JP5811659B2 - トルク変動吸収装置 - Google Patents

トルク変動吸収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5811659B2
JP5811659B2 JP2011161730A JP2011161730A JP5811659B2 JP 5811659 B2 JP5811659 B2 JP 5811659B2 JP 2011161730 A JP2011161730 A JP 2011161730A JP 2011161730 A JP2011161730 A JP 2011161730A JP 5811659 B2 JP5811659 B2 JP 5811659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate member
plate
friction material
torque fluctuation
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011161730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013024364A (ja
Inventor
智洋 佐伯
智洋 佐伯
優作 西尾
優作 西尾
紘章 末▲崎▼
紘章 末▲崎▼
博司 川添
博司 川添
務 関根
務 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2011161730A priority Critical patent/JP5811659B2/ja
Priority to US13/554,174 priority patent/US8758147B2/en
Publication of JP2013024364A publication Critical patent/JP2013024364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5811659B2 publication Critical patent/JP5811659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/02Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type
    • F16D7/024Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with axially applied torque limiting friction surfaces
    • F16D7/025Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with axially applied torque limiting friction surfaces with flat clutching surfaces, e.g. discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は、回転軸間の変動トルクを吸収するトルク変動吸収装置に関し、特に、変動トルクが所定値に達したときにすべりを生ずるリミッタ部を有するトルク変動吸収装置に関する。
トルク変動吸収装置は、エンジンと変速機との間の動力伝達経路上に配設され、エンジンと変速機との間に生じた変動トルクを吸収(抑制)する。トルク変動吸収装置は、バネ力によって変動トルクを吸収するダンパ部と、摩擦によるヒステリシストルクによって変動トルクを吸収(抑制)するヒステリシス部と、回転軸の捩れがダンパ部やヒステリシス部で吸収できなくなったときにすべりを生ずるリミッタ部と、を有するものがある。
リミッタ部では、カバープレートとプレッシャプレートとの間において摩擦材を介してライニングプレートが挟み込まれており、摩擦材がライニングプレート、カバープレート及びプレッシャプレートに対してスライド可能に圧接(つまり摩擦材の両面がスライド可能に圧接)したものがある。このような構成の場合、摩擦材が径方向に移動可能となってしまうので、摩擦材を環状に構成するとともに、ライニングプレート又はカバープレート若しくはプレッシャプレートにおいて、摩擦材の径方向の移動を規制するガイド部を設定しているものがある(例えば、特許文献1の図1、図2参照)。
特開2010−230162号公報
しかしながら、従来の摩擦材の径方向の移動を規制するガイド部は、摩擦材の径方向外側にのみ設定されていたため、摩擦材がライニングプレートとカバープレート又はプレッシャプレートとに挟まれた領域から径方向内側にはみ出したり、はみ出さなかったりして、リミッタ部の特性が変動するおそれがある。
本発明の主な課題は、リミッタ部が摩擦材の両面がスライド可能な構成であってもリミッタ部の特性が安定したトルク変動吸収装置を提供することである。
本発明の一視点においては、トルク変動吸収装置において、回転可能な第1プレート部材と、前記第1プレート部材から軸方向にずれた位置に配されるとともに、前記第1プレート部材に対して回転可能な第2プレート部材と、前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間に配されるとともに、前記第1プレート部材及び前記第2プレート部材に対して径方向にスライド可能に圧接される第1摩擦材と、前記第1摩擦材の径方向内側への移動を規制する第1ガイド部と、を備えることを特徴とする。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1ガイド部は、前記第1プレート部材において前記第1摩擦材の径方向内側で前記第2プレート部材側に曲げられた部分であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1ガイド部は、前記第2プレート部材において前記第1摩擦材の径方向内側で形成された段差部であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1ガイド部は、前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間であって前記第1摩擦材の径方向内側に配され、かつ、前記第1プレート部材の内周面によって径方向の移動が規制される第1ガイド部材であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第3プレート部材を備え、前記第3プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、前記第1ガイド部は、前記第3プレート部材の外周端面であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1摩擦材の厚さは、前記第3プレート部材の厚さよりも厚く、前記第1ガイド部は、前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間の隙間に配されることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第3プレート部材を備え、前記第3プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、記第1ガイド部は、前記第3プレート部材の外周端部を前記第2プレート部材側に曲げた部分であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1摩擦材は、前記第1プレート部材よりも径方向内側にはみ出していることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2プレート部材から軸方向の前記第1プレート部材側に対する反対側にずれた位置に配されるとともに、前記第1プレート部材と一体に回転し、かつ、前記第2プレート部材に対して回転可能な第4プレート部材と、前記第4プレート部材と前記第2プレート部材との間に配されるとともに、前記第4プレート部材及び前記第2プレート部材に対してスライド可能に圧接される第2摩擦材と、前記第2摩擦材の径方向内側への移動を規制する第2ガイド部と、を備えることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2ガイド部は、前記第4プレート部材において前記第2摩擦材の径方向内側で前記第2プレート部材側に曲げられた部分であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2ガイド部は、前記第2プレート部材において前記第2摩擦材の径方向内側で形成された段差部であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2ガイド部は、第4プレート部材と第2プレート部材との間であって前記第2摩擦材の径方向内側に配され、かつ、前記第4プレート部材の内周面によって径方向の移動が規制される第2ガイド部材であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第5プレート部材を備え、前記第5プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、記第2ガイド部は、前記第5プレート部材の外周端面であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第5プレート部材を備え、前記第5プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、記第2ガイド部は、前記第5プレート部材の外周端部を前記第2プレート部材側に曲げられた部分であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第1摩擦材の径方向外側への移動を規制する第3ガイド部を備えることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第3ガイド部は、前記第1プレート部材において前記第1摩擦材の径方向外側で形成された段差部であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第3ガイド部は、前記第2プレート部材において前記第1摩擦材の径方向外側で前記第1プレート部材側に曲げられた部分であることが好ましい。
本発明の前記トルク変動吸収装置において、前記第2摩擦材の径方向外側への移動を規制する第4ガイド部を備えることが好ましい。
本発明によれば、リミッタ部における第1摩擦材の両面がスライド可能な構成であっても、第1摩擦材の径方向内側に第1ガイド部を設定することにより、第1摩擦材が第1プレート部材と第2プレート部材との間に挟まれた領域から径方向内側にはみ出さないようにしたり、はみ出していてもはみ出したままの状態とすることができるので、リミッタ部の特性を安定化させることができる。また、第1摩擦材の両側を滑らせる構造とすることで、第1摩擦材の保持(固定)のための加工が不要となる。
本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置の構成を模式的に示した図1のX−X´間の断面図である。 本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例2に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例3に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例4に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例5に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例6に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例7に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例8に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例9に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例10に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例11に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。 本発明の実施例12に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
本発明の一実施形態に係るトルク変動吸収装置では、回転可能な第1プレート部材(図3の11)と、前記第1プレート部材から軸方向にずれた位置に配されるとともに、前記第1プレート部材に対して回転可能な第2プレート部材(図3の14)と、前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間に配されるとともに、前記第1プレート部材及び前記第2プレート部材に対して径方向にスライド可能に圧接される第1摩擦材(図3の16)と、前記第1摩擦材の径方向内側への移動を規制する第1ガイド部(図3の11b、図10の14g、図11の34、図12の18b、図13の18b、図14の18c)と、を備える。
なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置の構成を模式的に示した平面図である。図2は、本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置の構成を模式的に示した図1のX−X´間の断面図である。図3は、本発明の実施例1に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例1に係るトルク変動吸収装置1は、例えば、エンジン(内燃機関)のクランクシャフト(出力軸;図示せず)と変速機の入力軸(図示せず)との間の動力伝達経路に設けられており、回転軸間(クランクシャフトと入力軸との間)の捩れによる変動トルクを吸収(抑制)する装置である。トルク変動吸収装置1は、捩れ緩衝機能を有し、弾性力(バネ力)によって回転軸間の変動トルクを吸収するダンパ部3と、摩擦等によるヒステリシストルクによって回転軸間の変動トルクを吸収(抑制)するヒステリシス部4と、回転軸間の捩れがダンパ部3やヒステリシス部4で吸収できなくなったときに所定のトルク以上ですべりを生ずるリミッタ部2と、を有する。ダンパ部3は、動力伝達経路上において、ヒステリシス部4と並列に配設されている。リミッタ部2は、動力伝達経路上において、ダンパ部3及びヒステリシス部4と直列に配設されている。
トルク変動吸収装置1は、構成部材として、リベット9と、サポートプレート10と、カバープレート11と、皿ばね12と、プレッシャプレート13と、ライニングプレート14と、摩擦材15、16と、第1サイドプレート17と、第2サイドプレート18と、リベット19と、コイルスプリング20と、シート部材21と、第1スラスト部材22と、第2スラスト部材23と、皿ばね24と、ハブ部材25と、クッション部材26と、を有する。
リベット9は、サポートプレート10とカバープレート11を一体固定するための部材である。
サポートプレート10は、皿ばね12の外周端部をサポート(支持)する環状の部材であり、リミッタ部2の構成部材である。サポートプレート10は、外周部分にてカバープレート11と合わさってリベット9によって一体固定されている。サポートプレート10は、カバープレート11ととともに、ボルト(図示せず)によってエンジン(図示せず)のクランクシャフト(図示せず)に連結されたフライホイール(図示せず)に取付固定される。サポートプレート10は、フライホイール及びカバープレート11と一体回転する。サポートプレート10は、内周部分にてカバープレート11と離間している。サポートプレート10は、皿ばね12の外周端部と圧接している。
カバープレート11は、リミッタ部2をカバーする環状の部材であり、リミッタ部2の構成部材である。カバープレート11は、外周部分にてサポートプレート10と合わさってリベット9によって一体固定されている。カバープレート11は、サポートプレート10とともに、ボルト(図示せず)によってエンジン(図示せず)のクランクシャフト(図示せず)に連結されたフライホイール(図示せず)に取付固定される。カバープレート11は、内周部分にてサポートプレート10と離間している。カバープレート11は、プレッシャプレート13を回転不能かつ軸方向移動可能に支持するための穴部11aを有する。穴部11aには、プレッシャプレート13の凸部13aが周方向移動不能かつ軸方向移動可能に挿入されている。カバープレート11は、内周部分にて摩擦材16とスライド可能に圧接している。カバープレート11は、内周端部にてライニングプレート14側に折り曲げられたガイド部11bを有する。ガイド部11bは、環状の摩擦材16の径方向の移動を規制することで摩擦材16をカバープレート11よりも径方向内側にはみ出さないようにガイドする。ガイド部11bは、周方向に連続的(部分的でも可)に形成されている。カバープレート11は、錆の発生により摩擦材16との貼り付きを防止するため、鉄よりも錆の発生しにくい金属(ステンレスなど)からなることが好ましい。
皿ばね12は、サポートプレート10とプレッシャプレート13との間に配された皿状のばねであり、リミッタ部2の構成部材である。皿ばね12は、外周端部にてサポートプレート10に支持されており、内周端部にてプレッシャプレート13をカバープレート11に向かって付勢する。
プレッシャプレート13は、皿ばね12と摩擦材15との間に配された環状の部材であり、リミッタ部2の構成部材である。プレッシャプレート13は、カバープレート11に対して回転不能かつ軸方向移動可能に支持されるようにするための凸部13aを有する。凸部13aは、カバープレート11の穴部11aに周方向移動不能かつ軸方向移動可能に挿入されている。プレッシャプレート13は、皿ばね12によって摩擦材15側に付勢されている。プレッシャプレート13は、摩擦材15とスライド可能に圧接している。プレッシャプレート13は、内周端部にてライニングプレート14側に折り曲げられたガイド部13bを有する。ガイド部13bは、環状の摩擦材15の径方向の移動を規制することで摩擦材15をプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出さないようにガイドする。ガイド部13bは、周方向に連続的(部分的でも可)に形成されている。プレッシャプレート13は、錆の発生により摩擦材15との貼り付きを防止するため、鉄よりも錆の発生しにくい金属(ステンレスなど)からなることが好ましい。
ライニングプレート14は、カバープレート11とプレッシャプレート13との間における摩擦材15、16間に配された環状の部材であり、リミッタ部2の構成部材である。ライニングプレート14は、内周部分にて径方向内側に突出した複数のストッパ部14aを有する。ストッパ部14aは、ダンパ部3の捩れを所定の角度で規制する部分であり、ダンパ部3で捩れが生じてハブ部材25のストッパ部25dと当たることでダンパ部3の捩れを規制する。ストッパ部14aは、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18との間に挟み込まれており、第1サイドプレート17及び第2サイドプレート18とともにリベット19によって一体固定されている。ライニングプレート14は、外周部分にて摩擦材15、16間に配されており、摩擦材15、16とスライド可能に圧接している。ライニングプレート14の外周端部は、プレッシャプレート13の凸部13aよりも径方向内側に配されている。ライニングプレート14は、ライニングプレート14と摩擦材15、16とが同心にあるときに、ライニングプレート14の外周端面と摩擦材15、16の外周端面との間の径方向の長さが、摩擦材15、16の内周端面とガイド部11b、13bとの間の径方向の隙間よりも長くなるように設定されている。ライニングプレート14は、錆の発生により摩擦材15、16との貼り付きを防止するため、鉄よりも錆の発生しにくい金属(ステンレスなど)からなることが好ましい。
摩擦材15は、リミッタ部2の構成部材であり、ライニングプレート14とプレッシャプレート13との間に配されている。摩擦材15は、環状に構成されている。摩擦材15は、ライニングプレート14及びプレッシャプレート13とスライド可能に圧接している。摩擦材15には、ゴム、樹脂、繊維(短繊維、長繊維)、摩擦係数μ調整用の粒子などを含むものを用いることができる。
摩擦材16は、リミッタ部2の構成部材であり、ライニングプレート14とカバープレート11との間に配されている。摩擦材16は、環状に構成されている。摩擦材16は、ライニングプレート14及びカバープレート11とスライド可能に圧接している。摩擦材16には、ゴム、樹脂、繊維(短繊維、長繊維)、摩擦係数μ調整用の粒子などを含むものを用いることができる。
第1サイドプレート17は、ハブ部材25のフランジ部25bのエンジン側(図1の左側)に配設された環状の部材であり、ダンパ部3及びヒステリシス部4の構成部材である。第1サイドプレート17は、外周端部近傍の部分にて、リベット19によってライニングプレート14及び第2サイドプレート18と一体固定されている。第1サイドプレート17は、中間部分のダンパ部3にて、コイルスプリング20及びシート部材21を収容するための窓部17aを有し、当該窓部17aの周方向にある端面がシート部材21と接離可能に接している。第1サイドプレート17は、ダンパ部3より内周側のヒステリシス部4にて、第1スラスト部材22に対して回転不能かつ軸方向移動可能に係合している。第1サイドプレート17は、内周端部にて、第1スラスト部材22を介してハブ部材25(ハブ部25a)に回転可能に支持されている。
第2サイドプレート18は、ハブ部材25のフランジ部25bの変速機側(図1の右側)に配設された環状の部材であり、ダンパ部3及びヒステリシス部4の構成部材である。第2サイドプレート18は、外周端部近傍の部分にて、リベット19によってライニングプレート14及び第1サイドプレート17と一体固定されている。第2サイドプレート18は、中間部分のダンパ部3にて、コイルスプリング20及びシート部材21を収容するための窓部18aを有し、当該窓部18aの周方向にある端面がシート部材21と接離可能に接している。第2サイドプレート18は、ダンパ部3より内周側のヒステリシス部4にて、第2スラスト部材23に対して回転不能かつ軸方向移動可能に係合しており、皿ばね24を支持する。第2サイドプレート18は、内周端部にて、第2スラスト部材23を介してハブ部材25(ハブ部25a)に対して回転可能に支持されている。
リベット19は、ライニングプレート14、第1サイドプレート17、及び第2サイドプレート18を一体固定するための部材である。
コイルスプリング20は、ダンパ部3の構成部品であり、サイドプレート17、18及びハブ部材25(フランジ部25b)に形成された窓部17a、18a、25cに収容され、両端に配設されたシート部材21と接している。コイルスプリング20は、サイドプレート17、18とハブ部材25とが相対回転したときに収縮し、サイドプレート17、18とハブ部材25との回転差によるショックを吸収する。コイルスプリング20には、ストレート形状、又はストレート形状のスプリングを曲げて組み付けしたものを用いることができるが、広い捩りを実現するために、周方向に沿って曲ったアークスプリングを用いることができる。
シート部材21は、ダンパ部3の構成部品であり、サイドプレート17、18及びハブ部材25(フランジ部25b)に形成された窓部17a、18a、25cに収容され、当該窓部17a、18a、25cの周方向にある端面とコイルスプリング20の端部との間に配されている。シート部材21には、コイルスプリング20の摩耗を低減するために、樹脂を用いることができる。
第1スラスト部材22は、ヒステリシス部4の構成部品であり、第1サイドプレート17とハブ部材25との間に配された環状の部材である。第1スラスト部材22は、軸方向において、第1サイドプレート17とフランジ部25bとの間に配されている。第1スラスト部材22は、第1サイドプレート17に対して回転不能かつ軸方向移動可能に係合しており、フランジ部25bとスライド可能に圧接している。第1スラスト部材22は、径方向において、第1サイドプレート17とハブ部25aとの間にも介在しており、第1サイドプレート17をハブ部25aに回転可能に支持するための滑り軸受(ブッシュ)となる。
第2スラスト部材23は、ヒステリシス部4の構成部品であり、第2サイドプレート18とハブ部材25との間に配された環状の部材である。第2スラスト部材23は、軸方向において、皿ばね24とフランジ部25bとの間に配されている。第2スラスト部材23は、第2サイドプレート18に対して回転不能かつ軸方向移動可能に係合しており、皿ばね24によってフランジ部25b側に付勢されており、フランジ部25bとスライド可能に圧接している。第2スラスト部材23は、径方向において、第2サイドプレート18とハブ部25aとの間にも介在しており、第2サイドプレート18をハブ部25aに回転可能に支持するための滑り軸受(ブッシュ)となる。
皿ばね24は、ヒステリシス部4の構成部品であり、第2スラスト部材23と第2サイドプレート18との間に配され、第2スラスト部材23をフランジ部25b側に付勢する皿状のばねである。
ハブ部材25は、ダンパ部3及びヒステリシス部4からの回転動力を変速機に向けて伝達する部材であり、ダンパ部3及びヒステリシス部4の構成部材である。ハブ部材25は、ハブ部25aの外周の所定の部位から径方向外側に延在したフランジ部25bを有する。ハブ部25aは、内周面にて変速機の入力軸(図示せず)とスプライン係合する。ハブ部25aは、外周にて、第1スラスト部材22を介して第1サイドプレート17を回転可能に支持しており、第2スラスト部材23を介して第2サイドプレート18を回転可能に支持している。フランジ部25bは、ダンパ部3にて、コイルスプリング20、及びシート部材21を収容するための窓部25cを有し、当該窓部25cの周方向にある端面がシート部材21と接離可能に接している。フランジ部25bは、ダンパ部3より内周側のヒステリシス部4の軸方向の面にて、スラスト部材22、23によってスライド可能に挟持されている。フランジ部25bは、外周端部にて径方向外側に突出した複数のストッパ部25dを有する。ストッパ部25dは、ダンパ部3の捩れを所定の角度で規制する部分であり、ダンパ部3で捩れが生じてライニングプレート14のストッパ部14aと当たることでダンパ部3の捩れを規制する。
クッション部材26は、ダンパ部3に捩れが生じたときにハブ部材25のストッパ部25dとライニングプレート14のストッパ部14aとが当たるときのショックを吸収する部材である。クッション部材26は、コイルスプリング20の内側に配されている。クッション部材26は、円柱状に形成されている。クッション部材26は、ダンパ部3に捩れが生じたときに、一対のシート部材21間に挟み込まれるまでは自由状態にあり、ハブ部材25のストッパ部25dとライニングプレート14のストッパ部14aとが当たる前に一対のシート部材21間に挟み込まれる。
実施例1によれば、リミッタ部2において摩擦材15、16の両面がスライド可能な構成であっても、摩擦材15、16の径方向内側にガイド部11b、13bを設定することにより、摩擦材15、16がカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出さないようにすることができるので、リミッタ部2の特性を安定化させることができる。また、摩擦材15、16の両側を滑らせる構造とすることにより、摩擦材15、16をプレートに固定するための加工(例えば、リベットによるかしめ、接着等)が不要となり、部品点数を増やさないようにすることができ、装置のコストを低減することができる。また、カバープレート11及びプレッシャプレート13に曲げ形状のガイド部11b、13bを設けることで、カバープレート11及びプレッシャプレート13の強度が向上する。
本発明の実施例2に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施例2に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例2は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部11b、13bだけでなく、摩擦材15、16よりも径方向外側に、摩擦材15、16の径方向外側の移動を規制することによりライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制するガイド部11c、13cを設けたものである。ガイド部11cは、カバープレート11に形成された環状の段差部であり、当該段差部の径方向内側の面にて摩擦材16の径方向外側の移動を規制する。ガイド部13cは、プレッシャプレート13に形成された環状の段差部であり、当該段差部の径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部11b、13bは、ライニングプレート14と抵触しないように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例2によれば、実施例1と同様な効果を奏するとともに、ガイド部11c、13cにより摩擦材15、16をライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制することができる。なお、実施例2では、2つの摩擦材15、16をライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制しているが、ガイド部11c、13cのいずれか1つが径方向外側にはみ出さないように規制するようにしてもよい。
本発明の実施例3に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図5は、本発明の実施例3に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例3は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部11b、13bだけでなく、摩擦材15、16よりも径方向外側に、摩擦材15、16の径方向外側の移動を規制することにより、ライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制するガイド部14b、14cを設けたものである。ガイド部14bは、ライニングプレート14の外周端部の一部をプレッシャプレート13側に曲げた曲げ部であり、当該曲げ部の径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部14cは、ライニングプレート14の外周端部の一部(ガイド部14b以外の部分)をカバープレート11側に曲げた曲げ部であり、当該段差部の径方向内側の面にて摩擦材16の径方向外側の移動を規制する。ガイド部14b、14cは、プレッシャプレート13、カバープレート11と抵触しないように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例3によれば、ガイド部14b(第4ガイド部)は、ライニングプレート14(第2プレート部材)において摩擦材15(第2摩擦材)の径方向外側でプレッシャプレート13(第4プレート部材)側に曲げられた部分としたことで、実施例1と同様な効果を奏するとともに、ガイド部14cにより摩擦材15をライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制することができる。さらに、ガイド部14c(第3ガイド部)を、ライニングプレート14(第2プレート部材)の外周端部の一部を摩擦材16(第1摩擦部材)の径方向外側でカバープレート11(第1プレート部材)側に曲げられた部分としたことで、ガイド部14bにより摩擦材16をライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制することができる。
本発明の実施例4に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図6は、本発明の実施例4に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例4は、実施例1の変形例であり、ライニングプレート(図3の14)を1枚の構成とするのを止め、ライニングプレート30、31を2枚重ねの構成とし、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部11b、13bだけでなく、摩擦材15、16よりも径方向外側に、摩擦材15、16の径方向外側の移動を規制することによりライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制するガイド部30b、31bを設けたものである。
ライニングプレート30、31は、カバープレート11とプレッシャプレート13との間における摩擦材15、16間に配された環状の部材であり、リミッタ部2の構成部材である。ライニングプレート30、31は、内周部分にて径方向内側に突出した複数のストッパ部30a、31aを有する。ストッパ部30a、31aは、ダンパ部3の捩れを所定の角度で規制する部分であり、ダンパ部3で捩れが生じてハブ部材25のストッパ部25dと当たることでダンパ部3の捩れを規制する。ストッパ部30a、31aは、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18との間に挟み込まれており、第1サイドプレート17及び第2サイドプレート18とともにリベット19によって一体固定されている。ライニングプレート30、31は、外周部分にて摩擦材15、16間に配されている。ライニングプレート30は、摩擦材15とスライド可能に圧接している。ライニングプレート31は、摩擦材16とスライド可能に圧接している。ライニングプレート30,31の外周端部は、プレッシャプレート13の凸部13aよりも径方向内側に配されている。ライニングプレート30は、外周端部がプレッシャプレート13側に曲げられたガイド部30bを有する。ガイド部30bは、径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ライニングプレート31は、外周端部がカバープレート11側に曲げられたガイド部31bを有する。ガイド部31bは、径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部30b、31bは、周方向に連続的(一部でも可)に形成されている。ガイド部30b、31bは、プレッシャプレート13、カバープレート11と抵触しないように設定されている。ライニングプレート30、31は、錆の発生により摩擦材15、16との貼り付きを防止するため、鉄よりも錆の発生しにくい金属(ステンレスなど)からなることが好ましい。
その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例4によれば、ライニングプレート30、31(第2プレート部材)は、2枚のプレート30、31を重ねた構成であり、ガイド部31b(第3ガイド部)は、ライニングプレート30、31における一方のプレート31を摩擦材16(第1摩擦材)の径方向外側でカバープレート11(第1プレート部材)側に曲げられた部分であり、ガイド部30b(第4ガイド部)は、ライニングプレート30、31における他方のプレート30を摩擦材15(第2摩擦材)の径方向外側でプレッシャプレート13(第4プレート部材)側に曲げられるように構成したことにより、実施例1と同様な効果を奏するとともに、ガイド部30b、31bにより摩擦材15、16をライニングプレート30、31よりも径方向外側にはみ出さないように規制することができる。
本発明の実施例5に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図7は、本発明の実施例5に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例5は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部11b、13bだけでなく、摩擦材15、16よりも径方向外側に、摩擦材15、16の径方向外側の移動を規制することによりライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制するガイド部11c、14dを設けたものである。ガイド部14dは、ライニングプレート14の外周端部をプレッシャプレート13側に曲げた曲げ部であり、当該曲げ部の径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部14dは、周方向に連続的(一部でも可)に形成されている。ガイド部14dは、プレッシャプレート13と抵触しないように設定されている。ガイド部11cは、カバープレート11に形成された環状の段差部であり、当該段差部の径方向内側の面にて摩擦材16の径方向外側の移動を規制する。ガイド部11cは、ライニングプレート14と抵触しないように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例5によれば、実施例1と同様な効果を奏するとともに、ガイド部11c、14dにより摩擦材15、16をライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制することができる。
本発明の実施例6に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図8は、本発明の実施例6に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例6は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部11b、13bだけでなく、摩擦材15、16よりも径方向外側に、摩擦材15、16の径方向外側の移動を規制することによりライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制するガイド部13c、14eを設けたものである。ガイド部13cは、プレッシャプレート13に形成された環状の段差部であり、当該段差部の径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部13cは、ライニングプレート14と抵触しないように設定されている。ガイド部14eは、ライニングプレート14の外周端部をカバープレート11側に曲げた曲げ部であり、当該曲げ部の径方向内側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部14eは、周方向に連続的(一部でも可)に形成されている。ガイド部14eは、カバープレート11と抵触しないように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例6によれば、実施例1と同様な効果を奏するとともに、ガイド部13c、14eにより摩擦材15、16をライニングプレート14よりも径方向外側にはみ出さないように規制することができる。
本発明の実施例7に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図9は、本発明の実施例7に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例7は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15よりも径方向内側に設けられたガイド部(図3の13b)をプレッシャプレート13に設ける代わりに、ライニングプレート14にガイド部14fを設けたものである。ガイド部14fは、ライニングプレート14に形成された環状の段差部であり、当該段差部の径方向外側の面にて摩擦材15の径方向外側の移動を規制する。ガイド部14fは、周方向に連続的に形成されている。ガイド部14fは、プレッシャプレート13と抵触しないように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。なお、実施例2〜実施例6(図4〜図8)のように摩擦材15、16よりも径方向外側にガイド部を設定してもよい。
実施例7によれば、実施例1と同様な効果を奏する。
本発明の実施例8に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図10は、本発明の実施例8に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例8は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15よりも径方向内側に設けられたガイド部(図3の11b)をカバープレート11に設ける代わりに、ライニングプレート14にガイド部14gを設けたものである。ガイド部14gは、ライニングプレート14に形成された環状の段差部であり、当該段差部の径方向外側の面にて摩擦材16の径方向外側の移動を規制する。ガイド部14gは、周方向に連続的に形成されている。ガイド部14gは、プレッシャプレート13と抵触しないように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。なお、実施例2〜実施例6(図4〜図8)のように摩擦材15、16よりも径方向外側にガイド部を設定してもよい。
実施例8によれば、実施例1と同様な効果を奏する。
本発明の実施例9に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図11は、本発明の実施例9に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例9は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部として、カバープレート11及びプレッシャプレート13にガイド部(図3の11b、13b)を設けるのをやめ、カバープレート11及びプレッシャプレート13とは別体のガイド部材33、34を設けたものである。
ガイド部材33は、プレッシャプレート13の径方向内側に沿って形成された環状の部材である。ガイド部材33は、プレッシャプレート13とライニングプレート14の間であって、環状の摩擦材15の径方向内側にも配されている。これにより、ガイド部材33は、プレッシャプレート13に対して径方向及び軸方向の移動が規制され、摩擦材15の径方向内側への移動を規制する。ガイド部材33は、プレッシャプレート13とライニングプレート14に対してスライド可能であり、摩擦材15よりも摩耗しやすい材料が用いられる。
ガイド部材34は、カバープレート11の径方向内側に沿って形成された環状の部材である。ガイド部材34は、カバープレート11とライニングプレート14の間であって、環状の摩擦材16の径方向内側にも配されている。これにより、ガイド部材34は、カバープレート11に対して径方向及び軸方向の移動が規制され、摩擦材16の径方向内側への移動を規制する。ガイド部材34は、カバープレート11とライニングプレート14に対してスライド可能であり、摩擦材16よりも摩耗しやすい材料が用いられる。
その他の構成は、実施例1と同様である。なお、実施例2〜実施例6(図4〜図8)のように摩擦材15、16よりも径方向外側にガイド部を設定してもよい。
実施例9によれば、リミッタ部2において摩擦材15、16の両面がスライド可能な構成であっても、摩擦材15、16の径方向内側にガイド部材33、34を設定することにより、摩擦材15、16がカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出さないようにすることができるので、リミッタ部2の特性を安定化させることができる。また、ガイド部材33、34を追加するだけで、摩擦材15、16がカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出さないようにすることができ、ガイド部材33、34以外の構成部材の設計変更が不要である。
本発明の実施例10に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図12は、本発明の実施例10に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例10は、実施例1の変形例であり、環状の摩擦材15、16よりも径方向内側に設けられたガイド部として、カバープレート11及びプレッシャプレート13にガイド部(図3の11b、13b)を設けるのをやめ、ダンパ部(図2の3)の構成部材であってライニングプレート14と連結されたサイドプレート17、18の外周端面(リベット19でかしめられた部分の近傍の外周端面)をガイド部17b、18bとしたものである。摩擦材15、16の厚さは、サイドプレート17、18の厚さよりも大きく設定されている。ガイド部17bは、摩擦材15の径方向内側への移動を規制する。ガイド部17bは、ライニングプレート14とプレッシャプレート13との間の隙間に配されていている。ガイド部18bは、摩擦材16の径方向内側への移動を規制する。ガイド部18bは、ライニングプレート14とカバープレート11との間の隙間に配されている。ライニングプレート14は、ライニングプレート14と摩擦材15、16とが同心にあるときに、ライニングプレート14の外周端面と摩擦材15、16の外周端面との間の径方向の長さが、摩擦材15、16の内周端面とのガイド部17b、18bとの間の径方向の隙間よりも長くなるように設定されている。その他の構成は、実施例1と同様である。なお、実施例2〜実施例6(図4〜図8)のように摩擦材15、16よりも径方向外側にガイド部を設定してもよい。
実施例10によれば、リミッタ部2において摩擦材15、16の両面がスライド可能な構成であっても、摩擦材15、16の径方向内側にガイド部17b、18bを設定することにより、摩擦材15、16がカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出さないようにすることができるので、リミッタ部2の特性を安定化させることができる。また、摩擦材15、16の両側を滑らせる構造とすることにより、摩擦材15、16をプレートに固定するための加工(例えば、リベットによるかしめ、接着等)が不要となり、部品点数を増やさないようにすることができ、装置のコストを低減することができる。また、実施例10によると、摩擦材15(第2摩擦材)の厚さが第1サイドプレート17(第5プレート部材)の厚さよりも厚く、ガイド部17b(第2ガイド部)を、プレッシャプレート13(第4プレート部材)とライニングプレート14(第2プレート部材)との間の隙間に設けることが好ましい。
本発明の実施例11に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図13は、本発明の実施例11に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例11は、実施例10の変形例であり、摩擦材15、16をカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出さないようにするのではなく、摩擦材15、16をカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出したままの状態とし、サイドプレート17、18の外周端面(リベット19でかしめられた部分の近傍の外周端面)のガイド部17b、18bで摩擦材15、16の径方向内側への移動を規制したものである。その他の構成は、実施例10と同様である。なお、実施例2〜実施例6(図4〜図8)のように摩擦材15、16よりも径方向外側にガイド部を設定してもよい。
実施例11によれば、リミッタ部2において摩擦材15、16の両面がスライド可能な構成であっても、摩擦材15、16の径方向内側にガイド部17b、18bを設定することにより、摩擦材15、16がカバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出した状態のままにすることができるので、リミッタ部2の特性を安定化させることができる。また、摩擦材15、16の両側を滑らせる構造とすることにより、摩擦材15、16をプレートに固定するための加工(例えば、リベットによるかしめ、接着等)が不要となり、部品点数を増やさないようにすることができ、装置のコストを低減することができる。
本発明の実施例12に係るトルク変動吸収装置について図面を用いて説明する。図14は、本発明の実施例12に係るトルク変動吸収装置におけるリミッタ部の構成を模式的に示した拡大部分断面図である。
実施例12は、実施例11の変形例であり、摩擦材15、16の径方向内側への移動を、サイドプレート17、18の外周端面(リベット19でかしめられた部分の近傍の外周端面)ではなく、サイドプレート17、18におけるリベット(図13の19に相当)でかしめられた部分から周方向にずれた部位(ライニングプレート14から離間した部位)の外周部分をライニングプレート14側に曲げた部分をガイド部17c、18cとしたものである。摩擦材15、16は、カバープレート11及びプレッシャプレート13よりも径方向内側にはみ出したままの状態である。その他の構成は、実施例11と同様である。なお、実施例2〜実施例6(図4〜図8)のように摩擦材15、16よりも径方向外側にガイド部を設定してもよい。
実施例12によれば、実施例11と同様な効果を奏する。
なお、本発明の全開示(請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 トルク変動吸収装置
2 リミッタ部
3 ダンパ部
4 ヒステリシス部
9 リベット
10 サポートプレート
11 カバープレート(第1プレート部材)
11a 穴部
11b ガイド部(第1ガイド部)
11c ガイド部(第3ガイド部)
12 皿ばね
13 プレッシャプレート(第4プレート部材)
13a 凸部
13b ガイド部(第2ガイド部)
13c ガイド部(第4ガイド部)
14 ライニングプレート(第2プレート部材)
14a ストッパ部
14b ガイド部(第4ガイド部)
14c ガイド部(第3ガイド部)
14d ガイド部(第4ガイド部)
14e ガイド部(第3ガイド部)
14f ガイド部(第2ガイド部)
14g ガイド部(第1ガイド部)
15 摩擦材(第2摩擦材)
16 摩擦材(第1摩擦材)
17 第1サイドプレート(第5プレート部材)
17a 窓部
17b、17c ガイド部(第2ガイド部)
18 第2サイドプレート(第3プレート部材)
18a 窓部
18b、18c ガイド部(第1ガイド部)
19 リベット
20 コイルスプリング
21 シート部材
22 第1スラスト部材
23 第2スラスト部材
24 皿ばね
25 ハブ部材
25a ハブ部
25b フランジ部
25c 窓部
25d ストッパ部
26 クッション部材
30 ライニングプレート(第2プレート部材、他方のプレート)
30a ストッパ部
30b ガイド部(第4ガイド部)
31 ライニングプレート(第2プレート部材、一方のプレート)
31a ストッパ部
31b ガイド部(第3ガイド部)
33 ガイド部材(第2ガイド部材)
34 ガイド部材(第1ガイド部材)

Claims (18)

  1. 回転可能な第1プレート部材と、
    前記第1プレート部材から軸方向にずれた位置に配されるとともに、前記第1プレート部材に対して回転可能な第2プレート部材と、
    前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間に配されるとともに、前記第1プレート部材及び前記第2プレート部材に対して径方向にスライド可能に圧接される第1摩擦材と、
    前記第1摩擦材の径方向内側への移動を規制する第1ガイド部と、
    を備えることを特徴とするトルク変動吸収装置。
  2. 前記第1ガイド部は、前記第1プレート部材において前記第1摩擦材の径方向内側で前記第2プレート部材側に曲げられた部分であることを特徴とする請求項1記載のトルク変動吸収装置。
  3. 前記第1ガイド部は、前記第2プレート部材において前記第1摩擦材の径方向内側で形成された段差部であることを特徴とする請求項1記載のトルク変動吸収装置。
  4. 前記第1ガイド部は、前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間であって前記第1摩擦材の径方向内側に配され、かつ、前記第1プレート部材の内周面によって径方向の移動が規制される第1ガイド部材であることを特徴とする請求項1記載のトルク変動吸収装置。
  5. 前記第1摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第3プレート部材を備え、
    前記第3プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、
    前記第1ガイド部は、前記第3プレート部材の外周端面であることを特徴とする請求項1記載のトルク変動吸収装置。
  6. 前記第1摩擦材の厚さは、前記第3プレート部材の厚さよりも厚く、
    前記第1ガイド部は、前記第1プレート部材と前記第2プレート部材との間の隙間に配されることを特徴とする請求項5記載のトルク変動吸収装置。
  7. 前記第1摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第3プレート部材を備え、
    前記第3プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、
    記第1ガイド部は、前記第3プレート部材の外周端部を前記第2プレート部材側に曲げた部分であることを特徴とする請求項1記載のトルク変動吸収装置。
  8. 前記第1摩擦材は、前記第1プレート部材よりも径方向内側にはみ出していることを特徴とする請求項5又は7記載のトルク変動吸収装置。
  9. 前記第2プレート部材から軸方向の前記第1プレート部材側に対する反対側にずれた位置に配されるとともに、前記第1プレート部材と一体に回転し、かつ、前記第2プレート部材に対して回転可能な第4プレート部材と、
    前記第4プレート部材と前記第2プレート部材との間に配されるとともに、前記第4プレート部材及び前記第2プレート部材に対してスライド可能に圧接される第2摩擦材と、
    前記第2摩擦材の径方向内側への移動を規制する第2ガイド部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のトルク変動吸収装置。
  10. 前記第2ガイド部は、前記第4プレート部材において前記第2摩擦材の径方向内側で前記第2プレート部材側に曲げられた部分であることを特徴とする請求項9記載のトルク変動吸収装置。
  11. 前記第2ガイド部は、前記第2プレート部材において前記第2摩擦材の径方向内側で形成された段差部であることを特徴とする請求項9記載のトルク変動吸収装置。
  12. 前記第2ガイド部は、第4プレート部材と第2プレート部材との間であって前記第2摩擦材の径方向内側に配され、かつ、前記第4プレート部材の内周面によって径方向の移動が規制される第2ガイド部材であることを特徴とする請求項9記載のトルク変動吸収装置。
  13. 前記第2摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第5プレート部材を備え、
    前記第5プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、
    記第2ガイド部は、前記第5プレート部材の外周端面であることを特徴とする請求項9記載のトルク変動吸収装置。
  14. 前記第2摩擦材の径方向内側に配されるとともに、前記第2プレート部材に連結された第5プレート部材を備え、
    前記第5プレート部材は、弾性力によりトルク変動を吸収するダンパ部の構成部材であり、
    記第2ガイド部は、前記第5プレート部材の外周端部を前記第2プレート部材側に曲げられた部分であることを特徴とする請求項9記載のトルク変動吸収装置。
  15. 前記第1摩擦材の径方向外側への移動を規制する第3ガイド部を備えることを特徴とする請求項1又は9記載のトルク変動吸収装置。
  16. 前記第3ガイド部は、前記第1プレート部材において前記第1摩擦材の径方向外側で形成された段差部であることを特徴とする請求項15記載のトルク変動吸収装置。
  17. 前記第3ガイド部は、前記第2プレート部材において前記第1摩擦材の径方向外側で前記第1プレート部材側に曲げられた部分であることを特徴とする請求項15記載のトルク変動吸収装置。
  18. 前記第2摩擦材の径方向外側への移動を規制する第4ガイド部を備えることを特徴とする請求項9又は15記載のトルク変動吸収装置。
JP2011161730A 2011-07-25 2011-07-25 トルク変動吸収装置 Expired - Fee Related JP5811659B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011161730A JP5811659B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 トルク変動吸収装置
US13/554,174 US8758147B2 (en) 2011-07-25 2012-07-20 Torque fluctuation absorber

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011161730A JP5811659B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 トルク変動吸収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013024364A JP2013024364A (ja) 2013-02-04
JP5811659B2 true JP5811659B2 (ja) 2015-11-11

Family

ID=47597653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011161730A Expired - Fee Related JP5811659B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 トルク変動吸収装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8758147B2 (ja)
JP (1) JP5811659B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160305489A1 (en) 2013-12-16 2016-10-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Sliding member
FR3023886A1 (fr) * 2014-07-18 2016-01-22 Valeo Embrayages Module de transmission, notamment pour vehicule automobile
FR3023885B1 (fr) * 2014-07-18 2018-03-02 Valeo Embrayages Module de transmission, notamment pour vehicule automobile
JP6733263B2 (ja) * 2016-03-31 2020-07-29 アイシン精機株式会社 ダンパ装置
DE102017121437A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-21 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Drehmomentbegrenzer für einen Antriebsstrang
JP2020148335A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 株式会社エクセディ トルクリミッタ装置
JP7422617B2 (ja) 2020-06-16 2024-01-26 株式会社エクセディ トルクリミッタ付きダンパ装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2140723A (en) * 1936-09-10 1938-12-20 Spicer Mfg Corp Self-protecting clutch and drive mechanism
US2501096A (en) * 1947-06-26 1950-03-21 Columbus Mckinnon Chain Corp Clutch and brake for hoists
FR2741927B1 (fr) * 1995-12-04 1998-01-16 Valeo Double volant amortisseur a limiteur de couple annulaire
US6776718B2 (en) * 2002-08-12 2004-08-17 Hsueh-Chuan Tu Clutching device for a crane
JP5604906B2 (ja) 2009-03-05 2014-10-15 アイシン精機株式会社 トルク変動吸収装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130029771A1 (en) 2013-01-31
US8758147B2 (en) 2014-06-24
JP2013024364A (ja) 2013-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5772098B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5811659B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5742326B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5604906B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP4941115B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5304903B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5724629B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5625676B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5272853B2 (ja) トルク変動吸収装置
KR102435487B1 (ko) 회전 진동 댐퍼를 갖는 클러치 디스크
JP2010230098A (ja) トルク変動吸収装置
JP5376061B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5447339B2 (ja) 捩れ緩衝装置
JP2010084808A (ja) ダンパ装置
JP5652084B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5621542B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP6488884B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP5789944B2 (ja) トルク変動吸収装置
JP2011247425A (ja) トルク変動吸収装置
JP4760952B2 (ja) トーションダンパ
JP5671382B2 (ja) 伝達トルク制限装置
JP5835550B2 (ja) トーショナルダンパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150907

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5811659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees