JP5788777B2 - 遊技者管理装置 - Google Patents
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Description
また、カメラにより撮像した場合に、撮像対象となった人物の表情を特定する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。これにより、笑っていることや怒っていることを特定することで、撮像対象となった人物の感情を特定することができる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者の感情変化を好適に特定可能な遊技者管理装置を提供することにある。
請求項2に記載した発明は、遊技者が遊技を終了したことを特定する遊技終了特定手段を備え、前記表情情報管理手段は、遊技者が遊技を終了する所定期間前における前記表情情報とその遊技者の前記基準表情情報との前記乖離情報を管理することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、遊技者が遊技を行っている状況下において前記乖離情報が過去に遊技者が遊技を終了した頻度が高いものとなった場合に、当該遊技者に対して特別報知を実行する報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記表情情報管理手段は、前記基準表情情報として、遊技者が遊技を開始してから所定期間が経過するまでの前記表情情報を用いることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記表情情報特定手段は、前記表情情報として、遊技者が笑顔の度合を示す笑顔度を特定するものであり、前記表情情報管理手段は、前記基準表情情報よりも笑顔度が上がった遊技者の数、及び、笑顔度が下がった遊技者の数のうち少なくとも一方を管理することを特徴とする。
遊技者によっては、遊技中に感情の起伏があったとしても、それをあまり表に出さないことが考えられる。また、遊技者によっては、普通の顔が笑って見えることや怒って見えることがある。これらのため、単に遊技者の表情を特定しても、その遊技者の感情を特定しにくい場合がある。そこで、遊技者個人毎に基準となる表情情報である基準表情情報を特定し、その基準表情情報と現状の表情情報との乖離値や乖離度合によって、遊技者の表情を特定する。これにより、表情の変化に乏しい遊技者や、普通の顔が笑って見えることや怒って見える遊技者であっても、感情がどのように推移しているのかを特定し易くなる。したがって、遊技者の感情変化を好適に特定することができる。
請求項4に記載した発明によれば、遊技結果の情報である遊技情報に対応付けて乖離情報を管理するので、どのような遊技結果になると遊技者の感情が起伏するのかを特定することができる。
請求項5に記載した発明によれば、基準表情情報として、遊技者が遊技を開始してから所定期間が経過するまでの表情情報を用いるので、予め遊技者毎の基準表情情報を記憶しておく必要が無くなる。これにより、遊技場に初めて来場した遊技者であっても、表情情報の変化即ち感情変化を好適に特定することができる。
図1は、遊技者管理装置を採用した遊技場用システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場内には、複数台の遊技機2が設置されており、各遊技機2に対応して貸出装置3が設置されている。本実施形態では遊技機2として所謂パチンコ遊技機を想定しており、遊技媒体として玉(所謂パチンコ玉)を想定している。これら遊技機2及び貸出装置3は、2台ずつ中継装置4に接続している。遊技機2や貸出装置3等から出力される後述する遊技信号は、中継装置4を介して管理装置5(遊技者管理装置に相当する)に送信される。
カード挿入口3eは、その内部に図示しない読出装置が設けられており、会員カード8が挿入されると、会員カード8に記録されている会員情報等の情報を取得する。そのため、貸出装置3は、会員カード8が挿入されると、その会員カード8を所有する遊技者毎に集計された遊技情報の表示や他の遊技機2の遊技情報の表示等が可能になる。尚、会員カード8が挿入されない場合であって、一部の操作や表示が可能な構成としても良い。
中継装置4は、遊技機2側の機器から出力された上記した遊技信号を管理装置5に送信するとともに、管理装置5から出力された遊技情報等を遊技機2側の機器に送信する。つまり、中継装置4は、遊技機2側の機器と管理装置5との間で情報を中継する。
記憶部5eは、管理装置5を制御するためのコンピュータプログラム、上記した遊技情報、顔認証用カメラ3dで撮像した遊技者の顔画像、後述する笑顔度を判定するためのデータベース等を記憶する。
表情情報特定部5fは、顔認証用カメラ3dで撮像した遊技者の顔画像(撮像結果)から遊技者の表情を数値化した情報である表情情報を特定する。本実施形態では、表情情報特定部5fは、遊技者の表情情報として、遊技者が笑顔である度合を示す笑顔度を特定する。
管理装置5は、上記したように、遊技の進行に応じて、遊技情報を集計すると共に、顔認証用カメラ3dで撮像した遊技者の顔画像に基づいて遊技者の笑顔度を特定している。この場合、管理装置5は、図3に示す第1笑顔度特定処理、図5に示す第2笑顔度特定処理及び図6に示す第3笑顔度特定処理を並列して実行しているものの、説明の簡略化のため、各処理を個別に説明する。
管理装置5は、図3に示す第1笑顔度特定処理において、笑顔度の集計中であるかを判定しており(A1)、笑顔度の集計中でない場合には(A1:NO)、遊技開始を特定したかを判定し(A2)、遊技開始を特定していなければ(A2:NO)、リターンする。つまり、管理装置5は、笑顔度を集計しておらず、遊技機2が稼動状態でもない場合には、実質的な処理を行うことなくリターンする。
機種対応笑顔度は、遊技場全体で集計され、例えば図8に示すように、機種毎に、当該機種の遊技機2の数、当該機種を遊技した遊技人数、笑顔度の平均値及び笑顔乖離度合が集計される。この図8からは、機種Aと比較した場合、機種Bは、笑顔度については機種Aと同じであるものの、笑顔乖離度合が大きく減少しており、機種Aよりも遊技者がつまらないと感じた遊技機2であることが推測される。また、機種Cは、笑顔度については低いものの、笑顔乖離度合の減少が少なく、機種Aよりも遊技者が面白いと感じたていることが推測される。
この図9からは、例えば、笑顔度上昇割合が40%と高かった3週前の来場人数が350人であるのに対し、その翌週(2週前)には来場人数が500人と大幅に増加している(稼動率が向上している)。その一方、2週前の笑顔度上昇割合が3%と低くなっており、その翌週(1週前)には来場人数が200人と大幅に減少している(稼動率が低下している)。このことから、笑顔上昇割合が高い週つまり勝った遊技者が多い週はその翌週の集客につながっていること、及び、笑顔上昇割合が低い週つまり負けた遊技者が多い週は翌週の客足が遠のくことが分かる。つまり、笑顔度を適切に特定できれば、今後の遊技者の来場人数も予測することが可能となる。
機種Aでの遊技を終了した遊技者が、機種Bに台移動した場合、上記したように遊技者レコードの更新(個人データの更新)、笑顔度及び笑顔乖離度合の集計が行われる。このとき、図4(d)に示すように、10時30分から機種Bにて遊技を開始し、10時50分における笑顔度が59%、笑顔乖離度合が−26%と特定できたとする。この場合、遊技を開始してから20分経過した時点で、遊技者の笑顔乖離度合が、機種Aにて特定した終了10分前笑顔乖離度合を下回ったことが示されている。つまり、遊技者の笑顔度が過去に遊技を終了した頻度が高いものとなった状態となり、機種Bでの遊技をそろそろ終了しようと考えている可能性があることが推測される。尚、詳細な説明は省略するが、図4(d)の基本笑顔度は、機種Bにて遊技を開始した時点で新たに特定された値であり、機種Aでの遊技を終了したとき(終了10分前の笑顔度が60%なので、概ねそれと同じ程度)からすこし気分が回復したことで表情が和らいで80%になっている(結果的に、図4(b)と同じ値になっている)。
このように、管理装置5は、遊技者毎に笑顔乖離度合を算出する基準値である基本笑顔度を特定し、その基本笑顔度に基づいて笑顔乖離度合を特定している。
遊技者の画像を撮像し、遊技者の顔画像から遊技者の表情を数値化した情報である表情情報として笑顔度を特定し、例えば遊技開始から10分間の予め定められた基準期間における遊技者の笑顔度の平均である基本笑顔度を遊技者に対応付けて管理し、基本笑顔度とその遊技者が遊技を行っている場合の笑顔度との乖離度合を示す笑顔乖離度合を特定するので、表情の変化に乏しい遊技者や、普通の顔が笑って見えることや怒って見える遊技者であっても、感情がどのように推移しているのかを特定し易くなる。したがって、遊技者の感情変化を好適に特定することができる。
基本笑顔度として、遊技者が遊技を開始してから10分間の所定期間が経過するまでの笑顔度の平均値を用いるので、予め遊技者毎の基本笑顔度を記憶しておく必要が無くなる。これにより、遊技場に初めて来場した遊技者であっても、笑顔度の変化即ち感情変化を好適に特定することができる。
本発明は、上記した各実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張することができる。
一実施形態では顔認証用カメラ3dを貸出装置3に設けた構成を例示したが、例えば中継装置4に設ける等、他の場所に設けても良い。即ち、顔認証用カメラ3dは、遊技者の顔画像を撮像でき、その遊技者が遊技している遊技機2を特定できる位置であれば、どのような位置に設けても良い。また、顔認証用カメラ3dは、遊技機2と1対1で設けなくてもよく、1台の顔認証用カメラ3dで複数の遊技機2で遊技している遊技者を撮像するようにしても良い。
一実施形態では特別報知としてメッセージの表示を例示したが、例えば遊技場の従業員による遊技者への話しかけ等であっても良い。即ち、遊技場の従業員に遊技者に話しかけるよう指示する特別報知を実行するようにしても良い。また、メッセージとしては、終了10分前笑顔乖離度合がプラスになった場合には、『やったね!』等、遊技者を祝福するメッセージを表示させても良い。
基準期間や所定期間は、一実施形態で例示した10分に限らず、遊技場の管理者等によって適切な値に変更することができる。また、一実施形態のように時間を基準とするのではなく、例えばゲーム数、アウト数やセーフ数、投資金額等、任意の基準を用いることができる。
一実施形態では表情情報として笑顔度を例示したが、笑顔度ではなく、怒り度や、悲しみ度等を特定するようにしても良い。
一実施形態では基本笑顔度を遊技の開始を特定することに特定しているが、一度特定したら再び特定しないようにしても良いし、1日に1回例えば当日の最初の遊技開始時のみ特定するようにしても良い。
一実施形態では遊技機2としてパチンコ遊技機を想定したが、スロットマシン等であっても良い。また、例えば得点やクレジットを使用することで遊技が進行する所謂封入式のパチンコ遊技機にも適用することができる。尚、封入式のパチンコ遊技機の場合、得点やクレジット等の遊技価値を使用することで、玉を打ち出し遊技が進行するものが含まれる。
Claims (6)
- 複数の遊技機が設置された遊技場に来場した遊技者を管理する遊技者管理装置において、
前記遊技機において遊技を行っている遊技者の顔を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の撮像結果から遊技者の表情を数値化した情報である表情情報を特定する表情情報特定手段と、
予め定められた基準期間における遊技者の前記表情情報である基準表情情報を遊技者に対応付けて管理すると共に、前記基準表情情報とその遊技者が遊技を行っている場合の表情情報との乖離値又は乖離度合を示す乖離情報を管理する表情情報管理手段と、
を備えたことを特徴とする遊技者管理装置。 - 遊技者が遊技を終了したことを特定する遊技終了特定手段を備え、
前記表情情報管理手段は、遊技者が遊技を終了する所定期間前における前記表情情報とその遊技者の前記基準表情情報との前記乖離情報を管理することを特徴とする請求項1に記載の遊技者管理装置。 - 遊技者が遊技を行っている状況下において前記乖離情報が過去に遊技者が遊技を終了した頻度が高いものとなった場合に、当該遊技者に対して特別報知を実行する報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技者管理装置。
- 前記表情情報管理手段は、遊技結果の情報である遊技情報に対応付けて前記乖離情報を管理することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遊技者管理装置。
- 前記表情情報管理手段は、前記基準表情情報として、遊技者が遊技を開始してから所定期間が経過するまでの前記表情情報を用いることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技者管理装置。
- 前記表情情報特定手段は、前記表情情報として、遊技者が笑顔の度合を示す笑顔度を特定するものであり、
前記表情情報管理手段は、前記基準表情情報よりも笑顔度が上がった遊技者の数、及び、笑顔度が下がった遊技者の数のうち少なくとも一方を管理することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の遊技者管理装置。
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