JP5807576B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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本発明は、物品搬送手段によって複数行複数列で供給された複数品種の物品を選択して取り出し、所望のパターンに整列させて所定の位置に載置する物品移載装置に関するものである。
例えば、ケーサにおいて一つのケース内に複数品種の物品を所定の個数ずつ収容する場合には、複数品種の物品が品種(例えば外観色が異なる)ごとに配置されたトレイに載せられて供給される。ケーサでは、このトレイから物品を各品種ごとに所定の個数取り出して箱詰めを行う。このように複数品種の物品を箱詰めした場合には、箱詰め後に、下流位置で、品種ごとの個数が設定した数量と合っているかについて、目視による検品を行わなければならない。そのためには、ケース内で物品が品種ごとにまとまって収納されていることが好ましい。
しかしながら、ケース内に箱詰めを行う態様(各品種ごとの本数)には複数のパターンがあり、これに対応してトレイ上の物品の配置パターンにも複数の種類がある。このようなトレイ上の物品の配置パターンに応じて、各品種の物品ごとにまとめて箱詰めをできるように、トレイから各品種それぞれ必要な個数取り出し、各品種ごとにまとめて箱詰めするための所定のパターンに整列させて載置台上に載置する。
前記のように搬送手段によって搬送されるトレイ上に、複数行複数列に配列して供給された複数品種の物品を選択して取り出し、各品種ごとにまとめて箱詰めできるように整列させる装置は従来存在していない。
本発明は、m行n列の行列状に配列した複数の保持部材を有する移載手段と、m行n列の物品を移送単位とし、2以上の移送単位の物品をm行o列の行列状に整列して搬送する搬送手段とを備え、前記搬送手段は、複数品種の物品を各列に同一品種の物品が並ぶように整列して搬送し、前記移載手段は、n列の保持部材列のうち少なくとも一つの列における任意の保持部材を他の保持部材に対して列方向に移動可能とし、前記移載手段によって前記搬送手段から物品を取り出す際に、前記移動可能な保持部材と前記他の保持部材とが前記搬送手段上の所要列にある同一品種を保持する第1状態と、前記移動可能な保持部材と前記他の保持部材とが前記搬送手段上の異なる品種を保持する第2状態とに切り換え可能であることを特徴とするものである。
また、第2の発明は、前記第1の発明における前記第2状態において、前記移載手段によって搬送手段から物品を取り出した後、前記移動可能な保持部材を前記他の保持部材と同一列にして、所定の位置へその物品を載置することを特徴とするものである。
さらに、第3の発明は、前記第1の発明または第2の発明において、前記移載手段を複数設けるとともに、前記搬送手段が搬送する物品の列数を移送単位の列数nに前記移載手段の設置数を乗じた数とし、前記複数の移載手段により前記搬送手段から移送単位の物品を順次取り出すことを特徴とするものである。
前記第1の発明では、各列に同一品種の物品が並んだ状態で搬送する搬送手段から、異なる品種が混在した状態で物品を取り出すことができる。また、第2の発明によれば、所定位置において、所要の列に異なる品種が混在した状態の物品群を載置することができ、搬送手段による移送単位をそのまま包装単位として箱詰めすることができる。さらに、第3の発明によれば、箱詰め処理の効率を高めることができる。
図1は物品移載装置の平面図である。(実施例1) 図2は物品移載装置の正面図である。 図3(a)は第1ケーサに設けられている物品移載装置のピッチ変更手段を示す平面図、(b)はピッチ変更手段の異なる作動状態を示す平面図である。 図4は(a)は第2ケーサに設けられている物品移載装置のピッチ変更手段を示す平面図、(b)はピッチ変更手段の異なる作動状態を示す平面図である。 図5(a)〜(h)は搬送手段によって搬送されてきた複数品種の物品を移載手段によって取り出し、箱詰めパターンに整列させて載置する状態を順次示す説明図である。 図6は(a)〜(h)は図5と異なるパターンの物品の配列の例を示す説明図である。 図7は(a)〜(h)は図5および図6と異なるパターンの物品の配列の例を示す説明図である。
複数品種の物品が複数行複数列(m行o列)に整列されて載せられたトレイがトレイ給排コンベヤによって搬送される。トレイ上の物品は、各列ごとに同一の品種が並べられている。このトレイから物品を取り出す移載手段は、複数行複数(m行n列)列に配置された複数の保持部材を備えており、トレイ給排コンベヤの取り出し位置の上方と、載置位置に設けられている載置ステージの上方との間で往復移動することができる。移載手段は、例えば、5行4列の保持部材を有し、前記トレイ上から一度に5行4列の物品を取り出すことができる。また、前記トレイ上には、移載手段によって取り出される数の複数倍の物品が載置されており、例えば、5行8列で物品が整列されている。5行4列の保持部材を有している移載手段は、その中間の2列の第4行および第5行に位置する保持部材が、エアシリンダの作動によって列方向に移動可能になっており、この2列の保持部材は、同じ列に並んで同一列の同一品種の物品を保持する第1の状態と、移動可能な保持部材と他の保持部材が異なる列に位置して、異なる品種の物品を保持する第2の状態とに切り換え可能になっている。トレイから物品を取り出す際に、両側の2列の保持部材は、すべて固定の保持部材であり、トレイ上の一列の物品、つまり同一品種の物品を保持する。一方中間の2列の保持部材は、移動可能な保持部材を他の保持部材と同じ列に位置させておけば、同一の物品を保持するが、列方向に移動させると、同じ列の保持部材がトレイ上の別の品種の物品を保持することができる。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この実施例に係る物品移載装置は、物品2を載置したトレイ4を搬送するトレイ給排コンベヤ6と、物品2を収納する空のケース8を供給する空ケース供給コンベヤ10、および物品2が箱詰めされた実ケース12を排出する実ケース排出コンベヤ14から構成されるケース給排コンベヤ16とが平行に配置されている。これら両給排コンベヤ6、16を横断して、上流側の第1ケーサ18と下流側の第2ケーサ20が配置されている。各ケーサ18、20の、両給排コンベヤ6、16の中間位置(集積位置B)に、トレイ4上に載置されて搬送されてきた物品2を、箱詰めの前にトレイ4から取り出して箱詰め用のパターンに整列させるための集積ステージ22が設けられている。また、各ケーサ18、20には、トレイ給排コンベヤ6の上方位置と集積ステージ22の上方位置との間に、往復動可能であり、かつ、昇降可能な移載手段24が設けられている。さらに、集積ステージ22の上方位置とケース給排コンベヤ16の上方位置との間に、往復動可能であり、かつ、昇降可能な箱詰め装置26が配置されている。
トレイ給排コンベヤ6によって搬送されるトレイ4には複数行複数列(m行o列)の物品2が配置されている。この実施例では、3種類の物品2(2A、2B、2C)が5行8列の配列で載置されている(図5ないし図7参照)。トレイ4上では、各列に同一品種の物品2が並べられており、3種類の物品2A、2B、2Cが2列ないし4列の異なる列数に配置された複数の物品配置パターン(図5(a)、図6(a)、図7(a)参照)で載置されている。このような配置で物品2が載置されたトレイ4は、トレイ給排コンベヤ6によって搬送され、第1ケーサ18および第2ケーサ20に対応する位置(物品取り出し位置A)に、図示しないストッパによって順次停止される。
トレイ給排コンベヤ6によって搬送されてきたトレイ4上の物品2を取り出して、集積ステージ22に移載する移載手段24は、m行n列(この実施例では5行4列)の配列で20個の物品保持部材28が取り付けられたロッドベース30を備えている。このロッドベース30は、機枠32の両側壁32a、32b間に固定ロッド34を介して固定されているXビーム36に、取付ベース38を介して垂直に取り付けられたエアシリンダ40のピストンロッド40aに取り付けられて、トレイ給排コンベヤ6の搬送方向(Y方向)と直交する方向(X方向)へ往復移動できるようになっている。ロッドベース30は、エアシリンダ40の作動によって全体として昇降(Z方向への移動)可能であり、トレイ給排コンベヤ6上で下降した際にトレイ4内の物品2を保持し、上昇した際にこれら物品2をトレイ4から取り出す。また、集積ステージ22上に移動して下降することにより、保持している物品2を集積ステージ22上に載置する。
前記ロッドベース30に取り付けられている5行4列で計20個の保持部材28は、トレイ4内に載置されている8列の物品2の間隔の2倍の間隔(トレイ4内に載置された物品2の一列おきの間隔)で配置されている。これら保持部材28のうち、外側の2列(図3の第2列および第8列、図4の第1列および第7列)のすべての保持部材28および、内側の2列(図3の第4列および第6列、図4の第3列および第5列)の保持部材28の第1行ないし第3行までのそれぞれ3個の保持部材28は、ロッドベース30に固定されている(以下、これらの保持部材28を固定保持部材28Aと呼ぶ)。そして内側の2列の第4行および第5行の各2個ずつの保持部材28は、列方向(X方向であり、図3および図4の左右方向)に移動できるようになっている(以下、これらの保持部材28を可動保持部材28Bと呼ぶ)。図3に示すように、内側の2列の4行目と5行目の各2個の可動保持部材28Bは、それぞれ列方向に配置された平行な2本のレール42に支持されて移動可能な移動ベース44に取り付けられている。各移動ベース44は、それぞれ列方向に配置されたサーボシリンダ46のピストンロッド46aに連結されており、これらサーボシリンダ46の作動によって列方向(X方向)に移動できるようになっている。
この実施例では、上流側の第1ケーサ18と下流側の第2ケーサ20の2つのケーサを配置してあり、第1ケーサ18に設けられた移載手段24によって取り出した物品2の残りの物品2を第2ケーサ20に設けられた移載手段24(両ケーサ18、20に設けられている各部材は同一の構成なので同一の符号を付して説明する)が取り出すようになっている。従って、第1ケーサ18の移載手段24と第2ケーサ20の移載手段24では、列方向に1列分ずらして配置されている。図3に示すように、第1ケーサ18の移載手段24に設けられている保持部材28は、トレイ4上に載置された8列の物品2のうち、第2列、第4列、第6列および第8列に対応するように配置され、第2ケーサ20の移載手段24に設けられている保持部材28は、図4に示すように、トレイ4上に載置された8列の物品2のうち、第1列、第3列、第5列および第7列に対応するように配置されている。
そして、第1ケーサ18に設けられた移載手段24の第4列の、第4行および第5行の可動保持部材28Bが取り付けられている移動ベース44は、トレイ4上に配置された物品2の第3列から第6列までの間で移動可能であり、移載手段24の第6列の、第4行および第5行の可動保持部材28Bが取り付けられている移動ベース44は、トレイ4上に配置された物品2の第4列から第7列までの間で移動可能である。また、第2ケーサ20の移載手段24の第3列の、第4および第5行の可動保持部材28が取り付けられている移動ベース44は、トレイ4上に配置された物品2の第2列から第5列までの間で移動可能であり、第5列の、第4行および第5行の可動保持部材28が取り付けられている移動ベース44は、トレイ4上に配置された物品2の第3列から第6列までの間で移動可能である。
ケース給排コンベヤ16は、空ケース8を供給する空ケース供給コンベヤ10と、物品2が箱詰めされた実ケース12を排出する実ケース排出コンベヤ14とによって構成されている。空ケース供給コンベヤ10は、前記トレイ給排コンベヤ6と平行に配置され、同方向(図1の矢印参照)からケース8を搬送して第1ケーサ18および第2ケーサ20に供給する。各ケーサ18、20の箱詰め位置Cには、図示しないストッパが設けられており、それぞれ空ケース8を停止させる。ケース8が停止した箱詰め位置Cで物品2が箱詰めされた実ケース12は、図示しないプッシャによって、各ケーサ18、20の箱詰め位置Cから、隣接して配置されている実ケース排出コンベヤ14の排出位置Dに移動され、実ケース排出コンベヤ14によって下流側に配置された封緘機(図示せず)に送られ、ケースフラップが折り畳まれて封緘される。なお、図1中に示す作業員48は、箱詰めされた物品2が所定の品種であるか否かを検品する。
箱詰め装置26は、トレイ給排コンベヤ6の取り出し位置Aと空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置Cとの間の集積位置Bに設置されている前記集積ステージ22上に整列された20個の物品2を、ケース8内に10個ずつ2段に収納するようになっており、5行2列で計10個の物品2を保持する10個一組の物品保持手段(吸着パッド50)を2組(第1ヘッド52と第2ヘッド54)備えている。第1段目(ケース8の下段)用の第1ヘッド52と第2段目(ケース8の上段)用の第2ヘッド54は、基本構造は同一であり、各ヘッド52、54は、一対(各行の2個)の吸着パッド50がXビーム56、58を介してX方向に移動して接近離隔可能に設けられた吸着パッドベース60、62を5個有している。また、5個の吸着パッドベース60、62は、スライダ64、66を介してY方向に配置されたレール68、70に取り付けられ、各吸着パッドベース60、62の間隔をレール68、70に沿って変更できるようになっている。従って、5行2列の吸着パッド50は、X方向およびY方向にそれぞれ間隔を拡大し、また、縮小することができる。
前記箱詰め装置26の第1ヘッド52および第2ヘッド54は、固定ロッド71によって機枠32の両側壁32a、32b間に固定されたXビーム72を介してX方向に移動可能なベース74に、それぞれ鉛直方向のエアシリンダ76、78を介して取り付けられており、前記集積位置Bに設置された集積ステージ22の上方と空ケース供給コンベヤ14の箱詰め位置Cの上方との間を往復移動できるようになっている。第1ヘッド52と第2ヘッド54は、上昇した状態で集積ステージ22上に移動し、各吸着パッド50のX方向の間隔およびY方向の間隔を広げて、集積ステージ22上に所定の間隔で載置されている物品2の位置に合わせた後、下降して計20個の物品2を吸着保持する。その後、上昇して物品2を集積ステージ22上から取り上げ、ケース給排コンベヤ16方向へ移動する。両ヘッド52、54が上昇した位置で、またはケース給排コンベヤ16方向へ移動している間に、吸着パッド50をX方向およびY方向とも接近させ物品2を列方向および行方向とも箱詰め時の間隔にする。
箱詰め装置26のケース給排コンベヤ16方向への移動では、先ず、第1ヘッド52を空ケース供給コンベヤ10上(箱詰め位置C)に停止させる。この位置で第1ヘッド52をエアシリンダ76によって下降させ、吸着パッド50が保持している物品2を空ケース8の底部まで挿入する。第1ヘッド52の吸着パッド50が空ケース8内の第1段目に物品2を挿入した後、第1ヘッド52を上昇させ、続いて、第1ヘッド52と第2ヘッド54をさらにX方向に移動させて、第2ヘッド54を空ケース供給コンベヤ10の箱詰位置C上に停止させる(図2に示す状態であり、第1ヘッド52は実ケース排出コンベヤ14の排出位置D上に停止する)。この位置でエアシリンダ78により第2ヘッド54を下降させて前記第1段目の物品2の上方へ第2段目の物品2を挿入する。空ケース8内に第1段目と第2段目の物品2を挿入して、第2ヘッド54を上昇させた後、前記のように空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置Cに設けられているプッシャ(図示せず)によって、20個の物品2が収納された実ケース12を実ケース排出コンベヤ14上に移して排出する。
次に、本実施例に係る物品移載装置により、トレイ4上に載置されて供給された物品2を選択して取り出し、箱詰め用のパターンに配置を変更する動作について具体例により説明する。図5(a)は、トレイ4上に5行8列で整列された3種類の物品2A、2B、2Cの配置の一例を示す図であり、この例では、第1列と第2列の二つの列に第1種の物品2A、第3列と第4列の二つの列に第2種の物品2B、そして、第5列から第8列までの4列に第3種の物品2Cが整列されている。
前記配列で3品種の物品2が整列されているトレイ4がトレイ給排コンベヤ6によって搬送され、図示しないストッパによって先ず第1ケーサ18の取り出し位置Aに停止される。第1ケーサ18の、トレイ給排コンベヤ6の取り出し位置Aと集積ステージ22が設置された集積位置Bとの間でX方向に往復移動する移載手段24は、物品保持部材28が、図3(a)に示すように、トレイ4上に配置された物品2の第2列、第4列、第6列および第8列に対応して並んでおり、内側の2列(第4列と第6列)の第4行および第5行に位置している可動保持部材28Bも、同じ列に属する他の固定保持部材28Aと同一列上に位置している。移載手段24のロッドベース30は、Xビーム36に沿ってトレイ給排コンベヤ6上に移動し、エアシリンダ40の作動によって下降して、トレイ4内の物品2を吸着保持する。所定の物品2を吸着保持した後、エアシリンダ40によってロッドベース30を上昇させて4列の保持部材28(28A、28B)によって保持している物品2を取り出す。図5(c)は第1ケーサ18の移載手段24によって取り出した物品2のパターンを示すもので、第1種の物品2Aをトレイ4内の第2列に位置していた1列分の5個、第2種の物品を第4列に位置していた1列分の5個、そして、第3種の物品を第6列と第8列に位置していた2列分の10個取り出す。図5(b)は第1ケーサ18で移載手段24によって物品2が取り出された後のトレイ4上の物品2の配置を示すもので、トレイ4上の第1列の第1種物品2Aと、第3列の第2種物品2Bと第5列および第7列の2列の第3種物品2Cが残っている。
前記のように4列分の物品2を取り出した第1ケーサ18の移載手段24は、各保持部材28の配置はそのままで集積ステージ22上に移動する。集積ステージ22上に移動した後、エアシリンダ40によってロッドベース30を下降させて物品2を集積ステージ22上に載置し、物品2を離して上昇する。図5(e)は集積ステージ22上に載置された物品2のパターンを示しており、取り出した状態と同じ配置である。
移載手段24が集積ステージ22に物品2を載置した後、上昇してトレイ給排コンベヤ6方向へ移動すると、箱詰め装置26の第1ヘッド52および第2ヘッド54が、ケース給排コンベヤ16上から集積ステージ22上に移動する。第1ヘッド52の10個の吸着パッド50および第2ヘッド54の10個の吸着パッド50をX方向およびY方向に移動させて各吸着パッド50の間隔を拡開し、前記集積ステージ22上に載置されている物品2の間隔に一致させた後、下降させて20個の物品2を保持する。物品2を吸着保持した後上昇し、その後、第1ヘッド52および第2ヘッド54の吸着ヘッド50をX方向およびY方向にそれぞれ接近させて物品2を箱詰めする状態に集合させる。図5(g)は、箱詰めをする状態のパターンを示すもので、図の右側は、第1ヘッド52に保持される第1段目の物品2(第3種の物品2C)の箱詰めパターンを示し、左側は第2ヘッド54に保持される第2段目の物品2(第1種の物品2Aと第2種の物品2B)の箱詰めパターンを示している。
箱詰め装置26の第1ヘッド52および第2ヘッド54が物品2を保持した後、ケース給排コンベヤ16方向に移動し、先ず、第1ヘッド52を空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置C上に停止させる。ここでエアシリンダ76により第1ヘッド52を下降させて、保持している物品2を空ケース8内に挿入する。続いて、第2ヘッド54を同じ空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置C上に停止させて前記第1段目の物品2の上方からケース8内に挿入する。
前記のように第1ケーサ18で1/2の物品2が取り出されたトレイ4は、残りの物品2(図5(b)に示す配置で残っている)を載せたまま第2ケーサ20まで搬送され、図示しないストッパによって第2ケーサ20の取り出し位置Aに停止される(図5(d)参照)。第2ケーサ20の移載手段24によってトレイ4内に並べられている物品2を保持して取り出し、集積ステージ22上に載置する。続いて、箱詰め装置26の第1ヘッド52および第2ヘッド54に設けられている吸着パッド50によって、隣接する2列分ずつの物品2を吸着保持して(第1ヘッド52が図5(h)の右側の2列の物品2(第3種の物品2C)を保持し、第2ヘッド54が同図の左側の2列の物品2(第1種の物品2Aと第2種の物品2B)を吸着保持する)ケース給排コンベヤ16上に移動して、前記第1ケーサ18と同様にして順次箱詰めを行う。図5に示す例では、第1ケーサ18および第2ケーサ30ともに、物品2を各列ごとに取り出して箱詰めをしているので、移載装置の可動保持部材28Bを移動させず、各列一体で移動させている。
図6は、図5とは異なる配置で物品2が整列されているトレイ4から、一つの列の一部を取り出し、配置を変えてから箱詰めを行っている。この例では、トレイ4上に、図6(a)に示すように、第1列から第3列までの3列に第1品種の物品2A、第4列と第5列の2列に第2品種の物品2B、そして、第6列から第8列までの3列に第3種の物品2Cが整列されている。また、箱詰めパターンは、第1ケーサ18では、第1段目が第3種の物品2Cを8個、第2種の物品2Bを2個収納し、第2段目は、第1種の物品2Aを7個、第2種の物品2Bを3個収容するようになっており(図6(g)参照)、第2ケーサ20では、第1段目が第3種の物品2Cを7個、第2種の物品2Bを3個収納し、第2段目は、第1種の物品2Aを8個、第2種の物品2Bを2個収納するようになっている(図6(h)参照)。
図6の例では、第1ケーサ18に設けられた移載手段24の内側の2列(第4列と第6列)の保持部材28のうち第4行および第5行の可動保持部材28Bを、サーボシリンダ46の作動によって、それぞれ第3列と第4列に移動させておく。この状態にして移載手段24のロッドベース30を下降させてトレイ4上の物品2を保持する。第2列の固定保持部材28Aはトレイ4上の第2列に配置されていた5個の第1種物品2Aを保持する。また、第4列の保持部材28は、3個の固定保持部材28Aが3個の第2種物品2Bを保持し、2個の可動保持部材28Bが第3列の2個の第1種物品2Aを保持する。また、第6列の固定保持部材28Aがトレイ4上の第6列に配置された3個の第3種物品2Cを保持し、2個の可動保持部材28Bが第4列の2個の第2種物品2Bを保持する。そして、第8列の固定保持部材28Aは、トレイ4上の第8列の5個の第3種物品2Cを保持する(図6(c)参照)。第1ケーサ18の移載手段24が、トレイ4から図6(c)に示す物品2を取り出すと、図6(b)に示すように、トレイ4上には、第1列の5個の第1種物品2Aと、第3列の第1行から第3行までの3個の第1種物品2Aと、第5列の5個の第2種物品2Bと、第6列の第4行および第5行の2個の第3種物品2Cと、第7行の5個の第3種物品2Cが残され、第2ケーサ20に送られる。
第1ケーサ18に設けられた移載手段24の20個の保持部材28で、図6(c)に示す物品2をトレイ4から取り出した後、内側の2列の可動保持部材28Bを本来の列(それぞれ第4列と第6列)に戻す。すると、第4列は、第1行から第3行までの3個の第2種物品2Bと、第4行と第5行の2個の第1種物品2Aが並び、第6行には、第1行から第3行の3個の第3種物品2Cと、第4行および第5行の2個の第2種物品2Bが並ぶ。この状態にして集積ステージ22上に物品2を載置する(図6(e)参照)。
図6(e)に示すパターンで前記集積ステージ22上に整列された物品2を、第1ケーサ18の箱詰め装置26に設けられている第1ヘッド52および第2ヘッド54によって吸着保持する。第1ヘッド52の吸着パッド50は、図6(g)の右側に示すパターンで10個の物品2を保持し、第2ヘッド54の吸着パッド50は、同図の左側に示すパターンで10個の物品2を吸着保持する。各ヘッド52、54の吸着パッド50が物品2を保持した後、空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置Cに移動して、第1ヘッド52、第2ヘッド54の順に空ケース8内に下降して保持している物品2を挿入する。
第1ケーサ18で図6(c)の物品2が取り出された残りの物品2は、図6(b)の配置でトレイ4上に残されており、この状態の物品2を載せたトレイ4が第2ケーサ20の抜き取り位置Aまで移動して図示しないストッパによって停止される。第2ケーサ20でも、トレイ4上の物品2の配置に応じて載置手段24の可動保持部材28Bを移動させる。図4(a)に示すように、内側の第3列と第5列の可動保持部材28Bは、本来の位置は固定保持部材28Aと同じ列に並んでいるが、移動ベース作動用のサーボシリンダ46によって、第3列の可動保持部材28Bを第5列に、第5列の可動保持部材28Bを第6列に移動させる(図4(b)参照)。
第2ケーサ20に設けられた移載手段24の保持部材28を前記状態にして、取り出し位置Aに停止しているトレイ4上の物品2を保持し、トレイ4から取り出す。トレイ4から物品2を取り出した時点では、物品2は図6(d)に示す配置になっている。取り出した後、第5列と第6列に移動していた前記第3列と第5列の可動保持部材28Bを、本来の第3列と第5列に戻す。物品2をこの状態に整列させて集積ステージ22上に載置する(図6(f)参照)。その後、箱詰め装置26の第1ヘッド52および第2ヘッド54によって、それぞれ第1列と第3列の物品2、第5列と第6列の物品2を保持し、各保持部材28の間隔をX方向およびY方向に収縮して、物品2の配置を図6(h)に示す状態にして、空ケース8内に挿入する。
図7は、別のパターンにより物品2が配置されたトレイ4から物品2を取り出して、各物品2を所定の個数で箱詰めする場合の一例である。図7の例では、第1列と第2列に第1種物品2Aが、第3列から第5列までの3列に第2種物品2Bが、そして、第6列から第8列までの3列に第3種物品2Cが、各列にそれぞれ5個ずつ配置されている(図7(a)参照)。
トレイ給排コンベヤ6によって搬送されてきたトレイ4を先ず第1ケーサ18の取り出し位置Aに停止させる。第1ケーサ18の移載手段24では、5行4列の保持部材28のうち、内側の2列(第4列と第6列)の第4行および第5行の各列2個ずつの可動保持部材28Bを、前記第6図の配置の場合と同様に、図3(b)に示す位置に移動させる。つまり、第4列の2個の可動保持部材28Bを第3列に、また、第6列の可動保持部材28Bを第4列に移動させる。保持部材28(28A、28B)を前記配置にして、トレイ4上の物品2を保持する。第2列の固定保持部材28Aがトレイ4の第2列に位置している5個の第1種物品2Aを保持し、第3列に移動している2個の可動保持部材28Bがトレイ4の第3列に配置されている2個の第2種物品2Bを、そして、第4列の3個の固定保持部材28Aと第6列から移動してきた2個の可動保持部材28Bが、トレイ4の第4列に位置している5個の第2種物品2Bを保持し、第6列の3個の固定保持部材がトレイ4上の第6列の3個の第3種物品2Cを、第8列の固定保持部材28Aがトレイ4上の第8列の5個の第3種物品2Cを保持して取り出す(図7(c)に示す配列で物品2を抜き取る)。第1ケーサ18で前記物品2が抜き取られたトレイ4には、図7(b)に示す配置で物品2が残されており、このトレイ4が第2ケーサ20に送られて停止される。
第1ケーサ18でトレイ4から物品2を取り出した後、移載手段24の可動保持部材28Bを本来の列、つまり、第4列に移動していた2個の可動保持部材28Bを第6列に移動させ、第3列に移動していた2個の可動保持部材28Bを第4列に戻す。この状態にして移載手段24の保持部材28が保持している物品2を集積ステージ22上に載置する(図7(e)参照)。
第1ケーサ18の集積ステージ22上に載置された物品2を、箱詰め装置26の吸着パッド50で吸着保持して、空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置Cに停止している空ケース8内に挿入する。箱詰め装置26の第2ヘッド54が、図7(e)の第2列と第4列に配置されている物品2を吸着保持し、第1ヘッド52が同図の第6列と第8列に配置されている物品2をそれぞれ保持し、それぞれのヘッド52、54の各吸着パッド50の間隔を縮小する。第2ヘッド54は、図7(g)の左側に示すように、1列5個の第1種物品2Aと同じく5個の第2種物品2Bを保持し、第1ヘッド52は、3個の第3種物品2Cと2個の第2種物品2Bからなる1列と、1列5個の第3種物品2Cを保持する。このように両ヘッド52、54によって集積ステージ22上の物品2を吸着保持した後、空ケース供給コンベヤ10の箱詰め位置C上に移動し、停止している空ケース8内に挿入する。
また、第2ケーサ20では、図7(b)の配置でトレイ4内に残されている物品2を取り出すため、移載手段24の4列の保持部材28のうち、第3列と第5列の第4行および第5行に位置している可動保持部材28Bを移動させる。ここでは、第3列の可動保持部材28Bを第5列へ、また、第5列の可動保持部材28Bを第6列に移動させる(図4(b)に示す状態)。保持部材28をこの配置にして第2ケーサ20の取り出し位置Aに停止しているトレイ4から物品2を取り出す(図7(d)参照)。
移載手段24は、物品2を取り出した後上昇して、移動していた可動保持部材28Bを本来の列に戻す。つまり、第5列に移動していた2個の可動保持部材28Bを第3列に戻し、第6列に移動していた2個の可動保持部材28Bを第5列に戻す。このように可動保持部材28Bを本来の列に戻すことにより図7(f)に示す状態になる。この配列になった物品2を集積位置Bの集積ステージ22上に載置する。
その後、第2ケーサ20の箱詰め装置26が集積ステージ22上に移動して、第1ヘッド52および第2ヘッド54により前記配列の物品2を吸着保持する。第2ヘッド54は、図7(f)の第1列および第3列の物品2を保持し、第1ヘッド52は、同図の第5列および第7列の物品2を保持する。これら両ヘッド52、54は、上昇して物品2を取り上げた後、それぞれ2列の吸着パッド50を接近させて物品2を箱詰めできる状態(図7(h)参照)にして、第1ヘッド52、第2ヘッド54の順で箱詰めをする。このように本実施例装置によれば、複数品種の物品を任意の個数取り出して、各品種の物品をまとめて同一のケース内に挿入することが可能になる。
2 物品
2A 物品(第1品種の物品)
2B 物品(第2品種の物品)
2C 物品(第3品種の物品)
6 搬送手段(トレイ給排コンベヤ)
24 移載手段
28 保持部材
28A 保持部材(他の保持部材)
28B 保持部材(移動可能な保持部材)

Claims (3)

  1. m行n列の行列状に配列した複数の保持部材を有する移載手段と、m行n列の物品を移送単位とし、2以上の移送単位の物品をm行o列の行列状に整列して搬送する搬送手段とを備え、前記搬送手段は、複数品種の物品を各列に同一品種の物品が並ぶように整列して搬送し、前記移載手段は、n列の保持部材列のうち少なくとも一つの列における任意の保持部材を他の保持部材に対して列方向に移動可能とし、
    前記移載手段によって前記搬送手段から物品を取り出す際に、前記移動可能な保持部材と前記他の保持部材とが前記搬送手段上の所要列にある同一品種を保持する第1状態と、前記移動可能な保持部材と前記他の保持部材とが前記搬送手段上の異なる品種を保持する第2状態とに切り換え可能であることを特徴とする物品移載装置。
  2. 前記第2状態において、前記移載手段によって搬送手段から物品を取り出した後、前記移動可能な保持部材を前記他の保持部材と同一列にして、所定の位置へその物品を載置することを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  3. 前記移載手段を複数設けるとともに、前記搬送手段が搬送する物品の列数を移送単位の列数nに前記移載手段の設置数を乗じた数とし、前記複数の移載手段により前記搬送手段から移送単位の物品を順次取り出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品移載装置。
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