JP5806645B2 - 基板の乾燥方法、電子装置の製造方法及び基板の乾燥装置 - Google Patents

基板の乾燥方法、電子装置の製造方法及び基板の乾燥装置 Download PDF

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本発明の実施形態は、基板の乾燥方法、電子装置の製造方法及び基板の乾燥装置に関する。
半導体装置や記憶装置などの電子装置の製造において、微細な凸形状パターンを形成することがある。この場合、微細な凸形状パターンが形成された基板の表面に残存する薬液や残渣を除去するために、洗浄工程及び乾燥工程が実施される。凸形状パターンの幅が、例えば、20nm以下になると、洗浄工程で用いられたリンス液の表面張力により、凸形状パターンが倒壊するようになり、電子装置の微細化が困難になる。
特開平10−135180号公報
本発明の実施形態は、パターンの微細化を図ることができる基板の乾燥方法、電子装置の製造方法及び基板の乾燥装置を提供する。
実施形態に係る基板の乾燥方法は、凸形状パターンが形成された基板の表面に付着したリンス液を、溶質が溶媒に溶解された溶液と置換する工程と、前記溶媒を蒸発させて前記溶質を前記基板の表面上に析出させる工程と、析出した前記溶質を昇華させる工程と、を備え、前記溶質は、1,2,3−ベンゾトリアゾール並びにこの誘導体からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含む
また、実施形態に係る電子装置の製造方法は、基板の乾燥方法を備える。
さらに、実施形態に係る基板の乾燥装置は、第1チャンバーと、前記第1チャンバーの内部に設けられ複数の被処理体を搭載するホルダーと、前記ホルダーの周囲に設けられた第1ヒーターと、前記第1チャンバーを排気する第1排気部と、第2チャンバーと、前記第2チャンバーの内部に設けられ前記被処理体を搭載するステージと、前記第2チャンバーの内部に設けられ前記被処理体に溶質が溶媒に溶解された溶液を供給する溶液供給部と、を備え、前記溶質は、1,2,3−ベンゾトリアゾール並びにこの誘導体からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含む
第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、凸形状パターンの形成方法を例示するフローチャート図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板のエッチング方法を例示する工程断面図である。 (a)及び(b)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の洗浄方法を例示する工程断面図である。 第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の乾燥方法を例示するフローチャート図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の乾燥方法を例示する工程断面図である。 (a)及び(b)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の乾燥方法を例示する工程断面図である。 (a)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、乾燥後の基板の凸形状パターンを例示する平面図であり、(b)は、第1の実施形態の第1比較例に係る電子装置の製造方法において、乾燥後の基板の凸形状パターンを例示する平面図である。 第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、溶質を例示する構造式である。 (a)及び(b)は、第1の実施形態の第2比較例に係る基板の乾燥方法を例示する工程断面図である。 (a)は、第2の実施形態に係る基板の乾燥装置を例示する図であり、(b)は、第2の実施形態に係る基板の乾燥装置において、乾燥室を例示する図である。 (a)及び(b)は、第3の実施形態に係る基板の乾燥装置を例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。本実施形態は、電子装置の製造方法における、凸形状パターンの形成方法である。凸形状パターンの形成方法は、基板の用意、基板のエッチング、基板の洗浄及び基板の乾燥の各工程を含んでいる。
図1は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、凸形状パターンの形成方法を例示するフローチャート図である。
図2(a)〜(c)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板のエッチング方法を例示する工程断面図である。
図1のステップS11及び図2(a)に示すように、先ず、基板21を用意する。基板21は、下地となる基材11上に複数の膜が積層されたものである。基材11は、例えば、シリコン基板を含む半導体基板である。基材11上に、ゲート絶縁膜12として、例えば、シリコン酸化膜を形成する。ゲート絶縁膜12上に、ゲート電極となる導電膜13として、例えば、ポリシリコン膜を形成する。導電膜13は、例えば、NANDフラッシュメモリのFG(floating gate:フローティングゲート)電極となる膜である。
導電膜13上にエッチングストッパー膜14として、例えば、シリコン窒化膜を形成する。エッチングストッパー膜14上にハードマスクとなるマスク膜15として、例えば、シリコン酸化膜を形成する。マスク膜15上に、犠牲膜16を形成する。犠牲膜16は、その下に形成したマスク膜15とRIE(reactive ion etching:反応性イオンエッチング)の選択比をとれる材料からなる膜とする。
このように、基板21は、例えば、基材11、ゲート絶縁膜12、導電膜13、エッチングストッパー膜14、マスク膜15及び犠牲膜16を含んでいる。犠牲膜16上にレジスト膜17を形成する。レジスト膜17は、フォトリソグラフィ技術を用いて、犠牲膜16の上面に平行な面内において、例えば、一方向に延びる複数のライン状のパターン18を含むように形成される。あるいは、レジスト膜17を、インプリント法により加工して、複数のライン状のパターン18を含むように形成してもよい。
次に、図1のステップS12及び図2(b)に示すように、パターン18が形成されたレジスト膜17をマスクとして犠牲膜16をRIEで加工する。その後、例えば、硫酸と過酸化水素水の混合液であるSPM(Sulfuric acid Hydrogen Peroxide Mixture)を用いて、レジスト膜17を除去する。
次に、図2(c)に示すように、犠牲膜16をマスクとして、マスク膜15をエッチングする。エッチングは、エッチングストッパー膜14の上面で停止させる。これにより、マスク膜15からハードマスク15aが形成される。また、エッチングストッパー膜14の上面上に、ハードマスク15a及び犠牲膜16を含む凸形状パターン20が形成される。凸形状パターン20において、幅は、例えば、20nm以下であり、凸形状パターン20の間隔は、例えば、20nm以下である。また、凸形状パターン20の高さは、例えば、100nm以上であり、幅に対する高さの比であるアスペクト比は、例えば5以上である。
このようにして、基板21に凸形状パターン20が形成される。凸形状パターン20間は凹部19となる。基板21は、凸形状パターン20を含んでいる。基板21には、エッチング残渣等の汚れが付着しているため、次工程として、洗浄工程及び乾燥工程を行う。
次に、基板21の洗浄方法について説明する。
図3(a)及び(b)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の洗浄方法を例示する工程断面図である。
図1のステップS13及び図3(a)に示すように、基板21の表面について、洗浄処理を行う。洗浄処理は、薬液22、例えば、SPMを基板21の表面に供給することにより行う。これにより、基板21の表面に残存するエッチング残渣を除去することができる。薬液22は、SPMの他に、アンモニア及び過酸化水素水のアルカリ性水溶液であるSC1を用いてもよい。
次に、図3(b)に示すように、基板21の表面について、リンス液23、例えばDIW(deionized water:脱イオン化水)によるリンス処理を行う。リンス処理は、基板21に付着した薬液22をリンス液23に置換することにより行う。これにより、基板21の表面に付着した薬液22を除去することができる。
次に、基板21の乾燥方法について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の乾燥方法を例示するフローチャート図である。
図5(a)〜(c)並びに図6(a)及び(b)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、基板の乾燥方法を例示する工程断面図である。
図1のステップS14、図4のステップS21及び図5(a)に示すように、基板21に溶液24を供給して、基板21の表面に付着したリンス液23を溶液24に置換する。溶液24は、溶質が溶媒に溶解したものである。溶媒は、例えば、IPA(イソプロピルアルコール)を含んでいる。
溶質は、融点が室温以上であり、大気圧以下で昇華する材料を含んでいる。溶質は、例えば、1,2,3−ベンゾトリアゾールを含んでいる。溶液24は、例えば、20ミリリットル(mL)のIPAに、1グラム(g)の1,2,3−ベンゾトリアゾールを溶解させたものである。例えば、溶液24に対する溶質の割合を重量比で、5%以下とする。
この処理により、基板21に付着したリンス液23を除去するとともに、基板21の表面に溶液24を付着させる。例えば、基板21は、50マイクロメートル(μm)の厚さで溶液24に覆われる。以下の図において、凸形状パターン20以外の基板21を構成する材料の図示を省略する。
次に、図4のステップS22及び図5(b)に示すように、溶液24が付着した基板21を、例えば、50℃以下で加熱することにより、溶液24における溶媒を蒸発させる。溶媒が蒸発して、溶液24に溶解した溶質が過飽和状態になる。これにより、溶質は、基板21の表面を核として析出する。このようにして、溶質を基板21の表面上に析出させる。析出した溶質は、基板21の表面上に析出物25を形成する。析出物25は、凸形状パターン20を含む基板21の表面に層状に形成される。
その後、図5(c)に示すように、基板21の表面に析出した析出物25は、基板21上に成長し、凸形状パターン20を覆う。
次に、図4のステップS23及び図6(a)に示すように、析出物25が付着した基板21を、大気圧以下に減圧した雰囲気において、析出物25に含まれる溶質の融点以下の温度で加熱する。例えば、1,2,3−ベンゾトリアゾールの融点は95℃であるので、95℃以下の温度により加熱する。これにより、基板21上に析出した溶質を昇華させる。
このようにして、図6(b)に示すように、基板21上に形成された析出物25を除去する。これにより、凸形状パターン20が形成された基板21を乾燥させることができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
図7(a)は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、乾燥後の基板の凸形状パターンを例示する平面図であり、(b)は、第1の実施形態の第1比較例に係る電子装置の製造方法において、乾燥後の基板の凸形状パターンを例示する平面図である。
図7(a)に示すように、本実施形態においては、乾燥後の凸形状パターン20は、倒壊していない。凸形状パターン20及び各凸形状パターン20間の凹部19が所定の間隔で形成されている。このように、本実施形態によれば、基板21に形成された微細な凸形状パターン20の倒壊を抑制することができる。これにより、電子装置1を微細化することができる。
溶媒を蒸発させる場合に、例えば、加熱する温度を高くすることにより、蒸発を速くする。このようにすると、析出物25は、密度が低下し、ス(空洞)が入るような構造となる。このような構造の場合には、析出物の昇華が速くなり、乾燥にかかる時間を短縮することができる。
微細な凸形状パターン20の倒壊を抑制する方法として、二酸化炭素を用いた超臨界乾燥という方法がある。しかし、この方法に用いる装置は大がかりなものとなる。これに対して、本実施形態によれば、大がかりな装置を用いなくても、凸形状パターン20の倒壊を抑制することができる。図7(b)については、後述する。
なお、電子装置1をフラッシュメモリとし、基板21の凸形状パターン20を、NAND型フラッシュメモリのゲート構造としたが、これに限らない。電子装置1として、半導体装置、記憶装置及び微小電気機械素子(MEMS:micro electro Mechanical Systems)でもよい。
また、基板21を、基材11と基材11上に設けられたハードマスク15a及び犠牲膜16を含むものとしたが、これに限らない。基板21として、基材11に形成したSTIを含むものでもよいし、基材11と基材11上に形成された金属配線パターンを含むものでもよい。
また、リンス工程は、洗浄工程の後に行われるものに限られない。リソグラフィ工程の現像後に行われるものにも適用できる。
さらに、溶液中の溶媒を50℃以下に加熱する加熱乾燥法により蒸発させたが、これに限らない。例えば、25℃の室温において溶媒を揮発させてもよい。また、基板21の主面軸を回転軸として基板21を回転させるスピン乾燥法により除去してもよいし、乾燥した気体を基板21に対して吹き付けるエアー供給乾燥法により除去してもよい。また、基板21を減圧雰囲気に置く減圧乾燥法により除去してもよい。
さらに、析出物は、凸形状パターン20を覆うように形成したが、これに限らない。溶液24の量及び溶液24に溶解した溶質の量を制御し、凸形状パターン20の下部のみ覆うように析出物25を形成してもよい。
図8は、第1の実施形態に係る電子装置の製造方法において、溶質を例示する構造式である。
図8に示すように、本実施形態においては、溶質に、1,2,3−ベンゾトリアゾールを用いたが、これに限らない。溶質は、溶媒に溶解し、融点が室温以上であり、大気圧以下の雰囲気で昇華する材料を含んでいればよい。例えば、溶質は、1,2,3−ベンゾトリアゾール、2−メチルナフタレン、パラジクロロベンゼン及びメチルナフタレン並びにこれらの各誘電体からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含むものでもよい。
溶媒は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル、アルコール及びエーテル、並びに、これらの各混合物からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含んだ溶剤を用いることができる。具体的には、メタノール、エタノール、IPA、ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、NMP、DMF、DMA、DMSO、ヘキサン、トルエン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)、プロピレングリコールモノプロピルエーテル(PGPE)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(PGEE)、GBL、アセチルアセトン、3−ペンタノン、2−ヘプタノン、乳酸エチル、シクロヘキサノン、ジブチルエーテル、ハイドロフルオロエーテル(HFE)、エチルノナフルオロイソブチルエーテル、エチルノナフルオロブチルエーテル及びm−キシレンヘキサフルオライド、並びに、これらの各混合液からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含んだ溶剤を用いることができる。
(第1比較例)
次に、第1の実施形態の第1比較例について説明する。
本比較例は、図1のステップS14に示す基板の乾燥方法において、前述の図4に示す乾燥方法の代わりに、IPAを用いる方法である。
先ず、前述の第1の実施形態と同様に、図2(a)〜(c)並びに図3(a)及び(b)に示す工程を実施する。これらの工程については、説明を省略する。
次に、基板21に付着したリンス液23を除去するために、IPAを基板21上に供給し、基板21上のリンス液23と置換する。その後、基板21に付着したIPAを揮発させる。このようにして、基板21を乾燥させる。
図7(b)に示すように、本比較例においては、凸形状パターン20が倒壊し、隣接する凸形状パターン20同士が密着している。したがって、凸形状パターン20及び各凸形状パターン20間の凹部19が所定の間隔で形成されていない。よって、電子装置101を微細化することができない。
(第2比較例)
次に、第1の実施形態の第2比較例について説明する。
本比較例は、リンス液を液体状態の凍結剤によって置換した後に、凍結剤を凍結乾燥する実施形態である。
図9(a)及び(b)は、第1の実施形態の第2比較例に係る基板の乾燥方法を例示する工程断面図である。
先ず、前述の第1の実施形態と同様に、図2(a)〜(c)並びに図3(a)及び(b)に示す工程を実施する。これらの工程については、説明を省略する。
次に、図9(a)に示すように、液体状態の凍結剤26を基板21上に供給し、基板21上のリンス液23と置換する。これにより、基板21に付着したリンス液23を除去する。
次に、図9(b)に示すように、基板21を冷却することにより、基板21に付着した凍結剤26を凍結させる。これにより、液体状態の凍結剤26は、固体状態の凍結剤26aに変化する。このとき、液体から固体への状態変化により、凍結剤25の体積は変化する。これにより、凸形状パターン20は、固体状態の凍結剤26aから応力を受ける。次に、固体状態の凍結剤26aを昇華させる。このようにして、基板21を乾燥させる。
本比較例においては、凍結剤26の状態が固体に変化することにより、凸形状パターン20は、凍結剤26aから応力を受ける。これにより、凸形状パターン20は、倒壊する。よって、電子装置102を微細化することができない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、基板の乾燥装置についての実施形態である。
図10(a)は、第2の実施形態に係る基板の乾燥装置を例示する図である。
図10(a)に示すように、本実施形態の乾燥装置2には、筐体30が設けられている。筐体30の内部には、第1搬送部31、第2搬送部32、基板準備室33、乾燥室34(第1チャンバー)、第1基板洗浄室35、第2基板洗浄室(第2チャンバー)36及びエッチング室37が設けられている。
第1搬送部31は、筐体30を一方向に2分するように、筐体30の中央に配置されている。第1搬送部31には、レール49及びレール49に沿って可動する可動部50が設けられている。可動部50には、可動部50から延びるアーム51が設けられている。
第1搬送部31によって2分された一方30aには、基板準備室33が配置されている。基板準備室33には、基板21(被処理体)が密閉容器41に収納されて保存されている。密閉容器41は、第1搬送部31におけるアーム51によって搬送され、アーム51によって開封される。また、開封された密閉容器41の内部の基板21は、アーム51によって所定の位置に搭載される。第1搬送部31によって2分された他方30bの中央には、第2搬送部32が配置されている。
第2搬送部32は、第1搬送部31によって2分された他方30bを、一方向に直交する他方向に2分するように配置されている。第2搬送部32には、レール49及びレール49に沿って可動する可動部50が設けられている。可動部50には、可動部50から延びるアーム51が設けられている。第2搬送部32によって、2分された一方30baには、第1基板洗浄室35及び第2基板洗浄室36が配置されている。第2搬送部32によって、2分された他方30bbには、エッチング室37及び乾燥室34が配置されている。
エッチング室37の内部には、基板21を搭載するためのステージ42と、薬液を供給する薬液供給部43aが設けられている。ステージ42には、搭載された基板21の主面軸を回転軸にして回転させるモーターが設けられている。
第1基板洗浄室35の内部には、基板21を搭載するためのステージ42と、薬液及びリンス液を供給する薬液供給部43bが設けられている。ステージ42には、搭載された基板21の主面軸を回転軸にして回転させるモーターが設けられている。
第2基板洗浄室(第2チャンバー)36の内部には、基板(被処理体)21を搭載するためのステージ42と、溶液を供給する溶液供給部43cが設けられている。また、基板21を加熱するヒータ(第2ヒータ)44及び基板21に乾燥した気体を供給するエアー供給部45が設けられている。さらに、第2基板洗浄室36には配管52を介して第2基板洗浄室36を排気する真空ポンプ(第2排気部)46bが接続されている。ステージ42には、搭載された基板21の主面軸を回転軸にして回転させるモーターが設けられている。
図10(b)は、第2の実施形態に係る基板の乾燥装置において、乾燥室を例示する図である。
図10(b)に示すように、乾燥室34の内部には、ホルダー47が設けられている。ホルダー47には、複数のスリット48が設けられており、各スリット48に基板21を1枚ずつ搭載することができる。したがって、ホルダー47には、複数の基板21を搭載することができる。ホルダー47の周囲、例えば、ホルダー47の側面にはヒータ(第1ヒータ)53が設けられている。乾燥室34には配管52を介して乾燥室34を排気する真空ポンプ(第1排気部)46aが接続されている。
次に、本実施形態に係る乾燥装置2の動作について説明する。
先ず、図1のステップS11に示したように、基板21の用意について説明する。
基板準備室33に保存された密閉容器41をアーム51よって取り出す。そして、アーム51によって、密閉容器41内の基板21を引き出す。その後、アーム51が接続された可動部50をレール49に沿って移動させる。これにより、引き出した基板21をエッチング室37に配置されたステージ42上に搭載する。
次に、図1のステップS12に示したように、基板21のエッチング処理について説明する。
基板21に対してドライエッチングまたはウェットエッチングを施す。必要により、基板21を搭載したステージ42を回転させる。また、必要により、薬液供給部43aから基板21に対して薬液を供給する。ステージ42の回転により、基板21の表面には、薬液が均一に塗布される。エッチング処理後、第2搬送部32におけるアーム51によって基板21を引き出し、第1基板洗浄室35に配置されたステージ42に基板21を搭載する。
次に、図1のステップS13に示したように、基板21の洗浄処理について説明する。
洗浄処理は、薬液供給部43bから基板21に対して、薬液、例えば、SPMを、供給することにより行う。これにより、基板21の表面に残存するエッチング残渣を除去する。薬液は、SPMの他に、SC1を用いてもよい。必要により、基板21を搭載したステージ42を回転させる。これにより、基板21の表面には、薬液が均一に塗布される。その後、リンス処理を行う。
リンス処理は、薬液供給部43bから基板21に対して、リンス液、例えば、DIWを、供給することにより行う。必要により、基板21を搭載したステージ42を回転させる。これにより、基板21の表面には、リンス液が均一に塗布される。基板21に付着した薬液をリンス液に置換する。このようにして、基板21の表面に付着した薬液を除去することができる。リンス処理後、第2搬送部32におけるアーム51によって基板21を引き出し、第2基板洗浄室36に配置されたステージ42に基板21を搭載する。
次に、図1のステップS14に示したように、基板21の乾燥処理について説明する。
先ず、図4のステップS21に示すように、溶液供給部43cから基板21に対して、溶液を供給する。必要により、基板21を搭載したステージ42を回転させる。これにより、基板21の表面には、溶液が均一に塗布される。このようにして、基板21に付着したリンス液23を溶液に置換する。
次に、図4のステップS22に示すように、例えば、ヒータ44によって、50℃以下で基板21を加熱することにより、基板21に付着した溶液24における溶媒を蒸発させる。溶媒が蒸発することにより、溶液24に含まれる溶質の濃度が高くなる。そして、溶液24に溶解した溶質が過飽和状態になる。そうすると、溶質は、基板21の表面を核として析出する。析出した溶質は、析出物25を形成する。析出物25は、凸形状パターン20を含む基板21の表面に層状に形成される。
析出物25が形成され、溶媒が蒸発した後、第2搬送部32におけるアーム51によって基板21を引き出す。そして、引き出した基板21を乾燥室34に配置されたホルダー47のスリット48に搭載する。所定の枚数の基板21がホルダー47に搭載されるまで、図1に示したステップS11〜ステップS13並びに図4に示したステップS21及びステップS22を繰り返す。
次に、図4のステップS23に示すように、ホルダー47に所定の枚数の基板21が搭載された場合には、ホルダー47の周囲に配置されたヒータ53によって基板21を加熱する。これにより、基板21上に形成された析出物25を昇華させる。必要により、真空ポンプ46によって乾燥室37の内部を大気圧以下に減圧する。このようにして、基板21を乾燥させる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態における乾燥装置2においては、基板21の用意からエッチング工程、洗浄工程及び乾燥工程を1つの装置内で行うことができる。よって、外気に露出することがないので、汚染を抑制しつつ基板21を乾燥させることができる。
また、乾燥装置2においては、エッチング工程及び洗浄工程並びに乾燥工程における溶液供給及び析出工程は、枚葉式に1枚ずつ処理する一方で、乾燥工程における昇華工程は、複数の基板21を一度にバッチ式で処理している。短時間で処理できる工程を枚葉式で行い、長時間で処理する工程をバッチ式に行うことで、乾燥処理にかかる時間を短縮することができる。
なお、溶液中の溶媒を50℃以下に加熱することにより蒸発させたが、これに限らない。例えば、25℃の室温において揮発させてもよい。また、ステージ42上の基板21の主面軸を回転軸として基板21を回転させてスピン乾燥させてもよいし、乾燥した気体をエアー供給部45から基板21に対して吹き付けてエアー供給乾燥させてもよい。また、第2基板洗浄室36を真空ポンプ46bによって減圧雰囲気にして減圧乾燥させてもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、乾燥装置の別の実施形態であり、乾燥室が分離した乾燥装置についてのものである。
図11(a)及び(b)は、第3の実施形態に係る基板の乾燥装置を例示する図である。
図11(a)及び(b)に示すように、本実施形態においては、前述の乾燥装置2における乾燥室34に相当する部分が分離して、独立した装置となっている。すなわち、本実施形態の乾燥装置3は、第1乾燥装置3aと第2乾燥装置3bとを含んでいる。第1乾燥装置3aの筐体30の内部には、第1搬送部31、第2搬送部32、基板準備室33、第1基板洗浄室35、第2基板洗浄室36及びエッチング室37が設けられている。第2乾燥装置3bは、乾燥室34を含んでいる。
本実施形態に係る乾燥装置3の動作において、乾燥工程における析出物25の形成後、第2搬送部32におけるアーム51によって引き出された基板21を、第1乾燥装置3aから取り出す。その後、引き出された基板21を、第2乾燥装置3bにおける乾燥室34に配置されたホルダー47のスリット48に搭載する。
本実施形態においては、長時間の処理が必要な析出物25の昇華を、独立した第2乾燥装置3bで行い、短時間の処理を第1乾燥装置3aで行っている。よって、処理時間の長さによって使用する装置を区別するので、乾燥装置3における消費電力を低減することができる。
以上説明した実施形態によれば、パターンの微細化を図ることができる基板の乾燥方法、電子装置の製造方法及び基板の乾燥装置を提供することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明及びその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1、101、102:電子装置、2、3:乾燥装置、3a:第1乾燥装置、3b:第2乾燥装置、11:基材、12:ゲート絶縁膜、13:導電膜、14:エッチングストッパー膜、15:マスク膜、15a:ハードマスク、16:犠牲膜、17:レジスト膜、18:パターン、19:凹部、20:凸形状パターン、21:基板、22:薬液、23:リンス液、24:溶液、25:析出物、26、26a:凍結剤、30:筐体、30a、30ba:一方、30b、30bb:他方、31:第1搬送部、32:第2搬送部、33:基板準備室、34:乾燥室、35:第1基板洗浄室、36:第2基板洗浄室、37:エッチング室、41:密閉容器、42:ステージ、43a、43b:薬液供給部、43c:溶液供給部、44、53:ヒータ、45:エアー供給部、46a、46b:真空ポンプ、47:ホルダー、48スリット、49:レール、50:可動部、51:アーム、52:配管、53:ヒータ

Claims (10)

  1. 凸形状パターンが形成された基板の表面に付着したリンス液を、溶質が溶媒に溶解された溶液と置換する工程と、
    前記溶媒を蒸発させて前記溶質を前記基板の表面上に析出させる工程と、
    析出した前記溶質を昇華させる工程と、
    を備え
    前記溶質は、1,2,3−ベンゾトリアゾール並びにこの誘導体からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含む基板の乾燥方法。
  2. 前記溶媒は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル、アルコール及びエーテル、並びに、これらの各混合物からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含む請求項1記載の基板の乾燥方法。
  3. 前記析出させる工程は、前記溶媒を揮発させる工程を含む請求項1または2に記載の基板の乾燥方法。
  4. 前記析出させる工程は、スピン乾燥法、加熱乾燥法、エアー供給乾燥法及び減圧乾燥法からなる群より選択された少なくとも1つの方法を用いる請求項1〜3のいずれか1つに記載の基板の乾燥方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の基板の乾燥方法を備えた電子装置の製造方法。
  6. 第1チャンバーと、
    前記第1チャンバーの内部に設けられ複数の被処理体を搭載するホルダーと、
    前記ホルダーの周囲に設けられた第1ヒーターと、
    前記第1チャンバーを排気する第1排気部と、
    第2チャンバーと、
    前記第2チャンバーの内部に設けられ前記被処理体を搭載するステージと、
    前記第2チャンバーの内部に設けられ前記被処理体に溶質が溶媒に溶解された溶液を供給する溶液供給部と、
    を備え、
    前記溶質は、1,2,3−ベンゾトリアゾール並びにこの誘導体からなる群より選択された少なくとも1つの材料を含む基板の乾燥装置。
  7. 前記ステージは、前記被処理体の主面軸を回転軸にして回転する請求項6記載の基板の乾燥装置。
  8. 前記第2チャンバーの内部に設けられ前記被処理体を加熱する第2ヒータをさらに備えた請求項6または7に記載の基板の乾燥装置。
  9. 前記第2チャンバーの内部に設けられ前記被処理体に乾燥した気体を供給するエアー供給部をさらに備えた請求項6〜8のいずれか1つに記載の基板の乾燥装置。
  10. 前記第2チャンバーを排気する第2排気部をさらに備えた請求項6〜9のいずれか1つに記載の基板の乾燥装置。
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