JP5790337B2 - シリカ粒子、及び、トナー - Google Patents
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Description
体積平均粒径が85nm以上300nm以下であり、平均円形度が0.92以上0.935以下(但し、0.92を除く)であり、円形度幾何標準偏差が1.02以上1.15以下であるシリカ粒子である。
結着樹脂を少なくとも含み平均円形度が0.96以上のトナー粒子と、外添剤として少なくとも請求項1に記載のシリカ粒子と、を含有するトナーである。
本実施形態のシリカ粒子は、体積平均粒径が80nm以上300nm以下であり、平均円形度が0.92以上0.935以下であり、円形度幾何標準偏差が1.02以上1.15以下である。
本実施形態のシリカ粒子は特定の円形度幾何標準偏差を示すが、このことはシリカ粒子の円形度分布が適度に広いことを示唆する。そのため、トナー表面に留まって転写維持性を保ち帯電も維持するシリカ粒子の粒子群と、トナー表面から転がって動きまわりシリカ粒子が感光体上に残留することでトナー転写を補助する働きをして転写を維持する機能を有するシリカ粒子の粒子群と、が共存することとなり、転写維持性に効果が発揮されると推察される。
また、シリカ粒子の粒径が適度な範囲で大きくなることにより、トナーからの脱離を一定量に抑えることができ、転写性には効果を発揮しつつ、脱離したシリカ粒子が過剰量となることを抑制し、フィルミング発生を抑制することができると推察される。
シリカ粒子の体積平均粒径は100nm以上200nm以下が好ましく、100nm以上150nm以下がさらに好ましい。
シリカ粒子の平均円形度は、0.92以上0.93以下が好ましい。
円形度(100/SF2)=4π×(A/I2) 式(1)
〔式(1)中、Iは画像上における一次粒子の周囲長を示し、Aは一次粒子の投影面積を表す。
シリカ粒子の平均円形度は、上記画像解析によって得られた一次粒子100個の円相当径の累積頻度における50%円形度として得られる。
シリカ粒子の円形度幾何標準偏差は、1.10以上1.15以下が好ましい。
平均円形度と同様に画像解析によって得られた一次粒子100個の円相当径の累積頻度における16%円形度と84%円形度を用いて(84%円形度/16%円形度)の平方根を円形度幾何標準偏差とする。
アルカリ触媒溶液は、アルコールを含む溶媒中にアルカリ触媒を含ませるアルカリ触媒溶液を準備する工程(以下、「アルカリ触媒溶液準備工程」と称することがある)を経て調製される。
前記アルカリ触媒溶液中にテトラアルコキシシランを供給(滴下)することでシリカ粒子が形成されるが、アルカリ触媒溶液中には、好ましくはテトラアルコキシシランと共にアルカリ触媒を供給してもよい。
本シリカ粒子の製造方法では、粗大凝集物の発生が少ないシリカ粒子が得られる。
なお、シリカ粒子の体積平均粒径は、テトラアルコキシシランの総供給量に依存すると考えられる。
アルカリ触媒溶液準備工程は、アルコールを含む溶媒を準備し、これにアルカリ触媒を添加して、アルカリ触媒溶液を準備する。
混合溶媒の場合、アルコールの他の溶媒に対する量は80質量%以上(望ましくは90質量%以上)であることがよい。
なお、アルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール等の低級アルコールが挙げられる。
アルカリ触媒の濃度が、0.6mol/L以上であれば、生成した核粒子の成長過程の核粒子の分散性が安定となり、2次凝集物等の粗大凝集物が生成されたり、ゲル化状となったりすることが防がれ、粒度分布の悪化が抑制される。
一方、アルカリ触媒の濃度が、0.87mol/L以下であれば、生成した核粒子の安定性が過大となることがなく、真球状の核粒子が生成されず、平均円形度が0.92以上0.935以下の核粒子を得ることが容易となる。
なお、アルカリ触媒の濃度は、アルコール触媒溶液(アルカリ触媒+アルコールを含む溶媒)に対する濃度である。
シリカ粒子生成工程は、アルカリ触媒溶液中に、テトラアルコキシシランと、必要に応じてアルカリ触媒と、を供給(滴下)し、当該アルカリ触媒溶液中で、テトラアルコキシシランを反応(加水分解反応、縮合反応)させて、シリカ粒子を生成する工程である。
このシリカ粒子生成工程では、テトラアルコキシシランの供給初期に、テトラアルコキシシランの反応により核粒子が生成した後(核粒子生成段階)、この核粒子の成長を経て(核粒子成長段階)、シリカ粒子が生成する。
テトラアルコキシシランが複数の滴下位置から供給される場合、各滴下位置における供給量の合計量が上記範囲とされる。
なお、シリカ粒子の粒径については、テトラアルコキシシランの種類や、反応条件にもよるが、粒子生成の反応に用いるテトラアルコキシシランの総供給量を調製することで容易に調整可能である。
乾燥されたシリカ粒子は、必要に応じて解砕、篩分により、粗大粒子や凝集物の除去を行うことがよい。解砕方法は、特に限定されないが、例えば、ジェットミル、振動ミル、ボールミル、ピンミルなどの乾式粉砕装置により行う。篩分方法は、例えば、振動篩、風力篩分機など公知のものにより行う。
疎水化処理剤としては、例えば、アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等)を有する公知の有機珪素化合物が挙げられ、具体例には、例えば、シラザン化合物(例えばメチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、トリメチルクロロシラン、トリメチルメトキシシランなどのシラン化合物、ヘキサメチルジシラザン、テトラメチルジシラザン等)等が挙げられる。疎水化処理剤は、1種単独で用いてもよいし、複数種用いてもよい。
疎水化処理剤の使用量は、特に限定はされないが、疎水化の効果を得るためには、例えば、シリカ粒子に対し、1質量%以上100質量%以下、望ましくは5質量%以上80質量%以下である。
一方、粉体の疎水性シリカ粒子を得る方法としては、上記方法で疎水性シリカ粒子分散液を得た後、上記方法で乾燥して疎水性シリカ粒子の粉体を得る方法、シリカ粒子分散液を乾燥して親水性シリカ粒子の粉体を得た後、疎水化処理剤を添加して疎水化処理を施し、疎水性シリカ粒子の粉体を得る方法、疎水性シリカ粒子分散液を得た後に乾燥して疎水性シリカ粒子の粉体を得た後、更に疎水化処理剤を添加して疎水化処理を施し、疎水性シリカ粒子の粉体を得る方法等が挙げられる。
本実施形態のトナーは、結着樹脂を少なくとも含み平均円形度が0.96以上のトナー粒子と、外添剤として少なくとも本実施形態のシリカ粒子と、を含有する。
本実施形態のトナーにおいては、平均円形度が0.96以上のトナー粒子と、外添剤として、特定の、体積平均粒径、平均円形度、及び、円形度幾何標準偏差を示す本実施形態のシリカ粒子と、を組み合わせて用いることで、転写維持性を向上させることが可能となる。
トナー粒子の平均円形度はフロー式粒子像分析装置FPIA−2000(東亜医用電子株式会社製)により計測できる。具体的な測定方法としては、予め不純固形物を除去した水100ml以上150ml以下中に、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1ml以上0.5ml以下加え、更に測定試料を0.1g以上0.5g以下程度加える。測定試料を分散した懸濁液は越音波分散器で1分間以上3分間以下分散処理を行ない、分散液濃度を3000個/μl以上1万個/μl以下として前記装置によりトナーの平均円形度を測定する。
結着樹脂について説明する。
結着樹脂としては、非結晶性樹脂が挙げられ、非結晶性樹脂と結晶性樹脂を併用してもよい。
なお、ポリエステル樹脂として市販品を使用してもよいし、合成したものを使用してもよい。
前記結着樹脂の融解温度とは、示差走査熱量測定(DSC)により得られた吸熱ピークのピーク温度として求められた値をいう。また前記結着樹脂は複数の吸熱ピークを示す場合があるが、本実施形態においては、最大のピークをもって融解温度とみなす。
また、結着樹脂のガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)により得られた吸熱ピークのピーク温度として求めた。
この重量平均分子量は、THF可溶物を、東ソー製GPC・HLC−8120、東ソー製カラム・TSKgel SuperHM−M(15cm)を使用し、THF溶媒で測定し、単分散ポリスチレン標準試料により作製した分子量校正曲線を使用して分子量を算出したものである。
前記結着樹脂の軟化温度はフローテスター(島津社製:CFT−500C)、予熱:80℃/300sec,プランジャー圧力:0.980665MPa,ダイサイズ:1mmφ×1mm,昇温速度:3.0℃/minの条件下における溶融開始温度と溶融終了温度との中間温度を指す。
必要に応じて用いられる着色剤について説明する。
着色剤としては、トナー粒子を構成する成分のうち、2質量%以上15質量%以下の範囲で用いてもよく、望ましくは3質量%以上10質量%以下の範囲である。
黄色顔料としては、例えば、ハンザイエロー、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、スレンイエロー、キノリンイエロー、パーマネントイエローNCG等が挙げられる。
赤色顔料としては、ベンガラ、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ブリリアンカーミン3B、ブリリアンカーミン6B、デュポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ローズベンガル、エオキシンレッド、アリザリンレーキ等が挙げられる。
青色顔料としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、ファストスカイブルー、インダスレンブルーBC、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー、カルコオイルブルー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオクサレレートなどが挙げられる。
また、これら着色剤は、混合し、更には固溶体の状態で使用してもよい。
次に、必要に応じて用いられる離型剤について説明する。
離型剤は、トナー粒子を構成する成分のうち、1質量%以上10質量%以下の範囲で用いてもよく、より望ましくは2質量%以上8質量%以下の範囲である。
主体極大ピークの測定には、例えばパーキンエルマー社製のDSC−7を用いる。この装置の検出部の温度補正はインジウムと亜鉛との融解温度を用い、熱量の補正にはインジウムの融解熱を用いる。サンプルは、アルミニウム製パンを用い、対照用に空パンをセットし、昇温速度10℃/minで測定を行う。
その他添加剤について説明する。
その他添加剤としては、内添剤、帯電制御剤、無機粉体(無機粒子)、有機粒子等の種々の成分が挙げられる。
内添剤としては、例えば、フェライト、マグネタイト、還元鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、合金、又はこれら金属を含む化合物などの磁性体等が挙げられる。
無機粒子としては、シリカ粒子、酸化チタン粒子、アルミナ粒子、酸化セリウム粒子、あるいはこれらの表面を疎水化処理した粒子等、公知の無機粒子が挙げられる。これら無機粒子は、種々の表面処理を施されてもよく、例えばシラン系カップリング剤、チタン系カップリング剤、シリコーンオイル等で表面処理したものがよい。
次に、トナー粒子の特性について説明する。
トナー粒子の体積平均粒子径D50は3μm以上9μm以下の範囲であることが望ましく、3μm以上6μm以下の範囲であることがより望ましい。
なお、上記体積平均粒子径の測定は、マルチサイザーII(コールター社製)を用いて、50μmのアパーチャー径で行う。この際、測定はトナーを電解質水溶液(アイソトン水溶液)に分散させ、超音波により30秒以上分散させた後に行う。
次に、本実施形態のトナーの製造方法について説明する。
まず、トナー粒子は、乾式製法(例えば、混練粉砕法等)、湿式製法(例えば凝集合一法、懸濁重合法、溶解懸濁造粒法、溶解懸濁法、溶解乳化凝集合一法等)のいずれにより製造してもよい。これらの製法に特に制限はなく、周知の製法が採用される。
本実施形態の静電荷像現像剤は、本実施形態のトナーを少なくとも含むものである。
本実施形態の静電荷像現像剤は、本実施形態のトナーのみを含む一成分現像剤であってもよいし、キャリアと混合した二成分現像剤であってもよい。
次に、本実施形態の画像形成装置について説明する。
本実施形態の画像形成装置は、潜像保持体と、前記潜像保持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記潜像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、静電荷像現像剤を収納し、前記潜像保持体の表面に形成された静電荷像を前記静電荷像現像剤によってトナー像に現像する現像手段と、前記潜像保持体の表面に形成されたトナー像を被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上に転写されたトナー像を定着する定着手段と、を備える。そして、静電荷像現像剤として、上記本実施形態の静電荷像現像剤を適用する。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収容されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを供給する。
尚、1次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各1次転写ローラに印加する転写バイアスを可変する。
感光体1Yは、導電性(20℃における体積抵抗率:1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂程度の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
このようにして感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って予め定めた現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによって可視像(トナー像)化される。
一方、感光体1Y上に残留したトナーはクリーニング装置6Yで除去されて回収される。
こうして、第1ユニット10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4ユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が重ねられて多重転写される。
なお、上記例示した画像形成装置は、中間転写ベルト20を介してトナー像を記録紙Pに転写する構成となっているが、この構成に限定されるものではなく、感光体から直接トナー像が記録紙に転写される構造であってもよい。
図2は、本実施形態の静電荷像現像剤を収容するプロセスカートリッジの好適な一例を示す概略構成図である。プロセスカートリッジ200は、現像装置111とともに、帯電ローラ108、感光体107、感光体クリーニング装置(クリーニング手段)113、露光のための開口部118、及び、除電露光のための開口部117を取り付けレール116を用いて組み合わせ、そして一体化したものである。なお、図2において符号300は被転写体を表す。
そして、このプロセスカートリッジ200は、転写装置112と、定着装置115と、図示しない他の構成部分とから構成される画像形成装置本体に対して着脱自在としたものであり、画像形成装置本体とともに画像形成装置を構成するものである。
撹拌機、滴下ノズル、温度計を具備した容積3Lのガラス製反応容器(容器内の直径16cm)にメタノール84.5部、10%アンモニア水溶液15.5部を混合し、混合液(先仕込み混合液)を25℃に調整した。このときのアンモニア濃度は0.744モル/Lであった。先仕込み混合液が25℃に到達した後、2つの滴下ノズルからテトラメトキシシラン(TMOS)を先仕込み混合液に対して合計1.32部/min、6.0%アンモニア水溶液を先仕込み混合液に対して0.50部/minに調整して、同時に滴下を開始して29分間滴下を続けシリカ粒子1の懸濁液を得た。2つの滴下ノズルの各滴下位置間は、15cm離した。
このときのシリカ粒子1の体積平均粒子径は140nmであった。その後、溶媒を加熱蒸留によりメタノールと等量の84.5部留去した後、脱イオン水(DIW)を同量84.5部添加し、凍結乾燥機により乾燥を行って親水性のシリカ粒子1を得た。さらに親水性のシリカ粒子1に対して50部のトリメチルシランを添加した後、撹拌しながら150℃に昇温後2時間加熱反応させることで疎水性のシリカ粒子1を得た。このシリカ粒子1を走査型電子顕微鏡にて観察、画像解析を行い平均円形度、円形度幾何標準偏差を求めた。結果を表2に示す。
表1に記載の先仕込み混合液及び後滴下成分を用いた以外は実施例1と同様にして、実施例2乃至5、及び、比較例1乃至4に係る疎水性のシリカ粒子2乃至9を得た。得られたシリカ粒子の体積平均粒子径、平均円形度、及び、円形度幾何標準偏差を表2に示す。
<トナーの作製>
(樹脂粒子分散液の調製)
スチレン285部、n−ブチルアクリレート115部、アクリル酸8部、ドデカンチオール24部、を混合して溶解したものを、非イオン性界面活性剤(ノニポール400:三洋化成(株)製)6部及びアニオン性界面活性剤(ネオゲンSC:第一工業製薬(株)製)10部をイオン交換水550部に溶解したフラスコ中で乳化させ、10分間ゆっくり混合しながら、これに過硫酸アンモニウム4部を溶解したイオン交換水50部を投入した。窒素置換を行った後、前記フラスコ内を攪拌しながら内容物が70℃になるまでオイルバスで加熱し、5時間そのまま乳化重合を継続した。その結果、平均粒子径が150nmであり、ガラス転移温度(Tg)=53℃、重量平均分子量Mw=32000の樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液が得られた。この分散液の固形分濃度は40%であった。
Cyan顔料B15:3 ;60部
ノニオン性界面活性剤(ノニポール400:三洋化成(株)製) ; 5部
イオン交換水 ;240部
以上の成分を混合して、ホモジナイザー(ウルトラタラックスT50:IKA社製)を用いて10分間攪拌し、その後、アルティマイザーにて分散処理して平均粒子径が250nmである着色剤(Cyan顔料)粒子が分散された着色剤分散剤を調製した。
パラフィンワックス HNP9(融解温度75℃:日本精鑞製):45部
カチオン性界面活性剤Neogen RK(第一工業製薬):5部
イオン交換水:200部
上記成分を混合し100℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理し、離型剤粒子の中心粒径が196nm、固形分量が22.0%の離型剤分散液を得た。
樹脂粒子分散液 234部
着色剤分散液 30部
離型剤分散液 40部
ポリ水酸化アルミニウム(浅田化学社製、Paho2S) 0.5部
イオン交換水 600部
以上の成分を、丸型ステンレス鋼鉄フラスコ中でホモジナイザー(ウルトラタラックスT50:IKA社製)を用いて混合し、分散した後、加熱用オイルバス中でフラスコ内を攪拌しながら40℃まで加熱した。40℃で30分保持した後、平均粒径(D50)が4.5μmの凝集粒子が生成していることを確認した。更に加熱用オイルバスの温度を上げて56℃で1時間保持し、D50は5.3μmとなった。その後、この凝集体粒子を含む分散液に26部の樹脂粒子分散液を追加した後、加熱用オイルバスの温度を50℃で30分間保持した。この凝集体粒子を含む分散液に、1N水酸化ナトリウムを追加して、系のpHを5.0に調整した後ステンレス製フラスコを密閉し、磁気シールを用いて攪拌を継続しながら95℃まで加熱し、4時間保持した。冷却後、トナー粒子を濾別し、イオン交換水で4回洗浄した後、凍結乾燥してトナー粒子を得た。トナー粒子のD50が5.8μm、平均円形度は0.96であった。
トナー粒子100部に対して、外添剤として、シリカ粒子1の5部を添加し、ヘンシェルミキサーで5分間混合した。更に超音波振動篩(45μm/ダルトン社製)にかけてトナー1を得た。
フェライト粒子(体積平均粒径;35μm) :100部
トルエン :14部
パーフルオロアクリレート共重合体(臨界表面張力24dyn/cm) :1.6部
カーボンブラック(商品名;VXC−72、キャボット社製、抵抗100Ωcm以下) :0.12部
架橋メラミン樹脂粒子(体積平均粒径;0.3μm、トルエン不溶) :0.3部
トナー1の8部とキャリア92部をVブレンダーにいれ20分間撹拌した後、105μmメッシュで篩分し、静電荷像現像剤を作製した。
上述の静電荷像現像剤を充填したDocuPrintC3200(富士ゼロックス(株)製)改造機(プロセス速度を350mm/secにし、定着装置を除去しても転写までは通常と同じように作動するように改造したもの)を用い、記録媒体上のトナー量を0.15g/m2として10℃20%RH環境下において7000枚連続で印字し、その後28℃85%RH環境下において0.15g/m2のトナー量にて5000枚連続で印字し、フィルミングによる画像欠陥が発生したプリント枚数について百分率で数値化した。評価結果を表2に示す。
◎:0.5%未満
○:0.5%以上1.0%未満
△:1.0%以上5.0%未満
×:5.0%以上
DocuPrintC3200改造機の現像器に上述の静電荷像現像剤を充填し、10℃20%RHの環境下、プロセス速度350mm/secの条件でソリッド画像および文字の混合チャートを7000枚連続プリントを行い、感光体上表面の残留物についてテープ転写にて目視観察にて下記基準に沿って評価を行った。
◎:転写残全くなし
○:転写残あるが殆ど目立たない
△:わずかに転写残分が確認され実用上問題あり
×:転写残が多く、実使用において重大な問題があり不適
シリカ粒子1に替えてシリカ粒子2乃至9を用いた以外は実施例6と同様にしてトナー及び現像剤を調製し、評価した。得られた結果を表2に示す。
<トナーの作製>
樹脂粒子分散液 234部
着色剤分散液 30部
離型剤分散液 40部
ポリ水酸化アルミニウム(浅田化学社製、Paho2S) 0.5部
イオン交換水 600部
以上の成分を、丸型ステンレス鋼鉄フラスコ中でホモジナイザー(ウルトラタラックスT50:IKA社製)を用いて混合し、分散した後、加熱用オイルバス中でフラスコ内を攪拌しながら40℃まで加熱した。40℃で30分保持した後、平均粒径(D50)が4.5μmの凝集粒子が生成していることを確認した。更に加熱用オイルバスの温度を上げて56℃で1時間保持し、D50は5.3μmとなった。その後、この凝集体粒子を含む分散液に26部の樹脂粒子分散液を追加した後、加熱用オイルバスの温度を50℃で30分間保持した。この凝集体粒子を含む分散液に、1N水酸化ナトリウムを追加して、系のpHを5.0に調整した後ステンレス製フラスコを密閉し、磁気シールを用いて攪拌を継続しながら95℃まで加熱し、3.2時間保持した。冷却後、トナー粒子を濾別し、イオン交換水で4回洗浄した後、凍結乾燥してトナー粒子を得た。トナー粒子のD50が5.8μm、平均円形度は0.94であった。
上述のようにして得られた平均円形度が0.94のトナー粒子を用いた以外は実施例6と同様にしてトナー及び現像剤を調製し、評価した。得られた結果を表2に示す。
シリカ粒子1に替えてシリカ粒子(RY 50、AEROSIL社製)を用いた以外は実施例6と同様にしてトナー及び現像剤を調製し、評価した。得られた結果を表2に示す。
2Y、2M、2C、2K、108 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K、111 現像装置
5Y、5M、5C、5K 1次転写ローラ
6Y、6M、6C、6K、113 感光体クリーニング装置(クリーニング手段)
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
20 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
24 支持ローラ
26 2次転写ローラ
28、115 定着装置
30 中間転写体クリーニング装置
112 転写装置
116 取り付けレール
117 除電露光のための開口部
118 露光のための開口部
200 プロセスカートリッジ
P、300 記録紙
Claims (2)
- 体積平均粒径が85nm以上300nm以下であり、平均円形度が0.92以上0.935以下(但し、0.92を除く)であり、円形度幾何標準偏差が1.02以上1.15以下であるシリカ粒子。
- 結着樹脂を少なくとも含み平均円形度が0.96以上のトナー粒子と、外添剤として少なくとも請求項1に記載のシリカ粒子と、を含有するトナー。
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