JP2018139360A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アプリケーションの初期設定の作業を容易化することができる電子機器を提供する。【解決手段】 MFPは、記憶部と、アプリケーションと、アプリケーションのプラットフォームとを備え、プラットフォームは、外部から受信した初期設定情報を記憶部の特定の領域に記憶する初期設定情報記憶手段をMFPに機能させ、アプリケーションは、アプリケーションの起動時に記憶部の特定の領域に記憶されている初期設定情報をアプリケーションに適用する(S93)初期設定情報適用手段をMFPに機能させることを特徴とする。【選択図】 図9
Description
本発明は、アプリケーションを実行可能な電子機器に関する。
従来、画像形成装置として、アプリケーションがインストール可能なものが存在する(例えば、特許文献1参照)。従来の画像形成装置は、アプリケーションの初期設定の画面をアプリケーションに表示させるなどして、アプリケーションの初期設定が実行される。
しかしながら、従来の画像形成装置においては、アプリケーションの初期設定が実行されるためにアプリケーションが起動させられなければならないので、アプリケーションの初期設定の作業が煩雑であるという問題がある。したがって、利用者によって使用されるときのみ起動される非常駐アプリケーションは、利用者によって使用されないときにも起動されている常駐アプリケーションと比較して、アプリケーションの初期設定の作業が特に煩雑である。
そこで、本発明は、アプリケーションの初期設定の作業を容易化することができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、記憶デバイスと、アプリケーションとを備え、前記アプリケーションは、前記アプリケーションの起動時に前記記憶デバイスの特定の領域に記憶されている初期設定情報を前記アプリケーションに適用する初期設定情報適用手段を前記電子機器に機能させることを特徴とする。
この構成により、本発明の電子機器は、記憶デバイスの特定の領域に初期設定情報が記憶されることによってアプリケーションの起動時に初期設定情報がアプリケーションに適用されるので、アプリケーションの起動後に初期設定が作業者によって実行される必要がなく、アプリケーションの初期設定の作業を容易化することができる。
本発明の電子機器は、外部から受信した前記初期設定情報を前記特定の領域に記憶する初期設定情報記憶手段を備えても良い。
この構成により、本発明の電子機器は、初期設定情報を外部から受信することによって記憶デバイスの特定の領域に初期設定情報を記憶するので、アプリケーションの初期設定の作業を容易化することができる。
本発明の電子機器は、前記アプリケーションのプラットフォームを備え、前記プラットフォームは、前記初期設定情報記憶手段を前記電子機器に機能させても良い。
この構成により、本発明の電子機器は、初期設定情報を外部から受信することによって記憶デバイスの特定の領域に初期設定情報を記憶することを、アプリケーションのプラットフォームによって実現するので、アプリケーションの初期設定の作業を容易化するための構成が複雑化することを抑えることができる。
本発明の電子機器は、アプリケーションの初期設定の作業を容易化することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステム10のブロック図である。
図1に示すように、システム10は、電子機器としてのMFP(Multifunction Peripheral)20と、MFP20と通信可能なPC(Personal Computer)などのコンピューター30とを備えている。
なお、システム10は、コンピューター30と同様なコンピューターを、コンピューター30以外に1つ以上備えていても良い。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、種々の操作を入力するボタンなどの操作デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、用紙などの記録媒体に画像を印刷する印刷デバイスであるプリンター23と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部26と、各種の情報を記憶する半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部27と、MFP20全体を制御する制御部28とを備えている。
記憶部27は、プラットフォーム27aを記憶している。プラットフォーム27aは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP20に追加でインストールされても良い。
記憶部27は、プラットフォーム27a上で動作するアプリケーション27bを記憶可能である。アプリケーション27bは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、USBメモリーなどの外部の記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP20に追加でインストールされても良い。
記憶部27は、特定の領域27cを備えることが可能である。領域27cは、例えば、アプリケーション27bがアクセス可能なディレクトリーである。領域27cには、アプリケーション27bの初期設定情報27dを記憶可能である。
制御部28は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部27に記憶されているプログラムを実行する。
制御部28は、プラットフォーム27aを実行することによって、外部から受信した初期設定情報を領域27cに記憶する初期設定情報記憶手段28aを実現する。
制御部28は、アプリケーション27bを実行することによって、アプリケーション27bの起動時に領域27cに記憶されている初期設定情報27dをアプリケーション27bに適用する初期設定情報適用手段28bを実現する。
次に、システム10の動作について説明する。
まず、MFP20にアプリケーション27bをインストールする場合のシステム10の動作について説明する。
図3は、MFP20にアプリケーション27bをインストールする場合のシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、MFP20が図4に示すようにアプリケーション27bおよび初期設定情報27dを記憶する前の状態である場合に、MFP20へのアプリケーションのインストールをコンピューター30に指示することができる。コンピューター30は、利用者から指示を受けると、図3に示すように、利用者からの指示に応じてMFP20にアプリケーションのパッケージを送信する(S61)。
したがって、MFP20の制御部28は、通信部26を介してコンピューター30から受信したパッケージを展開して必要なファイルを記憶部27に保存することによって、図5に示すようにアプリケーション27bをインストールする(S62)。
次いで、制御部28は、S62においてインストールしたアプリケーション27bがアクセス可能な領域27cを図6に示すように生成する(S63)。
次に、MFP20に初期設定情報27dを記憶する場合のシステム10の動作について説明する。
図7は、MFP20に初期設定情報27dを記憶する場合のシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、MFP20が図6に示す状態である場合に、MFP20へのアプリケーション27bの初期設定情報の書き込みをコンピューター30に指示することができる。コンピューター30は、利用者から指示を受けると、図7に示すように、利用者からの指示に応じてMFP20にアプリケーション27bの初期設定情報を送信する(S71)。
したがって、MFP20の初期設定情報記憶手段28aは、通信部26を介してコンピューター30から受信した初期設定情報を、図2に示すようにアプリケーション27bの初期設定情報27dとして領域27cに記憶する(S72)。
次に、MFP20のアプリケーション27bをアクティベートする場合のシステム10の動作について説明する。
図8は、MFP20のアプリケーション27bをアクティベートする場合のシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、MFP20が図2に示す状態である場合に、MFP20のアプリケーション27bのアクティベートをコンピューター30に指示することができる。コンピューター30は、利用者から指示を受けると、図8に示すように、利用者からの指示に応じてMFP20にアプリケーション27bのアクティベーションキーを送信する(S81)。
したがって、MFP20の制御部28は、通信部26を介してコンピューター30から受信したアクティベーションキーを使用して認証を実行する(S82)。
制御部28は、S82における認証が成功した場合、アプリケーション27bのアクティベートを実行する(S83)。
一方、制御部28は、S82における認証が失敗した場合、アプリケーション27bのアクティベートを実行しない。
次に、アプリケーション27bを起動する場合のMFP20の動作について説明する。
図9は、アプリケーション27bを起動する場合のMFP20の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部21を介してMFP20にアプリケーション27bの起動を指示することができる。MFP20の制御部28は、利用者から指示を受けると、図9に示すように、利用者からの指示に応じてアプリケーション27bを起動する(S91)。
次いで、初期設定情報適用手段28bは、領域27cに初期設定情報27dが記憶されているか否かを判断する(S92)。
初期設定情報適用手段28bは、領域27cに初期設定情報27dが記憶されているとS92において判断すると、領域27cに記憶されている初期設定情報27dをアプリケーション27bに適用して(S93)、図9に示す動作を終了する。
初期設定情報適用手段28bは、図6に示すように領域27cに初期設定情報27dが記憶されていないとS92において判断すると、図9に示す動作を終了する。
なお、アプリケーション27bは、図6に示すように領域27cに初期設定情報27dが記憶されていない場合でも、操作部21を介した指示に応じてアプリケーション27bの初期設定の画面を表示部22に表示させることができ、この画面を介して操作部21から初期設定を受け付けることができる。MFP20は、アプリケーション27bの初期設定の画面を介して操作部21から初期設定を受け付けた場合、図2に示すように領域27cに初期設定情報27dが記憶されている状態になる。
以上に説明したように、MFP20は、記憶部27の領域27cに初期設定情報27dが記憶されることによってアプリケーション27bの起動時に初期設定情報27dがアプリケーション27bに適用される(S93)ので、アプリケーション27bの起動後に初期設定が作業者によって実行される必要がなく、アプリケーション27bの初期設定の作業を容易化することができる。
MFP20は、初期設定情報27dを外部から受信することによって記憶部27の領域27cに初期設定情報27dを記憶するので、アプリケーション27bの初期設定の作業を容易化することができる。
特に、多数のMFPにアプリケーション27bが導入される場合、コンピューター30からのアプリケーション27bのパッケージの送信と、コンピューター30からのアプリケーション27bの初期設定情報の送信とが多数のMFPに対して一括して実行されることができ、アプリケーション27bの導入の作業量を顕著に低減することができる。
MFP20は、初期設定情報27dを外部から受信することによって記憶部27の領域27cに初期設定情報27dを記憶することを、アプリケーション27bのプラットフォーム27aによって実現するので、アプリケーション27bの初期設定の作業を容易化するための構成が複雑化することを抑えることができる。
本発明の電子機器は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機、コピー専用機など、MFP以外の画像形成装置でも良いし、PCなど、画像形成装置以外の電子機器でも良い。
20 MFP(電子機器)
27 記憶部(記憶デバイス)
27a プラットフォーム
27b アプリケーション
27c 領域
27d 初期設定情報
28a 初期設定情報記憶手段
28b 初期設定情報適用手段
27 記憶部(記憶デバイス)
27a プラットフォーム
27b アプリケーション
27c 領域
27d 初期設定情報
28a 初期設定情報記憶手段
28b 初期設定情報適用手段
Claims (3)
- 記憶デバイスと、
アプリケーションと
を備え、
前記アプリケーションは、前記アプリケーションの起動時に前記記憶デバイスの特定の領域に記憶されている初期設定情報を前記アプリケーションに適用する初期設定情報適用手段を前記電子機器に機能させることを特徴とする電子機器。 - 外部から受信した前記初期設定情報を前記特定の領域に記憶する初期設定情報記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記アプリケーションのプラットフォームを備え、
前記プラットフォームは、前記初期設定情報記憶手段を前記電子機器に機能させることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017033452A JP2018139360A (ja) | 2017-02-24 | 2017-02-24 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017033452A JP2018139360A (ja) | 2017-02-24 | 2017-02-24 | 電子機器 |
Publications (1)
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JP2018139360A true JP2018139360A (ja) | 2018-09-06 |
Family
ID=63451087
Family Applications (1)
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JP2017033452A Pending JP2018139360A (ja) | 2017-02-24 | 2017-02-24 | 電子機器 |
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Cited By (2)
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KR102570831B1 (ko) * | 2023-02-22 | 2023-08-28 | (주)제네시스네스트 | 범용 인증 시스템 |
KR102570820B1 (ko) * | 2023-02-22 | 2023-08-28 | (주)제네시스네스트 | 애플리케이션 초기정보 관리 시스템 |
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2017
- 2017-02-24 JP JP2017033452A patent/JP2018139360A/ja active Pending
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