JP5805206B2 - 内燃機関の排気還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気還流装置に関する。詳しくは、屈曲部を設けたEGRパイプで当該EGRパイプやその接続部にかかる応力集中を分散させる内燃機関の排気還流装置に関する。
従来、内燃機関の排気還流装置において、EGRパイプの熱伸縮による応力集中等を緩和し耐久性を向上させるためにEGRパイプの一部に蛇腹部を設け、それに加え蛇腹部を設けたことに起因するEGRパイプの振動を抑制するクランプ(ステー)を設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術により耐久性を向上できるとされている。
特開2011−38467号公報
しかしながら上記特許文献1の技術によると、蛇腹部及びクランプを設けたことにより、部品点数が増加し、内燃機関の排気還流装置の製造工数の増加、コストの増加及び重量の増加が生じていた。
本発明は、上記課題に鑑みたもので、その目的とするところは、部品点数を増加させずにEGRパイプやその接続部にかかる応力集中を分散させる内燃機関の排気還流装置を提供することにある。
(1)内燃機関(例えば、後述の内燃機関1)のシリンダブロック(例えば、後述のシリンダブロック3b)近傍の排気通路の途中に備えられた排気浄化装置(例えば、後述の触媒コンバータ5)の直後の前記排気通路から吸気通路へ排気を還流するためのEGRパイプ(例えば、後述の上流側EGRパイプ10)を備える内燃機関の排気還流装置(例えば、後述のEGR装置8)であって、前記EGRパイプの上流側には、前記排気浄化装置の直後の前記排気通路と前記EGRパイプとを接続する第1接続部(例えば、後述の第1接続部10a)が設けられ、前記EGRパイプの下流側には、前記吸気通路に通じる他のパイプ又はデバイス(例えば、後述のEGRクーラ11)と前記EGRパイプとを接続する第2接続部(例えば、後述の第2接続部10b)が前記第1接続部よりも上方に設けられ、前記EGRパイプは、前記第1接続部から略上方に延出又は前記第2接続部側で略水平方向に延出し、且つ前記第1接続部と前記第2接続部との間に複数の屈曲部(例えば、後述の屈曲部10d、10f、10g、10h)を有し、前記複数の屈曲部のうち最も狭角に屈曲した最狭角屈曲部(例えば、後述の最狭角屈曲部10d)は、前記第1接続部からの距離と前記第2接続部からの距離とがほぼ等しい位置に配置されることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
例えば三元触媒やDPF等の排気浄化装置が入熱により長手方向に伸長すると、排気浄化装置の直後の排気通路と第1接続部で接続されたEGRパイプには、第1接続部や第2接続部に応力集中が生じる。(1)の発明によると、最狭角屈曲部が第1接続部からの距離と第2接続部からの距離とがほぼ等しい位置に配置されるので、第1接続部及び第2接続部から最も離れた部位で最も狭角にして金属製のEGRパイプであっても最狭角屈曲部の屈曲角度を変え易くして応力集中を分散させ易くしている。これにより、最狭角屈曲部で第1接続部や第2接続部に生じる応力集中を大きく分散させ、さらに最狭角屈曲部以外の複数の屈曲部で最狭角屈曲部では分散させきれなかった応力集中を分散させる。したがって、EGRパイプに屈曲部を複数設けるという簡単な構成で、部品点数を増加させずにEGRパイプやその接続部にかかる応力集中を分散させることができる。このため、従来技術のような部品点数が増加することに起因する内燃機関の排気還流装置の製造工数の増加、コストの増加及び重量の増加が生じることはない。
(2)前記第2接続部は、前記EGRパイプを流通したEGRガスを冷却するEGRクーラ(例えば、後述のEGRクーラ11)と前記EGRパイプとを接続し、前記EGRパイプは、前記第2接続部から前記第1接続部へ向かって下方に傾斜していることを特徴とする(1)に記載の内燃機関の排気還流装置。
(2)の発明によると、EGRパイプが第2接続部から第1接続部へ向かって下方に傾斜しているので、EGRクーラやEGRパイプで生じる凝縮水がEGRパイプに溜まらずに排気通路へ排出させることができる。
(3)前記EGRパイプの前記第1接続部からの延出方向が、前記第1接続部から略上方の前記排気浄化装置に沿った方向であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の内燃機関の排気還流装置。
(3)の発明によると、EGRパイプは排気浄化装置に接近するが、EGRパイプは金属製等であり熱害に強く問題が生じない。これにより、EGRパイプと熱害に弱く排気浄化装置近傍に配置できない他のデバイスとのレイアウトの最適化を図ることができる。
(4)前記複数の屈曲部は、前記第1接続部と前記最狭角屈曲部との間よりも、前記最狭角屈曲部と前記第2接続部との間に多く配置されることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装置。
排気浄化装置が入熱により長手方向に伸長すると、排気浄化装置の直後の排気通路と第1接続部で接続されたEGRパイプは、第1接続部側に引っ張られ第2接続部の応力集中が最も大きくなる。(4)の発明によると、複数の屈曲部がEGRパイプにおける最狭角屈曲部と第2接続部との間に多く配置されるので、応力集中が最大となる第2接続部の応力集中を分散させることができる。
(5)前記屈曲部が前記最狭角屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との間に2つ以上配置される場合には、より狭角の屈曲部(例えば、後述の屈曲部10h)が前記第1接続部側又は前記第2接続部側に配置されることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装置。
排気浄化装置が入熱により長手方向に伸長すると、排気浄化装置の直後の排気通路と第1接続部で接続されたEGRパイプには、第1接続部や第2接続部に応力集中が生じる。(5)の発明によると、より狭角の屈曲部が第1接続部側又は第2接続部側に配置される。このため、より狭角の屈曲部の方が金属製のパイプであっても屈曲角度を変えて応力集中を分散させ易く、より狭角の屈曲部が第1接続部や第2接続部に接近することから、第1接続部や第2接続部の応力集中を分散させることができる。
(6)前記屈曲部が前記最狭角屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との間に少なくとも1つ以上配置される場合において、当該屈曲部が1つ配置される場合には、前記屈曲部と前記最狭角屈曲部との距離が、前記屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との距離よりも大きい位置に配置され、前記屈曲部が2つ以上配置される場合には、前記屈曲部のそれぞれと前記最狭角屈曲部との距離の総和が、前記屈曲部のそれぞれと前記第1接続部又は前記第2接続部との距離の総和よりも大きい位置に配置されることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装置。
排気浄化装置が入熱により長手方向に伸長すると、排気浄化装置の直後の排気通路と第1接続部で接続されたEGRパイプには、第1接続部や第2接続部に応力集中が生じる。(6)の発明によると、屈曲部が最狭角屈曲部と第1接続部又は第2接続部との間に少なくとも1つ以上配置される場合において、当該屈曲部が1つ配置される場合には、屈曲部と最狭角屈曲部との距離が、屈曲部と第1接続部又は第2接続部との距離よりも大きい位置に配置され、屈曲部が2つ以上配置される場合には、屈曲部のそれぞれと最狭角屈曲部との距離の総和が、屈曲部のそれぞれと第1接続部又は第2接続部との距離の総和よりも大きい位置に配置される。すなわち、屈曲部は、第1接続部側又は第2接続部側に寄せて配置される。このため、屈曲部はより第1接続部側又は第2接続部側に配置された方が応力集中部位に近く応力集中を分散させ易いことから、第1接続部や第2接続部に生じる応力集中を分散させることができる。
本発明によれば、部品点数を増加させずにEGRパイプやその接続部にかかる応力集中を分散させる内燃機関の排気還流装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係るEGR装置の概略構成を示す斜視図である。 上記実施形態に係るEGR装置の概略構成を示し、(a)が前面図であり、(b)が側面図である。 上記実施形態に係るEGR装置のEGR通路全体を示す斜視図である。 上記実施形態に係る上流側EGRパイプを示す図である。 (a)が実施例に係る上流側EGRパイプを示す図であり、(b)が比較例に係る上流側EGRパイプを示す図である。
以下に図面を参照して本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気還流装置であるEGR装置について説明する。
図1は、本実施形態に係るEGR装置8の概略構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るEGR装置8の概略構成を示し、(a)が前面図であり、(b)が側面図である。図3は、本実施形態に係るEGR装置8のEGR通路9全体を示す斜視図である。
図1及び図2に示す内燃機関1は、4気筒2a〜2dを有するガソリン内燃機関である。内燃機関1は、吸気通路から流入する吸気が供給され、さらにこの吸気に燃料が噴射されて混合気が形成され、混合気が気筒2a〜2d内で着火されて燃焼を行い、内燃機関1から排出される排気を排気通路へ流出させる。
内燃機関1には、その内燃機関1のシリンダヘッド3aに吸気通路及び排気通路が接続される。吸気通路は、不図示であるが内燃機関1との接続部にインテークマニホルドを有する。一方、排気通路は、図1及び図2に示すように内燃機関1のシリンダヘッド3aに内蔵されたエキゾーストマニホルドとシリンダヘッド3aからの出口通路である排気チャンバ4とを有する。
排気チャンバ4の直下流の排気通路には、排気を浄化する触媒コンバータ5が配置される。触媒コンバータ5には、三元触媒が搭載され、排気中の一酸化炭素、炭化水素及び窒素酸化物を同時に酸化又は還元して浄化する。触媒コンバータ5は、図1及び図2に示すように内燃機関1のシリンダヘッド3aの真下のシリンダブロック3b近傍においてまっすぐ下方へ延出される排気通路の途中に備えられ、触媒コンバータ5の長手方向となる軸線方向が上下方向に対応している。
触媒コンバータ5よりも下流の排気通路6は、図2(b)に示すように内燃機関1のオイルパン7の下方領域を回り込んで内燃機関1の背面側に延出される。
この内燃機関1には、内燃機関1から排出された排気の一部をEGRガスとして吸気通路のインテークマニホルドから内燃機関1へ還流させるEGR装置8が設けられる。
EGR装置8は、図3に示すように触媒コンバータ5の直後の排気通路から吸気通路のインテークマニホルドに接続されるEGR通路9を有する。
EGR通路9は、触媒コンバータ5の直後の排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込む上流側EGRパイプ10と、上流側EGRパイプ10に接続されたEGRクーラ11と、EGRクーラ11の上方に配置されたEGR弁12と、EGR弁12から内燃機関1のシリンダヘッド3a側面を通過してインテークマニホルドに接続される下流側EGRパッセージ13と、から構成される。
なお、EGR通路9は、通路断面形状が各構成により変化するが、少なからず所定の内径を確保するように設けられる。
上流側EGRパイプ10は、金属製であり、触媒コンバータ5の直後の排気通路に接続され、触媒コンバータ5の前面に触媒コンバータ5の軸線方向に重なって上方へ延び途中で右側へ大きく曲がってEGRクーラ11に接続されている。上流側EGRパイプ10の詳細については、後述する。
EGRクーラ11は、上流側EGRパイプ10を流通したEGRガスを、当該EGRガスと内燃機関1の機関冷却水とを熱交換して冷却する。EGRクーラ11は、内燃機関1のシリンダヘッド3aの右側端部にEGRガスが流通する通路部分を上下方向に向かせて配置されている。
EGR弁12は、EGR通路9を流通するEGRガスの流量を調整する。EGR弁12は、EGRクーラ11と下流側EGRパッセージ13との間に配置され、EGRクーラ11よりも上方の内燃機関1のシリンダヘッド3a近傍の右側端部に設置される。EGR弁12は、ECUの指令等によりEGR通路9の通路断面積を変更することで、EGR通路9を流通するEGRガスの流量を調整する。
下流側EGRパッセージ13は、アルミダイキャスト製であり、EGR弁12と内燃機関1のインテークマニホルドとを接続する。下流側EGRパッセージ13は、EGR弁12から内燃機関1のシリンダヘッド3aの側面に延出され、内燃機関1の背面でインテークマニホルドと接続される。
次に上流側EGRパイプ10について詳述する。
上流側EGRパイプ10は、図1及び図2(a)に示すように触媒コンバータ5の直後の排気通路からインテークマニホルドへEGRガスを還流するEGR通路9の一部を構成する金属製のEGRパイプである。上流側EGRパイプ10の上流側には、触媒コンバータ5の直後の排気通路と上流側EGRパイプ10とを接続する第1接続部10aが設けられる。上流側EGRパイプ10の下流側には、EGRクーラ11と上流側EGRパイプ10とを接続する第2接続部10bが第1接続部10aよりも上方に設けられる。すなわち上流側EGRパイプ10は、第1接続部10aと、第1接続部10aよりも上方で且つ第1接続部10aよりも触媒コンバータ5から離間してEGRクーラ11と接続される第2接続部10bと、を繋いでいる。
上流側EGRパイプ10の第1接続部10a及び第2接続部10bには、それぞれ溶接された第1フランジ10a1及び第2フランジ10b1が設けられている。このため、第1フランジ10a1によって排気通路と上流側EGRパイプ10とが接合され、第2フランジ10b1によって上流側EGRパイプ10とEGRクーラ11とが接合されている。
上流側EGRパイプ10は、図1及び図2に示すように第1接続部10aからまず上方に延出された縦方向部10cと、縦方向部10cから大きく右に曲がる最狭角屈曲部10dと、最狭角屈曲部10dから略水平方向に延出されEGRクーラ11に接続される横方向部10eと、を備える。ここで、上流側EGRパイプ10の横方向部10eも下流側が上流側よりも上方に位置するように傾斜している。すなわち、上流側EGRパイプ10は、出口である第2接続部10bから入口である第1接続部10aに向かって下方に傾斜している。
上流側EGRパイプ10は、図1及び図2(a)に示すように第1接続部10aからの縦方向部10cの延出方向が、触媒コンバータ5の軸線方向と同じまっすぐ上方であり、触媒コンバータ5に沿った方向である。このため、上流側EGRパイプ10の縦方向部10cは、触媒コンバータ5に前面に並列して上方へ延出している。
ここで、上流側EGRパイプ10は、図2(b)に示すように第1接続部10aが触媒コンバータ5の直後の排気通路から内燃機関1の前面側に突出して排気通路に接続され、上流側EGRパイプ10の縦方向部10cが触媒コンバータ5に接触しないように触媒コンバータ5から離間して配置されている。
図4は、本実施形態に係る上流側EGRパイプ10を示す図である。
上流側EGRパイプ10は、図4に示すように縦方向部10cと、最狭角屈曲部10dと、横方向部10eと、を有する。縦方向部10cの排気通路と接続される下端は第1接続部10aとなっており、第1フランジ10a1が溶接されている。第1フランジ10a1の端面は、第1接続部10aからの縦方向部10cの延出方向とは反対側の下方向を向いている。横方向部10eのEGRクーラ11と接続される右端は第2接続部10bとなっており、第2フランジ10b1が溶接されている。第2フランジ10b1の端面は、第2接続部10bからの横方向部10eの延出方向とは反対側の右方向を向いている。
上流側EGRパイプ10は、図4に示すように第1接続部10aと第2接続部10bとの間に4つの屈曲部10d、10f、10g、10hを有している。詳細には、上流側EGRパイプ10は、縦方向部10cに1つの屈曲部10fを有し、縦方向部10cと横方向部10eとを繋ぐ最狭角屈曲部10dを有し、横方向部10eに2つの屈曲部10g、10hを有する。つまり、複数の屈曲部10d、10f、10g、10hは、上流側EGRパイプ10における第1接続部10aと最狭角屈曲部10dとの間である縦方向部10cよりも、上流側EGRパイプ10における最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間である横方向部10eに多く配置される。
そして4つの屈曲部10d、10f、10g、10hのうち最も狭角に屈曲した最狭角屈曲部10dは、第1接続部10aからの距離と第2接続部10bからの距離とがほぼ等しい位置に配置される。つまり、上流側EGRパイプ10の縦方向部10cと横方向部10eとは、ほぼ等しい長さを有する。本実施形態では、縦方向部10cと横方向部10eとの長さの比率が、1対1.2程度である。
また、最狭角屈曲部10dの屈曲角度が90°近傍である。なお、最狭角屈曲部10dの屈曲角度は、90°近傍以上でも以下でもよく、例えば60°近傍まで狭めることもできる。最狭角屈曲部10dの屈曲角度が60°近傍までで限界となるのは、これ以上屈曲角度を狭めてしまうと金属製のパイプが成形時に大きく扁平し耐久性に課題が生じるためである。
ここで、本実施形態では、最狭角屈曲部10d以外の2つの屈曲部10g、10hが上流側EGRパイプ10における最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間である横方向部10eに配置されている。そして、この横方向部10eに配置された2つの屈曲部10g、10hのうち、より狭角の屈曲部10hが第2接続部10b側に配置される。
また、最狭角屈曲部10dと第1接続部10aとの間に配置される屈曲部10fは、屈曲部10fと最狭角屈曲部10dとの距離が、屈曲部10fと第1接続部10aとの距離よりも大きい位置に配置される。また、最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間に配置される2つの屈曲部10g、10hは、屈曲部10g、10hのそれぞれと最狭角屈曲部10dとの距離の総和が、屈曲部10g、10hのそれぞれと第2接続部10bとの距離の総和よりも大きい位置に配置される。すなわち、最狭角屈曲部10d以外の3つの屈曲部10f、10g、10hは、第1接続部10a側又は第2接続部10b側に寄せて配置される。
なお、最狭角屈曲部10d以外の屈曲部10f、10g、10hの屈曲角度は、最狭角屈曲部10dの屈曲角度よりも広い角度で屈曲していればよい。
以上の構成を備えるEGR装置8では、内燃機関1から排出された排気の一部であるEGRガスを、触媒コンバータ5の直後の排気通路から上流側EGRパイプ10へ流入させ、EGRクーラ11でEGRガスを冷却させ、EGR弁12でEGRガスの流量を調節し、下流側EGRパッセージ13を流通してインテークマニホルドに還流させる。
これにより、本実施形態に係るEGR装置8によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、上流側EGRパイプ10は、第1接続部10aから上方に延出し、且つ第1接続部10aと第2接続部10bとの間に4つの屈曲部10d、10f、10g、10hを有し、4つの屈曲部10d、10f、10g、10hのうち最も狭角に屈曲した最狭角屈曲部10dは、第1接続部10aからの距離(縦方向部10cの長さ)と第2接続部10bからの距離(横方向部10eの長さ)とがほぼ等しい位置に配置される。
ここで、触媒コンバータ5が入熱により図2(b)に示す軸線方向(触媒コンバータ5の長手方向)である下方向に伸長すると、触媒コンバータ5の直後の排気通路と第1接続部10aで接続された上流側EGRパイプ10には、第1接続部10aや第2接続部10b、特に第1フランジ10a1周辺や第2フランジ10b1周辺に応力集中が生じる。
本実施形態によると、最狭角屈曲部10dが第1接続部10aからの距離(縦方向部10cの長さ)と第2接続部10bからの距離(横方向部10eの長さ)とがほぼ等しい位置に配置されるので、第1接続部10a及び第2接続部10bから最も離れた部位で最も狭角にして金属製の上流側EGRパイプ10であっても最狭角屈曲部10dの屈曲角度を変え易くして応力集中を分散させ易くしている。これにより、最狭角屈曲部10dで第1接続部10aの第1フランジ10a1周辺や第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺に生じる応力集中を大きく分散させ、さらに最狭角屈曲部10d以外の3つの屈曲部10f、10g、10hで最狭角屈曲部10dでは分散させきれなかった応力集中を分散させる。
したがって、上流側EGRパイプ10に屈曲部10d、10f、10g、10hを4つ設けるという簡単な構成で、部品点数を増加させずに上流側EGRパイプ10やその接続部である第1接続部10aや第2接続部10b、特に第1フランジ10a1周辺や第2フランジ10b1周辺にかかる応力集中を分散させることができる。このため、従来技術のような部品点数が増加することに起因するEGR装置8の製造工数の増加、コストの増加及び重量の増加が生じることはない。
本実施形態によると、上流側EGRパイプ10が第2接続部10bから第1接続部10aへ向かって下方に傾斜しているので、EGRクーラ11や上流側EGRパイプ10で生じる凝縮水が上流側EGRパイプ10に溜まらずに排気通路6へ排出させることができる。
本実施形態では、上流側EGRパイプ10の第1接続部10aからの縦方向部10cの延出方向が、第1接続部10aから上方の触媒コンバータ5に沿った方向であるので、上流側EGRパイプ10は触媒コンバータ5に接近するが、上流側EGRパイプ10は金属製であり、また熱に弱いゴムや樹脂製の部品を有するものではないので、熱害に強く問題が生じない。これにより、上流側EGRパイプ10と、ゴムや樹脂製の部品を有し熱害に弱く触媒コンバータ5近傍に配置できない他のデバイスとのレイアウトの最適化を図ることができる。
本実施形態では、4つの屈曲部10d、10f、10g、10hは、第1接続部10aと最狭角屈曲部10dとの間(縦方向部10c)よりも、最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間(横方向部10e)に多く配置される。
ここで、触媒コンバータ5が入熱により図2(a)に示す軸線方向(触媒コンバータ5の長手方向)である下方向に伸長すると、触媒コンバータ5の直後の排気通路と第1接続部10aで接続された上流側EGRパイプ10は、第1接続部10a側に引っ張られ第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺の応力集中が最も大きくなる。本実施形態によると、2つの屈曲部10g、10hが上流側EGRパイプ10における最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間(横方向部10e)に配置されるので、応力集中が最大となる第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺の応力集中を分散させることができる。
本実施形態では、2つの屈曲部10g、10hが最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間(横方向部10e)に配置され、より狭角の屈曲部10hが第2接続部10b側に配置される。
ここで、触媒コンバータ5が入熱により図2(b)に示す軸線方向(触媒コンバータ5の長手方向)である下方向に伸長すると、触媒コンバータ5の直後の排気通路と第1接続部10aで接続された上流側EGRパイプ10は、第1接続部10a側に引っ張られ第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺の応力集中が最も大きくなる。本実施形態によると、より狭角の屈曲部10hが第2接続部10b側に配置される。このため、より狭角の屈曲部の方が金属製のパイプであっても屈曲角度を変えて応力集中を分散させ易く、より狭角の屈曲部10hが第2接続部10bに接近することから、応力集中が最大となる第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺の応力集中を分散させることができる。
本実施形態では、最狭角屈曲部10dと第1接続部10aとの間(縦方向部10c)に配置される屈曲部10fは、屈曲部10fと最狭角屈曲部10dとの距離が、屈曲部10fと第1接続部10aとの距離よりも大きい位置に配置される。また、最狭角屈曲部10dと第2接続部10bとの間(横方向部10e)に配置される2つの屈曲部10g、10hは、屈曲部10g、10hのそれぞれと最狭角屈曲部10dとの距離の総和が、屈曲部10g、10hのそれぞれと第2接続部10bとの距離の総和よりも大きい位置に配置される。すなわち、最狭角屈曲部10d以外の3つの屈曲部10f、10g、10hは、第1接続部10a側又は第2接続部10b側に寄せて配置される。
ここで、触媒コンバータ5が入熱により図2(a)に示す軸線方向(触媒コンバータ5の長手方向)である下方向に伸長すると、触媒コンバータ5の直後の排気通路と第1接続部10aで接続された上流側EGRパイプ10には、第1接続部10aの第1フランジ10a1周辺や第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺に応力集中が生じる。
本実施形態によると、3つの屈曲部10f、10g、10hは、第1接続部10a側又は第2接続部10b側に寄せて配置される。このため、最狭角屈曲部10d以外の3つの屈曲部10f、10g、10hはより第1接続部10a側又は第2接続部10b側に配置された方が応力集中部位に近く応力集中を分散させ易いことから、第1接続部10aの第1フランジ10a1周辺や第2接続部10bの第2フランジ10b1周辺に生じる応力集中を分散させることができる。
本発明者が上記のような、本実施形態に係る上流側EGRパイプ10の効果を確認するため試験を行った。
図5は、実施例及び比較例に係る上流側EGRパイプを示す図であり、(a)が実施例に係る上流側EGRパイプを示し、(b)が比較例に係る上流側EGRパイプを示す。図5上の斜線部が応力の高い部位を示す。
図5(a)に示す実施例に係る上流側EGRパイプは、本実施形態に係る上流側EGRパイプ10を適用し本実施形態と同様なものである。図5(b)に示す比較例に係る上流側EGRパイプは、屈曲部を複数有するが、本実施形態に係る上流側EGRパイプ10のような最狭角屈曲部を有しないものである。
試験条件:実施例及び比較例の両上流側EGRパイプに触媒コンバータが入熱により軸線方向(触媒コンバータの長手方向)に伸張するのと同様な引張り負荷をかけた。
結果:実施例の上流側EGRパイプの第1接続部の応力A1は、比較例の第1接続部の応力A2に比して0.4倍となり、実施例に係る上流側EGRパイプの応力集中が低減された。
実施例の上流側EGRパイプの第2接続部の応力B1は、比較例の第2接続部の応力B2に比して0.7倍となり、実施例に係る上流側EGRパイプの応力集中が低減された。
上流側EGRパイプ全体では、実施例の全体応力C1は、比較例の全体応力C2に比して0.5倍となり、実施例に係る上流側EGRパイプの応力集中が低減された。
これにより、本実施形態に係る上流側EGRパイプの効果を確認することができた。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、複数の屈曲部は最狭角屈曲部を含み4つであったが、本発明は、複数の屈曲部は最狭角屈曲部を含み2つ以上であればよい。
また、上記実施形態では上流側EGRパイプは、第1接続部から上方に延出され、最狭角屈曲部を介して水平方向に延びるものであったが、本発明のEGRパイプは、第1接続部から第2接続部側で略水平方向に延出され、最狭角屈曲部を介して略上方に延びるものであってもよい。
また、上記実施形態では、2つの屈曲部が最狭角屈曲部と第2接続部との間に配置され、より狭角の屈曲部が第2接続部側に配置されるものであったが、本発明では、2つ以上の屈曲部が最狭角屈曲部と第1接続部との間に配置される場合には、より狭角の屈曲部が第1接続部側に配置されるものであってもよい。
また、上記実施形態では、2つの屈曲部が最狭角屈曲部と第2接続部との間に配置され、屈曲部のそれぞれと最狭角屈曲部との距離の総和が、屈曲部のそれぞれと第2接続部との距離の総和よりも大きい位置に配置されるものであったが、本発明では、2つ以上の屈曲部が最狭角屈曲部と第1接続部との間に配置される場合には、屈曲部のそれぞれと最狭角屈曲部との距離の総和が、屈曲部のそれぞれと第1接続部との距離の総和よりも大きい位置に配置されるものであってもよい。
1…内燃機関
2a〜2d…気筒
3a…シリンダヘッド
3b…シリンダブロック
4…排気チャンバ
5…触媒コンバータ
6…触媒コンバータよりも下流の排気通路
7…オイルパン
8…EGR装置
9…EGR通路
10…上流側EGRパイプ
10a…第1接続部
10a1…第1フランジ
10b…第2接続部
10b1…第2フランジ
10c…縦方向部
10d…最狭角屈曲部
10e…横方向部
10f、10g、10h…屈曲部
11…EGRクーラ
12…EGR弁
13…下流側EGRパッセージ

Claims (8)

  1. 内燃機関のシリンダブロック近傍の排気通路の途中に備えられた排気浄化装置の直後の前記排気通路から吸気通路へ排気を還流するためのEGRパイプを備える内燃機関の排気還流装置であって、
    前記EGRパイプの上流側には、前記排気浄化装置の直後の前記排気通路と前記EGRパイプとを接続する第1接続部が設けられ、
    前記EGRパイプの下流側には、前記吸気通路に通じる他のパイプ又はデバイスと前記EGRパイプとを接続する第2接続部が前記第1接続部よりも上方に設けられ、
    前記第2接続部は、前記排気浄化装置への入熱による長手方向の伸長による応力集中が、前記第1接続部よりも大きく、
    前記EGRパイプは、前記第1接続部から略上方に延出又は前記第2接続部側で略水平方向に延出し、且つ前記第1接続部と前記第2接続部との間に複数の屈曲部を有し、
    前記複数の屈曲部のうち最も狭角に屈曲した最狭角屈曲部は、前記第1接続部からの距離と前記第2接続部からの距離とがほぼ等しい位置に配置され、
    前記最狭角屈曲部と前記第2接続部との間に配置される前記屈曲部の数は、前記第1接続部と前記最狭角屈曲部との間に配置される前記屈曲部の数よりも多いことを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
  2. 前記屈曲部が前記最狭角屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との間に2つ以上配置され、より狭角の屈曲部が前記第1接続部側又は前記第2接続部側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気還流装置。
  3. 前記屈曲部が前記最狭角屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との間に少なくとも1つ以上配置され、当該屈曲部が1つ配置される場合には、前記屈曲部と前記最狭角屈曲部との距離が、前記屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との距離よりも大きい位置に配置され、前記屈曲部が2つ以上配置される場合には、前記屈曲部のそれぞれと前記最狭角屈曲部との距離の総和が、前記屈曲部のそれぞれと前記第1接続部又は前記第2接続部との距離の総和よりも大きい位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気還流装置。
  4. 内燃機関のシリンダブロック近傍の排気通路の途中に備えられた排気浄化装置の直後の前記排気通路から吸気通路へ排気を還流するためのEGRパイプを備える内燃機関の排気還流装置であって、
    前記EGRパイプの上流側には、前記排気浄化装置の直後の前記排気通路と前記EGRパイプとを接続する第1接続部が設けられ、
    前記EGRパイプの下流側には、前記吸気通路に通じる他のパイプ又はデバイスと前記EGRパイプとを接続する第2接続部が前記第1接続部よりも上方に設けられ、
    前記EGRパイプは、前記第1接続部から略上方に延出又は前記第2接続部側で略水平方向に延出し、且つ前記第1接続部と前記第2接続部との間に複数の屈曲部を有し、
    前記複数の屈曲部のうち最も狭角に屈曲した最狭角屈曲部は、前記第1接続部からの距離と前記第2接続部からの距離とがほぼ等しい位置に配置され、
    前記屈曲部が前記最狭角屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との間に2つ以上配置され、より狭角の屈曲部が前記第1接続部側又は前記第2接続部側に配置されることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
  5. 前記最狭角屈曲部と前記第2接続部との間に配置される前記屈曲部の数は、前記第1接続部と前記最狭角屈曲部との間に配置される前記屈曲部の数よりも多いことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の排気還流装置。
  6. 前記最狭角屈曲部と前記第1接続部又は前記第2接続部との間に2つ以上配置される前記屈曲部のそれぞれと前記最狭角屈曲部との距離の総和が、前記屈曲部のそれぞれと前記第1接続部又は前記第2接続部との距離の総和よりも大きい位置に配置されることを特徴とする請求項4又は5項に記載の内燃機関の排気還流装置。
  7. 前記第2接続部は、前記EGRパイプを流通したEGRガスを冷却するEGRクーラと前記EGRパイプとを接続し、
    前記EGRパイプは、前記第2接続部から前記第1接続部へ向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の内燃機関の排気還流装置。
  8. 前記EGRパイプの前記第1接続部からの延出方向が、前記第1接続部から略上方の前記排気浄化装置に沿った方向であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の内燃機関の排気還流装置。
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