JP5805615B2 - 恒温器具 - Google Patents

恒温器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5805615B2
JP5805615B2 JP2012265398A JP2012265398A JP5805615B2 JP 5805615 B2 JP5805615 B2 JP 5805615B2 JP 2012265398 A JP2012265398 A JP 2012265398A JP 2012265398 A JP2012265398 A JP 2012265398A JP 5805615 B2 JP5805615 B2 JP 5805615B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant temperature
plate
led
thermostat
mounting stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012265398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014109544A (ja
Inventor
努 井原
努 井原
乙松 李
乙松 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Nissho KK
Original Assignee
Kyushu Nissho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Nissho KK filed Critical Kyushu Nissho KK
Priority to JP2012265398A priority Critical patent/JP5805615B2/ja
Priority to CN201310608475.4A priority patent/CN103852705B/zh
Priority to TW102143646A priority patent/TWI603101B/zh
Publication of JP2014109544A publication Critical patent/JP2014109544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5805615B2 publication Critical patent/JP5805615B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)

Description

本発明は、LED(Light Emittig Diode)の温度加速寿命試験に使用される恒温器具に関する。
LEDは長寿命を特長とする光源であるが、その明るさは点灯時間の増大に伴って徐々に減衰していくのが実状である。そこで、LED寿命の評価方法の一つとして「北米照明エンジニアリング協会」が策定した「IES LM−80」という規格が知られている。この規格はLEDの点灯時間に対する明るさの維持率(光束維持率)を試験して、その試験結果が一定値以上であるか否かによってLED寿命を評価するものである。
具体的には、同一の電流値で駆動する供試体LEDについて、55℃,85℃及びメーカーが決めた任意の温度(最高125℃)の3種類の温度条件下で6000時間(250日間)連続的に点灯して、1000時間ごとにLEDの明るさを測定するという試験方法である。このような試験を行う場合、供試体であるLEDを長期間に亘って一定温度に保持する必要があるが、従来、温風循環式の恒温槽が多用されている。
しかしながら、温風循環式の恒温槽内に供試体であるLEDをセットした場合、温度維持のために恒温槽内を循環する温風が直接LEDに当たることがあるので、試験結果に悪影響を及ぼす可能性がある。また、従来の温風循環式の恒温槽は、槽内の温度分布の均一性に劣る面があるので、複数のLEDを収容した場合、試験精度が低下することがある。
一方、LEDの温度加速寿命試験を行う装置として、従来、様々な種類の試験装置が提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1記載の試験装置がある。
特開2011−179937号公報
特許文献1記載のLED寿命試験装置は、一つの被試験LEDをHAST装置内に配置して試験を行うので、温度分布の均一性は優れているが、連続して発光するLEDの光線に含まれる熱線成分によって装置内の温度が上昇して設定温度を超えてしまい、試験結果に悪影響を及ぼすことがある。このような状況は、試験対象であるLEDが高出力(高輝度)であるほど顕著であるため、近年、高輝度化する傾向にあるLEDに対し、正確な寿命試験を行うことが困難となっている。
本発明が解決しようとする課題は、LEDの温度加速寿命試験において、LEDを均一な温度で安定した雰囲気に保持することができ、構造も簡素な恒温器具を提供することにある。
本発明の恒温器具は、加熱手段及び冷却手段を有する恒温プレートと、前記恒温プレート上に設けられた供試体搭載ステージと、前記恒温プレート上に配置され前記供試体搭載ステージの周りを包囲する開口部を有する平板状の隔壁部材と、前記供試体搭載ステージを覆うように配置された透光性の耐熱ガラス製の天井部材とを備え、前記加熱手段として、前記恒温プレートを加熱する発熱体を設け、前記冷却手段として前記恒温プレートを空冷する送風ファンを設けたことを特徴とする。
ここで、前記恒温プレートと前記送風ファンとの間にヒートシンクを設けることが望ましい。
また、前記送風ファンに冷却気体を供給する冷気供給手段を設けることもできる。
なお、前記恒温器具を複数配列し、複数の前記恒温器具の上面を覆う開閉式のカバーを設けることにより、複数のLEDの温度加速寿命試験を並行して実行可能な恒温装置を形成することもできる。
本発明により、LEDの温度加速寿命試験において、LEDを均一な温度で安定した雰囲気に保持することができ、構造も簡素な恒温器具を提供することができる。
本発明の実施形態である恒温器具を示す一部省略斜視図である。 図1に示す恒温器具の一部省略正面図である。 図1に示す恒温器具の一部省略斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の恒温器具100は、加熱手段である電気発熱体11を内蔵した恒温プレート10と、恒温プレート10上に設けられた供試体搭載ステージ20と、恒温プレート10上に配置され供試体搭載ステージ20の周りを包囲する開口部30aを有する平板状の隔壁部材30と、供試体搭載ステージ20及び開口部30aを覆うような状態で隔壁部材30上に配置された透光性の耐熱ガラス製の天井部材40とを備えている。本実施形態では隔壁部材30にも電気発熱体31が内蔵されている。なお、図1,図3は、天井部材40を取り外した状態を示している。
また、恒温プレート10の冷却手段として、恒温プレート10を空冷する送風ファン50が恒温プレート10の下方に設けられている。恒温プレート10と送風ファン50との間にはヒートシンク60が恒温プレート10の下面に密着した状態で配置され、ヒートシンク60の下面側に送風ファン50が配置されている。
さらに、恒温プレート10の左右側面には、隔壁部材30上に載置される天井部材40を着脱可能に係止するため、断面L字状をした一対のロック部材12a,12bが対向状に配置されている。なお、図示していないが、冷却ファン50による冷却作用を高めるため、送風ファン50に冷却気体を供給する冷気供給手段を設けることもできる。また、天井部材40に通気孔を設けることもできる。
図1に示すように、供試体搭載ステージ20の周縁部分には、供試体搭載ステージ20上にセットされたLEDへの給電線(図示せず)やLED近傍の温度を測定する温度センサの信号線(図示せず)などを配線するための複数の切欠部20a,20bが設けられている。
なお、恒温装置100においては、供試体搭載ステージ20及び開口部30aの平面視形状はいずれも略円形状としているが、これらに限定するものではないので、他の形状(例えば、平面視形状が正方形状、楕円形状あるいは多角形状など)とすることもできる。
恒温装置100を使用する場合、図1,図3に示すように、天井部材40(図2参照)を開いて、供試体搭載ステージ20上に供試体であるLEDをそれぞれ載置し、給電線及び温度センサの信号線の配線を行った後、天井部材40を閉止し、ロック部材12a,12bで天井部材40をロックする。この後、恒温プレート10及び隔壁部材30の電気発熱体11,31への給電を開始する。これにより、供試体搭載ステージ20上のLEDは、予め設定された温度(例えば、55℃,85℃または125℃)まで上昇し、その温度に保持される。
一方、LEDの連続点灯により、供試体搭載ステージ20及びLED付近が設定温度を超えそうになると、送風ファン50が自動的に起動して、ヒートシンク60に向かって送風が開始され、ヒートシンク60からの放熱により、恒温プレート10が冷却される。また、供試体搭載ステージ20及びLED付近が設定温度まで下がると、送風ファン50が自動的に停止する。このように、供試体搭載ステージ20及びLED付近の温度に応じて送風ファン50が自動的にON・OFFするので、供試体搭載ステージ20及びLEDの過熱や加冷を防止することができ、高い温度精度を維持することができる。また、恒温プレート10の冷却手段である送風ファン50は、冷却液を供給するための給液経路や排液経路などが不要であるため、構造も簡素である。
このように、恒温器具100においては、供試体搭載ステージ20及びLEDは隔壁部材30及び天井部材40によって大気から区画され、且つ、加熱機能を有する恒温プレート10及び隔壁部材30によって所定温度に連続的に加熱されるので、供試体搭載ステージ20にセットされたLEDを均一な温度で安定した雰囲気に保持することができる。従って、LEDの温度加速寿命試験を高精度で効率良く行うことができる。なお、天井部材40に通気孔(図示せず)を開設して通気性を持たせれば、LEDの過熱を防止する上で有効である。
なお、図示していないが、複数の恒温器具100を縦横に配列するとともに、複数の恒温器具100の上面を覆う開閉式のカバーなどを設ければ、複数のLEDの温度加速寿命試験を並行して実行可能な恒温装置を形成することもできる。
なお、図1〜図3に基づいて説明した恒温器具100は本発明の一例を示すものであり、本発明の恒温器具は前述した恒温器具100に限定されない。
本発明に係る恒温器具は、各種LEDの温度加速寿命試験が行われる電子・電気機器産業あるいは機械産業などの分野において広く利用することができる。
10 恒温プレート
11,31 電気発熱体
12a,12b ロック部材
20 供試体搭載ステージ
20a,20b 切欠部
30 隔壁部材
30a 開口部
40 天井部材
50 送風ファン
60 ヒートシンク

Claims (3)

  1. 加熱手段及び冷却手段を有する恒温プレートと、前記恒温プレート上に設けられた供試体搭載ステージと、前記恒温プレート上に配置され前記供試体搭載ステージの周りを包囲する開口部を有する平板状の隔壁部材と、前記供試体搭載ステージを覆うように配置された透光性の耐熱ガラス製の天井部材とを備え、前記加熱手段として、前記恒温プレートを加熱する発熱体を設け、前記冷却手段として前記恒温プレートを空冷する送風ファンを設けた恒温器具。
  2. 前記恒温プレートと前記送風ファンとの間にヒートシンクを配置した請求項1記載の恒温器具。
  3. 前記送風ファンに冷却気体を供給する冷気供給手段を設けた請求項1または2記載の恒温器具。
JP2012265398A 2012-12-04 2012-12-04 恒温器具 Active JP5805615B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265398A JP5805615B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 恒温器具
CN201310608475.4A CN103852705B (zh) 2012-12-04 2013-11-26 恒温器具
TW102143646A TWI603101B (zh) 2012-12-04 2013-11-29 Thermostat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265398A JP5805615B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 恒温器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014109544A JP2014109544A (ja) 2014-06-12
JP5805615B2 true JP5805615B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=50860599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012265398A Active JP5805615B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 恒温器具

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5805615B2 (ja)
CN (1) CN103852705B (ja)
TW (1) TWI603101B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105425173A (zh) * 2015-12-25 2016-03-23 中国电子科技集团公司第十三研究所 符合lm80要求的高温箱用led器件老炼装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1087100C (zh) * 1996-08-27 2002-07-03 株式会社爱德万测试 用于半导体试验装置的处理机的恒温槽
JPH1114697A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Crest:Kk 温度制御式製品検査装置
JP2985883B1 (ja) * 1998-08-28 1999-12-06 日本電気株式会社 簡易型恒温・恒湿ルーム
JP2002267714A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体素子のエージング試験用治具
KR100436657B1 (ko) * 2001-12-17 2004-06-22 미래산업 주식회사 반도체 소자 테스트 핸들러의 소자 가열 및 냉각장치
JP2003337156A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Nec Tokin Corp 温度試験装置
JP2005069938A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Risou Keisoku Kk 電子部品の試験装置
US7296430B2 (en) * 2003-11-14 2007-11-20 Micro Control Company Cooling air flow control valve for burn-in system
TWM251940U (en) * 2004-02-27 2004-12-01 Tangteck Equipment Inc Blowing apparatus used in high-temperature environment
JP4475206B2 (ja) * 2005-09-02 2010-06-09 パナソニック株式会社 電子部品試験装置
JP3151612U (ja) * 2009-03-18 2009-07-02 理想計測株式会社 電子機器の試験装置
CN101559391B (zh) * 2009-05-26 2011-04-06 北京新雷能科技股份有限公司 一种温控加热、冷却装置
CN201611377U (zh) * 2009-09-27 2010-10-20 宜准科技股份有限公司 高亮度发光二极管寿命测试装置
CN201772946U (zh) * 2010-05-20 2011-03-23 江西省通用半导体照明检测有限公司 大功率硅衬底led结温检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI603101B (zh) 2017-10-21
TW201428313A (zh) 2014-07-16
JP2014109544A (ja) 2014-06-12
CN103852705A (zh) 2014-06-11
CN103852705B (zh) 2018-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11133643B2 (en) Laser apparatus including dew condensation prevention function
CA2874102C (en) Cooling heat-generating components of a light fixture
EP2495575B1 (en) Testing LED light sources
US20150003494A1 (en) Temperature-controlled bath
JP5749240B2 (ja) 恒温装置
KR101261759B1 (ko) 발열 패키지 테스트 시스템
US8409532B2 (en) Apparatus for insulated isothermal polymerase chain reaction
JP5805615B2 (ja) 恒温器具
CN105974230A (zh) 基于半导体制冷装置的lm-80老化测试系统及控制方法
US20170134652A1 (en) Viewport for imaging in an rf/microwave environment
JP5536136B2 (ja) 恒温装置
CN205910219U (zh) 具有多个测试腔的led灯珠测试箱
KR101261724B1 (ko) 발열 패키지 테스트용 보드 챔버
TW201636551A (zh) 加熱調理器
CA2840492C (en) Thermal convection polymerase chain reaction device
WO2011107979A1 (en) Led lamp fitting having an integral cooling fan
KR20160062336A (ko) 디스플레이패널 제조용 열처리장치
JP2010223788A (ja) 耐候性試験装置
CN205749852U (zh) 针对lm-80标准的大功率led灯珠的半导体冷却老化设备
JP2007108111A (ja) バーンイン装置及びその制御方法
KR101350449B1 (ko) 배치 소둔로의 베이스
KR100959504B1 (ko) 온도조절 기능을 가진 적분구
CN218281809U (zh) 一种可控温的液态化学品的升降温装置
KR200376961Y1 (ko) 반도체 테스트장치의 히터구조
JP2016112612A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5805615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150