JP5797874B2 - 排水処理装置および排水処理方法 - Google Patents
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中でも、活性汚泥中に分離膜を浸漬させ、その下方よりバブリングを行い、微生物による好気的処理と分離膜の洗浄を同時に行う方法は、汚泥の沈降性にかかわらず良好な分離が可能であることや、MLSS(Mixed liquor suspended solids)濃度を高めて容積あたりの処理効率を高めることができるといった利点があるため、近年注目を集めており、実用化が進みつつある。
中空糸膜モジュールを実際のし尿処理などの排水処理用途に使用する際の問題点として、排水中の非常に細かい繊維状屑(し渣)の中空糸膜への絡み付きがあげられる。このし渣は、大きなものは前処理などで除去されるが、前処理で除去しきれないような非常に小さなし渣が中空糸膜に絡むことで粗大化していく。中空糸膜にし渣が一旦絡むと除去が困難であり、し渣の絡みが徐々に蓄積していき、そこを核として汚泥が付着堆積していく。そして堆積した汚泥が塊となり中空糸膜間を閉塞し、ろ過差圧が上昇してしまう現象が起こるため、排水中での中空糸膜モジュールの使用は困難であった。
前記微細気泡発生装置が、前記送液ポンプから前記中空糸膜モジュールへ至る流路に設けられていることが好ましい。
前記中空糸膜の内部の圧力を、該中空糸膜の外部の圧力よりも低くする吸引手段を備えていることが好ましい。
図1は、本発明の排水処理装置の一実施形態を示す概略構成図であり、図2は中空糸膜モジュール4の例を模式的に示す断面図である。
本実施形態の排水処理装置は、浄化処理の対象である原水が第1の送液ポンプ10aによって原水流量調整槽1に送液され、ここから第2の送液ポンプ10bにより原水処理槽に送液されるように構成されている。
本実施形態における原水処理槽は嫌気槽2と好気槽3とからなる。原水流量調整槽1内の原水は、まず第2の送液ポンプ10bによって嫌気槽2に送液され、さらに嫌気槽2内の液が第1の循環ポンプ8によって好気槽3に送液される。好気槽3の底部には嫌気槽2と連通する配管が設けられおり、第2の循環ポンプ9により該配管を介して、好気槽3内の液を嫌気槽2へ送液できるようになっている。つまり嫌気槽2と好気槽3は循環可能に構成されている。
原水は、嫌気槽2および好気槽3に保持されている活性汚泥により生物化学的に浄化処理されて第1の処理液となる。該第1の処理液は、生物化学的に浄化された処理水のほかに、活性汚泥、およびし渣等の夾雑物を含む懸濁液である。好気槽3内の下部には活性汚泥に酸素を含む気体を供給するための散気装置11が配されている。
微細気泡発生装置6は、気体供給手段12から供給される気体を用いて第1の処理液中に微細な気泡を発生させる。これにより、該微細気泡を含む気液混合流が中空糸膜モジュール4に流入される。
微細気泡発生装置6は、気泡径100μm以下の気泡を発生させることができる装置であれば特に限定されず、公知のものを適宜使用できる。
微細気泡発生装置6として、例えば以下の方法で微細気泡を発生させる装置を用いることができる。
(1)細孔のフィルタを用いる方法(細孔型、フィルタ型):得ようとする微細気泡の径と同一径のフィルタを介して、液中に加圧気体を吹き込み微細気泡を発生させる方式。
(2)加圧溶解法:まず液中に、径が100μmよりも大きい気泡を含有させ、その液に圧力をかけて気体を過溶解させ、次いで圧力を開放させることにより液中に微細気泡を発生させる方式。
(3)衝撃波法:液流の途中に、流路径が急に細くなる狭窄部を設け、該狭窄部に気体を供給し、その狭窄部に衝撃波(キャビテーション)を与えることにより、微細気泡を発生させる方式。
(4)揃断法:水ジェット等の機械的揃断力を与えることにより、微細気泡を発生させる方式。
(5)旋回法:液体と気体の高速旋回流により空洞を発生させ、その空洞前後の旋回流差で微細気泡を発生させる方式。
(6)超音波法:液中に超音波場を発生させ、その中に細い針先から気体を供給することにより、微細気泡を発生させる方式。
微細気泡発生装置6への吸気方法は、自然吸気、あるいは加圧エアーのいずれを用いてもよい。特に、中空糸膜モジュール4の長さが2mを越えるような大型モジュールの場合には、より微細な気泡の方が、滞留時間が長くなるため加圧エアーを用いる方がより好ましい。
微細気泡発生装置6で発生させる気泡径は0.1μm以上100μm以下であることが好ましく、0.1μm以上50μm以下であることがより好ましく、0.1μm以上10μm以下であることがさらにより好ましい。
本実施形態における中空糸膜モジュール4として、例えば図2に示すような容器一体型の中空糸膜モジュールを用いることができる。
本実施形態の中空糸膜モジュール4は、長さ方向Xの一端に流入口20、他端に流出口21を有する略管状のモジュールケース26を備えており、該モジュールケース26の内部は、実質的に循環流路の一部を構成している。
本実施形態において、中空糸膜モジュール4は、長さ方向Xが略水平方向となるように設けられている。
中空糸膜23は、中空糸膜モジュール4に流入される気液混合流中の微細気泡が強い酸化力を有するため、安定運転のためには、膜強度が強くて耐酸化性および耐久性に優れた材質を用いることが好ましい。たとえば、有機膜としては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)膜、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)膜、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)膜等のフッ素系樹脂膜が好ましい。特にポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜が好ましい。セラミック等の無機膜も好ましい。
ポッティング固定部24の端面は、ポッティング材の硬化後に中空糸膜23の長さ方向に垂直な面で切断することによって、中空糸膜23の固定端を開口させた開口面27となっている。
したがって、モジュールケース26の流入口20から流入した気液混合流は、集水器28の貫通孔29の内方、およびモジュールケース26の内壁と集水器28の外周面との隙間を通り、モジュールケース26内を満たしながら、中空糸膜23の固定端側から先端側へ向かって流れ、流出口21から流出する。
原水を嫌気槽2と好気槽3で公知の手法により浄化処理しつつ、好気槽3内の第1の処理水を送液ポンプ5で微細気泡発生装置6へ送液し、ここで微細気泡を発生させて気液混合流とし、中空糸膜モジュール4に流入させる。
中空糸膜モジュール4の集水管22に接続している吸引ポンプ7を作動させると、集水部28aおよび中空糸膜23の内部の圧力が、中空糸膜23の外部の圧力よりも低くなるため、中空糸膜23の膜面に圧力差が生じ、吸引濾過方式による固液分離が行われる。
したがって、気液混合流として中空糸膜モジュール4内に流入した第1の処理水の一部は、中空糸膜23の膜面でろ過され、中空糸膜23を透過する透過水(第2の処理水)と活性汚泥等とが固液分離される。透過水は中空糸膜23の内部を流れ、中空糸膜の開口面27、集水部28a、および集水管22を経て外部へ取り出される。中空糸膜23を透過しなかった残りの液は流出口21から流出して、好気槽3に戻る。
また必要に応じて、送液ポンプ5での送液を停止し、中空糸膜モジュール4内の液を排出して、中空糸膜23のメンテナンス等を行ってもよい。
このような微細気泡は、通常サイズの直径が1mm以上の気泡(マクロバブル)に比較して、周囲の水との総接触表面積をきわめて大きくすることができるのみならず、表面張力により気泡内部の圧力が極度に高まり、崩壊したときの衝撃により活性酸素を生じて強い酸化力を発揮する。その効果を最大限に活用するにはその滞在時間(中空糸膜束との接触時間)が大きい方が好ましい。
本実施形態において、中空糸膜モジュール4に流入する気液混合流中の気泡が微細であるため、該気泡の液中における上昇速度が小さい。また、中空糸膜モジュール4は中空糸膜23の長さ方向が略水平方向となるように配置されているため、気泡の上昇が中空糸膜23によって妨げられて、気泡と中空糸膜23との接触時間が大きくなりやすい。したがって、微細気泡が中空糸膜モジュール4内の上部に偏り難く、気泡と中空糸膜23との接触が中空糸膜束の全体において均一になりやすい。よって、気泡の接触によって中空糸膜23に付着しているし渣や汚泥をかきとる効果や、微細有機物を酸化分解する効果を充分に得ることができ、中空糸膜23表面の閉塞や中空糸膜23間の閉塞を良好に防止できる。
また中空糸膜23の長さ方向が略水平方向であるため、中空糸膜23どうしの絡みや反り返りが生じ難く、安定した濾過処理を行うことができる。
かかる効果を良好に得るために、中空糸膜23の長さ方向と水平方向とがなす角度は30°以下が好ましく、20°以下がより好ましく、10°以下がさらに好ましい。
さらに、中空糸膜モジュール4に流入された気液混合流が、中空糸膜23の固定端側から自由端25側へ向かう方向へ流れるように構成されているため、中空糸膜に絡み付いたし渣を中空糸膜の長さ方向に沿って移動させて除去することができる。
また、本実施形態ではポッティング固定部24がドーナツ状に形成されており、中空糸膜束内にも流路が形成されるため、気液混合流と中空糸膜23との接触がより均一になりやすい。
例えば図3(a)は、中空糸膜モジュール4のモジュールケース内であって、モジュールケースの流入口と中空糸膜束との間に微細泡発生装置6を設けた例である。
図3(b)は、送液ポンプ5と中空糸膜モジュール4との間の流路から分岐して、中空糸膜モジュール4のモジュールケース26内であって、中空糸膜束よりも上流側に液を流入させるバイパス流路31を設け、該バイパス流路31の途中に微細気泡発生装置6を設けた例である。
図3(c)は、送液ポンプ5と中空糸膜モジュール4との間の流路から分岐し、同じ流路に液を再び戻すバイパス流路32を設け、該バイパス流路32の途中に微細気泡発生装置6を設けた例である。
図3(d)は、送液ポンプ5と中空糸膜モジュール4との間の流路から分岐して、中空糸膜モジュール4のモジュールケース26内であって、中空糸膜束よりも上流側に液を流入させるバイパス流路33を設け、該バイパス流路33から中空糸膜モジュール4へ流入する流入口と中空糸膜束との間に微細気泡発生装置6を設けた例である。
図3(e)は、送液ポンプ5から中空糸膜モジュール4へ流入する液流とは別に、送液ポンプ5を通らずに、モジュールケース26内であって、中空糸膜束よりも上流側に液を流入させる他の流路34を設け、該他の流路34の途中に微細気泡発生装置6を設けた例である。該他の流路34から中空糸膜モジュール4へ流入する液は、第1の処理液でなくてもよく、例えば中空糸膜23を透過しなかった残りの液が好ましい。
(実施例1)
図1に示す構成の排水処理装置を用いて排水処理を行った。中空糸膜23としては、ポリエステル製組紐を支持体とするPVDF膜(三菱レイヨン・エンジニアリング社製、孔径0.4μm、外径2.8mm)を用いた。中空糸膜束において、中空糸膜23の数は330本、中空糸膜23の有効長さは1500mmであり、中空糸膜23の長さ方向に垂直な断面形状は外径80mm、内径40mmのドーナツ状である。またモジュールケース26の内径は最も大径の円筒部分で100mmである。中空糸膜23の長さ方向と水平方向とがなす角度は0°である。
微細気泡発生装置6としては、西田鉄工社製のマイクロバブル発生装置15−A型を平均気泡径50μmとなる条件で用いた。微細気泡発生装置6から発生した気泡の直径は20〜80μmの範囲内であった。微細気泡発生装置6への空気の供給は、好気槽3の散気装置11へ供給する空気の一部を使用した。
吸引ポンプ7を、46.2リットル/hrの流量で7分間作動させて吸引ろ過を行った後、2分停止する操作を繰り返した。集水管22から透過水100リットルを中空糸膜23の内部に供給して逆洗浄を行う操作を1日1回の頻度で行った。これらの操作を繰り返して運転を行い、透過水を得た。
運転中、中空糸膜23とポッティング固定部24付近における懸濁物質等の堆積や、膜の詰まりが抑制され、ろ過差圧が20kPaに上昇するまでに約100日間を要した。
なお、ろ過差圧とは、ろ過時の吸引圧力―吸引濾過停止時の圧力の差により得られる値である。
この100日の間、中空糸膜23の反り返りは生じなかった。また排水操作を行って中空糸膜モジュール4内の水位を一旦下げた後、再び水位を上げる操作を行っても、中空糸膜23どうしの絡みは生じなかった。中空糸膜23の先端が自由端となっているために中空糸膜23へのし渣の絡みつきも見られなかった。
実施例1の1/2の膜面積を有する中空糸膜モジュール4を実施例1記載と同様の向き(中空糸膜23の長さ方向と水平方向とがなす角度は0°である)で用い、微細気泡発生装置6としては、送液ポンプ5を内蔵した大日工業製のマイクロバブル発生装置D−2型を平均気泡径3μmとなる条件で用いた。送液量180リットル/hrの流量で送液し、ここで平均気泡径3μmとなる条件で気泡を発生させ、得られた気液混合流を中空糸膜モジュール4に流入させた。微細気泡発生装置6から発生した気泡の直径は1.0〜10μmの範囲内であった。
吸引ポンプ7を、23.1リットル/hrの流量で7分間作動させて吸引ろ過を行った後、2分停止する操作を繰り返した。集水管22から透過水100リットルを中空糸膜23の内部に供給して逆洗浄を行う操作を1日1回の頻度で行った。これらの操作を繰り返して運転を行い、透過水を得た。
運転中、中空糸膜23とポッティング固定部24付近における懸濁物質等の堆積や、膜の詰まりが抑制され、ろ過差圧が20kPaに上昇するまでに約120日間を要した。
なお、ろ過差圧とは、ろ過時の吸引圧力―吸引濾過停止時の圧力の差により得られる値である。
この100日の間、中空糸膜23の反り返りは生じなかった。また排水操作を行って中空糸膜モジュール4内の水位を一旦下げた後、再び水位を上げる操作を行っても、中空糸膜23どうしの絡みは生じなかった。中空糸膜23の先端が自由端となっているために中空糸膜23へのし渣の絡みつきも見られなかった。
実施例1において、微細気泡発生装置6を、マクロバブルを発生する散気装置に変更した他は、実施例1と同様にした。散気装置は、直径2mmの気泡を生ずる穴あき管(穴径2mm)を用いた。
運転中、特に気泡がモジュールケース26の上部に主として流れてしまい、上部のみが気泡により洗浄されるだけで中空糸膜束の下側にひどい閉塞を生じ、約10日間でろ過差圧が20kPaに達した。
実施例1において、中空糸膜モジュール4の長さ方向が略鉛直方向で、流入口20が下方となるように配置した他は、実施例1と同様にした。中空糸膜23の長さ方向と水平方向とがなす角度は90°である。 中空糸膜モジュール4内での液の流れ方向(下側から上側へ)と、中空糸膜モジュール4内における気泡の上昇方向が一致するために、中空糸膜モジュール4内での微細気泡の滞在時間が低下した。このため洗浄効果が低下し、約70日間でろ過差圧が20kPaに達した。
比較例2において、微細気泡発生装置6を、比較例1と同じ散気装置に変更した他は、比較例2と同様にした。
運転中、中空糸膜23とポッティング固定部24付近における懸濁物質等の堆積が一部に見られた。また、中空糸膜モジュール4に流入される液とマクロバブルとの混相流により中空糸膜23同士が絡みついていた。ろ過差圧は、約40日間で20kPaに達した。
2 嫌気槽(原水処理槽)、
3 好気槽(原水処理槽)、
4 中空糸膜モジュール、
5 送液ポンプ、
6 微細気泡発生装置、
7 吸引ポンプ(吸引手段)、
8 第1の循環ポンプ、
9 第2の循環ポンプ、
10a 第1の送液ポンプ、
10b 第2の送液ポンプ、
11 散気装置、
12 気体供給手段、
20 流入口、
21 流出口、
22 集水管
23 中空糸膜、
24 ポッティング固定部、
25 自由端、
26 モジュールケース、
27 開口面、
28 集水器、
28a 集水部、
29 貫通孔。
Claims (5)
- 原水の浄化処理を行う原水処理槽と、固液分離を行う中空糸膜モジュールと、前記原水処理槽で処理された液を前記中空糸膜モジュールへ流入させる送液ポンプを備えた排水処理装置であって、
前記中空糸膜モジュールは、複数の中空糸膜の一端が互いに接着固定された固定端となっており、他端が自由端となっている中空糸膜束を備えており、
前記中空糸膜の固定端で、中空糸膜の内部と該中空糸膜を透過した透過水を集水する集水部とが連通しており、
前記中空糸膜の長さ方向が略水平方向であり、前記中空糸膜モジュールへの液の流入方向が、中空糸膜の固定端から自由端に向かう方向であり、
前記中空糸膜束に接触する液流中に直径0.1μm以上50μm以下の気泡を含有させる、微細気泡発生装置が設けられていることを特徴とする排水処理装置。 - 前記微細気泡発生装置が、前記送液ポンプから前記中空糸膜モジュールへ至る流路に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の排水処理装置。
- 前記中空糸膜の内部の圧力を、該中空糸膜の外部の圧力よりも低くする吸引手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の排水処理装置。
- 前記固定端は、前記中空糸膜同士がポッティング材で互いに接着固定されたポッティング固定部により形成され、
前記ポッティング固定部には、前記中空糸膜の長さ方向に貫通する貫通孔が形成され、
前記中空糸膜束には、前記貫通孔の延在する位置に、前記中空糸膜同士が離間した空隙が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排水処理装置。 - 原水を浄化処理した液を中空糸膜モジュールへ流入させ、該中空糸膜モジュールで固液分離を行う工程を有する排水処理方法であって、
前記中空糸膜モジュールは、複数の中空糸膜の一端が互いに接着固定された固定端となっており、他端が自由端となっている中空糸膜束を備えており、前記中空糸膜の固定端で、中空糸膜の内部と該中空糸膜を透過した透過水を集水する集水部とが連通しており、
前記中空糸膜の長さ方向が略水平方向であり、前記中空糸膜モジュールへの液の流入方向が、中空糸膜の固定端から自由端に向かう方向であり、
前記中空糸膜束に接触する液流中に直径0.1μm以上50μm以下の気泡を含有させることを特徴とする排水処理方法。
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