JP5809294B2 - アクチュエータ、流量制御弁、排気ターボ過給機 - Google Patents

アクチュエータ、流量制御弁、排気ターボ過給機 Download PDF

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Description

本発明は、排気ターボ過給機の制御要素、特に排気逃し弁を作動させるための強制誘導される連結棒と、電動機と、電動機により駆動可能な歯車駆動装置と、を有するアクチュエータであって、歯車駆動装置は、連結棒の駆動のために当該連結棒と作動的に連結される偏心的な軸受部を備えた、旋回自在に保持された出力側の噛合要素を有する、上記アクチュエータに関する。
本発明はさらに、アクチュエータにより操作可能な弁要素を備えた、特に排気ターボ過給機のための流量制御弁において、アクチュエータは、弁要素と連結された連結棒を有する、上記流量制御弁に関する。
本発明はさらに、少なくとも1つの操作可能な流量制御弁、特に排気逃し弁を備えた、特に車両のための排気ターボ過給機に関する。
冒頭で挙げた形態によるアクチュエータ、流量制御弁、及び排気ターボ過給機は、従来技術において公知である。近代的な内燃機関の場合、所謂排気逃し弁(Waste−Gate−Ventil)を備えたターボ過給機が使用され、その際に、排気逃し弁は、排気ターボ過給機の過給圧に影響を与えるために、排気流中に設けられる。この種の流量制御弁を作動させるために通常では、電動機と、一段式から三段式のギア装置と、を備えたアクチュエータが設けられる。
独国特許出願公開第102007054769号明細書にはさらに、二方向の操作部のためのアクチュエータが開示されている。このアクチュエータは、歯車駆動装置を介して連結棒を駆動する電動機を備える。その際に、歯車駆動装置と連結棒との間の作動的連結は、連結棒と、旋回自在に保持された出力側の噛合要素と、をピン接合するトグルリンクにより実現され、従って、連結棒は、その軸の伸長に沿って、噛合要素の動きに従って純粋な線運動を行う。その際の欠点は、制御の質の低下をもたらしうる連結棒とサーボモータとの間の遊隙である。さらに、トグルリンクの仕組み(Mechanik)によって、高い摩擦力により効率が下がる。
本発明は、請求項1の特徴を備えたアクチュエータを構想する。このことには、電動機と連結棒との間の遊隙全体が減り、アクチュエータの効率が全体的に向上するという利点がある。このために、本発明に基づいて、連結棒が、旋回自在に保持される噛合要素の軸受部と直接的に連結されることが構想される。従って、通常では設けられるトグルリンクが無くなり、これにより軸受部が無くなり、遊隙全体が減って、アクチュエータの効率が向上する。連結棒を噛合要素に直接的に連結することで、排気ターボ過給機の制御すべき要素、例えば流量制御弁の厳密で確実な調整が可能となる。さらに、本発明に係るアクチュエータの設計及び製造は、従来技術よりも容易になる。
本発明に基づくアクチュエータの構成によって、連結棒はもはや二方向のみに案内されず、即ち直線的(linear)にのみには案内されない。その代わりに、線運動は旋回運動により重畳される。好適に、アクチュエータは、少なくとも基本的に電動機と歯車駆動装置とがその中に配置されたハウジングであって、連結棒をハウジングから外へと案内する手段を有する上記ハウジングを有する。ハウジングは、その中に存在する構成要素の保持及び保護のために役立つ。従って、例えば、ハウジングが、歯車駆動装置の歯車及び/又は噛合要素を保持するための要素を有することが構想されうる。
従って特に好適に、上記手段は、噛合要素の運動に対応した連結棒の旋回を可能とするハウジング内の開口部と、当該開口部を密閉し上記操作部に密着するベローズと、を有する。ベローズは好適に、ハウジング内への汚物又は湿気の進入を防止するために、ハウジング及び連結棒と気密に接合される。ベローズの弾性的な変形可能性によって、連結棒側の末端は、連結棒と一緒に動くが、その際にベローズが連結棒又はハウジングから外れることはない。ハウジングの内部では噛合要素と連結しハウジングの外部では制御要素と連結するために連結棒がその中を通って案内されるハウジング内の開口部は、好適に、長孔形状の輪郭を有し、噛合要素の偏心的に配置された軸受部の移動に対応した、連結棒の横方向運動が可能となる。好適な発展形態によれば、長孔の幅は基本的に連結棒の幅に対応し、従って、連結棒が少なくとも一方向に、旋回方向に対して垂直にハウジングから案内されることが構想される。
好適に、噛合要素に割り当てられた連結棒の末端は、噛合要素の片側で軸受部と連結される。このために噛合要素は、有利に1つの端面上にピボットを有し、このピボットは、例えば孔のような、連結棒のピボット収容部と相互作用する。当然のことながら、連結棒上にピボットを設け、噛合要素に孔を設けて、連結棒のピボットが噛合要素の孔に係合することも構想されうる。
好適な実施形態によれば、噛合要素に割り当てられた末端は、噛合要素の両側で軸受部と連結するために、フォーク形状に形成されて噛合要素を両側で把持することが構想される。この場合に好適に、噛合要素は両側に、即ち2つの端面上にそれぞれ1つずつ、有利に噛合要素の旋回軸に対して平行な軸受ピボットを有する。その際に、軸受ピボットは互いに一直線上に方向付けられ、好適に、噛合要素と一体に形成される。代替的に、両側に軸受部を形成するために、噛合要素の貫通孔内に軸受ピンを挿入することも構想されうる。連結棒の末端のフォーク形状の構成により、上記末端は噛合要素を把持し、従って、上記末端は2つの端面上で、各軸受ピボット又は軸受ピボット部分と係合可能であり又は係合する。両側での連結によって、連結棒の案内の改善、及び、噛合要素へのより好都合な負荷が保証される。
本発明の好適な発展形態によれば、噛合要素には、当該噛合要素を旋回可能に保持するために軸が割り当てられることが構想される。この軸は好適に、噛合要素と一体に形成され、又は、別体の構成要素として設けられる。好適に、軸は、アクチュエータのハウジング内に回転自在に保持される。代替的に、軸は、ハウジング内に好適に相対回転不能に(drehfest)に配置され、噛合要素は軸上に回転自在に保持されて配置される。
好適に、連結棒は、少なくとも領域単位で軸を収容するための穴又は外形を有する。これにより、制御すべき要素の方向から見て、軸受部が噛合要素の軸の後ろの少なくとも1つの作動ポジションに配置されることで、連結棒の作動経路が拡大される。このために連結棒は、好適に領域単位でアーチ形状に形成され、従って、これにより連結棒は、第1の最終ポジションにおいて、軸の周りを通るように案内され、噛合要素は少なくとも180°ごとに旋回可能である。これにより、連結棒のための可能な限りに大きな作動経路が提供される。
本発明の好適な発展形態によれば、軸は、クランク軸形状に形成され、クランク軸形状の軸の一部は、偏心的な軸受部を形成するピボットにより形成される。クランク軸形状の構成によって、軸を収容するための穴又は外形を設けることが不要となる。その代わりに、連結棒は、噛合要素上のクランク軸形状によって完全に真直ぐに形成されうる。この場合、連結棒は、コネクティングロッド(連接棒)のように機能する。その際に、噛合要素のクランク軸形状の軸は、好適に複数の構成要素から構成されるが、単体で設けることも可能である。
本発明に係る流量制御弁は、先に記載したようなアクチュエータにより優れている。その際に連結棒は、噛合要素と流量制御弁の弁要素とのそれぞれと直接的に連結され、従って、効率損失が僅かで、遊隙が小さい直接的な力の伝達が保証される。
本発明に係る排気ターボ過給機は、先に記載したような流量制御弁により優れている。有利な構成によって、駆動中に常に弁要素の正確な調整が獲得される。
以下では、本発明が図面を用いてより詳細に解説される。
好適なアクチュエータの第1の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第1の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第1の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第2の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第2の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第2の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第3の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第3の実施例を示す。 好適なアクチュエータの第3の実施例を示す。 アクチュエータ1の原則的な構成を簡素化した図である。
図1A〜1Cは、第1の実施例に係るアクチュエータ1を示している。アクチュエータ1は、図1Aでは断面斜視図で、図1Bでは断面図で、図1Cでは上面図で示されている。アクチュエータ1は、電動機3と歯車駆動装置4とがその中で保持されるハウジング2を備える。歯車駆動装置4は、電動機3の出力軸上に配置され第1の中間歯車6と係合する入力側の歯車5を有する。第1の中間歯車6は、入力側の歯車5よりも明らかに多い歯数及び明らかに大きな半径を有する。これにより、第1の伝達段が提供される。第1の中間歯車6は、図1Aの第1の中間歯車の下に同じ軸上に配置された第2の中間歯車と接続される。第2の中間歯車は、第1の中間歯車に比べて小さな直径及び少ない歯数を有するので図1Aでは見えないが、図2Aに、符号22で示されている。第2の中間歯車は、第1の中間歯車6で隠れている。これにより、第2の伝達段が形成される。第2の中間歯車22は、出力側の噛合要素7と係合する。以前に記載した歯車とは異なって、噛合要素7は歯車としてではなく、ハウジング2内に旋回自在に配置される基本的にV字形状の歯部セグメントとして形成される。その際に、図1Cに示すように、噛合要素7の旋回軸8は、偏心的に配置され、特に、基本的にV字形状に形成された噛合要素7の鋭角のところに配置される。噛合要素7は外周部に沿って、第2の歯車22と係合する噛合い9を有する。
噛合要素7は、旋回軸8に対して偏心的に配置された軸受部10を有し、この軸受部10で、連結棒11が噛合要素7と連結される。連結棒11は、ハウジング2の壁を通って外へと案内され、噛合要素7とは反対のその末端は、作動すべき制御要素、特に作動可能な流量制御弁の弁要素と連結される。
噛合要素7は、軸受部10上に、軸受ピボット13がはめ込まれる収容孔12を有し、軸受ピボット13は、連結棒11としっかりと連結され、基本的に連結棒11の主縦軸に対して直交するように方向付けられる。軸受ピボット13は、収容孔12内に回転自在に保持される。その際に、軸受ピボット13は、連結棒11の収容部14内では好適に相対回転不能に保持される。ピストン棒(連結棒)11の方向に横断面を拡張することにより、軸受ピボット13は、噛合要素7のための軸方向ストッパを形成し、その際に、噛合要素7は、収容孔12の領域内に円形状の隆起を有し、この隆起上に、図1Bが一番良く示すように、軸受ピボット13がその軸方向ストッパと共に載っている。
噛合要素7の旋回軸8は、軸受ピボット13の軸に対して少なくとも基本的に平行に方向付けられた軸15であって、ハウジング2内で保持される上記軸15により形成される。その際に軸15は、噛合要素7の両側で、ハウジング2内、及び/又は、軸15を収容する噛合要素の軸受孔16内で回転自在に保持される。
図1Cで一番良く分かるように、連結棒11の、噛合要素7の方を向いた末端17は、ほぼ腎臓形状の部分18を有し、この部分18内に、軸受ピボット13が保持される。その際に、軸受ピボット13と、連結棒11と、軸15とは、軸15が軸受ピボット13と連結棒11の基本的な部分との間に配置されるように互いに配置され、従って、連結棒11から見て、軸受ピボット13又は軸受部10は、軸15の後ろの噛合要素7上に存在する。その際に上記部分18は、長孔形状に形成された穴19であって、図1Bでも分かるように軸15がその中を通る上記穴19を有する。その際に上記穴19はその縦方向の伸長において、噛合要素7が歯車駆動装置4により駆動され旋回軸8の周りを旋回する場合には連結棒11が穴19によって軸15の周りを一緒に旋回するように、アーチ形状に形成される。従来技術による公知のアクチュエータとは異なって、連結棒11は線運動のみ行うのではなく、軸受部10での噛合要素7への直接的な連結に基づいて、横方向にも旋回し又は移動する。上記穴19によって、少なくとも示される作動ポジションでは軸受部10が軸15の後ろに存在するにも関わらず、上記旋回及び移動が行われる。この構成によって、連結棒11のための特に大きな作動経路が可能となる。
連結棒11の旋回運動を可能にするために、ハウジング2は貫通領域内に、連結棒11の横方向運動を可能とするために、好適に長孔形状に形成された開口部を有する。好適にベローズ20が、図1Aで示すように、一方ではハウジング2の開口部を密閉し、他方では連結棒11を包囲することが構想される。その際に有利に、ベローズ20は、連結棒11及びハウジング2と気密に接合されるため、汚物や湿気がハウジング2の開口部を通ってハウジング内部に到達しえないが、連結棒11が旋回又は移動しうることは保証される。好適に、ハウジング2はさらに、開口部の領域内に、ハウジング外壁から張出した結合管21を有し、この結合管21を介して、弾性的に変形可能なベローズ20の末端が挿入される。
以上、本実施例に係るアクチュエータ1の好適な構成によって、電動機3から、例えば上記の弁要素のような調整すべき制御要素への、特に遊隙の無い直接的な連結が保証され、制御要素は常に非常に正確に調整されうる。さらに、有利な構成により、アクチュエータ1は効率が良い。なぜならば、従来のアクチュエータと比較して、連結棒11を作動させるために、トータルでより小さな摩擦しか克服する必要がないからである。
図2A〜2Cは、アクチュエータ1の第2の実施例を示し、その際に、既出の構成要素には同じ符号が付され、その限りにおいて上記の記載が参照される。以下では、基本的に相違のみに言及する。図2Aは断面斜視図、図2Bは断面図、図2Cは上面図を示す。分かり易いように、図2Aには、ベローズ20が記載されていない。
連結棒11が噛合要素7の片側に旋回自在に配置される上述の実施例とは異なって、第2の実施例に基づいて、連結棒11が噛合要素7の両側に連結することにより、アクチュエータ1のより高い安定性が提供される。そのために、本実施例に係る連結棒11の末端17は、フォーク形状に形成され、噛合要素7を両側で把持する。
図2Bから分かるように、軸受部10は、軸受ピン23として構成され連結棒11のフォーク形状の末端17の2つの脚部及び噛合要素7を貫通する軸受ピボットによって構成される。好適に軸受ピン23は、玉軸継手24によって噛合要素7内に保持され、噛合要素7に対するピストン棒の斜めのポジション(Schraegstellung)が可能となり、従って固定され又は挟まって動かなくなることが防止される。この種の玉軸継手は、好適に他の実施例においても、各実施例を明示的に記載さないが設けることが可能である。
上記の実施例とは異なって、末端17は穴19を有さずに、アーチ形状、鈎形状の輪郭25を有し、従って、連結棒11は、その末端17が軸15の周りを迂回するように案内され、示される作動ポジションにおいて軸15の後ろの軸受部10に係合する。
図3A〜図3Cは、アクチュエータの第3の実施例を示し、その際に、同じ構成要素には同じ符号が付され、その限りにおいて上記の記載が参照される。以下では、基本的に相違のみに言及する。その際に、図3Aは、噛合要素7及び連結棒11を斜視図で示し、図3B及び図3Cは、断面図(図3B)、上面図(図3A)を示す。
上記の実施例との、第3の実施例に係るアクチュエータ1の基本的な相違は、噛合要素7を保持する軸15がクランク軸形状に形成され、その際に、軸15の一部が、軸受部10を画定するピボット26により形成されることである。
軸受要素(噛合要素)7は、それと一体に形成された軸受ピボット26を有し、この軸受ピボット26は、旋回軸8に対して平行に伸びている。軸15は複数の部分に分けられ、その際に、第1の部分27は、噛合要素7と一体に形成され、軸上ピボット26と対向するように方向付けられる。第2の部分は、軸受ピボット30によって形成され、第3の部分29は、部分27と一直線上に伸びている。このために、レバー要素33が設けられる。従って、先に記載したような、旋回軸8に対する軸受部10の偏心的な構成によって、軸15のクランク軸形状の経路が得られる。これにより、連結棒11の末端17の特別な成形を省略することが可能であり、連結棒11は、好適にその末端17に、軸受ピボット26のための収容部14のみを有し、それ以外は真っ直ぐに(伸びるように)形成される。軸15のクランク軸形状の構成によって、特別に安価で、特にコンパクトなアクチュエータ1が提供される。
概観するために、図4は、アクチュエータ1の原則的な構成を簡素化した図で示している。さらに、図4の概略図は、軸15の回転運動及び連結棒11の位置を検出するセンサ30を示す。さらに、軸15は、センサ30の方を向いた末端に、その磁場がセンサ30により検出される永久磁石31が設けられる。好適に、1つ以上の、特に好適に複数の磁石が、軸15上に配置されるディスク32の円周上に配置され、従って、センサ30は、軸15及び連結棒11の位置を正確に決定することが可能である。通常のトグルリンクが無いことにより、センサにより収集された値は、特に遊隙が減ったことに基づいてより正確でより信頼性が高い。

Claims (11)

  1. 排気ターボ過給機の制御要素である連結棒(11)と、電動機(3)と、前記電動機(3)により駆動可能な歯車駆動装置(4)と、を有するアクチュエータ(1)であって、前記歯車駆動装置(4)は、前記連結棒(11)の駆動のために前記連結棒(11)と作動的に連結される偏心的な軸受部(10)を備えた、旋回自在に保持された出力側の噛合要素(7)を有する、前記アクチュエータ(1)において、前記連結棒(11)は、前記軸受部(10)と直接的に連結され
    前記噛合要素(7)には、当該噛合要素(7)を旋回可能に保持するために軸(15)が割り当てられ、
    前記連結棒(11)は、前記軸(15)を少なくとも領域単位で収容するための穴又は外形を有する、又は、前記軸(15)は、クランク軸形状に形成され、前記クランク軸形状の軸(15)の一部は、前記偏心的な軸受部(10)を形成するピボットにより形成される、ことを特徴とする、アクチュエータ(1)。
  2. 少なくとも基本的に前記電動機と前記歯車駆動装置(4)とがその中に配置されたハウジング(2)であって、前記連結棒(11)を前記ハウジングから外へと案内する手段を有する前記ハウジング(2)を特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記ハウジング(2)内の前記手段は、前記連結棒(11)の旋回を可能とする開口部と、前記開口部を密閉し操作部に密着するベローズ(20)と、を備えることを特徴とする、請求項に記載のアクチュエータ。
  4. 前記噛合要素(7)に割り当てられた前記連結棒(11)の末端は、前記噛合要素(7)の片側で前記軸受部(10)と連結されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  5. 前記噛合要素(7)に割り当てられた前記連結棒(11)の末端は、前記噛合要素(7)の両側で前記軸受部(10)と連結するために、フォーク形状に形成されて前記噛合要素(7)を両側で把持することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記制御要素は、排気逃し弁を作動させるための強制誘導される連結棒(11)である、請求項1〜5のいずれかに記載のアクチュエータ。
  7. アクチュエータ(11)により操作可能な弁要素を備えた流量制御弁において、前記アクチュエータは、前記弁要素と連結された連結棒(11)を有する、前記流量制御弁において、請求項1〜6の1つ以上に記載の前記アクチュエータ(1)の構成を特徴とする、流量制御弁。
  8. 前記流量制御弁は、排気ターボ過給機のための流量制御弁である、請求項7に記載の流量制御弁。
  9. 少なくとも1つの操作可能な流量制御弁を備えた、排気ターボ過給機において、請求項7又は8に記載の流量制御弁の構成を特徴とする、排気ターボ過給機。
  10. 前記流量制御弁が排気逃し弁である、請求項9に記載の排気ターボ過給機。
  11. 請求項9又は10に記載の排気ターボ過給機であって、車両のための排気ターボ過給機。
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