JP5786595B2 - 油圧ユニット - Google Patents
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Description
図1に示す実施形態1の油圧ユニット(10)は、油圧シリンダ(1)等の油圧アクチュエータに作動油を供給し、該油圧アクチュエータを作動させるものである。油圧ユニット(10)は、例えば、マシニングセンタ等の工作機械に搭載され、ワークや工具を挟んで固定するチャック機構を開閉動作させる油圧シリンダ(1)に接続されている。
劣化診断部(50)は、作動油及び油圧ポンプ(21)の劣化を診断するものであり、図1に示すように、取得部(51)、劣化判定部(56)、警告部(57)、及び流量算出部(55)を備えている。
ここでは、工作機械のチャック機構を閉じ動作させて加工物等を固定し(掴み)、チャック機構を開き動作させて加工物等を放す動作を例として説明する。
上述のように、油圧ユニット(10)が運転する間、劣化診断部(50)では、図3に示すように、作動油及び油圧ポンプ(21)の劣化が診断される。
本実施形態によれば、油圧ポンプ(21)の吐出圧力が一定となる油圧ユニット(10)の待機運転時に、油圧ポンプ(21)の吐出流量Vの運転初期値と現在値とを取得し、その現在値と運転初期値との差Dvを求めるようにした。そして、この差Dvが大きくなって所定の劣化閾値Dvthに達すると、作動油及び油圧ポンプ(21)の少なくとも一方が劣化したと判定し、警告するようにした。このように本実施形態では、油圧ユニット(10)の運転中に、油圧ユニット(10)において、自律的に作動油及び油圧ポンプ(21)の劣化診断を行うことができる。そのため、ユーザが油圧ユニット(10)から作動油を採取して、専用の診断装置で劣化診断する必要がなくなり、ユーザの手間を軽減することができる。さらに、油圧ユニット(10)の運転中に生じる作動油及び油圧ポンプ(21)の劣化を即座に検知することができる。そのため、油圧ポンプの破損や作動油の劣化に起因した油圧アクチュエータの破損を確実に防ぐことができる。
実施形態2は、実施形態1における劣化の判定方法を変更したものである。つまり、実施形態1では、油圧ポンプ(21)の吐出流量Vの運転初期値と現在値との差に基づいて劣化の判定を行っていたが、本実施形態では、吐出流量Vの単位時間あたりの変化量に基づいて劣化の判定を行うようにした。
図4に示すように、先ず、ステップST11では、取得部(51)の取得判定部(52)において、油圧ユニット(10)が油圧ポンプ(21)の吐出流量Vを取得する運転状態になっているか否かが判定される。本実施形態では、油圧ユニット(10)の待機運転する状態を、吐出流量Vを取得する運転状態としている。よって、取得判定部(52)では、油圧ポンプ(21)の吐出圧力が待機運転時の設定圧力に所定時間以上保持されると、取得可能と判定され、取得を指示する信号が入力部(53)へ出力される。そして、ステップST12へ進む。一方、油圧ポンプ(21)の吐出圧力が待機運転時の設定圧力に所定時間以上保持されない場合は、取得不可能と判定され、ステップST11へ戻る。
上記実施形態については、以下のような構成にしてもよい。
21 油圧ポンプ
22 電動機
24 油タンク
28 圧力センサ
40 回転数制御部(インバータ部)
51 取得部
55 流量算出部
56 劣化判定部
57 警告部
Claims (3)
- 油タンク(24)と、該油タンク(24)から油圧アクチュエータへ作動油を供給する油圧ポンプ(21)と、該油圧ポンプ(21)を回転させる電動機(22)とを有する油圧ユニットであって、
上記油圧ポンプ(21)の吐出圧力及び吐出流量の少なくとも一方のパラメータの値が一定に保持された運転条件下で、上記油圧ポンプ(21)の吐出圧力、上記油圧ポンプ(21)の吐出流量、上記電動機(22)の回転数、上記電動機(22)のトルク、及び上記電動機(22)の供給電流の5つのパラメータの内、上記一定に保持されたパラメータを除く少なくとも1つのパラメータの運転初期値と現在値を取得する取得部(51)と、
上記取得部(51)の運転初期値と現在値との差が所定値に達すると、上記作動油及び油圧ポンプ(21)の少なくとも一方が劣化したと判定する劣化判定部(56)と、
上記劣化判定部(56)において上記作動油及び油圧ポンプ(21)の少なくとも一方が劣化したと判定されると、該劣化を警告する警告部(57)とを備え、
上記油圧ポンプ(21)の電動機(22)の回転数を制御する回転数制御部(40)と、
上記電動機(22)の回転数と上記油圧ポンプ(21)の容積とから上記油圧ポンプ(21)の吐出流量を算出して、上記取得部(51)へ出力する流量算出部(55)とを備えている
ことを特徴とする油圧ユニット。 - 油タンク(24)と、該油タンク(24)から油圧アクチュエータへ作動油を供給する油圧ポンプ(21)と、該油圧ポンプ(21)を回転させる電動機(22)とを有する油圧ユニットであって、
上記油圧ポンプ(21)の吐出圧力及び吐出流量の少なくとも一方のパラメータの値が一定に保持された運転条件下で、上記油圧ポンプ(21)の吐出圧力、上記油圧ポンプ(21)の吐出流量、上記電動機(22)の回転数、上記電動機(22)のトルク、及び上記電動機(22)の供給電流の5つのパラメータの内、上記一定に保持されたパラメータを除く少なくとも1つのパラメータの値を取得する取得部(51)と、
上記取得部(51)で取得される値の単位時間あたりの変化量が所定値に達すると、上記作動油及び油圧ポンプ(21)の少なくとも一方が劣化したと判定する劣化判定部(56)と、
上記劣化判定部(56)において上記作動油及び油圧ポンプ(21)の少なくとも一方が劣化したと判定されると、該劣化を警告する警告部(57)とを備え、
上記油圧ポンプ(21)の電動機(22)の回転数を制御する回転数制御部(40)と、
上記電動機(22)の回転数と上記油圧ポンプ(21)の容積とから上記油圧ポンプ(21)の吐出流量を算出して、上記取得部(51)へ出力する流量算出部(55)とを備えている
ことを特徴とする油圧ユニット。 - 請求項1または2において、
上記油圧ポンプ(21)の吐出圧力を検出して上記取得部(51)へ出力する圧力センサ(28)を備えている
ことを特徴とする油圧ユニット。
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Family Applications (1)
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