JP5807531B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、便器の便座に着座した人体の臀部をノズルから噴出する温水で洗浄する温水洗浄装置に関するものであり、詳しくはノズルを使い捨てとすることができる温水洗浄装置に関する。
便器に設置される温水洗浄装置は、ノズルを駆動装置又は水圧によって前進させ、ノズルの先端から温水を上方に噴出させて臀部を温水で洗浄するよう構成されている。多くの温水洗浄装置は、このノズルの外面に水を注ぎかけて付着物を洗い流すよう構成されている(例えば特許文献2)。
特許文献1の図4には、ノズル先端にフィルタ内蔵先端部を着脱可能に取り付け、該先端部を使い捨て型にすることが記載されている。
特開2001−132056 特開2000−179029
ノズルに水を注ぎかけるだけではノズルに汚れが残留することがある。そのため、特にパブリックなトイレに設けられた温水洗浄装置については使用をためらうトイレ使用者もいる。特許文献1の温水洗浄装置は、ノズル先端部に内蔵したフィルタを使い捨てとすることを目的としたものであり、ノズル先端部の着脱は人手によって行われる。そのため、温水洗浄装置の使用の度毎にノズル先端部を交換することは実質上できない。
本発明は、ノズルの少なくとも先端側を温水洗浄装置の使用の度毎に容易に交換することができる温水洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の温水洗浄装置は、先端側に温水噴出口を有したノズルと、該ノズルを支持する支持手段及び該ノズル内に温水を供給するための水路を有した本体部とを有する温水洗浄装置において、該ノズルは、便器に流すことが可能な材料よりなり、該支持手段はノズルの支持を解除する支持解除手段を備えており、該本体部に、未使用ノズルの収容部と、該収容部から該支持手段にノズルを送り込む送り込み手段とが設けられていることを特徴とするものである。
前記本体部は、前記収容部、前記水路及び該水路末端のノズル突出用開口を有するケースと、該ケース内に設けられた、該収容部を該水路に向って開閉させるための仕切板と、該収容部内に設けられた、前記ノズルを1個ずつ取り出すノズル取出手段とを備えており、該ノズル取出手段からのノズルが案内されて前記ノズル突出用開口に向って移動するように、該仕切板は、開放状態において該ノズル突出用開口に向って下り勾配となるノズル案内部を有していることが好ましい。
前記ノズルの後端側に外向き鍔部が設けられており、前記支持手段は、該鍔部に係合してノズルを支持するノズル係止部を有しており、前記支持解除手段は、該ノズル係止部を退動させてノズル係止を解除させる駆動手段であることが好ましい。
前記ノズルは、ノズル軸心を挟んで温水噴出口と反対側に重心が位置していることが好ましい。
本発明の温水洗浄装置にあっては、未使用ノズル収容部の未使用ノズルを支持手段に送り込み、温水をノズルに供給すると、温水がノズルから噴出して人体臀部が洗浄される。支持手段によるノズル支持を解除すると、ノズルは便鉢内に落下する。このノズルは、便器に流すことが可能な紙などの材料にて構成されているので、他の汚物やペーパー等と一緒に便器洗浄水によって排水管等へ排出される。
本発明では、ケース内の仕切板に、開放状態においてノズル突出用開口に向って下り勾配となるノズル案内部を設け、収容部にノズルを1個ずつ取り出すノズル取出手段を設けることにより、収容部から未使用ノズルが1個ずつ該ノズル案内部を経てノズル突出用開口まで供給される。
本発明の一態様では、ノズル後端側に鍔部を設け、支持手段に設けたノズル係止部によってノズルを係止し、支持する。このノズル係止部を退動させることにより、ノズル支持が解除され、ノズルが便鉢内に落下する。
本発明では、ノズル軸心線を挟んで温水噴出口と反対側に重心を位置させることにより、ノズルが移動している間に温水噴出口が上向きとなる。
実施の形態に係る温水洗浄装置の斜視図である。 実施の形態に係る温水洗浄装置の斜視図である。 実施の形態に係る温水洗浄装置の斜視図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図4のV−V線断面図である。 温水洗浄装置の作動を示す断面図である。 温水洗浄装置の作動を示す断面図である。 温水洗浄装置の作動を示す断面図である。 温水洗浄装置の作動を示す断面図である。
以下、図1〜9を参照して実施の形態について説明する。
図1及び図4,5はこの温水洗浄装置1の待機状態を示している。この温水洗浄装置1のケース2内は、仕切板3によって未使用のノズル4の収容室5と水路6とに区画されている。仕切板3は、後端部が支軸3aによって支持され、モータを有する駆動装置7(図1〜3)によって前端側が上下方向に回動するよう構成されている。ケース2の内面には、仕切板3の上面周縁が当接するストッパ片8が突設されている。ストッパ片8の下面にはパッキン(図示略)が設けられており、仕切板3の上面周縁が該ストッパ片8の下面に対し水密的に当接するよう構成されている。
この仕切板3には、前後方向(図4の左右方向)に延在する半円筒形の案内部3bが設けられている。未使用ノズル4は、先端が小径で後端ほど拡径するテーパ筒状である。ノズル4の先端部上面に温水噴出口4aが設けられ、後端外周縁に鍔部4bが周設されている。この未使用ノズル4の重心は、ノズル軸心線を挟んで噴出口4aと反対側に位置している。ノズル4は、水と所定時間以上接すると柔らかくほぐれて便器に流すことができるようになる紙又は生物易分解性プラスチックなどよりなる。
収容室5内の上部には、未使用のノズル4を保持するためのホルダ10(図5)が設けられている。未使用ノズル4は、複数個、嵌め合わせて積み重ねる如くして積重体とされ、該ホルダ10に上方から嵌合保持されている。ノズル積重体は、ノズル4の先端側が下向きとなるように、かつ最下段のノズル4の鍔部4bがホルダ10に係止されるようにホルダ10に保持されている。なお、ケース2の上面には、ノズル積重体を補充するために開閉蓋11が設けられている。
ノズル4の積重体からノズル4を1個ずつ取り出すように、1対のローラ12,12がノズル積重体を挟んで対置されている。各ローラ12,12はモータを有した駆動装置13によって駆動される。
水路6の後端には温水の流入口14が設けられ、弁15を介して温水配管16から温水が水路6内に流入可能とされている。この水路6の底面(ケース2の底面)には、前後方向に延在する半円筒形の案内部17(図5)が設けられている。この案内部17はケース前端のノズル突出用開口18に向って下り勾配となっている。ケース2の底面にはバイブレータ19が取り付けられている。ただし、バイブレータ19は設けなくてもよい。
ノズル突出用開口18は円形の孔であり、ケース2の下部前面に設けられている。このノズル突出用開口18の上側に係止板20が設けられている。この係止板20の背面にはラックが上下方向に設けられており、モータ及びピニオンを有した駆動装置21によって上下方向に移動可能とされている。係止板20の下端縁は、ノズル突出用開口18と同半径の半円形の切欠形状となっている。係止板20を下降限まで下降させると、この半円形切欠形状部はノズル突出用開口18の上部内周縁よりも若干下側に張り出す。
この実施の形態では、ケース2が温水洗浄装置1の本体部を構成し、係止板20がノズル係止部を構成し、係止板20の半円形切欠形状部とノズル突出用開口18の下半側の内周縁とによってノズル支持手段が構成され、駆動装置21によって支持解除手段が構成されている。また、ローラ12,12とその駆動装置13とによってノズル取出手段が構成されている。
このように構成された温水洗浄装置が待機状態にあるときには、係止板20が下降限に位置し、仕切板3はストッパ片8に水密的に当接し、収容室5と水路6とが隔絶されている。
臀部の温水洗浄を行うべく、リモコン等の洗浄スイッチを操作すると、図6のように仕切板3が下方に回動し、仕切板3の前端がケース2の底面に当接する。次いでローラ12,12が所定角度だけ回転して1個の未使用ノズル4をノズル積重体から分離して落下させると共に、バイブレータ19が作動する。この未使用ノズル4は、案内部3b,17を滑落し、図7の通り、ノズル突出用開口18から前方に突出する。次いで、バイブレータ19が停止すると共に、仕切板3が上方に回動してストッパ片8に水密的に当接する。次いで、弁15が開となり、配管16から温水が水路6内に流入し、この水圧に押されてノズル4がさらに前進し、鍔部4bがノズル突出用開口18の下部内周面と、係止板20下縁の半円形切欠形状部に係合する。そして、水路6内の温水がノズル4を通り、噴出口4aから上方に噴出し、臀部温水洗浄が行われる。
リモコン等の洗浄ストップスイッチを操作すると、弁15が閉となり、次いで駆動装置21によって係止板20が上昇する。これにより、鍔部4bの係止が解除され、図9の通り、ノズル4はノズル突出用開口18から外れて便器の便鉢内に落下する。水路6内の残留水は開口18から便鉢内に流出する。その後、係止板20が下降限まで下降し、待機状態に復帰する。便鉢内に落下したノズル4は、便器洗浄水によって他の汚物やペーパー等と共に排水管に流出する。
このように、温水洗浄装置1によると、使用の度毎にノズル4が未使用ノズルに交換(更新)されるため、パブリックなトイレにおいても違和感なく使用できる。また、ノズルの交換はすべて自動的に行われると共に、使用済みのノズルは汚物等と共に便器から流出するので、始末も不要である。
この実施の形態では、ノズル4の重心をノズル軸心線を挟んで噴出口4aと反対側に位置させているので、ノズル4が案内部3b,17を通って移動している間に噴出口4aが自ずと上向きとなるので、ノズル4の姿勢決め機構が不要である。ただし、ノズル4を非円形断面形状とし、案内部3b,17をそれと係合する断面形状とし、ノズル4を強制的に噴出口上向き姿勢とするように構成してもよい。また、この実施の形態では、バイブレータ19を設けているが、バイブレータ19を設けなくてもよい。バイブレータ19を設けなくても、ノズル4は案内部3b,17に沿って滑動する。また、この滑動途中で転動し、噴出口4aが上向きとなる。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよいことは明らかである。例えば、上記実施の形態ではノズル4の全体を更新するものとしているが、ノズルの前端側のみを更新するものとし、ノズル後端側はケースから突出可能なシリンダ状としてもよい。
1 温水洗浄装置
2 ケース
3 仕切板
3b 案内部
4 ノズル
4a 噴出口
4b 鍔部
5 収容室
6 水路
7 仕切板駆動装置
8 ストッパ片
12 ローラ
13 ローラ駆動装置
18 ノズル突出用開口
19 バイブレータ
20 係止板
21 係止板駆動装置

Claims (4)

  1. 先端側に温水噴出口を有したノズルと、該ノズルを支持する支持手段及び該ノズル内に温水を供給するための水路を有した本体部とを有する温水洗浄装置において、
    該ノズルは、便器に流すことが可能な材料よりなり、
    該支持手段はノズルの支持を解除する支持解除手段を備えており、
    該本体部に、未使用ノズルの収容部と、該収容部から該支持手段にノズルを送り込む送り込み手段とが設けられていることを特徴とする温水洗浄装置。
  2. 請求項1において、前記本体部は、
    前記収容部、前記水路及び該水路末端のノズル突出用開口を有するケースと、
    該ケース内に設けられた、該収容部を該水路に向って開閉させるための仕切板と、
    該収容部内に設けられた、前記ノズルを1個ずつ取り出すノズル取出手段とを備えており、
    該ノズル取出手段からのノズルが案内されて前記ノズル突出用開口に向って移動するように、該仕切板は、開放状態において該ノズル突出用開口に向って下り勾配となるノズル案内部を有していることを特徴とする温水洗浄装置。
  3. 請求項1又は2において、前記ノズルの後端側に外向き鍔部が設けられており、
    前記支持手段は、該鍔部に係合してノズルを支持するノズル係止部を有しており、前記支持解除手段は、該ノズル係止部を退動させてノズル係止を解除させる駆動手段であることを特徴とする温水洗浄装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記ノズルは、ノズル軸心を挟んで温水噴出口と反対側に重心が位置していることを特徴とする温水洗浄装置。
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