JP2013253674A - 流体圧ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジエータの異常と、緊急停止の要因となる他の異常とを、区別でき、これらの異常を特定するための作業者の手間を省くことができる流体圧ユニットを提供する。
【解決手段】異常推定手段36は、ラジエータ異常推定手段361と、ポンプ容積効率低下推定手段362と、リリーフ弁異常推定手段363と、ポンプ摺動抵抗増加推定手段364と、オイルフィルタ目詰まり推定手段365とを有する。これによって、ラジエータの異常と、ポンプ容積効率の低下と、リリーフ弁異常と、ポンプ摺動抵抗増加と、オイルフィルタ目詰まりとを、区別できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、流体圧ユニットに関する。
従来、流体圧ユニットとしては、特開2010−96324号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
この従来の流体圧ユニットは、油タンクと、可変のポンプ用モータによって駆動され、油タンクの作動油をアクチュエータに供給する油圧ポンプと、油タンクの作動油を冷却するためのラジエータファンと、保圧時のポンプ用モータの回転数を検出してラジエータファンの異常を予知する異常警告手段とを備えている。
上記従来の液体圧ユニットでは、ラジエータファンの冷却性能が低下して油温が上昇すると保圧時のモータ回転数が上昇するということに着目し、異常警告手段によって保圧時のモータ回転数の上昇を検出することで、液体圧ユニットが緊急停止する前にその要因となるラジエータファンの異常を予知している。
特開2010−96324号公報
ところで、上記従来の流体圧ユニットを実際に使用すると、油圧ポンプの斜板等の摺動部が、経年劣化したりスラッジによって摩耗して、ポンプの容積効率が、低下するといった問題が発生し、また、油圧ポンプの吐出ラインに接続されるリリーフ弁が、スラッジの詰まりによって、完全に閉じないといった問題が発生する。このポンプ容積効率の低下やリリーフ弁の異常も、液体圧ユニットの緊急停止の要因となる。
そして、このポンプ容積効率の低下やリリーフ弁の異常においても、保圧時のモータ回転数は、上昇する。
このため、上記従来の流体圧ユニットにおいて、上記異常警告手段によって、モータ回転数の上昇を検出するだけでは、ラジエータファンの異常と、ポンプ容積効率の低下やリリーフ弁の異常とを、区別することができない。
しかるに、上記従来の液体圧ユニットでは、作業者が、液体圧ユニットを分解して、これらの異常を特定する必要があり、作業が手間であった。
そこで、この発明の課題は、ラジエータの異常と、ポンプ容積効率低下またはリリーフ弁異常とを、区別でき、これらの異常を特定するための作業者の手間を省くことができる流体圧ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の流体圧ユニットは、
流体タンクの流体を流体圧アクチュエータに供給する流体圧ポンプと、
上記流体圧ポンプを駆動する可変速モータと、
上記流体タンクの流体を冷却するためのラジエータと、
上記可変速モータの回転数を制御して上記流体圧ポンプの吐出流量を設定値にする流量制御と、上記可変速モータの回転数を制御して上記流体圧ポンプの吐出圧力を設定値にする圧力制御とを切り換えて行う回転数制御手段と、
上記流体タンクの流体の温度を検出する流体温度センサと、
周囲の温度を検出する周囲温度センサと、
上記周囲温度センサによって検出された周囲温度と、上記流体温度センサによって検出された流体温度と、圧力制御時の吐出圧力とに基づいて、上記ラジエータの異常を推定するラジエータ異常推定手段と、
上記圧力制御時の上記可変速モータの回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータの電流値が予め定めた基準値を下回ると、上記流体圧ポンプの容積効率の低下を推定するポンプ容積効率低下推定手段と
を備えることを特徴としている。
この発明の流体圧ユニットによれば、上記ラジエータ異常推定手段は、周囲温度センサによって検出された周囲温度と、上記流体温度センサによって検出された流体温度と、圧力制御時の吐出圧力とに基づいて、ラジエータの異常を推定する。一方、上記ポンプ容積効率低下推定手段は、圧力制御時の可変速モータの回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、流量制御時の可変速モータの電流値が予め定めた基準値を下回ると、流体圧ポンプの容積効率の低下を推定する。
したがって、ラジエータの異常と、ポンプ容積効率の低下とを、区別でき、作業者は、液体圧ユニットを分解して、これらの異常を特定する必要が無く、異常特定のための作業の手間を省くことができる。
また、一実施形態の流体圧ユニットでは、
上記流体圧ポンプの吐出配管に設けられたリリーフ弁と、
上記圧力制御時の上記可変速モータの回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータの電流値が予め定めた基準値を満たすと、上記リリーフ弁の異常を推定するリリーフ弁異常推定手段を備える。
この実施形態の流体圧ユニットによれば、上記リリーフ弁異常推定手段は、圧力制御時の可変速モータの回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、流量制御時の可変速モータの電流値が予め定めた基準値を満たすと、リリーフ弁の異常を推定する。
したがって、リリーフ弁の異常を、さらに、区別することができ、異常特定のための作業の手間を、より省くことができる。
また、一実施形態の流体圧ユニットでは、
上記圧力制御時の上記可変速モータの回転数が予め定めた基準値を満たし、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータの電流値が予め定めた基準値を超えると、上記流体圧ポンプの摺動部の抵抗の増加を推定するポンプ摺動抵抗増加推定手段を備える。
この実施形態の流体圧ユニットによれば、上記ポンプ摺動抵抗増加推定手段は、圧力制御時の可変速モータの回転数が予め定めた基準値を満たし、かつ、流量制御時の可変速モータの電流値が予め定めた基準値を超えると、流体圧ポンプの摺動部の抵抗の増加を推定する。
したがって、流体圧ポンプの摺動部の抵抗増加を、さらに、区別することができ、異常特定のための作業の手間を、より省くことができる。
また、一実施形態の流体圧ユニットでは、
上記油圧ポンプの吸入側に設けられたオイルフィルタと、
上記圧力制御時の上記可変速モータの回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータの電流値が予め定めた基準値を超えると、上記オイルフィルタの目詰まりを推定するオイルフィルタ目詰まり推定手段と
を備える。
この実施形態の流体圧ユニットによれば、上記オイルフィルタ目詰まり推定手段は、圧力制御時の可変速モータの回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、流量制御時の可変速モータの電流値が予め定めた基準値を超えると、オイルフィルタの目詰まりを推定する。
したがって、オイルフィルタの目詰まりを、さらに、区別することができ、異常特定のための作業の手間を、より省くことができる。
この発明の流体圧ユニットによれば、少なくとも、ラジエータ異常とポンプ容積効率の低下とを、区別できるので、作業者は、液体圧ユニットを分解して、これらの異常を特定する必要が無く、異常特定のための作業の手間を省くことができる。
本発明の流体圧ユニットの一例の油圧ユニットを示す回路図である。 油圧ポンプの吐出圧力−吐出流量特性図である。 圧力制御時のモータ回転数を示すグラフである。 流量制御時のモータ電流値を示すグラフである。 各種異常とモータ回転数およびモータ電流値との関係を示す表である。 保圧時動作継続した場合の、油温とラジエータ目詰まりとの関係を示すグラフである。 油温と周囲温度の差とラジエータ目詰まりとの関係を示すグラフである。 ラジエータ目詰まり参照テーブルを示す表である。 ラジエータ異常推定手段の動作を示すフローである。 ポンプ容積効率低下推定手段の動作を示すフローである。 ポンプ容積効率低下推定手段の動作を示すフローである。 リリーフ弁異常推定手段の動作を示すフローである。 リリーフ弁異常推定手段の動作を示すフローである。 ポンプ摺動抵抗増加推定手段の動作を示すフローである。 ポンプ摺動抵抗増加推定手段の動作を示すフローである。 オイルフィルタ目詰まり推定手段の動作を示すフローである。 オイルフィルタ目詰まり推定手段の動作を示すフローである。 各推定手段の動作を同時に行う場合を示すフローである。 各推定手段の動作を同時に行う場合を示すフローである。 各推定手段の動作を同時に行う場合を示すフローである。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態の油圧ユニットを示す回路図である。この油圧ユニット1は、本発明の流体圧ユニットの一例であり、例えば、旋盤、研磨盤、表面仕上げ機械、削り盤、マシニングセンタ等の工作機械に用いられる。
工作機械は、図示しないが、例えば、心押台クランプや刃物台クランプ、チャック等のように、ワークや工具を固定する複数の油圧アクチュエータを有し、これら油圧アクチュエータが、油圧ユニット1によって駆動される。
上記油圧ユニット1は、油圧回路10と、この油圧回路10を制御するための制御ユニット30とを備えている。
上記油圧回路10は、油タンク11と、油圧ポンプ13と、この油圧ポンプ13を駆動するポンプ用モータ14と、絞り通路21と、ラジエータ23とを備えている。
上記油圧ポンプ13は、流体圧ポンプの一例であり、流体タンクの一例である上記油タンク11の作動油を、吸入して、油圧アクチュエータに吐出する。この油圧ポンプ13は、例えばピストンポンプであり、固定容量型ポンプで構成されている。
上記ポンプ用モータ14は、油圧ポンプ13に接続され、油圧ポンプ13を駆動する可変速モータである。このポンプ用モータ14には、ポンプ用モータ14の回転速度に応じたパルス信号を出力するパルスジェネレータ15が接続されている。
上記油圧ポンプ13の吸入側には、オイルフィルタ12が設けられている。油圧ポンプ13の吐出配管18には、油圧ポンプ13の吐出圧力が所定圧力を超えないようにリリーフ弁16が設けられている。
上記油圧ポンプ13の吐出配管18には、油圧ポンプ13の吐出圧力を検出する圧力センサ17が設けられている。油圧ポンプ13の吐出配管18は、図示しない方向切換弁を介して、工作機械側の油圧アクチュエータに接続されている。
上記絞り通路21は、油タンク11と油圧ポンプ13の吐出配管18とに接続されている。この絞り通路21には、可変絞り弁22が設けられている。絞り通路21は、常時油圧ポンプ13から吐出された作動油の一部が工作機械側へは流れずに油タンク11に戻るように構成されている。この油タンク11への戻り量は、可変絞り弁22によって調節される。
上記絞り通路21を設けることにより、油圧ポンプ13が低回転領域で運転されるのを確実に回避することができる。つまり、油圧ポンプ13から吐出された作動油の一部が絞り通路21へ流れるため、油圧ポンプ13の吐出流量は工作機械のアクチュエータで必要な流量よりも多くなる。そうすると、油圧ポンプ13は比較的高い回転領域で運転されることとなる。これによって、油圧ポンプ13が低回転で運転されるのを避けることができ、圧力制御/流量制御を安定に行うことができる。
上記ラジエータ23は、絞り通路21における可変絞り弁22の下流側に設けられている。ラジエータ23は、ラジエータ本体231と、ラジエータファン232と、ファンモータ233とを有する。
上記ラジエータ本体231は、絞り通路21に接続されている。上記ラジエータファン232は、ラジエータ本体231を通過する作動油を冷却する。上記ファンモータ233は、ラジエータファン232を駆動する。
このように、上記ラジエータ23は、油タンク11の作動油を冷却して、作動油の温度上昇を抑制する。
上記油圧ポンプ13には、ドレン通路25が設けられている。このドレン通路25は、絞り通路21における可変絞り弁22とラジエータ23との間に接続されている。ドレン通路25では、油圧ポンプ13内で漏れた作動油が絞り通路21に流れる。
上記油タンク11内には、流体温度センサの一例の油温センサ41が設けられ、油温センサ41は、油タンク11の作動油の温度を検出する。上記油タンク11外には、周囲温度センサ42が設けられ、周囲温度センサ42は、油タンク11の周囲の温度を検出する。
上記制御ユニット30は、PQ制御部31と、速度制御部32と、インバータ33と、速度検出部34と、異常警告部35と、異常推定手段36と、電流検出部37とを備えている。
上記PQ制御部31には、圧力センサ17から油圧ポンプ13の吐出圧力が、入力される。そして、PQ制御部31は、入力された吐出圧力と、図2に示す吐出圧力−吐出流量特性(以下、P−Q特性という。)とに基づいて、速度指令を出力する。
上記速度検出部34は、パルスジェネレータ15からパルス信号が入力され、そのパルス信号同士の間隔を測定することにより、ポンプ用モータ14の回転数回転速度を、現在速度として検出する。
上記速度制御部32は、PQ制御部31から速度指令が、速度検出部34から現在速度が入力される。そして、速度制御部32は、速度指令と現在速度を用いて速度制御演算を行い、電流指令を出力する。
上記インバータ33は、速度制御部32から電流指令が入力され、それに基づいてポンプ用モータ14の回転数を制御する。
上記電流検出部37は、インバータ33からポンプ用モータ14に出力される電流値を、現在電流として検出する。
上記PQ制御部31と上記速度制御部32と上記インバータ33とは、回転数制御手段を構成している。そして、この回転数制御手段は、図2に示すP−Q特性に基づいて、油圧ポンプ13の流量制御と圧力制御とを切り換えて行う。
上記流量制御では、油圧ポンプ13の吐出流量が流量設定値Qaとなるように、ポンプ用モータ14の回転数(回転速度)が制御される。つまり、図2のA点の流量制御時には、例えば、油圧アクチュエータとしての油圧シリンダは一定速度で伸長動作または収縮動作を行い、ワークや工具が所定位置まで移動する。その際、油圧ポンプ13の吐出圧力は比較的低い値となる。
上記圧力制御では、油圧ポンプ13の吐出圧力が設定値(デッドヘッド圧力)Paとなるように、ポンプ用モータ14の回転数(回転速度)が制御される。つまり、図2のB点の圧力制御時には、例えば、油圧シリンダは伸縮動作を行わず、ワークや工具が所定力でクランプされて保持される。この状態は、油圧ポンプ13の吐出流量が殆どゼロであり、デッドヘッド状態にある。
上記異常推定手段36は、上記回転数制御手段、上記速度検出部34および上記電流検出部37などから、圧力制御時のポンプ用モータ14の回転数と、流量制御時のポンプ用モータ14の電流値とを検出し、上記油温センサ41から作動油の温度を検出し、上記周囲温度センサ42から周囲温度を検出し、上記圧力センサ17から吐出圧力を検出する。そして、異常推定手段36は、上記検出結果を、予め求めた基準データと比較して、いかなる異常であるかを推定する。
上記異常推定手段36は、ラジエータ異常推定手段361と、ポンプ容積効率低下推定手段362と、リリーフ弁異常推定手段363と、ポンプ摺動抵抗増加推定手段364と、オイルフィルタ目詰まり推定手段365とを有する。各推定手段361〜365については、後述する。
上記異常警告部35は、上記異常推定手段36によって推定された異常を、表示や音声などによって、使用者に知らせる。
上記異常推定手段36で予め求めた上記基準データとしては、図3と図4のデータがある。
図3は、圧力制御時のモータ回転数を吐出圧力および油温との関係で示すグラフである。図3に示すように、ポンプ用モータ14の正常回転数は、デッドヘッド圧力Paおよび作動油の温度(油温)によって異なる。この「正常回転数」の範囲は、デッドヘッド圧力Paおよび油温をパラメータとして、予め実験で求められる。この「正常回転数」の範囲が、圧力制御時のポンプ用モータ14の回転数の基準値となる。そして、ポンプ用モータ14の回転数が、基準値である「正常回転数」の範囲を超える(上回る)と、「回転数増加異常」となり、下回ると「回転数減少異常」となる。
図4は、流量制御時のモータ電流値を吐出圧力および油温との関係で示すグラフである。図4に示すように、ポンプ用モータ14の正常電流値は、モータ14の吐出圧力および作動油の温度(油温)によって異なる。この「正常電流値」の範囲は、吐出圧力および油温をパラメータとして、予め実験で求められる。この「正常電流値」の範囲が、流量制御時のポンプ用モータ14の電流値の基準値となる。そして、ポンプ用モータ14の電流値が、基準値である「正常電流値」の範囲を超える(上回る)と、「電流値増加異常」となり、下回ると「電流値減少異常」となる。
上記異常推定手段36によって推定される異常には、図5に示す、ラジエータ異常と、ポンプ容積効率低下と、リリーフ弁異常と、ポンプ摺動抵抗増加と、オイルフィルタ目詰まりとがある。
図5に示すように、上記ラジエータ異常とは、ラジエータ23の目詰まりによって、作動油の温度が上昇することをいう。このラジエータ23の目詰まりとは、例えば、ラジエータ本体231やラジエータファン232に埃が付着することをいう。
このラジエータ異常では、油温の上昇により作動油の粘度が低下して、油圧ポンプ13の漏れ量が増加することにより、圧力制御時のモータ回転数(図3参照)は、正常範囲より増加し、流量制御時のモータ電流値(図4参照)は、正常範囲より減少する。
上記ポンプ容積効率低下とは、油圧ポンプ13の斜板等の摺動部が、経年劣化したりスラッジ(コンタミ)によって摩耗することで、油圧ポンプ13の容積効率が低下することをいう。
このポンプ容積効率低下では、油圧ポンプ13の吐出量が減少するため、圧力制御時のモータ回転数は、正常範囲より増加し、流量制御時のモータ電流値は、正常範囲より減少する。
上記リリーフ弁異常とは、リリーフ弁16が、スラッジ(コンタミ)の詰まりによって、完全に閉じないことをいう。
このリリーフ弁異常では、リリーフ弁16からの漏れ量が増加するため、圧力制御時のモータ回転数は、正常範囲より増加し、流量制御時のモータ電流値は、正常範囲となる。
上記ポンプ摺動抵抗増加とは、油圧ポンプ13の摺動部に、スラッジ(コンタミ)が入り込んで、油圧ポンプ13の摺動部の抵抗が増加することをいう。
このポンプ摺動抵抗増加では、油圧ポンプ13の動作抵抗が増加するため、圧力制御時のモータ回転数は、正常範囲となり、流量制御時のモータ電流値は、正常範囲より増加する。
上記オイルフィルタ目詰まりとは、オイルフィルタ12にスラッジ(コンタミ)が詰まることをいう。
このオイルフィルタ目詰まりでは、油圧ポンプ13が作動油を吸い込み難くなるため、圧力制御時のモータ回転数は、正常範囲より増加し、流量制御時のモータ電流値は、正常範囲より増加する。
なお、上記全ての異常において、圧力制御時のモータ電流値は、正常範囲より増加し、流量制御時のモータ回転数は、設定値である。
次に、上記各推定手段361〜365について、説明する。
上記ラジエータ異常推定手段361は、周囲温度センサ42によって検出された周囲温度と、油温センサ41によって検出された作動油の温度と、圧力制御時の吐出圧力とに基づいて、ラジエータ23の異常を推定する。
このとき、上記ラジエータ異常推定手段361は、予め求めた基準データに基づいて、異常を推定する。この基準データは、予め実験で求められる。
つまり、保圧状態を継続し、継続時間、周囲温度、油温を実機で測定する。その際、例えば、ラジエータ23の目詰まりの割合を、0%から100%まで段階的に変化させて測定し図6に示すように、データベースを作成する。
図6は、圧力4MPa、周囲温度25℃で保圧時動作継続した場合の、作動油温とラジエータ目詰まりとの関係を示す。「ラジエータ目詰まり0%」とは、ラジエータ23に埃が付着していない工場出荷時の状態をいう。
続いて、運転開始からの経過時間と周囲温度に対する油温の相対的な変化をパラメータとして、図7に示すように、データベースを作成する。
図7では、運転開始からの経過時間をtとする。運転時間tは、作動油の温度上昇が安定する、運転サイクルに対して十分長い時間である。ラジエータ目詰まり0%のときのtに置けるΔTを、f(t)と表す。同様に、目詰まり10%〜100%のときを、f(t)〜f10(t)とする。
そして、図8のラジエータ目詰まり参照テーブルを作成する。この参照テーブルでは、f(t)としたときの、i(=0,1,・・・,10)に対するラジエータ目詰まり(0%,10%,・・・,100%)を示す。
そして、上記ラジエータ異常推定手段361は、図7のグラフと図8のテーブルに基づいて、ラジエータ目詰まりを求め、ラジエータ異常を推定する。
つまり、上記ラジエータ異常推定手段361は、図9の動作を行う。図9に示すように、i=0とし、ΔT(作動油温度−周囲温度)[℃]と、t(運転開始からの経過時間)とを入力する(ステップS11)。
そして、ΔT≦f(t)を満たさなければ(ステップS12)、i=1とし(ステップS13)、ΔT≦f(t)を満たすかを判断する(ステップS12)。もし満たさなければ、繰り返し、i=i+1とし(ステップS13)、ΔT≦f(t)を満たすまで行うか(ステップS12)、または、i=10となるまで行う(ステップS14)。
そして、このときのiの値により、図8の参照テーブルから、ラジエータ目詰まり推定値(%)を求める(ステップS15)。
なお、圧力制御の目標値を変更して同様のデータベースを作成してもよく、汎用性が高まる。ラジエータ目詰まりは、保圧状態継続時の値であるが、例えば、流量制御時の油温上昇データも含めてデータベース化しておけば、推定精度を向上することができる。データベースをメモリあるいは近似式の形でプログラム化し、油圧ユニットのマイコンで実行してもよく、また、油圧ユニットの外部でパソコン等を使って実行してもよい。
上記ポンプ容積効率低下推定手段362は、圧力制御時の可変速モータ14の回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、流量制御時の可変速モータ14の電流値が予め定めた基準値を下回ると、流体圧ポンプ13の容積効率の低下を推定する。
つまり、上記ポンプ容積効率低下推定手段362は、図10Aと図10Bの動作を行う。図10Aと図10Bに示すように、圧力制御中に(ステップS21)、モータ回転数が正常範囲の上限を超えているとき(ステップS22)、つまり、モータ回転数が予め定めた基準値を超えているとき、保圧時モータ回転数を増加異常と判断する(ステップS23)。
続いて、保圧時モータ回転数が増加異常であり(ステップS24)、流量制御中に(ステップS25)、モータ電流推定値を求める(ステップS26)。このモータ電流推定値は、図4のデータベース(または近似式)に、現在の油温、圧力、モータ回転数を入力して、出力される。
そして、このモータ電流推定値と現在のモータ電流値との差が、予め定めた正常範囲(ΔIc_Max)を超えると(ステップS27)、ポンプ容積効率低下と推定する(ステップS28)。
ΔIc_Maxとは、予め定めた流量制御時の(モータ電流推定値−モータ電流値)の正常範囲最大値である。言い換えると、モータ電流値が、予め定めた基準値(正常範囲)を下回ると、ポンプ容積効率低下と推定される。
なお、流量制御時のモータ電流値とモータ電流推定値の代わりに、流量制御時のモータ電流積算値とモータ電流推定値の積算値でも可能である。流量制御時のモータ電流積算値は、(運転開始からのモータ電流積算値−保圧時のモータ電流積算値)の結果でも可能である。
上記リリーフ弁異常推定手段363は、圧力制御時の可変速モータ14の回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、流量制御時の可変速モータ14の電流値が予め定めた基準値を満たすと、リリーフ弁16の異常を推定する。
つまり、上記リリーフ弁異常推定手段363は、図11Aと図11Bの動作を行う。図11Aと図11Bに示すように、圧力制御中に(ステップS31)、モータ回転数が正常範囲の上限を超えているとき(ステップS32)、つまり、モータ回転数が予め定めた基準値を超えているとき、保圧時モータ回転数を増加異常と判断する(ステップS33)。
続いて、保圧時モータ回転数が増加異常であり(ステップS34)、流量制御中に(ステップS35)、モータ電流推定値を求める(ステップS36)。このモータ電流推定値は、図4のデータベース(または近似式)に、現在の油温、圧力、モータ回転数を入力して、出力される。
そして、このモータ電流推定値と現在のモータ電流値との差が、予め定めた正常範囲(ΔIc)以内であれば(ステップS37)、リリーフ弁異常と推定する(ステップS38)。
ΔIcとは、予め定めた流量制御時の(モータ電流推定値−モータ電流値)の正常範囲である。言い換えると、モータ電流値が、予め定めた基準値を満たすと、リリーフ弁異常と推定される。
なお、流量制御時のモータ電流値とモータ電流推定値の代わりに、流量制御時のモータ電流積算値とモータ電流推定値の積算値でも可能である。流量制御時のモータ電流積算値は、(運転開始からのモータ電流積算値−保圧時のモータ電流積算値)でも算出可能である。
上記ポンプ摺動抵抗増加推定手段364は、圧力制御時の可変速モータ14の回転数が予め定めた基準値を満たし、かつ、流量制御時の可変速モータ14の電流値が予め定めた基準値を超えると、流体圧ポンプ13の摺動部の抵抗の増加を推定する。
つまり、上記ポンプ摺動抵抗増加推定手段364は、図12Aと図12Bの動作を行う。図12Aと図12Bに示すように、圧力制御中に(ステップS41)、モータ回転数が正常範囲の上限と下限の間にあるとき(ステップS42)、つまり、モータ回転数が予め定めた基準値を満たしているとき、保圧時モータ回転数を正常と判断する(ステップS43)。
続いて、保圧時モータ回転数が正常であり(ステップS44)、流量制御中に(ステップS45)、モータ電流推定値を求める(ステップS46)。このモータ電流推定値は、図4のデータベース(または近似式)に、現在の油温、圧力、モータ回転数を入力して、出力される。
そして、現在のモータ電流値とこのモータ電流推定値との差が、予め定めた正常範囲(ΔIc_Max)を超えると(ステップS47)、ポンプ摺動抵抗増加と推定する(ステップS48)。
ΔIc_Maxとは、予め定めた流量制御時の(モータ電流値−モータ電流推定値)の正常範囲最大値である。言い換えると、モータ電流値が、予め定めた基準値(正常範囲)を超えると、ポンプ摺動抵抗増加と推定される。
なお、流量制御時のモータ電流値とモータ電流推定値の代わりに、流量制御時のモータ電流積算値とモータ電流推定値の積算値でも可能である。流量制御時のモータ電流積算値は、(運転開始からのモータ電流積算値−保圧時のモータ電流積算値)でも算出可能である。
上記オイルフィルタ目詰まり推定手段365は、圧力制御時の可変速モータ14の回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、流量制御時の可変速モータ14の電流値が予め定めた基準値を超えると、オイルフィルタ12の目詰まりを推定する。
つまり、上記オイルフィルタ目詰まり推定手段365は、図13Aと図13Bの動作を行う。図13Aと図13Bに示すように、圧力制御中に(ステップS51)、モータ回転数が正常範囲の上限を超えているとき(ステップS52)、つまり、モータ回転数が予め定めた基準値を超えているとき、保圧時モータ回転数を増加異常と判断する(ステップS53)。
続いて、保圧時モータ回転数が増加異常であり(ステップS54)、流量制御中に(ステップS55)、モータ電流推定値を求める(ステップS56)。このモータ電流推定値は、図4のデータベース(または近似式)に、現在の油温、圧力、モータ回転数を入力して、出力される。
そして、現在のモータ電流値とこのモータ電流推定値との差が、予め定めた正常範囲(ΔIc_Max)を超えると(ステップS57)オイルフィルタ目詰まりと推定する(ステップS58)。
ΔIc_Maxとは、予め定めた流量制御時の(モータ電流値−モータ電流推定値)の正常範囲最大値である。言い換えると、モータ電流値が、予め定めた基準値(正常範囲)を超えると、オイルフィルタ目詰まりと推定される。
なお、流量制御時のモータ電流値とモータ電流推定値の代わりに、流量制御時のモータ電流積算値とモータ電流推定値の積算値でも可能である。流量制御時のモータ電流積算値は、(運転開始からのモータ電流積算値−保圧時のモータ電流積算値)でも算出可能である。
次に、上記各推定手段361〜365の動作を同時に行う場合を、図14A〜図14Cを用いて説明する。
まず、図14Aに示すように、ラジエータ異常を推定する。この理由としては、ラジエータの目詰まりが進み油の冷却性能が低下すると、油が高温になり酸化劣化が進みスラッジ(コンタミ)が多く生成されることになる。このスラッジに油中の異物が付着することで粒が大きくなり、全ての異常の要因となる。
つまり、最初にラジエータの目詰まりを判別する(ステップS61)。ラジエータ目詰まり推定値が0%でなければ(ステップS62)、ラジエータ目詰まりの推定結果を通知する(ステップS63)。
一方、ラジエータ目詰まり推定値が0%であれば(ステップS62)、図14Bの動作を行う。つまり、圧力制御中に(ステップS64)、モータ回転数の判定を行う(ステップS65)。
この結果、モータ回転数が正常範囲の上限を超えているときは、保圧時モータ回転数を増加異常と判定する(ステップS66)。モータ回転数が正常範囲内であるときは、保圧時モータ回転数を正常と判定する(ステップS67)。モータ回転数が正常範囲の下限を下回っているときは、保圧時モータ回転数を減少異常と判定する(ステップS68)。
続いて、図14Cの動作を行う。つまり、流量制御中に(ステップS69)、モータ電流推定値を求めて(ステップS70)、モータ電流値の判定を行う(ステップS71)。
この結果、モータ電流値が正常範囲の上限を超え、かつ、保圧時モータ回転数が増加異常と判定されていれば(ステップS72)、オイルフィルタ目詰まりと推定される(ステップS73)。
また、モータ電流値が正常範囲の上限を超え、かつ、保圧時モータ回転数が正常と判定されていれば(ステップS72)、ポンプ摺動抵抗増加と推定される(ステップS74)。
また、モータ電流値が正常範囲内であり、かつ、保圧時モータ回転数が増加異常と判定されていれば(ステップS75)、リリーフ弁異常と推定される(ステップS76)。
また、モータ電流値が正常範囲の下限を下回り、かつ、保圧時モータ回転数が増加異常と判定されていれば(ステップS77)、ポンプ容積効率低下と推定される(ステップS78)。
上記構成の油圧ユニットによれば、上記各推定手段361〜365を有するので、ラジエータの異常と、ポンプ容積効率の低下と、リリーフ弁異常と、ポンプ摺動抵抗増加と、オイルフィルタ目詰まりとを、区別でき、作業者は、油圧ユニットを分解して、これらの異常を特定する必要が無く、異常特定のための作業の手間を省くことができる。
これに対して、従来の液体圧ユニットでは、モータ回転数の上昇で異常を検出していたため、本発明のモータ回転数が上昇する各種異常を、区別して検出することは、できない。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。
上記実施形態では、絞り通路21を設けたが、油圧ポンプにドレン通路が存在する場合(例えば、ピストンポンプ等のとき)、絞り通路を設けなくてもよい。
上記実施形態では、油圧ポンプ13にドレン通路25を設けたが、油圧ポンプが外装ギアポンプ等である場合、ドレン通路を設けなくてもよい。
上記実施形態では、ラジエータ異常と、ポンプ容積効率低下と、リリーフ弁異常と、ポンプ摺動抵抗増加と、オイルフィルタ目詰まりとを、区別するようにしたが、ラジエータ異常と、ポンプ容積効率低下、リリーフ弁異常、ポンプ摺動抵抗増加およびオイルフィルタ目詰まりの少なくともポンプ容積効率低下とを、区別するようにしてもよい。
また、本発明は、工作機械以外の装置や、作動油以外の流体を用いる流体圧ユニットであっても同様に適用することができる。
1 油圧ユニット(流体圧ユニット)
10 油圧回路
11 油タンク(流体タンク)
12 オイルフィルタ
13 油圧ポンプ(流体圧ポンプ)
14 ポンプ用モータ(可変速モータ)
16 リリーフ弁
17 圧力センサ
23 ラジエータ
231 ラジエータ本体
232 ラジエータファン
233 ファンモータ
30 制御ユニット
31 PQ制御部(回転数制御手段)
32 速度制御部(回転数制御手段)
33 インバータ(回転数制御手段)
35 異常警告部
36 異常推定手段
361 ラジエータ異常推定手段
362 ポンプ容積効率低下推定手段
363 リリーフ弁異常推定手段
364 ポンプ摺動抵抗増加推定手段
365 オイルフィルタ目詰まり推定手段
41 油温センサ(流体温度センサ)
42 周囲温度センサ

Claims (4)

  1. 流体タンク(11)の流体を流体圧アクチュエータに供給する流体圧ポンプ(13)と、
    上記流体圧ポンプ(13)を駆動する可変速モータ(14)と、
    上記流体タンク(11)の流体を冷却するためのラジエータ(23)と、
    上記可変速モータ(14)の回転数を制御して上記流体圧ポンプ(13)の吐出流量を設定値にする流量制御と、上記可変速モータ(14)の回転数を制御して上記流体圧ポンプ(13)の吐出圧力を設定値にする圧力制御とを切り換えて行う回転数制御手段(31,32,33)と、
    上記流体タンク(11)の流体の温度を検出する流体温度センサ(41)と、
    周囲の温度を検出する周囲温度センサ(42)と、
    上記周囲温度センサ(42)によって検出された周囲温度と、上記流体温度センサ(41)によって検出された流体温度と、圧力制御時の吐出圧力とに基づいて、上記ラジエータ(23)の異常を推定するラジエータ異常推定手段(361)と、
    上記圧力制御時の上記可変速モータ(14)の回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータ(14)の電流値が予め定めた基準値を下回ると、上記流体圧ポンプ(13)の容積効率の低下を推定するポンプ容積効率低下推定手段(362)と
    を備えることを特徴とする流体圧ユニット。
  2. 請求項1に記載の流体圧ユニットにおいて、
    上記流体圧ポンプ(13)の吐出配管(18)に設けられたリリーフ弁(16)と、
    上記圧力制御時の上記可変速モータ(14)の回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータ(14)の電流値が予め定めた基準値を満たすと、上記リリーフ弁(16)の異常を推定するリリーフ弁異常推定手段(363)と
    を備えることを特徴とする流体圧ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の流体圧ユニットにおいて、
    上記圧力制御時の上記可変速モータ(14)の回転数が予め定めた基準値を満たし、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータ(14)の電流値が予め定めた基準値を超えると、上記流体圧ポンプ(13)の摺動部の抵抗の増加を推定するポンプ摺動抵抗増加推定手段(364)を備えることを特徴とする流体圧ユニット。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の流体圧ユニットにおいて、
    上記油圧ポンプ(13)の吸入側に設けられたオイルフィルタ(12)と、
    上記圧力制御時の上記可変速モータ(14)の回転数が予め定めた基準値を超え、かつ、上記流量制御時の上記可変速モータ(14)の電流値が予め定めた基準値を超えると、上記オイルフィルタ(12)の目詰まりを推定するオイルフィルタ目詰まり推定手段(365)と
    を備えることを特徴とする流体圧ユニット。
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