。また、第1方向における現像ローラ30と第1ローラ71との間隔は、一定距離である。また、第1方向における現像ローラ30と第2ローラとの間隔も、一定距離である。
本実施形態では、この第1ローラ71および第2ローラが、回動軸部となる。すなわち、ドラムユニット9のカートリッジ保持部91に現像カートリッジ1を装着するときには、ドラムユニット9のフレーム90に、第1ローラ71の外周面と、第2ローラの外周面とが接触する。そして、第1押圧部97および第2押圧部98から受ける外力に応じて、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第1ローラ71および第2ローラを中心として、ドラムユニット9に対して回動する。その結果、感光ドラム92の外周面に、現像ローラ30の外周面が接触する。
このように、この第2実施形態でも、ドラムユニット9のフレーム90に現像ローラシャフト32を用いて位置決めするのではなく、現像ローラシャフト32とは別の第1ローラ71および第2ローラを利用して、現像ローラ30を位置決めする。現像ローラシャフト32とドラムユニット9のフレーム90とは、非接触である。すなわち、現像ローラシャフト32とドラムユニット9のフレーム90とは、直接的な接触もせず、他の部材を介した間接的な接触もしない。このため、現像ローラシャフト32の寸法精度に依存することなく、現像ローラ30を位置決めできる。
この第2実施形態でも、感光ドラム92に対する現像ローラ30の位置決めを、従来よりも少ない部品点数で行うことができる。このため、各部品の公差に起因する位置決めの誤差を、抑えることができる。
特に、本実施形態では、第1湾曲面である第1ローラ71の外周面が、第1ローラシャフト64を中心として回転可能である。また、第2湾曲面である第2ローラの外周面が、第2ローラシャフトを中心として回転可能である。このため、第1ローラ71および第2ローラが、ドラムユニット9のフレーム90に接触したときに、第1ローラ71の外周面または第2ローラの外周面と、フレーム90との間に、擦れが生じにくい。
また、本実施形態では、現像カートリッジ1の筐体の一部を構成する軸受プレート60に、第1ローラシャフト64が含まれている。このため、軸受プレート60とは別に、第1ローラシャフト64を有する部材を設ける必要がない。これにより、現像カートリッジ1の部品点数を抑制できる。また、本実施形態では、現像カートリッジ1の筐体の一部を構成するケーシング10に、第2ローラシャフトが含まれている。このため、ケーシング10とは別に、第2ローラシャフトを有する部材を設ける必要がない。これにより、現像カートリッジ1の部品点数を抑制できる。ただし、第1ローラシャフト64および第2ローラシャフトは、現像カートリッジ1の筐体とは別の部材に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、第1ローラ71および第2ローラの外周面の径が、現像ローラ30の外周面の径よりも小さい。これにより、カートリッジ保持部91への現像カートリッジ1の装着が容易となる。特に、ドラムユニット9の小型化と、カートリッジ保持部91への現像カートリッジ1の装着容易性とを、両立させやすい。
なお、軸受プレート60が第1ローラシャフト64を有する代わりに、第1ローラ71が第1ローラシャフトを有してもよい。この場合、軸受プレート60は、第1ローラシャフトが挿入可能な開口を有していればよい。また、ケーシング10が第2ローラシャフトを有する代わりに、第2ローラが第2ローラシャフトを有していてもよい。この場合、ケーシング10は、第2ローラシャフトが挿入可能な開口を有していればよい。
<3.変形例>
以上、第1実施形態および第2実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、現像カートリッジが、第1回動軸部63と第2回動軸部17とを有していた。しかしながら、現像カートリッジが有する回動軸部の数は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。例えば、現像カートリッジは、第2方向の一端から他端まで延びる1つの回動軸部を有していてもよい。
また、上記の実施形態では、ドラムユニット9のフレーム90が、カートリッジ保持部91毎に、第1押圧部95および第2押圧部96を有していた。しかしながら、フレーム90に代えて、現像カートリッジ1が、第1押圧部および第2押圧部を有していてもよい。この場合、現像カートリッジ1の第1押圧部および第2押圧部が、フレーム90に接触し、この押圧力に応じて、現像カートリッジ1が、フレーム90に対して回動する。
また、上記の実施形態では、現像カートリッジ1は、第1湾曲面を有する第1回動軸部を有していた。しかしながら、第1回動軸部は、第1湾曲面を有していれば、第1回動軸部の形状は、上記の実施形態と異なっていてもよい。例えば、第1湾曲面は、第2方向に視て円弧状の面であってもよい。この場合、現像カートリッジ1は、第1湾曲面を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。より詳細には、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第1湾曲面を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。また、上記実施形態のように、第1回動軸部の第1湾曲面は、円環状であってもよい。
また、第1湾曲面が、ドラムユニット9の一部に接触した状態で、現像カートリッジ1は、第1回動軸部を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。より詳細には、第1湾曲面が、ドラムユニット9の一部に接触した状態で、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第1回動軸部を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。
また、上記の実施形態では、現像カートリッジ1は、第2湾曲面を有する第2回動軸部を有していた。しかしながら、第2回動軸部は、第2湾曲面を有していれば、第2回動軸部の形状は、上記の実施形態と異なっていてもよい。例えば、第2湾曲面は、第2方向に視て円弧状の面であってもよい。この場合、現像カートリッジ1は、第2湾曲面を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。より詳細には、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第2湾曲面を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。また、上記実施形態のように、第2回動軸部の第2湾曲面は、円環状であってもよい。
また、第2湾曲面が、ドラムユニット9の一部に接触した状態で、現像カートリッジ1は、第2回動軸部を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。より詳細には、第2湾曲面が、ドラムユニット9の一部に接触した状態で、ケーシング10、アジテータ20、現像ローラ30、ギア部40、ギアカバー50、および軸受プレート60が、第2回動軸部を中心として、ドラムユニット9に対して回動してもよい。
また、現像カートリッジの各部の形状については、本願の各図に示された形状と相違していてもよい。また、上記の第1実施形態、第2実施形態、および変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 現像カートリッジ
9 ドラムユニット
10 ケーシング
11 第1外表面
12 第2外表面
13 収容室
14 開口部
15 一端部
16 他端部
17 第2回動軸部
19 第2押圧受け面
20 アジテータ
21 アジテータシャフト
22 撹拌羽根
30 現像ローラ
31 現像ローラ本体
32 現像ローラシャフト
40 ギア部
41 カップリング
42 アジテータギア
43 現像ローラギア
50 ギアカバー
51 延出部
52 円孔
54 第1押圧受け面
55 離間ボス
60 軸受プレート
61 平板部
62 軸受突起
63 第1回動軸部
64 第1ローラシャフト
71 第1ローラ
90 フレーム
91 カートリッジ保持部
92 感光ドラム
93 第1ガイド面
94 第1接触受け面
95 第2ガイド面
96 第2接触受け面
97 第1押圧部
98 第2押圧部
99 離間レバー
171 第2湾曲面
411 締結穴
631 第1湾曲面
971 コイルばね
972 押圧部材
973 押圧面

Claims (29)

  1. 現像剤を収容可能な筐体であって、第1方向における一端部と他端部とを有する筐体と、
    前記現像剤を撹拌可能なアジテータであって、第2方向に延びるアジテータシャフトを有するアジテータと、
    前記第1方向において前記アジテータシャフトよりも前記一端部の近くに位置する現像ローラであって、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な現像ローラと、
    前記第1方向において前記現像ローラよりも前記アジテータシャフトから離れて位置し、前記第2方向に延びる第1回動軸部と、
    を備える現像カートリッジであって、
    前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部を中心として回動可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
  2. 請求項1に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1方向における前記現像ローラと前記第1回動軸部との間隔は一定距離であることを特徴とする現像カートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部の径は、前記現像ローラの外周面の径よりも小さいことを特徴とする現像カートリッジ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、前記第1方向において、前記現像ローラから第1距離離れ、
    前記現像カートリッジは、さらに、
    前記第1方向において、前記第1回動軸部から前記第1距離よりも大きい特定距離離れた押圧受け面を備え、
    前記押圧受け面が押圧力を受けると、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として回動することを特徴とする現像カートリッジ。
  5. 請求項4に記載の現像カートリッジであって、
    前記押圧受け面は、前記第1方向において、前記現像ローラよりも前記他端部の近くに位置することを特徴とする現像カートリッジ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、第1ローラであり、
    前記第1ローラは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、
    前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
  8. 請求項7に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、
    前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着されるときに、前記第1湾曲面が、前記ドラムユニットのフレームと接触した状態で、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動することを特徴とする現像カートリッジ。
  9. 請求項7または請求項8に記載の現像カートリッジであって、
    前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  10. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、
    前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記押圧受け面が前記押圧力を受けた後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が、前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  11. 請求項10に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  12. 請求項11に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、
    前記第1湾曲面が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  13. 請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記感光ドラムから前記現像ローラを離す方向の離間力を受ける受け面
    をさらに備えることを特徴とする現像カートリッジ。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記筐体は、前記第1回動軸部を含むことを特徴とする現像カートリッジ。
  15. 請求項1に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、前記第2方向における前記筐体の一端部に位置し、
    前記現像カートリッジは、
    前記第1方向において前記現像ローラよりも前記アジテータシャフトから離れて位置し、前記第2方向に延びる第2回動軸部であって、前記第1回動軸部から前記第2方向に離れて位置する第2回動軸部
    をさらに備え、
    前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として回動することを特徴とする現像カートリッジ。
  16. 請求項15に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1方向における前記現像ローラと前記第1回動軸部との間隔は一定距離であり、 前記第1方向における前記現像ローラと前記第2回動軸部との間隔は一定距離であることを特徴とする現像カートリッジ。
  17. 請求項15または請求項16に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部の径は、前記現像ローラの外周面の径よりも小さく、
    前記第2回動軸部の径は、前記現像ローラの外周面の径よりも小さいことを特徴とする現像カートリッジ。
  18. 請求項15から請求項17のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、前記第1方向において、前記現像ローラから第1距離離れ、
    前記第2回動軸部は、前記第1方向において、前記現像ローラから第2距離離れ、
    前記現像カートリッジは、さらに、
    前記第1方向において、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部から前記第1距離および前記第2距離よりも大きい特定距離離れた押圧受け面を備え、
    前記押圧受け面が押圧力を受けると、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として回動することを特徴とする現像カートリッジ。
  19. 請求項18に記載の現像カートリッジであって、
    前記押圧受け面は、前記第1方向において、前記現像ローラよりも前記他端部の近くに位置することを特徴とする現像カートリッジ。
  20. 請求項15から請求項19のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、第1ローラであり、
    前記第2回動軸部は、第2ローラであり、
    前記第1ローラは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能であり、
    前記第2ローラは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
  21. 請求項15から請求項20のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、
    前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
  22. 請求項21に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、
    前記第2回動軸部は、第2湾曲面を有し、
    前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着される場合、前記第1湾曲面と前記第2湾曲面とが、前記ドラムユニットのフレームと接触した状態で、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動することを特徴とする現像カートリッジ。
  23. 請求項21または請求項22に記載の現像カートリッジであって、
    前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  24. 請求項15から請求項19のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記現像カートリッジは、前記第2方向に延びる回転軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムユニットに装着可能であり、
    前記ドラムユニットに前記現像カートリッジが装着されるときに、前記押圧受け面が前記押圧力を受けた後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とは、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が、前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  25. 請求項24に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部および前記第2回動軸部が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  26. 請求項25に記載の現像カートリッジであって、
    前記第1回動軸部は、第1湾曲面を有し、
    前記第2回動軸部は、第2湾曲面を有し、
    前記第1湾曲面および前記第2湾曲面が前記ドラムユニットのフレームに接触した後に、前記現像ローラと前記アジテータと前記筐体とが、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を中心として前記ドラムユニットに対して回動すると、前記現像ローラの外周面が前記感光ドラムの外周面に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
  27. 請求項24から請求項26のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記感光ドラムから前記現像ローラを離す方向の離間力を受ける受け面
    をさらに備えることを特徴とする現像カートリッジ。
  28. 請求項15から請求項27のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記筐体は、前記第1回動軸部および前記第2回動軸部を含むことを特徴とする現像カートリッジ。
  29. 請求項7から請求項13または請求項21から請求項27のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
    前記現像ローラは、
    回転軸に沿って第2方向に延びる現像ローラシャフト
    を有し、
    前記現像ローラシャフトと前記ドラムユニットとは、非接触であることを特徴とする現像カートリッジ。
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