JP2007268908A - 周辺装置および周辺装置設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺装置の装置設定ファイルをリムーバブル記憶媒体に複数持つ場合でも、装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要がないようにする。
【解決手段】周辺装置のUSBホストI/F16に、複数の装置設定ファイルが記憶されたUSBメモリ3が接続されると、CPU10は、複数の装置設定ファイルの作成日時,ファイル名等の属性情報を読み出し、読み出された属性情報に基づいて装置設定ファイルの設定順序を決定し、設定順序に従って装置設定ファイルの内容で周辺装置の設定を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は周辺装置および周辺装置設定方法に関し、詳しくはリムーバブル記憶媒体を接続可能な周辺装置および周辺装置設定方法に関する。
従来技術として、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのリムーバブル記憶媒体とのI/F(Interface)を備え、そのI/Fに装着されたリムーバブル記憶媒体に格納された情報に基づき自装置の設定を変更したり、ファームウェアを書き換えたりする機能を備える印刷装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、リムーバブル記憶媒体に記憶された装置設定ファイルを用いて印刷装置のファームウェアを書き換えることが公知である(例えば、特許文献2参照)。
さらに、スクリプトを用いて順番にファイルをコピーする技術が公知である(例えば、特許文献3参照)。
さらにまた、インターネットには、日付などの属性情報を考慮してファイルを順番にコピーすることが記載されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平7−334323 特開2001−117778 特開平6−8537 ゆっ子、外3名、[online]、2000年11月17日、[平成18年3月22日検索]、インターネット<URL: http://www.keep-on.com/excelyou/2000lng4/200011/00110276.txt>
従来の周辺装置では、スクリプトを用いて順番にファイルをコピーするので、周辺装置の装置設定ファイルをリムーバブル記憶媒体に複数持つ場合には、それらの装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要があるという問題点があった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、装置設定ファイルをリムーバブル記憶媒体に複数持つ場合でも、装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要がない周辺装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、装置設定ファイルをリムーバブル記憶媒体に複数持つ場合でも、装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要がない周辺装置設定方法を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1に記載の周辺装置は、リムーバブル記憶媒体を接続可能なインタフェースと、装置設定ファイルを複数記憶する前記リムーバブル記憶媒体が前記インタフェースに接続されたときに、前記リムーバブル記憶媒体から複数の前記装置設定ファイルの属性情報を読み出す属性情報読出手段と、前記属性情報読出手段によって読み出された属性情報に基づいて自装置に設定する前記装置設定ファイルの設定順序を決定する設定順序決定手段と、前記設定順序決定手段により決定された設定順序に従って前記装置設定ファイルの内容で自装置の設定を行う装置設定手段と、を有することを特徴とする。請求項1に記載の周辺装置によれば、周辺装置の装置設定ファイルをリムーバブル記憶媒体に複数持つ場合に、それらの装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要がないという利点がある。このため、周辺装置の装置設定ファイルの構築にかかる手間が減り、管理者の操作性が向上する。
請求項2に記載の周辺装置は、前記設定順序決定手段が、前記属性情報,前記装置設定ファイルを読み込むための情報,および前記設定順序を記憶する属性情報リストを作成することを特徴とする。請求項2に記載の周辺装置によれば、属性情報リストが作成されるので、設定順序の決定および設定が容易になる。
請求項3に記載の周辺装置は、前記属性情報が、前記装置設定ファイルのファイル名であることを特徴とする。請求項3に記載の周辺装置によれば、属性情報が装置設定ファイルのファイル名であるので、装置設定ファイルの設定順序の制御が容易になる。
請求項4に記載の周辺装置は、前記属性情報が、前記装置設定ファイルの作成日時であることを特徴とする。請求項4に記載の周辺装置によれば、属性情報が装置設定ファイルの作成日時であるので、装置設定ファイルの作成順に装置設定ファイルの設定が行われる。
請求項5に記載の周辺装置設定方法は、装置設定ファイルを複数記憶するリムーバブル記憶媒体がインタフェースに接続されたときに、前記リムーバブル記憶媒体から複数の前記装置設定ファイルの属性情報を読み出す工程と、読み出された属性情報に基づいて自装置に設定する前記装置設定ファイルの設定順序を決定する工程と、決定された設定順序に従って前記装置設定ファイルの内容で自装置の設定を行う工程と、を含むことを特徴とする。請求項5に記載の周辺装置設定方法によれば、周辺装置の装置設定ファイルをリムーバブル記憶媒体に複数持つ場合に、それらの装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要がないという利点がある。このため、周辺装置の装置設定ファイルの構築にかかる手間が減り、管理者の操作性が向上する。
請求項6に記載の周辺装置設定方法は、請求項5に記載の周辺装置設定方法において、前記属性情報,前記装置設定ファイルを読み込むための情報,および前記設定順序を記憶する属性情報リストを作成する工程を含むことを特徴とする。請求項6に記載の周辺装置設定方法によれば、属性情報リストが作成されるので、設定順序の決定および設定が容易になる。
請求項7に記載の周辺装置設定方法は、請求項5または6記載の周辺装置設定方法において、前記属性情報が、前記装置設定ファイルのファイル名であることを特徴とする。請求項7に記載の周辺装置設定方法によれば、属性情報が装置設定ファイルのファイル名であるので、装置設定ファイルの設定順序の制御が容易になる。
請求項8に記載の周辺装置設定方法は、請求項5または6記載の周辺装置設定方法において、前記属性情報が、前記装置設定ファイルの作成日時であることを特徴とする。請求項8に記載の周辺装置設定方法によれば、属性情報が装置設定ファイルの作成日時であるので、装置設定ファイルの作成順に装置設定ファイルの設定が行われる。
装置設定ファイルの設定順序を記述したスクリプトファイルを用意する必要をなくすという目的を、リムーバブル記憶媒体から複数の装置設定ファイルの属性情報を読み出し、読み出された属性情報に基づいて自装置に設定する装置設定ファイルの設定順序を決定し、決定された設定順序に従って装置設定ファイルの内容で自装置の設定を行うことにより達成した。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る周辺装置である印刷装置1の外観を示す斜視図である。印刷装置1は、筐体2を有しており、筐体2の下部には、積層された用紙が収納された給紙トレイ5が装着される。給紙トレイ5は、筐体2に対して着脱可能とされ、印刷装置1の前面方向に引き出すことにより取り外すことができる。また、印刷装置1の前面には、リムーバブル記憶媒体としてのUSBメモリ3(図2参照)が着脱自在に装着されるUSBホストI/F16が設けられている。
図2は、印刷装置1の回路ブロック図である。印刷装置1は、CPU(Central Processing Unit)10と、印刷装置1を動作させるプログラムおよびデータを格納するROM(Read OnlyMemory)11と、CPU10がプログラムおよびデータをロードするRAM(Random Access Memory)12と、レーザビーム方式,インクジェット方式等による印刷機構部13と、液晶表示装置等でなる表示部14と、各種操作ボタンを含む操作部15と、USBメモリ3が着脱自在に装着されるUSBI/F部16(本発明のインタフェース)と、ホストコンピュータ4又は他の周辺装置が接続されるホストコンピュータI/F部17と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリ18とを含んで構成されている。また、RAM12は、ワークメモリ12aを備える。このワークメモリ12aを作業領域とする形で、各種プログラムが実行される。
図3に、USBメモリ3に記憶されている装置設定ファイル6のデータ構造を示す。USBメモリ3には複数個の装置設定ファイル6が記憶されている。それぞれの装置設定ファイル6は、ファイル名6a(本発明の属性情報の一種)と、設定情報6bと、パス名6cと、日時情報6d(本発明の属性情報の一種)を含む。ファイル名6aは、後述するパーソナルコンピュータ23を使って装置設定ファイル6を作成した際に、管理者が付けたり又は自動で付けられたりするものである。図3の例では、“VER_1.0”、“VER_1.1”、“VER_1.2”とファイル名が付けられており、数字が増えている方が、新しく作成された装置設定ファイルであることを示している。また、設定情報6bは、例えば用紙のサイズや向き等の、印刷装置1を設定するための情報(パラメータ)や、印刷装置1自体を動作させるためのプログラムである。
またパス名6cは、USBメモリ3の中の、装置設定ファイル6が記憶されている場所を示すものであり、具体的にはディレクトリ名である。このパス名6cとファイル名6aを使って、印刷装置1はUSBメモリ3から特定の装置設定ファイル6を読み出す。
一方、日時情報6dは、装置設定ファイル6をUSBメモリ3に記憶する時に、パーソナルコンピュータ23によって自動的に付けられるものである。
このように、装置設定ファイル6をUSBメモリ3に記憶するとファイル名6aが必ず付けられ、また、日時情報6dなどが自動的に付与される。従来は、装置設定ファイル6を使って印刷装置1の設定を行う場合、これら複数個の装置設定ファイル6をどの順番で読み出し、設定するかを決める必要があった。すなわち、設定する順番を記述したスクリプトファイルを管理者が作成し、USBメモリ3に記憶する必要があった。しかし本発明では後述するように、ファイル名6aや日時情報6dなどの、USBメモリ3に必ず記憶されている情報を用いて、装置設定ファイル6を読み出す順番を決定している。例えば、装置設定ファイル6を古い順から読み出したり、ファイル名6aに付けられている数字が小さいものから順に読み出したりする。そのため管理者は、スクリプトファイルを作成しなくても、所望の順番で装置設定ファイル6を読み出させ、設定することが可能となる。
一方、ROM11には、図4に示すように検知プログラム11a、属性情報読出プログラム11b、設定順序決定プログラム11c、装置設定プログラム11dなどの各種プログラムが記憶されている。
検知プログラム11aは、USBメモリ3がUSBI/F部16に接続されたことを検知するプログラムである。属性情報読出プログラム11bは、USBメモリ3がUSBI/F部16に接続されたときに、USBメモリ3から複数個の装置設定ファイル6の属性情報(ファイル名6aや日時情報6d)を読み出すプログラムである。設定順序決定プログラム11cは、読み出された属性情報(ファイル名6aや日時情報6d)に基づいて、印刷装置1に設定する装置設定ファイル6の設定順序を決定するプログラムである。また、装置設定プログラム11dは、決定された設定順序に従ってUSBメモリ3から装置設定ファイル6を読出し、印刷装置1の設定を行うプログラムである。
これら属性情報読出プログラム11b、設定順序決定プログラム11c、装置設定プログラム11dをCPU10が読み出して実行することにより、本発明の属性情報読出手段、設定順序決定手段、装置設定手段がそれぞれ実現される。
次に、不揮発性メモリ18に記憶されている情報の例を図5に示す。このように、不揮発性メモリ18には設定情報7や印刷制御プログラム18aが記憶されている。不揮発性メモリ18は、上述したように例えばEEPROMが用いられるため、所定回数の書き換えが可能である。設定情報7は印刷装置1を設定するための情報(パラメータ)であり、印刷制御プログラム18aは、印刷装置1の全体的な動作を制御するためのプログラムである。この印刷制御プログラム18aをCPU10が読み出して実行することにより、印刷装置1が制御される。
USBメモリ3を使って設定を行う場合には、該USBメモリ3から上述の装置設定ファイル6を読み出して、不揮発性メモリ18に記憶されている設定情報7または印刷制御プログラム18aを書き換える。
図2に戻る。印刷機構部13は、たとえばインクジェット方式あるいはレーザー方式などにより、文字や図形などの画像を印刷するものである。操作部15は、テンキーや文字キーなどのキースイッチ群であり、ユーザのキー操作に応じた指令をCPU10に伝えるものである。表示部14は、LCDなどのパネルを備えており、印刷や設定を行う時に、所定の情報を表示するものである。ユーザはこの表示を見ながら操作部15を操作し、印刷処理を実行したり設定を行ったりする。
次に、図6のブロック図を用いてパーソナルコンピュータ23の説明を行う。PC23は周知のCPU24、RAM25、ROM26、HDD27、I/O28、I/F部31、これらを繋ぐバスライン32を含む。I/O28にはキーボード等の入力装置29と、液晶パネル等の表示装置30が接続されている。また、I/F部31にはUSBメモリ3が着脱自在に装着される。
HDD27にはOS27aおよび設定ファイル作成プログラム27bが記憶されている。OS27aはパーソナルコンピュータ23の基本ソフトウエアである。また、装置設定ファイル作成プログラム27bは装置設定ファイル6を作成するためのプログラムである。装置設定ファイル作成プログラム27bを実行し、管理者が入力装置29を使って所定の入力操作を行うことにより、装置設定ファイル6が作成される。この装置作成ファイル6をUSBメモリ3に格納すると、格納した時の日時情報6d(図3参照)がOS27aによって自動的に付与される。このようなOS27aとしては、例えばマイクロソフト社のWindows(登録商標)を例示できる。また、ファイル名6aは、管理者がつけたり、装置設定ファイル作成プログラム27bによって自動的に付与されたりする。
図7は、CPU10で実行される検知プログラム11a、属性情報読出プログラム11b、設定情報決定プログラム11c、装置設定プログラム11dの動作を示すフローチャートである。
図8(a),図8(b)は、CPU10によって作成される、装置設定ファイル6の属性情報リスト8を例示する図である。属性情報リスト8は、装置設定ファイル6の設定順序を決定するために必要な最低限の情報である属性情報,装置設定ファイル6を読み込むための情報であるパス名6cおよびファイル名6a,ならびに決定した設定順序を格納できるだけのスペースがあればよい。装置設定ファイル6の設定順序を決定する属性情報としては、図8(a)に例示するように、装置設定ファイル6のファイル名6aとする場合や、図8(b)に例示するように、装置設定ファイル6の作成日時(日時情報6d)とする場合などが想定される。設定順序は、装置設定ファイル6のファイル名6aをアスキーコードで比較して値の小さい順、装置設定ファイル6の作成日時の古い順などに基づいて決定される。
なお、属性情報リスト8の格納場所としては、(1)RAM12にだけに行う、(2)不揮発性メモリ18に行う、(3)RAM12および不揮発性メモリ18の両方に行う、という3つのケースが考えられる。(1)を採用した場合は、属性情報リスト8を格納する速度を速くすることが可能である。その理由は、不揮発性メモリ18(例えばEEPROM)と比較すると、RAM12(例えばSRAM)の方が書き込み速度が早いためである。また、不揮発性メモリ18の書き込み回数に制限が設けられている場合にもメリットがある。一方、(2)の場合は、設定操作中に停電などが起きた場合でも属性情報リスト8が消去されず、バックアップをとることができる。さらに(3)の場合は、属性情報リスト8読み取る際はRAM12にアクセスし、バックアップを不揮発性メモリ18にとるといった、それぞれのメモリの特性に合った使い分けをすることが可能である。
次に、このように構成された実施例1に係る周辺装置である印刷装置1の動作について、図1ないし図7を参照しながら説明する。
印刷装置1のUSBI/F部16にUSBメモリ3が装着されると、CPU10は、USBメモリ3の接続を受け付け(図7のS101)、USBメモリ3内の装置設定ファイル6を検索し、装置設定ファイル6の属性情報リスト8をRAM12および/または不揮発性メモリ18上に作成する(図7のS102)。詳しくは、検索された各装置設定ファイル6について、読み出した属性情報,装置設定ファイル6を読み込むための情報であるパス名6cおよびファイル名6a,ならびに設定順序からなる属性情報リストを作成する。
次に、CPU10は、装置設定ファイル6の属性情報8に基づいて設定順序を決定し、RAM12および/または不揮発性メモリ18上の属性情報リスト8に設定順序を記入する(図7のS103)。
続いて、CPU10は、RAM12および/または不揮発性メモリ18上の属性情報リスト8の設定順序に従って装置設定ファイル6の内容を印刷装置1に設定する(図7のS104)。
上記実施例では、スクリプトファイルが不要になるので、印刷装置1の装置設定ファイル6の構築にかかる手間が減り、管理者の操作性が向上する。
次に図9のフローチャートを用いて、検知プログラム11a、属性情報読出プログラム11b、設定情報決定プログラム11c、装置設定プログラム11dの動作について詳細に説明する。まずステップS201では、USBメモリ3がUSBI/F部16に接続されたか否かを判断する。管理者がUSBメモリを差し込むと、それが検知プログラム11aによって検知され、S201でYesと判断される。その後、S202に移る。
S202では、USBメモリ3の属性情報を読み出す処理を行う。ここでは属性情報として特に、日時情報6dを読み出す。この処理は、上述した属性情報読出プログラム11bによって行われる。また、この他に、パス名6cおよびファイル名6aをUSBメモリ3から読み出す。S202の処理を行った後、S203に移り、属性情報リスト8を作成する処理が行われる。
図10に、作成された属性情報リスト8の例を示す。このように属性情報リスト8には、USBメモリ3から読み出した属性情報(日時情報6d)、パス名6c、ファイル名6aが含まれる。パス名6cおよびファイル名6aは、USBメモリ3に格納されている複数の装置設定ファイル6の中から、特定の装置設定ファイル6を読み出すために必要な情報である。本実施例では、属性情報として日時情報6dを使用している。例えばファイル名“VER_1.0”は2006年1月15日13時15分にUSBメモリ3に格納され、ファイル名“VER_1.1”は2006年1月20日12時03分に格納されたことが分かる。
図9に戻る。S203の処理が終了した後、S204に移り、日時情報6dに基づいて設定順序を決定する処理を行う。具体的には、日時情報6dが古いものから順番に設定順序を決める。その結果、図10に示すように設定順序8aが決定される。
S204の後、S205に移り、全ての装置設定ファイル6の設定を行ったか否かの判断をする。ここでNoと判断された場合はS206に移り、属性情報リスト8に記録された設定順序8aに従って、装置設定ファイル6を読み出して設定を行う。図10の例でいうと、一番古い装置設定ファイル6である“VER_1.0”をまず読出して設定し、次に、2番目に古い装置設定ファイル6である“VER_1.1”を読み出して設定する。その後、最も新しい装置設定ファイル6である“VER_1.2”を読み出して設定する。
全ての装置設定ファイル6の設定が行われると、S205でYesと判断されてフローチャートの終了となる。以上のように処理することにより、USBメモリ3に記憶されている複数個の装置設定ファイル6を、古い順に読み出して設定することが可能となる。
上記実施例では管理者は、パーソナルコンピュータ23(図6参照)を用いて、設定したい順番に装置設定ファイル6をUSBメモリ3に格納するだけで、自動的に日時情報6dを付与することができる。そして、そのUSBメモリ3を印刷装置1に差し込むだけで、日時情報6dを読み取って、古く格納されたファイルから順に設定が行われる。
従来は、USBメモリ3に格納されている複数個の装置設定ファイル6を、どの順番で設定するかを記録したスクリプトファイルを作成する必要があった。USBメモリ3にそのスクリプトファイルを格納しておくと、印刷装置1がまずスクリプトファイルを読み出し、そこに記録されている順番どおりに装置設定ファイル6を設定する。しかしこの方法では、管理者がスクリプトファイルを作成しなければならず、設定操作が複雑になるという問題があった。それに対して本発明では、スクリプトファイルを作成する必要はなく、設定したい順番に装置設定ファイル6をUSBメモリ3に格納するだけで、あとは自動的に設定順序が決定される。そのため、管理者の負担が大幅に減ることになる。
次に、本発明の別の実施例を図11および図12に示す。この実施例では、ステップS202’〜204’以外は全て図9と同じなので、同一符号をつけて説明を省略する。S202’では、装置設定ファイル6の属性情報として、ファイル名6aを読み出す。そしてS203’で、属性情報リスト8を作成する。例えば図12に示すように、属性情報リスト8は、属性情報としてファイル名6aを含み、その他にUSBメモリ3にアクセスするための情報であるパス名6c、ファイル名6aを含んでいる。なお、図12の例ではファイル名6aが重複しているが、一つだけ記憶するようにしてもよい。
また、図11のS204’では、属性情報(ファイル名6a)に基づいて設定順序8aを決定する。その結果、図12に示すように、ファイル名6aの数字が最も小さい装置設定ファイル6である、“VER_1.0”が1番目に決定され、その次に数字が小さい“VER_1.1”が2番目に決定される。そして、最も数字が大きい“VER_1.2”が3番目に決定される。
S204’の後、S205およびS206の処理を行い、USBメモリ3に格納されている装置設定ファイル6を設定順序8aに従って読み出し、設定を行う。
以上のようにすることで、管理者は、USBメモリ3に格納する順番に関わらず、設定したい順番に装置設定ファイル6のファイル名6aをつけ、その装置設定ファイル6が格納されたUSBメモリ3を印刷装置1に差し込むだけで、希望する順番どおりに設定を行うことが可能となる。
なお上記実施例では、本発明に係る周辺装置の例として印刷装置1を用いたが、本発明は複合機やFAX単能機、スキャナ単能機でも使用できる。図13に、複合機1’のブロック図を示す。この複合機1’は、FAX機能、スキャナ機能、印刷機能を複合して備えるもので、CPU10、ROM11、RAM12、不揮発性メモリ18、表示部14、操作部15、印刷機構部13、ホストコンピュータI/F部17、USBI/F部16の他に、読取部19、NCU20、モデム24を備える。読取部19は、CIS(Contact Image Sensor)やCCDなどのイメージセンサやLED光源などを備え、原稿などから文字や図形などの画像を読み取るものである。また、NCU20は公衆電話回線21に接続されて回線の接続/切断等の網制御を行う。モデム24は、ファクシミリデータの変調や復調などを行う。
一方、図14に示すように、不揮発性メモリ18には設定情報7、印刷制御プログラム18a、FAX制御プログラム18b、スキャナ制御プログラム18cが記憶されている。FAX制御プログラム18bおよびスキャナ制御プログラム18cは、それぞれFAX機能およびスキャナ機能を制御するプログラムである。なおFAX制御プログラム18b、スキャナ制御プログラム18cは、設定情報7、印刷制御プログラム18aと同様に書き換えが可能である。設定変更をする際には、USBメモリ3内の装置設定ファイル6が読み出され、これらのプログラム等が書き換えられる。
また上記実施例では、リムーバブル記憶媒体としてUSBメモリ3を用いた場合を例にとって説明したが、USBメモリ3以外のリムーバブル記憶媒体であっても本発明が同様に適用できることはいうまでもない。例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)や、小型HDDを利用することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の実施例1に係る周辺装置である印刷装置の外観斜視図。 印刷装置の回路ブロック図。 USBメモリに記憶されている装置設定情報のデータ構造。 ROMに記憶されているプログラム。 EEPROMに記憶されている情報の例。 パーソナルコンピュータのブロック図。 フローチャートの一例。 属性情報ファイルの例。 日時情報に基づいて設定順序を決定する場合のフローチャート。 図9のフローチャートで用いる属性情報リスト ファイル名に基づいて設定順序を決定する場合のフローチャート。 図11のフローチャートで用いる属性情報リスト 周辺装置である複合機のブロック図。 複合機のROMに記憶されているプログラムの例。
符号の説明
1 印刷装置(周辺装置)
3 USBメモリ(リムーバブル記憶媒体)
4 ホストコンピュータ
10 CPU(属性情報読出手段,設定順序決定手段,装置設定手段)
11 ROM
12 RAM
13 印刷機構部
14 表示部
15 操作部
16 USBI/F部
17 ホストコンピュータI/F部

Claims (8)

  1. リムーバブル記憶媒体を接続可能なインタフェースと、
    装置設定ファイルを複数記憶する前記リムーバブル記憶媒体が前記インタフェースに接続されたときに、前記リムーバブル記憶媒体から複数の前記装置設定ファイルの属性情報を読み出す属性情報読出手段と、
    前記属性情報読出手段によって読み出された属性情報に基づいて自装置に設定する前記装置設定ファイルの設定順序を決定する設定順序決定手段と、
    前記設定順序決定手段により決定された設定順序に従って前記装置設定ファイルの内容で自装置の設定を行う装置設定手段と、
    を有することを特徴とする周辺装置。
  2. 前記設定順序決定手段が、前記属性情報,前記装置設定ファイルを読み込むための情報,および前記設定順序を記憶する属性情報リストを作成することを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  3. 前記属性情報が、前記装置設定ファイルのファイル名であることを特徴とする請求項1または2記載の周辺装置。
  4. 前記属性情報が、前記装置設定ファイルの作成日時であることを特徴とする請求項1または2記載の周辺装置。
  5. 装置設定ファイルを複数記憶するリムーバブル記憶媒体がインタフェースに接続されたときに、前記リムーバブル記憶媒体から複数の前記装置設定ファイルの属性情報を読み出す工程と、
    読み出された属性情報に基づいて自装置に設定する前記装置設定ファイルの設定順序を決定する工程と、
    決定された設定順序に従って前記装置設定ファイルの内容で自装置の設定を行う工程と、
    を含むことを特徴とする周辺装置設定方法。
  6. 前記属性情報,前記装置設定ファイルを読み込むための情報,および前記設定順序を記憶する属性情報リストを作成する工程を含むことを特徴とする請求項5記載の周辺装置設定方法。
  7. 前記属性情報が、前記装置設定ファイルのファイル名であることを特徴とする請求項5または6記載の周辺装置設定方法。
  8. 前記属性情報が、前記装置設定ファイルの作成日時であることを特徴とする請求項5または6記載の周辺装置設定方法。
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