JP2014092049A - Egr配管の腐食抑制構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGR配管内で発生する凝縮水によるEGR配管の腐食を防止することができるEGR配管の腐食抑制構造を提供する。
【解決手段】触媒7の下流側から排気の一部を吸気マニホールドに還流させるよう一端が下流排気管6bに接続されたEGR配管の腐食抑制構造であって、EGR配管21は、下流排気管6bとの接続部分より所定距離だけ吸気マニホールド側に離隔した溶接位置Pで複数の配管部材23、24を溶接により接続して構成され、溶接位置Pの近傍においてEGR配管21と上流排気管6aとを接続するステー部材25を備えた構成を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、EGR配管の腐食抑制構造に関する。
一般に、EGR配管は、車両に搭載されるEGRシステムの構成部品であり、内燃機関の排気系から排気の一部を吸気系に再循環させる際のEGR通路を形成する配管として用いられる。
従来、この種のEGRシステムとして、触媒の下流側の排気管と吸気管とを接続するEGR配管を有し、EGR配管が触媒の下流側の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路を内部に形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このEGRシステムでは、触媒の下流側から排気の一部を、EGR通路を介して吸気通路に再循環させるようになっている。
特開2011−214550号公報
しかしながら、特許文献1に記載のEGRシステムにあっては、EGR配管が比較的長くなるため、EGR配管を複数の配管部材から構成し、これらを溶接により結合してEGR配管を構成する必要がある。
こうしたEGR配管では、排気の導入口から離隔した位置、すなわち触媒および排気管から離隔した位置ほど露点温度以下となる時間が長く、凝縮水が発生し易い。このような凝縮水は、EGR配管の腐食要因となり得ることから、その発生が抑制されるのが好ましい。
特に、上述した溶接箇所を排気の導入口から離隔した位置に設ける場合には、その溶接箇所に凝縮水が溜まってしまいEGR配管が腐食し易くなるという問題があった。さらに、こうした溶接箇所では、溶接時の酸化スケールによって他の箇所よりも耐食性が低下する。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、EGR配管内で発生する凝縮水によるEGR配管の腐食を防止することができるEGR配管の腐食抑制構造を提供することを目的とする。
本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、上記目的達成のため、(1)触媒の下流側から排気の一部を吸気管に還流させるよう一端が前記触媒の下流側の排気管に接続されたEGR配管の腐食抑制構造であって、前記EGR配管は、複数の配管部材を有し、前記排気管との接続部分より所定距離だけ前記吸気管側に離隔した離隔位置で前記複数の配管部材を溶接により接続して構成され、前記離隔位置の近傍において前記EGR配管と前記触媒および前記排気管のいずれか一方とを接続する伝熱部材を備えた構成を有する。
この構成により、本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管における溶接箇所である離隔位置の近傍においてEGR配管と触媒または排気管とを接続する伝熱部材を備えているので、触媒あるいは排気管の熱を伝熱部材を介してEGR配管の溶接箇所である離隔位置の近傍に伝えることが可能となる。
したがって、EGR配管における溶接箇所である離隔位置が排気管との接続部分より離隔した位置にあり露点温度以上の温度を確保しづらい構成であっても、伝熱部材によりEGR配管の離隔位置の近傍を加熱することができる。これにより、EGR配管内の凝縮水の発生を抑制することができる。この結果、本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管内で発生する凝縮水によるEGR配管の腐食を防止することができる。
本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、上記(1)に記載のEGR配管の腐食抑制構造において、(2)前記EGR配管は、前記離隔位置が前記触媒の排気の流入側近傍に位置するよう構成されている。
この構成により、本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管における溶接箇所である離隔位置が触媒の排気の流入側近傍に位置するので、溶接箇所においてEGR配管が排気管および触媒からの輻射熱を積極的に受熱することができる。これにより、EGR配管の離隔位置の近傍をさらに加熱することができ、EGR配管内で発生する凝縮水によるEGR配管の腐食を防止することができる。
本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、上記(1)または(2)に記載のEGR配管の腐食抑制構造において、(3)前記EGR配管は、前記触媒および前記触媒の上流側の排気管と平行に延在する延在部を有する。
この構成により、本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管が触媒および触媒の上流側の排気管と平行に延在する延在部を有するので、EGR配管の例えば車両への搭載性を向上させることができる。
本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、上記(3)に記載のEGR配管の腐食抑制構造において、(4)前記EGR配管は、前記離隔位置が前記延在部に位置するよう構成されている。
この構成により、本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管における溶接箇所である離隔位置が延在部に位置するので、伝熱部材を簡易な形状で構成することができる。したがって、安価な伝熱部材で対応することが可能となる。
本発明によれば、EGR配管内で発生する凝縮水によるEGR配管の腐食を防止することができるEGR配管の腐食抑制構造を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るエンジンの概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る排気系部品とEGR配管との関係を示す斜視図である。 図2中のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係るステー部材の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、内燃機関であるエンジン1は、例えば直列4気筒の4ストロークサイクルガソリンエンジンによって構成されており、図示しない車両の走行駆動源を構成している。なお、図1においては、4つの気筒のうち1つのみを模式的に図示している。
エンジン1は、吸気マニホールド2に接続されている。吸気マニホールド2は、図示しないエアダクトから吸気管3を通して導入された外気をエンジン1の各気筒の燃焼室4に分配して導入するようになっている。本実施の形態において、吸気マニホールド2は、吸気管3の一部を構成している。
また、エンジン1は、排気マニホールド5に接続されている。排気マニホールド5は、エンジン1の各気筒の燃焼室4から排出される排気ガスをまとめて排気管6に排出するようになっている。ここで、排気管6は、後述する触媒7の排気方向上流側の上流排気管6aと、排気方向下流側の下流排気管6bとを含んで構成されている。
排気管6には、排気浄化用の触媒7が装着されている。触媒7は、公知の三元触媒7aを内蔵しており、エンジン1の排気ガス中における窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)および一酸化炭素(CO)を酸化還元反応によって共に高度に浄化できるようになっている。
吸気管3には、スロットルバルブ8が設けられている。スロットルバルブ8は、燃焼室4に導入される吸入空気量を調整するようになっている。また、吸気マニホールド2は、吸気管3に接続されたサージタンク10と、サージタンク10から分岐されエンジン1の各燃焼室に連通する分配通路を有する吸気枝管11とを備えている。吸気枝管11には、燃料噴射弁9が設けられている。
なお、吸気枝管11は、エンジン1の気筒数に応じた数だけ設けられており、本実施の形態では、4気筒エンジンに適用されるため、吸気枝管11が4つ設けられている。ただし、エンジン1の気筒数は、特に4気筒に限定されるものではない。
燃料噴射弁9は、各吸気枝管11の分配通路内に燃料を噴射供給するようになっている。燃料噴射弁9から各吸気枝管11の分配通路に燃料が噴射されると、分配通路から導入される空気と燃料とからなる混合気が燃焼室4内に充填され、この混合気が各気筒に設けられた点火プラグ12の点火によって燃焼される。このときの燃焼エネルギによってピストン13が往復移動し、ピストン13の往復移動がエンジン1のクランクシャフト14の回転運動に変換される。
また、エンジン1には、排気に含まれる窒素酸化物(NOx)の量を低減させるためのEGRシステム20が設けられている。このEGRシステム20は、排気管6に排気された排気ガスの一部を吸気マニホールド2に戻すようになっている。
EGRシステム20は、排気管6と吸気マニホールド2とを接続するEGR配管21と、EGR配管21内の開度を可変することにより排気管6から吸気マニホールド2に還流される排気(EGRガス)の流量を調整するEGRバルブ22とを備えている。
EGR配管21は、一端が触媒7の下流側の下流排気管6bに接続され、他端が吸気マニホールド2に接続されている。ここで、EGR配管21の一端には、排気取り出し口21aが形成されている。EGR配管21は、触媒7の下流側から排気取り出し口21aを介して排気の一部を取り出し、吸気マニホールド2に還流させるための配管である。なお、本実施の形態に係るEGR配管21は、排気マニホールド5と別体で構成したが、少なくとも一部が排気マニホールド5と一体となった構成としてもよい。
このように構成されたEGRシステム20は、エンジン1の排気の一部を吸気マニホールド2に還流させることで、燃焼室4内での混合気の燃焼温度を低下させてNOxの生成量を低減し、エンジン1の排気に含まれるNOxの量を低減させることができる。
なお、本実施の形態では、EGRシステム20は、EGRクーラを備えていないが、EGRクーラをEGR配管21に装着してもよい。この場合、EGR配管21内を通る排気をエンジン1の冷却水との熱交換により冷却することが可能となる。
次に、図2〜図4を参照して、EGR配管21の腐食抑制構造について説明する。
図2に示すように、EGR配管21は、2つの配管部材23、24を互いに溶接により接続して1つの配管として構成されている。配管部材23は、排気取り出し口21a(図1参照)を介して下流排気管6bに接続された上流側EGR配管を構成している。一方、配管部材24は、吸気マニホールド2(図1参照)に接続された下流側EGR配管を構成している。
これら2つの配管部材23、24は、下流排気管6bとの接続部分(図1中、排気取り出し口21aが形成された箇所)より所定距離だけ吸気マニホールド2側に離隔した溶接位置Pで溶接されている。本実施の形態における溶接位置Pは、配管部材23と配管部材24との溶接箇所であり、本発明に係る離隔位置に相当する。ここで、溶接位置Pを図3に示す。
図3に示すように、配管部材23と配管部材24とは、インロー結合されるとともに、このインロー結合された箇所を全周に亘って溶接が施されることによって互いに連結されている。
ところで、こうした溶接位置Pにおいては、上述の溶接時に酸化スケールが生成される。こうした酸化スケールは、EGR配管21の内周面側にも生成される。また、溶接位置Pは、排気取り出し口21a(図1参照)触媒7や排気管6から離隔した位置に存在するので、露点温度以下となり易く、凝縮水が発生し易い。このため、溶接位置Pでは、上述したような酸化スケールが生成されていることから凝縮水が溜まってしまうと、他の箇所と比べて腐食し易いという問題があった。
この点、EGR配管21を例えば耐食性の高いステンレス(例えばSUS444Tなど)を用いて構成したり、あるいは溶接後に耐熱性のある表面処理を施すことによって、腐食に対して対応可能である。しかし、例えば耐食性に優れた上述のようなステンレスを用いると、配置スペースが限られているような複雑な搭載環境においては表面処理やEGR配管21の耐久性が低下するおそれがあり、実用性に欠ける。
ここで、EGR配管21の腐食要因となっているのは、凝縮水であるため、この凝縮水の発生を抑制できれば、上述したような耐食性に優れた材料を用いなくとも溶接位置Pにおける腐食の発生を抑制できる。上述の凝縮水は、EGR配管21内のEGRガスが冷却され露点温度以下となることで発生する。したがって、EGRガスが露点温度以下となることを抑制できれば、凝縮水の発生を抑制することができる。
そこで、本実施の形態では、溶接位置Pにおける凝縮水の発生を抑制するために、図2および図4に示すように溶接位置Pの近傍においてEGR配管21(本実施の形態では配管部材24)と上流排気管6aとを接続するステー部材25を設けた。ここで、「溶接位置Pの近傍」とは、溶接位置Pにおける凝縮水の発生を抑制できる程度に、後述する上流排気管6a内の排気の熱を溶接位置Pに伝達可能な範囲をいう。
なお、ステー部材25は、EGR配管21と触媒7とを接続する構成であってもよい。また、本実施の形態では、ステー部材25は、上流排気管6aと配管部材24とを接続するよう設けたが、上流排気管6aと配管部材23とを接続するよう設けてもよい。
ステー部材25は、耐熱性を考慮してステンレス素材により構成されている。このステー部材25は、上流排気管6a内の排気の熱を効率よく受熱するために、上流排気管6aの外周面に対して十分な接触面積で面接触する受熱面部25aを有している。
また、ステー部材25は、受熱した排気の熱を効率よく配管部材24に伝達するために、配管部材24の外周面に対して十分な接触面積で面接触する伝熱面部25bを有している。ステー部材25は、受熱面部25aおよび伝熱面部25bを介して上流排気管6aおよび配管部材24にそれぞれロウ付けされている。
したがって、ステー部材25は、触媒導入前の比較的高温の排気の熱を溶接位置Pに伝熱することが可能となっている。これにより、EGR配管21は、ステー部材25を介して溶接位置Pの近傍が加熱されることとなる。この結果、EGR配管21の溶接位置Pの近傍における凝縮水の発生を抑制することが可能となる。本実施の形態におけるステー部材25は、本発明に係る伝熱部材を構成する。
また、EGR配管21は、溶接位置Pが触媒7の排気の流入側近傍、すなわち触媒7のアッパーコーン部7bの近傍に位置するように構成されている。具体的には、EGR配管21は、溶接位置Pがアッパーコーン部7bの近傍に位置するように配管部材23、24の寸法や形状、これら配管部材23、24の配置が規定されている。
これにより、EGR配管21は、溶接位置Pにおいて、触媒7に導入される前の比較的高温の排気の熱によって暖められた上流排気管6aおよび触媒7のアッパーコーン部7bからの輻射熱を受熱可能となる。
さらに、EGR配管21は、触媒7および上流排気管6aと平行に延在する延在部21bを有している。延在部21bは、配管部材23の一部と配管部材24の一部とによって構成されている。ここで、「平行に延在する」とは、EGR配管21に対して平行に延在している場合の他、EGR配管21に対して完全に平行でなくともEGR配管21の延在方向と略同方向に延在し、平行とみなせる状態(例えば、EGR配管21に対して所定角度だけ傾いている場合など)で延在している場合を含む。
また、EGR配管21は、溶接位置Pが延在部21bに位置するように構成されている。この場合、ステー部材25の取付位置やその形状等に複雑な制約がなく、したがって簡易な形状でステー部材25を構成することができる。この結果、安価なステー部材25で対応することができる。
以上のように、本実施の形態に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管21における溶接位置Pの近傍においてEGR配管21と上流排気管6aとを接続するステー部材25を備えているので、上流排気管6aの熱をステー部材25を介してEGR配管21の溶接位置Pの近傍に伝えることが可能となる。
したがって、EGR配管21における溶接位置Pが排気管6との接続部分(図1中、排気取り出し口21aが形成された箇所)より離隔した位置にあり露点温度以上の温度を確保しづらい構成であっても、ステー部材25によりEGR配管21の溶接位置Pの近傍を加熱することができる。これにより、EGR配管21内の凝縮水の発生を抑制することができる。この結果、本実施の形態に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管21内で発生する凝縮水によるEGR配管21の腐食を防止することができる。
また、本実施の形態に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管21における溶接位置Pが触媒7の排気の流入側近傍、すなわち触媒7のアッパーコーン部7bの近傍に位置するので、溶接位置PにおいてEGR配管21が上流排気管6aおよび触媒7のアッパーコーン部7bからの輻射熱を積極的に受熱することができる。これにより、EGR配管21の溶接位置Pの近傍をさらに加熱することができ、EGR配管21内で発生する凝縮水によるEGR配管21の腐食を防止することができる。
さらに、本実施の形態に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管21が触媒7および上流排気管6aと平行に延在する延在部21bを有するので、EGR配管21の例えば車両への搭載性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、EGR配管の腐食抑制構造としてステー部材25を設けるとともに、溶接位置Pを触媒7のアッパーコーン部7bの近傍に位置するよう構成したが、これに限らず、例えばステー部材25を設けず、溶接位置Pをアッパーコーン部7bの近傍に位置するよう構成するだけでもよい。この場合、上流排気管6aおよびアッパーコーン部7bからの輻射熱のみによってEGR配管21の溶接位置Pの近傍が加熱される。また、これとは逆に、EGR配管の腐食抑制構造としてステー部材25を設けるだけの構成としてもよい。この場合、ステー部材25を介して伝達される熱のみによってEGR配管21の溶接位置Pの近傍が加熱される。
また、本実施の形態においては、EGR配管21を2つの配管部材23、24から構成したが、これに限らず、3つ以上の配管部材によって構成してもよい。この場合、溶接位置Pが複数箇所となるが、これら複数の溶接位置Pにそれぞれステー部材25を設けてもよいし、排気管6あるいは触媒7との位置関係から加熱が必要な溶接位置のみにステー部材25を設けてもよい。
さらに、本実施の形態においては、ステー部材25の形状を例えば図4に示すような形状としたが、これに限らず、少なくとも受熱面部25aおよび伝熱面部25bを有する形状であればいずれの形状であってもよい。特に、受熱面部25aと伝熱面部25bとを接続する接続部分の形状は、上流排気管6aおよび配管部材24の配置により種々の形状を採用することができる。
以上説明したように、本発明に係るEGR配管の腐食抑制構造は、EGR配管内で発生する凝縮水によるEGR配管の腐食を防止することができ、例えば車両等に搭載されるEGRシステムにおけるEGR配管の腐食抑制構造として有用である。
3…吸気管、6…排気管、6a…上流排気管、6b…下流排気管、7…触媒、7b…アッパーコーン部、20…EGRシステム、21…EGR配管、21a…排気取り出し口、21b…延在部、23,24…配管部材、25…ステー部材(伝熱部材)、25a…受熱面部、25b…伝熱面部、P…溶接位置(離隔位置)

Claims (4)

  1. 触媒の下流側から排気の一部を吸気管に還流させるよう一端が前記触媒の下流側の排気管に接続されたEGR配管の腐食抑制構造であって、
    前記EGR配管は、複数の配管部材を有し、前記排気管との接続部分より所定距離だけ前記吸気管側に離隔した離隔位置で前記複数の配管部材を溶接により接続して構成され、
    前記離隔位置の近傍において前記EGR配管と前記触媒および前記排気管のいずれか一方とを接続する伝熱部材を備えたことを特徴とするEGR配管の腐食抑制構造。
  2. 前記EGR配管は、前記離隔位置が前記触媒の排気の流入側近傍に位置するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のEGR配管の腐食抑制構造。
  3. 前記EGR配管は、前記触媒および前記触媒の上流側の排気管と平行に延在する延在部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のEGR配管の腐食抑制構造。
  4. 前記EGR配管は、前記離隔位置が前記延在部に位置するよう構成されていることを特徴とする請求項3に記載のEGR配管の腐食抑制構造。
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