JP5799256B2 - センサモジュール、および設備端末制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、センサモジュール、ならびにセンサおよびサーバを含む設備端末制御システムに関する。
上記設備端末制御システムとして、特許文献1に記載のものが知られている。
この設備端末制御システムに設けられるサーバは、センサの出力信号に基づいて各種の制御を行う。
特開2005−215789号公報
上記設備端末制御システムにセンサを追加する場合には、センサを建造物の所定の位置に取り付けるための作業、およびセンサとサーバとを接続するための配線の作業等が必要になる。すなわち、センサを追加するときには大きな手間がかかる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、センサを簡単に追加することのできるセンサモジュール、および設備端末制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するための手段を以下に示す。
・本発明の設備端末制御システムは、センサおよびサーバを含む設備端末制御システムにおいて、前記センサの出力信号に応じて制御される設備端末と、前記設備端末を操作する操作端末であって、前記センサを取り付けることおよび前記センサを取り外すことが可能なセンサモジュールとが設けられていること、前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、前記センサが前記センサモジュールに取り付けられ、該センサモジュールが前記センサに対応するアプリケーションのダウンロード要求を検出すると、該センサに記憶されている識別情報に応じた出力信号が前記センサモジュールを介して前記サーバに送信されること、前記サーバから前記センサモジュールに、前記取り付けられたセンサに対応するアプリケーションが送信されること、前記センサモジュールに前記センサが取り付けられているとき、前記センサに対応するアプリケーションが前記センサモジュールに記憶されていること、前記センサモジュールが前記設備端末を制御する出力信号を前記サーバに送信すると、前記サーバは受信した同出力信号を前記設備端末に送信することを特徴としている。
この設備端末制御システムにおいては、前記センサの回路の電圧に応じた出力信号が前記センサモジュールから前記サーバに送信されることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、前記サーバから前記センサモジュールにアプリケーションが送信されること、ならびに、前記センサモジュールに前記センサが取り付けられているとき、前記複数のアプリケーションのうちの同センサに対応するアプリケーションのリストが作成されることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記センサを取り付けるための複数のポートが前記センサモジュールに設けられていること、前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、前記サーバから前記センサモジュールにアプリケーションが送信されること、ならびに、前記センサモジュールに複数の前記センサが取り付けられているとき、前記複数のセンサの組み合わせに対応するアプリケーションが前記センサモジュールに記憶されていることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記センサを取り付けるための複数のポートが前記センサモジュールに設けられていること、前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、前記サーバから前記センサモジュールにアプリケーションが送信されること、ならびに、前記センサモジュールに複数の前記センサが取り付けられているとき、これらセンサの組み合わせに応じたアプリケーションのリストが作成されることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記アプリケーションの実行態様を前記操作端末により変更することができることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記操作端末に表示部が設けられていることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記表示部に液晶パネルが設けられていることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記操作端末に記憶されるアプリケーションには、操作機能と操作機能に対応したデザインとの組み合わせが含まれていることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記表示部がタッチパネルとして構成されていること、ならびに、前記アプリケーションにより前記タッチパネルの機能およびデザインが変更されることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記サーバにおいて前記アプリケーションが更新されたとき、その旨を示す情報をユーザに報知するための報知制御が行なわれることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記サーバにおいて前記アプリケーションが更新されたとき、前記センサモジュールにおいて同アプリケーションに対応するアプリケーションが更新されることが好ましい。
・この設備端末制御システムにおいては、前記サーバと前記センサモジュールとの間で無線通信が行なわれることが好ましい。
・本発明のセンサモジュールは、センサを取り付けることおよび前記センサを取り外すことができることを特徴としている。
本発明によれば、センサモジュール、および設備端末制御システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態の設備端末制御システムについて、その全体構成を模式的に示す模式図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、センサモジュールおよびセンサの構成を示すブロック図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、センサモジュールおよびセンサの斜視構造を示す斜視図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、(a)はサーバに記憶されるアプリケーションとインターフェースとの関係を示すテーブル、(b)はサーバに記憶されるインターフェースと画像ファイルとの関係を示すテーブル、(c)はサーバに記憶されるインターフェースと画像ファイルとの関係を示すテーブル。 同実施形態の設備端末制御システムについて、タッチパネルの表示画面を模式的に示す模式図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、サーバによる「単体アプリケーション設定処理」の実行にともなう設備端末制御システムの各構成要素の動作を示すシーケンス図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、タッチパネルの表示画面を模式的に示す模式図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、サーバによる「連携アプリケーション設定処理」の実行にともなう設備端末制御システムの各構成要素の動作を示すシーケンス図。 同実施形態の設備端末制御システムについて、タッチパネルの表示画面を模式的に示す模式図。 本発明の第2実施形態の設備端末制御システムについて、液晶パネルの表示画面を模式的に示す模式図。 本発明のその他の実施形態の設備端末制御システムについて、センサモジュールおよびセンサの構成を示すブロック図。 本発明のその他の実施形態の設備端末制御システムについて、その全体構成を模式的に示す模式図。
(第1実施形態)
本実施形態の設備端末制御システム1は、オフィスビルの各部屋に設置された設備端末を一元的に監視および制御するシステムとして構成されている。なお、同設備機器には複数の照明器具および複数の空調設備が含まれる。
図1を参照して、設備端末制御システム1の構成について説明する。
設備端末制御システム1には、当該システム1に含まれる各構成要素の情報等を統括して管理するサーバ10と、サーバ10に接続される複数の設備端末20とが設けられている。またこの他に、各種のセンサ40を取り付けること、および同センサ40を取り外すことができるセンサモジュール30が設けられている。設備端末20としては、センサ40の出力信号に応じて制御される照明器具および空調機器が設けられている。
サーバ10は、センサ40の種類に対応する複数のアプリケーションを記憶している。また、センサモジュール30に取り付けられるセンサ40の種類に応じてセンサモジュール30にアプリケーションを送信する。また、センサモジュール30を介してセンサ40の識別情報を含む出力信号を受信する。
図2を参照して、センサモジュール30およびセンサ40の構成について説明する。
センサモジュール30には、処理部31、検出部32、通信部33、記憶部34、およびタッチパネル35が設けられている。またこの他に、センサ40を取り付けるための4つのポート37が設けられている。なお、図2においては1つのポート37のみを示している。
処理部31は、入力された信号に基づいて各種の制御を行う。検出部32は、センサモジュール30のポート37に取り付けられたセンサ40の出力信号を検出する。センサ40の出力信号には、センサ40の識別情報の信号およびセンサ40の検出情報の信号が含まれる。なお、検出部32は処理部31の一部を構成している。
通信部33は、サーバ10との間で信号の送受信を行う。記憶部34は、ポート37に取り付けられたセンサ40の識別情報、サーバ10からダウンロードされるアプリケーション、およびセンサモジュール30の識別情報を記憶する。
タッチパネル35は、各種の情報を表示する液晶画面から構成される表示部と、ユーザが画面に接触して操作することにより各種の制御を設定するための操作部とを兼ねたマンマシンインターフェースとして構成されている。
センサ40には、検出部41、記憶部42、およびポート44が設けられている。検出部41は、モニタの対象とする物理パラメーターに応じた検出信号を出力する。記憶部42は、センサ40の種類に応じた識別情報を記憶している。センサモジュール30に取り付けられるセンサ40としては、例えば湿度センサ、温度センサ、人感センサ、および明るさ計などが挙げられる。
センサモジュール30およびセンサ40の関係について説明する。
センサモジュール30の検出部32は、ポート37およびポート44を介してセンサ40に電源電力を供給する。また、センサ40の検出部41から識別情報を含む出力信号を受信したとき、この識別情報を記憶部34に記憶する。センサ40の検出部41は、ポート44およびポート37を介してセンサモジュール30の検出部32に対して検出信号および識別情報を含む出力信号を出力する。なお、センサモジュール30とセンサ40とはグランド接続される。
図3に、センサモジュール30およびセンサ40の外観を示す。
センサモジュール30の本体36は、箱型の筐体として構成されている。本体36には、センサ40のポート44に対応する4つのポート37、すなわち第1ポート37A、第2ポート37B、第3ポート37C、および第4ポート37Dが設けられている。
センサ40の本体43は、箱形の筐体として構成されている。本体43の端部には、センサモジュール30のポート37に対応するポート44が設けられている。なお、図3においては、センサモジュール30に対するセンサ40の挿入態様の一例として、第4ポート37Dにセンサ40のポート44が挿入された状態が示されている。
図4を参照して、サーバ10内のアプリケーションの構成について説明する。
図4(a)に示されるように、各アプリケーションは、設備端末20の操作機能としての各インターフェースに対応している。また、各種のセンサ40の識別情報と関連付けられている。
図4(b)に示されるように、設備端末20の動作状態を切り替えるインターフェースは、デザインとしてのN個の画像ファイルと関連付けられている。また、インターフェースにより切り替えられる設備端末20の動作状態には、「オン」および「オフ」が含まれている。なお、アプリケーション上においては、「オン」および「オフ」がそれぞれ「ON」および「OFF」として表示される。
図4(c)に示されるように、設備端末20の出力状態を変更するインターフェースは、デザインとしてのN個の画像ファイル、かつ設備端末20の動作状態を切り替える上記インターフェースに関連付けられる画像ファイルとは別のファイルと関連付けられている。また、インターフェースにより切り替えられる設備端末20の出力状態には、「増大」および「減少」が含まれている。なお、アプリケーション上においては、「増大」および「減少」がそれぞれ「UP」および「DOWN」として表示される。
なお、設備端末20の動作状態を切り替えるインターフェース、および設備端末20の出力を変更するインターフェース以外の他のインターフェースについても上記各インターフェースと同様、複数の画像ファイルと関連付けられている。すなわち、各アプリケーションには、操作機能と操作機能に対応したデザインとの組み合わせが含まれている。
図5を参照して、タッチパネル35の表示形式の一例について説明する。
ここでは、センサモジュール30にセンサ40としての明るさ計が取り付けられ、かつ設備端末20として複数の照明器具が設けられている場合を一例としている。なお、センサ40および設備端末20としてここで例示したものとは別のセンサ40および設備端末20が設けられる場合、タッチパネル35の表示形式は、以下に説明する表示形式の一部または全部を別のセンサ40および設備端末20に適合したものとなる。
タッチパネル35には、縦に2列および横に2列に配置された合計4つのエリア、すなわち第1エリア35A、第2エリア35B、第3エリア35C、および第4エリア35Dが設けられている。各エリア35A〜35Dには、それぞれ1種類のインターフェースに対応するデザインが表示される。
第1エリア35Aには、設備端末20の動作状態をオンに設定するインターフェースが表示される。第2エリア35Bには、センサ40の検出信号に対応した照度を表示するインターフェースが表示される。第3エリア35Cには、設備端末20の出力状態を増大に設定するインターフェースが表示される。第4エリア35Dには、設備端末20の出力状態を減少に設定するインターフェースが表示される。
図1および図5を参照して、タッチパネル35に関連する各機器の動作について説明する。以下の(A)〜(C)には、ユーザによるタッチパネル35の操作にともなう各機器の動作が、また(D)には、センサ40の出力にともなうタッチパネル35の動作が示されている。
(A)センサモジュール30は、ユーザによりタッチパネル35の第1エリア35Aが押されたとき、設備端末20の駆動状態をオンに設定する出力信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、センサモジュール30から出力信号を受信したとき、対応する設備端末20に同出力信号を送信する。設備端末20は、サーバ10から出力信号を受信したとき、同出力信号の情報に基づいて駆動状態をオンに設定する。
(B)センサモジュール30は、ユーザによりタッチパネル35の第3エリア35Cが押されたとき、設備端末20の出力状態を増大に設定する出力信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、センサモジュール30から出力信号を受信したとき、対応する設備端末20に同出力信号を送信する。設備端末20は、サーバ10から出力信号を受信したとき、同出力信号の情報に基づいて出力状態を増大に設定する。
(C)センサモジュール30は、ユーザによりタッチパネル35の第4エリア35Dが押されたとき、設備端末20の出力状態を減少に設定する出力信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、センサモジュール30から出力信号を受信したとき、対応する設備端末20に同出力信号を送信する。設備端末20は、サーバ10から出力信号を受信したとき、同出力信号の情報に基づいて出力状態を減少に設定する。
(D)センサ40としての明るさ計は、設備端末20の照度に応じた検出信号を含む出力信号をセンサモジュール30に送信する。センサモジュール30は、センサ40から出力信号を受信したとき、これに含まれる検出信号の情報に基づいて設備端末20の照度を第2エリア35Bに表示する。
サーバ10およびセンサモジュール30の間においては、サーバ10に記憶されているアプリケーションをセンサモジュール30にダウンロードしてセンサ40の使用環境を整える「アプリケーション設定処理」が行なわれる。この「アプリケーション設定処理」としては、以下の「単体アプリケーション設定処理」および「連携アプリケーション設定処理」が用意されている。
「単体アプリケーション設定処理」は、1または複数のセンサ40がセンサモジュール30に取り付けられている場合において、1つのセンサ40に対応するアプリケーションをセンサモジュール30にダウンロードする。
「連携アプリケーション設定処理」は、複数のセンサ40がセンサモジュール30に取り付けられている場合において、複数のセンサ40の組み合わせに対応する連携アプリケーションをセンサモジュール30にダウンロードする。
1つのセンサモジュール30においては、上記の各アプリケーション設定処理の一方または両方を実行することにより、各エリア35A〜35Dについてのアプリケーションの設定を完了させることができる。また、各エリア35A〜35Dの少なくとも1つについて、「単体アプリケーション設定処理」および「連携アプリケーション設定処理」の両方によりアプリケーションの設定を行なうこともできる。
図5および図6を参照して、サーバ10およびセンサモジュール30間においての「単体アプリケーション設定処理」の流れについて説明する。なお、図6の「AP」はアプリケーションを示している。
ここでは、センサモジュール30にセンサ40としての明るさ計が取り付けられ、かつ設備端末20として複数の照明器具が設けられている場合を一例としている。なお、センサ40および設備端末20としてここで例示したものとは別のセンサ40および設備端末20が設けられる場合、「単体アプリケーション設定処理」の内容は、以下に説明する設定処理の一部または全部を別のセンサ40および設備端末20に適合したものとなる。
センサモジュール30は、タッチパネル35の第1エリア35Aに対するアプリケーションのダウンロード要求を検出したとき、このダウンロード要求をサーバ10に送信する。ダウンロード要求には、センサモジュール30の識別情報、およびセンサモジュール30に取り付けられているセンサ40の識別情報が含まれている。
サーバ10は、センサモジュール30からダウンロード要求を受信したとき、ダウンロード要求に含まれるセンサ40の識別情報に基づいて、センサ40の種類に対応するアプリケーションリストを作成する。そして、作成したアプリケーションリストを対応するセンサモジュール30に送信する。
センサモジュール30は、サーバ10からアプリケーションリストを受信したとき、このアプリケーションリストをタッチパネル35の液晶画面に表示する。そして、アプリケーションリストから1つのアプリケーションを選択する旨の要求を検出したとき、アプリケーション選択情報をサーバ10に送信する。アプリケーション選択情報には、選択された1つのアプリケーションの情報、およびセンサモジュール30の識別情報が含まれている。
サーバ10は、センサモジュール30からアプリケーション選択情報を受信したとき、選択された1つのアプリケーションに対応するインターフェースおよびデザインを含むアプリケーション構成情報をセンサモジュール30に送信する。
センサモジュール30は、サーバ10からアプリケーション構成情報を受信したとき、このアプリケーション構成情報に含まれるインターフェースおよびデザインを記憶部34に記憶する。これにより、サーバ10からセンサモジュール30へのアプリケーションのダウンロードが完了する。
また、第2エリア35B、第3エリア35C、および第4エリア35Dについても、第1エリア35Aと同様の「単体アプリケーション設定処理」が行なわれる。そして、全てのエリアのアプリケーションの設定が完了することにより、センサ40に基づく設備端末20の制御を行なうための環境が整えられる。なお、各エリアにおいて「単体アプリケーション設定処理」を必要としないものがある場合には、そのエリアについての「単体アプリケーション設定処理」を省略しても設備端末20の制御を行なうための環境が整えられる。
図7を参照して、「単体アプリケーション設定処理」の一環としてタッチパネル35の操作により行なわれるアプリケーションのダウンロード手順について説明する。なお、図7において符号「H」が付された手のマークは、ユーザの手を示している。
ここでは、センサモジュール30にセンサ40としての明るさ計が取り付けられ、かつ設備端末20として複数の照明器具が設けられている場合を一例としている。なお、センサ40および設備端末20としてここで例示したものとは別のセンサ40および設備端末20が設けられる場合、「単体アプリケーション設定処理」の実行手順は、以下に説明する実行手順の一部または全部を同別のセンサ40および設備端末20に適合したものとなる。
ユーザは、1または複数のセンサ40をセンサモジュール30に取り付けたとき、タッチパネル35の操作によりセンサモジュール30にダウンロードするアプリケーションを選択することができる。そして、1または複数のセンサ40についてアプリケーションのダウンロードを完了させることにより、同1または複数のセンサ40の使用環境を整えることができる。
具体的な実行手順を以下の(手順1)〜(手順9)に示す。
(手順1)図7(a)の二点鎖線で示されるように、第1エリア35Aを長押しする。
(手順2)図7(a)の実線で示されるように、プルダウンメニューにより表示されるアプリケーションリスト、すなわち設備端末20の動作状態に関する複数のアプリケーションを含むリストから、任意の1つのアプリケーションを選択する。ここでは、設備端末20の動作状態をオンに設定するためのインターフェースおよび画像ファイルの組み合わせを含むアプリケーションを選択する。
(手順3)図7(b)の二点鎖線で示されるように、第2エリア35Bを長押しする。
(手順4)図7(b)の実線で示されるように、プルダウンメニューにより表示されるアプリケーションリスト、すなわち照度の表示に関する複数のアプリケーションを含むリストから、任意の1つのアプリケーションを選択する。ここでは、センサ40としての明るさ計により検出された照度を表示するためのインターフェースおよび画像ファイルの組み合わせを含むアプリケーションを選択する。
(手順5)図7(c)の二点鎖線で示されるように、第3エリア35Cを長押しする。
(手順6)図7(c)の実線で示されるように、プルダウンメニューにより表示されるアプリケーションリスト、すなわち設備端末20の出力状態に関する複数のアプリケーションを含むリストから、任意の1つのアプリケーションを選択する。ここでは、設備端末20の出力状態を増大に設定するためのインターフェースおよび画像ファイルの組み合わせを含むアプリケーションを選択する。
(手順7)図7(d)の二点鎖線で示されるように、第4エリア35Dを長押しする。
(手順8)図7(d)の実線で示されるように、プルダウンメニューにより表示されるアプリケーションリスト、すなわち設備端末20の動作状態に関する複数のアプリケーションを含むリストから、任意の1つのアプリケーションを選択する。ここでは、設備端末20の出力状態を減少に設定するためのインターフェースおよび画像ファイルの組み合わせを含むアプリケーションを選択する。
(手順9)図7(e)に示されるように、タッチパネル35の各エリア35A〜35Dの外側のエリアを長押しする。これにより、図7(f)に示されるように、タッチパネル35全体の背景画像が変更される。
図8を参照して、サーバ10およびセンサモジュール30間においての「連携アプリケーション設定処理」の流れについて説明する。なお、図8の「AP」はアプリケーションを示している。
ここでは、センサモジュール30に複数のセンサ40として温度計および湿度計が取り付けられ、かつ設備端末20として複数の空調機器が設けられている場合を一例としている。なお、センサ40および設備端末20としてここで例示したものとは別のセンサ40および設備端末20が設けられる場合、「連携アプリケーション設定処理」の内容は、以下に説明する設定処理の一部または全部を同別のセンサ40および設備端末20に適合したものとなる。
センサモジュール30は、タッチパネル35の第1エリア35Aに対するアプリケーションのダウンロード要求を検出したとき、このダウンロード要求をサーバ10に送信する。ダウンロード要求には、センサモジュール30の識別情報、およびセンサモジュール30に取り付けられている複数のセンサ40の識別情報が含まれている。
サーバ10は、センサモジュール30からダウンロード要求を受信したとき、ダウンロード要求に含まれる複数のセンサ40の識別情報に基づいて、複数のセンサ40の組み合わせに対応する連携アプリケーションリストを作成する。そして、作成した連携アプリケーションリストを対応するセンサモジュール30に送信する。
センサモジュール30は、サーバ10から連携アプリケーションリストを受信したとき、この連携アプリケーションリストをタッチパネル35の液晶画面に表示する。そして、連携アプリケーションリストから1つの連携アプリケーションを選択する旨の要求を検出したとき、連携アプリケーション選択情報をサーバ10に送信する。連携アプリケーション選択情報には、選択された1つの連携アプリケーションの情報、およびセンサモジュール30の識別情報が含まれている。
サーバ10は、センサモジュール30から連携アプリケーション選択情報を受信したとき、選択された1つの連携アプリケーションに対応するインターフェースおよびデザインを含む連携アプリケーション構成情報をセンサモジュール30に送信する。
センサモジュール30は、サーバ10から連携アプリケーション構成情報を受信したとき、この連携アプリケーション構成情報に含まれるインターフェースおよびデザインを記憶部34に記憶する。これにより、サーバ10からセンサモジュール30への連携アプリケーションのダウンロードが完了する。
また、第2エリア35B、第3エリア35C、および第4エリア35Dについても、第1エリア35Aと同様の「連携アプリケーション設定処理」が行なわれる。そして、全てのエリアのアプリケーションの設定が完了することにより、複数のセンサ40の連携に基づく設備端末20の制御を行なうための環境が整えられる。なお、各エリアにおいて「連携アプリケーション設定処理」を必要としないものがある場合には、そのエリアについての「連携アプリケーション設定処理」を省略しても設備端末20の制御を行なうための環境が整えられる。
図9を参照して、「連携アプリケーション設定処理」の一環としてタッチパネル35の操作により行なわれる連携アプリケーションの環境設定の手順について説明する。なお、図9において符号「H」が付された手のマークは、ユーザの手を示している。
ここでは、センサモジュール30に複数のセンサ40としての温度計および湿度計が取り付けられ、かつ設備端末20として複数の空調機器が設けられている場合を一例としている。なお、センサ40および設備端末20としてここで例示したものとは別のセンサ40および設備端末20が設けられる場合、「連携アプリケーション設定処理」の実行手順は、以下に説明する実行手順の一部または全部を同別のセンサ40および設備端末20に適合したものとなる。
ユーザは、複数のセンサ40をセンサモジュール30に取り付けたとき、かつセンサモジュール30への連携アプリケーションのダウンロードが完了した後、タッチパネル35の操作により連携アプリケーションの環境設定を行なうことができる。そして、連携アプリケーションの環境設定を完了させることにより、複数のセンサ40を連携させるための使用環境を整えることができる。
図9(a)に示されるように、温度計および湿度計の連携アプリケーションのダウンロードにともない、タッチパネル35の第1エリア35Aには、温度および湿度の表示機能が表示される。また第2エリア35Bには、設備端末20の動作状態の表示機能が表示される。
連携アプリケーションの環境設定の一例として、空調機器の自動運転開始条件を「温度26.5度以上かつ湿度50%以上」から「温度26度以上かつ湿度60%以上」に変更するときの具体的な手順を以下の(手順1)〜(手順4)に示す。
(手順1)図9(a)に示されるように、第1エリア35Aを長押しする。
(手順2)図9(b)に示されるように、第3エリア35Cおよび第4エリア35Dに表示されるテンキーを押すことにより、設備端末20の自動運転開始条件としての温度および湿度を設定する。
(手順3)図9(c)に示されるように、(手順2)により設定した温度および湿度の表示を第2エリア35Bにドラッグする。すなわち、(手順2)の自動運転開始条件を設備端末20の動作状態に関連付ける。
(手順4)図9(d)に示されるように、設備端末20の動作状態を選択するプルダウンメニューにより「ON」を選択する。すなわち、(手順2)の自動運転開始条件が満たされるときに設備端末20の動作状態をオンに設定するための関連付けを行なう。
(実施形態の効果)
本実施形態の設備端末制御システム1によれば以下の効果が得られる。
(1)設備端末制御システム1においては、センサ40を取り付けることおよびセンサ40を取り外すことができるセンサモジュール30が設けられている。また、センサモジュール30に取り付けられたセンサ40の出力信号がサーバ10に送信される。
この構成によれば、センサモジュール30にセンサ40を取り付けることにより、設備端末制御システム1においてセンサ40を用いた設備端末20の制御が可能になる。すなわち、設備端末制御システム1にセンサ40を簡単に追加することができる。
(2)設備端末制御システム1においては、センサ40に記憶されている識別情報に応じた出力信号がセンサモジュール30からサーバ10に送信される。この構成によれば、センサモジュール30によりセンサ40の種類が検出されるため、センサモジュール30に取り付けられたセンサ40の種類をサーバ10等に入力する手間を省くことができる。
(3)設備端末制御システム1においては、センサ40の種類に応じた複数のアプリケーションがサーバ10に記憶されている。また、センサモジュール30にセンサ40が取り付けられたとき、同センサ40に対応するアプリケーションがサーバ10からセンサモジュール30に送信される。
この構成によれば、センサ40の使用環境を整えるために必要な情報が自動的にセンサモジュール30に用意される。このため、ユーザが手動でアプリケーションをダウンロードする構成と比較して、センサ40の使用環境を整えるための手間が軽減される。
(4)設備端末制御システム1においては、センサモジュール30にセンサ40が取り付けられたとき、複数のアプリケーションのうちの同センサ40に対応するアプリケーションのリストが作成される。この構成によれば、例えばユーザがサーバ10にアクセスしてセンサ40に対応するアプリケーションを検索する構成と比較して、センサ40の使用環境を整えるための手間が軽減される。
(5)設備端末制御システム1においては、センサ40の種類に応じた複数のアプリケーションがサーバ10に記憶されている。また、センサモジュール30に複数のセンサ40が取り付けられたとき、同複数のセンサ40の組み合わせに対応する連携アプリケーションがサーバ10からセンサモジュール30に送信される。
この構成によれば、複数のセンサ40の使用環境を整えるために必要な情報が自動的にセンサモジュール30に用意される。このため、ユーザが手動で連携アプリケーションをダウンロードする構成と比較して、センサ40の使用環境を整えるための手間が軽減される。
(6)設備端末制御システム1においては、センサモジュール30に複数のセンサ40が取り付けられたとき、これらセンサ40の組み合わせに応じた連携アプリケーションのリストが作成される。この構成によれば、例えばユーザがサーバ10にアクセスして複数のセンサ40に対応する連携アプリケーションを検索する構成と比較して、複数のセンサ40の使用環境を整えるための手間が軽減される。
(7)設備端末制御システム1においては、センサモジュール30の操作によりアプリケーションの環境設定を行なうことができる。この構成によれば、ユーザがセンサモジュール30にセンサを取り付けたとき、同モジュール30を操作してすぐに環境設定を行なうことができる。
(8)設備端末制御システム1においては、設備端末20の操作機能、および操作機能に対応したデザインを含むアプリケーションがセンサモジュール30に記憶される。この構成によれば、センサモジュール30の操作機能を容易に追加することができる。また、操作機能とデザインとを組み合わせることにより、操作機能ごとにデザインを設定することができる。
(9)設備端末制御システム1においては、センサモジュール30にタッチパネル35が設けられている。この構成によれば、タッチパネル35を確認することにより、センサモジュール30に記憶されているアプリケーションの内容を把握することができる。
(第2実施形態)
本実施形態の設備端末制御システム1は、第1実施形態の設備端末制御システム1の一部を変更したものとして構成されている。このため、以下では第1実施形態の設備端末制御システム1と異なる点の詳細を説明し、同実施形態と共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を省略する。
第1実施形態の設備端末制御システム1においては、操作部および表示部としてのタッチパネル35がセンサモジュール30に設けられている。これに対して本実施形態の設備端末制御システム1においては、タッチパネル35に代えて、表示部としての液晶パネル38および操作部としての4つの操作ボタン39がセンサモジュール30に設けられている。
図10を参照して、「単体アプリケーション設定処理」の一環として操作ボタン39の操作により行なわれるアプリケーションのダウンロード手順について説明する。なお、図10において符号「H」が付された手のマークは、ユーザの手を示している。
ここでは、センサモジュール30にセンサ40としての明るさ計が取り付けられ、かつ設備端末20として複数の照明器具が設けられている場合を一例としている。なお、センサ40および設備端末20としてここで例示したものとは別のセンサ40および設備端末20が設けられる場合、「単体アプリケーション設定処理」の実行手順は、以下に説明する実行手順の一部または全部を同別のセンサ40および設備端末20に適合したものとなる。
ユーザは、1または複数のセンサ40をセンサモジュール30に取り付けたとき、操作ボタン39の操作によりセンサモジュール30にダウンロードするアプリケーションを選択することができる。そして、1または複数のセンサ40についてアプリケーションのダウンロードを完了させることにより、同1または複数のセンサ40の使用環境を整えることができる。
具体的な実行手順を以下の(手順1)〜(手順4)に示す。
(手順1)図10(a)に示されるように、センサ40に対応するアプリケーションが複数あるとき、液晶パネル38に「複数のアプリが使用可能です。リスト表示しますか?」旨のメッセージ、およびこれに対する回答の選択肢が表示される。ここでは、「YES」に対応する操作ボタン39を押す。
(手順2)図10(b)の実線で示されるように、液晶パネル38に表示されるアプリケーションのリストを参照し、ダウンロードを希望するアプリケーションの番号と対応する操作ボタン39を押す。
(手順3)上記(手順2)において「1」を選択したとき、図10(c)に示されるように、設備端末20の動作状態を変更するインターフェースおよび画像がダウンロードされる。
ここでは、動作状態を変更する画像として、「ON」、「OFF」、「ON操作」、および「OFF操作」がダウンロードされる。そして、左から2番目の操作ボタン39に「ON操作」の機能および画像が対応付けられる。また、右から2番目の操作ボタン39に「OFF操作」の機能および画像が対応付けられる。
(手順4)上記(手順2)において「2」を選択したときには、図10(d)に示されるように、設備端末20の出力状態を増大および減少させるインターフェースおよび画像がダウンロードされる。
ここでは、出力状態を変更する画像として、「UP」、「DOWN」、「UP操作」、および「DOWN操作」がダウンロードされる。そして、左から2番目の操作ボタン39に「UP操作」の機能および画像が対応付けられる。また、右から2番目の操作ボタン39に「DOWN操作」の機能および画像が対応付けられる。
なお、上記(手順2)において複数のアプリケーションをダウンロードしたときには、操作ボタン39の操作により各アプリケーションを順次呼び出し、アプリケーション毎に環境設定を行なうことができる。
(実施形態の効果)
本実施形態の設備端末制御システム1によれば、第1実施形態の(1)〜(8)の効果、および以下の(11)の効果が得られる。
(11)設備端末制御システム1においては、センサモジュール30に液晶パネル3が設けられている。この構成によれば、液晶パネル38を確認することにより、センサモジュール30に記憶されているアプリケーションの内容を把握することができる。
(その他の実施形態)
本発明の実施態様は第1および第2実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また以下の各変形例は、第1および第2実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・第1および第2実施形態(図2)では、センサ40の識別情報によりセンサ40の種類の識別が行なわれるが、センサ40の回路の電圧に応じた出力信号に基づいてセンサ40の種類を識別することもできる。図11を参照して、この識別方法について説明する。
この変形例のセンサ40においては、信号の出力側にコンデンサ45が設けられている。また、センサモジュール30からセンサ40に供給される電源電流と、センサ40からセンサモジュール30に送信される出力信号の電流との間には、センサ40の内部回路の抵抗R1により電圧が生じている。また、センサ40からセンサモジュール30に送信される出力信号の電流と、センサモジュール30およびセンサ40を接続するグランドの電流との間には、抵抗R2により電圧が生じている。すなわち、センサ40には抵抗R1と抵抗R2とにより分圧回路が構成されている。
この分圧回路の分圧、すなわち抵抗R1と抵抗R2との比に応じた出力信号は、センサ40の種類ごとに異なる大きさとなる。そこで、センサモジュール30は、分圧回路の分圧に応じた出力信号に基づいてセンサ40の種類を識別し、センサ40の識別情報を記憶部34に記憶する。また、サーバ10に対してダウンロード要求を行うときには、上記の識別情報を含めてサーバ10に出力信号を送信する。
・第1および第2実施形態(図1)では、サーバ10と設備端末20およびセンサモジュール30との間で伝送線を介して信号の送受信が行なわれるが、図12に示されるように、無線通信により信号の送受信を行なうこともできる。
図12の設備端末制御システム1においては、サーバ10に無線通信機50が接続されている。設備端末20およびセンサモジュール30は、無線通信により無線通信機50との間で信号の送受信を行う。無線通信機50は、設備端末20およびセンサモジュール30から受信した信号をサーバ10に送信する。また、サーバ10から受信した信号を設備端末20およびセンサモジュール30に送信する。この構成によれば、設備端末20およびセンサモジュール30を移動させることができるため、センサ40の検出動作に適した場所にセンサモジュール30を容易に移動させることができる。
・第1および第2実施形態(図7および図10)では、インターフェースとデザインとの組み合わせにより構成されるアプリケーションがセンサモジュール30に記憶されるが、デザインを含まないアプリケーションをセンサモジュール30に記憶することもできる。このアプリケーションにおいては、センサモジュール30に予め設定される文字表示により、タッチパネル35または液晶パネル38にインターフェースが表示される。
・第1および第2実施形態(図1)では、センサモジュール30が操作端末として設けられているが、センサモジュール30とは別に携帯可能な操作端末を設けることもできる。または、設備端末20の一部として操作端末を設けることもできる。この構成においては、サーバ10の信号の送受信が次のように行なわれる。
すなわちサーバ10は、この操作端末からダウンロード要求を受信したとき、センサモジュール30に取り付けられているセンサ40の識別情報を取得し、操作端末に対して同センサ40に対応するアプリケーションリストを送信する。そして、選択されたアプリケーションの情報を操作端末から受信したとき、同アプリケーションをセンサモジュール30に送信する。
・第1および第2実施形態(図2)では、センサ40の識別情報に基づいてセンサ40の種類の識別が行なわれるが、ユーザがタッチパネル35または操作ボタン39を操作することにより、センサモジュール30にセンサ40の種類を入力することもできる。
・第1および第2実施形態(図6)に対して次の構成を追加することもできる。すなわち、サーバ10は、自身に記憶されているアプリケーションが更新されたことに基づいて、アプリケーションが更新された旨を含む情報をセンサモジュール30に送信する。センサモジュール30は、同情報をサーバ10から受信したとき、タッチパネル35または液晶パネル38にアプリケーションの更新を促すメッセージを表示する。そして、このメッセージを確認したユーザがセンサモジュール30を操作してダウンロード要求を設定したとき、センサモジュール30がサーバ10にダウンロード要求を送信する。この構成によれば、ユーザはアプリケーションが更新されたことを容易に把握することができる。
・第1および第2実施形態(図6)では、ダウンロード要求に基づいてサーバ10からセンサモジュール30へのアプリケーションのダウンロードが行なわれるが、ダウンロード方法を次のように変更することもできる。すなわち、サーバ10に記憶されているアプリケーションが更新されたとき、このアプリケーションをセンサモジュール30に自動的にダウンロードすることもできる。すなわち、サーバ10の管理により、センサモジュール30に記憶されているアプリケーションのバージョンをサーバ10のアプリケーションと同期させることもできる。この構成によれば、ユーザがセンサモジュール30のアプリケーションを更新する手間が省略される。
・第1および第2実施形態(図1)では、センサ40の検出信号がサーバ10を介して設備端末20に出力されるが、サーバ10を介することなくセンサ40から設備端末20に直接的に検出信号を出力することもできる。
・第1および第2実施形態(図1)では、設備端末20の動作状態の制御が同設備端末20により行なわれるが、サーバ10またはセンサモジュール30が設備端末20の動作状態を制御することもできる。
1…設備端末制御システム、10…サーバ、20…設備端末、30…センサモジュール(操作端末)、35…タッチパネル(表示部、操作部)、37…ポート、38…液晶パネル(表示部)、39…操作ボタン(操作部)40…センサ、44…ポート、50…無線通信機。

Claims (14)

  1. センサおよびサーバを含む設備端末制御システムにおいて、
    前記センサの出力信号に応じて制御される設備端末と、
    前記設備端末を操作する操作端末であって、前記センサを取り付けることおよび前記センサを取り外すことが可能なセンサモジュールとが設けられていること、
    前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、
    前記センサが前記センサモジュールに取り付けられ、該センサモジュールが前記センサに対応するアプリケーションのダウンロード要求を検出すると、該センサに記憶されている識別情報に応じた出力信号が前記センサモジュールを介して前記サーバに送信されること、
    前記サーバから前記センサモジュールに、前記取り付けられたセンサに対応するアプリケーションが送信されること、
    前記センサモジュールに前記センサが取り付けられているとき、前記センサに対応するアプリケーションが前記センサモジュールに記憶されていること、
    前記センサモジュールが前記設備端末を制御する出力信号を前記サーバに送信すると、前記サーバは受信した同出力信号を前記設備端末に送信すること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  2. 請求項1に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記センサの回路の電圧に応じた出力信号が前記センサモジュールから前記サーバに送信されること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、
    前記サーバから前記センサモジュールにアプリケーションが送信されること、
    ならびに、前記センサモジュールに前記センサが取り付けられているとき、前記複数のアプリケーションのうちの同センサに対応するアプリケーションのリストが作成されること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記センサを取り付けるための複数のポートが前記センサモジュールに設けられていること、
    前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、
    前記サーバから前記センサモジュールにアプリケーションが送信されること、
    ならびに、前記センサモジュールに複数の前記センサが取り付けられているとき、前記複数のセンサの組み合わせに対応するアプリケーションが前記センサモジュールに記憶されていること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記センサを取り付けるための複数のポートが前記センサモジュールに設けられていること、
    前記センサの種類に対応した複数のアプリケーションが前記サーバに記憶されていること、
    前記サーバから前記センサモジュールにアプリケーションが送信されること、
    ならびに、前記センサモジュールに複数の前記センサが取り付けられているとき、これらセンサの組み合わせに応じたアプリケーションのリストが作成されること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  6. 請求項1に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記アプリケーションの実行態様を前記操作端末により変更することができること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  7. 請求項1または6に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記操作端末に表示部が設けられていること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  8. 請求項7に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記表示部に液晶パネルが設けられていること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  9. 請求項7または8に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記操作端末に記憶されるアプリケーションには、操作機能と操作機能に対応したデザインとの組み合わせが含まれていること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  10. 請求項7〜9のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記表示部がタッチパネルとして構成されていること、
    ならびに、前記アプリケーションにより前記タッチパネルの機能およびデザインが変更されること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記サーバにおいて前記アプリケーションが更新されたとき、その旨を示す情報をユーザに報知するための報知制御が行なわれること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記サーバにおいて前記アプリケーションが更新されたとき、前記センサモジュールにおいて同アプリケーションに対応するアプリケーションが更新されること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の設備端末制御システムにおいて、
    前記サーバと前記センサモジュールとの間で無線通信が行なわれること
    を特徴とする設備端末制御システム。
  14. 請求項1〜13に記載の設備端末制御システムに設けられ、前記センサを取り付けることおよび前記センサを取り外すことができるセンサモジュール。
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