JP2010198510A - データ収集システム - Google Patents

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和義 田里
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Abstract

【課題】 データ収集システムにおいて、有線接続された各スレーブの接続順番を容易に把握でき、設置時の負担を軽減すること。
【解決手段】 電源ライン1aと信号ライン1bとグランドライン1cと位置情報ライン1dとからなる複数の接続ケーブル1を介して直列に接続されていると共にセンサ部3を有する複数のスレーブS1〜SNと、基端のスレーブS1に接続されていると共に、電源部5とスレーブS1〜SNからの送信データを受信する受信部6とを有するマスタMと、を備え、スレーブS1〜SNが、位置情報ライン1dに接続されていると共に他のスレーブS1〜SNと互いに同一の抵抗値とされた抵抗7と、位置情報ライン1dに接続され電圧を測定するA/Dコンバータ8と、電圧値と自己のID情報と計測データとを送信データとしてマスタMに送信する送信部9と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数箇所に設置されたセンサ部から計測データと共にその位置情報を有線で取得可能なデータ収集システムに関する。
従来、温度センサ等のセンサ部を建物や設備の複数箇所に設置して、その計測データを収集するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、設備に貼り付けられ計測値を無線通信によって送信可能なセンサチップと、センサチップからの計測値を受信してネットワークを介してセンサ情報管理部にアクセスするレシーバと、センサチップを設置する設備に関するデータを地図情報として格納する地図データベースと、現在位置を取得する自位置測定部を有してセンサチップの設置位置を地図データベースに登録するセンサ管理装置と、を有するセンサネットワークシステムが提案されている。
このシステムは、設備に貼り付けたセンサチップと地図情報としての設備との対応付けをセンサ管理装置で簡便に実施することが可能になるものであり、センサチップによって計測されるデータを設備と関連付けて地図情報として閲覧可能とするものである。
特開2005−64562号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、上記引用文献1記載の技術では、予めGPS等の自位置測定部によって取得した現在位置を用いてセンサの位置情報(ロケーション)を管理しているが、GPS等の位置測定機能が必要であると共に、予め位置情報を登録する必要があり、システムが複雑であると共に位置管理に手間がかかる不都合があった。また、引用文献1では、各センサと無線通信によってデータの送受信を行っているが、無線通信が困難な環境では有線での接続及び通信が要望される場合がある。この場合、センサ部を有する複数のスレーブをLANケーブル等を介して直列に接続するチェーン接続を行って基端に接続されたマスタへデータを送信する方法があるが、各スレーブの位置情報を取得することができない不都合があった。そのため、スレーブの位置を管理する必要がある場合は、やはり予めスレーブの接続順番や位置を把握する必要があり、設置時の作業負担となってしまう。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、有線接続された各スレーブの接続順番を容易に把握でき、設置時の負担を軽減することができるデータ収集システムを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明のデータ収集システムは、電源ラインと信号ラインとグランドラインと位置情報ラインとからなる複数の接続ケーブルを介して直列に接続されていると共にセンサ部を有する複数のスレーブと、基端の前記スレーブに前記接続ケーブルを介して接続されていると共に、前記電源ライン及び前記位置情報ラインに接続され複数の前記スレーブに電力を供給する電源部と前記信号ラインに接続され前記スレーブからの送信データを受信する受信部とを有するマスタと、末端の前記スレーブに接続され前記位置情報ラインと前記グランドラインとを接続する終端部と、を備え、前記スレーブが、前記位置情報ラインに接続されていると共に他の前記スレーブと互いに同一の抵抗値とされた抵抗と、前記位置情報ラインに接続され電圧を測定するA/Dコンバータと、前記測定した電圧値と自己のID情報と前記センサ部が収集した計測データとを前記送信データとして前記信号ラインを介して前記マスタに送信する送信部と、を備えていることを特徴とする。
このデータ収集システムでは、スレーブが、共通した抵抗値の抵抗を有し、測定した電圧値と自己のID情報とセンサ部が収集した計測データとを送信データとして信号ラインを介してマスタに送信する送信部を備えているので、電源部からの電圧を各スレーブの抵抗で抵抗分割することで、マスタに近いスレーブほど電圧値が高く末端ほど電圧値が低くなることから、マスタから何番目に接続されているスレーブであるかが送られた電圧値で把握することができる。
また、本発明のデータ収集システムは、隣接する前記スレーブ間に接続される前記接続ケーブルが、それぞれ一定の長さに設定されていることを特徴とする。
すなわち、このデータ収集システムでは、隣接するスレーブ間に接続される接続ケーブルが、それぞれ一定の長さに設定されているので、等間隔で接続された各スレーブの電圧値が接続順番に応じて一定の減少幅で低下する。したがって、全体を直線状に配設することで、電圧値の減少値と接続ケーブルの長さとから、スレーブのマスタからの絶対距離がわかる。
また、本発明のデータ収集システムは、前記スレーブが、前記A/Dコンバータと前記位置情報ラインとの接続部の前後に接続された抵抗値が同じ一対の前記抵抗を有していることを特徴とする。
すなわち、このデータ収集システムでは、抵抗値が同じ一対の抵抗が、A/Dコンバータと位置情報ラインとの接続部の前後に接続されているので、スレーブをいずれの向きで位置情報ラインに接続してもA/Dコンバータで得られる電圧値が同じであって極性が無いため、設置時に端子の極性を考慮せずに接続することができ、設置作業がさらに容易になる。
また、本発明のデータ収集システムは、前記スレーブが、前記位置情報ラインに接続される入力端子と、前記抵抗を介して前記入力端子に接続された出力端子と、該出力端子が開放端の際に前記位置情報ラインを前記グランドラインに接続する終端回路部と、を備えていることを特徴とする。
すなわち、このデータ収集システムでは、スレーブが、位置情報ラインの出力端子が開放端の際に位置情報ラインをグランドラインに接続する終端回路部を備えているので、出力端子が開放端となる末端のスレーブが終端回路部によって終端部として機能することで、終端部を別途用意して接続する必要が無くなる。
さらに、本発明のデータ収集システムは、前記終端回路部が、ドレインが前記位置情報ラインに接続されゲートが前記電源ラインに接続されていると共にソースが前記グランドラインに接続されたNチャネルFETスイッチと、前記ゲートに接続されたゲート側端子と、隣接して前記マスタ側に接続される前記スレーブの前記ゲート側端子に接続可能であると共に前記グランドラインに接続された減衰用端子と、を備えていることを特徴とする。
すなわち、このデータ収集システムでは、終端回路部が、ドレイン、ゲート及びソースが上記のように接続されたNチャネルFETスイッチと、ゲートに接続されたゲート側端子と、グランドラインに接続された減衰用端子と、を備えているので、末端のスレーブでは、ゲート側端子が開放端であるため、NチャネルFETスイッチがONになって位置情報ラインとグランドラインとが接続され、内部的に終端することで終端部として機能する。また、末端でないスレーブでは、後続のスレーブが接続されるので、ゲート側端子が減衰用端子に接続されるため、NチャネルFETスイッチがOFFになって内部的に終端せず、後続のスレーブに繋がる。このように、末端のスレーブが自動的に終端部として機能することで、終端部を別途用意して末端のスレーブに取り付ける必要が無い。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るデータ収集システムによれば、スレーブが、共通した抵抗値の抵抗を有し、測定した電圧値と自己のID情報とセンサ部が収集した計測データとを送信データとして信号ラインを介してマスタに送信する送信部を備えているので、マスタから何番目に接続されているスレーブであるかが送られた電圧値で把握することができる。したがって、各スレーブの接続順番の把握、すなわちロケーションの取得を容易に行うことができ、設置時の負担を軽減することができる。
本発明に係るデータ収集システムの第1実施形態において、システム全体の構成及び回路を示す構成図である。 第1実施形態において、ロケーション用回路を示す回路図である。 本発明に係るデータ収集システムの第2実施形態において、ロケーション用回路を示す回路図である。 本発明に係るデータ収集システムの第3実施形態において、末端のスレーブのロケーション用回路及び終端回路部を示す回路図である。 第3実施形態において、N番目に接続されたスレーブと該スレーブに接続されたN+1番目のスレーブとのロケーション用回路及び終端回路部を示す回路図である。
以下、本発明に係るデータ収集システムの第1実施形態を、図1及び図2を参照しながら説明する。
本実施形態のデータ収集システムは、図1及び図2に示すように、電源ライン1aと信号ライン1bとグランドライン1cと位置情報ライン1dとからなる複数の接続ケーブル1を介して直列に接続されていると共にセンサ部3を有する複数のスレーブS1〜SNと、基端のスレーブS1に接続ケーブル1を介して接続されていると共に、電源ライン1a及び位置情報ライン1dに接続され複数のスレーブS1〜SNに電力を供給する電源部5と信号ライン1bに接続されスレーブS1〜SNからの送信データを受信する受信部6とを有するマスタMと、末端のスレーブSNに接続され位置情報ライン1dとグランドライン1cとを接続する終端部Eと、を備えている。
上記スレーブS1〜SNは、位置情報ライン1dに接続されていると共に他のスレーブS1〜SNと互いに同一の抵抗値(例えば1kΩ)とされた抵抗7と、抵抗7の手前で位置情報ライン1dに接続され電圧を測定するA/Dコンバータ8と、測定した電圧値と自己のID情報とセンサ部3が収集した計測データとを送信データとして信号ライン1bを介してマスタMに送信する送信部9と、を備えている。
なお、本実施形態では、スレーブS1〜SNが1番目からN番目までN個接続されているものとする。
また、上記スレーブS1〜SNのID情報は、例えばシリアルIDである。
上記センサ部3は、例えば温度センサ、湿度センサ又はガスセンサなどであって、設置箇所の温度、湿度又はガス濃度などを計測して送信部9へ出力する機能を有している。
上記A/Dコンバータ8は、測定した電圧出力をA/D変換してA/D値を電圧値とすると共に送信部9へ送る機能を有している。
上記送信部9は、センサ部3からの計測出力をA/D変換してA/D値を計測データとするセンサ用コンバータを備えており、このA/D値を計測データとして上記電圧値及び自己のID情報と共に信号ライン1bから送信する機能を有している。なお、送信部9では、センサ部3から定期的に収集した計測データを送信するように設定されている。
なお、上記A/Dコンバータ8及び送信部9は、スレーブ用IC10として一体化されている。
また、スレーブS1〜SN間に接続される接続ケーブル1は、LANケーブル等であって、それぞれ一定の長さに設定されている。
特に、このデータ収集システムは、全体が直線状に配設可能な場所や設備に好適である。例えば、光ケーブル、ガス管、水道管、電力線など設置した配管や地下道、ビニールハウスや畑等の土壌の温度管理などのセンサ群が直線的に設置される場合において、無人のセンシングデータ収集技術としても好適である。
上記マスタMは、例えばパーソナルコンピュータ等であって、受信した各スレーブS1〜SNにおける電圧値とID情報と計測データとから、各スレーブS1〜SNの位置情報(ロケーション)、すなわち各スレーブS1〜SNが何番目に接続されているかを割り出し、スレーブS1〜SNのID情報及び計測データと共に記憶すると共にこれらをディスプレイ(図示略)に表示する機能を有している。
また、マスタMは、異常な計測データを送信したセンサ部3に関してディスプレイ上に地図データ及び接続順番と共に当該センサ部3の色を変えて表示するプログラムを有し、容易に異常場所を把握可能な監視装置としても機能する。
なお、マスタMにも、位置情報ライン1dに抵抗7が接続されている。このマスタMの抵抗7は、1番目のスレーブS1において回路ショートが発生して故障した場合を考慮して設けられている。
スレーブS1〜SNの位置情報は、スレーブS1〜SNで測定された電圧値で求められる。すなわち、図2に示すように、位置情報ライン1dによるロケーション用回路のみを抜き出して図示すると、直列接続された各スレーブS1〜SNの抵抗7によって電圧が抵抗分割されていることがわかる。したがって、n番目のスレーブSnにおける電圧は、以下の式で表される。
スレーブn番目の電圧=Vcc×(N+1−n)/(N+1)
(Vcc:電源部5の電源電圧(例えば5V))
この式から、マスタMに近いスレーブS1〜SNほど電圧値が高くなり、末端のスレーブS1〜SNほど電圧値が低くなることがわかる。
このように本実施形態のデータ収集システムでは、スレーブS1〜SNが、共通した抵抗値の抵抗7を有し、測定した電圧値と自己のID情報とセンサ部3が収集した計測データとを送信データとして信号ライン1bを介してマスタMに送信する送信部9を備えているので、電源部5からの電圧を各スレーブS1〜SNの抵抗7で抵抗分割することで、マスタMに近いスレーブS1〜SNほど電圧値が高く末端ほど電圧値が低くなることから、マスタMから何番目に接続されているスレーブS1〜SNであるかが送られた電圧値で把握することができる。
また、隣接するスレーブS1〜SN間に接続される接続ケーブル1が、それぞれ一定の長さに設定されているので、等間隔で接続された各スレーブS1〜SNの電圧値が接続順番に応じて一定の減少幅で低下する。したがって、全体を直線状に配設することで、電圧値の減少値と接続ケーブル1の長さとから、スレーブS1〜SNのマスタMからの絶対距離がわかる。
次に、本発明に係るデータ収集システムの第2実施形態について、図3を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、各スレーブS1〜SNでは抵抗7が一つだけ位置情報ライン1dに接続されているのに対し、第2実施形態のデータ収集システムでは、図3に示すように、スレーブS1〜SNが、A/Dコンバータ8と位置情報ライン1dとの接続部28の前後に接続された抵抗値が同じ一対の抵抗7を有している点である。
すなわち、上記第1実施形態では、各スレーブS1〜SNの端子が上流側(マスタM側)と下流側(終端部E側)とで極性が決まっており、逆に接続してしまうと、隣接するスレーブS1〜SNでA/D値(電圧値)が同じになるので、正しい位置情報を取得することができない。
これに対して、第2実施形態では、抵抗値が同じ一対の抵抗7が、A/Dコンバータ8と位置情報ライン1dとの接続部28の前後に接続されているので、スレーブS1〜SNをいずれの向きで位置情報ライン1dに接続してもA/Dコンバータ8で得られる電圧値が同じであって極性が無いため、設置時に端子の極性を考慮せずに接続することができ、設置作業がさらに容易になる。
次に、第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、終端部Eを末端のスレーブS1〜SNに取り付けて位置情報ライン1dとグランドライン1cとを接続することで終端させているのに対し、第3実施形態のデータ収集システムでは、図4及び図5に示すように、スレーブS1〜SNが、位置情報ライン1dに接続される入力端子31と、抵抗7を介して入力端子31に接続された出力端子32と、該出力端子32が開放端の際に位置情報ライン1dをグランドライン1cに接続する終端回路部33と、を備えている点である。
すなわち、第3実施形態では、終端回路部33が、ドレインDが位置情報ライン1dに接続されゲートGが電源ライン1aに接続されていると共にソースSがグランドライン1cに接続されたNチャネルFETスイッチ34と、ゲートGに接続されたゲート側端子35と、隣接してマスタM側に接続されるスレーブS1〜SNのゲート側端子35に接続可能であると共にグランドライン1cに接続された減衰用端子36と、を備えている。
なお、減衰用端子36とグランドライン1cとの間には減衰側抵抗36aが接続されていると共に、電源ライン1aとゲートGとの間にはゲート側抵抗35aが接続されている。例えば、減衰側抵抗36aが10kΩとされ、ゲート側抵抗35aが100kΩとされている。
この第3実施形態では、スレーブS1〜SNが、位置情報ライン1dの出力端子32が開放端の際に位置情報ライン1dをグランドライン1cに接続する終端回路部33を備えているので、出力端子32が開放端となる末端のスレーブSN又はスレーブSN+1が終端回路部33によって終端部Eとして機能することで、終端部Eを別途用意して接続する必要が無くなる。
すなわち、終端回路部33が、ドレインD、ゲートG及びソースSが上記のように接続されたNチャネルFETスイッチ34と、ゲートGに接続されたゲート側端子35と、グランドライン1cに接続された減衰用端子36と、を備えているので、図4に示すように、末端のスレーブSNでは、ゲート側端子35が開放端であるため、NチャネルFETスイッチ34がONになって位置情報ライン1dとグランドライン1cとが接続される。すなわち、ゲートGにプラス電圧が印加された状態となり、ドレインD−ソースS間で電流が流れて位置情報ライン1dとグランドライン1cとが接続され、内部的に終端することで末端のスレーブSNが終端部Eとして機能する。
また、図5に示すように、このスレーブSNにさらに別のスレーブSN+1を接続すると、末端でなくなったスレーブSNでは、後続のスレーブSN+1が接続されるので、ゲート側端子35が減衰用端子36に接続されるため、ゲートGへのプラス電圧の印加が無くなり、NチャネルFETスイッチ34がOFFになって内部的に終端せず、後続のスレーブSN+1に繋がる。
このように、末端のスレーブSN+1が自動的に終端部Eとして機能することで、終端部Eを別途用意して末端のスレーブSN+1に取り付ける必要が無い。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第3実施形態では、終端回路部をNチャネルFETスイッチ等を用いて構成したが、任意に位置情報ラインをグランドラインに接続する設定が可能なICをスレーブに内蔵させても構わない。この場合、末端のスレーブのみ、ICによって位置情報ラインをグランドラインに接続させて終端部とすることが可能である。
1…接続ケーブル、1a…電源ライン、1b…信号ライン、1c…グランドライン、1d…位置情報ライン、3…センサ部、5…電源部、6…受信部、7…抵抗、8…A/Dコンバータ、9…送信部、31…入力端子、32…出力端子、33…終端回路部、34…NチャネルFETスイッチ、35…ゲート側端子、36…減衰用端子、E…終端部、M…マスタ、S1〜SN,SN+1…スレーブ

Claims (5)

  1. 電源ラインと信号ラインとグランドラインと位置情報ラインとからなる複数の接続ケーブルを介して直列に接続されていると共にセンサ部を有する複数のスレーブと、
    基端の前記スレーブに前記接続ケーブルを介して接続されていると共に、前記電源ライン及び前記位置情報ラインに接続され複数の前記スレーブに電力を供給する電源部と前記信号ラインに接続され前記スレーブからの送信データを受信する受信部とを有するマスタと、
    末端の前記スレーブに接続され前記位置情報ラインと前記グランドラインとを接続する終端部と、を備え、
    前記スレーブが、前記位置情報ラインに接続されていると共に他の前記スレーブと互いに同一の抵抗値とされた抵抗と、
    前記位置情報ラインに接続され電圧を測定するA/Dコンバータと、
    前記測定した電圧値と自己のID情報と前記センサ部が収集した計測データとを前記送信データとして前記信号ラインを介して前記マスタに送信する送信部と、を備えていることを特徴とするデータ収集システム。
  2. 請求項1に記載のデータ収集システムにおいて、
    隣接する前記スレーブ間に接続される前記接続ケーブルが、それぞれ一定の長さに設定されていることを特徴とするデータ収集システム。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ収集システムにおいて、
    前記スレーブが、前記A/Dコンバータと前記位置情報ラインとの接続部の前後に接続された抵抗値が同じ一対の前記抵抗を有していることを特徴とするデータ収集システム。
  4. 請求項1又は2に記載のデータ収集システムにおいて、
    前記スレーブが、前記位置情報ラインに接続される入力端子と、
    前記抵抗を介して前記入力端子に接続された出力端子と、
    該出力端子が開放端の際に前記位置情報ラインを前記グランドラインに接続する終端回路部と、を備えていることを特徴とするデータ収集システム。
  5. 請求項4に記載のデータ収集システムにおいて、
    前記終端回路部が、ドレインが前記位置情報ラインに接続されゲートが前記電源ラインに接続されていると共にソースが前記グランドラインに接続されたNチャネルFETスイッチと、
    前記ゲートに接続されたゲート側端子と、
    隣接して前記マスタ側に接続される前記スレーブの前記ゲート側端子に接続可能であると共に前記グランドラインに接続された減衰用端子と、を備えていることを特徴とするデータ収集システム。
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