JP5792152B2 - 画像出力装置、画像出力システムおよび画像出力プログラム - Google Patents

画像出力装置、画像出力システムおよび画像出力プログラム Download PDF

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Description

本発明は、出力した画像のログとしてのログ画像を生成する画像出力装置、画像出力システムおよび画像出力プログラムに関する。
従来の画像出力装置として、画像を印字出力する印字部と、情報を保持することができるハードディスクと、印字部によって印字出力される画像の元になる画像を生成する画像読み取り部と、印字部によって印字出力された画像のログとしてのログファイルをハードディスク上に作成するログ作成手段とを備えているものが知られている(特許文献1参照。)。
特開2006−303563号公報
しかしながら、従来の画像出力装置においては、印字部によって画像が印字出力された後でログファイルの作成の終了前に電源断が発生した場合に、ログ作成手段によってログファイルが作成されない可能性がある。ログ作成手段によってログファイルが作成されないことは、ログファイルのログとしての性質上、問題である。
そこで、本発明は、画像が出力された後でログ画像の生成の終了前に電源断が発生した場合であっても、電源の回復後にログ画像を生成することができる画像出力装置を提供することを目的とする。
本発明の画像出力装置は、画像を出力する画像出力部と、電源断の場合であっても情報を保持する不揮発性記憶部とを備えている画像出力装置であって、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を前記不揮発性記憶部上に生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記不揮発性記憶部に記憶されている前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記画像出力装置の起動の処理を実行する起動処理実行手段とを備えており、前記起動処理実行手段を実現するスレッドである起動処理実行スレッドと、前記画像出力装置の起動時の前記ログ画像生成手段を実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッドとは、別々のスレッドであり、前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力装置は、起動された場合に、不揮発性記憶部に出力画像の元画像が記憶されているとき、不揮発性記憶部に記憶されている元画像に基づいてログ画像を生成するので、画像が出力された後でログ画像の生成の終了前に電源断が発生した場合であっても、電源の回復後にログ画像を生成することができる。また、本発明の画像出力装置は、起動された場合に、不揮発性記憶部に出力画像の元画像が記憶されているとき、起動の処理を実行するスレッドとは別の新たなスレッドによって、不揮発性記憶部に記憶されている元画像に基づいてログ画像を生成するので、ログ画像の生成によって起動時の処理が遅くなることを抑えることができる。
また、本発明の画像出力装置は、操作が入力される入力デバイスと、前記操作の状況を表示する表示デバイスとを備えており、前記起動処理実行スレッドは、前記表示デバイスの起動が開始される前に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成しても良い。
この構成により、本発明の画像出力装置は、画像出力装置の起動時のログ画像の生成によって表示デバイスの起動が遅くなることを抑えることができるので、画像出力装置の起動時のログ画像の生成によって表示デバイスの起動が遅くなる構成と比較して、入力デバイスによる操作の状況を表示デバイスに早期に表示することができる。したがって、本発明の画像出力装置は、画像出力装置の起動時のログ画像の生成によって表示デバイスの起動が遅くなる構成と比較して、利用者による入力デバイスを介した操作に応じた処理を早期に実行することができる。
また、本発明の画像出力装置において、前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、この元画像のドキュメントIDを取得し、このドキュメントIDを前記起動時ログ画像生成スレッドに渡しても良い。
この構成により、本発明の画像出力装置は、不揮発性記憶部に記憶されている元画像を起動時ログ画像生成スレッドが改めて検索する必要がないので、不揮発性記憶部に記憶されている元画像を起動時ログ画像生成スレッドが改めて検索する構成と比較して、早期にログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力システムは、上述の画像出力装置と、前記ログ画像を記憶するログ画像記憶装置を備えているログ画像記憶サーバーとを備えており、前記画像出力装置は、前記ログ画像生成手段によって生成された前記ログ画像を前記ログ画像記憶サーバーに送信するログ画像送信手段を備えており、前記ログ画像記憶サーバーは、前記画像出力装置から送信されてきた前記ログ画像を前記ログ画像記憶装置に書き込むログ画像書込手段を備えていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力システムは、画像出力装置の電源の回復後に生成されたログ画像をログ画像記憶サーバーが画像出力装置から受信して記憶するので、画像出力装置の利用者の出力画像のログ画像を、ログ画像記憶サーバーを使用する管理者によって従来より正確に把握させることができる。また、本発明の画像出力システムは、画像出力装置がログ画像の生成によって起動時の処理が遅くなることを抑えることができるので、起動時の処理が遅くなる構成と比較して、ログ画像を画像出力装置からログ画像記憶サーバーに早期に送信することができ、結果として、画像出力装置の利用者の出力画像のログ画像を、ログ画像記憶サーバーを使用する管理者によって早期に把握させることができる。
本発明の画像出力プログラムは、画像を出力する画像出力部と、電源断の場合であっても情報を保持する不揮発性記憶部とを備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を前記不揮発性記憶部上に生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記不揮発性記憶部に記憶されている前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記画像出力装置の起動の処理を実行する起動処理実行手段として、前記画像出力装置を機能させ、前記起動処理実行手段を実現するスレッドである起動処理実行スレッドと、前記画像出力装置の起動時の前記ログ画像生成手段を実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッドとは、別々のスレッドであり、前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、起動された場合に、不揮発性記憶部に出力画像の元画像が記憶されているとき、不揮発性記憶部に記憶されている元画像に基づいてログ画像を生成するので、画像が出力された後でログ画像の生成の終了前に電源断が発生した場合であっても、電源の回復後にログ画像を生成することができる。また、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、起動された場合に、不揮発性記憶部に出力画像の元画像が記憶されているとき、起動の処理を実行するスレッドとは別の新たなスレッドによって、不揮発性記憶部に記憶されている元画像に基づいてログ画像を生成するので、ログ画像の生成によって起動時の処理が遅くなることを抑えることができる。
本発明の画像出力装置は、画像が出力された後でログ画像の生成の終了前に電源断が発生した場合であっても、電源の回復後にログ画像を生成することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像出力システムのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 図1に示すログ画像記憶サーバーのブロック図である。 コピーのジョブを実行するときの図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 記憶部に元画像が記憶されていない状態で起動された場合の図2に示すMFPの動作のシーケンス図である。 記憶部に元画像が記憶されている状態で起動された場合の図2に示すMFPの動作のシーケンス図である。 起動処理実行スレッドによってログ画像を生成すると仮定した場合の図2に示すMFPの動作のシーケンス図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像出力システム10の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像出力システム10のブロック図である。
図1に示すように、画像出力システム10は、MFP(Multifunction Peripheral)20を含む多数のMFPと、MFPによって出力される画像である出力画像のログとしてのログ画像を記憶するログ画像記憶サーバー30と、MFPに印刷データを送信可能であるコンピューター40を含む多数のコンピューターとを備えている。多数のMFPと、ログ画像記憶サーバー30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。同様に、多数のMFPと、コンピューターとは、ネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。なお、多数のMFPは、それぞれ本発明の画像出力装置を構成している。
画像出力システム10に含まれている多数のMFPのそれぞれの構成は、MFP20の構成と同様である。したがって、以下においては、画像出力システム10に含まれる多数のMFPを代表してMFP20について説明する。
また、画像出力システム10に含まれている多数のコンピューターのそれぞれの構成は、コンピューター40の構成と同様である。したがって、以下においては、画像出力システム10に含まれる多数のコンピューターを代表してコンピューター40について説明する。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー23と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部26と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶装置である記憶部27と、MFP20全体を制御する制御部28とを備えている。
操作部21は、表示部22とともにタッチパネルを形成する入力デバイスを含んでいても良い。
プリンター24は、画像を印刷によって出力する装置であり、本発明の画像出力部を構成している。
ファックス通信部25は、画像をファックス送信によって出力する装置であり、本発明の画像出力部を構成している。
ネットワーク通信部26は、画像を電子メールの送信などのネットワーク11を介した電子的な送信によって出力する装置であり、本発明の画像出力部を構成している。
記憶部27は、電源断の場合であっても情報を保持するデバイスであり、本発明の不揮発性記憶部を構成している。
記憶部27は、MFP20によって実行される画像出力プログラム27aを記憶している。画像出力プログラム27aは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からMFP20に追加でインストールされても良い。
また、記憶部27は、プリンター24、ファックス通信部25またはネットワーク通信部26によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像27bを複数記憶することが可能である。元画像27bは、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像である。
制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部27に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部28は、記憶部27に記憶されている画像出力プログラム27aを実行することによって、元画像27bを記憶部27上に生成する元画像生成手段28a、出力画像のログとしてのログ画像を元画像27bに基づいて生成するログ画像生成手段28b、MFP20の起動の処理を実行する起動処理実行手段28c、および、ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像をログ画像記憶サーバー30(図1参照。)に送信するログ画像送信手段28dとして機能する。
ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像は、例えばPDF(Portable Document Format)形式の画像である。
図3は、ログ画像記憶サーバー30のブロック図である。
図3に示すように、ログ画像記憶サーバー30は、種々の操作が入力されるマウスやキーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部33と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDDなどの不揮発性の記憶装置である記憶部34と、ログ画像記憶サーバー30全体を制御する制御部35とを備えている。ログ画像記憶サーバー30は、例えばPC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
記憶部34は、ログ画像記憶サーバー30用のプログラムであるサーバー用プログラム34aを記憶している。サーバー用プログラム34aは、ログ画像記憶サーバー30の製造段階でログ画像記憶サーバー30にインストールされていても良いし、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体からログ画像記憶サーバー30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からログ画像記憶サーバー30に追加でインストールされても良い。
記憶部34は、MFP20から送信されてきたログ画像34bを記憶することが可能である。すなわち、記憶部34は、本発明のログ画像記憶装置を構成している。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部35は、記憶部34に記憶されているサーバー用プログラム34aを実行することによって、MFP20から送信されてきたログ画像34bを記憶部34に書き込むログ画像書込手段35aとして機能する。
図1に示すコンピューター40は、例えばPCである。
次に、画像出力システム10の動作について説明する。
まず、コピーのジョブを実行するときのMFP20の動作について説明する。
図4は、コピーのジョブを実行するときのMFP20の動作のフローチャートである。
MFP20の制御部28は、操作部21を介してコピーの指示を受けると、図4に示す動作を開始する。
図4に示すように、制御部28の元画像生成手段28aは、スキャナー23によって原稿から読み取られた画像に基づいて元画像27bを記憶部27上に生成することを開始する(S101)。ここで、元画像生成手段28aは、生成した元画像27bを、この元画像27bが生成された時点でMFP20にログインしている利用者のID、すなわち、この元画像27bの生成を指示した利用者のIDに関連付けて記憶部27に書き込む。
次いで、制御部28は、S101において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bに基づいた出力画像をプリンター24によって記録媒体に印刷することを開始する(S102)。
次いで、制御部28は、S101において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bの全ページ分の印刷が終了したと判断するまで、元画像27bの全ページ分の印刷が終了したか否かを判断する(S103)。
制御部28のログ画像生成手段28bは、元画像27bの全ページ分の印刷が終了したとS103において判断されると、記憶部27上のこの元画像27bに基づいて、ログ画像の生成を開始する(S104)。ここで、ログ画像生成手段28bは、生成したログ画像を、元画像27bに関連付けられていた利用者のIDと同一のIDに関連付けて記憶部27に書き込む。
次いで、制御部28は、S101において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したと判断するまで、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したか否かを判断する(S105)。
制御部28は、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したとS105において判断すると、この元画像27bを記憶部27上から削除して(S106)、図4に示す動作を終了する。
次に、起動された場合のMFP20の動作について説明する。
図5は、記憶部27に元画像27bが記憶されていない状態で起動された場合のMFP20の動作のシーケンス図である。
MFP20の制御部28は、MFP20が起動された場合に、記憶部27に元画像27bが記憶されていないとき、図5に示す動作を実行する。
図5に示すように、制御部28は、メインスレッド28eを起動して、起動処理実行手段28cを実現するスレッドである起動処理実行スレッド28fの初期化の指示をメインスレッド28eに実行させる(S131)。
そして、起動処理実行スレッド28fは、各クラスの初期化を実行する(S132)。
次いで、起動処理実行スレッド28fは、記憶部27に元画像27bが記憶されているか否かを確認する(S133)。
起動処理実行スレッド28fは、記憶部27に元画像27bが記憶されていないことを確認すると(S134)、初期化の終了をメインスレッド28eに通知する(S135)。そして、メインスレッド28eは、表示部22に画面を起動させる(S136)。したがって、表示部22は、画面を表示する(S137)。
図6は、記憶部27に元画像27bが記憶されている状態で起動された場合のMFP20の動作のシーケンス図である。
MFP20の制御部28は、MFP20が起動された場合に、記憶部27に元画像27bが記憶されているとき、図6に示す動作を実行する。
図6に示すように、制御部28は、メインスレッド28eを起動して、起動処理実行手段28cを実現するスレッドである起動処理実行スレッド28fの初期化の指示をメインスレッド28eに実行させる(S131)。
そして、起動処理実行スレッド28fは、各クラスの初期化を実行する(S132)。
次いで、起動処理実行スレッド28fは、記憶部27に元画像27bが記憶されているか否かを確認する(S133)。
起動処理実行スレッド28fは、記憶部27に元画像27bが記憶されていることを確認すると(S161)、記憶部27に記憶されている元画像27bのドキュメントIDを取得する(S162)。
次いで、起動処理実行スレッド28fは、MFP20の起動時のログ画像生成手段28bを実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッド28gを生成する(S163)。
次いで、起動処理実行スレッド28fは、S162で取得したドキュメントIDでアクセスすることができる元画像27bのログ画像の生成を起動時ログ画像生成スレッド28gに開始させる(S164)。
そして、起動時ログ画像生成スレッド28gは、S164において通知されたドキュメントIDでアクセスすることができる元画像27bのログ画像を生成する(S165)。起動時ログ画像生成スレッド28gは、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了すると、この元画像27bを記憶部27上から削除する。
起動処理実行スレッド28fは、S164の処理の後、初期化の終了をメインスレッド28eに通知する(S135)。そして、メインスレッド28eは、表示部22に画面を起動させる(S136)。したがって、表示部22は、画面を表示する(S137)。
なお、図4に示す処理または図6に示す処理において生成されたログ画像と、このログ画像に関連付けられている利用者のIDとは、例えば1時間毎などの所定のタイミングで、MFP20の制御部28のログ画像送信手段28dによってネットワーク11経由でログ画像記憶サーバー30に送信される。
そして、ログ画像記憶サーバー30の制御部35がネットワーク11経由でログ画像と、このログ画像に関連付けられている利用者のIDとを受信すると、制御部35のログ画像書込手段35aは、受信したログ画像をログ画像34bとして記憶部34に書き込むとともに、受信した利用者のIDをこのログ画像34bに関連付けて記憶部34に書き込む。
なお、以上においては、出力画像の出力の例としてコピーのジョブについて説明している。しかしながら、MFP20がコンピューター40から受信した印刷データに基づいてプリンター24によって出力画像を印刷によって出力するプリントのジョブなど、コピーのジョブ以外のジョブによって出力画像を印刷によって出力する場合も同様である。また、MFP20がファックス通信部25によって画像をファックス送信によって出力するファックス送信のジョブ、MFP20がネットワーク通信部26によって画像をネットワーク11を介した電子的な送信によって出力する送信のジョブなど、出力画像を印刷以外の方法によって出力するジョブの場合も同様である。
以上に説明したように、画像出力システム10のMFP20は、起動された場合に、記憶部27に出力画像の元画像27bが記憶されているとき(S161)、記憶部27に記憶されている元画像27bに基づいてログ画像を生成する(S165)ので、図4に示す処理において画像が出力された後でログ画像の生成の終了前に電源断が発生した場合であっても、電源の回復後にログ画像を生成することができる。
画像出力システム10は、MFP20の電源の回復後に生成されたログ画像をログ画像記憶サーバー30がMFP20から受信して記憶するので、MFP20の利用者の出力画像のログ画像を、ログ画像記憶サーバー30を使用する管理者によって従来より正確に把握させることができる。したがって、例えば出力画像によって情報漏洩があった場合であっても、管理者は、漏洩元である利用者をログ画像記憶サーバー30上のログ画像34bに関連付けられている利用者のIDに基づいて従来より正確に特定することができる。
MFP20は、起動された場合に、記憶部27に出力画像の元画像27bが記憶されているとき(S161)、起動の処理を実行するスレッドである起動処理実行スレッド28fとは別の新たなスレッドである起動時ログ画像生成スレッド28gによって、記憶部27に記憶されている元画像27bに基づいてログ画像を生成する(S165)ので、ログ画像の生成によって起動時の処理が遅くなることを抑えることができる。
図7は、起動処理実行スレッド28fによってログ画像を生成すると仮定した場合のMFP20の動作のシーケンス図である。
図7に示すように、MFP20は、起動処理実行スレッド28fによってログ画像を生成する(S191)場合、起動処理実行スレッド28fによるログ画像の生成が完了するまで、表示部22の起動を実行しない。
しかしながら、MFP20は、実際には、図6に示すように、起動処理実行スレッド28fとは別の新たな起動時ログ画像生成スレッド28gによってログ画像を生成するので、ログ画像の生成によって起動時の処理が遅くなることを抑えることができる。
画像出力システム10は、MFP20がログ画像の生成によって起動時の処理が遅くなることを抑えることができるので、起動時の処理が遅くなる構成と比較して、ログ画像をMFP20からログ画像記憶サーバー30に早期に送信することができ、結果として、MFP20の利用者の出力画像のログ画像を、ログ画像記憶サーバー30を使用する管理者によって早期に把握させることができる。
MFP20は、MFP20の起動時のログ画像の生成によって表示部22の起動が遅くなることを抑えることができるので、MFP20の起動時のログ画像の生成によって表示部22の起動が遅くなる構成と比較して、操作部21による操作の状況を表示部22に早期に表示することができる。したがって、MFP20は、MFP20の起動時のログ画像の生成によって表示部22の起動が遅くなる構成と比較して、利用者による操作部21を介した操作に応じた処理を早期に実行することができる。
また、MFP20の起動処理実行スレッド28fは、記憶部27に元画像27bが記憶されている場合に(S161)、この元画像27bのドキュメントIDを取得し(S162)、このドキュメントIDを起動時ログ画像生成スレッド28gに渡す(S164)ようになっている。この構成により、MFP20は、記憶部27に記憶されている元画像27bを起動時ログ画像生成スレッド28gが改めて検索する必要がないので、記憶部27に記憶されている元画像27bを起動時ログ画像生成スレッド28gが改めて検索する構成と比較して、早期にログ画像を生成することができる。
MFP20は、本実施の形態において、ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像を、記憶部27に一旦記憶させた後で、ログ画像送信手段28dによってログ画像記憶サーバー30に送信するようになっている。しかしながら、MFP20は、ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像を、記憶部27に記憶させることなく、ログ画像送信手段28dによってログ画像記憶サーバー30に送信するようになっていても良い。
MFP20は、本実施の形態において、元画像27bの全ページ分の出力が終了した後で(S103でYES)、この元画像27bに基づいたログ画像を生成する(S104)ようになっている。しかしながら、MFP20は、元画像27bの1ページ分の出力が終了する度に、このページ分の元画像27bに基づいたログ画像を生成するようになっていても良い。
画像出力システム10は、本実施の形態において本発明の画像出力装置としてMFPを備えているが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置を備えていても良い。
10 画像出力システム
20 MFP(画像出力装置)
21 操作部(入力デバイス)
22 表示部(表示デバイス)
24 プリンター(画像出力部)
25 ファックス通信部(画像出力部)
26 ネットワーク通信部(画像出力部)
27 記憶部(不揮発性記憶部)
27a 画像出力プログラム
27b 元画像
28a 元画像生成手段
28b ログ画像生成手段
28c 起動処理実行手段
28d ログ画像送信手段
28f 起動処理実行スレッド
28g 起動時ログ画像生成スレッド
30 ログ画像記憶サーバー
34 記憶部(ログ画像記憶装置)
34b ログ画像
35a ログ画像書込手段

Claims (6)

  1. 画像を出力する画像出力部と、電源断の場合であっても情報を保持する不揮発性記憶部とを備えている画像出力装置であって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を前記不揮発性記憶部上に生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記不揮発性記憶部に記憶されている前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記画像出力装置の起動の処理を実行する起動処理実行手段とを備えており、
    前記起動処理実行手段を実現するスレッドである起動処理実行スレッドと、前記画像出力装置の起動時の前記ログ画像生成手段を実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッドとは、別々のスレッドであり、
    前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成し、
    前記画像出力装置は、操作が入力される入力デバイスと、前記操作の状況を表示する表示デバイスとを備えており、
    前記起動処理実行スレッドは、前記表示デバイスの起動が開始される前に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成することを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、この元画像のドキュメントIDを取得し、このドキュメントIDを前記起動時ログ画像生成スレッドに渡すことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 画像を出力する画像出力部と、電源断の場合であっても情報を保持する不揮発性記憶部とを備えている画像出力装置であって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を前記不揮発性記憶部上に生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記不揮発性記憶部に記憶されている前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記画像出力装置の起動の処理を実行する起動処理実行手段とを備えており、
    前記起動処理実行手段を実現するスレッドである起動処理実行スレッドと、前記画像出力装置の起動時の前記ログ画像生成手段を実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッドとは、別々のスレッドであり、
    前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成し、
    前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、この元画像のドキュメントIDを取得し、このドキュメントIDを前記起動時ログ画像生成スレッドに渡すことを特徴とする画像出力装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れかに記載の画像出力装置と、前記ログ画像を記憶するログ画像記憶装置を備えているログ画像記憶サーバーとを備えており、
    前記画像出力装置は、前記ログ画像生成手段によって生成された前記ログ画像を前記ログ画像記憶サーバーに送信するログ画像送信手段を備えており、
    前記ログ画像記憶サーバーは、前記画像出力装置から送信されてきた前記ログ画像を前記ログ画像記憶装置に書き込むログ画像書込手段を備えていることを特徴とする画像出力システム。
  5. 画像を出力する画像出力部と、電源断の場合であっても情報を保持する不揮発性記憶部とを備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を前記不揮発性記憶部上に生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記不揮発性記憶部に記憶されている前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記画像出力装置の起動の処理を実行する起動処理実行手段として、前記画像出力装置を機能させ、
    前記起動処理実行手段を実現するスレッドである起動処理実行スレッドと、前記画像出力装置の起動時の前記ログ画像生成手段を実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッドとは、別々のスレッドであり、
    前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成し、
    前記画像出力装置は、操作が入力される入力デバイスと、前記操作の状況を表示する表示デバイスとを備えており、
    前記起動処理実行スレッドは、前記表示デバイスの起動が開始される前に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成することを特徴とする画像出力プログラム。
  6. 画像を出力する画像出力部と、電源断の場合であっても情報を保持する不揮発性記憶部とを備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を前記不揮発性記憶部上に生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記不揮発性記憶部に記憶されている前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記画像出力装置の起動の処理を実行する起動処理実行手段として、前記画像出力装置を機能させ、
    前記起動処理実行手段を実現するスレッドである起動処理実行スレッドと、前記画像出力装置の起動時の前記ログ画像生成手段を実現するスレッドである起動時ログ画像生成スレッドとは、別々のスレッドであり、
    前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、前記起動時ログ画像生成スレッドを生成し、
    前記起動処理実行スレッドは、前記不揮発性記憶部に前記元画像が記憶されている場合に、この元画像のドキュメントIDを取得し、このドキュメントIDを前記起動時ログ画像生成スレッドに渡すことを特徴とする画像出力プログラム。
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