JP2005253451A - 家畜体温測定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、4足歩行を行う動物に対する体温測定システムを構築するうえで、障害を与える外的要因の削減を図り、個々の被測定動物に対するデータを容易に提供することを可能とすることを目的としている。
【解決手段】本発明は、体温センサー部と送信ユニット部間の接続用延長ケーブルの排除、及びPDAによる被測定動物に関するデータの表示を行う手段を構築し、家畜体温測定システムを運用する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、体温センサー部と送信ユニット部間の接続用延長ケーブルの排除、及びPDAによる被測定動物に関するデータの表示を行う手段を構築し、家畜体温測定システムを運用する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、4足歩行を行う動物を対象に体温測定を行う際に、一つのユニット部に機能をまとめ、障害の削減を行い、さらに被測定動物のデータ管理を容易にする手段に関するものである。
従来の4足歩行を行う動物に対し、電気を用いて体温測定を実施する際に、被測定動物の表皮の一部に体温センサー部を貼り付け、体温センサー部で生じた電気信号を処理するための回路ユニット部との接続は、同軸ケーブル等の延長ケーブルで行っている。
体温センサー部で生じた電気信号は、制御回路ブロック部等で処理され、処理された信号は、表示回路ブロック部に伝達され、数字表示がなされる。
また、制御回路ブロック等で処理された信号は、有線でパーソナルコンピュータに送信され、データを表示する手段、或いは、送信ユニット部から無線送信され、基地局等の受信機能を保有したシステムにデータが蓄積され、蓄積されたデータを必要に応じて表示させる、という手段もとられている。
しかしながら、従来の体温センサー部と体温センサー部で生じた電気信号を処理するための回路ユニット部を同軸ケーブル等の延長ケーブルで接続する手段では、被測定動物の動きにより、延長ケーブルが引っ張られたり、体を障害物に、こすりつけたときに、延長ケーブルを障害物に引っ掛け、断線してしまうという問題がある。
また、延長ケーブルが引っ張られることにより、体温センサー部の取り付け位置がずれてしまうという問題もある。
体温センサー部で得られた電気信号を処理し、表示回路ブロック部において表示する場合には、得られたときのみのデータを表示する、或いは、メモリ等の記憶素子を設置していても、データの保存容量を大きくできないという問題がある。
また、パーソナルコンピュータや基地局のようにメモリ容量が充分に確保できるものに対し、有線、或いは、無線でデータを蓄積した場合には、表示装置としては、大きくなり、屋外のように移動しながら数多くの被測定動物の個々のデータを閲覧するには、困難を要するという問題がある。
本発明は、以上述べてきた課題を同時に解決するものであり、システム運用に損傷を与えず、必要に応じたデータを随時供給することを目的としている。
本発明では、前述の課題を解決するために、体温を電気抵抗値として感知する体温センサー部と、体温センサー部によって変換された電気信号を無線信号として送信する送信ユニット部、送信ユニット部から送信された信号を受信し、データとして、保有する基地局で構成されたシステムにおいて、体温センサー部を、送信ユニット部の筐体部に装着、或いは、埋め込み固定し、被測定動物の体温を測定する部位にセンサー部と共に送信ユニット部を配置するという、センサー部と送信ユニット部を一体化した構成を有している。この構成により、同軸ケーブル等の延長ケーブルが不要となる。
また、送信ユニット部に個々の識別番号を保有したμ−チップ、或いは、ICタグを内蔵し、μ−チップ、或いは、ICタグとPDAとの交信により、個々の送信ユニット部を取り付けた被測定動物の番号を識別し、識別した番号をPDAから基地局に送信し、受信した基地局から識別番号に即した基地局に保有されている個々の被測定動物のデータをμ−チップ、或いは、ICタグと交信したPDAに送信し、PDAに表示する構成を、有している。
この構成により、個々の被測定動物に対する、データを随時閲覧することができる。
この構成により、個々の被測定動物に対する、データを随時閲覧することができる。
本発明は、以上の手段により、同軸ケーブル等の延長ケーブルが無くなり、被測定動物の動きに伴い、延長ケーブルが引っ張られ、設置した部位からの体温センサー部のずれ、或いは、障害物等に延長ケーブルを引っ掛けて延長ケーブルを断線させてしまうことを防ぐことができる。
また、体温センサー部と同じ位置に送信ユニット部があるため、被測定動物の体温による送信ユニット部に対する保温効果が生じ、送信ユニット部が、外部環境温度に大きく影響されることを防ぐことができる。
さらに、μ−チップやICタグを送信ユニット部に設置し、個々の被測定動物をPDAにより識別し、識別した被測定動物のデータを大記憶容量を保有する基地局からPDAに供給することにより、数多くの個々の被測定動物に対する蓄積データを必要に応じて、閲覧することができる。
以上のように、一つのユニット部に機能を集約することにより、システム運用時の障害を削減したデータの取得、さらに必要に応じたデータの供給ができるという効果を有する、家畜体温測定システムの構築ができる。
以下、図1、図2、図3の実施例により発明実施の態様を説明するが例示は、単に説明用のものであり、発明思想の制限、又は、限定を意味するものではない。
図1は、本発明の体温センサー部と送信ユニット部の一体化、及びμ−チップ、或いは、ICタグ内蔵時の配置事例の筐体断面図である。図中101は、筐体、102は、体温を電気抵抗値として感知する体温センサー部、103は、体温センサー部の電気抵抗値の変化を電気信号に変換し、送信までを行う制御回路ブロック部、104は、電源回路ブロック部、105は、μ−チップ或いは、ICタグ部、106は、プリント基板を示している。
図2は、本発明の通信システム交信経路事例を示している。図中201は、図1に示した、体温センサー部と送信ユニット部の一体化、及びμ−チップ、或いは、ICタグを内蔵した送信ユニット部、202は、基地局、203は、中継器、204は、PDA、205は、被測定動物を示している。
図3は、従来の体温センサー部及び送信ユニット部の被測定動物に対する取り付け部位及び接続事例を示している。図中301は、従来の送信ユニット部、302は、従来の体温センサー部、303は、接続用延長ケーブルを示している。
以上のように構成されたときの体温センサー部と送信ユニット部を一体化にしたときの送信ユニット部について説明する。
体温センサー部は、図1に示すように、送信ユニット部の筐体内部で制御回路ブロック部に接続される。そのため、図3に示す接続用延長ケーブルは、存在しない。然るに、従来のように、接続用延長ケーブルの引き回しを考慮する必要もなく、体温センサー部、送信ユニット部間に外的損傷を与える危険性を回避できる。また、送信ユニット部は、体温センサー部と同じ部位に配置されることになる。そのことにより、被測定動物の体温が、送信ユニット部にも伝わり、保温効果が生じ外部環境温度からの影響を緩和することができる。したがって、従来、寒冷地対策として、送信ユニット部にヒータの設置等が考えられてきたが、不要となる。
体温センサー部は、図1に示すように、送信ユニット部の筐体内部で制御回路ブロック部に接続される。そのため、図3に示す接続用延長ケーブルは、存在しない。然るに、従来のように、接続用延長ケーブルの引き回しを考慮する必要もなく、体温センサー部、送信ユニット部間に外的損傷を与える危険性を回避できる。また、送信ユニット部は、体温センサー部と同じ部位に配置されることになる。そのことにより、被測定動物の体温が、送信ユニット部にも伝わり、保温効果が生じ外部環境温度からの影響を緩和することができる。したがって、従来、寒冷地対策として、送信ユニット部にヒータの設置等が考えられてきたが、不要となる。
次に、送信ユニット部内にμ−チップ、或いは、ICタグを内蔵したときの通信システムについて説明する。はじめに、基地局に対し、μ−チップ、或いは、ICタグの保有する識別番号、或いは、互換性のある識別番号を登録する。送信ユニット部により、得られた体温データは、送信ユニット部内に設置されたμ−チップ、或いは、ICタグと同一の識別番号、或いは、基地局に登録した互換性のある識別番号を付与して、送信ユニット部より、直接基地局、或いは、中継器を介して基地局へ伝達する。基地局では、事前登録されている識別番号を付与したデータを受信した場合、識別番号別にデータを記憶装置に取り込む。次に、μ−チップ、或いは、ICタグと交信ができる機能を保有したPDAをμ−チップ、或いは、ICタグからの識別番号を受信できる範囲内に移動する。PDAに受信した識別番号は、PDAから基地局、或いは、中継器を介して、基地局へ送信される。PDAからの識別番号を受信した基地局は、識別番号を認識し、識別番号に合ったデータ、或いは、互換性の取れた識別番号のデータをPDAに送信する。PDAは、基地局から送信されたデータを受信し、表示を行う。また、個々の被測定動物に個々の識別番号を保有したμ−チップ、或いは、ICタグを内蔵した送信ユニット部を取り付けることにより、個々の被測定動物が識別番号を保有したことにもなり、被測定動物を識別番号で管理することができる。
したがって、基地局に対し、事前に識別番号、或いは、互換性のある識別番号を登録した後、被測定動物の体温に関するデータ以外のデータを登録しておけば、PDAに表示することが可能であり、本発明の権利範囲に属する。また、基地局は、大規模なネットワークシステムとして構築も可能であり、いずれの手段を採用するかは、単に設計上の選択肢であり、前述の手段でのPDAでのデータ表示であれば、本発明の範囲に属する。
いずれの構成にしても、本発明は、実現可能である。
したがって、基地局に対し、事前に識別番号、或いは、互換性のある識別番号を登録した後、被測定動物の体温に関するデータ以外のデータを登録しておけば、PDAに表示することが可能であり、本発明の権利範囲に属する。また、基地局は、大規模なネットワークシステムとして構築も可能であり、いずれの手段を採用するかは、単に設計上の選択肢であり、前述の手段でのPDAでのデータ表示であれば、本発明の範囲に属する。
いずれの構成にしても、本発明は、実現可能である。
以上のことから、家畜に対する体温測定の際の障害を削減し、PDAによるデータ提供が、容易に行うことができる。
101…送信ユニット部筐体
102…体温センサー部
103…制御回路ブロック部
104…電源回路ブロック部
105…μ−チップ、或いは、ICタグ部
106…プリント基板
201…〔図1〕の送信ユニット部
202…基地局
203…中継器
204…PDA
205…被測定動物
301…従来の送信ユニット部
302…従来の体温センサー部
303…接続用延長ケーブル
102…体温センサー部
103…制御回路ブロック部
104…電源回路ブロック部
105…μ−チップ、或いは、ICタグ部
106…プリント基板
201…〔図1〕の送信ユニット部
202…基地局
203…中継器
204…PDA
205…被測定動物
301…従来の送信ユニット部
302…従来の体温センサー部
303…接続用延長ケーブル
Claims (2)
- 4足歩行を行う動物における、体温測定システムにおいて、体温を電気抵抗値として感知する体温センサー部と、体温センサー部によって変換された電気信号を無線信号として、送信する送信ユニット部、送信ユニット部から送信された信号を、個々の被測定動物に対する事前データを保有し、受信したデータを個々のデータとして分類し、事前データと共に保有する基地局で構成するシステムにおいて、体温センサー部を送信ユニット部の筐体部に装着、或いは、埋め込み固定し、被測定動物の体温を測定する部位に体温センサー部と共に送信ユニット部を配置する、センサー部と送信ユニット部を一体化した、家畜体温測定システム。
- 送信ユニット部に個々の識別番号を保有したμ−チップ、或いは、ICタグを内蔵し、μ−チップ、或いは、ICタグとパーソナル・ディジタル・アシスタンス(以下PDAと呼ぶ)との交信により、個々の送信ユニット部を取り付けた被測定動物の番号を識別し、識別した番号をPDAから基地局に送信し、基地局に保有されている個々の被測定動物に関するデータをμ−チップ、或いは、ICタグと交信したPDAに表示する、請求項1記載の家畜体温測定システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004113670A JP2005253451A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 家畜体温測定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004113670A JP2005253451A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 家畜体温測定システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005253451A true JP2005253451A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35079790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004113670A Pending JP2005253451A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 家畜体温測定システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005253451A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008009641A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | バイタル情報遠隔観察システムとそのバイタル情報送信ユニット |
CN100487744C (zh) * | 2007-11-12 | 2009-05-13 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 体内植入式体温无线实时监测系统 |
JP2011522569A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-08-04 | ユニヴェルシテ デュ スュッド トゥーロン−ヴァール | 身体的または精神的活動の過程において、動物またはヒトの生理学的データを取得および処理するためのデバイス |
JP2015097384A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-21 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 領域を監視するシステムおよび方法 |
CN111044172A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-04-21 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种电力管井线缆信息采集存储装置及方法 |
-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004113670A patent/JP2005253451A/ja active Pending
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