JP5793985B2 - シラップ樹脂組成物、樹脂モルタル組成物、およびそれらの硬化体とその製造方法 - Google Patents
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Description
ホルムアルデヒドは、シックハウス等の環境問題の原因物質とされ、その放散量が建築基準法により規制されている。この規制に対して、アクリル系シラップを用いたシラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物に関しては、(1)ホルムアルデヒドの放散量がある値より減少するまで硬化後の養生時間を長くする方法、(2)エチレン尿素によりホルムアルデヒドを補足する方法(特許文献1)、(3)ジヒドラジド構造を有する化合物によりホルムアルデヒドを補足する方法(特許文献2)、(4)乾燥した酸の条件下での、アルコールによるアセタール化によりホルムアルデヒドを補足する方法等が提案されている。
また、低温環境下においてシラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物を硬化させる場合、硬化性向上のために硬化剤や硬化促進剤の添加量を増やすことがある。しかし、硬化剤や硬化促進剤の添加量が増えるとホルムアルデヒドの発生量も必然的に増えるため、ホルムアルデヒド捕捉剤の含有量も増やす必要があり、その結果、硬化性が低下するという悪循環を招く。
[1] (メタ)アクリロイル基を有する単量体(A)、および(メタ)アクリロイル基を有する単量体(A)に膨潤または溶解可能な重合体(B)を含むアクリル系シラップと、ホルムアルデヒド捕捉剤とを含有するシラップ樹脂組成物であって、前記ホルムアルデヒド捕捉剤は、エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および下記一般式(1)で示される化合物(Z)を含み、前記グアニジン化合物(Y)が、グアニジン、メチルグアニジン、N,N,N’,N’−テトラメチルグアニジン、エチルグアニジン、N,N’−ジフェニルグアニジン、1,3−ジ−オルト−トリルグアニジン、1,3−ジ−オルト−クメニルグアニジン、1,2,3−トリフェニルグアニジン、1,3−ジ−オルト−クメニル−2−メチルグアニジン、2−フェニル−1,3−ジ−オルト−トリルグアニジン、1,2,3−トリ−オルトトリルグアニジン、スルファミン酸グアニジン、硝酸グアニジン、シアノグアニジンからなる群から選択される少なくとも1種のグアニジン化合物であり、かつ前記エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)の含有量の合計が、前記アクリル系シラップ100質量部に対して0.3〜4質量部である、シラップ樹脂組成物。
[3] [1]に記載のシラップ樹脂組成物、または該シラップ樹脂組成物に骨材を配合した樹脂モルタル組成物に、有機過酸化物を添加して硬化した、硬化体。
[4] [1]に記載のシラップ樹脂組成物、または該シラップ樹脂組成物に骨材を配合した樹脂モルタル組成物に、有機過酸化物を添加して硬化する、硬化体の製造方法。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリロイル基および/またはメタクリロイル基を意味し、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートおよび/またはメタクリレートを意味する。
本発明のシラップ樹脂組成物は、(メタ)アクリロイル基を有する単量体(A)(以下、「単量体(A)」という。)、および単量体(A)に膨潤または溶解可能な重合体(B)(以下、「重合体(B)」という。)を含むアクリル系シラップと、ホルムアルデヒド捕捉剤とを含有する。また、ワックスや芳香族3級アミンを含有するのが好ましい。
また、本発明の樹脂モルタル組成物は、本発明のシラップ樹脂組成物に骨材を配合したものである。
(単量体(A))
単量体(A)は、(メタ)アクリロイル基を有する単量体であって、シラップ樹脂組成物の粘度を調整したり、シラップ樹脂組成物の硬化性や樹脂モルタル組成物の作業性を高めたり、さらにはシラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の硬化体に強度を付与する成分である。
単量体(A)は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
重合体(B)は、単量体(A)に膨潤または溶解可能な重合体であって、シラップ樹脂組成物の粘度を調整したり、シラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の硬化時の収縮を抑制または低減化したり、さらにはシラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の硬化性や、それらの硬化体の強度を調整する成分である。
また、重合体(B)の一部に、例えば(メタ)アクリロイル基などの反応性を有する機が導入されている重合体を用いることも可能である。
これらの中でも、重合体(B)としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの重合体が好ましい。
重合体(B)は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
重合体(B)のガラス転移温度は、示差走査熱量計(DSC)の測定により求めたものである。
重合体(B)の質量平均分子量は、濃度が0.4質量%になるように重合体のテトラヒドロフラン溶液を調製し、この溶液をゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、「GPC」という。)用装置に100μl注入し、流量:1ml/min、溶離液:テトラヒドロフラン、カラム温度:40℃の条件下で、GPC法により測定した分子量を標準ポリスチレン換算したものである。
アクリル系シラップは、単量体(A)および重合体(B)の他にも、柔軟性や硬化時の収縮を低減させる目的で、その他の成分(C)として、可塑剤、エポキシ(メタ)アクリレートやウレタン(メタ)アクリレートなどのオリゴマーを含有していてもよい。
可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジトリデシルフタレート等のフタル酸エステル類;ジ−2−エチルヘキシルアジペート類;塩素化パラフィン等のパラフィン類などが挙げられる。但し、パラフィン類はパラフィンワックスを含まない。
可塑剤は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
エポキシ(メタ)アクリレートは、多塩基酸無水物と水酸基含有(メタ)アクリレートの部分エステル化物と、2官能ビスフェノールA型エポキシ樹脂と、不飽和一塩基酸とを公知の方法で反応させて得られるものである。2官能ビスフェノールA型エポキシ樹脂は、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとを反応させた汎用のエポキシ樹脂である。
ホルムアルデヒド捕捉剤は、エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および前記一般式(1)で示される化合物(Z)を含む。これらエチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)は、併用することでシラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物を硬化させる際に発生するホルムアルデヒドを効果的に捕捉し、放散量を格段に低減させることができる。
エチレン尿素(X)は、ホルムアルデヒドを捕捉するのに有用な成分の一つである。
グアニジン化合物(Y)は、エチレン尿素と同様に、ホルムアルデヒドを捕捉するのに有用な成分の一つである。
グアニジン化合物の具体例としては、グアニジン、メチルグアニジン、N,N,N’,N’−テトラメチルグアニジン、エチルグアニジン、N,N’−ジフェニルグアニジン、1,3−ジ-オルト−トリルグアニジン、1,3−ジ-オルト−クメニルグアニジン、1,2,3−トリフェニルグアニジン、1,3−ジ-オルト−クメニル−2−メチルグアニジン、2−フェニル−1,3−ジ-オルト−トリルグアニジン、1,2,3−トリ−オルトトリルグアニジン、スルファミン酸グアニジン、硝酸グアニジン、シアノグアニジンなどが挙げられる。
グアニジン化合物(Y)は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
化合物(Z)は、エチレン尿素(X)やグアニジン化合物(Y)と同様に、ホルムアルデヒドを捕捉するのに有用な成分の一つである。
化合物(Z)の具体例としては、ヒダントイン、5−メチルヒダントイン、5,5−ジメチルヒダントイン、5−エチルヒダントイン、5,5−ジエチルヒダントイン、5−メチル−5−エチルヒダントインが挙げられる。
化合物(Z)は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)は、これらの含有量の合計が、アクリル系シラップ100質量部に対して0.3〜4質量部であり、0.3〜3質量部が好ましい。これらの含有量の合計が0.3質量部以上であれば、ホルムアルデヒドを充分に補足できる。一方、これらの含有量の合計が4質量部以下であれば、シラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の硬化を阻害することがなく、低温環境下においても硬化性を良好に維持できる。
本発明のシラップ樹脂組成物は、硬化反応中における塗膜などの硬化体の表面の空気遮断による表面硬化性を向上させる等の目的で、ワックスを含有するのが好ましい。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックスを石油ナフサ等の溶剤に分散させた特殊ワックス等の各種ワックスが挙げられる。
また、本発明においては、融点が異なる同一種類のワックスを組み合わせて用いてもよいし、異なる種類のワックスを併用してもよい。
ワックスとしては、融点が異なるパラフィンワックスを2つ以上組み合わせて用いることが特に好ましい。
本発明のシラップ樹脂組成物は、後述する有機過酸化物と反応・硬化しやすくする目的で、芳香族3級アミンを含有するのが好ましい。芳香族3級アミンは、硬化反応を促進させる硬化促進剤の役割を果たす。
芳香族3級アミンとしては、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン、N,N−ジ(2―ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン等を挙げることができる。
芳香族アミンとしては、ホルムアルデヒドの放散量が比較的少ないN,N−(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジンなどが挙げられる。
芳香族3級アミンは、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
本発明のシラップ樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の添加剤を含んでもよい。
その他の添加剤としては、重合禁止剤、消泡剤、レベリング剤、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、揺変剤、補強剤、顔料、湿潤剤などが挙げられる。
重合禁止剤は、シラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の貯蔵安定性を向上させる目的で配合される。
重合禁止剤としては、例えばヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール等が挙げられる。
消泡剤は、作業性や外観向上等の目的で配合される。
消泡剤としては、公知の消泡剤が挙げられる。具体的には、特殊アクリル系重合物を溶剤に溶解させたアクリル系消泡剤、特殊ビニル系重合物を溶剤に溶解させたビニル系消泡剤等を挙げることができる。市販品としては、楠本化成株式会社から市販されているディスパロンシリーズ等が挙げられる。
また、消泡剤は脱泡剤と組み合わせて用いてもよい。
シランカップリング剤は、無機物への接着性を向上させる目的で配合される。
シランカップリング剤としては、例えばビニルトリクロルシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
紫外線吸収剤は、塗膜などの硬化体の耐候性をさらに向上させる目的で配合される。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、トリアジン系等が挙げられる。
揺変剤は、チキソ性付与を目的に配合される。
揺変剤としては、例えば変性ウレア、ウレアウレタン化合物、アエロジル、有機ベントナイト化合物等が挙げられる。
補強剤は、樹脂モルタル組成物の硬化性を損なわない程度、あるいは樹脂モルタル組成物を使用する場面で過剰に引張応力がかかると想定できるときに用いることが好ましい。 補強材としては、例えばチョップドストランドやロービングネット状のガラス繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊維等が挙げられる。
湿潤剤は、シラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の表面硬化性や、塗布厚の均一性(樹脂モルタルの場合はコテ波の防止)を良好とする目的で配合される。
湿潤剤としては、ビックケミー・ジャパン株式会社から市販されているDisperbykシリーズ(商品名:103、112、163、164、166、167、182,183、184、2000、2050、2150、2163、2164)、BYKシリーズ(商品名:W969、W980、W9010)等が挙げられる。
骨材は、樹脂モルタル組成物から得られる塗膜などの硬化体に強度を付与する成分である。
骨材としては、例えば珪砂、セラミック骨材、炭酸カルシウム、シリカヒューム、フライアッシュ、タルク、クレー等が挙げられる。
骨材は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。中でも珪砂、あるいは珪砂と炭酸カルシウムを組み合わせて用いると、作業性が良好で、かつ塗布厚を確保し易くできる点で好ましい。特に、作業性や硬化性、さらには硬化後の強度物性等の観点から、珪砂を主成分とすることがよい。
また、本発明においては、塗布厚に応じて1.18mm以上2.5mm未満、0.71mm以上1.18未満、0.30mm以上0.60未満、0.30mm未満など様々な粒度の骨材を組み合わせて用いることができる。また、塗布厚が厚い場合には2.5mm以上の骨材を加えて用いることもできる。
シラップ樹脂組成物は、上述した単量体(A)、重合体(B)、エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、化合物(Z)、および必要に応じて可塑剤、ワックス、芳香族3級アミン、その他の添加剤を混合することで得られる。
また、予め単量体(A)および重合体(B)などを混合してアクリル系シラップを調製しておき、これにホルムアルデヒド捕捉剤であるエチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、化合物(Z)を、水や、公知の有機化合物、可塑剤等に希釈あるいは溶解して混合してもよい。
なお、樹脂モルタル組成物を調製する際は、シラップ樹脂組成物に後述する有機過酸化物を予め混合しておいてもよい。
本発明のシラップ樹脂組成物および樹脂モルタル組成物を良好に硬化させるには、23℃の環境下の場合においてはゲル化時間を8分〜60分の範囲にすることが好ましい。ゲル化時間が8分未満では作業する時間が短くなる。また、ゲル化時間が60分を超えるとシラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物の表面硬化時間が長くなり、アクリル系シラップの短時間硬化という特徴が得られにくくなる。
ゲル化時間をコントロールするためには、シラップ樹脂組成物や樹脂モルタル組成物に、硬化剤として有機過酸化物を添加することが好ましく、上述した芳香族3級アミンなどの硬化促進剤と有機過酸化物とを組み合わせたレドックス触媒を用いることがより好ましい。
なお、ゲル化時間とは硬化剤と硬化促進剤が同時に存在した時間から流動性を失うまでの時間のことである。
有機過酸化物としては、例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサネート、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート等が挙げられる。有機過酸化物としては、硬化性が良好なことから過酸化ベンゾイルが好ましい。 硬化剤は、一種単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
なお、使用温度が20℃以外の場合は、有機過酸化物の添加量を調整し使用することが好ましい。
本発明のシラップ樹脂組成物および樹脂モルタル組成物は、例えば建築物や構造物のコンクリートへの耐摩耗性や耐薬品性の機能付与や欠損部など補修目的の補修材、道路舗装材などとして用いることができる。特にホルムアルデヒド放散量が制限される居室等の床材に好適に用いることができる。
また、本発明のシラップ樹脂組成物は、例えばプライマー、ベースコート用シラップ、トップコート等に使用することができる。その他、排水性トップコート、遮熱塗料用シラップ等にも用いることができる。
以上説明した本発明のシラップ樹脂組成物によれば、ホルムアルデヒド捕捉剤としてエチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、化合物(Z)を特定量含有するので、ホルムアルデヒドの放散量を低減でき、かつ低温環境下においても硬化阻害を受けにくく、硬化性を発揮でき、良好な硬化体を得ることができる。
さらにシラップ樹脂組成物に骨材を配合しても、ホルムアルデヒドの放散量を低減でき、かつ低温環境下においても硬化阻害を受けにくく、硬化性を発揮でき、良好な硬化体を得ることができる。
本発明の硬化体は、本発明のシラップ樹脂組成物、またはシラップ樹脂組成物に骨材を配合した樹脂モルタル組成物に、有機過酸化物を添加して硬化したものである。具体的には、本発明のシラップ樹脂組成物または樹脂モルタル組成物に有機過酸化物を添加した後、これらの混合物を、建築物や構造物のコンクリート下地などの基材(施工面)に塗工し、硬化させて塗膜を形成することで得られる。
塗工方法としては、ローラー、吹き付け、コテ、自在ボウキ等を用いる公知の塗工方法が挙げられる。
一方、樹脂モルタル組成物を塗布する場合の塗布厚は2〜40mmであることが好ましく、2〜30mmであることがより好ましい。塗布厚が2mm以上であれば均一な塗膜が得られやすくなり、塗布厚が40mm以下であれば、骨材の分離が抑制され、均一な塗膜が得られやすくなる。
なお、本発明の樹脂モルタル組成物を塗工する際、塗布厚を50mm以上と厚くしたり、時間の制約や材料の界面を少なくしたりする場合には、粒径が5mm以上の砂利等を上述した骨材と併用してもよい。
プライマーを塗工する場合には、基材の脆弱部あるいは水・油脂分など接着性能を阻害する因子は事前に処理することが好ましい。
プライマーの塗工量は、基材の材質にもよるがシラップ樹脂組成物の溶液で0.1〜0.6kg/m2であることが好ましく、0.2〜0.4kg/m2であることがより好ましい。塗工手段としては、ハケ、ローラー、スプレーガンなどを用いることができる。
トップコートの塗工量は、基材にもよるがシラップ樹脂組成物の溶液で0.1〜0.6kg/m2であることが好ましく、0.2〜0.4kg/m2であることがより好ましい。塗工手段としては、ハケ、ローラーなどを用いることができる。また、トップコートは1層でも2層以上に積層してもよい。
なお、以下の例における「部」は「質量部」を意味し、「%」は「質量%」を意味する。
<シラップ樹脂組成物(S−1)の調製>
撹拌機、コンデンサーを備えた容器に、単量体(A)としてテトラヒドロフルフリルメタアクリレート(以下「THFMA」と略す。)25部、アルキル基の炭素数12〜13のメタクリル酸アルキルエステル(三菱レイヨン株式会社製、商品名:アクリエステルSLMA(以下「SLMA」と略す。))8部、エチレングリコールジメタクリレート(三菱レイヨン株式会社製、商品名:アクリエステルED(以下、「EDMA」と略す。))5部、ジエチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレート(日油株式会社製、商品名:ブレンマーPME−100(以下、「DEGMMA」と略す。))30部、および2−ヒドロキシプロピルメタクリレート(以下「2−HPMA」と略す。)20部と、ワックスとして融点47℃のパラフィンワックス(以下、「ワックス1」と略す。)0.5部、融点55℃のパラフィンワックス(以下、「ワックス2」と略す。)0.5部、および融点66℃のパラフィンワックス(以下、「ワックス3」と略す。)0.5部と、芳香族3級アミン(硬化促進剤)としてN,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン(以下、「PTEO」と略す。)0.7部と、重合禁止剤として2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(以下「BHT」と略す。)0.05部と、湿潤剤としてDisperbyk−167(ビックケミー・ジャパン株式会社製(以下、「湿潤剤1」と略す。))0.5部と、消泡剤としてディスパロン230EF(楠本化成株式会社製(以下、「230EF」と略す。))0.5部に、ホルムアルデヒド捕捉剤としてエチレン尿素0.3部、N,N−ジフェニルグアニジン0.1部、および5,5−ジメチルヒダントイン0.3部を加え、撹拌しながら、重合体(B)としてポリマー1(メチルメタクリレート(以下「MMA」と略す。)/n−ブチルメタアクリレート(以下「n−BMA」と略す。)=60/40の共重合体、Mw=42000、Tg=65℃)5部、およびポリマー2(MMA/n−BMA=60/40の共重合体、Mw=160000、Tg=65℃)7部を投入した。引き続き70℃で4時間加熱し、重合体(B)を溶解した。溶解を確認後、冷却し、ワックスとしてBYK−S780(ビックケミー・ジャパン株式会社製(以下、「S−780」と略す。))3部を撹拌しながら投入し、さらに均一となるまで15分撹拌し、シラップ樹脂組成物(S−1)を得た。
表1に記載の配合組成にすること以外は、シラップ樹脂組成物(S−1)の調製と同様にしてシラップ樹脂組成物(S−2)〜(S−11)を得た。
・THFMA:テトラヒドロフルフリルメタクリレート、
・MMA:メチルメタクリレート、
・2−EHA:2−エチルヘキシルメタクリレート、
・SLMA:ドデシルメタクリレート/トリデシルメタクリレートの質量比=6/4の混合物(三菱レイヨン株式会社製、商品名:アクリエステルSLMA)、
・EDMA:エチレングリコールジメタクリレート(三菱レイヨン株式会社製、商品名:アクリエステルED)、
・DEGMMA:ジエチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレート(日油株式会社製、商品名:ブレンマーPME−100)、
・2−HPMA:2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
・ポリマー1:MMA/n−BMA=60/40の共重合体(Mw=42000、Tg=65℃)、
・ポリマー2:MMA/n−BMA=60/40の共重合体(Mw=160000、Tg=65℃)、
・ポリマー3:MMA/MA=92.5/7.5の共重合体(Mw=40000、Tg=105℃)、
・可塑剤:フタル酸エステル類(花王株式会社製、商品名:ビニサイザー85)、
・ワックス1:融点47℃のパラフィンワックス(日本精鑞株式会社製)、
・ワックス2:融点55℃のパラフィンワックス(日本精鑞株式会社製)、
・ワックス3:融点66℃のパラフィンワックス(日本精鑞株式会社製)、
・ワックス4:融点75℃のパラフィンワックス(日本精鑞株式会社製)、
・S−780:パラフィンワックス/石油ナフサ/二酸化ケイ素の質量比=10/89.5/0.5の混合物(ビックケミー・ジャパン株式会社製、商品名:BYK−S780)、
・PTEO:N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン、
・湿潤剤1:ビックケミー・ジャパン社製、商品名:Disperbyk−167、
・BHT:2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、
・230EF:楠本化成株式会社製、商品名:ディスパロン230EF。
シラップ樹脂組成物(S−1)100部に、有機過酸化物(硬化剤)として過酸化ベンゾイル(日油株式会社製、商品名:ナイパーNS(以下「有機過酸化物1」と略す。)、純度40%)を3部添加して充分に撹拌し、混合物(シラップ樹脂配合物)を得た。
得られたシラップ樹脂配合物を用いて、以下の評価および測定を実施した。結果を表2に示す。
シラップ樹脂配合物を5℃の環境下で15cm角のアルミ版上に厚さ3mmになるように塗布し、表面を均一に均した後、2時間後の表面を指触し、以下の評価基準にて表面硬化性を評価した。
○:充分に硬化している。
×:未硬化、あるいは手に樹脂が付いた。
室温(23℃)、湿度30%の環境試験室(4m×4m×2m)内で、表2に記載の塗布厚になるように、15cm角のアルミ板上にシラップ樹脂配合物を塗布し、室温(23℃)、湿度30%で24時間放置し、シラップ樹脂配合物を硬化させ、硬化体を得た。
さらに、環境試験室内の湿度を30%から50%に変更し、得られた硬化体を室温(23℃)、湿度50%で、6日間放置した。引き続き、JIS K 5601−4−1デシケーター法に準じて、硬化体をデシケーター中に入れ、室温(23℃)、湿度50%で24時間放置したときのホルムアルデヒドの放散量を測定した。
シラップ樹脂組成物(S−1)をシラップ樹脂組成物(S−2)〜(S−4)に変更し、有機過酸化物の種類と添加量を表2に示すように変更した以外は、実施例1−1と同様にして混合物(シラップ樹脂配合物)を調製し、評価および測定を実施した。結果を表2に示す。
シラップ樹脂組成物(S−5)100部に、有機過酸化物(硬化剤)として有機過酸化物1を3部添加して充分に撹拌し、混合物(シラップ樹脂配合物)を得た。
得られたシラップ樹脂配合物をJIS R 5201規定の容器に移した後、骨材としてKC−1A(株式会社菱晃製、商品名:KC−1A)を213部投入し、JIS R 5201規定の混練機にて低速で1分間撹拌し、樹脂モルタル配合物を得た。
得られた樹脂モルタル配合物について、実施例1−1と同様にして評価および測定を実施した。結果を表2に示す。
シラップ樹脂組成物(S−5)をシラップ樹脂組成物(S−6)〜(S−7)に変更し、有機過酸化物の種類と添加量を表2に示すように変更した以外は、実施例1−5と同様にして樹脂モルタル配合物を調製し、評価および測定を実施した。結果を表2に示す。
シラップ樹脂組成物(S−1)をシラップ樹脂組成物(S−8)〜(S−10)に変更した以外は、実施例1−1と同様にして混合物(シラップ樹脂配合物)を調製し、評価および測定を実施した。結果を表2に示す。
シラップ樹脂組成物(S−5)をシラップ樹脂組成物(S−11)に変更した以外は、実施例1−5と同様にして樹脂モルタル配合物を調製し、評価および測定を実施した。結果を表2に示す。
・有機過酸化物1:過酸化ベンゾイル(日油株式会社製、商品名:ナイパーNS、純度40%)、
・有機過酸化物2:過酸化ベンゾイル(化薬アクゾ株式会社製、商品名:パーカドックスCH−50L、純度50%)、
・KC−1A:株式会社菱晃製、商品名:KC−1A。
これに対して、エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)のうち1つ以上を含まない比較例1−1〜1−3のシラップ樹脂組成物は、硬化性は各実施例と同程度であったものの、ホルムアルデヒドの放散量が多かった。
エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)の含有量の合計が5質量部と多い比較例1−4の樹脂モルタル組成物は、5℃の環境下における硬化性が悪かった。なお、比較例1−4では、ホルムアルデヒドの放散量の測定は実施しなかった。
シラップ樹脂組成物(S−1)100部に、有機過酸化物(硬化剤)として有機過酸化物1を6部と、硬化促進剤としてAC−150(株式会社菱晃製、商品名:アクリシラップAC−150(以下「硬化促進剤1」と略す。))を2部添加して充分に撹拌し、混合物(シラップ樹脂配合物)を得た。
得られたシラップ樹脂配合物を用いて、以下の評価および測定を実施した。結果を表3に示す。
シラップ樹脂配合物を5℃の環境下で15cm角のアルミ版上に厚さ3mmになるように塗布し、表面を均一に均した後、2時間後の表面を指触し、以下の評価基準にて表面硬化性を評価した。
○:充分に硬化している。
×:未硬化、あるいは手に樹脂が付いた。
5℃の環境試験室(4m×4m×2m)内で、表3に記載の塗布厚になるように、15cm角のアルミ板上にシラップ樹脂配合物を塗布し、5℃で24時間放置し、シラップ樹脂配合物を硬化させ、硬化体を得た。
さらに、環境試験室内の温度を5℃から室温(23℃)に変更し、湿度が50%になるように調整し、得られた硬化体を室温(23℃)、湿度50%で、6日間放置した。引き続き、JIS K 5601−4−1デシケーター法に準じて、硬化体をデシケーター中に入れ、室温(23℃)、湿度50%で24時間放置したときのホルムアルデヒドの放散量を測定した。
シラップ樹脂組成物(S−1)をシラップ樹脂組成物(S−2)〜(S−4)に変更し、有機過酸化物と硬化促進剤の種類と添加量を表3に示すように変更した以外は、実施例2−1と同様にして混合物(シラップ樹脂配合物)を調製し、評価および測定を実施した。結果を表3に示す。
シラップ樹脂組成物(S−5)100部に、有機過酸化物(硬化剤)として有機過酸化物1を6部と、硬化促進剤1を2部添加して添加して充分に撹拌し、混合物(シラップ樹脂配合物)を得た。
得られたシラップ樹脂配合物をJIS R 5201規定の容器に移した後、骨材としてKC−1A(株式会社菱晃製、商品名:KC−1A)を213部投入し、JIS R 5201規定の混練機にて低速で1分間撹拌し、樹脂モルタル配合物を得た。
得られた樹脂モルタル配合物について、実施例2−1と同様にして評価および測定を実施した。結果を表3に示す。
シラップ樹脂組成物(S−5)をシラップ樹脂組成物(S−6)〜(S−7)に変更し、有機過酸化物と硬化促進剤の種類と添加量を表3に示すように変更した以外は、実施例2−5と同様にして樹脂モルタル配合物を調製し、評価および測定を実施した。結果を表3に示す。
シラップ樹脂組成物(S−1)をシラップ樹脂組成物(S−8)〜(S−10)に変更した以外は、実施例2−1と同様にして混合物(シラップ樹脂配合物)を調製し、評価および測定を実施した。結果を表3に示す。
シラップ樹脂組成物(S−5)をシラップ樹脂組成物(S−11)に変更した以外は、実施例2−5と同様にして樹脂モルタル配合物を調製し、評価および測定を実施した。結果を表3に示す。
・有機過酸化物1:過酸化ベンゾイル(日油株式会社製、商品名:ナイパーNS、純度40%)、
・有機過酸化物2:過酸化ベンゾイル(化薬アクゾ株式会社製、商品名:パーカドックスCH−50L、純度50%)、
・硬化促進剤1:株式会社菱晃製、商品名:アクリシラップAC−150、
・硬化促進剤2:株式会社菱晃製、商品名:アクリシラップAC−102、
・KC−1A:株式会社菱晃製、商品名:KC−1A。
これに対して、エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)のうち1つ以上を含まない比較例2−1〜2−3のシラップ樹脂組成物は、硬化性は各実施例と同程度であったものの、ホルムアルデヒドの放散量が多かった。
エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)の含有量の合計が5質量部と多い比較例2−4の樹脂モルタル組成物は、5℃の環境下における硬化性が悪かった。なお、比較例2−4では、ホルムアルデヒドの放散量の測定は実施しなかった。
Claims (4)
- (メタ)アクリロイル基を有する単量体(A)、および(メタ)アクリロイル基を有する単量体(A)に膨潤または溶解可能な重合体(B)を含むアクリル系シラップと、ホルムアルデヒド捕捉剤とを含有するシラップ樹脂組成物であって、
前記ホルムアルデヒド捕捉剤は、エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および下記一般式(1)で示される化合物(Z)を含み、
前記グアニジン化合物(Y)が、グアニジン、メチルグアニジン、N,N,N’,N’−テトラメチルグアニジン、エチルグアニジン、N,N’−ジフェニルグアニジン、1,3−ジ−オルト−トリルグアニジン、1,3−ジ−オルト−クメニルグアニジン、1,2,3−トリフェニルグアニジン、1,3−ジ−オルト−クメニル−2−メチルグアニジン、2−フェニル−1,3−ジ−オルト−トリルグアニジン、1,2,3−トリ−オルトトリルグアニジン、スルファミン酸グアニジン、硝酸グアニジン、シアノグアニジンからなる群から選択される少なくとも1種のグアニジン化合物であり、
かつ前記エチレン尿素(X)、グアニジン化合物(Y)、および化合物(Z)の含有量の合計が、前記アクリル系シラップ100質量部に対して0.3〜4質量部である、シラップ樹脂組成物。
- 請求項1に記載のシラップ樹脂組成物に骨材を配合した、樹脂モルタル組成物。
- 請求項1に記載のシラップ樹脂組成物、または該シラップ樹脂組成物に骨材を配合した樹脂モルタル組成物に、有機過酸化物を添加して硬化した、硬化体。
- 請求項1に記載のシラップ樹脂組成物、または該シラップ樹脂組成物に骨材を配合した樹脂モルタル組成物に、有機過酸化物を添加して硬化する、硬化体の製造方法。
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