JP5803360B2 - インホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体およびそれに用いるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤ - Google Patents

インホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体およびそれに用いるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤ Download PDF

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本発明は、インホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体と、それに用いるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤに関する。
ダイレクトドライブ方式の電気自動車では、タイヤの半径方向内側に装着位置内側に開放状のモータ収容空間を確保し、このモータ収容空間にインホイールモータを収容し、インホイールモータによりタイヤを直接回転駆動する。
この場合、モータ収容空間を確保するため、大外径、大内径のタイヤを使用することが考えられる。
一方、電気自動車では、バッテリーの容積が大きく、このバッテリーにより車室内の居住空間が既に制限を受けているため、タイヤの収容スペースが車室内の居住空間をさらに狭めていくことは避けたい。
従来、車両装着内側よりも車両装着外側のビード部内径を大きくしたタイヤが提案されているが、このタイヤでは、タイヤの半径方向内側で装着位置内側に開放状のモータ収容空間を大きく確保することができない。
その結果、車室内の居住空間を大きく確保し、また、モータ収容空間を確保するため、タイヤを低扁平タイヤとしなければならない。
特開2001−88502
しかしながら、低扁平タイヤとしたのでは、電気自動車の乗り心地性、操縦安定性が悪化する。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、ホイール内側の収容空間の容積を確保しつつ、乗り心地性、操縦安定性を向上できるインホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体およびそれに用いるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤを提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、インホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤと、前記インホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤが組み付けられるホイールとを備え、ホイールの内側にインホイールモータが配設されるインホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体であって、前記インホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤは、ビードコアおよびビードフィラーを有する一対のビード部と、トレッド部を通って前記一対のビード部間に架け渡され前記ビードコアおよびビードフィラーの箇所で端部が折り返されたカーカスとを備え、車両装着内側に位置する前記ビード部は、車両装着外側に位置する前記ビード部よりも内径が大きく形成され、前記ホイールは、タイヤが装着されるリムと、前記インホイールモータに連結可能なディスクとを含んで構成され、車両装着内側に位置する前記ビード部が嵌合される前記リムの箇所は、車両装着外側に位置する前記ビード部が嵌合される前記リムの箇所よりも大きな内径で形成され、前記ディスクは前記リムの車両装着外側に位置し、前記ディスクよりも車両装着内側で前記リムの径方向内側に前記インホイールモータが収容される前記リムの車両装着内側に開放状の収容空間が形成され、車両装着内側のタイヤ断面高さをHin、車両装着外側のタイヤ断面高さをHout、車両装着内側のビードフィラー高さをFin、車両装着外側のビードフィラー高さをFoutとし、Kを係数としたとき下記の式1を満たすことを特徴とする。
K・Hout/Hin=Fout/Fin ただしKは1.0≦K≦4.0……(式1)
また、本発明は、ビードコアおよびビードフィラーを有する一対のビード部と、トレッド部を通って前記一対のビード部間に架け渡され前記ビードコアおよびビードフィラーの箇所で端部が折り返されたカーカスとが設けられその内側にインホイールモータが配置されるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤであって、車両装着内側に位置する前記ビード部は、車両装着外側に位置する前記ビード部よりも内径が大きく形成され、車両装着内側のタイヤ断面高さをHin、車両装着外側のタイヤ断面高さをHout、車両装着内側のビードフィラー高さをFin、車両装着外側のビードフィラー高さをFoutとし、Kを係数としたとき下記の式1を満たすことを特徴とする。
K・Hout/Hin=Fout/Fin ただしKは1.0≦K≦4.0……(式1)
本発明によれば、ホイール内側の収容空間の容積を確保しつつ、乗り心地性、操縦安定性を向上できるインホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体およびそれに用いるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤが得られる。
したがって、乗り心地性、操縦安定性を向上しつつダイレクトドライブ方式の電気自動車の車室内の居住空間を大きく確保することができる。
タイヤ・ホイール組み立て体の断面図である。 ホイールに装着された空気入りタイヤの断面図である。 実施例、比較例の試験結果の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
図1、図2に示すように、ダイレクトドライブ方式の電気自動車に組み付けられるインホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体10は、空気入りタイヤ12と、この空気入りタイヤ12が組み付けられるホイール32とを含んで構成されている。
空気入りタイヤ12は、車両装着時におけるタイヤの表裏の装着方向が指定されたタイヤである。
空気入りタイヤ12はトレッド部14と、トレッド部14の両端からタイヤ半径方向内側に延びるサイドウォール部16と、各サイドウォール部16のタイヤ半径方向内側の端部に位置するビード部18とを備えている。
各ビード部18にはビードコア20が設けられ、ビードコア20の半径方向外側にタイヤ径方向外側に先細り状に延びるビードフィラー22が設けられている。
また、トレッド部14を通り一対のビード部18間に架け渡されビードコア20を介して端部が巻き上げられたカーカス24が設けられている。より詳細には、カーカス24は、トレッド部14を通って両端のビードコア20に架け渡され、カーカス24の両端は、ビードコア20およびビードフィラー22を挟むように、ビードコア20で折り返されている。
車両装着内側に位置するビード部18は、車両装着外側に位置するビード部18よりも内径が大きく形成され、異径タイヤとなっている。
トレッド部14には、カーカス24のタイヤ半径方向外側にベルト層26が設けられ、トレッド部14は、ベルト層26のタイヤ半径方向の最も外側に位置し、接地面を構成するキャップゴム層28を含んで構成されている。
ホイール32は、空気入りタイヤ12が装着されるリム34と、インホイールモータ50に連結されるディスク36とを含んで構成されている。
リム34は、車両装着内側に位置する内側リムフランジ部38inおよび内側ビードシート部40inと、車両装着外側に位置する外側リムフランジ部38outおよび外側ビードシート部40outとを備えている。
内側リムフランジ部38inおよび内側ビードシート部40inは、外側リムフランジ部38outおよび外側ビードシート部40outよりもホイール32の径方向外側に位置している。すなわち、車両装着内側に位置するビード部18が嵌合されるリム34の箇所は、車両装着外側に位置するビード部18が嵌合されるリム34の箇所よりも大きな内径で形成されている。
図2に示すように、外側ビードシート部40outから車両装着内側に向けて底部42が延在しており、底部42の車両装着内側の端部からホイール32の径方向外側に向けて立ち上がり部44が延在している。
そして、立ち上がり部44の上部と内側ビードシート部40inは、ホイール32の軸方向に沿って延在する円筒状の周壁部46により連結されている。
空気入りタイヤ12は、車両装着内側のビード部18が内側リムフランジ部38inおよび内側ビードシート部40inに嵌合され、車両装着外側のビード部18が外側リムフランジ部38outおよび外側ビードシート部40outに嵌合されることでホイール32に装着されている。
ディスク36は、ホイール32の車両装着外側に位置しており、底部42の内周部に連結されている。
したがって、ホイール32の内側には、リム34の径方向内側でディスク36よりも車両装着内側に、車両装着内側に向けて開放状の円柱状の収容空間Sが形成されている。
ディスク36は、底部42の径方向内側からホイール32の径方向に延在するスポーク部52と、スポーク部52で支持されたハブ部54とを有している。
ハブ部54には、インホイールモータ50の出力軸5002が挿通されるハブ孔5402と、ハブ孔5402の周囲に設けられハブ部54を出力軸5002側のハブ部5004に取り付けるためのボルト挿通孔5404が形成されている。
インホイールモータ50は収容空間Sに収容され、出力軸5002がハブ孔5402に挿通され、ボルト挿通孔5404に挿通されたボルト5406によりハブ部54、5004が締結されることで、ホイール32に連結されている。
本実施の形態の空気入りタイヤ12は、図2に示すように、車両装着内側のタイヤ断面高さをHin、車両装着外側のタイヤ断面高さをHout、車両装着内側のビードフィラー22高さをFin、車両装着外側のビードフィラー22高さをFoutとし、Kを係数としたとき下記の式1を満たしている。
K・Hout/Hin=Fout/Fin ただしKは1.0≦K≦4.0……(式1)
これは係数Kが1よりも小さい場合には、車両装着外側のタイヤ剛性が車両装着内側のタイヤ剛性に対して低くなり過ぎ、乗り心地性および操縦安定性を向上する上で不利となるためである。
また、係数Kが4よりも大きい場合には、車両装着外側のタイヤ剛性が車両装着内側のタイヤ剛性に対して高くなり過ぎ、乗り心地性および操縦安定性を向上する上で不利となるためである。
したがって式1を満たすことにより、ホイール内側の収容空間Sの容積を確保しつつ、乗り心地性、操縦安定性を向上できる。
したがって、本実施の形態によれば、乗り心地性、操縦安定性を向上しつつダイレクトドライブ方式の電気自動車の車室内の居住空間を大きく確保することができる。
ここで車両装着内側のタイヤ断面高さHinとは、JATMA規格、ETRTO規格またはTRA規格に規定される正規内圧をタイヤに充填し、同規格に規定される正規荷重を負荷した状態における車両装着内側のビードベースラインBLinからトレッド部14のタイヤ半径方向外側の位置までの寸法であり、車両装着内側においてタイヤ外径とリム34径との差の1/2に相当している。
また、車両装着外側のタイヤ断面高さHoutとは、上記と同様に正規荷重を負荷した状態における車両装着外側のビードベースラインBLoutからトレッド部14のタイヤ半径方向外側の位置までの寸法であり、車両装着外側においてタイヤ外径とリム34径との差の1/2に相当している。
また、車両装着内側のビードフィラー22高さFinとは、上記と同様に正規荷重を負荷した状態における車両装着内側のビードベースラインBLinから車両装着内側のビードフィラー22のタイヤ半径方向外側の位置までの寸法である。
また、車両装着外側のビードフィラー22高さFoutとは、上記と同様に正規荷重を負荷した状態における車両装外側のビードベースラインBLinから車両装着外側のビードフィラー22のタイヤ半径方向外側の位置までの寸法である。
また、車両装着内側に位置するビード部18の内径は、車両装着外側に位置するビード部18の内径よりも2インチ以上大きな寸法で形成されていることが好ましい。乗り心地性の大きな向上効果を得る上で有利となるためである。
また、車両装着外側のビードフィラー22高さFoutを、車両装着内側のビードフィラー22高さFinで割ったビードフィラー22の高さの比率Fhは、1.5≦Fh≦5.0を満たすことが好ましい。
このようにすることで、車両装着内側および車両装着外側における剛性差を減少させ、乗り心地性および操縦安定性を向上し、偏摩耗を抑制する上で有利となるためである。
また、キャップトレッドゴム層を構成するゴムの硬度Hsは、タイヤの幅方向に均一としてもよいが、車両装着内側が車両装着外側よりも低く、その硬度差を5以上15以下の範囲内とすると、車両装着内側および車両装着外側における剛性差を減少させ、乗り心地性および操縦安定性を向上し、偏摩耗を抑制する上で有利となる。なお、ここで硬度Hsは、JIS−K6253に基づきデュロメータータイプAにより20℃の環境下で測定したデュロメーターA硬さである。
この場合には、例えば、キャップトレッドゴム層のうち、タイヤ赤道面よりも車両装着内側に位置する部分のゴムの硬度Hsを、タイヤ赤道面よりも車両装着外側に位置する部分のゴムの硬度Hsに比べて5以上15以下の範囲内で低くすればよい。
(実施例1)
車両装着内側が215/35R19に相当し、車両装着外側が215/40R18に相当する1インチ違いの異形タイヤを、車両装着内側の内側リムフランジ部38inおよび内側ビードシート部40inが19×71/2JJのリム34に相当し、車両装着外側の外側リムフランジ部38outおよび外側ビードシート部40outが18×71/2JJのリム34に相当し、図1、図2に示す構造のホイール32に組み込み、タイヤ・ホイール組み立て体10とし、ホイール32内側の収容空間Sの大きさを評価した。
(実施例2〜8)
車両装着内側が215/35R19に相当し、車両装着外側が215/45R17に相当する2インチ違いの異形タイヤを、車両装着内側の内側リムフランジ部38inおよび内側ビードシート部40inが19×71/2JJのリム34に相当し、車両装着外側の外側リムフランジ部38outおよび外側ビードシート部40outが17×71/2JJのリム34に相当し、図1、図2に示す構造のホイール32に組み込み、タイヤ・ホイール組み立て体10とし、ホイール32内側の収容空間Sの大きさを評価した。
実施例1〜8のタイヤ・ホイール組み立て体10を排気量2400ccの4輪駆動方式の車両の4輪に装着し、空気圧220kPaとして時速50kmの一定の速度で8000km走行し、乗り心地性、操縦安定性、偏摩耗について評価した。
(比較例1)
215/35R19のタイヤを、19×71/2JJのリム34に組み込み、タイヤ・ホイール組み立て体10とし、ホイール32内側の収容空間Sの大きさを評価した。そして、空気圧220kPaとし、排気量2400ccの4輪駆動方式の車両の4輪に装着し、時速50kmの一定の速度で8000km走行し、乗り心地性、操縦安定性、偏摩耗について評価した。
(比較例2)
215/45R17のタイヤを、17×71/2JJのリム34に組み込み、タイヤ・ホイール組み立て体10とし、ホイール32内側の収容空間Sの大きさを評価した。そして、空気圧220kPaとし、排気量2400ccの4輪駆動方式の車両の4輪に装着し、時速50kmの一定の速度で8000km走行し、乗り心地性、操縦安定性、偏摩耗について評価した。
[収容空間S]
収容空間Sを計測し、比較例1を基準(100)とする指数値で示し、この数値が大きいほど収容空間Sの容積が大きいことを示す。
[乗り心地性]
テスターの官能評価であり、比較例1を基準(100)とする指数値で示し、この数値が大きいほど乗り心地性が良いことを示す。
[操縦安定性]
テスターの官能評価であり、比較例1を基準(100)とする指数値で示し、この数値が大きいほど操縦安定性が良いことを示す。
[偏摩耗]
偏摩耗を目視により観察し、比較例1を基準(100)とする指数値で示し、この数値が大きいほど偏摩耗が少ないことを示す。
図3から明らかなように、実施例1〜8によれば19インチホイール32と同等の収容空間Sを確保でき、乗り心地性および操縦安定性を向上し、偏摩耗を抑制する上で有利となる。
また、実施例1と実施例3〜8とを比べて明らかなように、車両装着内側に位置するビード部18の内径と、車両装着外側に位置するビード部18との内径差が2インチよりも大きい場合には、乗り心地性および操縦安定性を向上する上で有利となる。
また、実施例2と実施例3〜8とを比べて明らかなように、フィラー高さ比Fh(ビードフィラー22の高さの比率Fh)が1.5よりも大きい場合には、乗り心地性および操縦安定性を向上する上で有利となる。
また、実施例6〜8から明らかなように、キャップトレッドゴム層を構成するゴムとしてタイヤ赤道面を境として2種類設け、タイヤ赤道面よりも車両装着内側に位置する部分のゴムの硬度Hsを、タイヤ赤道面よりも車両装着外側に位置する部分のゴムの硬度Hsよりも低くすると、乗り心地性および操縦安定性を向上し、偏摩耗を抑制する上で有利となる。また、実施例7から明らかなように、その時の硬度差を10とした場合、乗り心地性および操縦安定性を向上し、偏摩耗を抑制する上で最も有利となる。
10……インホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体、12……空気入りタイヤ、32……ホイール、14……トレッド部、16……サイドウォール部、18……ビード部、20……ビードコア、22……ビードフィラー、24……カーカス、26……ベルト層、28……キャップゴム層、32……ホイール、34……リム、36……ディスク、50……インホイールモータ。

Claims (5)

  1. インホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤと、前記インホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤが組み付けられるホイールとを備え、ホイールの内側にインホイールモータが配設されるインホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体であって、
    前記インホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤは、ビードコアおよびビードフィラーを有する一対のビード部と、トレッド部を通って前記一対のビード部間に架け渡され前記ビードコアおよびビードフィラーの箇所で端部が折り返されたカーカスとを備え、
    車両装着内側に位置する前記ビード部は、車両装着外側に位置する前記ビード部よりも内径が大きく形成され、
    前記ホイールは、タイヤが装着されるリムと、前記インホイールモータに連結可能なディスクとを含んで構成され、
    車両装着内側に位置する前記ビード部が嵌合される前記リムの箇所は、車両装着外側に位置する前記ビード部が嵌合される前記リムの箇所よりも大きな内径で形成され、
    前記ディスクは前記リムの車両装着外側に位置し、前記ディスクよりも車両装着内側で前記リムの径方向内側に前記インホイールモータが収容される前記リムの車両装着内側に開放状の収容空間が形成され、
    車両装着内側のタイヤ断面高さをHin、車両装着外側のタイヤ断面高さをHout、車両装着内側のビードフィラー高さをFin、車両装着外側のビードフィラー高さをFoutとし、Kを係数としたとき下記の式1を満たす、
    K・Hout/Hin=Fout/Fin ただしKは1.0≦K≦4.0……(式1)
    ことを特徴とするインホイールモータ用タイヤ・ホイール組み立て体。
  2. ビードコアおよびビードフィラーを有する一対のビード部と、トレッド部を通って前記一対のビード部間に架け渡され前記ビードコアおよびビードフィラーの箇所で端部が折り返されたカーカスとが設けられその内側にインホイールモータが配置されるインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤであって、
    車両装着内側に位置する前記ビード部は、車両装着外側に位置する前記ビード部よりも内径が大きく形成され、
    車両装着内側のタイヤ断面高さをHin、車両装着外側のタイヤ断面高さをHout、車両装着内側のビードフィラー高さをFin、車両装着外側のビードフィラー高さをFoutとし、Kを係数としたとき下記の式1を満たす、
    K・Hout/Hin=Fout/Fin ただしKは1.0≦K≦4.0……(式1)
    ことを特徴とするインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤ。
  3. 車両装着内側に位置する前記ビード部の内径は、車両装着外側に位置する前記ビード部の内径よりも2インチ以上大きな寸法で形成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤ。
  4. 車両装着外側のビードフィラー高さFoutを、車両装着内側のビードフィラー高さFinで割ったビードフィラーの高さの比率Fhは下記の式2を満たす、
    1.5≦Fh≦5.0……(式2)
    ことを特徴とする請求項2または3記載のインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド部のタイヤ半径方向の最も外側に位置する箇所に、キャップトレッドゴム層が位置しており、
    前記キャップトレッドゴム層を構成するゴムの硬度Hsは、車両装着内側が車両装着外側よりも低く、その硬度差は,5以上15以下の範囲内である、
    ことを特徴とする請求項2乃至4に何れか1項記載のインホイールモータ用の乗用車用空気入りタイヤ。
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