JP5803776B2 - 電磁ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダ内をピストンが往復動することにより、吸入用逆止弁を介して作動流体をポンプ室に吸入すると共に該吸入した作動流体を前記ポンプ室から吐出用逆止弁を介して吐出する電磁ポンプに関する。
従来、この種の電磁ポンプとしては、スリーブ(シリンダ)内に吸入用逆止弁と吐出用逆止弁とが内蔵されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。吸入用逆止弁は、吸入ポートと連通する吸入孔が形成されスプール(ピストン)に連動する本体と、コイルスプリングと、コイルスプリングの付勢力により吸入孔に押し付けられたボールとを備えており、ピストンの復動に伴ってポンプ室に生じる負圧により吸入孔からボールが離間して開弁し、吸入ポートから作動油をポンプ室内に吸入する。また、吐出用逆止弁は、吸入用逆止弁と同一のピストン移動軸上に配置され、軸中心に吐出孔が形成されると共に吐出孔の周囲で吸入用逆止弁のコイルスプリングを支持する本体と、コイルスプリングと、コイルスプリングの付勢力により吐出孔に押し付けられたボールとを備えており、ピストンの往動に伴ってポンプ室に生じる正圧により吐出孔からボールが離間して開弁し、ポンプ室内の作動油を吐出ポートから吐出する。
また、逆止弁としては、入力ポートと出力ポートとが同軸上に設けられた本体と、本体に収容されたコイルスプリングと、コイルスプリングの付勢力により入力ポートに押し付けられるボールと、コイルスプリングを出力ポート側で支持する受け部と、コイルスプリングの外側に形成された溝部と、出力ポートの周縁部にコイルスプリングの外径よりも大径の拡開部とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この逆止弁では、入力ポートからボールが離間されて開弁すると、入力ポートから入力された作動油を溝部と拡開部とを介して出力ポートから出力、即ちコイルスプリングの外周側を通って出力ポートに出力する。
特開2010−164176号公報 特開平10−96478号公報
前者の電磁ポンプでは、吸入孔からポンプ室に吸入された作動油が、吸入用逆止弁のコイルスプリングの線間すき間を通って外周側から内周側へ通過し、吐出用逆止弁の吐出孔に流れる油路を形成しているから、コイルスプリングの収縮に伴って線間すき間(油路)が絞られ、これが通油抵抗となって十分な油量を吐出することができない場合がある。これに対して、前者の電磁ポンプに後者の逆止弁の技術を適用することも考えられるが、逆止弁に溝部や拡開部とを形成する必要から、部品点数が増えたり、径方向の幅や軸方向の長さが大きくなり、ポンプの大型化を招いてしまう。
本発明の電磁ポンプは、ポンプを小型化しながら通油抵抗を低減して吐出性能をより向上させることを主目的とする。
本発明の電磁ポンプは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電磁ポンプは、
シリンダ内をピストンが往復動することにより、吸入用逆止弁を介して作動流体をポンプ室に吸入すると共に該吸入した作動流体を前記ポンプ室から吐出用逆止弁を介して吐出する電磁ポンプであって、
前記吸入用逆止弁は、前記ポンプ室に突出する突出部を有すると共に該突出部の内部に吸入孔と連通する底付きの中空部が形成された本体と、前記中空部に収容されると共に該中空部の底で支持されたコイルスプリングと、該コイルスプリングの付勢力により前記吸入孔に押し付けられたボールと、を有し、
前記吸入用逆止弁の本体は、開弁時に前記吸入孔から前記中空部に吸入された作動流体が前記コイルスプリングの外周側を通って前記ポンプ室内に導入されるよう、前記突出部の側壁に前記中空部と前記ポンプ室とを連通させる連通孔が形成されてなる
ことを要旨とする。
この本発明の電磁ポンプでは、吸入用逆止弁を、ポンプ室に突出する突出部を有すると共にこの突出部の内部に吸入孔と連通する底付きの中空部が形成された本体と、中空部に収容されると共に中空部の底で支持されたコイルスプリングと、コイルスプリングの付勢力により吸入孔に押し付けられたボールとにより構成し、開弁時に吸入孔から中空部に吸入された作動流体がコイルスプリングの外周側を通ってポンプ室内に導入されるように突出部の側壁に中空部とポンプ室とを連通させる連通孔を形成する。これにより、通油抵抗を低減して吐出性能をより向上させることができる。また、中空部とポンプ室とを連通させるために、本体の側壁に連通孔を形成するだけでよいから、逆止弁の構造をシンプルなものとすることができ、ポンプ全体の小型化を図ることができる。
前記ピストンに電磁力を付与する電磁部材と、前記ポンプ室に収容され前記ピストンに電磁力とは逆向きの付勢力を付与する付勢部材とを備え、該電磁部材と該付勢部材とにより前記ピストンを往復動させる本発明の電磁ポンプにおいて、前記吸入用逆止弁の本体の側壁は、前記付勢部材に嵌合される第1の外径部と、該第1の外径部よりも小径の第2の外径部と、を有し、前記連通孔は、前記第2の外径部に径方向に形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、連通孔と付勢部材との間に隙間を持たせることができるから、連通孔からポンプ室への流入をスムーズに行なうことができる。この態様の本発明の電磁ポンプにおいて、前記第2の外径部は、外径が均一の円筒形状に形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、連通孔を形成し易くすることができる。
また、本発明の電磁ポンプにおいて、前記吸入用逆止弁の本体の中空部は、前記ボールの移動が可能な第1の内径部と、該第1の内径部よりも小径で前記コイルスプリングが収容される第2の内径部と、を有し、前記連通孔は、前記第2の内径部に径方向に形成されてなるものとすることもできる。この態様の本発明の電磁ポンプにおいて、前記連通孔は、前記吸入孔から作動流体を吸入する方向に対して前記第2の内径部の中央部に形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、コイルスプリングの外周側を作動油が通過する距離を比較的短くすることができ、この部位での通油抵抗を低減させることができる。
さらに、本発明の電磁ポンプにおいて、前記吐出用逆止弁は、前記ポンプ室側に吐出孔が形成された筒状部を有すると共に該筒状部の内部に該吐出孔と連通する底付きの中空部が設けられた本体と、前記中空部に収容されると共に該中空部の底で支持されたコイルスプリングと、該コイルスプリングの付勢力により前記吐出孔に押し付けられたボールと、を有し、前記吐出用逆止弁の本体は、開弁時に前記吐出孔から前記中空部に流入された作動流体が前記コイルスプリングの外周側を通って吐出ポートへ吐出されるよう、前記筒状部の側壁に前記中空部と前記吐出ポートとを連通させる連通孔が形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、吐出用逆止弁でも、吐出孔から流入された作動流体をコイルスプリングの外周側を通すことができるから、通油抵抗を低減させることができる。この態様の本発明の電磁ポンプにおいて、前記吐出用逆止弁は、前記ピストンに内蔵されてなるものとすることもできる。
本発明の一実施例としての電磁ポンプ20の構成の概略を示す構成図である。 弁本体72の外観を示す外観図である。 ピストン60の復動時における実施例のポンプ部40の動作の様子を示す説明図である。 ピストン60の復動時における比較例のポンプ部40Bの動作の様子を示す説明図である。 貫通孔72c,72dの形成位置を説明する説明図である。 ピストン60の往動時におけるポンプ部40の動作の様子を示す説明図である。 変形例の吸入用逆止弁170の本体172の形状を説明する説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電磁ポンプ20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電磁ポンプ20は、電磁力を発生させるソレノイド部30と、ソレノイド部30の電磁力により作動するポンプ部40と、を備える。なお、電磁ポンプ20は、例えば、エンジンと自動変速機とを搭載する車両における、自動変速機が備える摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)を油圧駆動するための油圧制御装置の油圧発生源の一つとして構成することができる。
ソレノイド部30は、底付き円筒部材としてのソレノイドケース31に、電磁コイル32,可動子としてのプランジャ34,固定子としてのコア36が配置されている。ソレノイド部30は、電磁コイル32に電流を印加することにより、ソレノイドケース31,プランジャ34,コア36を磁束が周回する磁気回路を形成し、プランジャ34が吸引されてプランジャ34の先端に当接するシャフト38を押し出す。
ポンプ部40は、ソレノイド部30からの電磁力とスプリング46の付勢力とによりピストン60を往復動させることにより作動油を圧送するピストンポンプとして構成されており、一端がソレノイド部30のソレノイドケース31に接合された中空円筒状のシリンダ50と、シリンダ50内を摺動可能に配置され基端面がソレノイド部30のシャフト38の先端に同軸上に当接するピストン60と、ピストン60の先端面に当接しソレノイド部30からの電磁力が作用する方向とは逆向きにピストン60を付勢するコイルスプリング46と、コイルスプリング46をピストン60の先端面とは反対側から支持しポンプ室56へ吸入する方向の作動油の流れを許可し逆方向の流れを禁止する吸入用逆止弁70と、吸入用逆止弁70の吸入口に配設され吸入される作動油に含まれるゴミなどの異物を捕捉するストレーナ90と、ピストン60に内蔵されポンプ室56から吐出する方向の作動油の流れを許可し逆方向の流れを禁止する吐出用逆止弁80と、シリンダ50内にピストン60と吐出用逆止弁80とコイルスプリング46と吸入用逆止弁70とが配置された状態でシリンダ50の他端を覆うシリンダカバー48と、を備える。ポンプ部40は、吸入ポート42がシリンダカバー48の軸中心に形成され、吐出ポート44がシリンダ50の側面に周方向の一部を切り欠くようにして形成されている。
ピストン60は、円筒形状のピストン本体62と、ピストン本体62よりも外径が小さく端面がソレノイド部30のシャフト38の先端に当接された円筒形状のシャフト部64と、からなる段付き筒形状に形成されており、ソレノイド部30のシャフト38に連動してシリンダ50内を往復動する。ピストン60には、軸中心に円筒形状の底付き中空部62aが形成されており、この中空部62aに吐出用逆止弁80が配置されている。また、中空部62aは、ピストン60の先端面からピストン本体62内部を貫通しシャフト部64内部の途中まで延伸されている。シャフト部64には、径方向に互いに90度の角度で交差する2本の貫通孔64a,64bが形成されている。シャフト部64の周囲には吐出ポート44が形成されており、中空部62aは2本の貫通孔64a,64bを介して吐出ポート44と連通している。
吸入用逆止弁70は、シリンダ50内に嵌挿され内部に底付きの中空部72aが形成されると共にこの中空部72aの底に軸中心で中空部72aとポンプ室56とを連通させる中心孔72bが形成された弁本体72と、ボール74と、ボール74に付勢力を付与するコイルスプリング76と、ボール74の座部をなしボール74の外径よりも小さな内径の中心孔79を有するプラグ78と、を備える。また、吸入用逆止弁70は、弁本体72の中空部72aに、コイルスプリング76,ボール74の順に挿入した後、プラグ78を中空部72aに圧入することにより組み付けられる。コイルスプリング76とボール74とプラグ78とが組み付けられると、コイルスプリング76は中空部72aの底で支持された状態となり、ボール74はコイルスプリング76の付勢力によってプラグ78の中心孔79に押し付けられた状態となる。
図2は弁本体72の外観を示す外観図である。弁本体72は、図2に示すように、円筒形状の台座部73aと、台座部73aの座面から突出した略円錐台形状の突出部73bとからなる段付き構造により形成されている。台座部73aは、座面の周縁部の環状面でコイルスプリング46を支持しており、座面の高さは必要な付勢力を実現するためのスプリング間隔となるよう調整されている。突出部73bは、ポンプ室41内に突き出るように形成されており、ポンプ室41内の容積が必要な吐出圧を実現するための容積となるよう突出高さや径が調整されている。即ち、弁本体72は、台座部73aと突出部73bとにより、コイルスプリング46の付勢力とポンプ室41の容積とを調整しているのである。
突出部73bは、台座部73a側から第1の外径部O1と第1の外径部O1よりも小径の第2の外径部O2とを有する段付き形状に形成されている。第1の外径部O1は、コイルスプリング46の内径よりも若干小さな外径により形成されており、コイルスプリング46が嵌合すると、コイルスプリング46を径方向にずれないように固定する。第2の外径部O2は、軸方向に対して外径が略均一の円筒形状に形成されており、径方向に互いに90度の角度で交差する2本の貫通孔72c,72dが形成されている。ここで、突出部73bは、その突出方向が弁軸方向となり、その外周の第1の外径部O1および第2の外径部O2が突出部73bの側壁を構成する。また、突出部73bの突出端の裏側は、中空部72aの底となっている。
弁本体72の内部に形成された中空部72aは、軸中心に、台座部73aの裏面から台座部73a内部を貫通し、中心孔72bおよび2本の貫通孔72c,72dと連通するように突出部73bの突出端付近まで延伸されている。この中空部72aは、ボール74の外径よりも小さな内径でボール74が軸方向に移動可能な第1の内径部I1と、第1の内径部I1よりも小さい内径でコイルスプリング76を収容する第2の内径部I2とを有する段付き形状に形成されている。第1の内径部I1では、その内壁面とボール74とのすき間が作動油の油路をなし、第2の内径部I2では、その内壁面とコイルスプリング76の外周側との隙間と、コイルスプリング76の線間すき間とコイルスプリング76の内周側の空間とが作動油の油路をなす。
吸入用逆止弁70は、入力側の圧力P1と出力側の圧力P2との差圧(P1−P2)がコイルスプリング76の付勢力に打ち勝つ所定圧力以上のときには、コイルスプリング76の収縮を伴ってボール74がプラグ78の中心孔79から離されることにより開弁し、上述した差圧(P1−P2)が所定圧力未満のときには、コイルスプリング76の伸張を伴ってボール74がプラグ78の中心孔79に押し付けられて中心孔79を塞ぐことにより閉弁する。
吐出用逆止弁80は、ボール84と、ボール84に対して付勢力を付与するコイルスプリング86と、ボール84の外径よりも小さな内径の中心孔89を有する環状部材としてのプラグ88と、を備える。この吐出用逆止弁80は、ピストン60の中空部62aに、コイルスプリング86,ボール84の順に挿入した後、プラグ88を中空部62aに圧入することにより組み付けられる。なお、プラグ88は、スナップリングなどの固定部材によりピストン60に固定することができる。コイルスプリング86とボール84とプラグ88とが組み付けられると、コイルスプリング86は中空部62aの底で支持された状態となり、ボール84はコイルスプリング86の付勢力によってプラグ88の中心孔89に押し付けられた状態となる。
吐出用逆止弁80は、入力側の圧力(吸入用逆止弁70の出力側の圧力)P2と出力側の圧力P3との差圧(P2−P3)がコイルスプリング86の付勢力に打ち勝つ所定圧力以上のときには、コイルスプリング86の収縮を伴ってボール84がプラグ88の中心孔89から離されることにより開弁し、上述した差圧(P2−P3)が所定圧力未満のときには、コイルスプリング86の伸張を伴ってボール84がプラグ88の中心孔89に押し付けられて中心孔89を塞ぐことにより閉弁する。
シリンダ50は、内壁51とピストン60の先端面と吸入用逆止弁70のピストン60との対向面とにより囲まれる空間によりポンプ室56を形成する。ポンプ室56は、コイルスプリング46の付勢力によりピストン60が移動すると、ポンプ室56内の容積の拡大に伴って吸入用逆止弁70が開弁すると共に吐出用逆止弁80が閉弁して吸入ポート42を介して作動油を吸入し、ソレノイド部30の電磁力によりピストン60が移動すると、ポンプ室56内の容積の縮小に伴って吸入用逆止弁70が閉弁すると共に吐出用逆止弁80が開弁して吸入した作動油を吐出ポート44を介して吐出する。
また、シリンダ50は、ピストン本体62が摺動する内壁52と、シャフト部64が摺動する内壁54とが段差をもって形成されており、段差部分に吐出ポート44が形成されている。この段差部分は、ピストン本体62とシャフト部64との段差部分の環状の面とシャフト部64の外周面とにより囲まれる空間を形成する。この空間は、ピストン本体62を隔ててポンプ室56とは反対側に形成されるから、ポンプ室56の容積が拡大する際に容積が縮小し、ポンプ室56の容積が縮小する際に容積が拡大する。このとき、この空間の容積変化は、ピストン60のポンプ室56側からの圧力を受ける面積(受圧面積)が吐出ポート44側から圧力を受ける面積(受圧面積)よりも大きいため、ポンプ室56の容積変化よりも小さくなる。このため、この空間は第2のポンプ室58として機能する。即ち、コイルスプリング46の付勢力によりピストン60が移動(復動)すると、ポンプ室56の容積の拡大分に相当する量の作動油が吸入ポート42から吸入用逆止弁70を介してポンプ室56に吸入される一方で第2のポンプ室58の容積の縮小分に相当する量の作動油が第2のポンプ室58から吐出ポート44を介して吐出され、ソレノイド部30の電磁力によりピストン60が移動(往動)すると、ポンプ室56の容積の縮小分に相当する量の作動油がポンプ室56から吐出用逆止弁80を介して第2のポンプ室58に送り出されると共にポンプ室56の容積の縮小分と第2のポンプ室58の容積の拡大分との差分に相当する量の作動油が吐出ポート44を介して吐出されることになる。したがって、ピストン60の一回の往復動で作動油が吐出ポート44から2回吐出されるから、吐出ムラを少なくすることができ、吐出性能を向上させることができる。
次に、こうして構成された実施例の電磁ポンプ20における吸入用逆止弁70と吐出用逆止弁80の各動作について説明する。まず、吸入用逆止弁70の動作について説明する。図3は、ピストン60の復動時における実施例のポンプ部40の動作の様子を示す説明図であり、図4は、ピストン60の復動時における比較例のポンプ部40Bの動作の様子を示す説明図である。なお、図4の比較例のポンプ部40Bでは、吸入用逆止弁70の弁本体72に中空部72aとポンプ室56とを連通させる連通孔として中心孔72bのみを備えたものである。実施例のポンプ部40では、ソレノイド部30をオフとしてコイルスプリング46の付勢力によりピストン60が復動すると、吸入用逆止弁70が開弁すると共に吐出用逆止弁80が閉弁し、プラグ78の中心孔79から作動油を吸い込む。そして、吸い込まれた作動油は、第1の内径部I1の内壁面とボール74とのすき間と、コイルスプリング76の線間すき間と、コイルスプリング76の内周側の空間とを通って中心孔72bに至る第1のルートと、第1の内径部I1の内壁面とボール74とのすき間と、第2の内径部I2の内壁面とコイルスプリング76の外周側とのすき間とを通って2本の貫通孔72c,72dに至る第2のルートの2つのルートでポンプ室56に導入される。いま、吸入用逆止弁70が開弁している場合を考えているから、コイルスプリング76は収縮されており、コイルスプリング76の線間すき間が絞られた状態となっている。このため、第1のルートではコイルスプリング76の絞られた線間すき間が通油抵抗となり十分な油量がポンプ室56に送られないが、もう一つの第2のルートでは吸い込まれた作動油がコイルスプリング76の外周側を通るから、通油抵抗を受けず、スムーズにポンプ室56へ送られる。これに対して、比較例のポンプ部40Bでは、図4に示すように、実施例の第2のルートがないから、第1のルートによる通油抵抗を受け、十分な油量がポンプ室56に送られない。
ここで、貫通孔72c,72dは、図5に示すように、第2の内径部I2の軸方向略中央部、具体的には、貫通孔72c,72dの中心が第2の内径部I2の全幅Wに対して右端から1/3の範囲と左端から1/3の範囲を避けた中央範囲に形成されている。これは、貫通孔72c,72dの内側にはコイルスプリング76が配置され、外側にはコイルスプリング46が配置されているため、貫通孔72c,72dを台座部73a側に寄せ過ぎると、貫通孔72c,72dとコイルスプリング46とのすき間が狭くなってこれが通油抵抗となり、貫通孔72c,72dを台座部73aとは反対の先端側に寄せ過ぎると、第2の内径部I2の内壁面とコイルスプリング76の外周側との間の狭いすき間の油路が長くなってこれが通油抵抗となることに基づく。
次に、吐出用逆止弁80の動作について説明する。図6は、ピストン60の往動時におけるポンプ部40の動作の様子を示す説明図である。実施例では、ソレノイド部30をオンとしてソレノイド力によりピストン60が往動すると、吸入用逆止弁70が閉弁すると共に吐出用逆止弁80が開弁し、プラグ88の中心孔89からポンプ室56内の作動油が流出する。そして、流出した作動油は、中空部62aの内壁面とボール84とのすき間と、中空部62aの内壁面とコイルスプリング86の外周側とのすき間とを通って2本の貫通孔64a,64bに至り、貫通孔64a,64bを介して第2のポンプ室58へ送られる。いま、吐出用逆止弁80が開弁している場合を考えているから、コイルスプリング86は収縮されており、コイルスプリング86の線間すき間が絞られた状態となっているが、作動油はコイルスプリング86の外周側を通るため、通油抵抗を受けず、スムーズに第2のポンプ室58へ送られる。
以上説明した実施例の電磁ポンプ20によれば、シリンダ50内に嵌挿され内部に底付きの中空部72aが形成された弁本体72と、ボール74と、ボール74に付勢力を付与するコイルスプリング76と、ボール74の座部をなしボール74の外径よりも小さな内径の中心孔79を有するプラグ78とにより吸入用逆止弁70を構成し、弁本体72にポンプ室56側に突き出る突出部73bを設け、突出部73bの側壁に中空部72aと径方向に連通する貫通孔72c,72dを形成するから、開弁時にコイルスプリング76が収縮されてその線間すき間が絞られた状態となっても、吸い込まれた作動油をコイルスプリング76の外周側に通して貫通孔72c,72dを介してポンプ室56に送ることができる。この結果、通油抵抗を低減して吐出性能をより向上させることができる。この際、突出部73bに貫通孔72c,72dを形成するだけでよいから、吸入用逆止弁70の構成が複雑となることはなく、ポンプ全体を小型化することができる。また、貫通孔72c,72dは、中空部72aにおける第2の内径部I2の軸方向略中央部に形成したから、貫通孔72c,72dを台座部73a側に寄せ過ぎたり先端側に寄せ過ぎたりすることによる、通油抵抗の増加を抑制することができる。さらに、ピストン60の軸中心に円筒形状の底付き中空部62をシャフト部64途中まで延伸して形成し、ボール84と、ボール84に対して付勢力を付与するコイルスプリング86と、ボール84の外径よりも小さな内径の中心孔89を有する環状部材としてのプラグ88とを、中空部62に配置することにより吐出用逆止弁80を構成し、シャフト部64の径方向に中空部62と連通する貫通孔64a,64bを形成するから、ポンプ室56からの作動油をコイルスプリング86の外周側を通して貫通孔64a,64bから第2のポンプ室58へ送ることができる。これにより、通油抵抗を低減して吐出性能をさらに向上させることができる。
実施例の電磁ポンプ20では、吸入用逆止弁70の弁本体72の突出部73bに中空部72aとポンプ室56とを連通させる中心孔72bと貫通孔72c,72dとを形成するものとしたが、中心孔72bは形成しないものとしてもよい。
実施例の電磁ポンプ20では、吸入用逆止弁70の弁本体72の突出部73bを、第1の外径部O1と第2の外径部O2とにより段付き形状としたが、これに限られず、段差のない形状、例えば、図7の変形例の吸入用逆止弁170に示すように、突出部173bを、台座部73aから先端に向かってテーパ状に形成するものとしてもよい。
実施例の電磁ポンプ20では、吸入用逆止弁70の弁本体72の突出部73b(側壁)に中空部72aとポンプ室56とを連通させる2本の貫通孔72c,72dを形成するものとしたが、貫通孔の数はこれに限られるものではなく、1本であってもよいし、3本以上であってもよい。
実施例の電磁ポンプ20では、貫通孔72c,72dを、突出部73bの第2の外径部O2の軸方向中央部に設けるものとしたが、中央部よりも台座部73a寄りに設けてもよいし、台座部73aの反対側の先端寄りに設けてもよい。
実施例の電磁ポンプ20では、ピストン60に吐出用逆止弁80を内蔵させるものとしたが、例えば、シリンダ50外のバルブボディに組み込むなど、吐出用逆止弁80をピストン60に内蔵しないものとしても構わない。
実施例の電磁ポンプ20では、ピストン60の一回の往復動で作動油を吐出ポート44から2回吐出するタイプの電磁ポンプとして構成するものとしたが、これに限定されるものではなく、ソレノイド部からの電磁力によりピストンを往動させる際に吸入ポートから作動油をポンプ室に吸入しコイルスプリングの付勢力によりピストンを復動させる際にポンプ室内の作動油を吐出ポートから吐出するものとしたり、コイルスプリングの付勢力によりピストンを復動させる際に吸入ポートから作動油をポンプ室に吸入しソレノイド部からの電磁力によりピストンを往動させる際にポンプ室内の作動油を吐出ポートから吐出するものとするなど、ピストンの往復動に伴って作動流体を吐出することができるものであれば、如何なるタイプの電磁ポンプとしても構わない。
実施例の電磁ポンプ20では、自動車に搭載される自動変速機のクラッチやブレーキを油圧駆動するための油圧制御装置に用いるものとしたが、これに限られず、例えば、燃料を移送したり、潤滑用の液体を移送するなど、如何なるシステムに適用するものとしても構わない。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、シリンダ50が「シリンダ」に相当し、ピストン60が「ピストン」に相当し、吸入用逆止弁70が「吸入用逆止弁」に相当し、吐出用逆止弁80が「吐出用逆止弁」に相当し、プラグ78の中心孔79が「吸入孔」に相当し、弁本体72が吸入用逆止弁の「本体」に相当し、コイルスプリング76が吸入用逆止弁の「コイルスプリング」に相当し、ボール74が吸入用逆止弁の「ボール」に相当し、貫通孔72c,72dが吸入用逆止弁の「連通孔」に相当する。また、ソレノイド部30が「電磁部」に相当し、コイルスプリング46が「付勢部材」に相当し、第1の外径部O1が「第1の外径部」に相当し、第2の外径部O2が「第2の外径部」に相当する。さらに、第1の内径部I1が「第1の内径部」に相当し、第2の内径部I2が「第2の内径部」に相当する。また、プラグ88の中心孔89が「吐出孔」に相当し、ピストン本体62が吐出用逆止弁の「本体」に相当し、コイルスプリング86が吐出用逆止弁の「コイルスプリング」に相当し、ボール84が吐出用逆止弁の「ボール」に相当し、貫通孔64a,64bが吐出用逆止弁の「連通孔」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電磁ポンプの製造産業などに利用可能である。
20 電磁ポンプ、30 ソレノイド部、31 ソレノイドケース、32 電磁コイル、34 プランジャ、36 コア、38 シャフト、40,40B ポンプ部、42 吸入ポート、44 吐出ポート、46 コイルスプリング、48 シリンダカバー、50 シリンダ、51,52,54 内壁、56 ポンプ室、58 第2のポンプ室、60 ピストン、62 ピストン本体、62a 中空部、64 シャフト部、64a,64b 貫通孔、70 吸入用逆止弁、72,172 弁本体、72a 中空部、72b 中心孔、72c,72d 貫通孔、73a 台座部、73b,173b 突出部、74 ボール、76 コイルスプリング、78 プラグ、79 中心孔、80 吐出用逆止弁、84 ボール、86 コイルスプリング、88 プラグ、89 中心孔、90 ストレーナ、O1,O2 外径部、I1,I2 内径部。

Claims (6)

  1. シリンダ内を往復動可能なピストンと、前記ピストンに電磁力を付与する電磁部材と、前記ピストンに電磁力とは逆向きの付勢力を付与する付勢部材とを備え、該電磁部材と該付勢部材とにより前記ピストンを往復動させることにより、吸入用逆止弁を介して作動流体をポンプ室に吸入すると共に該吸入した作動流体を前記ポンプ室から吐出用逆止弁を介して吐出する電磁ポンプであって、
    前記吸入用逆止弁は、前記ポンプ室に突出する突出部を有すると共に該突出部の内部に吸入孔と連通する底付きの中空部が形成された本体と、前記中空部に収容されると共に該中空部の底で支持されたコイルスプリングと、該コイルスプリングの付勢力により前記吸入孔に押し付けられたボールと、を有し、
    前記吸入用逆止弁の本体は、開弁時に前記吸入孔から前記中空部に吸入された作動流体が前記コイルスプリングの外周側を通って前記ポンプ室内に導入されるよう、前記突出部の側壁に前記中空部と前記ポンプ室とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記付勢部材は、前記ポンプ室に収容され、
    前記吸入用逆止弁の本体が有する突出部の側壁は、前記付勢部材に嵌合される第1の外径部と、該第1の外径部よりも小径の第2の外径部と、を有し、
    前記連通孔は、前記第2の外径部に径方向に形成されてなる
    ことを特徴とする電磁ポンプ。
  2. 請求項記載の電磁ポンプであって、
    前記第2の外径部は、外径が均一の円筒形状に形成されてなる
    ことを特徴とする電磁ポンプ。
  3. シリンダ内をピストンが往復動することにより、吸入用逆止弁を介して作動流体をポンプ室に吸入すると共に該吸入した作動流体を前記ポンプ室から吐出用逆止弁を介して吐出する電磁ポンプであって、
    前記吸入用逆止弁は、前記ポンプ室に突出する突出部を有すると共に該突出部の内部に吸入孔と連通する底付きの中空部が形成された本体と、前記中空部に収容されると共に該中空部の底で支持されたコイルスプリングと、該コイルスプリングの付勢力により前記吸入孔に押し付けられたボールと、を有し、
    前記吸入用逆止弁の本体は、開弁時に前記吸入孔から前記中空部に吸入された作動流体が前記コイルスプリングの外周側を通って前記ポンプ室内に導入されるよう、前記突出部の側壁に前記中空部と前記ポンプ室とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記吸入用逆止弁の本体の中空部は、前記ボールの移動が可能な第1の内径部と、該第1の内径部よりも小径で前記コイルスプリングが収容される第2の内径部と、を有し、
    前記連通孔は、前記第2の内径部に径方向に形成されてなる
    ことを特徴とする電磁ポンプ。
  4. 請求項記載の電磁ポンプであって、
    前記連通孔は、前記吸入孔から作動流体を吸入する方向に対して前記第2の内径部の中央部に形成されてなる
    ことを特徴とする電磁ポンプ。
  5. 請求項1ないしいずれか1項に記載の電磁ポンプであって、
    前記吐出用逆止弁は、前記ポンプ室側に吐出孔が形成された筒状部を有すると共に該筒状部の内部に該吐出孔と連通する底付きの中空部が設けられた本体と、前記中空部に収容されると共に該中空部の底で支持されたコイルスプリングと、該コイルスプリングの付勢力により前記吐出孔に押し付けられたボールと、を有し、
    前記吐出用逆止弁の本体は、開弁時に前記吐出孔から前記中空部に流入された作動流体が前記コイルスプリングの外周側を通って吐出ポートへ吐出されるよう、前記筒状部の側壁に前記中空部と前記吐出ポートとを連通させる連通孔が形成されてなる
    ことを特徴とする電磁ポンプ。
  6. 請求項記載の電磁ポンプであって、
    前記吐出用逆止弁は、前記ピストンに内蔵されてなる
    ことを特徴とする電磁ポンプ。
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