JP5789169B2 - 目地構造及び目地構造の形成方法 - Google Patents

目地構造及び目地構造の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、目地構造及び目地構造の形成方法に関する。
従来より、建物の壁面に、防犯のため監視カメラや照明器具を取り付けたり、建物の美観の向上のため電飾装置を取り付けることが行われている(特許文献1、2参照)。これらの機器は、建物の壁面に予め設けられていることが多いが、建築後の住人の意向や周辺環境の変化等に応じてその設置位置を変更できると都合がよい。
また、建物の壁面にこの種の電子機器や光学機器を取り付ける場合、建物の壁面の所望の位置に建物内部から外側に通じる穴を形成し、その穴に配線コードを通し、その配線コードに機器を接続している。
特開2009−252151号公報 特開2000−104357号公報
しかしながら、上述のように壁面に配線コード用の穴をあけると、建物の美観上好ましくない。また、配線コード用の穴から建物内に雨水が入り込みやすくなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、建物の美観を損なうことなく、雨水が建物内に入らないように建物の壁面に電子機器等の機器を取り付けることをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、連接された隣り合う壁パネルの間の目地構造であって、前記隣り合う壁パネルの間の連接部に沿って前記壁パネルの表面側に形成された凹状の溝部と、前記溝部内に前記溝部に沿って充填された不定形シーリング材と、前記壁パネルの裏面側から前記隣り合う壁パネルの間を通り前記不定形シーリング材内を通って少なくとも先端が前記不定形シーリング材の表面側に突出した配線コードと、を有する目地構造である。
本発明によれば、隣り合う壁パネルの間の連接部に溝部を形成し、その溝部内に配線コードが配置されるので、配線コードや配線コード用の穴が目立たなくなり、建物の美観を損なうことがない。また、配線コードが、壁パネルの裏面側から表面側に向かって不定形シーリング材内を通るため、配線コードを伝って雨水が建物内に入り込むことを抑制できる。
前記配線コードは、全周に亘って前記不定形シーリング材と密着した状態で当該不定形シーリング材の内部を貫通していることが好ましい。かかる場合、配線コードと不定形シーリング材が密着しており、配線コードと不定形シーリング材との間に隙間が形成されることが無いので、当該配線コードと不定形シーリング材との間から雨水が建物内に入り込むことを確実に防止できる。
前記溝部の前記不定形シーリング材の表面側には、前記配線コードを収納するコードカバーが設けられていてもよい。かかる場合、配線コードがコードカバーに覆われ、これによって壁パネルの表面側に露出しないものとなるので、配線コードの汚染を防止でき、また建物の美観も向上できる。
前記溝部の不定形シーリング材の表面側の前記コードカバーのない部分には、前記溝部に沿って定形材が設けられていてもよい。かかる場合、目地の溝部の必要な部分のみコードカバーを付け、他の部分は定形材で覆うことができる。これにより、溝部内の汚染や、雨水の建物内への浸入をより効果的に防止できる。また、定形材は、取り外しし易いため、必要に応じて所望の位置の定形材を取り外してその位置にコードカバーを追加することもできる。
前記配線コードは、前記溝部に沿って延在していてもよい。かかる場合、配線コードを溝部のある目地に沿って延ばすことができるので、複数の壁パネルからなる建物壁面のおよそ全体に亘って配線コードを配線でき、所望の位置、所望の数の機器を取り付けることができる。特に、壁パネルの裏面側から表面側に配線コードを貫通させた位置から遠くても、建物壁面の所望の位置に機器を取り付けることができる。また、配線コードが溝部内を通るので、建物の美観を損ねることもない。
前記配線コードの先端部が前記不定形シーリング材に差し込まれていてもよい。かかる場合、配線コードが使用されていない時であっても、配線コードの先端断面で露出する配線コード内部の金属線を不定形シーリング材によって容易に防護できるものとなる。
前記配線コードには、前記溝部に嵌め込み可能な機器が接続されていてもよい。かかる場合、機器が溝部に嵌め込まれるので、機器を取り付けた際の美観を向上できる。
前記嵌め込み可能な機器は、前記不定形シーリング材によって接着固定されていてもよい。
別の観点による本発明は、連接された隣り合う壁パネルの間の目地構造の形成方法であって、前記隣り合う壁パネルの間の連接部に沿って前記壁パネルの表面側に凹状の溝部を形成する工程と、配線コードを、前記壁パネルの裏面側から前記隣り合う壁パネルの間を通り先端が少なくとも前記溝部に達するように配線する工程と、前記配線コードが配線された前記溝部内に前記溝部に沿って不定形シーリング材を充填し、前記配線コードの少なくとも先端を前記不定形シーリング材の表面側に突出させる工程と、を有する、目地構造の形成方法である。
別の観点による本発明は、連接された隣り合う壁パネルの間の目地構造の形成方法であって、前記隣り合う壁パネルの間の連接部に沿って前記壁パネルの表面側に凹状の溝部を形成する工程と、前記溝部内に前記溝部に沿って不定形シーリング材を充填する工程と、配線コードを、前記壁パネルの裏面側から前記隣り合う壁パネルの間を通り前記不定形シーリング材内を通って少なくとも先端が前記不定形シーリング材の表面側に突出するように配線する工程と、前記配線コードと前記不定形シーリング材の間を詰めて、前記配線コードの前記不定形シーリング材を貫通する部分を全周に亘って不定形シーリング材で包囲する工程と、を有する、目地構造の形成方法である。
本発明によれば、建物の美観を損なうことなく、雨水が建物内に入らないように建物の壁面に各種機器を取り付けることができる。
目地構造の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 機器を取り付けた目地構造を示す説明図である。 コードカバーを取り付けた目地構造を示す説明図である。 コードカバーの斜視図である。 定形シーリング材を取り付けた目地構造を示す縦断面の説明図である。 定形シーリング材を取り付けた場合の目地構造を示す外観図である。 配線コードを目地に沿って延ばす場合の目地構造を示す外観図である。 配線コードに沿ってコードカバーを取り付けた場合の目地構造を示す外観図である。 配線コードの先端を不定形シーリング材に差し込んだ状態を示す目地構造の縦断面の説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る目地構造1の構成の概略を示す縦断面の説明図である。
目地構造1は、例えば図1に示すように連接された隣り合う外壁パネル10の間に形成されるものであり、隣り合う外壁パネル10の間の連接部Aに沿って外壁パネル10の表面側に形成された凹状の溝部11と、溝部11内の最も奥に溝部11に沿って充填されたバックアップ材12と、溝部11内のバックアップ材12上に溝部11に沿って充填された不定形シーリング材13と、外壁パネル10の裏面側から隣り合う外壁パネル10の間を通りバックアップ材12及び不定形シーリング材13内を通って先端が不定形シーリング材13の表面側に突出する配線コード14と、を有している。なお、図1にて外壁パネル10よりも上側が外気側であると共に下側が室内側であって、図1中の外壁パネル10の上面が当該外壁パネル10の表面側となり、図1中の外壁パネル10の下面が当該外壁パネル10の裏面側となる。
外壁パネル10は、例えば一般的に流通しているALC(Autoclaved Light-weight Concrete;軽量気泡コンクリート)からなる方形の板状部材であり、鉄骨造建物の外周部に並べて取り付けられて建物の外壁を構成するものである。外壁パネル10の他の具体例としては、PCa板、GRC、押出し成形セメント板、窯業系サイディング、金属サイディング、塗装鋼板、金属パネル、ガラス、石材等が挙げられる。
外壁パネル10の表面側の端縁部は切り欠かれており、複数の外壁パネル10を連接することによって、それらの連接部Aに凹状の溝部11が形成されている。よって、外壁パネル10を上下左右に並べて連接して建物の外壁を構成した場合、溝部11は、当該外壁に格子状に形成される。なお、特に図示していないが、溝部11は、表面側から裏面側に向かうにつれ幅狭になるように、溝部11の側壁が傾斜したものや階段状に段差が設けられたものであってもよい。
バックアップ材12は、溝部11の幅寸法と同じ幅寸法を有し、定形性を有する部材である。バックアップ材12は、通常使用される発泡ポリオレフィン系の材料や不燃性の無機繊維材料等によって構成することができる。なお、このバックアップ材12は、必要に応じて設けられ、無くてもよい。
不定形シーリング材13は、溝部11内のバックアップ材12の上に設けられ、隣り合う外壁パネル10の間の連接部Aを水密構造とするものである。不定形シーリング材13としては、外壁パネル10の材質等に応じて一般的に流通している湿式シーリング材を適宜選択して用いることができる。特にALCからなる外壁パネル10に対しては、柔軟性に富み、地震等の外力により変形した際に母材の破壊を生じさせにくい変成シリコン系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系等のシーリング材が好ましい。具体例としては、JIS A 5758:1997に規定されるシリコン系、変性シリコン系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、変性ポリサルファイド系、アクリル系、SBR系、ブチルゴム系、ポリイソブチレン系のもの等を挙げることができる。ペースト状の不定形シーリング材13は、シーリングガン等を用いて溝部11に打設され、その後、へら等を用いてその表面を加圧することでバックアップ材12の表面側に密に充填されると同時に表面が平滑に仕上げられている。本実施形態においては、不定形シーリング材13の厚さ(溝部11の深さ方向における寸法)は、溝部11の深さの1/4程度に設定されている。
配線コード14は、例えば外壁パネル10の内側に設けられた図示しない電源等に接続されており、隣り合う外壁パネル10の間からバックアップ材12及び不定形シーリング材13内を通って不定形シーリング材13の表面側に突出している。配線コード14は、全周に亘って不定形シーリング材13と密着した状態で不定形シーリング材13の内部を貫通している。よって、雨水が、配線コード14と不定形シーリング材13の間から建物の内部に入り込むことがない。
次に、上記目地構造1の形成方法について説明する。先ず、複数の外壁パネル10が連接され、外壁パネル10の表面側に外壁パネル10の連接部Aに沿った凹状の溝部11が形成される。続いて、溝部11内の底側にバックアップ材12が設けられる。次に配線コード14が、外壁パネル10の裏面側から隣り合う外壁パネル10の間を通り先端が溝部11内のバックアップ材12上に達するように配線される。このとき、バックアップ材12に予め穴を開けておいてもよいし、配線コード14により穴を開けながらバックアップ材12を貫通させてもよい。または、バックアップ材12の継ぎ目を利用して配線コード14を貫通させてもよい。
次に、溝部11内のバックアップ材12上に不定形シーリング材13が充填され、配線コード14の先端を不定形シーリング材13の表面に突出させる。これにより、配線コード14は、全周に亘って不定形シーリング材13と密着した状態で不定形シーリング材13の内部を貫通する。
その後、必要に応じて、例えば図2に示すように配線コード14の先端に監視カメラ、照明器具などの電子機器や光学機器などの機器20が電気的或いは光学的に接続される。機器20は、例えば溝部11内に嵌め込まれ納められる。例えばこの時、機器20を、不定形シーリング材13が硬化する前に設置することで不定形シーリング材13に接着固定することができる。
本実施の形態によれば、隣り合う外壁パネル10の間の連接部Aに溝部11を形成し、その溝部11に配線コード14が配置されるので、配線コード14や配線コード14用の穴が目立たなくなり、建物の美観を損なうことがない。
また、配線コード14は、全周に亘って不定形シーリング材13と密着した状態で不定形シーリング材13の内部を貫通しているので、配線コード14を伝って雨水が建物内に入り込むことを確実に防止できる。
配線コード14には、溝部11に嵌め込み可能な機器20が接続されているので、機器20を取り付けた際の美観を向上できる。
上記実施の形態における目地構造1において、図3に示すように溝部11の不定形シーリング材13の表面側に、配線コード14を収納するコードカバー30が設けられていてもよい。コードカバー30は、例えば図4に示すように下面が開口した略凹状に形成されている。コードカバー30は、例えば図3に示すように溝部11の幅寸法と同じ幅寸法を有し、溝部11に嵌め込むことができる。この例によれば、配線コード14が露出しないので、配線コード14の汚染を防止でき、建物の外観も損なわない。
上記例において、図5に示すように溝部11の不定形シーリング材13の表面側のコードカバー30がない部分に、溝部11に沿って定形材40が設けられていてもよい。かかる場合、図6に示すように溝部11の必要な部分にのみコードカバー30を取り付け、他の部分は定形材40で覆うことができる。これにより、溝部11内の汚染や、雨水の建物内への浸入をより効果的に防止できる。また、定形材40は、取り外し易いため、必要に応じて所望の位置の定形材40を取り外してその位置に配線コード14とコードカバー30を追加することもできる。
配線コード14は、図7に示すように溝部11に沿って延在してもよい。かかる場合、配線コード14を外壁パネル10の格子状の目地に沿って延ばすことができるので、複数の外壁パネル10からなる建物壁面のおよそ全体に亘って配線コード14を配線でき、所望の位置、所望の数の機器20を取り付けることができる。特に、外壁パネル10の裏面側から表面側に配線コード14を貫通させた位置から遠くても、建物壁面の所望の位置に機器20を取り付けることができる。また、配線コード14が溝部11内(コードカバー30がある場合には、コードカバー30内)を通るので、建物の美観を損ねることもない。なお、このとき、配線コード14は、予め長く溝部11の不定形シーリング材13から突出させておいてもよいし、後から配線コードを追加接続して配線コード14を延ばしてもよい。
かかる例において、図8に示すように溝部11に配線コード14に沿ってコードカバー30を設けるようにしてもよい。こうすることにより、配線コード14の汚染等を防止できる。また、このとき、コードカバー30以外の部分には、上述の例のように定形材40が設けられていてもよい。
また、上記コードカバー30を設ける例において、コードカバー30の表面には、外壁パネル10の表面と同じ塗装が行われるようにしてもよい。かかる場合には、配線コード14を設けた場合の外壁の美観をさらに向上できる。
図9に示すように配線コード14の先端部が不定形シーリング材13に差し込まれていてもよい。配線コード14を使用する際には、当該配線コード14の先端部を機器20に接続する際に不定形シーリング材13から容易に抜き出すことができるものとなっている。かかる場合、配線コード14が使用されていない時であっても、配線コード14の先端断面で露出する配線コード内部の金属線を不定形シーリング材13によって容易に防護できるものとなる。
上記実施の形態において、溝部11が形成された後、配線コード14を配線し、その後不定形シーリング材13を充填していたが、溝部11が形成された後、不定形シーリング材13を充填し、その後、配線コード14を、外壁パネル10の裏面側から隣り合う外壁パネル10の間を通り不定形シーリング材13内を通って先端が不定形シーリング材13の表面側に突出するように配線し、その後、配線コード14と不定形シーリング材13の間を詰めて、配線コード14の不定形シーリング材13を貫通する部分を全周に亘って不定形シーリング材13で包囲する(密着させる)ようにしてもよい。この方法は、既に不定形シーリング材13が形成されている建物の外壁に配線コード14を後付けする際に適している。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態において配線コード14に接続される機器20の種類は任意に選択できる。例えば機器20には、太陽光パネル用の機器なども含まれる。また、目地構造を構成する壁パネルは、外壁パネルに限られない。また、複数の配線コード14を不定形シーリング材13に貫通させた状態で設けることができるが、この場合であっても、各配線コード13がそれぞれ全周に亘って不定形シーリング材14に密着して設けられる。
本発明は、建物の美観を損なうことなく、雨水が建物内に入らないように建物の壁面に各種機器を取り付ける際に有用である。
1 目地構造
10 外壁パネル
11 溝部
12 バックアップ材
13 不定形シーリング材
14 配線コード
20 機器
30 コードカバー
40 定形材
A 連接部

Claims (10)

  1. 連接された隣り合う壁パネルの間の目地構造であって、
    前記隣り合う壁パネルの間の連接部に沿って前記壁パネルの表面側に形成された凹状の溝部と、
    前記溝部内に前記溝部に沿って充填された不定形シーリング材と、
    前記壁パネルの裏面側から前記隣り合う壁パネルの間を通り前記不定形シーリング材内を通って少なくとも先端が前記不定形シーリング材の表面側に突出した配線コードと、を有する目地構造。
  2. 前記配線コードは、全周に亘って前記不定形シーリング材と密着した状態で当該不定形シーリング材の内部を貫通している、請求項1に記載の目地構造。
  3. 前記溝部の前記不定形シーリング材の表面側には、前記配線コードを収納するコードカバーが設けられている、請求項1又は2に記載の目地構造。
  4. 前記溝部の不定形シーリング材の表面側の前記コードカバーのない部分には、前記溝部に沿って定形材が設けられている、請求項3に記載の目地構造。
  5. 前記配線コードは、前記溝部に沿って延在している、請求項1〜4のいずれかに記載の目地構造
  6. 前記配線コードの先端部が前記不定形シーリング材に差し込まれている、請求項1〜5のいずれかに記載の目地構造。
  7. 前記配線コードには、前記溝部に嵌め込み可能な機器が接続されている、請求項1〜6のいずれかの記載の目地構造。
  8. 前記嵌め込み可能な機器が前記不定形シーリング材によって接着固定されている、請求項7に記載の目地構造。
  9. 連接された隣り合う壁パネルの間の目地構造の形成方法であって、
    前記隣り合う壁パネルの間の連接部に沿って前記壁パネルの表面側に凹状の溝部を形成する工程と、
    配線コードを、前記壁パネルの裏面側から前記隣り合う壁パネルの間を通り先端が少なくとも前記溝部に達するように配線する工程と、
    前記配線コードが配線された前記溝部内に前記溝部に沿って不定形シーリング材を充填し、前記配線コードの少なくとも先端を前記不定形シーリング材の表面側に突出させる工程と、を有する、目地構造の形成方法。
  10. 連接された隣り合う壁パネルの間の目地構造の形成方法であって、
    前記隣り合う壁パネルの間の連接部に沿って前記壁パネルの表面側に凹状の溝部を形成する工程と、
    前記溝部内に前記溝部に沿って不定形シーリング材を充填する工程と、
    配線コードを、前記壁パネルの裏面側から前記隣り合う壁パネルの間を通り前記不定形シーリング材内を通って少なくとも先端が前記不定形シーリング材の表面側に突出するように配線する工程と、
    前記配線コードと前記不定形シーリング材の間を詰めて、前記配線コードの前記不定形シーリング材を貫通する部分を全周に亘って不定形シーリング材で包囲する工程と、を有する、目地構造の形成方法。
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